JPH1074162A - 複合文書編集処理装置 - Google Patents

複合文書編集処理装置

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JPH1074162A
JPH1074162A JP8231080A JP23108096A JPH1074162A JP H1074162 A JPH1074162 A JP H1074162A JP 8231080 A JP8231080 A JP 8231080A JP 23108096 A JP23108096 A JP 23108096A JP H1074162 A JPH1074162 A JP H1074162A
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JP8231080A
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Inventor
Junichi Imura
淳一 井村
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合文書中に表示されるオブジェクトの内、
最新のデータを保持していない可能性がある関連づけ手
法で関連づけられたオブジェクトをユーザが識別できる
ようにする。 【解決手段】 パーソナルコンピュータの画面50には
複合文書編集処理プログラムのウィンドウ51が表示さ
れている。このウインドウ51は複合文書を表示するも
のであり、この複合文書内にリンクオブジェクト52お
よび埋め込みオブジェクト53が表示されている。そし
てリンクオブジェクト51は赤枠51aで囲まれ、埋め
込みオブジェクト52は黒枠52aで囲まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーバアプリケ
ーションのオブジェクトをリンクおよび埋め込みを含む
複数の取り込み手法により取り込むことが可能な複合文
書を処理する複合文書編集処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータなどの情
報処理装置において、データとそれに関連づけられたプ
ログラムとを合わせてオブジェクトとして扱い、このオ
ブジェクトを文書内に関連づけることにより、様々な複
合文書を作成してきた。
【0003】オブジェクトとは、直接ユーザが操作でき
るデータのことであり、表やグラフなど複合文書を構成
する部品となる。またオブジェクトの関連づけには、サ
ーバアプリケーションに存在する実体とリンクさせる方
法と、サーバアプリケーションに存在する実体をコピー
して埋め込む方法が知られている。この技術の一例とし
てOLE(Object Linking and E
nbedding)手法がある(特開平7−19197
3号公報)。
【0004】ところで、複合文書にリンクされたオブジ
ェクトは、サーバアプリケーション側にあり、サーバ側
の操作により、複合文書と無関係に変更される可能性が
ある。この場合複合文書において表示されているオブジ
ェクトは最新のものでない。複合文書においてオブジェ
クトを最新のものにしたい場合には、ユーザが手作業で
対象オブジェクトを指定してデータの更新処理を行う必
要があった。
【0005】また、オブジェクトが関連づけられている
複合文書においては、オブジェクトが埋め込まれている
のか、あるいはリンクづけられてサーバ内にあるのか、
見かけ上区別が付かない。したがって、ユーザは手作業
で対象オブジェクトを指定して確認する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上の事
情を考慮してなされたものであり、複合文書中に表示さ
れるオブジェクトの内、最新のデータを保持していない
可能性がある関連づけ手法で関連づけられたオブジェク
トをユーザが識別できるようにすることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】この発明によ
れば、上述の目的を達成するために、サーバアプリケー
ションのオブジェクトをリンクおよび埋め込みを含む複
数の関連づけ手法により関連づけることが可能な複合文
書を処理する複合文書編集処理装置において、上記オブ
ジェクトの表示に合わせて、上記オブジェクトの関連づ
け手法の種類を視覚的に表示するようにしている。
【0008】この構成においては、関連づけ手法自体が
視覚的に表示されるので、最新のデータを保持していな
い可能性がある関連づけ手法で関連づけられたオブジェ
クトをユーザが識別できる。
【0009】また、この構成において、上記オブジェク
トが枠で囲まれて表示され枠の表示属性を上記関連づけ
手法に応じて変化させるようにすることができる。
【0010】また、この発明によれば、上述の目的を達
成するために、サーバアプリケーションのオブジェクト
を複数の関連づけ手法により関連づけることが可能な複
合文書を処理する複合文書編集処理装置において、上記
サーバアプリケーションのオブジェクトの更新が上記複
合文書における表示に反映されない可能性がある所定の
関連づけ手法で関連づけが行われていることを視覚的に
表示するようにしている。したがって、ユーザはそのよ
うなオブジェクトを容易に識別できる。
【0011】また、この構成において、上記所定の関連
づけ手法は例えばリンクによる関連づけである。
【0012】また、リンクによる関連づけ対象の、上記
サーバアプリケーションのオブジェクトの各々につい
て、個別に、その更新を上記複合文書に自動的に反映す
るように指定するようにしてもよい。
【0013】また、リンクにより関連づけられて複合文
書中に表示されている複数のオブジェクトを関連づけて
上記表示されている複数のオブジェクトの一方の更新が
他方に反映するようにしてもよい。置。
【0014】また、リンクによる関連づけ対象の、上記
サーバアプリケーションのオブジェクトのすべてについ
て、その更新を上記複合文書に自動的に反映するように
してもよい。
【0015】さらに上記すべての構成において、上記複
合文書に表示されるオブジェクトに識別子を割り当て、
この識別子を用いて上記オブジェクトの検索を行うよう
にしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例について
説明する。なお、この実施例においては複合文書編集処
理装置をソフトウェアの態様で実現している。
【0017】図1は、この発明の実施例の複合文書編集
処理装置(ソフトウェア)を実現する情報処理環境を示
すものであり、図1において複数例えば2つのパーソナ
ルコンピュータ(またはワークステーション)100、
200がそれぞれのサイトに設けられている。パーソナ
ルコンピュータ100はキーボード1、マウス2、ディ
スプレイ装置3、プロセッサ4、ローカル記憶装置5、
通信制御装置6等からなっている。プロセッサ4はプロ
セッサ部4aおよび主メモリ部4bを有している。他の
パーソナルコンピュータ200も同様にキーボード7、
マウス8、ディスプレイ装置9、プロセッサ10、ロー
カル記憶装置11、通信制御装置12等からなってい
る。プロセッサ10もプロセッサ部10aおよび主メモ
リ部10bを有している。
【0018】この情報処理環境において、サーバアプリ
ケーションおよびクライアントアプリケーションは同一
サイトのパーソナルコンピュータで実行されてもよい
し、異なるサイトでの関連づけを行う機構が設けられて
いれば、異なるサイトで別々に実行されるようにしても
よい。
【0019】この実施例の複合文書編集処理装置におい
ては、オブジェクトの識別表示、オブジェクトの一
括自動更新、オブジェクトの選択的自動更新、オブ
ジェクトの関連づけ自動更新、オブジェクトの検索処
理が行えるようになってる。以下ではこれらを順に説明
する。
【0020】オブジェクトの識別表示 ここでは、文書中に複数のグラフを持つ複合文書を一例
に考える。これらグラフのうちのいくつかに関してはそ
の実体が文書中になく、サーバ内の実体としてリンクに
より関連づけられているものとする。従来では、この複
合文書を表示した場合、実体が埋め込まれているグラフ
なのか、あるいはサーバ内の実体とリンクにより関連づ
けられたグラフなのか区別して表示できなかった。
【0021】この実施例においては、オブジェクト(こ
の例ではグラフ)を埋め込む際に作成した枠を、オブジ
ェクト(グラフ)を表示する際に同時に表示し、その際
に枠の色を埋め込むオブジェクトとリンクオブジェクト
とで変えることにより、両者を区別可能としている。
【0022】図2は、オブジェクトの識別表示の概要を
説明するものであり、この図において、パーソナルコン
ピュータの画面50には複合文書編集処理プログラムの
ウィンドウ51が表示されている。このウインドウ51
は複合文書を表示するものであり、この複合文書内にリ
ンクオブジェクト52および埋め込みオブジェクト53
が表示されている。そしてリンクオブジェクト51は赤
枠51aで囲まれ、埋め込みオブジェクト52は黒枠5
2aで囲まれている。
【0023】この例では、リンクオブジェクト51の実
体は複合文書内にはなくサーバアプリケーション内にあ
る。埋め込みオブジェクト52の実体は複合文書内に埋
め込まれている。ユーザはリンクオブジェクト51およ
び埋め込みオブジェクト52とを枠の色から識別でき、
必要な場合にはリンクオブジェクト51の更新処理を行
う。
【0024】図3は、図2のオブジェクトの識別表示の
動作手順を示すものであり、まず、オブジェクトの枠の
色設定を行う。あるいはオブジェクトの枠の初期設定を
行う。この例では埋め込みオブジェクトを黒に設定し、
リンクオブジェクトを赤に設定している(S100)。
複合文書がオープンされると(S101)、表示オブジ
ェクトがオブジェクト枠かどうか判別する(S10
2)。表示オブジェクトがオブジェクト枠でない場合に
は表示オブジェクトの有無の判断ステップ(S110)
に進む。表示オブジェクトがオブジェクト枠のときには
オブジェクト情報(ファイル名、タイプ、リンク先、デ
ータの実体、サイズ、表示用データ等)を取り出す(S
103)。この後リンクオブジェクトかどうかの判定を
行って(S104)、リンクオブジェクトでない場合、
すなわち埋め込みオブジェクトの場合には黒色の枠を表
示する(S105)。そしてステップS109以降に進
む。表示オブジェクトがリンクオブジェクトの場合に
は、枠色の指定があるかどうかを判別し(S106)、
指定がある場合には指定色で枠を表示し、指定がない場
合すなわちデフォルトの場合には赤色で枠を表示する。
この後枠内にオブジェクトを表示する(S109)。そ
して他に未処理の表示オブジェクトが残っているときに
は同様の処理を繰り返す(S110)。
【0025】オブジェクトの一括自動更新 つぎにオブジェクトの一括自動更新について説明する。
リンクオブジェクトに関しては、ほとんどの場合、最新
の状態に更新したい。しかし、従来では、そのためにリ
ンクオブジェクトそれぞれに対して更新命令をコマンド
等で発行する必要があった。この実施例においては、上
述のとおり、複合文書中のどのオブジェクトがリンクオ
ブジェクトなのかは視覚的に容易に識別可能となった
が、そのままでは、更新するためにそれぞれに更新命令
を発行する必要がある。そこで、この実施例において
は、さらに、リンクオブジェクトに関しては、指定によ
りすべて自動的に表示時に最新データで更新が行われる
ようにしている。
【0026】具体的には、文書名や変更日時、変更者、
文書サイズなどの複合文書の属性に、リンクオブジェク
トの自動更新等のフラグを追加する。そして、そのフラ
グがオンである場合に、複合文書を開く等、リンクオブ
ジェクトを表示するときに、表示に先だって自動的に更
新を行う処理を加える。
【0027】図4は、オブジェクトの一括自動更新の概
要を説明するものであり、この図においても、パーソナ
ルコンピュータの画面50には複合文書編集処理プログ
ラムのウィンドウ51が表示されている。そして複合文
書内にリンクオブジェクト52および埋め込みオブジェ
クト53が表示されている。そして所定の操作により文
書プロパティ表示部54を表示させ、複合文書のプロパ
ティを表示変更するようになっている。この例では「自
動更新」が設定されており、複合文書単位でリンクオブ
ジェクトがすべて自動的に更新されるようになってい
る。「自動更新」をオフにすると、複合文書単位で一括
して自動更新が設定されることがなくなる。
【0028】図5は、オブジェクトの一括自動更新の動
作手順を示すものであり、この図において、複合文書の
オープンが指示されると、複合文書の属性が取り出され
る(S200、S201)。そして複合文書の属性のリ
ングオブジェクトの自動更新フラグがオンかどうかが判
別され、オンでなければ、文書内に関連づけられている
表示データをそのまま表示し(S202、S208)、
ステップS207に進む。他方、自動更新フラグがオン
のときには、表示オブジェクトがオブジェクト枠かどう
かの判別が行われる(S202、S203)。オブジェ
クト枠でない場合にはステップS207に進む。オブジ
ェクト枠の場合にはオブジェクト情報(ファイル名、リ
ンク先、データの実体、サイズ、表示用データ等)を取
り出し、リンクオブジェクトかどうかを判別する(S2
04、S205)。リンクオブジェクトでなければステ
ップS208に進む。リンクオブジェクトであれば、リ
ンク先のデータを取りだし、更新を行い、その後、オブ
ジェクトの表示を行い(S206)、ステップS207
に進む。以上の処理は表示オブジェクトすべてについて
繰り返す(S207)。
【0029】オブジェクトの選択的自動更新 つぎにオブジェクトの選択的自動更新について説明す
る。複合文書のすべてのリンクオブジェクトが自動更新
の対象になってしまうと困る場合もある。選択的自動更
新では、オブジェクトを指定して指定したオブジェクト
のみ自動更新するようにしている。
【0030】図6は、オブジェクトの選択的自動更新の
概要を説明するものであり、この図において、オブジェ
クトを指定してオブジェクト枠プロパティ表示部55を
表示し、オブジェクトのプロパティを表示編集できるよ
うにする。この例においては、オブジェクトを表示する
枠の属性(枠名、マージン等)にリンクオブジェクトの
自動更新などのフラグを追加している。自動更新のフラ
グがオンの場合には、複合文書を開くときに、枠内の表
示オブジェクトタイプがリンクオブジェクトであれば、
それを表示する際に、自動的に更新を行う。表示オブジ
ェクトタイプが埋め込みオブジェクトの場合には自動更
新フラグは表示されない。このフラグは複合文書自体の
属性内にあるリンクオブジェクトの自動更新などのフラ
グよりも優先されるようになっている。
【0031】図7はオブジェクトの選択的自動更新の動
作手順を示すものであり、この図において、まず複合文
書のオープン指示があると、表示オブジェクトがオブジ
ェクト枠かどうか判別される(S300、S301)。
表示オブジェクトがオブジェクト枠でない場合にはステ
ップS306に進む。表示オブジェクトがオブジェクト
枠の場合にはオブジェクト情報(ファイル名、タイプ、
リンク先、データの実体、サイズ、表示用データ等)を
取り出し、さらにオブジェクトが表示されている枠の属
性(枠名、マージン、リンクオブジェクトの自動更新フ
ラグ等)を取り出す(S302、S303)。この後、
リンクオブジェクトの自動更新フラグがオンかどうかを
判断し、オンであればリンク先のデータを取りだし、更
新を行って、その後表示を行う(S304、S30
5)。リンクオブジェクトの自動更新フラグがオンでな
ければ、文書内に埋め込まれている表示データをそのま
ま表示する(S307)。以上の処理をすべての表示オ
ブジェクトについて実行する(S306)。
【0032】オブジェクトの関連づけ自動更新 つぎにオブジェクトの関連づけ自動更新について説明す
る。この実施例においては、オブジェクトが表示されて
いる枠の属性に子リンクオブジェクトを指定できる項目
を用意して、リンクオブジェクトの関連づけを行い、親
リンクオブジェクトが更新されると、関連づけられた子
リンクオブジェクトも自動的に更新されるようにしてい
る。
【0033】具体的には、オブジェクトが表示されてい
る枠の属性に、そのオブジェクトが更新された場合に更
新の必要のあるオブジェクトが表示されている枠の名前
を記入する。名前では一意に識別できない場合には、オ
ブジェクト枠IDで指定するようにできる。名前は複数
記入することが可能であり、この場合複数が子リンクオ
ブジェクトとなる。
【0034】複合文書を開く再、枠内の表示オブジェク
トがリンクオブジェクトで、そのリンクオブジェクトの
自動更新フラグがオンであれば、それを表示する際に自
動的に更新が行われる。さらにこのリンクオブジェクト
に子リンクオブジェクトが指定されていれば、その子リ
ンクオブジェクトを表示する際に更新が行われる。この
子リンクオブジェクトにさらに子リンクオブジェクトが
あれば同様に更新が行われる。以降同様に再帰的に自動
更新が行われる。ただし複合文書を開く再、枠内の表示
オブジェクトが子リンクオブジェクトで、その自動更新
フラグがオフの場合には、たとえ親リンクオブジェクト
が更新されても、その子リンクオブジェクトは更新され
ない。また、リンクオブジェクトの自動更新フラグがオ
ンであってもそのリンクオブジェクトが親リンクオブジ
ェクトを持ち、この親リンクオブジェクトの自動更新フ
ラグがオンでなければ、当該リンクオブジェクトの自動
更新は行われない。
【0035】子リンクオブジェクトとして指定されてい
るものは、自動更新フラグがオンであっても単独では更
新されず、常に親リンクオブジェクトの更新を伴う必要
がある。これにより親子の一貫性が保たれるようになっ
ている。
【0036】子リンクオブジェクトを単独で更新するた
めには、親リンクオブジェクトを調べ、リンクを解除す
る必要がある。そのため親オブジェクトIDをオブジェ
クト枠の属性内に保持する。
【0037】図8は、オブジェクトの関連づけ自動更新
の概要を説明するものであり、この図において、オブジ
ェクトを指定して所定の操作を行うことによりオブジェ
クト枠プロパティ表示部55を表示しオブジェクト枠の
プロパティを表示編集できる。オブジェクト枠プロパテ
ィは、対応するオブジェクトが親オブジェクトまたは子
オブジェクトを有するときにはそれぞれ親オブジェクト
IDおよび子オブジェクトIDを有している。当該オブ
ジェクトが子オブジェクトを有している場合には、更新
時に、子オブジェクトIDから子オブジェクトを特定し
て子オブジェクトの更新も行えるようにしている。
【0038】図9および図10はオブジェクトの関連づ
け自動更新の動作手順を示しており、この図において、
複合文書のオープンの指示がなされると更新テーブルを
初期化する(S400、S401)。この後、表示オブ
ジェクトがオブジェクト枠かどうかを判別し、表示オブ
ジェクトがオブジェクト枠である場合には、オブジェク
ト情報(ファイル名、タイプ、リンク先、データの実
体、サイズ、表示用データ等)を取り出し、さらにオブ
ジェクトが表示されている枠の属性(枠名、マージン、
リンクオブジェクトの自動更新フラグ、親オブジェクト
ID、子オブジェクトID等)を取り出す(S402、
S403、S404)。この後更新テーブルにIDがあ
るかどうかを調べ(S405)、更新テーブルにIDが
ある場合には更新テーブルに自分のIDがあるかどうか
を調べる(S406)。自分のIDがある場合には、リ
ンク先のデータを取り出して更新を行って表示する(S
407)。更新テーブルにIDがない、あるいはIDが
あるが自分のIDではない場合にはステップ408に進
み、リンクオブジェクトかどうかを判別する。リンクオ
ブジェクトでない場合には文書内に埋め込まれているデ
ータを表示し(S412)、その後ステップS414に
進む。オブジェクトがリンクオブジェクトの場合にはさ
らに子オブジェクトIDがあるかどうかを判別し(S4
09)、子IDがある場合には子IDを更新テーブルに
格納し、子オブジェクト枠の属性を取り出し(S41
0、S411)、こののちステップS408に戻る。子
オブジェクトIDがない場合にはリンク先データを取り
出して親の更新表示を行う(S413)。そして以上の
処理を表示オブジェクトに対し繰り返し行う(S41
4)。
【0039】オブジェクトの検索処理 つぎにオブジェクトの検索処理について説明する。図1
1は、オブジェクトの検索処理の概要を説明するもので
ある。この例においては、例えば複合文書のヘッダーメ
ニューにオブジェクト検索というメニュー56を設け、
このメニュー56を選択してメニュー表示部57を表示
し、この表示メニューから「オブジェクト検索」を選択
するとオブジェクト検索シート58が表示されるように
なっている。この検索シートを用いて見つけたいオブジ
ェクトのオブジェクト枠IDを指定して検索を開始する
ことにより所望のオブジェクトを検索できる。検索で見
つかったオブジェクトはオブジェクトの点滅やオブジェ
クト枠色の変化によりユーザーに通知される。
【0040】図12はオブジェクトの検索処理の動作手
順を示すものであり、この図において、まず検索シート
を介して入力された検索条件等すなわちオブジェクト枠
ID、通知用の色指定、点滅指定を取り出す(S50
0)。この後、文書の先頭から文書内に存在する枠の検
索を行う(S501)。枠が見つかると、枠のタイプを
取り出す(S502、S503)。つぎに枠がオブジェ
クト枠かどうかを判別し、オブジェクト枠でないならば
つぎの検索に進む(S504、S508)。枠がオブジ
ェクト枠であれば、オブジェクト枠IDが指定されたオ
ブジェクト枠IDと同じかどうかを判別し、同じでなけ
ればつぎの枠の検索に進む(S506、S508)。オ
ブジェクト枠IDが指定されたオブジェクト枠IDと同
じであれば、オブジェクトの枠色を変更し、または表示
ルーチンに点滅を指示する(S507)。そしてこの後
つぎの枠の検索に進む(S508)。以上の処理をすべ
ての枠について実行する(S502)。
【0041】以上説明したように、この実施例において
は、オブジェクトの識別表示、オブジェクトの一括
自動更新、オブジェクトの選択的自動更新、オブジ
ェクトの関連づけ自動更新、オブジェクトの検索処理
が行えるようになってる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複合文書中に表示されるオブジェクトの内、最新の
データを保持していない可能性がある関連づけ手法で関
連づけられたオブジェクトを枠色等により視覚的に表示
するようにしているので、ユーザがそのようなオブジェ
クトであることを容易に識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の実現される情報処理環境
を示すブロック図である。
【図2】 上述実施例の概要をオブジェクトの識別表示
の観点から説明する図である。
【図3】 図2のオブジェクトの識別表示の動作手順を
示すフローチャートである。
【図4】 上述実施例の概要をオブジェクトの一括自動
更新の観点から説明する図である。
【図5】 図4のオブジェクトの一括自動更新の動作手
順を示すフローチャートである。
【図6】 上述実施例の概要をオブジェクトの選択的自
動更新の観点から説明する図である。
【図7】 図6のオブジェクトの選択的自動更新の動作
手順を示すフローチャートである。
【図8】 上述実施例の概要をオブジェクトの関連づけ
自動更新の観点から説明する図である。
【図9】 図8のオブジェクトの関連づけ自動更新の動
作手順を示すフローチャートである。
【図10】 図8のオブジェクトの関連づけ自動更新の
動作手順を示すフローチャートである。
【図11】 上述実施例の概要をオブジェクトの検索処
理の観点から説明する図である。
【図12】 図11のオブジェクトの検索処理の動作手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
50 パーソナルコンピュータの画面 51 複合文書用のウインドウ 52 リンクオブジェクト 53 埋め込みオブジェクト 54 文書プロパティ表示部 55 オブジェクト枠プロパティ表示部 57 メニュー表示部 58 検索シート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバアプリケーションのオブジェクト
    をリンクおよび埋め込みを含む複数の関連づけ手法によ
    り関連づけることが可能な複合文書を処理する複合文書
    編集処理装置において、上記オブジェクトの表示に合わ
    せて、上記オブジェクトの関連づけ手法の種類を視覚的
    に表示することを特徴とする複合文書編集処理装置。
  2. 【請求項2】 上記オブジェクトが枠で囲まれて表示さ
    れ枠の表示属性を上記関連づけ手法に応じて変化させる
    請求項1記載の複合文書編集処理装置。
  3. 【請求項3】 サーバアプリケーションのオブジェクト
    を複数の関連づけ手法により関連づけることが可能な複
    合文書を処理する複合文書編集処理装置において、上記
    サーバアプリケーションのオブジェクトの更新が上記複
    合文書における表示に反映されない可能性がある所定の
    関連づけ手法で関連づけが行われていることを視覚的に
    表示することを特徴とする複合文書編集処理装置。
  4. 【請求項4】 上記所定の関連づけ手法はリンクによる
    関連づけである請求項3記載の複合文書編集処理装置。
  5. 【請求項5】 リンクによる関連づけ対象の、上記サー
    バアプリケーションのオブジェクトの各々について、個
    別に、その更新を上記複合文書に自動的に反映するよう
    に指定する手段を有する請求項4記載の複合文書編集処
    理装置。
  6. 【請求項6】 リンクにより関連づけられて複合文書中
    に表示されている複数のオブジェクトを関連づけて上記
    表示されている複数のオブジェクトの一方の更新が他方
    に反映する手段を有する請求項4または5記載の複合文
    書編集処理装置。
  7. 【請求項7】 リンクによる関連づけ対象の、上記サー
    バアプリケーションのオブジェクトのすべてについて、
    その更新を上記複合文書に自動的に反映するように指定
    する手段を有する請求項4記載の複合文書編集処理装
    置。
  8. 【請求項8】 上記複合文書に表示されるオブジェクト
    に識別子を割り当て、この識別子を用いて上記オブジェ
    クトの検索を行う請求項1、2、3、4、5、6または
    7記載の複合文書編集処理装置。
JP8231080A 1996-08-30 1996-08-30 複合文書編集処理装置 Pending JPH1074162A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010244576A (ja) * 2010-07-12 2010-10-28 Ricoh Co Ltd オブジェクト編集方法、情報処理装置、オブジェクト編集プログラム及び記憶媒体
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