JP2010186309A - 文書処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】変更後文書が入力されると、変更語句抽出部5は、変更前文書とその重要語を抽出し、変更前及び変更後文書中の語句の変更前文書における存在有無および変更後文書における存在有無の判定結果、変更前文書の重要語とを関連付ける。重要語判定部6は、文書中の語句が重要語か否かを判定する。出現パターン判定部7は、変更前文書と第2文書群記憶部23に記憶される各文書との間の関連の有無の情報、重要語が変更前文書に存在するか否かの情報、変更後文書に存在するか否かの情報、第2文書群記憶部23の各文書に存在するか否かの情報を関連付ける。提示方法判定部8は、出現パターン判定部7による処理結果をもとに、第2文書群記憶部23の文書変更に関する支援情報の提示方法を判定する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施形態における文書処理装置の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施形態における文書処理装置は、装置全体の処理動作を司る制御部1、記憶装置2、入力装置3、表示装置4、変更語句抽出部5、重要語判定部6、出現パターン判定部7、提示方法判定部8、及び出力処理部9を備え、それぞれがバス10を介して相互に接続される。
入力装置3は例えばキーボードやマウスであり、文書処理装置の操作および文書の入力を受け付ける。例えばこの入力装置3を介して、ユーザは変更した文書と文書名を入力し、入力結果が変更文書記憶部21に保持される。
図2に示すように、第1文書群記憶部22および第2文書群記憶部23には文書データ群の文書名、当該文書の内容、および当該文書の本質を表す重要語をそれぞれ記憶している。文書データとは、例えば新聞記事、ワープロ、表計算ソフトなどで記述したドキュメントファイル、html、blogなどのwebページ、メール、アンケート、音声書き起こしデータなどである。以下、文書データを単に文書と称して説明する。
提示方法判定部8は、出現パターン判定部7による判定結果をもとに、ユーザへの提示方法を判定する。出力処理部9は、提示方法判定部8により判定したユーザへの提示方法で、表示装置4に出力する。
まず、入力装置3により、変更された文書(変更後文書)と文書名(変更後文書名)が入力され、変更文書記憶部21に記憶される(ステップS1)。図4に示した例では、文書名として「文書11」が入力され、文書内容として「この法律で賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう。…」が入力される。
変更後文書名が第1文書群記憶部22に存在しない場合、例えば「入力された文書名が存在しません。」と表記されるウインドウを含む入力エラー表示画面を表示装置4に表示する。
変更後文書名が第1文書群記憶部22に存在する場合には、変更語句抽出部5は、当該同じ文書名の文書内容と重要語を第1文書群記憶部22から抽出する。以後、変更後文書名と同じ文書名を変更前文書名と呼ぶ。
変更語句抽出部5は、変更前文書の抽出後、当該変更前文書と変更後文書とを形態素解析し、全ての単語について解析結果をまとめる(ステップS21)。
図6に示した例では、変更後文書名「文書11」の文書が、第1文書群記憶部22に記憶されている文書名「文書11」の文書が当該変更後文書と等しいので、この文書名「文書11」の文書が変更語句抽出処理結果における変更前文書となっている。なお、図6に示した表中の記号「○」は、関連付けられる語句が変更前文書もしくは変更後文書に存在している事を示し、記号「×」は存在していない事を示す。
図7に示した例は、重要語判定部6により、前述したように変更語句記憶部24に記憶した重要語「労働基準、賃金、…」が、変更語句記憶部24に記憶した判定結果に関わる語句「賃金、給料、手当、賞与、その他、法律、…」に存在するか否かを判定し、この存在する語句「賃金、給料、手当、賞与、…」を抽出し、この抽出した語句および当該語句についての変更語句抽出処理による各種判定結果を前述したように変更語句記憶部24に記憶した文書名「文書11」と関連付けて重要語句記憶部25に記憶した例である。
出現パターン判定部7は、第2文書群記憶部23に記憶されている各文書のうち未選択の文書があれば(ステップS41のNO)、これを選択し(ステップS42)、当該選択した文書において、ステップS3の処理である重要語句判定処理により抽出した重要語が存在するか否かを重要語のそれぞれについて判定する(ステップS43)。
図10に示した例では、出現パターン判定部7は、重要語句記憶部25に記憶されているそれぞれの語句「賃金、給料、手当、賞与、…」が、第2文書群記憶部23に記憶されている文書名「文書21」の文書に存在するか否かを判定し、変更前文書である文書名「文書11」と文書名「文書21」との間の関連の有無を文書間関連データを用いて判定し、記憶している。
図11および図12に示すように、提示方法パターンデータは、重要語句出現表記憶部26に記憶されている照合対象の語句に関する、変更前文書における存在有無、変更後文書における存在有無、第2文書群記憶部23に記憶されている各文書における存在有無、および、変更前文書と第2文書群記憶部23に記憶されている各文書との間の関連の有無が記憶され、これら関連付けられる情報の種別により表示メッセージが対応づけられている。表示メッセージは表示メッセージAと表示メッセージBの2種類存在する。
提示方法判定部8は、一致すると判定した場合には、提示方法パターンデータにおいて一致した各種情報に関連付けられる表示メッセージAおよび表示メッセージBを抽出し、この抽出結果を第1文書群の変更前文書名、および第2文書群の文書名とともに提示方法記憶部28に記憶する。
図13に示した例は、重要語句出現表記憶部26に記憶された、図10に示されているデータの文書名「文書11」の文書と文書名「文書21」の文書についての提示方法判定処理結果である。この例では、入力データのうち語句「賃金」と語句「給料」は、文書名「文書11」の変更前文書、変更後文書共に存在し、文書名「文書21」の文書には存在してなく、また、文書名「文書11」の文書と文書名「文書21」の文書の間に関連がない。この状態を入力データの状態とすると、図11、12に示される提示方法パターン記憶部27に記憶されている提示方法パターンデータにおいて、この状態と一致した行は図11に示した上から6行目であり、表示メッセージAと表示メッセージBはともに「なし」である。この場合、提示方法判定部8は、提示方法記憶部28には何もメッセージを追加しない。
結果、提示方法判定部8は、「「文書11」と「文書21」に関連が生じる可能性があります。」という表示メッセージAと、「単語「賞与」に注意して下さい。単語「手当」に注意して下さい。」という表示メッセージBを提示方法記憶部28に記憶する。
図14に示した通知画面では、第1文書群記憶部22および第2文書群記憶部23に記憶されている全ての文書の組み合わせについて、関連があるか否かが表示されている。この画面では、提示方法記憶部28に記憶されている文書名「文書11」の文書と文書名「文書21」の文書の組み合わせに対し、提示方法記憶部28に記憶されている表示メッセージAが吹き出しで表示されている。
図14では、第2文書群記憶部23に記憶されている各文書名の表示部分の右隣に「詳細」と表記されたボタンが通知画面に表示されている。入力装置3により「文書21」の右隣の「詳細」ボタンが選択されると、出力処理部9は、図15に示すように文書名「文書11」の変更前文書内容と変更後文書内容、文書名「文書21」の文書内容、文書名「文書11」と文書名「文書21」との文書との間の変更前における関連の有無を示す詳細通知画面を表示装置4に表示する。また、この詳細通知画面には提示方法記憶部28に記憶されている表示メッセージAと表示メッセージBとを合わせたメッセージが、文書名「文書21」の文書内容部分に関連付けて吹き出しで表示されている。
Claims (5)
- 第1文書を変更した第2文書を入力する入力手段と、
前記第1文書に存在するが前記第2文書には存在しない語句、前記第1文書には存在しないが前記第2文書に存在する語句、および、前記第1、第2文書に共に存在する語句を抽出し、当該語句が前記第1、第2文書に存在するか否かを示す存在有無情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出した語句における重要語句を判定する重要語判定手段と、
前記重要語判定手段により判定した重要語句が抽出された文書とは異なる文書に存在するか否かを判定し、前記第1文書および前記異なる文書との間の関連の有無を判定し、これらの判定結果および前記存在有無情報のうち前記重要語句に関わる情報をもとに前記他の文書の変更支援方法を判定する支援方法判定手段と、
前記支援方法判定手段により判定した変更支援方法を出力する出力手段と
を備えたことを特徴とする文書処理装置。 - 前記支援方法判定手段は、
前記文書間の関連がなく、前記重要語判定手段により判定した重要語句のうち、前記第1文書に存在せず前記第2文書に存在し、前記異なる文書に存在する重要語句がある場合に、前記第1変更前文書と当該異なる文書の間に関連が生じる可能性がある旨と当該重要語句に注意するべきとの旨を示すメッセージを前記変更支援方法の出力メッセージとする
ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 前記支援方法判定手段は、
前記文書間の関連がなく、前記重要語判定手段により判定した重要語句のうち、前記第1文書に存在し前記第2文書に存在せず、前記異なる文書に存在する重要語句がある場合に、当該異なる文書から語句の削除の必要がある可能性がある旨と当該重要語句に注意するべきとの旨を示すメッセージの出力を前記変更支援方法の出力メッセージとする
ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 前記支援方法判定手段は、
前記文書間の関連があり、前記重要語判定手段により判定した重要語句のうち、前記第1文書に存在し前記第2文書に存在せず、前記異なる文書に存在する重要語句がある場合に、当該第1文書と前記異なる文書の間の関連がなくなる可能性がある旨と当該重要語句に注意するべきとの旨を示すメッセージの出力を前記変更支援方法の出力メッセージとする
ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 前記支援方法判定手段は、
前記文書間の関連があり、前記重要語判定手段により判定した重要語句のうち、前記第1文書に存在せず前記第2文書に存在し、前記異なる文書に存在しない重要語句がある場合に、当該異なる文書に新たな語句の追加の必要がある可能性がある旨と当該重要語句に注意するべきとの旨を示すメッセージの出力を前記変更支援方法の出力メッセージとする
ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
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JPH0736686A (ja) * | 1993-07-19 | 1995-02-07 | Fujitsu Ltd | 影響検索装置 |
JPH0836570A (ja) * | 1994-07-25 | 1996-02-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 関係文書編集装置 |
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2009
- 2009-02-12 JP JP2009029841A patent/JP5160466B2/ja active Active
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