JPH07121529A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH07121529A
JPH07121529A JP5287283A JP28728393A JPH07121529A JP H07121529 A JPH07121529 A JP H07121529A JP 5287283 A JP5287283 A JP 5287283A JP 28728393 A JP28728393 A JP 28728393A JP H07121529 A JPH07121529 A JP H07121529A
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JP
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JP5287283A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Watanabe
勉 渡辺
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書の作成や利用の過程において生ずる様々
なできごとを広範囲に管理し、文書の作成と、文書を通
じてのコミュニケーションを支援するする。 【構成】文書を電子ペーパーとコンテントに分けて捉
え、それに対応して文書処理装置を、メタペーパー部1
とコンテント処理部2とからなる構成とし、電子ペーパ
ーを舞台に繰り広げられるインタラクションをメタペー
パー部1によって管理する。メタペーパー部1では、イ
ンタラクション管理手段11は、文書属性管理手段15
に電子ペーパーに関する処理を指示し、コンテント管理
部13にコンテントに関する処理を指示することにより
文書の処理の管理を行う。コンテント管理部13はコン
テントの種類に依存しない処理を実行し、それ以外のコ
ンテントの種類に依存する処理をコンテント処理部2に
処理を依頼する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用分野】本発明は、一般的には文書(ドキュ
メントの意味で使用する)の処理装置に関し、特に電子
ペーパー上で行われる様々なやりとりをインタラクショ
ンとして管理する文書処理装置(メタペーパー装置)に
関する。
【0002】まず、本明細書中において用いる用語につ
いて定義する。 ● 電子ペーパー : 文書は、「紙の上に情報が視覚化
され、2次元的に配置されたもの」として捉える。文書
を電子的な世界で実現する時、上記の紙にあたる部分
(表示装置上に視覚化し利用者に紙と認識されるもの)
を電子ペーパーと呼ぶ。 ● コンテント : 上記の紙の上に配置された情報をコ
ンテントと呼ぶ。 ● インタラクション : 文書の最終形態は、電子ペー
パー上にコンテントが配置され、作成者の意図が表され
た状態である。この状態に至るまで操作者はコンテント
を作成・編集し、配置を調整する。さらに、途中の状態
を第三者に見せコメントをもらったり、自らコメントを
書き込む。このように、電子ペーパー上に、情報が盛ら
れ、文書ができあがっていく。電子ペーパーに対して種
々の働きかけを行い、それに応じて、文書が変わり、そ
れを見て、更に働きかけがある。この様なやり取りをイ
ンタラクションと呼ぶ。電子ペーパー上で行われる様々
なやりとりをインタラクションとして管理する部分をメ
タペーパー部と呼ぶ。
【0003】
【従来の技術】従来から、文書の作成、編集に関する履
歴の管理を含む文書管理システムは知られている。たと
えば、特開平5−113975号公報「共同文書処理シ
ステム」には文書の履歴と関連のコメントを文書データ
ーベースを用いて管理する方法が開示されている。この
方法においては文書の作成、編集に関する履歴やコメン
トを参照するためには文書データベースを用いた文書管
理システムがなくてはならない。換言すれば、そのよう
な履歴やコメントはデータベースで一括的に管理しサー
ビスを提供するシステムであるので、その文書管理シス
テム外ではその管理のサービスを受けることができな
い。
【0004】また、他の例として、特開平5−1434
15号公報「文書作成装置」には、文書の版管理を行う
技術が開示されている。この従来技術は版管理を行うこ
とのみを目的とし、旧版と変更情報より現版を復元する
ものである。変更情報と復元手段がコンテントに依存し
ている。版管理のみであるので、その外の経緯の溯り
や、閲覧管理、コメント管理などは行うことができな
い。
【0005】また、特開平4−21166号公報「文書
処理装置」には、文書に対し上書きをする技術が開示さ
れている。文書ファイルと上書きファイルを別に保持
し、2つのファイルを重ね合わせて表示する。この技術
は、上書き機能を行うのみであり、その外の経緯の溯り
や、閲覧管理、コメント管理などは行うことができな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
文書の履歴管理(特開平5−113975号公報)は文
書編集装置でなく文書管理システムが行っていた。この
従来の文書管理システムに文書の履歴管理を担わせる方
法の利点は文書編集装置に処理の負担がかからない点で
ある。履歴管理をするために既存の文書編集装置の構成
に変更を加えなくてもよい。そのため、既存の文書編集
装置で作られた文書をその文書管理システムの管理下に
おけば、容易に管理することができる。しかしながら、
そのような従来の技術は、文書管理システムの管理下に
文書があるときのみ有効である。そのため、文書の流通
範囲が管理の範囲に限定される。また、大がかりな文書
管理システムを必要とする。また、前述の版管理を行う
従来技術(特開平5−143415号公報)や、上書き
をする従来技術(特開平4−21166号公報)におい
ては、版管理や上書きという特定の機能に限定された管
理を行うものであり、前述のようにその外の経緯の溯り
や、閲覧管理、コメント管理などは行うことができな
い。
【0007】本発明は、このような従来の技術の問題を
解消することを目的とする。即ち、本発明は、文書の作
成や利用の過程において生ずる様々なできごとを広範囲
に管理し、文書の作成と、文書を通じてのコミュニケー
ションを支援するすることのできる文書処理装置を得る
ことを目的とするものである。また、本発明は従来技術
のように文書の流通の範囲が限定されることのない文書
処理装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の文
書処理装置は、文書の作成編集過程および確認過程の少
なくとも一方を記憶管理する管理手段と、前記文書の管
理内容の一部または全部を選択的に出力する処理手段と
を設けたことを特徴とする。
【0009】本発明(請求項2)の文書処理装置は、文
書の処理に関し発生するインタラクションの管理と、そ
のインタラクションに対応する処理の管理を行うインタ
ラクション管理手段(図1の11)と、前記発生するイ
ンタラクションを記憶するインタラクション記憶手段
(図1の12)と、文書属性を管理し、また、前記イン
タラクション管理手段からの指示に応じて、電子ペーパ
ーに関する処理を行う文書属性管理手段(図1の15)
と、文書属性を記憶する文書属性記憶手段(図1の1
6)と、前記インタラクション管理手段からの指示に応
じて、コンテントの種類に依存しないコンテント共通の
処理(コンテント属性の作成、記憶)を行うと共に、コ
ンテントの種類に依存する処理をコンテント処理手段に
指示するコンテント管理手段(図1の13)と、コンテ
ントの属性を記憶するコンテント属性記憶手段(図1の
14)と、前記コンテント管理手段の指示に応じてコン
テントの種類に依存する処理を行うコンテント処理手段
(図1の2)と、前記コンテントを記憶するコンテント
記憶手段(図1の21)とを備えたものである。また、
本発明(請求項3)の文書処理装置は、前記インタラク
ション管理手段が、外部または内部から発生するイベン
トに基づいて必要な属性を持つインタラクションを作成
し、インタラクション記憶手段に格納するものであるこ
とを特徴とする。
【0010】本発明(請求項4)の文書処理装置におけ
る前記インタラクション管理手段は、文書属性管理手段
に電子ペーパーの表示を指示し、コンテント管理手段に
コンテントの表示を指示する機能を有し、文書属性管理
手段は文書属性記憶手段より表示に関するデータを得
て、電子ペーパーの可視化データを生成表示する機能を
有し、コンテント管理手段は、コンテント属性記憶手段
に記憶されている所望のコンテントのコンテント属性に
基づいてコンテントデータの格納場所および用いるコン
テント処理手段を確定し、確定したコンテント処理手段
に指示してコンテントの可視化データを得る機能を有す
ることにより文書のコンテント表示を行うことを特徴と
する。
【0011】本発明(請求項5)の文書処理装置におけ
る前記コンテント管理手段は、コンテント属性記憶手段
14に記憶されているコンテントがコメントであるもの
のコンテント属性を抽出し、そのコンテント属性に示さ
れたデータを基にコメントリストを作成表示するもので
ある。
【0012】本発明(請求項6)の文書処理装置におけ
るインタラクション管理手段は、インタラクション記憶
手段に記憶されたインタラクションから、経過に関する
インタラクションを抽出し、抽出したインタラクション
間の関係に基づいて、経過の派生関係を求め、経過の表
示を行うことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の文書処理装置(請求項1)では、文書
の作成編集によって得られた結果の最終的な文書だけで
なく、いつ誰かどのような作成、編集、閲覧等を行った
かというような文書の履歴の過程および関係者の協議、
感想、意見、コメントなどの確認過程を管理手段により
記憶管理し、それらの作成編集過程および確認過程の一
部または全部を選択的に出力する。同一の文書処理装置
で文書の履歴やコメントの管理を行うことができるの
で、従来のように文書処理装置以外に履歴やコメントの
管理を行うための別途の文書管理システムを必要としな
い。
【0014】本発明の文書処理装置(請求項2)におい
て、インタラクション管理手段は、インタラクションの
管理を行う。具体的には、入出力部などを介して外部か
ら与えられるイベント、あるいは各手段の処理の過程に
おいて発生するイベントに基づいて、処理に必要な属性
を持つインタラクションを作成しインタラクション記憶
手段に格納する(請求項3)。必要に応じてインタラク
ション記憶手段から所望のインタラクションを取り出
す。さらに、インタラクション管理手段は、インタラク
ションに対応する処理の管理を行う。具体的には、例え
ば、インタラクション管理手段は、文書属性管理手段に
電子ペーパーの表示を指示し、コンテント管理手段にコ
ンテントの表示を指示することにより文書のコンテント
表示処理の管理を行う(請求項3)。文書属性管理手段
は、文書作成者、文書名、用紙サイズ、ページ数などの
文書属性を管理する。さらに、文書属性管理手段はイン
タラクション管理手段からの指示に応じて電子ペーパー
の生成を行う。例えば、表示の際に文書属性記憶手段か
ら表示に関するデータを得て電子ペーパーの可視化デー
タを生成表示する(請求項3)。コンテント管理手段
は、インタラクション管理手段からの指示に応じて、コ
ンテントの種類に依存しないコンテント共通の処理例え
ばコンテント属性の作成、記憶などの処理を行うと共
に、コンテントの種類に依存する処理例えば文章や図表
の入力、複写、削除などの処理をコンテント処理手段に
指示する。コンテント処理手段は、コンテント管理手段
の指示に応じて、コンテントの種類に依存する処理を実
行する。
【0015】コンテントの表示を行う場合(請求項4)
には、前記インタラクション管理手段は、文書属性管理
手段に電子ペーパーの表示を指示し、コンテント管理手
段にコンテントの表示を指示し、文書属性管理手段15
は文書属性記憶手段より表示に関するデータを得て、電
子ペーパーの可視化データを生成表示する。コンテント
管理手段は、コンテント属性記憶手段に記憶されている
所望のコンテントのコンテント属性に基づいてコンテン
トの格納場所および用いるコンテント処理手段を確定
し、確定したコンテント処理手段2に指示してコンテン
トの可視化データを得て表示する。コメントリストの表
示を行う場合(請求項5)には、コンテント管理手段
は、コンテント属性記憶手段に記憶されているコンテン
トがコメントであるもののコンテント属性を抽出し、そ
のコンテント属性(コメントの作者名、作成日等)に示
されたデータを基にコメントリストを作成表示する。文
書作成の経過表示を行う場合(請求項6)、インタラク
ション管理手段11は、表示のインタラクションの表示
形式属性が経過表示である場合に、インタラクション記
憶手段に記憶されたインタラクションから、経過に関す
るインタラクション(経過作成インタラクション、経過
変更インタラクション)を抽出し、抽出したインタラク
ション間の関係に基づいて、経過の派生関係を求め、イ
ンタラクションの再現情報属性をもとに文書縮小イメー
ジと派生関係を表す線により経過の表示を行う。
【0016】本発明によれば、インタラクション管理手
段、文書属性管理手段およびコンテント管理手段からな
る構成(これを以下、メタペーパー部と呼ぶ)によって
インタラクションを自律的に管理するので、従来技術の
課題であった文書管理システムの管理の範囲になくと
も、文書の履歴やコメントの管理など文書の作成、編
集、あるいは文書を通じてのコミュニケーションを効果
的に支援することができる。電子ペーパー上でのコンテ
ントの作成・変更・再配置等のインタラクションをメタ
ペーパー部が管理しているため、編集を溯ることや、途
中から別の編集を行い結果を比較することができる。こ
れにより、文書の作成における試行錯誤が支援される。
また、電子ペーパー上でのコメント付けや閲覧等のイン
タラクションをメタペーパー部で管理できるので、ある
文書に対し、誰が、いつ、どの部分に、どんな意見を持
ったか等を知ることによる意志疎通(コミュニケーショ
ン)や誰がいつ閲覧したかという文書の閲覧管理を行う
ことができる。閲覧と同時に、感想を電子ペーパー上の
任意の位置に上書きする事等のコメント付けの管理を行
うこともできる。また、本発明によれば、メタペーパー
部におけるインタラクションの管理において、コンテン
トの種類に依存しない処理はコンテント管理部で行い、
コンテントの種類に依存する処理はコンテント処理部で
行うようにしたので、扱うコンテントに制約を加えな
い。このため、新たなコンテントの追加が容易である。
また、コンテント処理部を流通アプリケーションで代替
することも可能になる。なお、本発明の文書処理装置
に、既存の共有ファイルサーバーを構成に加え、メタペ
ーパー部で作成された文書を共有ファイルサーバーに格
納し、閲覧状況管理や、共同文書編集管理に適用するこ
ともできる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の実施例の文書処理装置の構成
を示すブロック図である。この文書処理装置は、メタペ
ーパー部1と、コンテント処理部2と、入出力部3から
構成されている。
【0018】メタペーパー部1は、入出力部3を制御す
る入出力制御部10と、文書へのインタラクションを受
け付け、管理するインタラクション管理部11と、イン
タラクションを記憶するインタラクション記憶部12
と、コンテントの種類に依存しない各コンテント共通の
処理を行うコンテント管理部13と、コンテントの種類
に依存しない各コンテント共通の属性を記憶するコンテ
ント属性記憶部14と、文書属性を管理する文書属性管
理部15と、文書属性を記憶する文書属性記憶部16と
を有している。
【0019】インタラクション管理部11は入出力制御
部10からのインタラクションを受け、インタラクショ
ン記憶部12に記憶させたり、コンテント管理部13に
指示を出す。コンテント管理部13はコンテントの生成
や削除や配置変更を行う。それに伴うコンテント属性の
変更を行い、コンテント属性記憶部14に記憶する。こ
れらの処理は全てコンテントの種類(文字であるとか、
図形であるとか)に依存しない処理である。コンテント
属性には、生成日時・変更日時・変更者・コンテントの
領域の位置・大きさ・表示スタイル・役割、対応するコ
ンテント編集部の識別子等があり、これもコンテントの
種類に依存しない属性である。
【0020】文書属性管理部15は文書属性の管理を行
う。文書属性には、文書作成者や文書名や文書の用紙サ
イズや文書の総ページ数等がある。文書属性管理部15
はこれらの管理を行い、文書属性記憶部16に記憶す
る。
【0021】コンテント処理部2はコンテントの種類に
依存した処理を行う。コンテント処理部2はコンテント
の種類に応じて存在する。文書処理装置が文字と図形と
表を扱うなら、文字用のコンテント処理部と図形用のコ
ンテント処理部と表用のコンテント処理部というように
3つのコンテント処理部が必要になる。コンテント処理
部2は、コンテントの種類に依存するデータを記憶する
コンテント記憶部21と、コンテントの種類に依存する
編集を行うコンテント編集部22と、コンテントの種類
に依存する表示を行うコンテント表示部23とを有して
いる。コンテント編集部22はコンテントの種類に依存
した編集を行う。文字であれば文字の挿入・削除・移動
・転記・置き換え・属性変更等であり、図形であれば図
形の挿入・削除・移動・転記・属性変更等である。
【0022】入出力部3は、表示装置、印刷装置などの
出力部31、キーボード、ポインティングデバイス、イ
メージスキャナなどの入力部32を備える。
【0023】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、概略の動作例について図
2および図3を参照して説明する。図2の(a)は電子
ペーパーを表示した状態を示す。領域Aは電子ペーパー
上での文書の経緯を示す経緯表示部である。領域Bはカ
レントな文書を表示する文書表示部であり、この領域で
編集を行う。領域Cは表示されたカレントな文書のコン
テントである。図2の(b)は電子ペーパー上にグラフ
を描いた、または、他のグラフソフトからグラフを転記
して来た状態を示す。図2の(c)は電子ペーパー上に
表を描いた、または、他の表計算ソフトから表を転記し
て来た状態を示す。図2の(d)は操作者の指示により
(b)の途中経過に戻った状態を示す。図2の(e)は
(d)の状態から電子ペーパー上に文章を入力した、ま
たは、他の文書ソフトから文章を転記して来た状態を示
す。
【0024】以上のように、文書処理装置においてはコ
ンテントの作成・転記、途中経過の表示、途中経過への
後戻り、途中経過からの編集継続の指示とそれらに対す
る返答が行われている。メタペーパー1はこのようなイ
ンタラクションの管理を行う。
【0025】なお、途中経過が作成されるトリガーは、
自動的に行われる場合と、操作者の指示により行われる
場合がある。自動的に行われる場合は、変更量、変更箇
所の距離、時間間隔、編集終了時等で判断される。印刷
においては、途中の状態や最終状態の出力が可能であ
る。さらに、複数の途中状態を時間軸で並べ印刷するこ
とも可能である。共同編集においては、変更者がかわる
毎に経過をとることにより、共同編集管理を行うことが
できる。
【0026】図3の(a)は電子ペーパーを表示した状
態を示す。領域Aは電子ペーパー上で行われたコメント
付けのリストを示す表示領域である。領域Bは文書を表
示する領域であり、この領域で合わせて上書きされたコ
メントを表示する。図3の(b)はコメントの一つを選
択し表示した状態を示す。領域Aはコメントに関する属
性を表示する領域である。領域Bは該当のコメント「と
ても良い」を文書と合わせて表示している。
【0027】以上のように、メタペーパーは複数の利用
者からのコメントをインタラクションとして管理し、目
的に合った利用を提供できる。本例ではコメントはコン
テントの一種と捉えている。コンテントには、コメント
タイプと本文タイプがあり、コメントの役割として示し
ている。印刷においては、表示と同様にコメントと文書
を合わせて印刷することや、コメント情報リストを印刷
することが可能である。
【0028】次に各部の動作の詳細をフローチャートを
用いて説明する。図4にインタラクション管理部11の
処理のフローチャートを示す。インタラクション管理部
11は、入出力部3を介する外部からのイベントや内部
からのイベントを受取り(ステップ41)、それに対応
する適宜のインタラクションを生成する(ステップ4
2)。そして、そのインタラクションに必要とされるイ
ンタラクション属性をインタラクション記憶部12に記
憶する(ステップ43)。そして、各インタラクション
毎の処理を行う(ステップ44〜53)。各インタラク
ション毎の処理において、コンテント管理部13や文書
属性管理部15がコールされる。例えば、「開始処理」
インタラクションでは、文書表示のため表示形式の取得
を文書属性管理部15に指示し、文書に含まれているコ
ンテントの表示をコンテント管理部13に指示する。
【0029】インタラクションの種類とそのデータ形式
の例を図5に示す。外部からのイベントや内部からのイ
ベントよりインタラクションが生成され、その属性が生
成される。「時間」や「操作者」のようなインタラクシ
ョン共通属性と「印刷形式」や「リンク」のような各イ
ンタラクションに固有の属性がある。コンテント独立な
編集とコンテント依存の編集は分けて管理される。コン
テント依存の編集は基本的に、始めと終わりのみが管理
される。「コンテント依存な編集開始」インタラクショ
ンと「コンテント依存な編集終了」インタラクションの
間に他のインタラクションが発生することはある。例と
して、「経過作成」インタラクションがある。この場
合、「経過作成」インタラクションの「再現情報」属性
の値には、コンテントの現状を再現するために必要なデ
ータが含まれる。
【0030】図5において、「開始」インタラクション
は該当文書に最初にアクセスする時に起こるインタラク
ションである。「終了」インタラクションは該当文書に
対する一連のアクセスが終了するときに起こるインタラ
クションである。通常終了時には自動的に経過が作成さ
れたり、文書の更新日時等の文書属性が更新される。
「表示」インタラクションは該当文書を表示するときに
起こる。表示の形式は多様であり「表示形式」属性で指
定される。
【0031】「リンク」インタラクションは他の文書と
の関係が生じたときに起こる。例として、該当文書が複
写されたとき、複写元の文書と複写先の文書でリンクイ
ンタラクションがそれぞれ起こされる。これにより、2
つの文書間での関係が管理される。「リンク種別」属性
は他の文書との関係の種類を表す。「対象識別子」属性
は関係のある文書を表す。「経過作成」インタラクショ
ンは経過を保存する時におきる。「トリガー」属性は経
過作成をおこしたトリガを表している。その例として、
利用者指定、規定時間間隔・操作終了等がある。「再現
情報」属性は後に「経過変更」インタラクションにより
当経過に戻るときに必要な情報を表す。
【0032】図4のフローチャートを図2の操作の流れ
に沿ってインタラクション管理部の処理をさらに詳細に
説明する。図2の(a)の状態に至るまでには、「開
始」インタラクションと「表示」インタラクションが起
きている。操作者により開始の操作が行われるとそれに
対応するイベントが発生する。インタラクション管理部
11はこのイベントを受け取り指定のキューに格納する
(図4のステップ41)。そして指定されたキューより
イベントを取り出し、形式を揃えたり情報を付加したり
して「開始」インタラクションを生成する(ステップ4
2)。その後、生成したインタラクションをインタラク
ション記憶部12に記憶する(ステップ43)。そし
て、開始処理を行う(ステップ44)。開始処理の中で
表示イベントが生成され、キューの先頭に置かれる。そ
うすると、もう一度、図4の処理が行われる。表示イベ
ントをステップ41で受取り、ステップ42で「表示」
インタラクションが生成され、ステップ43で「表示」
インタラクションがインタラクション記憶部12に記憶
され、ステップ49で表示処理が行われる。この時の表
示処理は対象の文書がまだ白紙なので簡単な処理で終わ
る。
【0033】図2の(b)に至るまでに、グラフの転記
と経過作成の操作指示があったとして説明する。まず、
グラフの転記イベントをステップ41で受け取り、ステ
ップ42で「コンテント独立な編集」インタラクション
が生成される。ステップ43で「コンテント独立な編
集」インタラクションが記憶され、ステップ46でコン
テント独立な編集が行われる。ステップ46での処理
は、コンテント属性の作成と記憶を行い、さらに、グラ
フデータをコンテント記憶部21に記憶する。コンテン
ト属性とは、グラフの表示領域の大きさと位置、グラフ
データの記憶場所、作成日時、作成者、コンテントの役
割(この場合は、本文である。外にコメントなどがあ
る。)、対応するコンテント処理部23を決定するため
の識別子等である。
【0034】その後、経過作成の操作指示がおこなわれ
ると、上記と同様に、ステップ41, ステップ42,
ステップ43を経てステップ52で経過作成処理が行わ
れる。これを図9を用いて説明する。初めステップ91
で現状の状態を経過として作成する必要があるか判断す
る。例えば、前経過より何も変更が行われていなければ
経過を作成しない等がある。作成する必要があると判断
した場合には、現状態を再現するための情報をインタラ
クション属性として生成し、インタラクション記憶部1
2の該当インタラクションに追加する(ステップ9
2)。再現情報としては、現状態を全て保存する方法
と、前経過状態からの変更点を保存する方法と、前経過
状態からの変更操作を中心に保存する方法とがある。こ
の外、編集の最終状態が保存されるとして、その状態か
ら溯るために必要な情報を編集毎に記憶する事を前提と
した方法がもある。また、インタラクション記憶部12
のデータを利用することにより、再現情報を少なくする
手段を併用することがある。該当の経過作成インタラク
ションに経過名が指定されていなければ経過名を生成
し、追加する。ステップ93で表示イベントが生成さ
れ、図4の処理がもう一度行われることになり、新しい
経過が表示される。
【0035】その表示処理の流れにおいては、表示のイ
ベントをステップ41で受け取り、ステップ42で「表
示」インタラクションが生成され、ステップ49で表示
処理が行われる。本例では経過を文書と共に表示してい
る。この経過表示処理を図6を用いて説明する。経過を
表示するためにステップ61によりインタラクションを
インタラクション記憶部12から古いもの順に取り出
す。取り出されたインタラクションが「経過作成」イン
タラクションならば、表示するためのデータを一時保存
する(ステップ63)。更に、その時点の縮小の文書イ
メージを作成し一時保存する(ステップ64)。次に、
派生関係の管理をするための経過派生関係管理表へ、派
生関係を調べてそれを一時保存する(ステップ65)。
当表は元経過と派生経過の2項目からなる表である。一
つ前の「経過作成」インタラクションとの間に経過変更
インタラクションが存在しなければ、一つ前の経過作成
インタラクションを元経過とし、カレントインタラクシ
ョンを派生経過とし、この関係を保存する。もし、一つ
前の「経過作成」インタラクションとの間に「経過変
更」インタラクションが存在しているなら、最後の「経
過変更」インタラクションの「旧経過識別子」属性の値
の指す「経過変更」インタラクションを元経過とし、カ
レントインタラクションを派生経過とし、この関係を経
過派生関係管理表へ保存する。派生関係を以上の処理を
ステップ65、ステップ66、ステップ67、ステップ
68で行う。以上の処理をインタラクション記憶部12
のインタラクションが無くなるまで行う。無くなると、
一時保存していた、各表示データと各文書縮小イメージ
を経過派生関係管理表を基に配置し派生関係を線で結ぶ
ことで表す。以上で経過を示す表示領域の表示が終わ
る。
【0036】次に文書を表示する領域B(図2)に文書
を表示する。これを図10(a)(b)〜図11のフロ
ーチャートによりで説明する。図10(a)に示すイン
タラクション管理部11の文書部表示は、文書属性管理
部15に電子ペーパーの表示を指示し(ステップ10
0)、コンテント管理部13にコンテントの表示を指示
する(ステップ101)ことにより行う。図10(b)
に示すように文書属性管理部15の電子ペーパー表示
は、文書属性記憶部16より表示に関するデータを得て
(ステップ102)、そのデータを基に電子ペーパーの
可視化データを作成し表示することにより行う(ステッ
プ103)。
【0037】図11はコンテント管理部13のコンテン
ト表示のフローチャートである。コンテント管理部13
は、コンテント属性テーブルポインタを先頭にセットす
る(ステップ110)。そのセットされたポインタによ
り指定されるコンテント属性を取り出す(ステップ11
1)。取り出したコンテント属性から該当コンテントを
表示するか否かの判断を行う(ステップ113)。本例
ではコメントの表示は行わないので、コメントのコンテ
ントはここではじかれる。図3のコメントの表示を行う
例では、表示すべきコメントがこのステップ113で選
別され、選ばれたコンテントがステップ114、11
5、116、117の処理により表示される。すなわ
ち、まず、コンテント属性より、コンテントデータの格
納場所と必要な処理を行うコンテント処理部2を確定す
る(ステップ114)。次にコンテント管理部13はそ
の確定したコンテント処理部2におけるコンテント表示
部23の処理を呼び出し、コンテントの可視化データを
得る(ステップ115)。コンテント属性を基にコンテ
ントの表示寸法を求め、得られた寸法に可視化データを
あわせる(ステップ116)。また、コンテント属性を
基にコンテントの表示位置を求め、得られた表示位置に
可視化データを表示する(ステップ117)。そしてコ
ンテント属性テーブルポインタをひとつ進める(ステッ
プ116)。このようにしてコンテント属性に対応する
コンテントを表示する処理を、すべてのコンテント属性
について繰返し行い、終了の判定(ステップ112)が
YESのときコンテント表示を終了する。
【0038】図3におけるコメントの表示は、図7のフ
ローチャートの示すように処理が行われる。すなわち、
コンテント管理部13は、コンテント属性テーブルポイ
ンタを先頭にセットする(ステップ71)。そのセット
されたポインタにより指定されるコンテント属性をコン
テント属性記憶部14から取り出す(ステップ72)。
取り出したコンテント属性から該当コンテントがコメン
トか否かの判断を行う(ステップ73)。コメントでな
いときはコンテント属性テーブルポインタをひとつ進め
(ステップ75)、ステップ72へ移る。上記判断の結
果該当コンテントがコメントであったときは、そのコメ
ントの作成者名と作成日時をコンテント記憶部21から
取りだして一時保存する(ステップ74)。そして、コ
ンテント属性テーブルポインタをひとつ進め(ステップ
75)、ステップ72へ移る。このようにしてステップ
72〜75の処理を繰り返して行くことによりコメント
リスト表示に必要な各データを抽出する。終了の判定
(ステップ79)によりデータの抽出が終了したら、表
示のために抽出したデータを作成日でソートする(ステ
ップ76)。ソートされた作成者名と作成日のリストを
表示する(ステップ77)。図3(a)の表示部Aはコ
メントリストの表示例である。次に、文書部Bの表示を
する(ステップ78)。この文書部表示は図10および
図11により説明したのと同じである。なお、表示処理
は、新たな表示内容が現表示内容と同一のときは処理を
終了するとか、表示内容が変更された領域だけ再表示を
行うなどの最適化を行う。
【0039】次に、図2の(c)に至るまでに、表の作
成とデータ入力と経過作成の操作指示があったとして説
明する。表の作成は前述のグラフの転記とほぼ同様に、
まず、表作成イベントを受け取り(ステップ41)、
「コンテント独立な編集」インタラクションを生成し
(ステップ42)、インタラクション記憶部12に記憶
する(ステップ43)。コンテント管理部13はコンテ
ント独立な編集を行う(ステップ46)。このステップ
46での処理は、コンテント属性の作成と記憶を行い、
さらに、表をコンテント記憶部21に記憶することであ
る。次に、インタラクション管理部11は、表のデータ
入力が指示するイベントを受け取り(ステップ41)、
「コンテント依存な編集開始処理」インタラクションを
生成し(ステップ42)、インタラクション記憶部12
に記憶する(ステップ43)。ステップ47のコンテン
ト依存な編集開始処理では、該当コンテントの現状態を
再現するための情報をインタラクション属性として生成
し、インタラクション記憶部12の該当インタラクショ
ンに追加する。再現情報の内容は、前述の経過の再現情
報の一環である。即ち、再現情報は、前述のように、現
状態を全て保存する方法や、前状態からの変更点を保存
する方法、その他がある。コンテント属性を更新し、記
憶し、該当のコンテント処理部を決定し、制御をコンテ
ント処理部に委ねる。本例では、表のコンテント処理部
が該当する。その後の該当のコンテントの編集の間はイ
ベント受け取りを含めコンテント処理部が行う。表のコ
ンテントの編集が終わると、表のコンテント処理部は編
集終了のイベントを発行し、処理を終了する。これによ
り、制御が戻る。その後の操作者による経過作成の指示
の処理は前述のグラフの転記の後の経過作成と同様であ
る。
【0040】図2の(d)に至るまでに、経過変更の操
作指示があったとして説明する。インタラクション管理
部11は、経過変更のイベントを受け取り(ステップ4
1)、「経過変更」インタラクションを生成し(ステッ
プ42)。インタラクション記憶部12に記憶させる
(ステップ43)。属性のひとつである旧経過識別子の
値は図2の(b)の状態の経過作成インタラクションを
識別する識別子に設定される。図8フローチャートを用
いて説明する。初め現状の状態を経過として作成する必
要があるか否かを判断する(ステップ81)。例えば、
前経過より何も変更が行われていなければ経過を作成し
ない等の適宜の基準を設け判断する。本例では経過作成
は行わない。次に、インタラクション記憶部12より該
当の経過の「経過作成」インタラクションを取り出す
(ステップ83)。「経過作成」インタラクションデー
タを基に、該当経過時の状態を再現する(ステップ8
4)。表示イベントを発行し、処理を終了する(ステッ
プ85)。
【0041】図12は、印刷処理のフローを示すもので
ある。現在出力中の機器(CRTとかプリンタ)を表す
仮想デバイス(デバイスハンドラ;デバイス識別子)を
セーブする(ステップ121)。例えばCRTのデバイ
ス識別子をセーブする。印刷のための出力機器を表す仮
想デバイスを設定する(ステップ122)。例えばプリ
ンタを表すデバイス識別子をセットする。表示用パラメ
ータ、例えばプリンタの印刷部数を設定する(ステップ
123)。表示処理を呼び出す(ステップ124)。こ
の表示処理はCRT表示と共通の処理である。その後、
仮想デバイスを元に戻す。例えば、プリンタからCRT
に戻す。そして印刷処理を終了する。
【0042】図13は、実施例の構成を示すもので、図
1と実質的には同じ内容のものであり、同一部分には同
一の符号がつけられている。コンテント処理部2は、文
字コンテント処理部2a、グラフコンテント処理部2
b、表コンテント処理部2cが示されている。図14
は、図2に示す動作の推移(a)〜(c)に対応して、
記憶部の状態の推移(a)〜(c)を示すものである。
インタラクションが生成されるとインタラクション記憶
部に記憶され、コンテントの作成編集が行われることに
よりコンテント属性記憶部、コンテント記憶部にデータ
が増加している。即ち、グラフ、表の作成によりそれに
対応するデータが、コンテント属性記憶部およびコンテ
ント記憶部にそれぞれコンテント属性およびコンテント
が格納される様子が示されている。
【0043】以上に詳述したように、本実施例は、文書
を電子ペーパーとコンテントに分けて捉え、それに対応
して文書処理装置を、メタペーパー部1とコンテント処
理部2とからなる構成とし、電子ペーパーを舞台に繰り
広げられるインタラクションをメタペーパー部1によっ
て管理することにより、前述の従来技術の問題点をすべ
て解消することができる。なお、本発明の文書処理装置
に、既存の共有ファイルサーバーを構成に加え、メタペ
ーパー部で作成された文書を共有ファイルサーバーに格
納し、閲覧状況管理や、共同文書編集管理に適用するこ
ともできる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、同一の文書処理装置で
文書の履歴やコメントの管理を行うことができるので、
従来のように文書処理装置以外に履歴やコメントの管理
を行うための別途の文書管理システムを必要としない。
また、文書の作成編集過程および確認過程を一括的に管
理できるので文書の作成と、文書を通じてのコミュニケ
ーションを効果的に支援することができる。
【0045】本発明によれば、インタラクション管理手
段、文書属性管理手段およびコンテント管理手段からな
るメタペーパー部によってインタラクションを自律的に
管理するので、従来技術の課題であった文書管理システ
ムの管理の範囲になくとも、文書の履歴やコメントの管
理など文書の作成、編集、あるいは文書を通じてのコミ
ュニケーションを効果的に支援することができる。
【0046】また、本発明によれば、電子ペーパー上で
のコンテントの作成・変更・再配置等のインタラクショ
ンをメタペーパー部が管理しているため、編集を溯るこ
とや、途中から別の編集を行い結果を比較することがで
きる。これにより、文書の作成における試行錯誤が支援
される。また、電子ペーパー上でのコメント付けや閲覧
等のインタラクションをメタペーパー部で管理できるの
で、ある文書に対し、誰が、いつ、どの部分に、どんな
意見を持ったか等を知ることによるコミュニケーション
や誰がいつ閲覧したかという文書の閲覧管理を行うこと
ができる。閲覧と同時に、感想を電子ペーパー上の任意
の位置に上書きする事等のコメント付けの管理を行うこ
ともできる。
【0047】また、本発明によれば、メタペーパー部に
おけるインタラクションの管理において、コンテントの
種類に依存しない処理はコンテント管理部で行い、コン
テントの種類に依存する処理はコンテント処理部で行う
ようにしたので、扱うコンテントに制約を加えない。こ
のため、新たなコンテントの追加が容易である。また、
コンテント処理部を流通アプリケーションで代替するこ
とも可能になる。なお、本発明の文書処理装置に、既存
の共有ファイルサーバーを構成に加え、メタペーパー部
で作成された文書を共有ファイルサーバーに格納し、閲
覧状況管理や、共同文書編集管理に適用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の文書処理装置の構成図
【図2】インタラクション管理の例を説明するための図
【図3】インタラクション管理の例を説明するための図
【図4】インタラクション管理部の処理のフローチャー
【図5】インタラクションの種類とそのデータ形式の例
を示す図
【図6】経過の表示処理のフローチャート
【図7】コメントリスト表示処理のフローチャート
【図8】経過変更処理のフローチャート
【図9】経過作成処理のフローチャート
【図10】(a)はインタラクション管理部の文書表示
のフローチャート、(b)は文書属性管理部の電子ペー
パー表示のフローチャート
【図10】コンテント管理部のコンテント表示のフロー
チャート
【図12】印刷処理のフローチャート
【図13】上記の実施例に用いた文書処理装置の構成図
【図14】(a)は図2の(a)の記憶部の状態を示す
図、(b)は図2の(b)の記憶部の状態を示す図、
(c)は図2の(c)の記憶部の状態を示す図
【符号の説明】
1…メタペーパー部、10…入出力制御部、11…イン
タラクション管理部、12…インタラクション記憶部、
13…コンテント管理部、14…コンテント属性記憶
部、15…文書属性管理部、16…文書属性記憶部、2
…コンテント処理部、2a…文字コンテント処理部、2
b…グラフコンテント処理部、2c…表コンテント処理
部、22…コンテント経集部、23…コンテント表示部 3…入出力部、31…出力部(表示装置)、32…入力
部(キーボード)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の文書処理装置の構成図
【図2】インタラクション管理の例を説明するための図
【図3】インタラクション管理の例を説明するための図
【図4】インタラクション管理部の処理のフローチャー
【図5】インタラクションの種類とそのデータ形式の例
を示す図
【図6】経過の表示処理のフローチャート
【図7】コメントリスト表示処理のフローチャート
【図8】経過変更処理のフローチャート
【図9】経過作成処理のフローチャート
【図10】(a)はインタラクション管理部の文書表示
のフローチャート、(b)は文書属性管理部の電子ペー
パー表示のフローチャート
【図11】コンテント管理部のコンテント表示のフロー
チャート
【図12】印刷処理のフローチャート
【図13】上記の実施例に用いた文書処理装置の構成図
【図14】(a)は図2の(a)の記憶部の状態を示す
図、(b)は図2の(b)の記憶部の状態を示す図、
(c)は図2の(c)の記憶部の状態を示す図
【符号の説明】 1…メタペーパー部、10…入出力制御部、11…イン
タラクション管理部、12…インタラクション記憶部、
13…コンテント管理部、14…コンテント属性記憶
部、15…文書属性管理部、16…文書属性記憶部、2
…コンテント処理部、2a…文字コンテント処理部、2
b…グラフコンテント処理部、2c…表コンテント処理
部、22…コンテント経集部、23…コンテント表示部 3…入出力部、31…出力部(表示装置)、32…入力
部(キーボード)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書の作成編集過程および確認過程の少な
    くとも一方を記憶管理する管理手段と、 前記文書の管理内容の一部または全部を選択的に出力す
    る処理手段とを設けたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 文書の処理に関し発生するインタラクシ
    ョンの管理と、そのインタラクションに対応する処理の
    管理を行うインタラクション管理手段と、 前記発生するインタラクションを記憶するインタラクシ
    ョン記憶手段と、 文書属性を管理し、また、前記インタラクション管理手
    段からの指示に応じて、電子ペーパーのに関する処理を
    行う文書属性管理手段と、 前記文書属性を記憶する文書属性記憶手段と、 前記インタラクション管理手段からの指示に応じて、コ
    ンテントの種類に依存しないコンテント共通の処理を行
    うと共に、コンテントの種類に依存する処理をコンテン
    ト処理手段に指示するコンテント管理手段と、 コンテントの属性を記憶するコンテント属性記憶手段
    と、 前記コンテント管理手段の指示に応じてコンテントの種
    類に依存する処理を行うコンテント処理手段と、 前記コンテントを記憶するコンテント記憶手段とを備え
    たことを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 インタラクション管理手段は、外部また
    は内部から発生するイベントに基づいて必要な属性を持
    つインタラクションを作成し、インタラクション記憶手
    段に格納することを特徴とする請求項2記載の文書処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記インタラクション管理手段は、文書
    属性管理手段に電子ペーパーの表示を指示し、コンテン
    ト管理手段にコンテントの表示を指示する機能を有し、 文書属性管理手段は文書属性記憶手段より表示に関する
    データを得て、電子ペーパーの可視化データを生成表示
    する機能を有し、 コンテント管理手段は、コンテント属性記憶手段に記憶
    されている所望のコンテントのコンテント属性に基づい
    てコンテントの格納場所および用いるコンテント処理手
    段を確定し、確定したコンテント処理手段に指示してコ
    ンテントの可視化データを得る機能を有することにより
    文書のコンテント表示を行うことを特徴とする請求項2
    記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 コンテント管理手段は、コンテント属性
    記憶手段に記憶されているコンテントがコメントである
    もののコンテント属性を抽出し、そのコンテント属性に
    示されたデータを基にコメントリストを作成表示する請
    求項2記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】インタラクション管理手段は、インタラク
    ション記憶手段に記憶されたインタラクションから、経
    過に関するインタラクションを抽出し、抽出したインタ
    ラクション間の関係に基づいて、経過の派生関係を求
    め、経過の表示を行うことを特徴とする請求項2記載の
    文書処理装置。
JP5287283A 1993-10-25 1993-10-25 文書処理装置 Pending JPH07121529A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6618756B1 (en) 1998-10-01 2003-09-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Activity state viewing and recording system
US7533104B2 (en) 2004-03-18 2009-05-12 Fuji Xerox Co., Ltd. Information management system and information management method
US7797619B2 (en) 2006-01-17 2010-09-14 Fuji Xerox Co., Ltd. Task analysis system, task analysis device, task management apparatus, document display, computer readable medium, method of task analysis, and computer data signal
US8284424B2 (en) 2006-01-24 2012-10-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Work information generation system
US8375284B2 (en) 2006-01-24 2013-02-12 Fuji Xerox Co., Ltd. Document processing system, information processing unit, display medium, computer readable medium, document processing method, and computer data signal

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