JP3756228B2 - 入力順設定確認方法および電子伝票類作成システム - Google Patents

入力順設定確認方法および電子伝票類作成システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル計算機の計算部分を設計または構成する技術分野に属する。特に、対話方式の入力順設定確認方法およびその方法を適用した電子伝票類作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
用紙を使用する伝票類(たとえば、出金伝票、資材伝票、設備購入申請書、発注書、稟議書、休暇届、等)は、起票する者が所定の記入欄に所定の事項を記入し所定の処理部署(担当者)にそれを送付するという方法で使用される。
このような伝票類には予め印刷された部分があり、記入欄、記入内容、送付先等が起票担当者に判るように、その印刷部分には様々なデザイン上の工夫がなされている。たとえば、伝票類の裏面等に記入例を印刷したり、記入順序を示す番号(▲1▼、▲2▼、▲3▼等)を記入欄に印刷しさらに番号ごとに記入内容の説明が加えられる。また、送付先あるいは保管先によって異なる伝票類の部分(パート)等への記入において同一事項の記入を繰返し行う手間を省くために、複写紙を重ねた伝票類も常用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように様々な工夫がなされ広く用いられているが、印刷された用紙からなる伝票類は次のような欠点を有する。
▲1▼伝票類の種類の数だけ予め印刷された用紙(伝票用紙)を用意しておくことが必要である。
▲2▼伝票類の運用方法(記入項目、決裁ルート等)が変化するたびに、新たな様式の伝票類をデザインして印刷する必要がある。
▲3▼起票された伝票類の管理(記入内容のチェック、集計、保存、検索等)の人的負担が大きい。
▲4▼初心者あるいはたまに起票する者にとっては、記入方法が判らない、記入ミスを発見できない等の問題が様々な工夫にもかかわらず残る。
【0004】
これらを改善する方法としてコンピュータ技術を応用した伝票発行機等が提案されている。たとえば印刷された伝票類の記入部分をディスプレイに表として表示し、起票する者がキーボードから入力して表を埋め、プリンターで伝票類の記入部分に入力された表に基づいて印字する形式の伝票発行機等がある。しかしそれらにおいては上記欠点のいくつかがある程度は解決されるものであるが十分とはいえず、さらに次のような欠点をも有するものである。
▲5▼入力処理プログラム等を伝票類の種類の数だけ用意する必要がある。また、伝票類のデザインが更新されるたびに入力処理プログラム等を更新する必要性がある。
▲6▼しかも入力処理プログラム等はCOBOL、PostScript、BASIC、C等のプログラム言語で記述する必要性があり、伝票類のデザイン、特に伝票を起票する者や管理する者を補助するための機構(ヘルプ、表計算等)のデザインを行うことは限られた専門技術者だけが行える困難な作業である。
【0005】
そこで本発明の目的は、プログラム言語の知識を必要とせず、伝票類のデザイン、特に伝票を起票する者や管理する者を補助するための機構のデザインを行うことができるデザイン方法とその方法を適用した電子伝票類作成システムを提供することにある。この本発明により、上記▲1▼〜▲6▼の問題点をも解決することができる。
特に、設定された入力順(タブシーケンス)の確認を行う入力順設定確認方法および電子伝票類作成システムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は下記の本発明によって達成される。すなわち、本発明は「対話方式で入力順設定確認を行うための入力順設定確認画面を処理手段が入力手段からの指定により出力手段に表示し、前記入力順設定確認画面は次入力ボタンと記憶手段が記憶する電子伝票類を表示する表示エリアを有しており、前記処理手段が前記電子伝票類の現入力フィールドと次入力フィールドとを異なる表示形態により出力手段に表示し、次入力ボタンを前記入力手段から選択することにより、前記処理手段が前記次入力フィールドの表示形態を前記現入力フィールドの表示形態とし、前記次入力フィールドの次に入力する、すなわち次次入力フィールドの表示形態を前記次入力フィールドの表示形態とすることを特徴とする入力順設定確認方法。」である。これにより、設定された順を追って入力順の確認を行うことができる。また本発明は「前記表示形態は表示色であり、前記現入力フィールドを赤色、前記次入力フィールドを前記処理手段が緑色とする入力順設定確認方法」である。赤色と緑色は補色関係の色で明瞭に区別できるため、設定された入力順の確認を迅速かつ正確に行うことができる。
【0007】
また本発明は「前記処理手段が前記入力順設定確認画面の前記現入力フィールドの名称を前記出力手段に表示し、表示されている前記現入力フィールドの名称を前記入力手段から変更することにより前記処理手段が前記電子伝票類の現入力フィールドをその名称のフィールドに変更することを特徴とする請求項1または2記載の入力順設定確認方法」である。すなわち現入力フィールドの名称を入力することにより、その名称に対応する電子伝票類の現入力フィールドを確認することができる。また本発明は「前記出力手段は前記入力順設定確認画面の前記次入力フィールドの名称を前記出力手段に表示し、表示されている前記次入力フィールドの名称を前記入力手段から変更することにより前記処理手段が前記電子伝票類の次入力フィールドをその名称のフィールドに変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の入力順設定確認方法」である。すなわち次入力フィールドの名称を入力することにより、その名称に対応する電子伝票類の次入力フィールドを確認することができるとともに、その変更を設定することによって設定された入力順を変更することができる。また本発明は「前記入力順設定確認画面は分岐ボタンを有し、その分岐ボタンを選択することにより対話方式の分岐設定画面が表示され、その分岐設定画面において所定条件に対応し次に入力するフィールドを設定する入力順設定確認方法」である。これにより、プログラム言語における条件文(たとえばif...then...)を作成することなく、同様の機構を対話方式に入力により実現することができる。
【0008】
また本発明は「設計部と記入部とを有し、 前記設計部は、ベースとなる電子伝票類の台紙サイズを設定しその上に多様なオブジェクトを配置する処理と、オブジェクトおよびオブジェクト間の属性を設定する処理とを対話方式で行い、それらのデータをフォームファイルとして保存し、保存されたフォームファイルを読込み再処理を行い、また前記設計部は入力順設定確認手段を有し、さらにその入力順設定確認手段は対話方式で入力順設定確認を行うための入力順設定確認画面を指定入力により出力手段に表示し、前記入力順設定確認画面は次入力ボタンと記憶手段が記憶する電子伝票類を表示する表示エリアを有しており、前記処理手段が前記電子伝票類の現入力フィールドと次入力フィールドとを異なる表示形態により出力手段に表示し、次入力ボタンを前記入力手段から選択することにより、処理手段が前記次入力フィールドの表示形態を前記現入力フィールドの表示形態とし、前記次入力フィールドの次に入力する、すなわち次次入力フィールドの表示形態を前記次入力フィールドの表示形態とし、 前記記入部は、保存されたフォームファイルに対しデータを入力する処理を対話方式で行い、それらのデータをデータファイルとして保存し、保存されたデータファイルをフォームファイルとともにデータ入力後の形態で読込み次処理を行い、また前記記入部は前記入力順設定確認手段が設定した入力順にしたがって入力するフィールドにタブ位置を設定する処理を行う、 ことを特徴とする電子伝票類作成システム。」である。本発明の電子伝票類作成システムによれば対話方式であるから、設計部により種々の電子伝票類の設計、変更等を容易に行うことができ、記入部により電子伝票類の起票、承認等を容易に行うことができる。また、フォームファイルとデータファイルにファイルを分離したからファイルデータの記憶容量や転送容量を少なくすることができる。また、入力順設定確認手段を有するから設定された入力順(タブシーケンス)の確認を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の入力順設定確認方法および電子伝票類作成システムについて実施の形態を説明する。
図1は本発明の入力順設定確認方法を実施する装置の構成を示す図である。図1において、1の実線の枠で囲まれた部分は本発明の入力順設定確認方法を実施する入力順設定確認装置、2はイーサーネット等のLAN(Local Area Network)、3はキーボード、マウス等の入力手段、4はディスプレイ、プリンタ等の出力手段である。
図1において、分岐設定装置1は更に細部から構成されており、5は記憶手段、6は処理手段であり、パーソナルコンピュータ、エンジニアリングワークステーション等のコンピュータの本体部分である。
【0010】
そして記憶手段5において、7は電子伝票類のイメージおよびその動作を定義したデータからなるフォームファイル、8は動作を定義したデータの一部であり、現在アクティブ状態(入力可能)のフィールドの次に入力するフィールドを決定するデータである入力順データ。
さらに処理手段6において、9は電子伝票類を設計する処理を行う設計処理手段(前述の設計部)、10はフィールドの入力順の設定と確認を行い入力順データを生成する入力順設定確認手段である。
【0011】
図2は入力順設定確認装置1が行う入力順設定確認処理の流れを示すフロー図である。詳細は後述するとして、まず図2における処理について簡単に説明する。対話方式で入力順設定確認を行うための入力順設定確認画面(ウインドウ)を開き、入力順設定確認画面をディスプレイに表示する。入力順設定確認画面は電子伝票類表示エリアを有しており、ここに設計の途中のあるいは設計を終えた電子伝票類のイメージが縮小されて表示される(S1)。その入力順設定確認画面において、入力順設定、分岐設定、入力順確認の内のいずれを行うか選択する(S2)。入力順設定は入力順設定確認画面において現在のフィールドの欄に現在のフィールドとするフィールドの名称をキーボードから入力し、次のフィールドの欄に次のフィールドとするフィールドの名称をキーボードから入力し、さらに設定ボタンをマウスで選択することにより入力順設定が行われる(S3)。分岐設定は入力順設定確認画面において分岐ボタンをマウスによって選択し、分岐画面を表示させて、その分岐画面において分岐設定を行う(S4)。また入力順確認は入力順設定確認画面において次入力ボタンをマウスによって選択することにより電子伝票類表示エリアのフィールドの表示形態が推移する様子を見て入力順の確認を行う(S5)。入力順設定確認を継続する場合にはS2に戻り、終了する場合には入力順設定確認画面において閉じるボタンをマウスによって選択し終了する(S6)。
【0012】
次に上述の入力順設定確認処理過程を他の図も参照しながら詳細に説明する。図3は入力順設定確認画面の一例を示す図である。この入力順設定確認画面は図2における“ウィンドウ開く”(S1)においてディスプレイに表示される。この入力順設定確認画面は入力順設定確認が行われる対象のフォームファイルと関連付けられており、通常は先にフォームファイルを開いて、その電子伝票類のイメージをディスプレイに表示しておく。さらにその電子伝票類のイメージにおいてカレントフィールド(現在アクティブのフィールド)を指定しておく。その後に“ウィンドウ開く”(S1)を行い、ディスプレイに両者を同時に表示する。これら両者の表示方法のより具体的な例は後述の実施例において詳述する。
【0013】
図3において、31は電子伝票類表示エリアであり、設計途中のあるいは設計を終了した電子伝票類の全体イメージが一画面で確認できるように縮小し表示する。電子伝票類表示エリア31においては現在のフィールドの表示色を赤色で、次のフィールドの表示色を緑色で表示する。
32は次入力ボタンであり、そのボタンをマウスで選択することにより電子伝票類表示エリア31に表示された電子伝票類のフィールドが推移する。
33は現在のフィールドの欄であり、現在のフィールドの名称が表示され、また表示されているフィールドの名称を変更することにより電子伝票類表示エリア31における現在のフィールドをその名称のフィールドに変更する。
34は次のフィールドの欄であり、次のフィールドの名称が表示され、また表示されているフィールドの名称を変更することにより電子伝票類表示エリアにおける次のフィールドをその名称のフィールドに変更する。さらに設定ボタン37をマウスにより選択することにより、入力順が変更された新たな入力順データ8を生成する。
35は分岐ボタンであり、その分岐ボタンをマウスによって選択すると分岐設定を行うための分岐画面が表示される。
36は入力順設定確認画面を終了して閉じるための閉じるボタン、また37は前述の設定ボタンである。
【0014】
図4は分岐設定画面(ウインドウ)の一例を示す図である。この分岐設定画面は図3における分岐ボタン35をマウスによって選択することにより表示される。この分岐設定画面は入力順設定確認画面の電子伝票類表示エリア31に表示された電子伝票類を処理対象として、所定条件に対応し次に入力するフィールドを設定する処理を行う。これにより、プログラム言語における条件文(たとえばif...then...)を作成することなく、同様の機構を対話方式の入力により実現する。ここの処理は図2における“分岐設定”(S4)に相当する。
図4において、41は分岐数を入力する構造選択部、42は所定条件の論理式の型であるOR型、AND型の別を入力するオプション設定部、43は分岐数と論理式の型に基づいて入力画面が表示され、その所定箇所を埋める方式で分岐条件を入力する分岐設定部、44は入力した分岐データを登録するための設定ボタン、45は分岐設定部にフィールドの名称をペーストする(貼り付ける)目的で電子伝票類のフィールドを参照するための参照ボタンである。
また46、47、48、49は分岐データの入力箇所である。
【0015】
構造選択部41において、マウスの指示ポイントを2分岐型のスイッチあるいは多分岐型のスイッチのいずれかに置いてマウスボタンをクリックすることにより分岐構造を選択する。多分岐型が選択された場合はさらにキーボード等から分岐数をそのアクティブ状態のフィールドに入力する。
図4の例においては2分岐型が選択状態であり、スイッチ中心の四角形が“■”となってスイッチが“ON”、すなわち選択状態を表示している。
オプション設定部42において論理式を設定する場合には、ここにおいてオプションスイッチを設定する。AND型は複数の条件文をANDで結合し、OR型は複数の条件文をORで結合する。図4の例においてはオプション設定のスイッチはスイッチ中心の四角形が“□”となってスイッチが“OFF”となっており論理式の設定は行われない。
上述のように構造選択部41において2分岐型が選択され、オプション設定部42においてオプション設定のスイッチが“OFF”の設定がなされると、分岐設定部43に所定箇所を埋める方式で分岐条件を入力する入力画面(入力チャート)が表示される。
【0016】
次に図4の分岐設定部43の入力画面の一例に基づいて入力方法を説明する。「カレントフィールドが(“入力箇所46”“入力箇所47”)であれば」の部分において、“入力箇所46”には数値データ、テキストデータ、あるいはデータが格納されているフィールドの名称が入力される。データが格納されているフィールドの名称の場合には名称に“”を付けて入力する。
“入力箇所47”にはカレントフィールド(前述したように電子伝票類における現在アクテブ状態のフィールド)のデータと“入力箇所46”のデータとの関係演算子を入力する。関係演算子はプルダウンメニューから選択する。
プルダウンメニューには“=:と等しい”、“≠:と等しくない”、“>:より大きい”、“<:より小さい”、“≧:以上”、“≦:以下”がある。
【0017】
次に「1)“入力箇所48”へ処理を移す。でなければ2)“入力箇所49”へ処理を移す。」の部分において、“入力箇所48”と“入力箇所49”には、次にアクティブ状態とするフィールド名を入力する。
フィールド名の入力は次のように行う。まず、“入力箇所48”をアクティブ状態とする。そして、マウスの指示ポイントを参照ボタン45に置いてマウスボタンをクリックする。すると、マウスの指示ポイントは参照状態を示す形状に変化する。この参照状態において、分岐設定画面と同時にディスプレイに表示されている電子伝票類の入力したいフィールド名のフィールドオブジェクトにマウスの指示ポイントを置いてマウスボタンをクリックする。これにより、マウスの指示ポイントの形状が元に戻り参照状態から開放されるとともに、“入力箇所48”にはそのフィールドオブジェクトの名称が入力される。
“入力箇所49”についても上述の“入力箇所48”の場合と同様にして入力を行う。
【0018】
以上で“分岐設定処理”の説明を終え、再び入力順設定確認画面(図3)に戻って説明を続ける。図5は入力順設定確認画面の電子伝票類表示エリアにおけるフィールドの名称を示した図である。また図6は入力順設定データ8を表として示した図である。図1〜図6に基づいて入力順設定について説明する。
入力順設定は、まず入力順設定確認画面において現在のフィールドの欄33に現在のフィールドとするフィールドの名称を設定する。現在のフィールドの欄33には常にフォームの上から下、左から右という順にデフォルト値が設定されている。そのフィールド順を変更する場合には、キーボードからフィールドの名称を入力する。次に、次のフィールドの欄34に次のフィールドとするフィールドの名称をキーボードから入力し、さらに設定ボタンにマウスの指示ポイントを置いてマウスボタンをクリックして設定ボタンを選択することにより入力順設定が行われる。
【0019】
この入力順設定により、電子伝票類表示エリアにおいては現在のフィールドの表示形態が赤色となり、次のフィールドの表示形態が緑色となる。ここで次入力ボタン32をマウスで選択することにより、現在のフィールドの欄33には次のフィールドの欄34に入力されていたフィールドの名称が移動して入力される。すると、電子伝票類表示エリアにおいて表示形態が緑色であった次のフィールドの表示形態が赤色となり、現在のフィールドの表示形態が赤色となる。
この次入力ボタン32をマウスで選択することによって、次のフィールドの欄34には、入力順データ8のデータにしたがって現在のフィールドの次の入力順のフィールドの名称が表示される。
上記の手順を繰り返すことにより、全てのフィールドに対して入力順設定が行われる。
【0020】
図5、図6の例で入力順設定の処理過程を説明する。入力順設定確認画面において氏名欄であるフィールドの名称“DNP01”を現在のフィールドの欄33に入力し、社員No.欄であるフィールドの名称“DNP02”を次のフィールドの欄34に入力し、設定ボタン37を選択すると、図6の表の1行目のデータが生成される。
次に、次入力ボタン32をマウスで選択し、性別欄であるフィールドの名称“DNP03”を次のフィールドの欄34に入力し、設定ボタン37を選択すると、図6の表の2行目のデータが生成される。
次に、次入力ボタン32をマウスで選択し、さらに分岐ボタン35を選択し図4の分岐設定画面を開いて構造選択部は2分岐型、オプション部は“OFF”をマウスで選択し、“入力箇所46”に男欄であるフィールドの名称“DNP03〔1〕”を入力し、“入力箇所47”に“=:と等しい”を入力し、“入力箇所48”に男性用欄であるフィールドの名称“DNP04”を入力し、“入力箇所49”に女性用欄であるフィールドの名称“DNP05”を入力し、設定ボタン44をマウスで選択すると、図6の表の3行目のデータが生成される。
次に、次入力ボタン32をマウスで選択し、経歴欄であるフィールドの名称“DNP06”を次のフィールドの欄34に入力し、設定ボタン37を選択すると、図6の表の4行目のデータが生成される。
【0021】
図7は入力順確認の処理過程を示すフロー図である。図7における処理は図2の“入力順確認”(S5)に相当する。入力順設定確認画面において他のウィンドウが重なっているような場合には電子伝票類表示エリアを含む入力順設定確認画面が表示されるようにする(S11)。n=1として入力順の最初を設定する(S12)。電子伝票類表示エリアにおいてフィールド(n)の表示形態を赤色として表示する(S13)。電子伝票類表示エリアにおいてフィールド(n+1)の表示形態を緑色として表示する(S14)。次入力ボタン37の入力を待ち(S15)、次入力ボタン37が入力されると残フィールドの有無が調べられる(S16)。残フィールドが有る場合にはn=n+1として入力順を1つ進めS13に戻り(S17)、残フィールドが無い場合には終了する。
【0022】
図5、図6の例で入力順確認の処理過程を説明する。入力順設定確認画面を開くと氏名欄であるフィールドの名称“DNP01”が現在のフィールドの欄33に表示され、社員No.欄であるフィールドの名称“DNP02”が次のフィールドの欄34に表示され、図6の表の1行目のデータが表示される。
次に、次入力ボタン32をマウスで選択すると、社員No.欄であるフィールドの名称“DNP02”が現在のフィールドの欄33に表示され、性別欄であるフィールドの名称“DNP03”が次のフィールドの欄34に表示され、図6の表の2行目のデータが表示される。
次に、男欄であるフィールドの名称“DNP03〔1〕”をマウスで選択しさらに次入力ボタン32をマウスで選択すると、男欄であるフィールドの名称“DNP03〔1〕”が現在のフィールドの欄33に表示され、男性用欄であるフィールドの名称“DNP04”が次のフィールドの欄34に表示され、図6の表の3行目のデータが表示される。
次に、次入力ボタン32をマウスで選択すると、男性用欄であるフィールドの名称“DNP04”が現在のフィールドの欄33に表示され、経歴欄であるフィールドの名称“DNP06”が次のフィールドの欄34に表示され、図6の表の4行目のデータが表示される。
【0023】
男欄であるフィールドの名称“DNP03〔1〕”をマウスで選択する上記の過程において、男欄に替えて女欄であるフィールドの名称“DNP03〔2〕”をマウスで選択しさらに次入力ボタン32をマウスで選択すると、女欄であるフィールドの名称“DNP03〔2〕”が現在のフィールドの欄33に表示され、女性用欄であるフィールドの名称“DNP04”が次のフィールドの欄34に表示され、図6の表の3行目のデータが表示される。
次に、次入力ボタン32をマウスで選択すると、女性用欄であるフィールドの名称“DNP04”が現在のフィールドの欄33に表示され、経歴欄であるフィールドの名称“DNP06”が次のフィールドの欄34に表示され、図6の表の4行目のデータが表示される。
【0024】
【実施例】
次に上述の入力順設定確認処理方法を適用した本発明の電子伝票類作成システムについて説明する。
なお本発明においては伝票類とは、伝票、複写伝票、OCR帳票、通帳、申込票、通知票、等の所定のデータを記入するための項目(記入欄)が設けられているものを指す。また電子伝票類のことをフォームとも呼ぶ。
図8は本発明の電子伝票類作成システムと周辺装置の構成を示す図である。図8において(A)は2つの電子伝票類作成システムをLANで結んで利用する構成について示した絵図である。また図8において(B)は図8(A)で絵図として示した電子伝票類作成システムの内部の構成について示した図である。
図8(A)において101a、101bは電子伝票類作成システム、102は電子伝票類作成システム101a、101bを結ぶイーサーネット等のLAN(local Area Network)である。電子伝票類作成システム101aは電子伝票類を起票する担当者の近くに設置され、電子伝票類作成システム101bは起票された電子伝票類を承認する管理職者の近くに設置されている。電子伝票類作成システム101aにおいて電子伝票類を起票すると、その電子伝票類は転送ルートに従って、次のルートである電子伝票類作成システム101bにLAN102を介して自動転送される。
【0025】
図8(B)において前図(図8(A))と同様に101a、101bは電子伝票類作成システム、102は電子伝票類作成システム101a、101bを結ぶイーサーネット等のLAN(local Area Network)である。また、103a、103bはキーボード、マウス、マイクロフォン等の入力手段、104a、104bはディスプレイ、プリンタ、スピーカ等の出力手段である。
電子伝票類作成システム101a、101bはさらに細部より構成されており、105a、105bは記憶手段、106a、106bは処理手段であり、パーソナルコンピュータ、エンジニアリングワークステーション等のコンピュータの本体部分である。また、記憶手段105a、105bにおいて107a、107bは電子伝票類のイメージおよびその動作を定義したデータからなるフォームファイル、108a、108bは電子伝票類に記入(入力)されたデータからなるデータファイルであり、処理手段106a、106bにおいて109a、109bは設計処理手段、110a、110bは記入処理手段、111a、111bはLAN102を介してフォームファイル107a、107bやデータファイル108a、108b等のファイル転送を行う通信手段である。
【0026】
以上の構成から明らかなように電子伝票類作成システム101aと電子伝票類作成システム101bは同様の構成である。以降、特に必要のないかぎり電子伝票類作成システム101aに代表させて動作を説明する。
電子伝票類作成システム101aは電子伝票類をデザインするモードと電子伝票類を利用するモードに大別される。前者のモードは処理手段106aの設計処理手段109aにおいて行われ記憶手段105aにフォームファイル107aを生成する。後者のモードは処理手段106aの記入処理手段110aにおいて行われ記憶手段105aにデータファイル108aを生成する。
【0027】
図9は電子伝票設計の処理過程を示すフロー図である。図9における処理は設計処理手段109aにおいて行われる。また図10は電子伝票設計の設計画面を示す図である。図10において、121はメインメニュー表示エリア、122はルーラー表示エリア、123はフォーム台紙、124はフォーム台紙エリア、125はオブジェクトメニュー表示エリア、126は座標表示パレット表示エリア、127は基準指定パレット表示エリア、128はグリップパレット表示エリアである。図8、図9、図10に基づいて本発明の電子伝票類作成システムにおける電子伝票設計の動作の詳細を説明する。
電子伝票類作成システム101aを起動すると設計処理、記入処理等の処理を選択する画面が現れる。たとえば親ウィンドウの中にアイコンとして設計処理、記入処理等の処理が示されている。この画面において設計処理のアイコンにマウスの指示ポイントを置いてマウスボタンをダブルクリック(選択実行)すると設計処理手段109aが起動し図8に示す設計画面が表示される(S101)。
【0028】
この設計画面において、メインメニュー表示エリア121の“フォーム”、“パート”、“編集”、“表示”、“属性”、“ルート”、“ユーティリティ”、“オブジェクト”、“ヘルプ”の中から実行する処理のメニューにマウスの指示ポイントを置いてマウスボタンをクリックし選択する(S102)。
フォーム台紙エリア124が空の状態でフォームが表示されていない場合には、まず設計処理の対象となるフォームをここに設定し表示する。この処理は設計画面のメインメニュー表示エリア121の“フォーム”を選択し、プルダウンメニューを表示させて、さらにプルダウンメニューの内から“新規”または“開く”を選択することにより行う。
“新規”は新規にフォームの作成を行う場合に選択し、“開く”は設計が完了した、あるいは設計途上のフォームファイルを更新する場合に選択する。
“フォーム”のプルダウンメニューには他に、フォームファイルの登録を行う“登録”、複数枚からなる電子伝票類の部分であるパートデータを削除する“削除”、設計処理手段109aで設計したフォームを印刷する処理を行う“印刷”、設定したフィールドのフィールド名やチェック機能等をデバック情報として印刷する処理を行う“設定情報印刷”がある(S103)。
【0029】
メインメニュー表示エリア121の“パート”はパートデータに関する処理を行う。そのプルダウンメニューにはパートを新規に設計する“パート新規”、すでに設計を終えたか設計中のパートを更新する“パート開く”、パートデータの登録を行う“パート登録”、パートデータを削除する“パート削除”、パートの属性を変更する“パート属性変更”、パートデータを合成する“パート合成”、パートデータを参照する“パート参照”がある(S104)。
メインメニュー表示エリア121の“編集”は一般的な編集に関する処理を行う。そのプルダウンメニューにはオブジェクトをカットする“カット”、オブジェクトをコピーする“コピー”、オブジェクトをペーストする“ペースト”、オブジェクトを削除する“削除”、パート内の全オブジェクトを選択する“全選択”、オブジェクトの上下を入れ換える“上下関係”、オブジェクトをグループ化する“パック”、オブジェクトのグループ化を解除する“アンパック”、アンドゥ機能の“アンドゥ”、オブジェクト描画モードを設定する“描画モード設定”、オブジェクトの位置合わせを行う“位置合わせ”がある(S105)。
【0030】
メインメニュー表示エリア121の“表示”は表示に関する処理を行う。そのプルダウンメニューには設計処理手段109aにおける表示チャートおよびルーラを設定する“チャート設定”、設計画面を拡大または縮小する“拡大/縮小”がある(S106)。
メインメニュー表示エリア121の“属性”は各オブジェクトの属性を指定する処理を行う。そのプルダウンメニューには座標を指定する“座標指定”、オブジェクトの色属性を指定する“色属性”、ドローイングオブジェクトのグラフィック属性を指定する“グラフィック属性”、テキスト属性を指定する“テキスト属性”、フィールドオブジェクトのオブジェクト属性を指定する“フィールド属性”がある(S107)。
【0031】
メインメニュー表示エリア121の“ユーティリティ”は他のグループに属さないユーティリティ関連の処理を行う。そのプルダウンメニューにはタブシーケンスの設定または変更に関して処理する“入力順設定/確認”、作成したフォームデータの動作シミュレーションに関して処理する“Fillerモード”、フォームあるいはフォームの各パートについて転送順と転送先を指定する処理を行う“ルーティング設定”、イメージデータの取り込み処理を行う“イメージ取り込み”がある。
上記の“入力順設定/確認”が選択されると図3に示す入力順設定確認画面が開かれる。ここの処理には本発明の入力順設定確認方法が適用される(S108)。
【0032】
メインメニュー表示エリア121の“オブジェクト”はオブジェクトの選択と配置とを基本操作とするフォーム設計(電子伝票設計)におけるオブジェクトの選択に関する処理を行う。そのプルダウンメニューは設計におけるプリミティブに相当する静的オブジェクトとそれぞれ独自の機能と結びついた動的オブジェクトからなる。静的オブジェクトには“直線”、“矩形”、“楕円”、“等分割線”、“連続線”、“イメージ”“テキスト”、“ピック”があり、動的オブジェクトには“フィールド”、“ボタン”、“チェックボックス”、“OLE(Object Linking and Embedding)”、“印鑑”、“ピック”がある(S109)。メインメニュー表示エリア121の“ヘルプ”はフォーム設計(電子伝票設計)におけるオンラインマニュアル、ガイダンス等を表示する処理を行う(S110)。
【0033】
上述の内の一つの処理が行われ継続する場合には、次の処理が選択されてその処理が行われるというように処理が進められる。そして終了する場合には、最後にメインメニュー表示エリア121の“フォーム”のプルダウンメニューの“登録”が選択され、設計されたフォームのデータがフォームファイル107aとして記憶手段105aに登録される(S111)。
以上で電子伝票類作成システムにおける電子伝票設計の処理についての説明を終え、次に電子伝票類作成システムにおける電子伝票記入の処理についての説明を行う。
【0034】
図11は電子伝票記入の処理過程を示すフロー図である。図11における処理は記入処理手段110aにおいて行われる。また図12は電子伝票設計の設計画面を示す図である。図12において、141はメインメニュー表示エリア、142は表示されているフォーム、143はフォーム表示エリアである。図8、図11、図12に基づいて本発明の電子伝票類作成システムにおける電子伝票設計の動作の詳細を説明する。
電子伝票類作成システム101aを起動すると設計処理、記入処理等の処理を選択する画面が現れる。たとえば親ウィンドウの中にアイコンとして設計処理、記入処理等の処理が示されている。この画面において記入処理のアイコンにマウスの指示ポイントを置いてマウスボタンをダブルクリック(選択実行)すると記入処理手段110aが起動し図12に示す記入画面が表示される(S201)。
【0035】
この記入画面において、メインメニュー表示エリア141の“ファイル”、“編集”、“表示”、“タグシール”、“承認”、“印刷”、“ヘルプ”、の中から実行する処理のメニューにマウスの指示ポイントを置いてマウスボタンをクリックし選択する(S202)。
フォーム表示エリア143が空の状態でフォームが表示されていない場合には、まず記入処理の対象となるフォームをここに設定し表示する。この処理は記入画面のメインメニュー表示エリア141の“ファイル”を選択し、プルダウンメニューを表示させる。さらにプルダウンメニューの新規にフォームを起票する処理を行う“起票”、転送されてきたフォームを承認する処理を行う“承認”、承認済みのフォームを削除する“削除”、既存フォームを参照し、記入項目をコピーする“参照”、設計処理手段109aで設計されたフォームファイル(特に他の電子伝票作成システムで設計されたフォームファイル)を登録する“登録”、記入処理のモードを終了する“終了”の内から一つを選択することにより行う(S203)。
【0036】
メインメニュー表示エリア141の“編集”は一般的な編集に関する処理を行う。そのプルダウンメニューにはオブジェクトをカットする“カット”、オブジェクトをコピーする“コピー”、オブジェクトをペーストする“ペースト”、オブジェクトを削除する“削除”、プロセス(アプリケーション)間でオブジェクトの共有を行う“OLE”がある(S204)。
メインメニュー表示エリア141の“表示”は表示に関する処理を行う。そのプルダウンメニューには記入画面を拡大または縮小する“画面拡大/画面縮小”がある(S205)。
メインメニュー表示エリア141の“タックシール”はフォームに添付する電子付箋に関する処理を行う。そのプルダウンメニューにはテキストによるメモ記述に関する処理を行う“テキスト記入”、音声によるメモ記述に関する処理を行う“音声入力”、既存メモを削除する処理を行う“削除”がある(S206)。
【0037】
メインメニュー表示エリア141の“承認”はフォームの承認に関する処理を行う。そのプルダウンメニューには承認する処理を行う“承認”、確認する処理を行う“確認”、承認印の取り消しの処理を行う“承認取消”がある(S207)。
メインメニュー表示エリア141の“印刷”は印刷に関するする処理を行う。そのプルダウンメニューにはフォームを印刷する処理を行う“印刷”、関連するフォームを印刷する“関連フォーム”がある(S208)。
メインメニュー表示エリア141の“ヘルプ”はフォーム記入(電子伝票記入)におけるオンラインマニュアル、ガイダンス等を表示する処理を行う(S209)。
【0038】
上述の内の一つの処理が行われ継続する場合には、次の処理が選択されてその処理が行われるというように処理が進められる。そして終了する場合には、最後にメインメニュー表示エリア141の“ファイル”のプルダウンメニューの“登録”が選択され、フォームに記入されたデータがデータファイル108aとして記憶手段105aに登録される(S210)。
登録されたデータファイル108aは前述の電子伝票設計におけるユーティリティ(S108)の“ルーティング設定”で設定されたルートにしたがって電子伝票類作成システム101aから次の電子伝票類作成システム101bへLAN102を介して転送され、記憶手段105bのデータファイル108bとして記憶される。ルートの設定は設計手段109aが行い、その設定と記載手段110aの転送要求に基づいて通信処理手段111aがデータファイル108aを転送する(S211)。
【0039】
以上本発明の入力順設定確認と電子伝票類作成システムについて説明したが、その説明から明らかなように本発明はコンピュータを構成するメモリやCPU(Central Processing Unit :中央処理装置)を始めとするハードウェア、OS(Operating System)、アプリケーションソフトウェア等により達成されるものである。特に本発明は言語、図、音声等を用い人間が理解し易い方法で情報のやりとりをシステムとの間で行う“対話方式”によって電子伝票類の設計と記入を行うものである。当該技術者にとっては明らかなことであるが、このような本発明におけるアプリケーションソフトウェア部分は、GUI(Graphical User Interface)向けのソフトウェア開発ツール(たとえばマイクロソフト社製のVisual C++)を使用することにより、他の従来のソフトウェア開発ツールを使用する場合よりも容易に開発することができる。ここにGUIはマイクロソフト社製のWindowsやアップル社製のMacOSのようなグラフィック画面をベースとしたパソコン操作環境である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、プログラム言語の知識を必要とせず、伝票類のデザイン、特に伝票を起票する者や管理する者を補助するための機構(ヘルプ、表計算等)のデザインを行うことができるデザイン方法とその方法を適用した電子伝票類作成システムが提供される。特に、設定された入力順(タブシーケンス)の設定変更および確認を行う入力順設定確認方法および電子伝票類作成システムが提供される。
また次入力ボタンを有する本発明によれば、次入力ボタンを選択するだけで設定された順を追って入力順の確認を電子伝票類の表示画面において行うことができる。
また現入力フィールドを赤色、次入力フィールドを緑色とする本発明によれば赤色と緑色は補色関係の色で明瞭に区別できるため、設定された入力順の確認を迅速かつ正確に行うことができる。
【0041】
また表示されている現入力フィールドの名称を変更する本発明によれば、現入力フィールドの名称を入力することにより、その名称に対応する電子伝票類の現入力フィールドを確認することができる。
また表示されている次入力フィールドの名称を変更する本発明によれば、次入力フィールドの名称を入力することにより、その名称に対応する電子伝票類の次入力フィールドを確認することができるとともに、その変更を設定することによって設定された入力順を変更することができる。
また分岐ボタンを有する本発明によれば、プログラム言語における条件文(たとえばif...then...)を作成することなく、同様の機構を対話方式に入力により実現することができる。
また本発明の電子伝票類作成システムによれば、対話方式であるから、設計部により種々の電子伝票類の設計、変更等を容易に行うことができ、記入部により電子伝票類の起票、承認等を容易に行うことができる。また、フォームファイルとデータファイルにファイルを分離したからファイルデータの記憶容量や転送容量を少なくすることができる。また、入力順設定確認手段を有するから設定された入力順(タブシーケンス)の確認を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力順設定確認方法を実施する装置の構成を示す図である。
【図2】入力順設定確認装置1が行う入力順設定確認処理の流れを示すフロー図である。
【図3】入力順設定確認画面の一例を示す図である。
【図4】分岐設定画面(ウインドウ)の一例を示す図である。
【図5】入力順設定確認画面の電子伝票類表示エリアにおけるフィールドの名称を示した図である。
【図6】入力順設定データ8を表として示した図である。
【図7】入力順確認の処理過程を示すフロー図である。
【図8】本発明の電子伝票類作成システムとその周辺装置の構成を示す図である。
【図9】電子伝票設計の処理過程を示すフロー図である。
【図10】電子伝票設計の設計画面を示す図である。
【図11】電子伝票記入の処理過程を示すフロー図である。
【図12】電子伝票設計の設計画面を示す図である。
【符号の説明】
1 分岐設定装置
2 LAN
3,103a,103b 入力手段
4,104a,104b 出力手段
5,105a,105b 記憶手段
6,106a,106b 処理手段
7,107a,107b フォームファイル
8 分岐データ
9,109a,109b 設計処理手段
31 性別欄
32 男性用質問欄
33 女性用質問欄
41 構造選択部
42 オプション設定部
43 分岐設定部
44 設定ボタン
45 参照ボタン
46,47,48,49,51,52,53,54,55,56,61,62,63,64,65,66,67,68,69 入力箇所
101a,101b 電子伝票類作成システム
108a,108b データファイル
110a,110b 記入処理
111a,111b 通信処理
121,141 メインメニュー表示エリア
122 ルーラー表示エリア
123 フォーム台紙
124 フォーム台紙エリア
125 オブジェクトメニュー表示エリア
126 座標表示パレット表示エリア
127 基準指定パレット表示エリア
128 グリップパレット表示エリア
142 表示されているフォーム
143 フォーム表示エリア

Claims (6)

  1. 対話方式で入力順設定確認を行うための入力順設定確認画面を処理手段が入力手段からの指定により出力手段に表示し、前記入力順設定確認画面は次入力ボタンと記憶手段が記憶する電子伝票類を表示する表示エリアを有しており、前記処理手段が前記電子伝票類の現入力フィールドと次入力フィールドとを異なる表示形態により出力手段に表示し、次入力ボタンを前記入力手段から選択することにより、前記処理手段が前記次入力フィールドの表示形態を前記現入力フィールドの表示形態とし、前記次入力フィールドの次に入力する、すなわち次次入力フィールドの表示形態を前記次入力フィールドの表示形態とすることを特徴とする入力順設定確認方法。
  2. 前記表示形態は表示色であり、前記現入力フィールドを赤色、前記次入力フィールドを前記処理手段が緑色とすることを特徴とする請求項1記載の入力順設定確認方法。
  3. 前記処理手段が前記入力順設定確認画面の前記現入力フィールドの名称を前記出力手段に表示し、表示されている前記現入力フィールドの名称を前記入力手段から変更することにより前記処理手段が前記電子伝票類の現入力フィールドをその名称のフィールドに変更することを特徴とする請求項1または2記載の入力順設定確認方法。
  4. 前記出力手段は前記入力順設定確認画面の前記次入力フィールドの名称を前記出力手段に表示し、表示されている前記次入力フィールドの名称を前記入力手段から変更することにより前記処理手段が前記電子伝票類の次入力フィールドをその名称のフィールドに変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の入力順設定確認方法。
  5. 前記入力順設定確認画面は分岐ボタンを有し、その分岐ボタンを前記入力手段から選択することにより前記処理手段が対話方式の分岐設定画面を前記出力手段に表示し、その分岐設定画面において所定条件に対応し次に入力するフィールドを設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の入力順設定確認方法。
  6. 設計部と記入部とを有し、 前記設計部は、ベースとなる電子伝票類の台紙サイズを設定しその上に多様なオブジェクトを配置する処理と、オブジェクトおよびオブジェクト間の属性を設定する処理とを対話方式で行い、それらのデータをフォームファイルとして保存し、保存されたフォームファイルを読込み再処理を行い、また前記設計部は入力順設定確認手段を有し、さらにその入力順設定確認手段は対話方式で入力順設定確認を行うための入力順設定確認画面を指定入力により出力手段に表示し、前記入力順設定確認画面は次入力ボタンと記憶手段が記憶する電子伝票類を表示する表示エリアを有しており、前記処理手段が前記電子伝票類の現入力フィールドと次入力フィールドとを異なる表示形態により出力手段に表示し、次入力ボタンを前記入力手段から選択することにより、処理手段が前記次入力フィールドの表示形態を前記現入力フィールドの表示形態とし、前記次入力フィールドの次に入力する、すなわち次次入力フィールドの表示形態を前記次入力フィールドの表示形態とし、 前記記入部は、保存されたフォームファイルに対しデータを入力する処理を対話方式で行い、それらのデータをデータファイルとして保存し、保存されたデータファイルをフォームファイルとともにデータ入力後の形態で読込み次処理を行い、また前記記入部は前記入力順設定確認手段が設定した入力順にしたがって入力するフィールドにタブ位置を設定する処理を行う、 ことを特徴とする電子伝票類作成システム。
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