JP2004348231A - 情報ファイル提示システム - Google Patents

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Makoto Hoshikawa
誠 星川
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Kawasaki Steel Systems R&D Corp
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Abstract

【課題】情報提供対象文書ファイルの内容の該当部分に付加情報を結びつけて情報を提供する際に、該付加情報を自由に生成できるようにすると共に、有用で多様な情報を提供することができる。
【解決手段】インデックス・メモ・テーブル記憶部46は、少なくともインデックス文字列及び付加情報で構成される貼付レコードが格納されている。インデックス・メモ処理部27は、該インデックス・メモ・テーブル記憶部46から該貼付レコードを読み出し、該読出しの貼付レコードに含まれる前記インデックス文字列が存在する、情報提供対象文書ファイルにおける位置を検索し、該検索結果の存在位置に対して、該読出しの貼付レコードに含まれる前記付加情報を対応付けて生成する情報を提供する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表形式ファイル、テキスト文書ファイル、ワード・プロセッサ文書ファイル、帳票ファイル、CAD用ファイル、ブラウザ表示コンテンツなどを問わず、種々の情報提示対象文書ファイルに関する情報ファイル提示システムに係り、特に、情報提示対象文書ファイルの内容の該当部分に付加情報を結びつけて情報を提示する際に、該付加情報を自由に生成できるようにすると共に、これら情報提示対象文書ファイル及び付加情報に基づいた有用で多様な情報を提示することができる情報ファイル提示方法、情報ファイル提示装置、及びこれらに係るコンピュータ・プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1では、文書中の任意箇所に個人的に添付する、マーカやメモに関する開始位置及び終了位置を示す添付位置などのリンク情報や、添付情報を蓄積しておく。そうして、該文書表示時には、添付情報を該当の添付位置に重ね合わせて表示するという技術が開示されている。
【0003】
該技術によれば、サーバ上の電子文書に対して、マーカやメモ書きを付加することができる。又、マーカやメモ書きは、電子文書自体に付加するのではなく、別途、リンク情報や添付情報として蓄積するので、電子文書自体が肥大化したり、他のユーザに影響を与えたりすることがない。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−339299号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の技術において、マーカやメモ書きに関する情報は、あくまで文書表示時に重ね合わせて、表示するためにのみ用いられる。マーカやメモ書きは、電子文書自体とは別に、リンク情報や添付情報として蓄積するというものの、電子文書の該当添付位置に一対一で結び付けられたもので、この点で電子文書に密着したものになっている。このようなリンク情報や添付情報は、他に自由に利用することが困難である。
【0006】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、情報提示対象文書ファイルの内容の該当部分に付加情報を結びつけて情報を提示する際に、該付加情報を自由に生成できるようにすると共に、これら情報提示対象文書ファイル及び付加情報に基づいた有用で多様な情報を提示することができる情報ファイル提示システムを提示することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
まず、本願の第1発明の情報ファイル提示方法は、少なくともインデックス文字列及び付加情報で構成される貼付レコードが格納されているインデックス・メモ・テーブルから、該貼付レコードを読み出し、該読出しの貼付レコードに含まれる前記インデックス文字列が存在する、情報提示対象文書ファイルにおける位置を検索し、該検索結果の存在位置に対して、該読出しの貼付レコードに含まれる前記付加情報を対応付けて生成する情報を、提示できるようにしたことにより、前記課題を解決したものである。
【0008】
又、前記情報ファイル提示方法において、前記情報提示対象文書ファイルが、表形式ファイル、テキスト文書ファイル、ワード・プロセッサ文書ファイル、帳票ファイル、CAD用ファイル、ブラウザ表示コンテンツの内の、少なくとも1つであることにより、前記課題を解決したものである。
【0009】
次に、前記情報ファイル提示方法において、前記貼付レコードが、異なる前記情報提示対象文書ファイルに共通して利用可能なものであって、又、前記検索結果として複数の前記存在位置が存在する場合には、これら存在位置に前記対応付けを行って、これにより前記生成を行うものであることにより、前記課題を解決したものである。
【0010】
更に、前記情報ファイル提示方法において、複数の前記貼付レコードにあって存在する、これら相互のグループ関係を記憶しておき、少なくとも1つの前記情報提示対象文書ファイルをリスト表示し、利用者の該情報提示対象文書ファイルの選択入力を受付けると共に、前記貼付レコードを前記グループ関係に従ってリスト表示して、利用者の該貼付レコードの選択入力を受付け、この後に、これら選択入力されたものを対象にして、前記貼付レコード読出し以降の処理を行うことにより、前記課題を解決したものである。
【0011】
次に、本願の第2発明の情報ファイル提示装置は、少なくともインデックス文字列及び付加情報で構成される貼付レコードが格納されているインデックス・メモ・テーブルと、該インデックス・メモ・テーブルから該貼付レコードを読み出し、該読出しの貼付レコードに含まれる前記インデックス文字列が存在する、情報提示対象文書ファイルにおける位置を検索し、該検索結果の存在位置に対して、該読出しの貼付レコードに含まれる前記付加情報を対応付けて生成する情報を提示するインデックス・メモ処理部と、を備えたことにより、前記課題を解決したものである。
【0012】
更に、本願の第3発明のコンピュータ・プログラムは、前記第1発明の情報ファイル提示方法、又は上記第2発明の情報ファイル提示装置を実施するためのコンピュータ・プログラムを提示することで、前記課題を解決したものである。
【0013】
なお、本発明において、情報提示対象文書ファイルは、特に限定されるものではない。例えば、表形式ファイル、テキスト文書ファイル、ワード・プロセッサ文書ファイル、帳票ファイル、CAD用ファイル、ブラウザ表示コンテンツなどであってもよい。
【0014】
又、本発明は、少なくともインデックス文字列及び付加情報で構成される貼付レコードを、具体的に限定するものではない。該貼付レコードは、これらインデックス文字列及び付加情報以外に、他の情報を含むようにしてもよい。
【0015】
更に、複数の該貼付レコードをグループとして利用者が随時定義できるようにし、該定義を記憶するようにし、即ちこれら貼付レコードの相互のグループ関係を記憶するようにしてもよい。例えば、専用のテーブルに記憶するようにしてもよい。あるいは、同じインデックス・メモ・テーブルに記憶されている貼付レコードは、互いに同一のグループであるとすることで、これによって、該グループ関係の記憶を行うようにしてもよい。更に、複数のインデックス・メモ・テーブルの相互のグループ関係を、上位のグループ関係として利用者が随時定義できるようにして、該定義を記憶するようにしてもよい。
【0016】
このようにグループとされた単位で貼付レコードをリスト表示し、利用者が所望の1つ以上の貼付レコードを選択できるようにしてもよい。該リスト表示は、後述する実施形態において、帳票選択画面表示及び帳票選択の後に行う、インデックス名一覧表示や継承メモ名一覧表示に相当する。なお、帳票選択画面表示及び帳票選択は、本発明の情報提示対象文書ファイルのリスト表示及び選択に相当する。
【0017】
又、本発明のインデックス文字列は、後述する実施形態のインデックス文字列や帳票文字列のような通常の文字列だけでなく、検索キーとして利用可能であれば、他のデジタル情報であってもよい。
【0018】
本発明の付加情報は、後述する実施形態のメモ内容や継承メモのようなテキスト文だけでなく、URL(uniform resource locator)や、帳票や、画像(画像ファイル)や、音声(説明アナウンスなどの音声ファイル)などであってもよい。又、該付加情報の内容についても、メモ的なものに限定されものではない。例えば、インデックス文字列が製品名や製品型式である場合は、該付加情報の内容は製品説明であってもよく、又、該付加情報の内容は、同様にインデックス文字列に対応した、商品説明や、部品説明などであってもよい。
【0019】
以下、本発明の作用について、簡単に説明する。
【0020】
本発明は、情報提示対象文書ファイルに対して、少なくともインデックス文字列及び付加情報で構成される貼付レコードによって、様々な付加情報を対応付けて、情報提示するようにしている。つまり、インデックス・メモ・テーブルから、該貼付レコードを読み出し、該読出しの貼付レコードに含まれる前記インデックス文字列が存在する、情報提示対象文書ファイルにおける位置を検索する。そうして、該検索結果の存在位置に対して、該読出しの貼付レコードに含まれる前記付加情報を対応付けて生成する情報を、提示できるようにしている。
【0021】
該情報提示対象文書ファイルとして、例えば、以下のような文面のテキスト文書ファイルであったとする。
【0022】
情報提示対象文書ファイル=『今回の新製品は、ネットワーク対応のコンピュータに、汎用型のデータベースを実現したものです。この新製品は、高性能であるだけでなく、価格の面でも、あらゆるユーザーの方に御満足頂けるものになっております。』
【0023】
そして、該文面中の「新製品」という語に、「製品型式ZA001」の付加情報を添付する場合、本発明では、「新製品」というインデックス文字列、及び「製品型式ZA001」という付加情報で構成される貼付レコード、即ち下記のような貼付レコードを、インデックス・メモ・テーブルに格納しておく。
【0024】
貼付レコード=インデックス文字列(=「新製品」)+付加情報(=「製品型式ZA001」)
【0025】
そうして、付加情報を対応付けて情報を提示する際には、インデックス・メモ・テーブルから貼付レコードを読み出す。又、該読出しの貼付レコードに含まれる前記インデックス文字列が存在する、情報提示対象文書ファイルにおける位置を検索する。そして、該検索結果の存在位置に対して、該読出しの貼付レコードに含まれる前記付加情報を対応付けて、提示しようとする情報を生成する。
【0026】
なお、該提示の情報を本発明は特に限定されるものでない。即ち、上述のような検索結果の存在位置に対して、該当読出しの貼付レコードに含まれる付加情報を対応付けて生成された情報であればよい。
【0027】
例えば、該提示の情報は、該当の情報提示対象文書ファイルにおいて、上述のような検索結果の存在位置に対応付けられる、該当の付加情報を埋め込んで生成した情報であってもよい。あるいは、該提示の情報は、個々の付加情報と、その付加情報の上記検索結果の存在位置との、対応関係を示す、表形式ファイル情報や、テキスト文書ファイル情報であってもよい。
【0028】
該提示の情報の具体例として、上述のように、情報提示対象文書ファイルにおいて、検索結果の存在位置に該当の付加情報を埋め込んで生成した情報として、例えば前述の文面例では、以下のような生成情報のテキスト文書ファイルであってもよい。下記の生成情報において、『(製品型式ZA001)』が埋め込まれた付加情報である。
【0029】
生成情報のテキスト文書ファイル=『今回の新製品(製品型式ZA001)は、ネットワーク対応のコンピュータに、汎用型のデータベースを実現したものです。この新製品(製品型式ZA001)は、高性能であるだけでなく、価格の面でも、あらゆるユーザーの方に御満足頂けるものになっております。』
【0030】
あるいは、該提示の情報の具体例として、個々の付加情報と、その付加情報の上記検索結果の存在位置との、対応関係を示す、表形式ファイル情報としては、例えば前述の文面例では、以下のようなものであってもよい。下記の例では表現上、「:(コロン)」によって、表対応を表現している。
【0031】
インデックス文字列:付加情報:存在位置
「新製品」:「製品型式ZA001」:情報提示対象文書ファイルの文面の先頭から4文字目
「新製品」:「製品型式ZA001」:情報提示対象文書ファイルの文面の先頭から48文字目
【0032】
あるいは、該提示の情報の具体例として、個々の付加情報と、その付加情報の上記検索結果の存在位置との、対応関係を示す、テキスト文書ファイルとしては、例えば前述の文面例では、以下のようなものであってもよい。
【0033】
生成情報のテキスト文書ファイル=『インデックス文字列=「新製品」は、先頭から4文字目、48文字目に存在します。』
【0034】
このような本発明においては、1つ以上の貼付レコードを含むインデックス・メモ・テーブルは、例えば他システムによって自動生成することも可能であり、付加情報を自由に生成することができる。例えば、部品型式毎の価格を示す情報ファイルから、部品型式をインデックス文字列とし、個々の部品型式の価格を、個々のインデックス文字列に対する付加情報とするインデックス・メモ・テーブルを自動生成することは、ファイル変換処理によって自動的に行うことができる。
【0035】
逆に、インデックス・メモ・テーブルの内容を他のシステムに反映することも、同様の手段を用いることにより可能である。
【0036】
又、本発明は、前述のように、情報提示対象文書ファイルに対する付加情報の対応付けは、貼付レコードのインデックス文字列によるものであり、情報提示対象文書ファイルにおいてインデックス文字列が存在する位置に、該貼付レコードの付加情報を対応付けるというものである。つまり、貼付レコード内において定義されている該対応付けは、特定の情報提示対象文書ファイルに依存するものではない。従って、本発明は、複数の情報提示対象文書ファイルに共通の貼付レコードを用いることができる。即ち、インデックス・メモ・テーブルに格納されている同じ貼付レコードによって、複数の情報提示対象文書ファイルに対して、インデックス文字列が存在する位置に応じて、該貼付レコードの付加情報を対応付けることが可能になる。
【0037】
なお、後述する実施形態では画面表示・入力処理部61により、まずステップ114において帳票を選択させてから、該選択の帳票に対して、ステップ13Oにおいてインデックス名を選択させたり、ステップ430において継承メモ名を選択させたりしている。これも、本発明が、複数の情報提示対象文書ファイルに対して、共通の貼付レコードを用いることができる所以である。
【0038】
以上のように本発明によれば、情報提供対象文書ファイルの内容の該当部分に付加情報を結びつけて情報を提供する際に、該付加情報を自由に生成できるようにすると共に、これら情報提供対象文書ファイル及び付加情報に基づいた有用で多様な情報を提供することができる。
【0039】
本発明によれば、例えば、付加情報を、そのインデックス文字列に関係するURLとすることも可能である。この場合は、情報提示対象文書ファイルにおいて、そのインデックス文字列がある箇所には、付加情報であるURLが対応付けられる。そして、該箇所をマウスなどのポインティング手段によってクリックすることで、該URLで指し示される場所に存在する情報を提供することも可能である。つまり、インデックス文字列がある箇所には、該URLで指し示される情報が対応付けられることになる。例えば、該提供の情報を、情報提示対象文書ファイルの表示と同一のウィンドウに表示したり、新規に開くウィンドウに表示したりすることができる。これは、一般的なブラウザ・プログラムや、CGI(Computer Graphics Interface)、又インターネットなどによって実現することができる。
【0040】
又、本発明によれば、例えば、付加情報を、製品の説明や、英単語の訳語とすることも可能である。この場合は、情報提示対象文書ファイルにおいて、その製品や英単語であるインデックス文字列がある箇所に、付加情報である製品説明や訳語を対応付け、表示することができる。例えば、ブラウザ・プログラムによって表示する情報提示対象文書ファイル内のインデックス文字列への付加情報の対応付けをCGIにより実施し、このような箇所をマウスなどのポインティング手段によってクリックすることで、製品説明や訳語のツールチップを表示することも可能である。
【0041】
なお、本発明は、ブラウザ・プログラムに、いわゆるアドインすることも可能である。即ち、ブラウザ・プログラムの追加機能として、本発明を組み込むことも可能である。そうすれば、本発明を適用した上述のような、URLが示す場所に存在する情報の提供や、製品説明や訳語の表示を、あたかもブラウザ・プログラム自体の機能のように、利用することが可能である。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0043】
図1は、本発明が適用された第1実施形態の情報ファイル提示装置の全体的な構成を示すブロック図である。
【0044】
図1において、本実施形態は、電子帳票サーバ装置2、及び該電子帳票サーバ装置2に接続された1台以上のクライアントPC(Personal Computer)6を中心として、本発明が適用されている。又、電子帳票サーバ装置2には、適宜、オンラインやオフラインで、ホスト・コンピュータ装置1が接続されて運用される。なお、これらホスト・コンピュータ装置1、電子帳票サーバ装置2、クライアントPC装置6のハードウェアは、特に限定されものでなく、いずれもPCを用いてもよく、ホスト・コンピュータ装置1などはメイン・フレーム・コンピュータ装置であってもよい。
【0045】
図2は、本実施形態の電子帳票サーバ装置2及びクライアントPC装置6の構成を示すブロック図である。
【0046】
図示されるように、電子帳票サーバ装置2は、情報変換処理部21と、帳票データ管理処理部23と、帳票データ記憶部24と、インデックス・データ管理処理部26と、インデックス・テーブル・データ記憶部28と、編集処理部30と、印刷処理部31と、メモ処理部32と、検索処理部33と、インデックス・メモ処理部27と、通信処理部35とを有している。
【0047】
次に、クライアントPC装置6は、画面表示・入力処理部61と、インデックス・メモ要求部63と、編集要求部65と、印刷要求部66と、メモ要求部67と、検索要求部68と、通信処理部70とを有している。通信処理部35及び通信処理部70の間は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)による、ネットワーク網7によって接続されている。
【0048】
本実施形態において、本発明の情報提示対象文書ファイルは、帳票データ記憶部24に記憶されている帳票データになっている。この帳票データは、ホスト・コンピュータ装置1や電子帳票サーバ装置2で作成されたものでもよい。あるいは、ホスト・コンピュータ装置1で作成された情報が、情報変換処理部21によって帳票データに変換されたものでもよい。
【0049】
図2において、符号65〜68は、帳票データに関する従来型の、それぞれ、編集処理、印刷処理、メモ処理、検索処理を、電子帳票サーバ装置2に対して要求する処理を行う。又、要求されたこれら編集処理、印刷処理、メモ処理、検索処理は、それぞれ、符号30〜33の各処理部において行われる。
【0050】
図2においては、本発明は、インデックス・データ管理処理部26やインデックス・メモ処理部27やインデックス・メモ要求部63、又これらインデックス・データ管理処理部26やインデックス・メモ処理部27やインデックス・メモ要求部63でアクセスされる諸記憶部28、46、47、48を中心に適用されている。
【0051】
又、図3は、主として、インデックス・メモ処理部27やインデックス・メモ要求部63の、内部構成を示すブロック図である。
【0052】
本実施形態において、本発明の貼付レコードは、本発明と同様の「インデックス文字列」と、本発明の付加情報に対応する「メモ内容(あるいはメモ文字列)」とによって構成されている。又、このような貼付レコードは、インデックス・メモ・テーブル記憶部46に格納されている。
【0053】
図示されるように、インデックス・メモ処理部27は、インデックス・メモ・データ管理処理部40と、インデックス・メモ追加処理部41と、インデックス・メモ変更処理部42と、インデックス・メモ削除処理部43と、インデックス・メモ一覧処理部44とを有している。
【0054】
そして、インデックス・メモ・テーブル記憶部46、及びインデックス・メモ定義テーブル記憶部47は、インデックス・メモ・データ管理処理部40によってアクセスされる。インデックス・データ記憶部28はインデックス・データ管理処理部26によってアクセスされ、インデックス・メモ一覧バッファメモリ48はインデックス・メモ一覧処理部44によってアクセスされる。
【0055】
次に、インデックス・メモ要求部63は、インデックス・メモ追加要求部71と、インデックス・メモ変更要求部72と、インデックス・メモ削除要求部73と、インデックス・メモ一覧要求部74と、インデックス・メモ表示処理部75とを有している。
【0056】
ここで、インデックス・メモ・テーブル記憶部46は、他システム79から生成したものを用いることができるようになっている。
【0057】
なお、図4は、インデックス・メモ定義テーブル記憶部47に記憶されるインデックス・メモ定義テーブルを示す線図である。図5は、インデックス・メモ・テーブル記憶部46に記憶されるインデックス・メモ・テーブルを示す線図である。図6は、インデックス・メモ一覧バッファメモリ48に記憶されるインデックス・メモ一覧テーブルを示す線図である。
【0058】
そして、図7及び図8は、いずれもインデックス・テーブル・データ記憶部28に記憶されるインデックス・テーブル・データである。特に、図7は抽出順のものであり、図8はソート順のものである。
【0059】
図9は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ追加処理を示すフローチャートである。
【0060】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2のインデックス・メモ追加処理部41において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6のインデックス・メモ追加要求部71において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0061】
まずステップ110では、クライアントPC装置6の画面表示・入力処理部61において、インデックス・メモ処理部27及びインデックス・メモ要求部63の処理を開始させ、その初期画面から画面を順に表示する。ステップ112では、帳票データ記憶部24に格納された、利用者が希望する帳票データを選択するための画面を表示させる。そしてステップ114では、該選択画面において、利用者が希望の帳票データを選択し、又該帳票データにおける希望ページを選択する。
【0062】
すると、ステップ116では、選択した帳票データを示す帳票ID、及び選択したページのページ名を、クライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2側に送信する。このページ名は、例えばページ番号などである。ステップ120では電子帳票サーバ装置2は、これら帳票ID及びページ名に該当する、帳票データ記憶部24に記憶された帳票データを読み出す。ステップ122では、読み出した帳票データをクライアントPC装置6に送信する。ステップ124では、受信した帳票データから文字列情報を抽出する。ステップ126では、抽出した文字列情報を表示し、利用者が選択した帳票データにおいて、選択したページを表示する。
【0063】
ステップ130では、ステップ116からステップ126までと類似した処理によって、インデックス名一覧を表示する。即ち、まず、クライアントPC装置6は、ステップ114において選択した帳票の帳票IDを、電子帳票サーバ装置2に送信する。該帳票IDを受けた電子帳票サーバ装置2は、該帳票IDに該当するインデックス名の一覧を、インデックス・テーブル・データ記憶部28から獲得し、獲得したものをクライアントPC装置6に送信する。クライアントPC装置6は、この受信したインデックス名の一覧を、画面表示・入力処理部61においてインデックス名一覧として表示する。
【0064】
ステップ132では、表示されたものの中から、利用者は希望のインデックス名を選択する。すると、ステップ134では、該選択したインデックス名と、表示している帳票データを示す帳票IDと、表示しているページを示すページ名とを、クライアントPC装置6から電子帳票サーバ装置2に送信する。ステップ140では、これら帳票ID、インデックス名、ページ名に該当するデータを、インデックス・テーブル・データ記憶部28から読み出す。ステップ142では、読み出したインデックス・テーブル・データを、電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側の画面表示・入力処理部61に送信する。ステップ144では、該送信のデータを利用者に対して表示する。ステップ150では、表示されたインデックス・テーブル・データから、希望のインデックスを選択操作するよう、該インデックスをクリック操作する。ステップ152では、該クリック操作の座標に存在するインデックス文字列を獲得する。
【0065】
ステップ200では、画面表示・入力処理部61において、「インデックス・メモ追加画面」を表示する。続いて、ステップ202では上述のインデックス文字列に対応させるメモ内容(インデックス・メモ)を入力する。ステップ204では、これらインデックス文字列及びメモ内容の新規のインデックス・メモを保存する指示を、画面表示・入力処理部61において入力する。
【0066】
するとステップ206では、該追加のインデックス・メモに係る、インデックス名、インデックス文字列、メモ内容がクライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2側に送信される。ステップ208では、これらインデッスク名、インデックス文字列、メモ内容に基いて、インデックス・メモ・テーブル記憶部46に記憶されているインデックス・メモ・テーブルを更新し、新たなインデックス・メモを追加する。該追加の完了は電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側に伝達され、ステップ210では、画面表示・入力処理部61において、新たなインデックス・メモの追加が完了した旨、利用者に対して表示される。そうして、該ステップ210の後には、ステップ126にジャンプする。
【0067】
図10は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ変更処理を示すフローチャートである。
【0068】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2のインデックス・メモ変更処理部42において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6のインデックス・メモ変更要求部72において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0069】
この図において、ステップ110からステップ152までは、前述した図9のメモ追加処理と同様である。
【0070】
そして、該ステップ152の後、ステップ220では、画面表示・入力処理部61において、「インデックス・メモ変更画面」を表示する。続いて、ステップ222では上述のインデックス文字列に対応させるメモ内容(インデックス・メモ)を入力する。ステップ224では、これらインデックス文字列及びメモ内容で変更する、インデックス・メモを保存する指示を、画面表示・入力処理部61において入力する。
【0071】
するとステップ226では、該変更のインデックス・メモに係る、インデックス名、インデックス文字列、メモ内容がクライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2側に送信される。ステップ228では、これらインデッスク名、インデックス文字列、メモ内容に基づいて、インデックス・メモ・テーブル記憶部46に記憶されているインデックス・メモ・テーブルを更新し、該当のインデックス・メモ変更を行う。該変更の完了は電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側に伝達され、ステップ230では、画面表示・入力処理部61において、インデックス・メモの変更が完了した旨、利用者に対して表示される。そうして、該ステップ230の後には、ステップ126にジャンプする。
【0072】
図11は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ削除処理を示すフローチャートである。
【0073】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2のインデックス・メモ削除処理部43において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6のインデックス・メモ削除要求部73において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0074】
この図において、ステップ110からステップ152までは、前述した図9のメモ追加処理と同様である。
【0075】
そして、該ステップ152の後、ステップ240では、画面表示・入力処理部61において、「インデックス・メモ削除画面」を表示する。続いて、ステップ242では上述のインデックス文字列に対応させた、削除を指示する入力を行う。ステップ244では、該インデックス文字列における削除を行うための、インデックス・メモを保存更新する指示を、画面表示・入力処理部61において入力する。
【0076】
するとステップ246では、該削除のインデックス・メモに係る、インデックス名、インデックス文字列がクライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2側に送信される。ステップ248では、これらインデッスク名、インデックス文字列に基いて、インデックス・メモ・テーブル記憶部46に記憶されているインデックス・メモ・テーブルを更新し、該当のインデックス・メモ削除を行う。該削除の完了は電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側に伝達され、ステップ250では、画面表示・入力処理部61において、インデックス・メモの削除が完了した旨、利用者に対して表示される。そうして、該ステップ250の後には、ステップ126にジャンプする。
【0077】
図12は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ表示処理を示すフローチャートである。又図13は、この図12に続くフローチャートである。
【0078】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2のインデックス・メモ一覧処理部44において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6のインデックス・メモ表示処理部75において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0079】
この図において、ステップ110からステップ132までは、前述した図9のメモ追加処理と同様である。
【0080】
そして、該ステップ132の後、ステップ270では、該選択したインデックス名と、表示している帳票データを示す帳票IDとを、クライアントPC装置6から電子帳票サーバ装置2に送信する。ステップ272では、これら帳票ID、インデックス名に該当するデータを、インデックス・メモ定義テーブル記憶部47から読み出す。ステップ274では、読み出したインデックス・メモ定義テーブルのデータを、電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側のインデックス・メモ表示処理部75に送信する。ステップ276では、該送信のデータに係るインデックス名を、クライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2に送信する。
【0081】
ステップ280では、該インデックス名に応じてインデックス・メモ・テーブル記憶部46を読み出す。そしてステップ282では、該読出しのデータを、クライアントPC装置6側に送信する。ステップ284では、表示している帳票データの帳票ID、選択したインデックス名、表示している帳票のページ名を、電子帳票サーバ装置2へ送信する。ステップ286では、これら帳票ID、インデックス名、ページ名に応じて、インデックス・テーブル・データ記憶部28を読み出す。
【0082】
該ステップ286の後は図13のステップ290では、該読出しのインデックス・テーブル・データを、クライアントPC装置6側に送信する。
【0083】
ステップ292では、続くステップ296、300、302に係る処理を、必要なインデックス・テーブル・データ全てに対して行って、行うべき処理が完了したか判定する。完了と判定される場合は、続いてステップ294に進み、アイドル状態になる。あるいは未だ完了していないと判定される場合は、ステップ296に進む。
【0084】
ステップ296では、インデックス文字列に該当するインデックス・メモが、インデックス・メモ・テーブルに存在するか判定する。存在しないと判定される場合は、続いてステップ292にジャンプする。存在すると判定される場合は、ステップ300において、インデックス文字列の位置を求めると共に、インデックス・メモ定義テーブルの位置情報を用いてインデックス・メモを貼り付ける位置を求める。そしてステップ302では、このように求められたインデックス文字列の位置とインデックス・メモの貼付位置に従って、インデックス・メモを表示する。該ステップ302の後はステップ292にジャンプする。
【0085】
図14は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ一覧表示処理を示すフローチャートである。又図15は、この図14に続くフローチャートである。
【0086】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2のインデックス・メモ一覧処理部44において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6のインデックス・メモ一覧要求部74において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0087】
この図において、ステップ110からステップ280までは、前述した図12のメモ表示処理と同様である。
【0088】
該ステップ280に続いて図15のステップ320では、続くステップ322、324に係る処理を、必要なインデックス・メモ・テーブルのインデックス・メモのデータ全てに対して行って、行うべき処理が完了したか判定する。完了と判定される場合は、続いてステップ330に進む。あるいは未だ完了していないと判定される場合は、ステップ322に進む。
【0089】
ステップ322では、インデックス・メモのインデックス文字列に該当する全インデックスを、インデックス・テーブル・データ記憶部28のソート順インデックス・テーブル・データを使用して読み出す。ステップ324では、該読出しのインデックスとインデックス・メモを使用してインデックス・メモ一覧を作成し、作成したものをインデックス・メモ一覧バッファメモリ48に記憶させる。該ステップ324の後は、ステップ320にジャンプする。
【0090】
一方、ステップ320からステップ330に進んだ場合、該ステップ330では、作成されインデックス・メモ一覧バッファメモリ48に記憶されているインデックス・メモ一覧を、クライアントPC装置6に送信する。ステップ332では、受信したインデックス・メモ一覧を、ページ番号とページ内位置でソートする。そしてステップ334では、ソート結果のインデックス・メモ一覧を利用者に対して表示する。
【0091】
なお、図16は、本実施形態において、対象になる帳票の表示例の画面を示す線図である。この図において、矩形範囲が表示画面に相当するように図示されている。
【0092】
又、該表示例において最上位行で先頭の「AAA」の文字列を選択した後の、メモ入力画面を表示し、メモ内容を入力している画面表示は、図17のようになる。図17においては、左上に図示される「AAA」の文字列を利用者が、インデックス文字列として(第1実施形態)、あるいは帳票文字列として(第2実施形態)選択している。又、該選択に伴って、該「AAA」の文字列が白黒反転表示になっている。又、「メモ入力画面」と図示された矩形範囲がメモ入力画面である。該メモ入力画面は、メモ内容を入力するために用いる矩形領域と、マウスなどのポインティング手段によって操作入力するための「OK」のボタン及び「キャンセル」のボタンとを有している。なお、この図においては、メモ内容を入力する該矩形領域には、「AAAのメモです。」なる、メモ内容(第1実施形態ではインデックス・メモ内容に、第2実施形態では継承メモ内容に相当)が利用者によって入力され、表示されている。
【0093】
このようにしてインデックス・メモを作成すると、図18のような表示画面を得ることができる。この図においては、図17において入力して定義した、「AAA」の文字列(第1実施形態ではインデックス文字列に、第2実施形態では帳票文字列に相当)に対応する「AAAのメモです。」なるメモ内容(第1実施形態ではインデックス・メモ内容に、第2実施形態では継承メモ内容に相当)が、表示中の帳票に存在する「AAA」の文字列の右脇位置において表示されている。
【0094】
本実施形態においては、本発明を適用して、利用者が選択した帳票のデータにおいて、インデックス文字列や帳票文字列が存在する位置を検索する。そうして、該検索結果の存在位置に対して、該文字列に対して定義されているメモ内容(第1実施形態ではインデックス・メモ内容に、第2実施形態では継承メモ内容に相当)を対応付けて表示している。
【0095】
又、図19は、図16と異なる帳票の表示例を示す線図である。このような別部分についても、図20のように、「AAA」の同じ文字列に対しては、図17や図18と同じインデックス・メモを表示することができる。具体的には、図18と同様の文字列の検索処理などによって、図17において入力して定義した、「AAA」の文字列(第1実施形態ではインデックス文字列に、第2実施形態では帳票文字列に相当)に対応する「AAAのメモです。」なるメモ内容(第1実施形態ではインデックス・メモ内容に、第2実施形態では継承メモ内容に相当)が、図20において、表示中の帳票に存在する「AAA」の文字列の右脇位置に表示されている。
【0096】
つまり、図16〜図18の1つの帳票、又これとは別の図19及び図20の帳票などというように、異なる帳票同士で、同じインデックス・メモの情報を用いることが可能であり、同じインデックス・メモ・テーブル記憶部46やインデックス・メモ定義テーブル記憶部47の情報を用いることが可能である。従って、異なる帳票においても、同じインデックス文字列を用いて検索して同じインデックス・メモを対応させ、同じインデックス文字列が存在する位置には同じインデックス・メモを表示させることなどが可能である。
【0097】
そして図21は、本実施形態におけるインデックス・メモ一覧の表示例を示す画面図である。
【0098】
以上に説明したとおり、本実施形態によれば、本発明を効果的に適用することができる。
【0099】
図22は、本発明が適用された第2実施形態の情報ファイル提示装置に係る、電子帳票サーバ装置2及びクライアントPC装置6の構成を示すブロック図である。
【0100】
なお、本実施形態についても、その全体的な構成は、前述の第1実施形態の図1と同様である。
【0101】
図22において図示されるように、電子帳票サーバ装置2は、情報変換処理部21と、帳票データ管理処理部23と、帳票データ記憶部24と、継承メモ処理部81と、継承メモ・ファイル記憶部82と、編集処理部30と、印刷処理部31と、メモ処理部32と、検索処理部33と、通信処理部35とを有している。
【0102】
なお、継承メモ処理部81は、第1実施形態のインデックス・メモ処理部27に相当する。又継承メモ・ファイル記憶部82は、第1実施形態のインデックス・メモ・テーブル記憶部46及びインデックス・メモ定義テーブル記憶部47に相当する。
【0103】
次に、クライアントPC装置6は、画面表示・入力処理部61と、継承メモ要求部91と、編集要求部65と、印刷要求部66と、メモ要求部67と、検索要求部68と、通信処理部70とを有している。なお、継承メモ要求部91は、第1実施形態のインデックス・メモ要求部63に相当する。
【0104】
本実施形態において、本発明の情報提示対象文書ファイルは、帳票データ記憶部24に記憶されている帳票データになっている。この帳票データは、ホスト・コンピュータ装置1や電子帳票サーバ装置2で作成されたものでもよい。あるいは、ホスト・コンピュータ装置1で作成された情報が、情報変換処理部21によって帳票データに変換されたものでもよい。
【0105】
図22において、符号65〜68は、帳票データに関する従来型の、それぞれ、編集処理、印刷処理、メモ処理、検索処理を、電子帳票サーバ装置2に対して要求する処理を行う。又、要求されたこれら編集処理、印刷処理、メモ処理、検索処理は、それぞれ、符号30〜33の各処理部において行われる。
【0106】
図22においては、本発明は、継承メモ処理部81や継承メモ要求部91、又これら継承メモ処理部81や継承メモ要求部91でアクセスされる諸記憶部82、83、84、85を中心に適用されている。
【0107】
又、図23は、主として、継承メモ処理部81や継承メモ要求部91の、内部構成を示すブロック図である。
【0108】
本実施形態において、本発明の貼付レコードは、本発明のインデックス文字列に対応する「帳票文字列」と、本発明の付加情報に対応する「メモ内容(あるいはメモ文字列や帳票メモや帳票メモ内容)」とによって構成されている。又、このような貼付レコードは、継承メモ・テーブル記憶部83に格納されている。
【0109】
図示されるように、継承メモ処理部81は、継承メモ・データ管理処理部86と、継承メモ追加処理部87と、継承メモ変更処理部88と、継承メモ削除処理部89と、継承メモ一覧処理部90とを有している。
【0110】
そして、継承メモ・テーブル記憶部83、継承メモ定義テーブル記憶部84、及び継承メモ一覧テーブル記憶部85は、継承メモ・データ管理処理部86によってアクセスされる。
【0111】
次に、継承メモ要求部91は、継承メモ追加要求部92と、継承メモ変更要求部93と、継承メモ削除要求部94と、継承メモ一覧要求部95と、継承メモ表示処理部96とを有している。
【0112】
ここで、継承メモ・テーブル記憶部83は、他システム79から生成したものを用いることができるようになっている。
【0113】
なお、図24は、継承メモ定義テーブル記憶部84に記憶される継承メモ定義テーブルを示す線図である。図25は、継承メモ・テーブル記憶部83に記憶される継承メモ・テーブルを示す線図である。図26は、継承メモ一覧テーブル記憶部85に記憶される継承メモ一覧テーブルを示す線図である。
【0114】
図27は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ追加処理を示すフローチャートである。
【0115】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2の継承メモ追加処理部87において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6の継承メモ追加要求部92において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0116】
まずステップ110では、クライアントPC装置6の画面表示・入力処理部61において、継承メモ処理部81及び継承メモ要求部91の処理を開始させ、その初期画面から画面を順に表示する。ステップ112では、帳票データ記憶部24に格納された、利用者が希望する帳票データを選択するための画面を表示させる。そしてステップ114では、該選択画面において、利用者が希望の帳票データを選択し、又該帳票データにおける希望ページを選択する。
【0117】
すると、ステップ116では、選択した帳票データを示す帳票ID、及び選択したページのページ名を、クライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2側に送信する。このページ名は、例えばページ番号などである。ステップ120では電子帳票サーバ装置2は、これら帳票ID及びページ名に該当する、帳票データ記憶部24に記憶された帳票データを読み出す。ステップ122では、読み出した帳票データをクライアントPC装置6に送信する。ステップ124では、受信した帳票データから文字列情報を抽出する。ステップ126では、抽出した文字列情報を表示し、利用者が選択した帳票データにおいて、選択したページを表示する。
【0118】
ステップ430では、ステップ116からステップ126までと類似した処理によって、継承メモ名一覧を表示する。即ち、まず、クライアントPC装置6は、ステップ114において選択した帳票の帳票IDを、電子帳票サーバ装置2に送信する。該帳票IDを受けた電子帳票サーバ装置2は、該帳票IDに該当する継承メモ名の一覧を、継承メモ・ファイル記憶部82から獲得し、獲得したものをクライアントPC装置6に送信する。クライアントPC装置6は、この受信した継承メモ名の一覧を、画面表示・入力処理部61において継承メモ名一覧として表示する。
【0119】
ステップ432では、表示されたものの中から、利用者は希望の継承メモ名を選択する。すると、ステップ434では、該選択した継承メモ名と、表示している帳票データを示す帳票IDとを、クライアントPC装置6から電子帳票サーバ装置2に送信する。ステップ440では、これら帳票ID、継承メモ名に該当するデータを、継承メモ定義テーブル記憶部84から読み出す。ステップ442では、読み出した継承メモ定義テーブル・データを、電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側に送信する。ステップ443では、継承メモ定義テーブルの「帳票文字列の範囲」内の帳票文字列を抽出する。ステップ444では、該抽出の帳票文字列をマーキングして、利用者に対して表示する。ステップ450では、希望の帳票文字列を選択操作するよう、マーキングされた帳票文字列のいずれかをクリック操作する。ステップ452では、該クリック操作の座標に存在する帳票文字列を獲得する。
【0120】
ステップ500では、画面表示・入力処理部61において、「継承メモ追加画面」を表示する。続いて、ステップ502では上述の帳票文字列に対応させるメモ内容(継承メモ)を入力する。ステップ504では、これら帳票文字列及びメモ内容の新規の継承メモを保存する指示を、画面表示・入力処理部61において入力する。
【0121】
するとステップ506では、該追加の継承メモに係る、継承メモ名、帳票文字列、メモ内容がクライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2側に送信される。ステップ508では、これら継承メモ名、帳票文字列、メモ内容に基いて、継承メモ・テーブル記憶部83に記憶されている継承メモ・テーブルを更新し、新たな継承メモを追加する。該追加の完了は電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側に伝達され、ステップ510では、画面表示・入力処理部61において、新たな継承メモの追加が完了した旨、利用者に対して表示される。そうして、該ステップ510の後には、ステップ126にジャンプする。
【0122】
図28は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ変更処理を示すフローチャートである。
【0123】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2の継承メモ変更処理部88において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6の継承メモ変更要求部93において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0124】
この図において、ステップ110からステップ452までは、前述した図27のメモ追加処理と同様である。
【0125】
そして、該ステップ452の後、ステップ520では、画面表示・入力処理部61において、「継承メモ変更画面」を表示する。続いて、ステップ522では前述の帳票文字列に対応させるメモ内容(継承メモ)を入力する。ステップ524では、これら帳票文字列及びメモ内容で変更する、継承メモを保存する指示を、画面表示・入力処理部61において入力する。
【0126】
するとステップ526では、該変更の継承メモに係る、継承メモ名、帳票文字列、メモ内容がクライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2側に送信される。ステップ528では、これら継承メモ名、帳票文字列、メモ内容に基いて、継承メモ・テーブル記憶部83に記憶されている継承メモ・テーブルを更新し、該当の継承メモ変更を行う。該変更の完了は電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側に伝達され、ステップ530では、画面表示・入力処理部61において、継承メモの変更が完了した旨、利用者に対して表示される。そうして、該ステップ530の後には、ステップ126にジャンプする。
【0127】
図29は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ削除処理を示すフローチャートである。
【0128】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2の継承メモ削除処理部89において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6の継承メモ削除要求部94において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0129】
この図において、ステップ110からステップ452までは、前述した図27のメモ追加処理と同様である。
【0130】
そして、該ステップ452の後、ステップ540では、画面表示・入力処理部61において、「継承メモ削除画面」を表示する。続いて、ステップ542では上述の帳票文字列に対応させた、削除を指示する入力を行う。ステップ544では、該帳票文字列における削除を行うための、継承メモを保存更新する指示を、画面表示・入力処理部61において入力する。
【0131】
するとステップ546では、該削除の継承メモに係る、継承メモ名、帳票文字列がクライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2側に送信される。ステップ548では、これら継承メモ名、帳票文字列に基づいて、継承メモ・テーブル記憶部83に記憶されている継承メモ・テーブルを更新し、該当の継承メモ削除を行う。該削除の完了は電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側に伝達され、ステップ550では、画面表示・入力処理部61において、継承メモの削除が完了した旨、利用者に対して表示される。そうして、該ステップ550の後には、ステップ126にジャンプする。
【0132】
図30は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ表示処理を示すフローチャートである。又図31は、この図30に続くフローチャートである。
【0133】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2の継承メモ一覧処理部90において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6の継承メモ表示処理部96において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0134】
この図において、ステップ110からステップ432までは、前述した図27のメモ追加処理と同様である。
【0135】
そして、該ステップ432の後、ステップ570では、該選択した継承メモ名と、該継承メモ名が存在する帳票データを示す帳票IDとを、クライアントPC装置6から電子帳票サーバ装置2に送信する。ステップ572では、これら帳票ID、継承メモ名に該当するデータを、継承メモ定義テーブル記憶部84から読み出す。ステップ574では、読み出した継承メモ定義テーブルのデータを、電子帳票サーバ装置2側からクライアントPC装置6側の画面表示・入力処理部61に送信する。ステップ576では、該送信のデータに係る継承メモ名を、クライアントPC装置6側から電子帳票サーバ装置2に送信する。
【0136】
ステップ580では、該継承メモ名に応じて継承メモ・テーブル記憶部83を読み出す。そしてステップ582では、該読出しのデータを、クライアントPC装置6側に送信する。
【0137】
該ステップ582に続いて、図31に示すステップ590では、続くステップ594、600、602に係る処理を、継承メモ定義テーブルの「帳票文字列の範囲」内の帳票文字列全てに対して行って、行うべき処理が完了したか判定する。完了と判定される場合は、続いてステップ592に進み、アイドル状態になる。あるいは未だ完了していないと判定される場合は、ステップ594に進む。
【0138】
ステップ594では、帳票文字列に該当する継承メモが、継承メモ・テーブルに存在するか判定する。存在しないと判定される場合は、続いてステップ590にジャンプする。存在すると判定される場合は、ステップ600において、帳票文字列の位置を求めると共に、継承メモ定義テーブルの位置情報を用いて継承メモを貼り付ける位置を求める。そしてステップ602では、このように求められた継承メモ文字列の位置と継承メモの貼付位置に従って、継承メモを表示する。該ステップ602の後はステップ590にジャンプする。
【0139】
図32は、本実施形態において本発明を適用して行われるメモ一覧表示処理を示すフローチャートである。又図33は、この図32に続くフローチャートである。
【0140】
この図において、一点鎖線を境界として、左側の電子帳票サーバの処理は、主として電子帳票サーバ装置2の継承メモ一覧処理部90において行われる。中央のクライアントPCの処理は、主としてクライアントPC装置6の継承メモ一覧要求部95において行われる。右側の画面表示・入力の処理は、主として画面表示・入力処理部61において行われる。
【0141】
この図において、ステップ110からステップ580までは、前述した図30のメモ表示処理と同様である。
【0142】
該ステップ580に続いて図33のステップ630では、指定された帳票の指定された継承メモの継承一覧テーブルが作成済みで、継承メモ一覧テーブル記憶部85において保存されているか判定する。保存されていれば、ステップ650に進む。保存されていない場合は、次にステップ632に進む。
【0143】
ステップ632では、継承メモ定義テーブル記憶部84を読み込む。ステップ634では、継承メモ・テーブル記憶部83を読み込む。
【0144】
ステップ640では、帳票データの全ページの継承メモ定義テーブルの「帳票文字列の範囲」内に存在する全帳票文字列に対して、続くステップ642、644に係る処理を全て行って、行うべき処理が完了したか判定する。完了と判定される場合は、続いてステップ650に進む。あるいは未だ完了していないと判定される場合は、ステップ642に進む。なお、継承メモ・テーブル記憶部83に、対象の継承メモが1つも存在しない場合は、空の継承メモ一覧テーブルを継承メモ一覧テーブル記憶部85に作成して、ステップ650に進む。
【0145】
ステップ642では、対象の帳票文字列に該当する継承メモが、継承メモ・テーブル記憶部83に存在するか判定する。存在すれば、ステップ644に進み、存在しない場合は、ステップ640に進む。
【0146】
ステップ650では、継承メモ一覧テーブル記憶部85の該当継承メモ一覧テーブルを読み込む。ステップ652では、読み込んだものを電子帳票サーバ装置2からクライアントPC装置6に送信する。ステップ654では、受信した継承メモ一覧を利用者に対して表示する。
【0147】
なお、図16は、本実施形態において、対象になる帳票の表示例の画面を示す線図である。又、該表示例において最上位行で先頭の「AAA」の文字列を選択した後の、メモ入力画面を表示し、メモ内容を入力している画面表示は、図17のようになる。このようにして継承メモを作成すると、図18のような表示画面を得ることができる。
【0148】
又、図19は、図16と異なる帳票の表示例を示す線図である。このような別部分についても、図20のように、「AAA」の同じ文字列に対しては、図17や図18と同じ継承メモを表示することができる。つまり、前述の第1実施形態と同様に該第2実施形態においても、異なる帳票同士で、同じ継承メモの情報を用いることが可能であり、同じ継承メモ・テーブル記憶部83の情報を用いることが可能である。従って、異なる帳票においても、同じ帳票文字列を用いて検索して同じ継承メモを対応させ、同じ帳票文字列が存在する位置には同じ継承メモを表示させることなどが可能である。
【0149】
そして図21は、本実施形態における継承メモ一覧の表示例を示す画面図である。
【0150】
以上に説明したとおり、本実施形態によれば、本発明を効果的に適用することができる。
【0151】
又、第1実施形態のインデックス・メモ一覧バッファメモリ48が一時ファイルであったのに対して、本第2実施形態においては、該インデックス・メモ一覧バッファメモリ48に対応する継承メモ一覧テーブル記憶部85が、少なくともある程度の期間は情報を保持するようにしている。従って、本第2実施形態においては、このように保持されている情報が再利用される場合は、情報生成に要する処理や時間を削減することができる。
【0152】
【発明の効果】
本発明によれば、情報提供対象文書ファイルの内容の該当部分に付加情報を結びつけて情報を提供する際に、該付加情報を自由に生成できるようにすると共に、これら情報提供対象文書ファイル及び付加情報に基づいた有用で多様な情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1実施形態の情報ファイル提示装置の全体的な構成を示すブロック図
【図2】上記実施形態の電子帳票サーバ装置2及びクライアントPC装置6の構成を示すブロック図
【図3】前記実施形態のインデックス・メモ処理部27やインデックス・メモ要求部63の、内部構成を示すブロック図
【図4】前記実施形態のインデックス・メモ定義テーブル記憶部47に記憶されるインデックス・メモ定義テーブルを示す線図
【図5】前記実施形態のインデックス・メモ・テーブル記憶部46に記憶されるインデックス・メモ・テーブルを示す線図
【図6】前記実施形態のインデックス・メモ一覧バッファメモリ48に記憶されるインデックス・メモ一覧テーブルを示す線図
【図7】前記実施形態のインデックス・テーブル・データ記憶部28に記憶されるインデックス・テーブル・データ(抽出順)を示す線図
【図8】前記実施形態のインデックス・テーブル・データ記憶部28に記憶されるインデックス・テーブル・データ(ソート順)を示す線図
【図9】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ追加処理を示すフローチャート
【図10】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ変更処理を示すフローチャート
【図11】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ削除処理を示すフローチャート
【図12】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ表示処理を示すフローチャート
【図13】上記の図12に続くフローチャート
【図14】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ一覧表示処理を示すフローチャート
【図15】上記の図14に続くフローチャート
【図16】前記実施形態において、対象になる帳票の表示例の画面を示す線図
【図17】前記実施形態において、メモ入力画面を表示している、対象になる帳票の表示例の画面を示す線図
【図18】前記実施形態において、インデックス・メモを加えた、対象になる帳票の表示例の画面を示す線図
【図19】前記実施形態において、図18と同じインデックス・メモを参照可能な別の帳票の表示例の画面を示す線図
【図20】前記実施形態において、インデックス・メモを加えた、対象になる帳票の別の部分の表示例の画面を示す線図
【図21】前記実施形態におけるインデックス・メモ一覧の表示例を示す画面図
【図22】本発明が適用された第2実施形態の情報ファイル提示装置に係る、電子帳票サーバ装置2及びクライアントPC装置6の構成を示すブロック図
【図23】前記実施形態の、主として、継承メモ処理部81や継承メモ要求部91の、内部構成を示すブロック図
【図24】前記実施形態の継承メモ定義テーブル記憶部84に記憶される継承メモ定義テーブルを示す線図
【図25】前記実施形態の継承メモ・テーブル記憶部83に記憶される継承メモ・テーブルを示す線図
【図26】前記実施形態の継承メモ一覧テーブル記憶部85に記憶される継承メモ一覧テーブルを示す線図
【図27】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ追加処理を示すフローチャート
【図28】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ変更処理を示すフローチャート
【図29】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ削除処理を示すフローチャート
【図30】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ表示処理を示すフローチャート
【図31】上記図30に続くフローチャート
【図32】前記実施形態において本発明を適用して行われるメモ一覧表示処理を示すフローチャート
【図33】上記図32に続くフローチャート
【符号の説明】
1…ホスト・コンピュータ装置
2…電子帳票サーバ装置
6…クライアントPC装置
7…ネットワーク網
21…情報変換処理部
23…帳票データ管理処理部
24…帳票データ記憶部
26…インデックス・データ管理処理部
27…インデックス・メモ処理部
28…インデックス・テーブル・データ記憶部
30…編集処理部
31…印刷処理部
32…メモ処理部
33…検索処理部
40…インデックス・メモ・データ管理処理部
41…インデックス・メモ追加処理部
42…インデックス・メモ変更処理部
43…インデックス・メモ削除処理部
44…インデックス・メモ一覧処理部
46…インデックス・メモ・テーブル記憶部
47…インデックス・メモ定義テーブル記憶部
48…インデックス・メモ一覧バッファメモリ
61…画面表示・入力処理部
63…インデックス・メモ要求部
65…編集要求部
66…印刷要求部
67…メモ要求部
68…検索要求部
70…通信処理部
71…インデックス・メモ追加要求部
72…インデックス・メモ変更要求部
73…インデックス・メモ削除要求部
74…インデックス・メモ一覧要求部
75…インデックス・メモ表示処理部
79…他システム
81…継承メモ処理部
82…継承メモ・ファイル記憶部
83…継承メモ・テーブル記憶部
84…継承メモ定義テーブル記憶部
85…継承メモ一覧テーブル記憶部
86…継承メモ・データ管理処理部
87…継承メモ追加処理部
88…継承メモ変更処理部
89…継承メモ削除処理部
90…継承メモ一覧処理部
91…継承メモ要求部
92…継承メモ追加要求部
93…継承メモ変更要求部
94…継承メモ削除要求部
95…継承メモ一覧要求部
96…継承メモ表示処理部

Claims (6)

  1. 少なくともインデックス文字列及び付加情報で構成される貼付レコードが格納されているインデックス・メモ・テーブルから、該貼付レコードを読み出し、
    該読出しの貼付レコードに含まれる前記インデックス文字列が存在する、情報提示対象文書ファイルにおける位置を検索し、
    該検索結果の存在位置に対して、該読出しの貼付レコードに含まれる前記付加情報を対応付けて生成する情報を、提示できるようにしたことを特徴とする情報ファイル提示方法。
  2. 請求項1に記載の情報ファイル提示方法において、
    前記情報提示対象文書ファイルが、表形式ファイル、テキスト文書ファイル、ワード・プロセッサ文書ファイル、帳票ファイル、CAD用ファイル、ブラウザ表示コンテンツの内の、少なくとも1つであることを特徴とする情報ファイル提示方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報ファイル提示方法において、
    前記貼付レコードが、異なる前記情報提示対象文書ファイルに共通して利用可能なものであって、
    又、前記検索結果として複数の前記存在位置が存在する場合には、これら存在位置に前記対応付けを行って、これにより前記生成を行うものであることを特徴とする情報ファイル提示方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の情報ファイル提示方法において、
    複数の前記貼付レコードにあって存在する、これら相互のグループ関係を記憶しておき、
    少なくとも1つの前記情報提示対象文書ファイルをリスト表示し、利用者の該情報提示対象文書ファイルの選択入力を受付けると共に、前記貼付レコードを前記グループ関係に従ってリスト表示して、利用者の該貼付レコードの選択入力を受付け、
    この後に、これら選択入力されたものを対象にして、前記貼付レコード読出し以降の処理を行うことを特徴とする情報ファイル提示方法。
  5. 少なくともインデックス文字列及び付加情報で構成される貼付レコードが格納されているインデックス・メモ・テーブルと、
    該インデックス・メモ・テーブルから該貼付レコードを読み出し、該読出しの貼付レコードに含まれる前記インデックス文字列が存在する、情報提示対象文書ファイルにおける位置を検索し、該検索結果の存在位置に対して、該読出しの貼付レコードに含まれる前記付加情報を対応付けて生成する情報を提示するインデックス・メモ処理部と、
    を備えたことを特徴とする情報ファイル提示装置。
  6. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の情報ファイル提示方法、又は請求項5に記載の情報ファイル提示装置を実施するためのコンピュータ・プログラム。
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