JPH083373Y2 - シャトル式搬送装置の被搬送物支承受け装置 - Google Patents

シャトル式搬送装置の被搬送物支承受け装置

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JPH083373Y2
JPH083373Y2 JP1989028169U JP2816989U JPH083373Y2 JP H083373 Y2 JPH083373 Y2 JP H083373Y2 JP 1989028169 U JP1989028169 U JP 1989028169U JP 2816989 U JP2816989 U JP 2816989U JP H083373 Y2 JPH083373 Y2 JP H083373Y2
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登志雄 中島
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車の車体の組立ラインにおける
車体等の搬送装置に関し、所定のストロークで往復駆動
されるシャトルフレームに載置取り付けられる被搬送物
の支承受け装置に関する。
【従来の技術】
従来のシャトル式搬送装置の支承受け具は、車体等の
被搬送物の被支承部が前後二点の支承点を有するものに
おいて、その前後の支承点間の距離が同一の被搬送物に
ついては支承できるが、前記前後の距離が異なる被搬送
物の被支承部を有するものについては、支承することが
できない。 例えば、特開昭63−123710号公報に開示されているよ
うな、シャトル式搬送装置があるが、この方式である
と、支承受け具の前後距離は固定され一定であるため、
被搬送物の被支承部の前後距離が異なる被搬送物を混合
して同一ラインで生産することはできない。また特開昭
60−228315号公報に開示されている間欠搬送装置がある
が、走行フレーム上の荷支持部上に後部受具を設けて前
部受具に対して接近離間させる構成が開示されている
が、その構成は全く本願と異なるものである。
【考案が解決しようとしている問題点】
被搬送物の被支承部の前後距離が異なる複数種の被搬
送物がある場合は、夫々の被搬送物の被支承部の距離に
合わせた支承受け部を有する個別のラインを設ける必要
があり、設備費用が多くかかり生産性も低いという問題
があった。
【考案の目的】
本考案は、上述の問題点を解決しようとするもので、
被搬送物の被支承部の前後被支承部の距離が異なる種類
の被搬送物を同一のラインでも組立搬送を可能とし、生
産性のよい構造簡素なシャトル式搬送装置の支承受け装
置を提供することを目的とする。
【問題を解決するための手段】
前記
【考案の目的】を達成するために、所定のストロ
ークで往復駆動されるシャトルフレーム31に装置基盤20
が載置されて該装置基盤20上には、軌条12が2条配設さ
れて、前記軌条12には台車11が転動可能に載上され、更
に前記台車11と一体的に形成された台車基盤10に支承受
け金具01を起伏レバー03を介して軸着して、前記台車基
盤10上に起伏レバー軸受け金具04を取り付けて、該金具
には起伏レバー支点軸09を支点と支承受け金具01とが一
体的に形成された起伏レバー03が軸支されて、更に台車
基盤10に起伏シリンダー取り付け座05を取り付けて、該
取り付け座05には搖動支点用ピン51を支点として起伏シ
リンダー02が搖動可能に取り付けられており、更に該起
伏シリンダー02中を往復前後進する起伏シリンダーロッ
ド21の該シリンダーの反対側の一端が前記の支承受け金
具01の起伏シリンダーロッド接続軸32に接続ピンを介し
て回動可能に接続され、一方装置基盤20には台車移動用
シリンダー取り付け金具18が装置基盤20と一体的に取り
付けられており、該台車移動用シリンダー取り付け金具
18には台車移動用シリンダー15が取り付けられて、更に
前述の台車基盤10に取り付け固定されているシリンダロ
ッド受け座17に台車移動用シリンダー15のロッドが連結
固定されて台車基盤10が所定のストロークで往復駆動さ
れるよう構成されており、また台車基盤10にはクランプ
シリンダー取り付け金具19が載置固定されており、2条
のクランプ金具案内軌条08が上記クランプシリンダー取
り付け金具19上にクサビ式クランプ金具07を前後進案内
可能に設けられており、クランプシリンダー取り付け金
具19に取り付けられたクランプ用シリンダー06により往
復駆動されるクサビ式クランプ金具07が前記案内軌条08
上を滑動するように構成した。
【考案の作用】
本考案の上述した手段によれば、被搬送物支承受けを
前後に往復駆動させて、支承受け位置が被搬送物被支承
部に合わせて、選択的に位置替えできることを可能とし
又更に別の実施例としては、支承受けが起立して被搬送
物支承姿勢のときにはクサビ式クランプにより起立状態
が保持できるようにした。
【本考案の実施例】
以下本考案の詳細を図面に示す一実施例により説明す
る。 第1図において先ず所定のストロークで往復駆動され
るシャトルフレーム31があり、そのシャトルフレームに
装置基盤20が載置取り付けられており加えてその基盤上
に載置された軌条12の上には台車11が転動可能に載置さ
れ更に前記台車と一体的に形成された台車基盤10に支承
受け金具01を起伏レバー03を介して軸着して支承受け移
動台車として形成されている。 尚、上記の台車基盤10の上には起伏レバー軸受け金具
04を取り付けて、該金具には起伏レバー支点軸09を支点
と支承受け金具01とが一体的に形成された起伏レバー03
が軸支されている。更に台車基盤10に起伏シリンダー取
り付け座05を取り付けて、該取り付け座には搖動支点用
ピン51を支点として起伏シリンダー02が搖動可能に取り
付けられており、更に該起伏シリンダー02中を往復前後
進する起伏シリンダーロッド21の該シリンダーの反対側
の一端が前記の支承受け金具01の起伏シリンダーロッド
接続軸32に接続ピンを介して回動可能に接続されてい
る。 また、台車基盤10にはクランプシリンダー取り付け金
具19が載置固定されており、2条のクランプ金具案内軌
条08が上記クランプシリンダー取り付け金具19上にクサ
ビ式クランプ金具07を前後進案内可能に設けられてお
り、クランプシリンダー取り付け金具19に取り付けられ
たクランプ用シリンダー06により往復駆動されるクサビ
式クランプ金具07が前記案内軌条08上を滑動するように
なっている。一方、装置基盤20には台車移動用シリンダ
ー取り付け金具18が装置基盤20と一体的に取り付けられ
ており、該台車移動用シリンダー取り付け金具18には台
車移動用シリンダー15が取り付けられて、更に前述の台
車基盤10に取り付け固定されているシリンダロッド受け
座17に台車移動用シリンダー15のロッドが連結固定され
て台車基盤10が所定のストロークで往復駆動されるよう
構成されている。次に本実施例の作用について以下に述
べる。 第4図(a)に示すように車体100が各ワークステー
ションの支持具101、102上に載置された状態で、このと
きシャトルフレーム31および支承受け金具01は最下降位
置にあり車体の組立が完了すると各ワークステーション
〜のリフト装置103によりシャトルフレーム31およ
び支承受け金具01を一斉に最上昇位置まで上昇させる。
すると各ステーションに載置されている車体100は支持
具101、102から離脱し、起立している支承受け金具01上
に載置されるようになる。この状態で図示していないシ
ャトルフレーム前進用駆動装置により車体が載置されて
いるシャトルフレーム31を前進方向即ち第4図(a)、
(b)において左方向へ移動させ、車体100が次のワー
クステーションに到達した時点で前進停止とし、各ステ
ーションでは前述の上昇と反対に一斉にリフト下降をさ
せ最上昇位置から最下降位置まで下降させる。これによ
り車体100は次工程のワークステーションへ搬送されて
支承受け金具01から同ワークステーションにおける支持
具101、102上に載置されるようになる。その後シャトル
フレーム31および支承受け金具01は倒伏状態、即ち非支
承姿勢をとって後退用駆動装置により、前工程の元のワ
ークステーションに戻る。 上述のようなシャトル式搬送装置において、第3図に
示す支承受け金具01は被搬送物の支承時にはA起立のF
後前位置の状態にありそのときは、起伏用シリンダー02
の起伏シリンダーロッド21シリンダーから突出した状態
で起伏用シリンダーロッド接続軸32を押圧しており、被
搬送物の被支承時には該ロッドは該起伏用シリンダー02
中に即ちB方向に引き込まれて起伏レバー支点軸09を支
点として起立していた支承受け金具01はB倒伏姿勢とな
る。また台車移動用シリンダー15のロッドがF後前相当
位置、即ち引き込まれた状態からR後後位置相当方向に
伸長作動することにより支承受金具01は軌条21上を転動
してF後前位置からR後後位置へと移動することとな
る。 なを支承金具01が起立状態のときはクランプ用シリン
ダー06のロッドを伸長押圧して、クサビ式クランプ金具
07をクランプ金具案内軌条08が案内して支承受け金具01
のクランプレバー部33に押圧し起立状態を固定維持して
被搬送物を安定して支承できるように作用させている。
而して、A起立、B倒伏、F後前位置、R後後位置の作
動を可能とし、これを必要な機械に選択的に作動させて
被搬送物の被支承部の前後距離が異なる被搬送物であっ
ても支承することを可能としている。なお、上記実施例
では、被搬送物を車体100とし、この車体100のための組
立搬送ラインに本装置を適用した場合を説明している
が、被搬送物は車体100に限られるものではなく、本装
置は種々の物品のための搬送ラインに上述と同様に適用
されることは勿論である。
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によればシャトルフレー
ム上に装置基盤を設けて該装置基盤上にレールを介して
台車を転動可能に載上して、同台車上に被搬送物支承受
け金具を具備し、該被搬送物支承受け金具をアクチェイ
ターにより作動させて、A起立、B倒伏、F後前位置、
R後後位置の作動を可能とし、これを必要な機会に選択
的に作動させて被搬送物の被支承部の前後距離が異なる
非搬送物であっても支承することを可能とし、また装置
基盤上に被搬送物支承受け装置としてコンパクトに構成
しユニット化してあり、必要によりユニット単位として
容易に交換することができるという利点があり、別の被
搬送物の支承を可能としてある。好ましい実施例として
は起立状態ではクサビ式クランプ装置により安定的に起
立維持が図れるという利点を得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体構成を示す側面図で被搬送物の支承姿勢と
してある。第2図は第1図の平面図であり、第3図は同
じく作動説明図であり、第4図(a)、(b)はシャト
ル式搬送装置の模式的説明図で、第5図〜第6図は車体
と支承受け金具との関係模式図であり、それぞれ本考案
に係わる図である。 01…支承受け金具 02…起伏用シリンダー 03…起伏レバー部 04…起伏レバー軸受け金具 05…起伏シリンダー取付け座 06…クランプ用シリンダー 07…クサビ式クランプ金具 08…クランプ金具案内軌条 09…起伏レバー支点軸 10…台車基盤 11…台車 12…軌条 13…台車止め金具 14…ストッパー 15…台車移動用シリンダー 16…調芯接手 17…シリンダーロッド受け座 18…台車移動用シリンダー取付け金具 19…クランプシリンダー取付け金具 20…装置基盤 21…起伏シリンダーロッド 31…シャトルフレーム 32…起伏シリンダーロッド接続軸 33…クランプレバー部 51…搖動ピン 100…車体 101…支持具 102…支持具 103…リフト装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のストロークで往復駆動されるシャト
    ルフレーム31に装置基盤20が載置されて該装置基盤20上
    には、軌条12が2条配設されて、前記軌条12には台車11
    が転動可能に載上され、更に前記台車11と一体的に形成
    された台車基盤10に支承受け金具01を起伏レバー03を介
    して軸着して、前記台車基盤10上に起伏レバー軸受け金
    具04を取り付けて、該金具には起伏レバー支点軸09を支
    点と支承受け金具01とが一体的に形成された起伏レバー
    03が軸支されて、更に台車基盤10に起伏シリンダー取り
    付け座05を取り付けて、該取り付け座05には搖動支点用
    ピン51を支点として起伏シリンダー02が搖動可能に取り
    付けられており、更に該起伏シリンダー02中を往復前後
    進する起伏シリンダーロッド21の該シリンダーの反対側
    の一端が前記の支承受け金具01の起伏シリンダーロッド
    接続軸32に接続ピンを介して回動可能に接続され、一方
    装置基盤20には台車移動用シリンダー取り付け金具18が
    装置基盤20と一体的に取り付けられており、該台車移動
    用シリンダー取り付け金具18には台車移動用シリンダー
    15が取り付けられて、更に前述の台車基盤10に取り付け
    固定されているシリンダロッド受け座17に台車移動用シ
    リンダー15のロッドが連結固定されて台車基盤10が所定
    のストロークで往復駆動されるよう構成されていること
    を特徴とするシャトル式搬送装置の被搬送物支承受装
    置。
  2. 【請求項2】台車基盤10にはクランプシリンダー取り付
    け金具19が載置固定されており、2条のクランプ金具案
    内軌条08が上記クランプシリンダー取り付け金具19上に
    クサビ式クランプ金具07を前後進案内可能に設けられて
    おり、クランプシリンダー取り付け金具19に取り付けら
    れたクランプ用シリンダー06により往復駆動されるクサ
    ビ式クランプ金具07が前記案内軌条08上を滑動するよう
    に構成したことを特徴とする(請求項1)のシャトル式
    搬送装置の被搬送物支承受装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60228315A (ja) * 1984-04-25 1985-11-13 Daifuku Co Ltd 間欠搬送装置
JPH06572B2 (ja) * 1986-11-10 1994-01-05 三菱自動車工業株式会社 シヤトル式搬送装置

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