JPH0511032Y2 - - Google Patents

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JPH0511032Y2
JPH0511032Y2 JP1987152545U JP15254587U JPH0511032Y2 JP H0511032 Y2 JPH0511032 Y2 JP H0511032Y2 JP 1987152545 U JP1987152545 U JP 1987152545U JP 15254587 U JP15254587 U JP 15254587U JP H0511032 Y2 JPH0511032 Y2 JP H0511032Y2
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JP
Japan
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station
workpiece
welding
positioning
tacking
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のフロアパネル等のワークを
仮付けステーシヨン及び増打ちステーシヨンに搬
送して溶接する装置に関する。
(従来の技術) フロアパネル等のように複数の部材を溶接する
ことで組立てられるものは、溶接箇所が多いため
溶接工程にかかる時間が長くなり、他の工程と連
続したラインを組む場合の不利となる。
そこで実開昭60−172640号に開示されるよう
に、溶接する場所を仮付けステーシヨンと増打ち
ステーシヨンに分け、全体のサイクルタイムの短
縮を図るようにしている。即ち実開昭60−172640
号に開示される装置は、仮付けステーシヨン、増
打ちステーシヨン及び払出しステーシヨン間に片
持ち式のトランサーバーを配置し、このトランサ
ーバーに前後動及び上下動をなさしめることでフ
ロアパネルの組立体を仮付けステーシヨン及び増
打ちステーシヨンに順次搬送し各ステーシヨンに
おいて溶接を行い、この後払出しステーシヨンに
搬送するようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来装置にあつては、仮付けステーシ
ヨンにおいて、複数の部材を手作業で位置決めセ
ツトした後、仮付け用の溶接作業を行つているた
め、仮付けステーシヨンにおける作業時間が長く
なる問題が依然として残つている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、仮付けステ
ーシヨンにおいて仮付けされたワークを左右一対
のトランサーバーによつて増打ちステーシヨンへ
送るとともに、前記仮付けステーシヨンの上流側
にワークの位置決めセツトステーシヨンを設ける
ようにしたワークの搬送溶接装置において、位置
決めセツトステーシヨンの搬送ラインの中央に台
車を配置してこの台車を位置決めセツトステーシ
ヨンと前記仮付けステーシヨンとの間で往復動自
在にした。そして、この台車にはワークを位置決
め把持する位置決め機構と、位置決めされたワー
クを持ち上げる昇降機構を設けて、位置決めセツ
トステーシヨンでセツトしたワークを左右のトラ
ンサーバーの中間に移送し得るようにし、又、左
右のトランサーバーには移送されたワークに向け
て進退動するワーク受取り用のクランパーを設け
た。
(作用) 位置決めステーシヨンにおいて複数の部材を位
置決めしてクランプし、このままの状態で仮付け
ステーシヨンの左右のトランサーバー間に送り込
み、左右のトランサーバーに設けた把持部材にて
複数の部材からなる組付け体をクランプし、この
後組付体に仮付け溶接を施す。
この際、位置決めセツトステーシヨンの搬送ラ
インの中央に台車を配置することで、例えば位置
決めセツトステーシヨンで人力によつて複数のワ
ークのセツトする際に両脇から作業が行えるよう
になり作業しやすい。
又、台車に設けた位置決め機構と昇降機構によ
つてワークをトランサーバーの中間に移送し、ト
ランサーバーからワークに向かつて進退動するク
ランパーによつてワークの外側部を把持して受取
れば、ワークの授受が確実となり、しかも仮付け
ステーシヨンでの溶接作業も容易となる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係る搬送溶接装置の正面図、
第2図は同装置の平面図、第3図は第1図の−
矢視図であり、搬送溶接装置はワークの搬送方
向に沿つて上流側から順に、ワークの位置決めセ
ツトステーシヨンA、仮付けステーシヨンB及び
増打ちステーシヨンCを配設している。
位置決めセツトステーシヨンAと仮付けステー
シヨンB間にはレール1が敷設され、このレール
1上に台車2が往復走行可能に設けられている。
台車2は中央部分を互いに回動可能に枢着したア
ーム3,4(アーム3,4は第1図の紙面垂直方
向に一対づつ合計4本ある)の下端部をレール1
に係合する走行体5,5に連結し、上端部をパレ
ツト6のガイドレール部7に連結し、シリンダユ
ニツト8の作動によつてアーム3,4を開閉する
ことでパレツト6が上下動するようにしている。
またパレツト6には複数の部材からなるワークW
の位置決めピン9が立設し、且つ位置決めされた
ワークWを把持するクランパー10が設けられて
いる。
一方、仮付けステーシヨンBと増打ちステーシ
ヨンCとの間にはトランサーバーを備えた搬送装
置11を配設している。搬送装置11はワークW
の搬送方向に沿つて左右(第1図の紙面垂直方
向)に一対設けられ、その具体的構造は床上に立
設したシリンダユニツト12,12の上端部にガ
イドレール13を取付け、シリンダユニツト12
の作動でガイドレール13を上下動するように
し、更にガイドレール13にはモータ等の駆動で
ガイドレール13に沿つて移動するトランサーバ
ー14を取付け、このトランサーバー14にワー
クWのクランパー15を設けている。このように
トランサーバー14は上下動するガイドレール1
3に取付けられるとともにそれ自身ガイドレール
13に沿つて移動し、これら動作を組合せること
でトランサーバー14は正面視でクランク動をな
し、クランク動をなすことでワークWの搬送と受
取り及び受渡しを行う。
ここで、クランパー15はシリンダユニツト1
6によつてワークWの搬送方向と直交する方向
(第3図において左右方向)に移動する移動体1
7に取付けられている。
また、一対の搬送装置11間には第3図に示す
ようにシリンダユニツト18によつて昇降する受
台19を配設し、この受台19上に位置決めピン
20及びクランパー21を設け、更に各搬送装置
11の外側には溶接ロボツト22を配置してい
る。
以上においてワークWに溶接を施すには、先ず
ワークの位置決めセツトステーシヨンAにおいて
パレツト6上に複数の部材を位置決めセツトして
溶接されるワークWを組立て、これをクランパー
10によつて把持する。この時、台車2はアーム
3,4を開いて下方位置にある。
次いで台車2を仮付けステーシヨンB方向へ走
行せしめるとともに、シリンダユニツト8の作動
によつてアーム3,4を閉じ方向に回動させ、パ
レツト6を上昇せしめてパレツト6上に位置決め
セツトされているワークWを一対の搬送装置11
のトランサーバー14,14間に位置せしめる。
そして、シリンダユニツト16を作動させ、各ト
ランサーバー14に設けたクランパー15をワー
クW方向へ前進させてクランパー15によつてワ
ークWを把持するとともにパレツト6のクランパ
ー10による把持状態を解除する。
このようにして仮付けステーシヨンAのトラン
サーバー14にてワークWを受取つたならば、シ
リンダユニツト12を作動させ、ガイドレール1
3とともにトランサーバー14を下降させるとと
もに、シリンダユニツト18によつて受台19を
上昇させ受台19側にワークWを受渡し、クラン
パー21によつてワークWを把持するとともにト
ランサーバー14のクランパー15による把持状
態を解除する。
次いで溶接ロボツト22によつてワークWの所
定箇所を仮付け溶接する。そして、仮付け溶接が
終了したならば前記と逆の操作によつてトランサ
ーバー14側のクランパー15に仮付け後のワー
クWを移し、トランサーバー14をガイドレール
13に沿つて第1図中左方へ移動することでワー
クWを増打ちステーシヨンCに搬送し、この増打
ちステーシヨンCにおいて前記と同様にトランサ
ーバー14を下降し、増打ちステーシヨンCに配
置した受台上にワークWを移し、増打ち用の溶接
ロボツトにより増打ちを行い、更にこの後は再び
トランサーバー14の移動により溶接が終了した
ワークWを払出しステーシヨンへ搬送する。
(考案の効果) 以上に説明したように本考案に係るワークの搬
送溶接装置によれば、仮付けステーシヨンとは別
にワークの位置決めセツトステーシヨンを設けた
ので、仮付けステーシヨンにおける位置決めセツ
トが不要となり、サイクルタイムを大幅に短縮で
きる。また、ワークを搬送するトランサーバーを
一対設け、これらトランサーバー間に位置決めセ
ツトステーシヨンにおいて位置決めされたワーク
を送り込むようにし、各トランサーバーに設けた
クランパーをワーク方向に前進してワークを受取
るようにしたので、片持ち式のトランサーバーに
比べワークの受渡し及び受取りが確実に行え、ト
ランサーバーに無理な力が作用することがない。
更にクランパによるワークの受取り姿勢、位置
が溶接時の姿勢、位置に近いため早期に溶接作業
に移行出来サイクルタイムの短縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るワークの搬送溶接装置の
正面図、第2図は同装置の平面図、第3図は第1
図の−矢視図である。 尚、図面中、2は台車、6はパレツト、10,
15,21はクランパー、11は搬送装置、14
はトランサーバー、Aは位置決めセツトステーシ
ヨン、Bは仮付けステーシヨン、Cは増打ちステ
ーシヨン、Wはワークである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仮付けステーシヨンにおいて仮付けされたワー
    クを左右一対のトランサーバーによつて増打ちス
    テーシヨンへ送るとともに、前記仮付けステーシ
    ヨンの上流側にワークの位置決めセツトステーシ
    ヨンを設けるようにしたワークの搬送溶接装置に
    おいて、前記位置決めセツトステーシヨンには搬
    送ラインの中央に台車を配置してこの台車を位置
    決めセツトステーシヨンと前記仮付けステーシヨ
    ンとの間で往復動自在にし、この台車にはワーク
    を位置決め把持する位置決め機構と、位置決めさ
    れたワークを持ち上げる昇降機構を設ける一方、
    前記各トランサーバーには、前記台車によつて左
    右のトランサーバーの中間に移送されるワークに
    向けて進退動するワーク受取り用のクランパーを
    設けたことを特徴とするワークの搬送溶接装置。
JP1987152545U 1987-10-05 1987-10-05 Expired - Lifetime JPH0511032Y2 (ja)

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JP1987152545U JPH0511032Y2 (ja) 1987-10-05 1987-10-05

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JP1987152545U JPH0511032Y2 (ja) 1987-10-05 1987-10-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2505284Y2 (ja) * 1990-08-08 1996-07-24 日野自動車工業株式会社 サイドボディのスポット溶接装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032548A (ja) * 1983-07-30 1985-02-19 Matsushita Electric Works Ltd モ−タの整流子

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