JPH08333440A - 液状硬化性樹脂組成物 - Google Patents
液状硬化性樹脂組成物Info
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- JPH08333440A JPH08333440A JP7140530A JP14053095A JPH08333440A JP H08333440 A JPH08333440 A JP H08333440A JP 7140530 A JP7140530 A JP 7140530A JP 14053095 A JP14053095 A JP 14053095A JP H08333440 A JPH08333440 A JP H08333440A
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Abstract
かも、曝露時の光沢保持性(耐候性)ならびに撥水性保
持性などといった、いわゆる耐久性などにも優れるとい
うものであり、特徴的には、非常に高度の耐久性を有す
るという、極めて実用性の高いものである。 【構成】 カルボキシル基またはアミノ基を有する重合
体に、エポキシ基を有する特定のポリシロキサンと、活
性水素と反応し得る官能基を有する化合物とを配合した
形のクリヤー塗料を、“トップコート”として用いると
いうようにした形の、こうした諸成分を含有することか
ら成る、液状硬化性樹脂組成物。
Description
状硬化性樹脂組成物に関する。さらに詳細には、本発明
は、カルボキシル基またはアミノ基という、特定の基を
有する重合体と、特定のエポキシ基を有するポリシロキ
サンと、活性水素を有する基と反応する官能基を有する
化合物とを、必須の皮膜形成成分として含有する、とり
わけ、耐久性などに優れる硬化物を形成する、液状の硬
化性樹脂組成物に関する。
物は、特に、塗料用として、あるいは、接着剤またはシ
ーリング剤などとして、種々の分野において、利用さ
れ、適用されるというものである。
形成するという硬化性樹脂組成物としては、塗料分野を
中心に、水酸基、カルボキシル基またはアミノ基の如
き、いわゆる官能基を有する、アクリル系重合体、ポリ
エステル樹脂あるいはアルキド樹脂の如き、ベース・ポ
リマー成分に、アミノ樹脂、ポリイソシアネート樹脂ま
たはエポキシ樹脂などのような、いわゆる硬化剤を配合
した形のものが、幅広く、使用されては来ている。
硬化物は、曝露時の光沢保持性や、撥水性保持性など
の、いわゆる耐久性などに劣っており、高度の耐久性が
必要とされるような用途には、実質的に、使用できな
い、という問題がある。
高度の耐洗車傷性も求められているけれども、満足し得
るというようなものが、未だに、得られてはいないとい
う状況にある。
に従う限りは、どうしても、高度の耐久性などを有する
といった、極めて実用性の高い硬化性樹脂組成物を得る
ということが出来なく、とりわけ、曝露時の光沢保持
性、撥水性保持性ないしは耐洗車傷性などにおいて、高
度の耐久性などを与えるという、斬新にして、かつ、極
めて実用性の高い硬化性樹脂組成物の登場が、切に、望
まれている。
の耐久性などを有する硬化物を形成することの出来る、
硬化性樹脂組成物を求めて、就中、液状の硬化性樹脂組
成物を求めて、鋭意、研究を開始した。
題は、とりわけ、高度の耐久性などを有する硬化物を形
成することが出来るという、極めて実用性の高い、硬化
性樹脂組成物を、就中、極めて実用性の高い、液状の硬
化性樹脂組成物を提供することにある。
こうした現状に鑑み、そして、上述したような発明が解
決しようとする課題に照準を合わせて、鋭意、検討を重
ねた結果、カルボキシル基および/またはアミノ基を有
する重合体と、エポキシ基を有する特定のポリシロキサ
ンと、活性水素を有する基と反応する官能基を有する化
合物とから成る液状の硬化性樹脂組成物は、光沢保持
性、撥水性保持性ならびに耐洗車傷性などの、いわゆる
耐久性などに優れるという硬化物を与えるということを
見出し、上述した課題を、見事に、解決することが出来
るということを確信するに及んで、ここに、本発明を完
成させるに到った。
に、必須の官能基としてのカルボキシル基を有する重合
体(A)、一分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有
するポリシロキサン(B)と、活性水素を有する基と反
応する官能基を有する化合物であって、此のポリシロキ
サン(B)を除く化合物(C)とを含有することから成
る、とりわけ、耐久性などに優れた硬化物を与えること
の出来る、極めて実用性の高い硬化性樹脂組成物を提供
しようとするものであるし、
ミノ基を有する重合体(D)と、一分子中に少なくとも
2個のエポキシ基を有するポリシロキサン(B)と、活
性水素を有する基と反応する基を有する化合物であっ
て、此のポリシロキサン(B)を除く化合物(C)とを
含有することから成る、液状の硬化性樹脂組成物を提供
しようとするものである。
能基としての、それぞれ、カルボキシル基とアミノ基を
併せ有する重合体(E)と、一分子中に少なくとも2個
のエポキシ基を有するポリシロキサン(B)と、活性水
素を有する基と反応する基を有する化合物を含有する化
合物であって、此のポリシロキサン(B)を除く化合物
(C)とを含有することから成る、液状の硬化性樹脂組
成物をも提供しようとするものである。
される、前記したカルボキシル基を有する重合体(A)
とは、必須の官能基としての、一分子当たり、少なくと
も2個のカルボキシル基を有する重合体を指称するもの
である。
ののみを例示するにとどめれば、アクリル系重合体、フ
ルオロオレフィン系重合体、ビニルエステル系重合体ま
たは芳香族ビニル系重合体の如き、各種のビニル系重合
体;あるいはポリエステル樹脂、アルキド樹脂またはポ
リウレタン系樹脂などである。
は、アクリル系重合体、フルオロオレフィン系重合体、
ポリエステル樹脂またはアルキド樹脂などが挙げられ
る。
うちの、カルボキシル基含有ビニル系重合体を調製する
には、たとえば、(i)カルボキシル基を有するビニル
系単量体を単独重合せしめるか、あるいは該カルボキシ
ル基含有ビニル系単量体と、これらの単量体と共重合可
能なるその他のビニル系単量体とを共重合せしめるとい
う方法、
能基としての水酸基を有するビニル系重合体に、多価カ
ルボン酸の無水物を付加せしめるという方法などのよう
な、公知慣用の種々の方法を適用することが出来るけれ
ども、(i)の方法によるのが、最も簡便である。
する際に使用し得るカルボキシル基含有ビニル系単量体
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイ
ン酸またはフマル酸の如き、各種の不飽和カルボン酸
類;
チル、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノブチル、
フマル酸モノメチル、フマル酸モノブチルの如き不飽和
ジカルボン酸類と、飽和1価アルコール類とのモノエス
テル類(ハーフエステル類);
ビニルの如き、各種の飽和ジカルボン酸からの種々のモ
ノビニルエステル類;あるいは、無水コハク酸、無水グ
ルタル酸、無水フタル酸または無水トリメリット酸の如
き、各種の飽和ポリカルボン酸の無水物類と、後掲する
如き、各種の水酸基含有ビニル系単量体類との付加反応
生成物などである。
系単量体と共重合可能なるその他のビニル系単量体とし
て特に代表的なるもののみを例示するにとどめれば、メ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レートもしくはラウリル(メタ)アクリレートの如き、
C1 〜C22なるアルキル基を有する、各種のアルキル
(メタ)アクリレート類;
クロヘキシル(メタ)アクリレートもしくはイソボルニ
ル(メタ)アクリレートの如き、各種の脂環式アルキル
(メタ)アクリレート類;ベンジル(メタ)アクリレー
トもしくはフェネチル(メタ)アクリレートの如き、各
種のアラルキル(メタ)アクリレート類;
ルの如き、各種のクロトン酸のアルキルエステル類;ジ
メチルマレート、ジブチルマレート、ジメチルフマレー
ト、ジブチルフマレート、ジメチルイタコネートもしく
はジブチルイタコネートの如き、各種の不飽和ジカルボ
ン酸のジアルキルエステル類;
ン、α−メチルスチレンもしくはビニルトルエンの如
き、各種の芳香族ビニル単量体類;N,N−ジメチル
(メタ)アクリルアミドもしくはN,N−ジエチル(メ
タ)アクリルアミドの如き、各種のN,N−ジ置換(メ
タ)アクリルアミド類;(メタ)アクリロニトリルもし
くはクロトノニトリルの如き、各種のシアノ基含有単量
体類;
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシエチルビニルエーテル、3−ヒドロキシプロピルビ
ニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテルも
しくは2−ヒドロキシエチルアリルエーテルの如き水酸
基含有単量体類;
フルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ヘキ
サフルオロプロピレン、塩化ビニルもしくは塩化ビニリ
デンの如き、各種のハロオレフィン類;エチレン、プロ
ピレン、イソブチレンもしくは1−ブテンの如き、各種
のα−オレフィン類;
ピバリン酸ビニルもしくはC8 〜C10なる分岐したアル
キル基を有するバーサティック酸ビニルの如き、各種の
カルボン酸ビニルエステル類などであり、さらには、エ
チルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソ
ブチルビニルエーテルもしくはシクロヘキシルビニルエ
ーテルの如き、各種のアルキル−ないしはシクロアルキ
ルビニルエーテル類などである。
用いて、当該カルボキシル基含有ビニル系(共)重合体
(A)を調製するには、溶液重合法、非水分散重合法ま
たは塊状重合法などのような、公知慣用の種々の重合法
を適用することが出来るが、それらのうちでも、特に、
有機溶剤中での溶液ラジカル重合法または非水分散ラジ
カル重合法によるのが簡便である。
れる重合開始剤としては、公知慣用の種々の化合物を使
用することが出来るが、それらのうちでも特に代表的な
もののみを例示するにとどめれば、2,2’−アゾビス
(イソブチロニトリル)もしくは2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)の如き、各種のア
ゾ化合物類;
tert−ブチルパーオキシベンゾエート、tert−
ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ベンゾ
イルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、アセ
チルパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、tert−ブチルハイ
ドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、
メチルエチルケトンパーオキサイドもしくはジイソプロ
ピルパーオキシカーボネートの如き、各種の過酸化物類
などである。
の化合物を使用することが出来るけれども、それらのう
ちでも特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロ
パノール、n−ブタノール、i−ブタノール、tert
−ブタノール、アミルアルコール、i−アミルアルコー
ルもしくはtert−アミルアルコールの如き、各種の
アルコール類;
ブの如きグリコールエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸n−ブチルもしくは酢酸i−ブチルの如き、各
種のエステル類;エチルセロソルブアセテートもしくは
ブチルセロソルブアセテートの如き、各種のエーテルエ
ステル類;
き、各種の芳香族炭化水素類;n−ヘキサン、n−ヘプ
タン、n−オクタン、イソオクタン、n−デカン、シク
ロヘキサン、メチルシクロヘキサンもしくは1,3,5
−トリメチルシクロヘキサンの如き、各種の脂肪族系な
いしは脂環式系の炭化水素類;
もしくはメチルイソブチルケトンの如き、各種のケトン
系溶剤類などであり、これらの溶剤類は、単独使用でも
2種以上の併用でもよいことは、勿論である。
類、重合開始剤および有機溶剤を使用して、公知慣用の
溶液ラジカル重合法を適用することにより、目的とする
カルボキシル基含有ビニル系重合体(A)を調製するこ
とが出来る。
此のカルボキシル基含有ビニル系重合体(A)を調製す
るには、前掲したような種々の溶剤類のうち、脂肪族系
ないしは脂環式系の炭化水素類を、必須の溶剤成分とし
て使用し、かかる脂肪族系ないしは脂環式系炭化水素類
に溶解するような、公知慣用の分散安定化用の、各種重
合体の存在下に、前掲したような種々の単量体を、ラジ
カル重合せしめるというようにすればよい。
有ビニル系重合体(A)中に導入されるべきカルボキシ
ル基の量はとしては、当該ビニル系重合体(A)の固形
分1,000グラム当たり、約0.1〜約7モルなる範
囲内が適切であり、好ましくは、0.2〜6モルなる範
囲内が適切であるし、さらに一層好ましくは、0.3〜
4モルなる範囲内が適切である。
も、硬化性などに劣るようになり、ひいては、得られる
硬化物の耐久性なども低下するようになるし、一方、約
7モルを超えて余りに多くなる場合には、どうしても、
エポキシ基を有するポリシロキサンとの相溶性が低くな
ったり、硬化物の耐水性ならびに耐薬品性などが低下す
るようにもなるので、いずれの場合も好ましくない。
分子量としては、大約300〜大約100,000なる
範囲内が、好ましくは、600〜50,000なる範囲
内が適切であるし、さらに一層好ましくは、600〜3
0,000なる範囲内が適切である。
化性や、硬化物の機械的強度などが劣るようになるし、
一方、約100,000を超えて余りに高くなる場合に
は、どうしても、得られる組成物の不揮発分が著しく低
くなるし、ひいては、塗装作業性などにも劣るようにな
るので、いずれの場合も好ましくない。
ルボキシル基を有するポリエステル樹脂(A)を調製す
るには、公知慣用の種々の、多価カルボン酸成分と、多
価アルコール成分とを使用して、さらに、必要により、
脂肪酸以外の1価カルボン酸成分をも使用して、公知慣
用の種々の方法に従って行うようにすればよい。
ルボキシル基を有するアルキド樹脂(A)を調製するに
は、公知慣用の種々の、多価カルボン酸成分と、多価ア
ルコール成分とに加えて、脂肪酸ないしは油脂類などの
ような、いわゆる油成分を使用して、さらに、必要によ
り、脂肪酸以外の1価カルボン酸成分をも使用して、公
知慣用の方法に従って行うようにすればよい。
あるいはアルキド樹脂を調製する際に使用される、こう
した多価カルボン酸成分として特に代表的なもののみを
例示するにとどめれば、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメ
リット酸、ヘキサヒドロフタル酸もしくは4−メチルヘ
キサヒドロフタル酸などのようなものではあるが、さら
には、これらの酸無水物ないしはメチルエステルの如
き、種々の反応性誘導体をも使用することが出来る。
表的なもののみを例示するにとどめれば、安息香酸また
はp−tert−ブチル安息香酸などによって代表され
るような、種々の化合物などである。
的なもののみを例示するにとどめれば、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチ
ロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタエリス
リトールもしくはジグリセリンなどであり、
ンオキサイド、バーサティック酸モノグリシジルエステ
ルもしくはビスフェノール・グリシジルエーテル型エポ
キシ樹脂の如き、各種のエポキシ化合物も、多価アルコ
ールの反応性誘導体として使用することが出来る。
使用される油成分として特に代表的なもののみを例示す
るにとどめれば、サフラワー油、亜麻仁油、桐油、大豆
油、綿実油、ひまし油もしくはトール油の如き、種々の
油類などであり、こうした油類に加えて、
テアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、リ
ノレイン酸、エレオステアリン酸、リシノール酸もしく
はパルミチン酸の如き、各種の脂肪酸類をも使用するこ
とが出来る。
能基としてのカルボキシル基を有する、ポリエステル樹
脂またはアルキド樹脂を調製するには、溶剤の不存在下
における縮合法、あるいは溶剤の存在下における脱水縮
合法などのような、公知慣用の種々の方法を適用するこ
とが出来る。
基含有の、それぞれ、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂
あるいはポリウレタン樹脂などの、ビニル系重合体以外
の重合体(A)の数平均分子量としては、大約300〜
大約30,000なる範囲内が、好ましくは、500〜
20,000なる範囲内が適切であるし、さらに一層好
ましくは、500〜10,000なる範囲内が適切であ
る。
化物の機械的強度などが劣るようになるし、一方、約3
0,000を超えて余りに高くなる場合には、どうして
も、重合体中のカルボキシル基の含有量が低くなるため
に、硬化性などが著しく低くなるし、ひいては、塗装作
業性などにも劣るようになるので、いずれの場合も好ま
しくない。
としてのアミノ基を有する、前記した重合体(D)と
は、1級アミノ基、2級アミノ基および3級アミノ基よ
りなる群から選ばれる、少なくとも1種のアミノ基を、
一分子当たり、少なくとも2個有するような重合体を指
称するものである。
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、アクリル
系重合体、フルオロオレフィン系重合体、ビニルエステ
ル系重合体もしくは芳香族ビニル系重合体の如き、各種
のビニル系重合体などをはじめ、ポリエステル樹脂、ア
ルキド樹脂もしくはポリウレタン系樹脂などである。
は、アクリル系重合体、フルオロオレフィン系重合体、
ポリエステル樹脂またはアルキド樹脂などが挙げられ
る。
たは2級アミノ基を有するビニル系重合体を調製するに
は、(iii)予め調製したエポキシ基含有ビニル系重
合体に、アンモニアまたはメチルアミン、エチルアミン
もしくはn−プロピルアミンの如き、各種の1級アミン
類を反応せしめるという方法、
ビニル系重合体に、エチレンイミンもしくはプロピレン
イミンの如き、各種のアルキレンイミン類;またはN−
メチルエチレンイミンもしくはN−メチルプロピレンイ
ミンの如き、各種のN−置換アルキレンイミン類などを
付加せしめるという方法などのような、公知慣用の種々
の方法に従うようにすればよい。
官能基としての、1級アミノ基ないしは2級アミノ基を
有するビニル系重合体を調製する際に用いられるエポキ
シ基含有ビニル系重合体は、たとえば、グリシジル(メ
タ)アクリレート、グリシジルビニルエーテルもしくは
アリルグリシジルエーテルの如き、各種のエポキシ基含
有ビニル系単量体を単独重合せしめるか、
有ビニル系重合体を調製する際に使用される、共重合可
能なるその他の単量体類と共重合せしめるようにすれば
よい。そして、かくして得られるエポキシ基含有ビニル
系重合体と、アンモニアまたは1級アミン類との反応に
よって、1級アミノ基ないしは2級アミノ基を有するビ
ニル系重合体を調製するには、たとえば、米国特許第
4,545,521号およびに米国特許第4,785,
054号明細書に記載されているような方法によればよ
い。
ノ基ないしは2級アミノ基を有するビニル系重合体を調
製するには、前述のようにして調製したカルボキシル基
含有ビニル系重合体に、たとえば、特開平4−2775
74号公報に開示されているような方法に従って、アル
キレンイミン類またはN−置換アルキレンイミン類を付
加せしめれるようにすばよい。
須の官能基としての3級アミノ基を有するビニル系重合
体を調製するには、(v)予め、前述のようにして調製
したエポキシ基含有ビニル系重合体に、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミンもしくはジ−n−プロピルアミンの
如き、各種の2級アミン類を反応せしめるというような
方法であるとか、
量体を単独重合したり、共重合可能なるその他のビニル
系単量体と共重合せしめるというような方法であると
か、あるいは(vii)予め調製したカルボン酸無水基
含有ビニル系重合体などに、活性水素を有する基と3級
アミノ基とを併有する化合物を反応せしめるというよう
な方法などのような、
来るが、これらのうちでも、(vi)または(vii)
なる方法によるのが簡便であるし、そして、上記(vi
i)なる方法によって、3級アミノ基含有ビニル系重合
体(D)を調製するには、たとえば、特開昭60−18
8407号公報に開示されているような方法に従うよう
にすればよい。
ノ基含有ビニル系重合体(D)を調製する際に用いられ
る、3級アミノ基含有ビニル系単量体として特に代表的
なもののみを例示するにとどめれば、2−ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、2−ジエチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、2−ジ−n−プロピルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、3−ジメチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリレート、4−ジメチルアミノブチ
ル(メタ)アクリレートもしくはN−[2−(メタ)ア
クリロイルオキシ]エチルモルホリンの如き、各種の3
級アミノ基含有(メタ)アクリル酸エステル類;
タ)アクリルアミド、N−(2−ジエチルアミノ)エチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−(2−ジ−n−プロピ
ルアミノ)エチル(メタ)アクリルアミド、N−(3−
ジメチルアミノ)プロピル(メタ)アクリルアミド、N
−(4−ジメチルアミノ)ブチル(メタ)アクリルアミ
ドもしくはN−[2−(メタ)アクリルアミド]エチル
モルホリンの如き、3級アミノ基含有(メタ)アクリル
アミド類;
ン酸アミド、N−(2−ジエチルアミノ)エチルクロト
ン酸アミド、N−(2−ジ−n−プロピルアミノ)エチ
ルクロトン酸アミド、N−(3−ジメチルアミノ)プロ
ピルクロトン酸アミドもしくはN−(4−ジメチルアミ
ノ)ブチルクロトン酸アミドの如き、各種の3級アミノ
基含有クロトン酸アミド類;
ル、2−ジエチルアミノエチルビニルエーテル、3−ジ
メチルアミノプロピルビニルエーテルもしくは4−ジメ
チルアミノブチルビニルエーテルの如き、各種の3級ア
ミノ基含有ビニルエーテル類などである。
使用して、3級アミノ基含有ビニル系重合体を調製する
には、前述したようなカルボキシル基含有ビニル系重合
体を調製する場合と同様の方法で以て、これらの各種の
ビニル系単量体の1種または2種以上の混合物を、ラジ
カル重合せしめたり、これらの各種の単量体と、それと
共重合可能なるその他のビニル系単量体との混合物を、
ラジカル共重合せしめるというようにすればよい。
能なるその他のビニル系単量体としては、前掲した如
き、カルボキシル基含有ビニル系重合体(A)を調製す
る際に使用されるような、種々の化合物を挙げることが
出来る。
系重合体(D)中に導入されるべきアミノ基の量として
は、当該ビニル系重合体(D)の固形分1,000グラ
ム当たり、約0.1〜約7モルなる範囲内が、好ましく
は、0.2〜6モルなる範囲内が適切であるし、一層好
ましくは、0.3〜4モルなる範囲内が適切である。
も、硬化性などに劣るようになり、ひいては、得られる
硬化物の耐久性なども低下する処となるし、一方、約7
モルを超えて余りに多くなる場合には、どうしても、エ
ポキシ基含有ポリシロキサンとの相溶性が低くなったり
するし、ひいては、硬化物の耐水性ならびに耐薬品性な
どが低下するようになるので、いずれの場合も好ましく
ない。
分子量としては、大約300〜大約100,000なる
範囲内が、好ましくは、600〜50,000なる範囲
内が適切であるし、一層好ましくは、600〜30,0
00なる範囲内が適切である。
化性や硬化物の機械的強度などが劣るようになるし、一
方、約100,000を超えて余りに高くなる場合に
は、どうしても、得られる組成物の不揮発分が著しく低
くなって、塗装作業性などにも劣るようになるので、い
ずれの場合も好ましくない。
べき、アミノ基の種別としては、とりわけ、耐候性なら
びに紫外線による黄変性などの面からも、特に、3級ア
ミノ基の利用が望ましい。
1級ないしは2級アミノ基を有する、ポリエステル樹脂
あるいはアルキド樹脂を調製するには、(viii)前
述のようにして調製された、カルボキシル基含有の、ポ
リエステル樹脂あるいはアルキド樹脂と、前述したよう
なアミノ基含有ビニル系重合体を調製する際に使用され
る、アルキレンイミン類またはN−置換アルキレンイミ
ン類とを反応せしめるという方法にようにすればよい。
ち、3級アミノ基を有する、ポリエステル樹脂あるいは
アルキド樹脂を調製するには、たとえば、(ix)前掲
したような各種の原料類を用いて、公知慣用の種々の方
法で以て調製された形の、水酸基を有する、ポリエステ
ル樹脂あるいはアルキド樹脂に、
過剰となるようにして、ジイソシアネート化合物を反応
せしめ、次いで、イソシアネート基と反応する活性水素
基ならびに3級アミノ基とを併有する化合物を反応せし
めるという方法であるとか、あるいは、
あるいはアルキド樹脂に対して、予め調製された、イソ
シアネート基と反応する活性水素基ならびに3級アミノ
基とを併有する化合物と、ジイソシアネート化合物との
付加物であって、イソシアネート基を有する化合物を反
応せしめるという方法などの、公知慣用の種々の方法を
適用することが出来る。
られるジイソシアネート化合物として特に代表的なもの
のみを例示するにとどめれば、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、トルエン−
2,4−ジイソシアネート、トルエン−2,6−ジイソ
シアネート、
ネート、水添ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネートもしくは水添キシ
リレンジイソシアネートの如き、それぞれ、脂肪族、芳
香族ないしは脂環式の、各種の化合物などである。
られる、イソシアネート基と反応する活性水素基と3級
アミノ基とを併有する化合物として特に代表的なものの
みを例示するにとどめれば、2−ジメチルアミノエタノ
ール、3−ジメチルアミノプロパノールもしくは2−ヒ
ドロキシプロピルジメチルアミンの如き、各種の水酸基
含有3級アミン類や、
ジメチルアミノプロピルアミンもしくはN−(2−アミ
ノエチル)モルホリンの如き、各種の1級アミノ基含有
3級アミン類などである。
する、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂あるいはポリウ
レタン樹脂などのような、ビニル系重合体以外の重合体
(D)の数平均分子量としては、大約300〜大約3
0,000なる範囲内が、好ましくは、500〜20,
000なる範囲内が適切であるし、一層好ましくは、5
00〜10,000なる範囲内が適切である。
化物の機械的強度などが劣るようになるし、一方、約3
0,000を超えて余りに高くなる場合には、どうして
も、重合体中のアミノ基の含有量が低くなるために、硬
化性などが著しく低下するようになるし、ひいては、塗
装作業性などにも劣るようになるので、いずれの場合も
好ましくない。
に導入されるべき、アミノ基の種別としては、とりわ
け、耐候性ならびに紫外線による黄変性などの面から
も、特に、3級アミノ基の利用が望ましい。
官能基としての、それぞれ、カルボキシル基とアミノ基
とを併有する、前記した重合体(E)とは、1級アミノ
基、2級アミノ基および3級アミノ基よりなる群から選
ばれる、少なくとも1種のアミノ基とカルボキシル基と
を併有し、しかも、アミノ基とカルボキシル基とを合計
して、一分子当たり、少なくとも2個を有するというよ
うな形の重合体を指称するものである。
ののみを例示するにとどめれば、アクリル系重合体、フ
ルオロオレフィン系重合体、ビニルエステル系重合体も
しくは芳香族ビニル系重合体の如き、各種のビニル系重
合体をはじめ、さらには、ポリエステル樹脂、アルキド
樹脂またはポリウレタン系樹脂などである。
は、アクリル系重合体、フルオロオレフィン系重合体、
ポリエステル樹脂またはアルキド樹脂などが挙げられ
る。
いしは2級アミノ基とカルボキシル基とを併有するビニ
ル系重合体を調製するには、たとえば、前記(iv)な
る方法において、カルボキシル基含有ビニル系重合体に
対して、前掲したようなアルキレンイミン類またはN−
置換アルキレンイミン類を、カルボキシル基が過剰とな
るような比率で以て、付加せしめるというようにすれば
よい。
カルボキシル基とを併有するビニル系重合体を調製する
には、前掲したようなカルボキシル基含有ビニル系単量
体と、3級アミノ基含有ビニル系単量体との混合物を、
その他のビニル系単量体と、カルボキシル基含有ビニル
系単量体と、3級アミノ基含有ビニル系単量体との混合
物を、前述したような種々の方法で以て、共重合せしめ
るというようにすればよい。
ノ基とを併せ有する当該ビニル系重合体(E)中に導入
されるべき、カルボキシル基とアミノ基との合計量とし
ては、当該ビニル系重合体(E)の固形分1,000グ
ラム当たり、約0.1〜約7モルなる範囲内が、好まし
くは、0.2〜6モルなる範囲内が適切であるし、さら
に一層好ましくは、0.3〜4モルなる範囲内が適切で
ある。
も、硬化性などが劣るようになり、ひいては、得られる
硬化物の耐久性なども低下するようになるし、一方、約
7モルを超えて余りに多くなる場合には、どうしても、
エポキシ基含有ポリシロキサンとの相溶性が低くなった
り、さらには、硬化物の耐水性ならびに耐薬品性などが
低下するようになるので、いずれの場合も好ましくな
い。
されるべき、これらの両官能基のモル比としては、カル
ボキシル基:アミノ基なる比が、大約0.1:99.9
〜99.9:0.1なる範囲内が、好ましくは、0.
2:99.8〜99.8:0.2なる範囲内が適切であ
るし、一層好ましくは、0.3:99.7〜99.7:
0.3なる範囲内が適切である。
均分子量としては、大約300〜大約100,000な
る範囲内が、好ましくは、600〜50,000なる範
囲内が適切であるし、さらに一層好ましくは、600〜
30,000なる範囲内が適切である。
化性や、硬化物の機械的強度などが劣るようになるし、
一方、約100,000を超えて余りに高くなる場合に
は、得られる組成物の不揮発分が著しく低下するように
なるし、ひいては、塗装作業性などにも劣るようになる
ので、いずれの場合も好ましくない。
べき、アミノ基の種別としては、とりわけ、耐候性なら
びに紫外線による黄変性などの面からも、特に、3級ア
ミノ基の利用が望ましい。
いしは2級アミノ基とカルボキシル基とを併有する、ポ
リエステル樹脂あるいはアルキド樹脂を調製するには、
前述した(viii)なる方法において、ポリエステル
樹脂あるいはアルキド樹脂中に導入されたカルボキシル
基の一部分が、未反応で残るような比率で以て、アルキ
レンイミン類またはN−置換アルキレンイミン類を反応
せしめるというようにすればよい。
カルボキシル基とを併有する、ポリエステル樹脂あるい
はアルキド樹脂を調製するには、たとえば、前述した
(ix)または(x)なる方法において、ポリエステル
樹脂あるいはアルキド樹脂として、カルボキシル基をも
有するような形のものを使用するというようにすればよ
い。
基とアミノ基とを併有する、ポリエステル樹脂、アルキ
ド樹脂あるいはポリウレタン樹脂などのような、ビニル
系重合体以外の重合体(E)の数平均分子量としては、
大約300〜大約30,000なる範囲内が、好ましく
は、500〜20,000なる範囲内が適切であるし、
一層好ましくは、500〜10,000なる範囲内が適
切である。
化物の機械的強度などが劣るようになるし、一方、約3
0,000を超えて余りに高くなる場合には、当該重合
体中のアミノ基およびカルボキシル基の含有量が低くな
るために、硬化性などが著しく低下するようになるし、
ひいては、塗装作業性なども劣るようになるので、いず
れの場合も好ましくない。
ボキシル基とアミノ基とを併有する重合体(E)中に導
入されるべき、カルボキシル基とアミノ基との合計量
は、一分子当たり、少なくとも2個以上であり、
は、カルボキシル基:アミノ基なる比が、約0.1:9
9.9〜約99.9:0.1なる範囲内が、好ましく
は、0.2:99.8〜99.8:0.2なる範囲内が
適切であるし、一層好ましくは、0.3:99.7〜9
9.7:0.3なる範囲内が適切である。
基・アミノ基併有重合体(E)中に導入されるべき、ア
ミノ基の種別としては、とりわけ、耐候性ならびに紫外
線による黄変性などの面からも、特に、3級アミノ基の
利用が望ましい。
(A)、アミノ基含有重合体(D)あるいはカルボキシ
ル基・アミノ基併有重合体(E)として、重合性不飽和
二重結合(重合性二重結合)を有する、ポリエステル樹
脂またはアルキド樹脂などのような、ビニル系重合体以
外の重合体の存在下に、
/または3級アミノ基含有ビニル系単量体を必須成分と
する、種々のビニル系単量体をラジカル重合せしめるこ
とによって得られる、カルボキシル基および/または3
級アミノ基を有するビニル系重合体セグメントがグラフ
ト化された形の、ポリエステル樹脂あるいはアルキド樹
脂などを使用することも出来る。
重合体(D)もしくは重合体(E)に、さらには、水酸
基をも導入した形の、それぞれの重合体に、(C)成分
としての、後掲するような、ポリイソシアネート化合
物、ブロック・ポリイソシアネート化合物もしくはアミ
ノ樹脂の如き、種々の化合物を配合せしめて得られると
いう、本発明の組成物からは、より高度の耐洗車傷性を
有する硬化塗膜を得ることが出来る。
する基と反応する官能基を有する化合物であって、ポリ
シロキサン(B)成分を除く化合物(C)とは、それぞ
れ、カルボキシル基、水酸基もしくはアミノ基の如き、
種々の活性水素を有する基と反応する官能基として、そ
れぞれ、エポキシ基、シクロカーボネート基、ヒドロキ
シメチルアミノ基、アルコキシメチルアミノ基、オキサ
ゾリン基、イソシアネート基、ブロックされたイソシア
ネート基、アジリジニル基もしくはN−(2−ヒドロキ
エチル)カルボン酸アミド基などのような、種々の官能
基から選ばれる、少なくとも1種の官能基を、一分子当
たり、少なくとも2個、有するというような化合物を指
称するものである。
としては、それぞれ、エポキシ基、シクロカーボネート
基、ヒドロキシメチルアミノ基、アルコキシメチルアミ
ノ基、イソシアネート基またはブロックされたイソシア
ネート基などが挙げられる。
化合物(C)のうち、エポキシ基を有する化合物、就
中、ポリエポキシ化合物として特に代表的なもののみを
例示するにとどめれば、エチレングリコール、ヘキサン
ジオ−ル、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールエタン、グリセリン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトールまたは水添ビスフェノール
Aの如き、脂肪族ないしは脂環式ポリオールなどのポリ
グリシジルエーテル類;
グリコールもしくはポリテトラエチレングリコールの如
き、ポリエーテルポリオールなどのジグリシジルエーテ
ル類;トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ−
トのポリグリシジルエーテル;アジピン酸、ブタンテト
ラカルボン酸、プロパントリカルボン酸、フタル酸、テ
レフタル酸もしくはトリメリット酸の如き、脂肪族ない
しは芳香族ポリカルボン酸などのポリグリシジルエステ
ル類;
チル)アジペートもしくは3,4−エポキシシクロヘキ
シルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキ
シレートの如き、各種の脂環式ポリエポキシ化合物;あ
るいは、グリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エ
ポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート、ビ
ニルシクロヘキセンオキシドもしくはグリシジルビニル
エーテルの如き、各種のエポキシ基含有ビニル単量体の
単独重合体類;
含有ビニル単量体を、これらと共重合可能なる、それぞ
れ、(メタ)アクリル系、ビニルエステル系、ビニルエ
ーテル系、芳香族ビニル系またはフルオロオレフィン系
ビニル単量体類などと共重合せしめて得られる、エポキ
シ基含有アクリル系共重合体、ビニルエステル系共重合
体あるいはフルオロオレフィン系共重合体の如き、種々
のビニル系共重合体類などである。
チルアミノ基もしくはアルコキシメチルアミノ基を有す
る化合物として特に代表的なもののみを例示するにとど
めれば、各種のアミノ樹脂類;
N−アルコキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−メ
チロールクロトン酸アミドもしくはN−アルコキシメチ
ルクロトン酸アミドの如き、N−ヒドロキシメチルアミ
ド基ないしはN−アルコキシメチルアミド基を有する、
各種のビニル系単量体の単独重合体類;
シメチルアミド基もしくはN−アルコキシメチルアミド
基を有するビニル系単量体を、これらと共重合可能な
る、それぞれ、(メタ)アクリル系、ビニルエステル
系、ビニルエーテル系、芳香族ビニル系もまたはフルオ
ロオレフィン系ビニル単量体類などと
メチルアミド基ないしはN−アルコキシメチルアミド基
を有する、アクリル系共重合体、ビニルエステル系共重
合体あるいはフルオロオレフィン系共重合体などのよう
な、種々のビニル系共重合体類などである。
表的なもののみを例示するにとどめれば、メラミン、ベ
ンゾグアナミン、アセトグアナミン、尿素もしくはグリ
コウリルの如き、各種のアミノ基含有化合物を、ホルム
アルデヒドもしくはアセトアルデヒドの如き、各種のア
ルデヒド化合物と反応せしめて得られるアルキロール化
物;
タノール、エタノール、n−ブタノールもしくはi−ブ
タノールの如き、各種の低級アルコールと反応せしめて
得られる、部分ないしは完全エーテル化物などである。
化合物(C)のうち、シクロカーボネート基を有する化
合物、就中、ポリシクロカーボネート化合物として特に
代表的なもののみを例示するにとどめれば、前掲したよ
うな各種のポリエポキシ化合物を、たとえば、触媒の存
在下に、二酸化炭素と反応せしめることによって、エポ
キシ基をエチレンカーボネート基に変換して得られるエ
チレンカーボネート環を有するポリシクロカーボネート
化合物;
ン−4−イルメチル(メタ)アクリレートもしくは2−
オキソ−1,3−ジオキソラン−4−イルメチルビニル
エーテルの如き、シクロカーボネート基含有ビニル単量
体の単独重合体、あるいは此等のシクロカーボネート基
含有ビニル単量体を、これらと共重合可能なる、それぞ
れ、
ビニルエーテル系、芳香族ビニル系もしくはフルオロオ
レフィン系ビニル単量体類などと共重合せしめて得られ
る、エチレンカーボネート基含有アクリル系共重合体、
ビニルエステル系共重合体またはフルオロオレフィン系
共重合体の如き、各種のビニル系共重合体類などであ
る。
アネート基を有する化合物、就中、ポリイソシアネート
化合物として特に代表的なるもののみを例示するにとど
めれば、ヘキサメチレンジイソシアネート、m−キシリ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
α,α,α’,α’−テトラメチル−m−キシリレンジ
イソシアネート、1,3−ビスイソシアナートメチルシ
クロヘキサン、2−メチル−1,3−ジイソシアナート
シクロヘキサン、2−メチル−1,5−ジイソシアナー
トシクロヘキサンもしくはリジンジイソシアネートの如
き、各種のジイソシアネート類;
と、各種のポリオール類とを反応せしめて得られる形の
ポリイソシアネート樹脂;上掲したようなポリイソシア
ネート類と、水とを反応せしめて得られる、ビウレット
構造を有するポリイソシアネート類;あるいは上掲した
ような各種のジイソシアネート類を環化三量化せしめて
得られる、いわゆるイソシアヌレート構造を有するポリ
イソシアネート類;
タ)アクリレート、3−イソプロペニル−α,α−ジメ
チルベンジルイソシアネートもしくは(メタ)アクリロ
イルイソシアネートの如き、イソシアネート基を有する
ビニル単量体の単独重合体または此等のイソシアネート
基含有ビニル単量体を、これらと共重合可能なる(メ
タ)アクリル系、ビニルエステル系、ビニルエーテル
系、芳香族ビニル系もしくはフルオロオレフィン系ビニ
ル単量体類などと共重合せしめて得られる、それぞれ、
イソシアネート基含有の、アクリル系共重合体、ビニル
エステル系共重合体またはフルオロオレフィン系共重合
体などのような、種々のビニル系共重合体類などがであ
る。
では、とりわけ、耐候性などの面からも、脂肪族もしく
は脂環族ジイソシアネート化合物、それらから誘導され
るような、種々のプレポリマーあるいはイソシアネート
基を有するビニル系重合体の使用が、特に望ましい。
イソシアネート基を有する化合物、就中、ブロックポリ
イソシアネート化合物としては、前述したような各種の
ポリイソシアネート化合物を、公知慣用の種々のブロッ
ク剤と反応せしめることによって調製されるような形の
ものに加えて、イソシアネート基同志を環化二量化せし
めることによって、ウレトジオン構造として、ブロック
化せしめた形の化合物などをも使用することが出来る。
に使用されるブロック剤として特に代表的なもののみを
例示するにとどめれば、アセトンオキシムもしくはメチ
ルエチルケトオキシムの如き、各種のオキシム化合物;
くはアセトアニリドの如き、各種のアマイド化合物;ア
セト酢酸メチル、アセト酢酸エチルもしくはアセチルア
セトンの如き、各種の活性メチレン化合物;
如き、各種のフェノール性水酸基含有化合物;あるいは
メタノールもしくは乳酸エステルの如き、各種のカルビ
ノール基含有化合物などである。
れぞれ、単独使用であってもよいし、2種以上の併用で
あってもよいことは、勿論である。
ルボキシル基含有重合体(A)と、アミノ基含有重合体
(D)あるいはカルボキシル基・アミノ基併有重合体
(E)とを組み合わせて使用されるべき、前記したポリ
シロキサン(B)としては、公知慣用の種々の化合物を
使用することが出来るけれども、
分岐構造(分枝状構造)を有するポリシロキサンで
あって、しかも、珪素原子に結合した、水酸基および/
または加水分解性基の含有量が特定量未満のもの〔以
下、ポリシロキサン(PS−1)ともいう。〕であると
か、 末端および/または側鎖にエポキシ基を有する
線状のポリシロキサンであって、しかも、珪素原子に結
合した、水酸基および/または加水分解性基の含有量が
特定量未満のもの〔以下、ポリシロキサン(PS−2)
ともいう。〕であるとか、
あって、しかも、珪素原子に結合した、水酸基および/
または加水分解性基の含有量が特定量未満のもの〔以
下、ポリシロキサン(PS−3)ともいう。〕などの使
用が、特に望ましい。
サン(PS−1)の、より具体的なものとしては、一分
子中に、それぞれ、下記の一般式[I]で示される構造
単位と、少なくとも2個のエポキシ基とを併せ有し、し
かも、一分子中に含まれる、珪素原子に結合した、水酸
基および/または加水分解性基の数が、平均で、約0.
6個未満なる、特定の構造を有する、分岐状(分枝状)
のポリシロキサンが、特に代表的なる化合物である。
とし、しかも、3個の酸素原子は、それぞれ、珪素原子
に結合しているものとする。〕
基である「R」として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
n−ブチル基もしくはn−オクチル基の如き、C1 〜C
8 なる種々のアルキル基;
各種のアリール基;または1−フェネチル基もしくは2
−フェネチル基の如き、各種のアラルキル基などのよう
な、種々のアリール基を有する基;
イルオキシ基の如き、各種の重合性二重結合を有する基
などをはじめ、さらには、3−グリシドキシプロピル基
もしくは2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチ
ル基の如き、各種のエポキシ基を有する基などである。
基(アリール基含有基)とは、上述したようなアリール
基と、さらに、アルキル基にアリール基が付いた形の、
いわゆるアラルキル基などをも、総括して指称するもの
である。
れる加水分解性基とは、珪素原子に結合した、、それぞ
れ、アルコキシ基、ハロゲン、フェノキシ基、イソプロ
ペニルオキシ基、アセトキシ基またはイミノオキシ基の
如き、珪素原子との結合部分で以て、容易に加水分解さ
れて、
フェノール、アセトン、酢酸またはオキシム化合物とし
て脱離して、珪素原子に結合した、水酸基を生じさせる
ような官能基を指称するものである。
中に含まれる、これらの珪素原子に結合した、水酸基お
よび/または加水分解性基の数としては、一分子平均
で、約0.6個未満が、好ましくは、0.4個未満が適
切であるし、さらに一層好ましくは、0.2個未満が適
切である。
酸基および/または加水分解性基の含有量としては、当
該ポリシロキサン(PS−1)の固形分の1,000グ
ラム当たり、約0.3モル未満が、好ましくは、0.2
モル未満が適切であるし、さらに一層好ましくは、0.
1モル未満が適切である。
び/または加水分解性基の数が、一分子平均で、約0.
6個を超えるようになったり、該基の含有量が、当該ポ
リシロキサン(PS−1)の固形分の1,000g当た
り、約0.3モルを超えるようになったりする場合に
は、本発明の組成物を、一液型組成物として使用する場
合において、とりわけ、貯蔵安定性が低下するようにな
り易く、また、硬化塗膜の、とりわけ、耐アルカリ性な
どが低下するようになり易くなるので、いずれの場合も
好ましくない。
は、たとえば、必須の原料成分として、トリアルコキシ
シラン化合物もしくはトリクロロシラン化合物の如き、
各種の三官能性のシラン化合物と、エポキシ基含有アル
コキシシラン化合物の如き、各種のエポキシ基含有シラ
ン化合物とを使用し、
ン化合物もしくはジクロロシラン化合物の如き、各種の
二官能性のシラン化合物や、テトラアルコキシシランも
しくはテトラクロロシランの如き、各種の四官能性のシ
ラン化合物などをも使用して、調製することが出来る。
る際に用いられる、上記した三官能性のシラン化合物と
して特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、メ
チルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、
n−プロピルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキ
シシラン、ビニルトリメトキシシラン、
トキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、フェ
ニルトリエトキシシランもしくはビニルトリエトキシシ
ランの如き、各種のトリアルコキシシラン化合物;
リクロロシラン、n−プロピルトリクロロシランもしく
はフェニルトリクロロシランもしくはビニルトリクロロ
シランの如き、各種のトリクロロシラン化合物;
チルトリアセトキシシランもしくはフェニルトリアセト
キシシランの如き、各種のトリアセトキシシラン化合物
などである。
化合物のうち、三官能性のシラン化合物も、ここで言う
三官能性のシラン化合物の一つとして使用することが出
来ることは、勿論である。
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グ
リシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グリシド
キシプロピルトリイソプロペニルオキシラン、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリエトキシシランの如き、各種の三官能性のシラ
ン化合物;
メトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエ
トキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジイソ
プロペニルオキシラン、2−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルメチルジメトキシシラン、2−(3,
4−エポキシシクロヘキシル)エチルエチルジエトキシ
シランの如き、各種の二官能性のシラン化合物;
ルメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルジメチル
エトキシシラン、3−グリシドキシプロピルジメチルイ
ソプロペニルオキシラン、2−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルジメチルメトキシシラン、2−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルジメチルエ
トキシシランの如き、各種の一官能性のシラン化合物な
どである。
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、ジメチル
ジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジエチ
ルジメトキシシラン、ジエチルジエトキシシラン、
ェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラ
ン、メチルフェニルジメトキシシランもしくはメチルフ
ェニルジエトキシシランの如き、各種のジアルコキシシ
ラン化合物;
ジクロロシラン、ジフェニルジクロロシラン、メチルフ
ェニルジクロロシランもしくはジ−n−プロピルジクロ
ロシランの如き、各種のジクロロシラン化合物;
エチルジアセトキシシラン、ジ−n−プロピルジアセト
キシシランもしくはジフェニルジアセトキシシランの如
き、各種のジアセトキシシラン化合物;
サンもしくはオクタメチルテトラシクロシロキサンの如
き、環状の各種のポリシロキサン類などである。
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、テトラメ
トキシシラン、テトラエトキシシランもしくはテトラ−
n−ブトキシシランの如き、各種のテトラアルコキシシ
ラン化合物;またはテトラクロロシランもしくはテトラ
ブロモシランの如き、各種のテトラハロゲノシラン化合
物などである。
用して、当該ポリシロキサン(PS−1)を調製するに
は、公知慣用の種々の方法を適用することが出来るが、
たとえば、 (xi) 三官能性のシラン化合物と、エポ
キシ基含有シラン化合物との混合物を加水分解縮合せし
めるという方法であるとか、
水分解縮合させて、分岐構造(分枝状構造)を有する、
末端官能性のシラン化合物を調製したのちに、エポキシ
基含有シラン化合物を反応せしめるという方法であると
か、あるいは
と、二官能性シラン化合物との混合物を加水分解縮合さ
せて、分岐構造(分枝状構造)を有する末端官能性のシ
ラン化合物を調製したのちに、エポキシ基含有シラン化
合物を反応せしめるという方法などの、種々の方法を適
用することが出来る。
S−1)を調製する際に、必要により、一官能性のシラ
ン化合物を併用して、珪素原子に結合した、水酸基を、
あるいは前掲したような、各種の加水分解性基を、効率
的に、低減化せしめることが出来る。
代表的なもののみを例示するにとどめれば、トリメチル
クロロシラン、トリエチルクロロシラン、トリ−n−プ
ロピルクロロシランもしくはトリフェニルクロロシラン
の如き、各種のモノクロロシラン類;
チルエトキシシラン、トリエチルメトキシシラン、トリ
エチルエトキシシラン、トリフェニルメトキシシランも
しくはトリフェニルエトキシシランの如き、各種のモノ
アルコキシシラン化合物;
くはトリエチルシリアセテートの如き、各種のモノアセ
テート化合物;またはトリメチルシランもしくはトリエ
チルシランの如き、各種のヒドロシラン化合物などであ
る。
キサン(PS−1)のエポキシ当量としては、約150
〜約6,000なる範囲内が、好ましくは、200〜
4,000なる範囲内が適切であるし、さらに一層好ま
しくは、250〜2,500なる範囲内が適切である。
は、どうしても、とりわけ、耐候性などの特徴が出にく
いというようになり易いし、一方、約6,000を超え
て余りに大きくなる場合には、どうしても、とりわけ、
硬化性などが低下するようになり易くなるので、いずれ
の場合も好ましくない。
は、珪素原子上に、架橋用の官能基としてのエポキシ基
を有する1価の有機基と共に、アリール基やアラルキル
基などのような、種々のアリール基含有基、アルキル
基、置換アルキル基またはビニル基の如き、エポキシ基
を有しない、1価の有機基をも有するような形の化合物
ではあるけれども、
明の効果を発現化せしめるためには、前述した重合体
(A)、(D)あるいは(E)との相溶性、すなわち、
クリヤー組成物から得られる硬化物の透明性などの面か
らも、あるいは下塗り塗膜との層間付着性やリコート性
などの面からも、当該ポリシロキサン(PS−1)とし
ては、特に、下掲するような形の化合物の使用が、特に
望ましい。
を除く、1価の有機基(s)として、アリール基含有基
(s−1)とアリール基不含の基(s−2)とを併有
し、しかも、アリール基含有基(s−1)/アリール基
不含の基(s−2)なる比率が、モル比で以て、約1/
9以上となるようなものであること、
を除く、1価の有機基(s)として、アリール基含有基
(s−1)のみを有するというようなものであること、
を除く、1価の有機基(s)として、アリール基含有基
(s−1)とアリール基不含の基(s−2)とを併有
し、しかも、アリール基含有基(s−1)/アリール基
不含の基(s−2)なる比率が、モル比で以て、約1/
9未満であり、かつ、約200〜約500なるエポキシ
当量を有するというようなものであること、
を除く、1価の有機基(s)として、アリール基不含の
基(s−2)を有するものであって、しかも、約200
〜約500なる範囲内のエポキシ当量を有するというよ
うなものであること。
うな形の当該ポリシロキサン(PS−1)のうちでも、
アリール基含有基(s−1)およびアリール基不含の基
(s−2)としては、工業的な見地からも、それぞれ、
フェニル基および炭素数が1〜4なるアルキル基の利用
が、特に望ましい。
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
「D10−0」、「D7−3」、「D4−6」、「D1
−9」もしくは「T7−3」[東レ・ダウコーニング・
シリコーン(株)製の商品名]や、「XC96−A44
62」[東芝シリコーン(株)製の商品名]などのよう
なものである。
にエポキシ基を有する、線状のポリシロキサン(PS−
2)中に含まれる、珪素原子に結合した、水酸基および
/または加水分解性基の数としては、一分子平均で、約
0.6個未満が、好ましくは、0.4個未満が適切であ
るし、一層好ましくは、0.2個未満が適切である。
び/または加水分解性基数が、一分子平均で、約0.6
個を超えて余りにるようになると、硬化塗膜の、とりわ
け、耐アルカリ性などが低下するようになり易くなるの
で、好ましくない。
好ましいものの、より具体的なものとしては、下掲の組
成式[II]、[III]、[IV]または[V]で以
て示されるような、珪素原子に結合した、水酸基および
/または加水分解性基を、一切、有しない形の化合物な
どが挙げられる。
R4 は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよ
い、アリール基、アラルキル基または炭素数が1〜4な
るアルキル基を、Xはエポキシ基を有する1価の有機基
を表わすものとし、また、aは2〜40なる整数である
ものとする。〕
およびR5 は、それぞれ、同一であっても異なっていて
もよい、アリール基、アラルキル基または炭素数が1〜
4なるアルキル基を、Xはエポキシ基を有する1価の有
機基を表わすものとし、また、bは1〜39なる整数で
あり、cは1〜20なる整数であって、しかも、bとc
との総和は2〜40なる整数の範囲内にあるものとす
る。〕
4 、R5 およびYは、それぞれ、同一であっても異なっ
ていてもよい、アリール基、アラルキル基または炭素数
が1〜4なるアルキル基を、Xはエポキシ基を有する1
価の有機基を表わすものとし、また、dは1〜38なる
整数であり、eは2〜20なる整数であって、しかも、
dとeとの総和は3〜40なる整数の範囲内にあるもの
とする。〕
4 、R5 およびYは、それぞれ、同一であっても異なっ
ていてもよい、アリール基、アラルキル基または炭素数
が1〜4なるアルキル基を、Xはエポキシ基を有する1
価の有機基を表わすものとし、また、fは1〜39なる
整数であり、gは1〜20なる整数であって、しかも、
fとgとの総和は2〜40なる整数の範囲内にあるもの
とする。〕
うなポリシロキサンの中でも、とりわけ、リコート性な
どの面からすれば、エポキシ当量が202〜約400な
る範囲内のもの、あるいは、エポキシ当量が約400〜
約1,500程度であって、しかも、珪素原子に結合し
ている有機基である、それぞれ、R1 、R2 、R3 およ
びR4 の合計量に占める、アリール基もしくはアラルキ
ル基の如き、各種のアリール基含有基の割合が約10モ
ル%以上なる形のものであることが、特に望ましい。
るポリシロキサンの中でも、とりわけ、リコート性など
の面からすれば、エポキシ当量が約160〜約400な
る範囲内のもの、あるいは、エポキシ当量が約400〜
約1,500程度であって、しかも、珪素原子に結合し
ている有機基である、それぞれ、R1 、R2 、R3 、R
4 およびR5 の合計量に占める、アリール基もしくはア
ラルキル基の如き、各種のアリール基含有基の割合が約
10モル%以上なる形のものであることが、特に望まし
い。
るポリシロキサンの中でも、とりわけ、リコート性など
の面からするならば、エポキシ当量が約160〜約40
0なる範囲内のもの、あるいはエポキシ当量が約400
〜約1,500程度であって、しかも、珪素原子に結合
している有機基である、それぞれ、R1 、R2 、R3、
R4 およびR5 の合計量に占める、アリール基もしくは
アラルキル基の如き、各種のアリール基含有基の割合が
約10モル%以上なる形のものであることが、特に望ま
しい。
れるポリシロキサンの中でも、とりわけ、リコート性な
どの面からすれば、エポキシ当量が約160〜約400
のもの、あるいはエポキシ当量が約400〜約1,50
0程度であって、しかも、珪素原子に結合している有機
基である、それぞれ、R1 、R2 、R3 、R4 およびR
5 の合計量に占める、アリール基もしくはアラルキル基
の如き、各種のアリール基含有基の割合が約10モル%
以上なる形のものであるということが、特に望ましい。
上のエポキシ基を有する、環状構造のポリシロキサン
(PS−3)中に含まれる、珪素原子に結合した、水酸
基および/または加水分解性基の数としては、通常、一
分子平均で、約0.6個未満が適切であり、好ましく
は、0.4個未満が適切であるし、さらに一層好ましく
は、0.2個未満が適切である。
基および/または珪素原子に結合した、水酸基数が、一
分子平均、約0.6個を超えて余りに多くなるようにな
ると、どうしても、硬化塗膜の、とりわけ、耐アルカリ
性などが低下するようになり易くなるので、あまり好ま
しくない。
好ましいものの、より具体的なものとしては、下掲の組
成式[VI]で以て示されるような、珪素原子に結合し
た、加水分解性基および/または珪素原子に結合した、
水酸基を、一切、有しない形の化合物が挙げられる。
は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよい、ア
リール基、アラルキル基または炭素数が1〜4なるアル
キル基を、Xはエポキシ基を有する1価の有機基を表わ
すものとし、また、hは0あるいは1〜4なる整数であ
り、iは2〜6なる整数であって、しかも、hとiとの
総和は3〜6なる整数の範囲内にあるものとする。〕
て、アリール基として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、フェニル基もしくはp−トリル基などの
ようなものであるし、
ののみを例示するにとどめれば、2−フェニルエチル基
もしくは1−フェニルエチル基などのようなものである
し、
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
3−グリシドキシプロピル基もしくは2−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチル基などのようなものであ
る。
有するポリシロキサン(PS−1)、(PS−2)また
は(PS−3)のうちでも、硬化塗膜の、とりわけ、耐
候性などの面からすれば、ポリシロキサン(PS−1)
の使用が、特に望ましい。
有重合体(A)、アミノ基含有重合体(D)あるいはカ
ルボキシル基・アミノ基併有重合体(E)と、当該ポリ
シロキサン(B)と、化合物(C)から、本発明の硬化
性樹脂組成物を調製する場合の重量配合比率としては、
それぞれ、成分(A)と成分(B)との固形分合計量の
100重量部に対して;成分(D)と成分(B)との固
形分合計量の100重量部に対して;あるいは成分
(E)と成分(B)との固形分合計量の100重量部に
対して、
0重量部となるように、好ましくは、2〜200重量部
となるように、特に好ましくは、3〜150重量部とな
るように、各成分を混合せしめるというようにすればよ
い。
使用するという場合には、それぞれ、成分(A)と成分
(B)との固形分合計量の100重量部;成分(D)と
成分(B)との固形分合計量の100重量部に対して、
分合計量の100重量部に対して、アミノ樹脂の固形分
量が、約1〜約70重量部となるように、好ましくは、
2〜50重量部となるように、アミノ樹脂を配合せしめ
るというようにすればよい。
クロカーボネート基などのような、カルボキシル基もし
くはアミノ基との反応性に優れる官能基を有する化合物
を使用するというような場合における当量配合比率とし
ては、それぞれ、成分(A)、成分(D)または成分
(E)中に含まれるカルボキシル基および/またはアミ
ノ基の1当量に対して、
のカルボキシル基もしくはアミノ基と反応する官能基の
合計量が、約0.2〜約5当量なる範囲内となるよう
に、好ましくは、0.5〜2.0当量なる範囲内となる
ように、一層好ましくは、0.7〜1.5当量なる範囲
内となるように、此の成分(C)を配合せしめるという
ようにすればよい。
基もしくはブロックされたイソシアネート基などのよう
な、水酸基との反応性に優れる官能基を有する化合物を
使用する場合における当量配合比率としては、成分
(A)、成分(D)または成分(E)中に含まれる水酸
基および/またはカルボキシル基をまとめての1当量に
対して、
基が、約0.2〜約5当量なる範囲内となるように、好
ましくは、0.5〜2.0当量なる範囲内となるよう
に、一層好ましくは、0.7〜1.5当量なる範囲内と
なるように、成分(C)を配合せしめるというようにす
ればよい。
どの面からは、本発明の組成物の合計固形分量に占める
(B)の割合を、約5〜約95重量%なる範囲内に、好
ましくは、10〜90重量%なる範囲内に、一層好まし
くは、15〜85重量%なる範囲内に、適宜、調整せし
めるということが適切である。
その応用用途に応じて、有機溶剤溶液型、有機溶剤分散
型あるいは無溶剤液状型などのような、いずれの形態と
してでも、用いることが出来る。
まで、クリヤー組成物として使用することも出来るし、
さらに、顔料が配合された形で以て、いわゆる着色組成
物として使用することも出来る。
て、硬化触媒、レベリング剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤または顔料分散剤などのような、公知慣用の各種の添
加剤類などをも配合せしめることが出来る。
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、トリメチ
ルホスフィン、トリエチルホスフィンもしくはトリフェ
ニルホスフィンの如き、各種の有機ホスフィン類;ジブ
チル錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクトエート、ジブ
チル錫ジラウレート、オクチル酸錫、ナフテン酸亜鉛も
しくはオクチル酸亜鉛の如き、各種の金属カルボキシレ
ート類;
ンデセン−7(DBU)、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノネン−5(DBN)もしくは1,4−
ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABC
O);
ベンジルアミンの如き、各種の3級アミン類;テトラメ
チルアンモニウム塩、テトラブチルアンモニウム塩、ト
リメチル(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩、
シクロヘキシルトリメチルアンモニウム塩、テトラキス
(ヒドロキシメチル)アンモニウム塩もしくはo−トリ
フルオロメチルフェニルトリメチルアンモニウム塩の如
き、各種の4級アンモニウム塩類;
2,4−ジメチルイミダゾールもしくは1,4−ジエチ
ルイミダゾールの如き、各種のイミダゾール類;または
トリイソプロピルアルミネート(アルミニウム・トリイ
ソプロポキサイド)もしくはテトライソプロピルチタネ
ートの如き、各種の金属アルコラート類;
トラエチルホスホニウム塩、テトラプロピルホスホニウ
ム塩、テトラブチルホスホニウム塩、トリメチル(2−
ヒドロキシプロピル)ホスホニウム塩、テトラフェニル
ホスホニウム塩もしくはベンジルトリフェニルホスホニ
ウム塩の如き、各種の4級ホスホニウム塩類などであ
る。
び4級ホスホニウム塩類における、いわゆる対アニオン
として特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
クロライド、ブロマイド、カルボキシレートまたはハイ
ドロキサイドなどのような、種々のアニオンなどであ
る。
と、(B)成分と、(C)成分とからなる組成物に対し
て、とりわけ、低温硬化性ないしは常温硬化性などを付
与せしめるというために、特に有効であると言える。
とからなる、此の形の組成物に硬化触媒類を添加すると
いう場合には、これらの三成分の固形分合計量の1,0
00グラムに対して、触媒効果を有する基ないしは原子
団の量が、約5〜約1,000ミリモルとなるような範
囲が、好ましくは、10〜500ミリモルとなるような
範囲が適切である。
に加えて、前述したような触媒効果を発現する原子団や
基などを有する、各種の重合体類などもまた、有効なる
触媒として使用することが出来る。
脂組成物は、(A)成分と、(B)成分と、(C)成分
とを組み合わせた場合には、大約100℃〜大約250
℃程度の温度範囲で以て、大約30秒間〜約1時間程度
の焼き付けを行なうことによって、極めて耐久性などに
優れる硬化物を得ることが出来る。
に、(D)成分あるいは(E)成分を組み合わせた場合
には、アミノ基の含有量に応じて、常温硬化から焼き付
け硬化に到るまでの、幅広い硬化条件の設定が可能であ
る。
(C)成分を組み合わせた場合であっても、前掲したよ
うな硬化触媒の種類を、適宜、適切に選択して、その最
適量で以て添加し配合せしめることによって、常温での
硬化も可能となる。
硬化性樹脂組成物は、鉄、ステンレス・スチール、アル
ミニウムもしくは真鍮などのような種々の金属類または
其れらの諸製品;
はガラスなどのような種々の無機系素材類または其れら
の諸製品;ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂
もしくはポリメチルメタクリレートなどのような種々の
プラスチック素材類または其れらの諸製品をはじめとす
る、
用することが出来るし、さらには、それぞれ、接着剤と
しても、あるいはシーリング剤としても、利用し、適用
することが出来る。
例により、一層、具体的に説明することにするが、本発
明は、決して、これらの例のみに限定されるものではな
い。以下において、部および%は、特に断りの無い限
り、すべて、重量基準であるものとする。
(A)の調製例〕 温度計、還流冷却器、攪拌機、滴下漏斗および窒素ガス
導入管を備えた反応容器に、キシレンの500部および
n−ブタノールの300部を仕込んで、窒素ガスの通気
下に、110℃にまで昇温した。
(MMA)の300部、n−ブチルメタクリレート(B
MA)の372部、n−ブチルアクリレート(BA)の
178部およびアクリル酸(AA)の150部と、キシ
レンの200部と、tert−ブチルパーオキシオクト
エート(TBO)の20部およびtert−ブチルパー
オキシベンゾエート(TBZ)の10部とからなる混合
物を、4時間に亘って滴下した。
持して、不揮発分(N.V.)が50%で、かつ、数平
均分子量(Mn)が6,900なる、カルボキシル基含
有アクリル系重合体の溶液を得た。以下、これを重合体
(A−1)と略記する。
200部、2−エチルヘキシルメタクリレート(EHM
A)の550部およびメタクリル酸(MAA)の150
部からなる混合物を使用するように変更した以外は、参
考例1と同様にして重合を行なって、N.V.が50%
で、かつ、Mnが6,500なる、カルボキシル基含有
アクリル系重合体の溶液を得た。以下、これを重合体
(A−2)と略記する。
A)の673部、BAの277部およびAAの50部か
らなる混合物を使用するように変更した以外は、参考例
1と同様にして重合を行ない、N.V.が50%で、か
つ、Mnが5,500なるカルボキシル基を有するアク
リル系重合体の溶液を得た。以下、これを重合体(A−
3)と略記する。
2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)の5
0部およびAAの50部よりなる混合物を使用するよう
に変更した以外は、参考例1と同様にして重合を行なっ
て、N.V.が50%で、かつ、Mnが5,700なる
カルボキシル基を有するアクリル系重合体の溶液を得
た。以下、これを重合体(A−4)と略記する。
で置換してから、此のオートクレーブに、アジピン酸モ
ノビニルエステル(MVA)の200部、「ベオバ−
9」〔オランダ国シェル社製の、分岐状(分枝状)カル
ボン酸のビニルエステルの商品名〕の200部およびエ
チルビニルエーテル(EVE)の200部と、メチルイ
ソブチルケトン(MIBK)の667部と、2,2’−
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)の20部
とを仕込んだ。
エチレン(CTFE)の480部を圧入してから密閉し
て、攪拌下に、60℃にまで昇温した。しかるのち、同
温度で、20時間に亘る重合反応を行なって、N.V.
が58.0%で、かつ、数平均分子量が21,000な
る、カルボキシル基含有フルオロオレフィン系重合体の
溶液を得た。以下、これを重合体(A−5)と略記す
る。
素ガス導入管を備えた反応容器に、トリメチロールプロ
パンの132部およびネオペンチルグリコールの190
部を仕込んで、窒素ガスの通気下で、150℃にまで昇
温した。
部、イソフタル酸の288部、アジピン酸の253部お
よび「カージュラ E」〔シェル社製の、分岐状(分枝
状)モノカルボン酸のグリシジルエステルの商品名〕の
105部と、水酸化リチウムの0.85部とを加えて、
220℃にまで昇温し、さらに、同温度で、酸価が10
0となるまで、脱水縮合反応を行なった。
部を加えることによって、N.V.が65%で、かつ、
固形分の酸価が100なる、カルボキシル基を有するポ
リエステル樹脂の溶液を得た。以下、これを重合体(A
−6)と略記する。
化ナトリウムの0.15部と、トリメチロールプロパン
の132部とを仕込んで、窒素ガスの通気下で、250
℃にまで昇温し、同温度に、1時間のあいだ保持するこ
とによって、エステル交換反応を行なった。
ールプロパンの77部、ペンタエリスリトールの94
部、ヘキサヒドロ無水フタル酸の351部および無水フ
タル酸の44部と、p−tert−ブチル安息香酸の4
9部と、キシレンの40部とを加えて、160〜180
℃に、3時間のあいだ保持してから、220℃にまで、
2時間をかけて、徐々に昇温して、さらに、固形分の酸
価が5.0となるまで、同温度で、2時間のあいだ、脱
水縮合反応を行なった。
ハク酸の214部を加え、同温度に、3時間のあいだ保
持してから冷却して、キシレンの270部と、メチルイ
ソブチルケトンの270部とを加えて、N.V.が60
%で、かつ、固形分の酸価が100なる、カルボキシル
基を有するポリエステル樹脂の溶液を得た。以下、これ
を重合体(A−7)と略記する。
製例〕 参考例1と同様の反応器に、トルエンの392部および
イソブタノールの408部を仕込んで、窒素ガスの通気
下で、80℃にまで昇温した。
Aの300部、BMAの200部、BAの200部およ
び2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレー
ト(DMMA)の100部と、アゾビスイソブチロニト
リル(AIBN)の5部およびTBOの5部と、トルエ
ンの200部とからなる混合物を、3時間かけて滴下し
た。
保持してから、さらに、AIBNの5部と、トルエンの
448部およびイソブタノールの37部とからなる混合
物を、1時間を要して滴下した。
して、N.V.が40%で、かつ、Mnが11,000
なる、3級アミノ基含有アクリル系重合体を得た。以
下、これを重合体(D−1)と略記する。
HMAの300部、EHMAの200部およびN−(3
−ジメチルアミノ)プロピルメタクリルアミドの100
部を使用するように変更した以外は、参考例8と同様に
して重合を行なって、N.V.が40%で、かつ、Mn
が12,000なる、3級アミノ基含有アクリル系重合
体の溶液を得た。以下、これを重合体(D−2)と略記
する。
酢酸n−ブチルの408部を仕込んで、窒素ガスの通気
下で、80℃にまで昇温した。
Aの250部、BMAの200部、BAの200部、H
EMAの50部およびDMMAの100部と、AIBN
の5部およびTBOの5部と、トルエンの200部とか
らなる混合物を、3時間かけて滴下した。
保持してから、さらに、AIBNの5部と、トルエンの
448部および酢酸n−ブチルの37部とからなる混合
物を、1時間を要して滴下した。
して、N.V.が40%で、かつ、Mnが12,000
なる、3級アミノ基含有アクリル系重合体を得た。以
下、これを重合体(D−3)と略記する。
ら、此の反応容器に、2−(N,N−ジメチルアミノ)
エチルビニルエーテル(DAEVE)の100部、EV
Eの100部および「ベオバ−9」の400部と、te
rt−ブチルパーオキシピバレート(TBPV)の10
部と、MIBKの429部とを仕込んだ。
ピレンの400部を圧入し密閉してから、攪拌下に60
℃にまで昇温し、同温度で、17時間に亘る重合反応を
行なうことによって、N.V.が68%で、かつ、Mn
が15,000なる、3級アミノ基含有フルオロオレフ
ィン系重合体の溶液を得た。以下、これを重合体(D−
4)と略記する。
有重合体(E)の調製例〕 単量体として、STの200部、MMAの300部、B
MAの200部、BAの100部、2−(N,N−ジメ
チルアミノ)エチルアクリレートの150部およびAA
の50部を用いるように変更した以外は、参考例8と同
様にして重合を行なって、N.V.が40%で、かつ、
Mnが11,000なる、カルボキシル基と3級アミノ
基とを併有するアクリル系重合体の溶液を得た。以下、
これを重合体(E−1)と略記する。
酢酸n−ブチルの408部を仕込んで、窒素ガスの通気
下で、80℃にまで昇温した。
Aの300部、EHMAの350部、HEMAの70
部、AAの30部およびDMMAの50部と、AIBN
の5部およびTBOの5部と、トルエンの200部とか
らなる混合物を、3時間かけて滴下した。
保持してから、さらに、AIBNの5部と、トルエンの
448部および酢酸n−ブチルの37部とからなる混合
物を、1時間を要して滴下した。
することによって、N.V.が40%で、かつ、Mnが
12,000なる、3級アミノ基含有アクリル系重合体
を得た。以下、これを重合体(E−2)と略記する。
200部、「ベオバ−9」の200部、EVEの150
部およびDAEVEの50部を使用するように変更した
以外は、参考例5と同様にして重合を行ない、N.V.
が58%で、かつ、Mnが20,000なる、カルボキ
シル基・アミノ基併有フルオロオレフィン系重合体の溶
液を得た。以下、これを重合体(E−3)と略記する。
る官能基を含有する化合物(C)の調製例〕
1,400部を仕込んで、窒素ガスの通気下に、110
℃にまで昇温した。
MAの210部、BAの184部およびGMAの506
部と、TBOの60部およびTBZの12部と、キシレ
ンの100部とからなる混合物を、5時間に亘って滴下
した。
だ保持することによって、N.V.が40%で、かつ、
数平均分子量が2,900なる、エポキシ基を有するア
クリル系重合体の溶液を得た。以下、これを化合物(C
−1)と略記する。
びn−ブタノールの300部を仕込んで、窒素ガスの通
気下に、120℃にまで昇温した。
Tの200部、BMAの300部、2−オキソ−1,3
−ジオキソラン−4−イルメチルメタクリレートの30
0部、AIBNの10部と、TBOの20部およびTB
Zの10部と、キシレンの200部とからなる混合物
を、5時間に亘って滴下した。
だ保持することによって、N.V.が50%で、かつ、
数平均分子量が10,000なる、シクロカーボネート
基を有するアクリル系重合体の溶液を得た。以下、これ
を化合物(C−2)と略記する。
前記(B)成分であるエポキシ基含有ポリシロキサンの
性状値ないしは特性値を、まとめて、第1表に示す。
(B)成分、(C)成分、硬化触媒および添加剤を混合
せしめて得られる、それぞれのクリヤー組成物を、「ソ
ルベッソ 100」(米国エクソン社製の、芳香族炭化
水素混合物の商品名)/n−ブタノール=70/30
(重量部比)なる混合溶剤で以て、フォード・カップ#
4による粘度が20秒となるように希釈せしめることに
よって、各種のクリヤー塗料を調製した。
の塗料が塗装され、焼き付けされた鋼板上に、上述のよ
うにして調製した、それぞれのクリヤー塗料を、乾燥膜
厚が約30ミクロン(μm)となるように、エアースプ
レー塗装した。
て、焼き付けを行なうことによって、各種の硬化塗膜を
得た。
討を行なった。それらの結果は、まとめて、同表に示
す。
は、いずれも、重量部で以て示されている。
ッカミン L−117−60」の略記であって、大日本
インキ化学工業(株)製の、n−ブチルエーテル化メラ
ミン・ホルムアルデヒド樹脂溶液の商品名であり、不揮
発分が60%なるものである。
B7−887−60」の略記であって、大日本インキ
化学工業(株)製の、無黄変タイプのブロック・ポリイ
ソシアネート化合物の溶液の商品名であり、不揮発分が
60%で、かつ、ブロックされたイソシアネート基含有
率が7.9%なるものである。
ールの略記
ラブチルアンモニウムアセテートの略記
ス国チバ・ガイギー社製の、ベンゾトリアゾール系の紫
外線吸収剤の商品名である。
ノール LS−765」の略記であって、三共(株)製
の、ヒンダード・アミン系の酸化防止剤の商品名であ
る。
「140℃で30分間の焼き付け」を表わし、もう一方
の“II”の方は、「160℃で30分間の焼き付け」
を表わしている。
(株)製のデューパネル光コントロール・ウェザーメー
ターを使用して、1,500時間に及ぶ曝露を行なった
のちの、60度鏡面反射率(%)なる光沢値を、未曝露
時における塗膜の、同上の光沢値で以て除して、100
倍した値(光沢保持率:%)で以て評価判定をし、その
値を以て表示したものである。
ェザーメーターでの曝露は、下記の条件を以て1サイク
ルとし、それを繰り返し行ったというものである。
(株)製のCA−Z型自動接触角測定装置を使用して、
それぞれの硬化塗膜上に載せた水滴と、該硬化塗膜との
接触角を測定して、その接触角度で以て表示したもので
あり、水との接触角度で以て表示しているものである。
試験機(株)製のデューパネル光コントロール・ウェザ
ーメーターを使用して、「促進耐候性」の場合と同様の
条件で、1,500時間に及ぶ曝露を行なったのちの、
硬化塗膜についての、水との接触角度を、上述した「初
期撥水性」の場合と同様にして測定をし、その接触角度
で以て表示したものである。
しての、太平理化工業(株)製のラビング・テスターを
使用して、クレンザーの水分散液(重量濃度=5%)を
滲み込ませたフェルトで以て、500グラムなる重りの
荷重下に、塗膜を、各別に、往復60回、ラビングした
のちの、20度鏡面反射率(%)なる光沢値を、未試験
塗膜の同上の光沢値で以て除して、100倍した値(光
沢保持率:%)で以て表示したものである。
………………「XC96−A4462」の略記である。
ナコール EX−612」の略記であって、長瀬化成工
業(株)製の、ソルビトール・ポリグリシジルエーテル
であり、エポキシ当量が170なるものである。
かなように、本発明の組成物から得られる硬化塗膜は、
比較例1および2の場合の硬化塗膜に比して、耐候性、
耐候性試験後の撥水性ならびに耐洗車傷性に優れている
ということが、無理なく、知り得よう。
と、顔料との混合物を、サンドミルを使用して、分散化
せしめることによって、各種の、白色のベースを調製し
た。
成分と、(C)成分と、硬化触媒とを配合せしめること
によって、あるいは「デナコール EX−612」と、
硬化触媒とを配合せしめることによって、各種の白色組
成物を調製した。
ベッソ 100」/n−ブタノール=70/30(重量
部比)なる混合溶剤で以て、フォード・カップ#4によ
る粘度が25秒となるように希釈せしめることによっ
て、顔料重量濃度(PWC)が40%なる、各種の白色
塗料を調製した。
め、ポリエステル−メラミン系の塗料が塗装され、焼き
付けされた鋼板上に、乾燥膜厚が約30μmとなるよう
に、エアースプレー塗装し、第3表に示すような条件で
以て、焼き付けを行なって、各種の硬化塗膜を得た。
た結果を、まとめて、同表に示す。
は、いずれも、重量部で以て示されている。
−93」の略記であって、石原産業(株)製の、ルチル
型酸化チタンの商品名である。
は、サンシャイン・ウエザオメーターによる2,000
時間に及ぶ曝露を行なったのちの、60度鏡面反射率
(%)なる光沢値を、未曝露時における塗膜の、同上の
光沢値で以て除して、100倍した値(光沢保持率:
%)で以て評価判定をし、その値を以て表示したもので
ある。
性」の評価判定は、実施例1〜5ならびに比較例1およ
び2の場合におけると同様の要領に従った。
シャイン・ウエザオメーターを使用して、1,500時
間に及ぶ曝露を行なったのちの、硬化塗膜についての、
水との接触角度を、上述した「初期撥水性」の場合と同
様にして測定し、その接触角度で以て表示したものであ
る。
ように、本発明の組成物を用いて得られる硬化塗膜は、
いずれも、「デナコール EX−612」から調製され
た、それぞれ、比較例3および4の場合の硬化塗膜に比
して、とりわけ、耐候性、耐候性試験後の撥水性ならび
に耐洗車傷性などに優れるというものであることが、無
理なく、知り得よう。
または(E)成分と、顔料との混合物を、サンドミルに
よって分散せしめ、各種の、白色のベースを調製した。
に、(B)成分と、(C)成分とを配合せしめることに
よって、あるいは「デナコール EX−612」を配合
せしめることによって、白色組成物を調製した。
物については、キシレン/トルエン/酢酸n−ブチル/
酢酸エチル/2−エトキシエチルアセテート=40/3
0/20/10(重量部比)なる混合溶剤で以て、そし
て、実施例11および14以外の白色組成物について
は、キシレン/トルエン/n−ブタノール/酢酸エチル
/2−エトキシエチルアセテート=40/30/20/
10(重量部比)なる混合溶剤で以て、フォード・カッ
プ#4による粘度が17秒となるように希釈せしめるこ
とによって、PWCが35%なる、各種の白色塗料を調
製した。
め、ポリエステル−メラミン系の塗料が塗装され、焼き
付けされた鋼板上に、乾燥膜厚が約30μmとなるよう
に、エアースプレー塗装し、室温に、10日間のあいだ
放置してから、各種の硬化塗膜を得た。
討した結果を、まとめて、同表に示す。
は、いずれも、重量部で以て示されている。
DN−990S」の略記であって、大日本インキ化学工
業(株)製の、無黄変型ポリイソシアネート樹脂の商品
名であり、不揮発分が100%で、かつ、イソシアネー
ト基含有率が17.3%なるものである。
「耐候性試験後の撥水性」および「耐洗車傷性」は、第
3表における場合の評価と同様にして行った。
ように、本発明の組成物から得られる硬化塗膜は、いず
れも、「デナコール EX−612」から調製された、
それぞれ、比較例5および6の場合の硬化塗膜に比し
て、とりわけ、耐候性、耐候性試験後の撥水性ならびに
耐洗車傷性などに優れるということが、無理なく、知り
得よう。
わけ、耐洗車傷性などにも優れるし、加えて、曝露時の
光沢保持性(耐候性)ならびに撥水性保持性などといっ
た、いわゆる耐久性などにも優れるというものであり、
特徴的には、非常に高度の耐久性を有するという、極め
て実用性の高いものである。
Claims (14)
- 【請求項1】 カルボキシル基を有する重合体(A)
と、一分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有するポ
リシロキサン(B)と、活性水素を有する基と反応する
官能基を有する化合物であって、上記ポリシロキサン
(B)を除く化合物(C)とを含有することを特徴とす
る、液状硬化性樹脂組成物。 - 【請求項2】 アミノ基を有する重合体(D)と、一分
子中に少なくとも2個のエポキシ基を有するポリシロキ
サン(B)と、活性水素を有する基と反応する官能基を
有する化合物であって、上記ポリシロキサン(B)を除
く化合物(C)とを含有することを特徴とする、液状硬
化性樹脂組成物。 - 【請求項3】 一分子中に、それぞれ、カルボキシル基
とアミノ基とを併せ有する重合体(E)と、一分子中に
少なくとも2個のエポキシ基を有するポリシロキサン
(B)と、活性水素を有する基と反応する官能基を有す
る化合物であって、上記ポリシロキサン(B)を除く化
合物(C)とを含有することを特徴とする、液状硬化性
樹脂組成物。 - 【請求項4】 前記した、一分子中に少なくとも2個の
エポキシ基を有するポリシロキサン(B)が、次のよう
な一般式[I]で示される構造単位を有し、しかも、一
分子中に含まれる、珪素原子に結合した、水酸基および
/または加水分解性基が、平均で、約0.6個未満な
る、分岐状の化合物である、請求項1〜3のいずれかに
記載の組成物。 【化1】 〔ただし、Rは1価の有機基を表わすものとし、しか
も、3個の酸素原子は、それぞれ、珪素原子に結合して
いるものとする。〕 - 【請求項5】 前記したカルボキシル基を有する重合体
(A)がビニル系重合体である、請求項1に記載の組成
物。 - 【請求項6】 前記したアミノ基を有する重合体(D)
がビニル系重合体である、請求項2に記載の組成物。 - 【請求項7】 前記したカルボキシル基とアミノ基とを
併せ有する重合体(E)がビニル系重合体である、請求
項3に記載の組成物。 - 【請求項8】 前記したビニル系重合体がアクリル系重
合体である、請求項5〜7のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項9】 前記したビニル系重合体がフルオロオレ
フィン系重合体である、請求項5〜7のいずれかに記載
の組成物。 - 【請求項10】 前記した、活性水素を有する基と反応
する官能基を有する化合物であって、上記ポリシロキサ
ン(B)を除く化合物(C)中に含まれる活性水素を有
する基と反応する官能基が、エポキシ基、シクロカーボ
ネート基、イソシアネート基、ブロックされたイソシア
ネート基、ヒドロキシメチルアミノ基、アルコキシメチ
ルアミノ基よりなる群から選ばれる、少なくとも1種の
ものである、請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項11】 前記した化合物(C)が、ポリエポキ
シ化合物、ポリイソシアネート化合物、ブロックポリイ
ソシアネート化合物およびアミノ樹脂からなる群より選
ばれる、少なくとも1種のものである、請求項1〜3の
いずれかに記載の組成物。 - 【請求項12】 前記した、重合体(A)が水酸基をも
有するものである、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項13】 前記した、重合体(D)が水酸基をも
有するものである、請求項2に記載の組成物。 - 【請求項14】 前記した、重合体(E)が水酸基をも
有するものである、請求項3に記載の組成物。
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