JPH0832816B2 - フェノール樹脂組成物の製造方法とそれを応用したゴム組成物 - Google Patents
フェノール樹脂組成物の製造方法とそれを応用したゴム組成物Info
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- JPH0832816B2 JPH0832816B2 JP2130337A JP13033790A JPH0832816B2 JP H0832816 B2 JPH0832816 B2 JP H0832816B2 JP 2130337 A JP2130337 A JP 2130337A JP 13033790 A JP13033790 A JP 13033790A JP H0832816 B2 JPH0832816 B2 JP H0832816B2
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- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Description
そのゴム組成物、特にタイヤのビードフィラー部への応
用に関するものである。
スなどの補強性を向上させるために、硫黄、加硫促進
剤、カーボンブラック等の配合剤を多量に配合する方法
とともに、熱硬化性樹脂、中でもフェノール系樹脂を併
用することが実施されている。
ール型の2つに分けられるが、前者は単独では補強効果
が乏しく、通常、硬化剤であるヘキサメチレンテトラミ
ン(以下、ヘキサミンという)とともに使用される。例
えば、ヘキサミンを予め含んだノボラック型フェノール
樹脂をゴムに配合したり、あるいはノボラック型フェノ
ール樹脂とヘキサミンをゴム練りの際別々に練り込んだ
りして配合するのが一般的である。
とヘキサミンを配合したゴム組成物を加硫する際、ノボ
ラック型フェノール樹脂が、ヘキサミンと反応して硬化
する訳であるが、その際アンモニアガスが発生する。こ
のアンモニアガスは、刺激臭が強く有害であるため、環
境衛生上好ましくなく、できるだけその発生量が少ない
ことが望まれる。
発生するアンモニアガス及び反応しないで残存するヘキ
サミンは、ポリエステル繊維を使用した乗用車タイヤの
カーカスコードを劣化させる恐れがある。
えばメチロールメラミン類、パラホルムアルデヒド、レ
ゾール型フェノール樹脂、モルホリン類、ベンゾキノ
ン、トリオキサン、イソシアネート類などが検討された
が、いずれも目的とする補強効果が得られなかった。ま
た、ノボラック型フェノール樹脂に代り、ヘキサミンを
使用しなくても熱硬化するレゾール型フェノール樹脂を
配合することも考えられるが、レゾール型フェノール樹
脂の場合、NBR(ニトリルゴム)やCR(クロロプレンゴ
ム)に対してはある程度の補強効果を示すものの、天然
ゴムやポリブタジエンゴム、スチレンブタジエン共重合
体ゴムなどのいわゆる非極性ゴムには殆ど補強効果を示
さず代替として使用するには限界があった。
ボラック型フェノール樹脂とヘキサミンの系において、
できるだけヘキサミンの配合量を減少させて、特にタイ
ヤ用として従来と同等以上の補強性を得る方法について
鋭意検討した結果、本発明を完成するに至ったものであ
る。
性されたノボラック型フェノール樹脂及びヘキサミンを
必須成分として含有し、該ヘキサミンのうち30%以上を
アダクト化させることを特徴とするフェノール樹脂組成
物の製造方法及びそのゴムへの応用に関するものであ
る。
は、イオン交換水によって抽出されないヘキサミンをい
う。ここで、水の温度は25±1℃とする。
ミンは、水によって容易に抽出することができるが、フ
ェノール樹脂と分子間付加物をつくる、いわゆるアダク
ト化したヘキサミンは水で抽出されない。このことか
ら、アダクト化率(アダクト化したヘキサミンの場合)
は、次の式から求められる。
分析法などによって求められる。Bはイオン交換水で抽
出したヘキサミンの量について滴定法によって求められ
る。測定に際して、試料の粒径は150μm以下とし、も
しも粒径が粗い場合は,試料の粒径を150μm以下に粉
砕してから測定するものとする。
脂で変性されたノボラック型フェノール樹脂は、カシュ
ーオイル、トールオイル、アマニ油、各種不飽和動植物
油、不飽和脂肪酸、ロジン等の不飽和オイルで変性した
ノボラック型フェノール樹脂又はトルエン樹脂、キシレ
ン樹脂、メシチレン樹脂等の芳香族炭化水素樹脂で変性
したノボラック型フェノール樹脂である。中でも、カシ
ューオイル、トールオイル、アマニ油で変性したものが
特に好ましい。
ボラック型フェノール樹脂に対するオイルの変性率は好
ましくは10〜50%、さらに好ましくは15〜45%である。
オイル変性率が10%より少ない場合は変性の効果が乏し
く、逆に50%より多い場合には、フェノール樹脂部分と
反応していないフリーのオイルの割合が増加し、補強剤
としての特性が低下する。
シン等のフェノール類を蓚酸、塩酸、硫酸、パラトルエ
ンスルホン酸等の酸触媒を用いて、ホルムアルデヒド、
パラホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド等のアルデヒ
ド類と反応させた後に、カシューオイル、トールオイ
ル、アマニ油等のオイルで変性する方法等がある。
ン、メラミン、ゴム等の1種又は2種以上で変性したも
の、あるいは未変性のノボラック型フェノール樹脂、レ
ゾール型フェノール樹脂等を同時に配合したものも本発
明に含まれる。
例えば、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、クロマン樹脂、
ロジン等が配合されていてもよい。
有率は、2.5〜12.5%が好ましい。ヘキサミンの含有率
が、2.5%以下の場合には、ゴムに対する補強効果が乏
しく、逆に12.5%以上の場合には、加硫時のアンモニア
ガス発生量が多くなり好ましくない。
粉末状であり、固形又は粉末のフェノール樹脂とヘキサ
ミンとをオープンロールや単軸又は多軸の混練押出し機
により混練する方法、あるいはフェノール樹脂とヘキサ
ミンとを水及び/又は有機溶剤に溶解又は分散し、必要
により一定条件下で加熱後、系から前記溶媒を除去する
方法等によって製造する。これらの方法の中で、経済
性、品質の安定性等の面から、工業的には、オープンロ
ール又は、混練押出し機による方法が特に好ましい。
用して混練する場合、得られた樹脂組成物のアダクト化
率は、ロール掛けの回数(配合物のロール通過回数)、
ロールによる加圧力、ロールの表面温度等によって左右
される。通常、ロール掛け回数が多い程、加圧力が大き
い程、またロールの表面温度が高い程、アダクト化率は
大きくなる。なお、ロールによる加圧力については、ロ
ールの大きさ、2本のロール間の間隔等によって決定さ
れる。これらの諸条件を適切にコントロールすることに
よって、目標とするアダクト化率のフェノール樹脂を得
ることができる。これら諸条件の中で、ロールの表面温
度が一定温度以上に高い場合、ロール掛け回数が多くな
ると、樹脂とヘキサミンとの硬化反応が開始され、樹脂
の分子量が増加し、場合によっては一部ゲル化が起こ
る。このことは、得られた樹脂の品質のばらつきの要因
となると同時に、このものをゴムに配合した場合に補強
性低下を招くので好ましくない。
化が起こりにくくなると同時に、フェノール樹脂とヘキ
サミンを含む混練物がシート化できず、作業性の低下を
招くので好ましくない。一般的には、混練対象となって
いる樹脂の融点(2種以上の樹脂を配合する場合、その
配合比率で樹脂を均一に混合後測定した融点)をT℃と
した場合、ロール表面温度は、Tより20℃以上高くなら
ないように、また、40℃以上低くならないように設定す
ることが好ましい。もし樹脂の融点が高い場合でも、ロ
ール表面温度が100℃を越えることは好ましくない。
クト化を行う場合、出来上がった樹脂のアダクト化率
は、主に、押出し機内の滞留時間、滞留中の樹脂及びヘ
キサミン混練物の温度、滞留中に混練物に加えられる加
圧力等によって左右される。通常、滞留時間が長い程、
混練物の温度が高い程、加えられる加圧力が高い程、ア
ダクト化率が大きくなる。これら諸条件を適切にコント
ロールすることによって、目標とするアダクト化率のフ
ェノール樹脂を得ることが出来る。これら諸条件の中
で、滞留中の混練物の温度が一定温度以上に高い場合、
滞留時間が長くなると、樹脂とヘキサミンとの硬化反応
が開始され、樹脂の分子量が増加し、場合によっては一
部ゲル化が起こる。このことは、得られた樹脂の品質の
ばらつきの要因となると同時に、このものをゴムに配合
した場合に補強性低下を招くので好ましくない。一方、
滞留中の混練物の温度が低すぎる場合、滞留時間を長く
しないと、目標とするアダクト化率より低くなり好まし
くない。混練対象となっている樹脂の融点(2種以上の
樹脂を配合する場合、その配合比率で樹脂の均一に混合
後測定した融点)をT℃とすると、混練物の排出温度
は、Tより40℃以上高くならないように、また、20℃以
上低くならないようにすることが好ましい。なお、滞留
中の混練物の温度を代表するものとして、混練物の排出
時の温度を管理し、以下、この値で記述する。また、滞
留時間については、5秒以上30分以内が好ましい。
場合のフェノール樹脂組成物のアダクト化率は30〜90%
が好ましい。アダクト化率が30%未満の場合は、アダク
ト化による補強性向上の効果が乏しい。一方、アダクト
化率が90%以上の場合には、一般に樹脂の高分子化、さ
らには部分ゲル化が起こりやすく、この場合、品質のば
らつきや補強性低下を招きやすい。
ム、特にタイヤのビードフィラーゴムに配合する場合、
ゴム100重量部に対するフェノール樹脂組成物の配合量
は、3〜30重量部が好ましく、5〜20重量部がさらに好
ましい。3重量部以下では樹脂配合の効果が小さく、30
重量部以上では樹脂の分散が不均一となり配合物として
の物性を低下させるので好ましくない。
前記ゴム100重量部に対して30〜130重量部が好ましく、
50〜110重量部がさらに好ましい。30重量部以下ではゴ
ム・樹脂配合物への補強効果が小さく、130重量部以上
では加硫したゴムが脆くなる傾向がある。
和オイルや芳香族炭化水素樹脂で変性されているためゴ
ムとの相溶性がよく、さらに樹脂とヘキサミンとのアダ
クト化により、フェノール樹脂とヘキサミンの硬化反応
が効率よく行われるので、ヘキサミンの配合量を少なく
することができる。さらに、アンモニアガスの発生及び
遊離のヘキサミンが少量であるので、ポリエステル繊維
タイヤコードを劣化させることも小さい。
これら実施例によって限定されるものではない。文中に
記載されている「部」及び「%」は、すべて「重量部」
及び「重量%」を示す。なお、文中に記載されている融
点はキャピラリー法、遊離フェノールはガスクロマト
法、重量平均分子量は液体クロマト法でそれぞれ測定さ
れたものである。また、オイル変性率は、フェノール樹
脂に対する変性されたオイルの重量比率を示す。
(融点70℃、カシューオイル変性率30%、遊離フェノー
ル1.8%、重量平均分子量1950)1000部、ヘキサミン90
部をロール間隔5mm、表面温度55℃とした8インチオー
プンロール上で混練し、シート状となってからさらに10
回ロールを通した後、粉砕機で粉砕した粉末状フェノー
ル樹脂組成物Dを得た。Dのアダクト化率は51%、重量
平均分子量は1950であった。
離フェノール2.0%、重量平均分子量2520)500部、トー
ルオイル変性固形ノボラック型フェノール樹脂C(融点
72℃、トールオイル変性率40%、遊離フェノール0.9
%、重量平均分子量1650)500部とヘキサミン80部と
を、2軸連続式混練押出し機を用いて、混練物の排出温
度110℃、滞留時間7分で混練後、粉砕機で粉砕して粉
末状フェノール樹脂組成物Eを得た。Eのアダクト化率
は85%、重量平均分子量は2100であった。なお、BとC
との等量混合物の融点、重量平均分子量はそれぞれ、79
℃、2080であった。
0部、ヘキサミン70部をロール間隔3mm、表面温度65℃と
した8インチオープンロール上で混練し、シート状とな
ってからさらに12回ロールを通した後、粉砕機で粉砕し
て粉末状フェノール樹脂組成物Fを得た。Fのアダクト
化率は62%、重量平均分子量は1960であった。
0部、ヘキサミン100部とを2軸連続式混練押出し機を用
いて、混練物の排出温度100℃、滞留時間5分で混練
後、粉砕機で粉砕して粉末状フェノール樹脂組成物Gを
得た。Gのアダクト化率は70%、重量平均分子量は1970
であった。
フェノール樹脂A1000部を撹拌機、還流冷却器及び温度
計付のフラスコに仕込み、加熱溶融後、メタノール200
部、水150部を加え、混合した。その後、温度を75℃と
した後、ヘキサミン90部を添加混合し、45分保持した後
冷却し、内容物を取り出した。この内容物を減圧(20To
rr以下)下で40℃12時間乾燥した。乾燥後粉砕して粉末
状フェノール樹脂Hを得た。Hのアダクト化率は98%、
重量平均分子量は2210であった。
0部、ヘキサミン90部をロール間隔7mm、表面温度40℃と
した8インチオープンロール上で混練し、シート状とな
ってからさらに5回ロールを通した後、粉砕機で粉砕し
た粉末状フェノール樹脂組成物Iを得た。Iのアダクト
化率は20%、重量平均分子量は1950であった。
フェノール樹脂A1000部、ヘキサミン100部を粉砕機で粉
砕混合して、粉末状フェノール樹脂組成物Jを得た。J
のアダクト化率は3%、重量平均分子量は1950であっ
た。
脂B1000部、ヘキサミン80部をロール間隔5mm、表面温度
55℃とした8インチオープンロール上で混練し、シート
状となってからさらに10回ロールを通した後、粉砕機で
粉砕して粉末状フェノール樹脂組成物Kを得た。Kのア
ダクト化率は70%、重量平均分子量は2520であった。
組成物をゴムに配合し、その特性を測定した。
混練した各種ゴム組成物を油圧プレスにて160℃で30分
加硫して、厚さ2mmの加硫ゴムシートを作成した。
度、25%引張りモジュラスを測定した。また、前記加硫
ゴムシートから厚さ2mm、幅5mm、長さ20mmの試験片を作
成し、粘弾性スペクトロメータを用いて、常温で動的弾
性率を測定した。
中に埋設し、160℃で30分間加硫後、コードを取り出
し、コードの引張り強度を前記処理前と比較して保持率
を求めた。第2表にこれらの結果を示す。
クト化したフェノール樹脂組成物をゴムに配合した場合
は、ノボラック樹脂とヘキサミンを別々に配合する場
合、又はヘキサミンがアダクト化していないノボラック
樹脂組成物を配合する場合に比較して、30〜60%程度ヘ
キサミンの量を少なくしても、加硫ゴムの諸特性向上効
果が大きく、加硫時のアンモニアの発生量が少ないた
め、ポリエステル繊維コードの劣化も小さく抑えること
ができる。
ク樹脂は、未変性のものに比較して、加硫ゴム諸特性が
向上する。
し機により製造する際、適切な条件を選定することによ
ってゴムに対して優れた補強性を付与し、かつ、品質の
安定した樹脂組成物を得ることができる。
は、ゴムと相溶性の優れた不飽和オイル又は芳香族炭化
水素樹脂で変性したノボラック型フェノール樹脂とヘキ
サミンとがアダクト化しているため、樹脂とヘキサミン
が効率よく反応して、ゴムに対する補強効果を高めるこ
とができるとともに、有害なアンモニアの発生量も少な
くすることができるため、ポリエステル繊維タイヤコー
ドの劣化を小さく抑えることができる。
ゴム組成物をタイヤとビードフィラー部等に用いること
が効果的である。
Claims (7)
- 【請求項1】不飽和オイル又は芳香族炭化水素樹脂で変
性されたノボラック型フェノール樹脂及びヘキサメチレ
ンテトラミンを必須成分として含有し、該ヘキサメチレ
ンテトラミンのうち30%以上をアダクト化させることを
特徴とするフェノール樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項2】不飽和オイルが、カシューオイル、トール
オイル、アマニ油であることを特徴とする請求項1記載
のフェノール樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項3】オープンロール又は混練押出し機で混練す
ることによって、含有するヘキサメチレンテトラミンの
うち30〜90%をアダクト化させることを特徴とする請求
項1又は2記載のフェノール樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項4】(a)ゴム、(b)請求項1又は2又は3
記載のフェノール樹脂組成物を必須成分として含有する
ことを特徴とするゴム組成物。 - 【請求項5】ゴムが、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、
ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ムの中から選んだ1種又は2種以上であることを特徴と
する請求項4記載のゴム組成物。 - 【請求項6】(c)請求項5記載のゴム100重量部、
(d)請求項1又は2又は3記載のフェノール樹脂組成
物3〜30重量部、(e)カーボンブラック30〜130重量
部を必須成分として含有することを特徴とするタイヤの
ビードフィラー用ゴム組成物。 - 【請求項7】カーカス層の補強コードとしてポリエステ
ル繊維を使用することを特徴とする請求項6記載のタイ
ヤのビードフィラー用ゴム組成物。
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