JP5077623B2 - カシュー油変性固形フェノール樹脂の製造方法とゴム組成物 - Google Patents

カシュー油変性固形フェノール樹脂の製造方法とゴム組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5077623B2
JP5077623B2 JP2006093777A JP2006093777A JP5077623B2 JP 5077623 B2 JP5077623 B2 JP 5077623B2 JP 2006093777 A JP2006093777 A JP 2006093777A JP 2006093777 A JP2006093777 A JP 2006093777A JP 5077623 B2 JP5077623 B2 JP 5077623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cashew oil
weight
modified solid
cashew
rubber composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006093777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007269843A (ja
Inventor
孝和 鹿毛
健一 鮫島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
DIC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIC Corp filed Critical DIC Corp
Priority to JP2006093777A priority Critical patent/JP5077623B2/ja
Publication of JP2007269843A publication Critical patent/JP2007269843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5077623B2 publication Critical patent/JP5077623B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Description

本発明は、遊離フェノールモノマー含有量が少ないカシュー油変性固形フェノール樹脂が容易に得られる製造方法に関する。本発明の製造方法で得られるカシュー油変性固形フェノール樹脂は、タイヤ用ゴム組成物として有用である。
カシュー油変性固形フェノール樹脂は、タイヤ用ゴム組成物として使用され、タイヤの耐久性向上のために、加硫後ゴム片の弾性率、動的粘弾性、引張強度等の性能向上が求められている。また、近年の大気環境保護の観点、或いは人体環境の保護の観点からカシュー油変性固形フェノール樹脂中の遊離フェノールモノマーを低減させることも求められている。
ノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂の製造方法としては、従来各種方式が工業的にも実施されている。例えば、第1の製造方法として、カシュー油、フェノール類、アルデヒド類を一括で仕込み、所定の縮合度まで反応を進め、更に減圧蒸留で液状成分を除去し固形物を得る方法、第2の方法として、フェノール類、アルデヒド類を反応させ、そこにカシュー油を添加反応させ、更に減圧蒸留で液状成分を除去し固形物を得る方法などが実施されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上記の方法では、減圧蒸留工程でカシュー油の不飽和基に起因する副反応により急激に高分子化が起こるため、減圧蒸留工程は短時間で実施する必要があるため、大幅な遊離フェノールモノマーの低減は困難であった。またタイヤ組成物として高弾性率、高強度等の性能を付与するカシュー変性固形フェノール樹脂はある程度高分子化させる必要があり、所定の高分子量のものを安定的に製造することも困難であった。
特開2003−292726
本発明の課題は、遊離フェノールモノマーの含有量は少なく、タイヤ用ゴム組成物として好適な、カシュー変性固形フェノール樹脂が容易に得られる製造方法と該フェノール樹脂を含むゴム組成物を提供することにある。
本発明者は、前記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、カシュー油を自己重合させ、得られたカシュー油重合物とフェノール類とアルデヒド類を反応させ、触媒を中和・失活させた後、減圧蒸留により液状成分を除去することにより、減圧蒸留下で高分子化しにくく、長時間の減圧蒸留で大幅な遊離フェノールモノマーが除去可能で、タイヤ用ゴム組成物としても好適な性能を有するカシュー変性固形フェノール樹脂が容易に得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、ノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂とゴムとを含んでなるゴム組成物で、ノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂の割合がゴム100重量部に対して2〜40重量部であり、ノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂が、カシュー油を自己重合させる工程(I)と、前記カシュー油重合物とフェノール類とアルデヒド類を反応させる工程(II)と、触媒を中和・失活させる工程(III)と、液状成分を除去するする減圧蒸留工程(IV)とを含む製造方法で得られる遊離フェノールモノマー含有量が1%未満で重量平均分子量10,000〜50,000でカシュー油変性量20〜45重量%(フェノール類に対して)で遊離カシュー油含有量が10重量%以下であるノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂であることを特徴とするゴム組成物を提供する。
本発明の製造方法によれば、遊離フェノールモノマー含有量が少ないノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂を得ることができ、且つ、タイヤ組成物として有用な、高弾性率、高強度等の性能を有するゴム組成物を得ることができる。
本発明のゴム組成物は、前記本発明の製造方法で製造したノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂とゴムとを含んでなる。
本発明で用いられるカシュー油とは、カシューナッツシェルオイルであり、従来から工業的に用いられているものを使用することができる。カシュー油を自己重合させる工程(I)は、例えば硫酸、パラトルエンスルホン酸、フェノールスルホン酸等の従来から該反応に用いられている触媒を用いることができる。触媒量は、カシュー油に対し、0.1〜10重量%、反応温度は150〜250℃、反応時間は2〜30時間で通常実施される。工程(I)で得られるカシュー油重合油の遊離(未反応)カシュー油量は50重量%以下が好ましい。50重量%を超えた場合、液状成分を除去する減圧蒸留工程での高分子化の制御が困難になりやすく、また最終的に得られるカシュー変性固形フェノール樹脂の遊離カシュー油量が多くなり、ゴム組成物として加硫後の高弾性率を示さなくなる。
前記製造工程(II)で用いられるフェノール類としては、例えば、フェノール、クレゾール、キシレノール、エチルフェノール、プロピルフェノール、ブチルフェノール、オクリルフェノール等があげられ、単独で使用することもできるし、2種以上併用することもできる。
前記製造工程(II)で用いられるアルデヒド類としては、例えば、ホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド等をあげることができる。
中でも、ホルマリン(ホルムアルデヒド水溶液)が取り扱いとコスト面から好ましい。これ等のアルデヒド類は単独で使用することもできるし、2種以上併用することもできる。
触媒は、例えば硫酸、パラトルエンスルホン酸、フェノールスルホン酸等の従来から該反応に用いられるものを使用できる。触媒量は、フェノール類に対し、0.1〜10重量%、反応温度は50〜150℃、反応時間は2〜30時間で通常実施される。フェノール類とアルデヒド類は、フェノール類:アルデヒド類=1:0.3〜1:0.75(モル比)の割合で用いることが好ましい。アルデヒド類が前記範囲より少ないと低分子物しか得られず、前記範囲より多いとゲル化する可能性がある。カシュー油変性量はフェノールに対して20〜45重量%が、ゴム組成物として加硫後に高弾性を示すため、好ましい。
前記製造工程(III)は、酸触媒に対して、0.8〜2倍(好ましくは1〜1.3倍)のアルカリ物質を添加すれば良い。アルカリ物質としては、例えばアンモニア、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等があげられる。
前記製造工程(IV)は減圧下で蒸留することにより液状成分を除去することができる。通常は、真空度400torr以下(好ましくは100torr以下)、温度150〜250℃(好ましくは160〜200℃)で実施される。減圧蒸留の時間としては、カシュー変性固形フェノール樹脂の遊離フェノールモノマー含有量が1%未満が好ましいため、1%未満になるまで実施するのが好ましい。水蒸気を吹き込みながら実施する減圧蒸留が、遊離フェノールモノマーが除去されやすいため、好ましい。低真空度、低温度は遊離フェノールモノマーが除去しにくく、温度が200℃を超えた場合、ゲル化する可能性がある。
本発明の製造方法で得られてカシュー油変性固形フェノール樹脂は、さらにペレット化することもできる。ペレット化工程は種々の方法で実施でき、例えば150〜200℃の温度で溶融し、ロートフォーマー等により造粒すれば良い。
以上のようにして得られるカシュー油変性固形フェノール樹脂は、遊離フェノールモノマー含有量が1重量%未満、重量平均分子量が10,000〜50,000、カシュー油変性量20〜45重量%(フェノール類に対して)である。重量平均分子量が10,000未満であると、例えばタイヤ用ゴム組成物として用いた場合に加硫後の弾性率、引張強度等の性能が不充分となり、50,000を超えると、未加硫のゴムシートが硬くなり、加硫前の作業性に問題を生じる場合がある。
本発明のゴム組成物は、前記製造工程で製造のカシュー変性固形フェノール樹脂とゴムとを含んでなるものである。本発明に用いられるゴムとしては、特に制限されるものではなく、天然ゴム、ジエン系ゴム、ジエン系共重合ゴム、ハロゲン化ブチルゴム、またはこれらのブレンド物などの種々のゴムがあげられる。カシュー変性固形フェノール樹脂とゴムとの割合は特に制限されないが、例えば、ゴム100重量部に対して、2〜40重量部とすることが好ましい。
本発明のゴム組成物は、必要に応じて、例えば、酸化亜鉛、カーボンブラック、ステアリン酸、硫黄(硫黄加硫の場合は硫黄など、過酸化物加硫の場合は有機化酸化物)、加硫促進剤等の種々の添加剤を含有させることもできる。なお、これらの添加剤の配合量は特に限定されるものではなく適宜設定すれば良い。
本発明のゴム組成物は、加硫後の弾性率、引張強度等の性能に優れると同時に、加硫前の作業性にも優れるためタイヤ用として好適に用いることができる。この際、必要に応じて、フェノール樹脂用硬化剤を用いてもよい。前記フェノール樹脂用硬化剤としては、例えば、ヘキサメチレンテトラミンなどが好適である。これらの硬化剤の使用量は、例えば、フェノール樹脂100重量部に対して、0.5〜20.0重量部、好ましくは、5〜15.0重量部とすることが望ましい。
以下に実施例、比較例により本発明を詳細に説明する。例中の部及び%は全て重量基準である。また重量平均分子量、遊離カシュー油量、遊離フェノールモノマー量はGPCにより測定した。
実施例1
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、カシュー油282g、硫酸1.4gを加え、200℃で10時間反応した。カシュー油自己重合物中遊離カシュー油重合物含有量は30%であった。50℃に降温し、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン357g(5モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた後、25%アンモニア水4.2gを添加した。180℃に昇温し、減圧蒸留を開始し、真空度100torrに達した時点で水蒸気を吹き込みながら3時間蒸留し、重量平均分子量
15,500、遊離フェノール量0.3%、遊離カシュー油含有量7%のカシュー油変性固形フェノール樹脂を得た。
実施例2
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、カシュー油282g、硫酸1.4gを加え、200℃で10時間反応した。カシュー油自己重合物中遊離カシュー油重合物含有量は30%であった。50℃に降温し、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン464g(6.5モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた後、25%アンモニア水4.2gを添加した。180℃に昇温し、減圧蒸留を開始し、真空度100torrに達した時点で水蒸気を吹き込みながら3時間蒸留し、重量平均分子量32,500、遊離フェノール量0.3%、遊離カシュー油含有量5%のカシュー油変性固形フェノール樹脂を得た。
比較例1
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、カシュー油282g、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン357g(5モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた。180℃に昇温し、減圧蒸留を開始し、真空度100torrに達した時点で水蒸気を吹き込んだところ10分後にゲル化した。
比較例2
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、カシュー油282g、硫酸1.4gを加え、200℃で10時間反応した。カシュー油自己重合物中遊離カシュー油重合物含有量は30%であった。50℃に降温し、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン357g(5モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた。180℃に昇温し、減圧蒸留を開始し、真空度100torrに達した時点で水蒸気を吹き込んだところ10分後にゲル化した。
比較例3
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン357g(5モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた。次いでカシュー油282gを添加し、6時間をかけ徐々に180℃まで昇温した。次いで真空度100torrで減圧蒸留を1時間実施し、重量平均分子量37,500、遊離フェノール量7%、遊離カシュー油含有量11%のカシュー油変性固形フェノール樹脂を得た。
比較例4
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、カシュー油141g、硫酸0.7gを加え、200℃で10時間反応した。カシュー油自己重合物中遊離カシュー油重合物含有量は30%であった。50℃に降温し、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン357g(5モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた後、25%アンモニア水4.2gを添加した。180℃に昇温し、減圧蒸留を開始し、真空度100torrに達した時点で水蒸気を吹き込みながら3時間蒸留し、重量平均分子量
18,400、遊離フェノール量0.3%、遊離カシュー油含有量5%のカシュー油変性固形フェノール樹脂を得た。
比較例5
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、カシュー油470g、硫酸2.4gを加え、200℃で10時間反応した。カシュー油自己重合物中遊離カシュー油重合物含有量は30%であった。50℃に降温し、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン357g(5モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた後、25%アンモニア水4.2gを添加した。180℃に昇温し、減圧蒸留を開始し、真空度100torrに達した時点で水蒸気を吹き込みながら3時間蒸留し、重量平均分子量
13,700、遊離フェノール量0.3%、遊離カシュー油含有量8%のカシュー油変性固形フェノール樹脂を得た。
比較例6
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、カシュー油282g、硫酸1.4gを加え、200℃で10時間反応した。カシュー油自己重合物中遊離カシュー油重合物含有量は30%であった。50℃に降温し、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン286g(4モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた後、25%アンモニア水4.2gを添加した。180℃に昇温し、減圧蒸留を開始し、真空度100torrに達した時点で水蒸気を吹き込みながら3時間蒸留し、重量平均分子量
7,500、遊離フェノール量0.3%、遊離カシュー油含有量7%のカシュー油変性固形フェノール樹脂を得た。
比較例7
攪拌機、コンデンサー及び温度計を備えた3つ口フラスコに、カシュー油282g、硫酸1.4gを加え、200℃で10時間反応した。カシュー油自己重合物中遊離カシュー油重合物含有量は30%であった。50℃に降温し、フェノール940g(10モル)、42%ホルマリン286g(5.5モル)、硫酸4.7gを添加し、100℃で5時間反応させた後、25%アンモニア水4.2gを添加した。180℃に昇温し、減圧蒸留を開始し、真空度100torrに達した時点で水蒸気を吹き込みながら4時間蒸留し、重量平均分子量65,500、遊離フェノール量0.3%、遊離カシュー油含有量6%のカシュー油変性固形フェノール樹脂を得た。
次に実施例及び比較例で得られたカシュー変性固形フェノール樹脂を以下の配合でJISK6299に準じてゴム練りし、170℃の10分条件加硫しJISK6251に準じる引張試験を実施した。またショア硬度計にて硬度を測定した。
Figure 0005077623
Figure 0005077623


Claims (3)

  1. ノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂とゴムとを含んでなるゴム組成物で、ノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂の割合がゴム100重量部に対して2〜40重量部であり、ノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂が、カシュー油を自己重合させる工程(I)と、前記カシュー油重合物とフェノール類とアルデヒド類を反応させる工程(II)と、触媒を中和・失活させる工程(III)と、液状成分を除去するする減圧蒸留工程(IV)とを含む製造方法で得られる遊離フェノールモノマー含有量が1%未満で重量平均分子量10,000〜50,000でカシュー油変性量20〜45重量%(フェノール類に対して)で遊離カシュー油含有量が10重量%以下であるノボラック型カシュー油変性固形フェノール樹脂であることを特徴とするゴム組成物。
  2. カシュー油を自己重合させる工程(I)が、カシュー油を未反応のカシュー油が50重量%以下になるまで自己縮合させるものである請求項1のゴム組成物
  3. 液状成分を除去する減圧蒸留工程(IV)が水蒸気を吹き込みながら減圧蒸留するものである請求項1または2記載のゴム組成物
JP2006093777A 2006-03-30 2006-03-30 カシュー油変性固形フェノール樹脂の製造方法とゴム組成物 Expired - Fee Related JP5077623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006093777A JP5077623B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 カシュー油変性固形フェノール樹脂の製造方法とゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006093777A JP5077623B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 カシュー油変性固形フェノール樹脂の製造方法とゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007269843A JP2007269843A (ja) 2007-10-18
JP5077623B2 true JP5077623B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=38672980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006093777A Expired - Fee Related JP5077623B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 カシュー油変性固形フェノール樹脂の製造方法とゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5077623B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143998A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Showa Highpolymer Co Ltd エポキシ樹脂用硬化剤及びそれを含有するエポキシ樹脂組成物
KR101293464B1 (ko) 2010-08-09 2013-08-14 한국타이어 주식회사 타이어용 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조한 타이어
JP5771088B2 (ja) * 2011-07-25 2015-08-26 群栄化学工業株式会社 固形レゾール型バイオマスフェノール樹脂およびゴム組成物
BE1023496B1 (nl) * 2016-03-09 2017-04-07 Sumitomo Bakelite Europe N.V. Werkwijze voor de bereiding van novolak alkylfenol harsen
WO2018150708A1 (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 住友ベークライト株式会社 バイオマス誘導体の製造方法、バイオマス変性フェノール樹脂の製造方法、バイオマス変性フェノール樹脂組成物の製造方法およびバイオマス変性フェノール樹脂
JP7272025B2 (ja) * 2019-03-18 2023-05-12 横浜ゴム株式会社 タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832816B2 (ja) * 1989-06-08 1996-03-29 住友デュレズ株式会社 フェノール樹脂組成物の製造方法とそれを応用したゴム組成物
JP2002212250A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Nisshoku Sukenekutadei Kagaku Kk カシュー油変性フェノール樹脂、その製造方法およびその用途
EP1531832B1 (en) * 2002-06-28 2009-04-15 Glykos Finland Oy Therapeutic compositions for use in prophylaxis or treatment of diarrheas

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007269843A (ja) 2007-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5077623B2 (ja) カシュー油変性固形フェノール樹脂の製造方法とゴム組成物
JP5592351B2 (ja) ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ
JP5665475B2 (ja) ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2007002070A (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JPWO2007111109A1 (ja) ゴム配合用樹脂、及びゴム組成物
US20160230008A1 (en) Resin composition, rubber composition, and cured article
JP5771088B2 (ja) 固形レゾール型バイオマスフェノール樹脂およびゴム組成物
JP6744093B2 (ja) フェノール樹脂、ゴム組成物及びタイヤ
JP2007002032A (ja) 変性フェノール樹脂とその製造方法、および変性フェノール樹脂組成物
JP2012158697A (ja) 空気入りタイヤ
JP2021165324A (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた重荷重用タイヤ
JP2002212250A (ja) カシュー油変性フェノール樹脂、その製造方法およびその用途
JP5775945B2 (ja) ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2010229364A (ja) 変性フェノール樹脂とその製造方法、変性フェノール樹脂組成物、及び、ゴム配合組成物
JP2011042767A (ja) ゴム補強用樹脂組成物
WO2020262373A1 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
KR101893633B1 (ko) 레졸형 파라옥틸페놀ㆍ포름알데히드 공축합 수지 및 그 제조 방법
JP5659801B2 (ja) ゴム配合用樹脂補強剤
JP2011195646A (ja) カルボン酸エステル変性フェノール樹脂及びゴム組成物
JP2014111787A (ja) ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
CN111247184A (zh) 包含增粘剂的橡胶组合物
JP7095715B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
JP7095656B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP7095657B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP7095716B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5077623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees