JPH08326638A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

車両用盗難防止装置

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JPH08326638A
JPH08326638A JP13813295A JP13813295A JPH08326638A JP H08326638 A JPH08326638 A JP H08326638A JP 13813295 A JP13813295 A JP 13813295A JP 13813295 A JP13813295 A JP 13813295A JP H08326638 A JPH08326638 A JP H08326638A
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vehicle
engine
key
engine start
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Kazuyori Katayama
和頼 片山
Yasuo Naito
靖雄 内藤
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーを紛失或いは破損した場合でも、従来か
らの盗難防止機能を妨げること無く、車両の正規ユーザ
にのみが知り得ている車両操作でエンジン始動が可能 【構成】 車両毎のシリンダキー1に記憶したIDコー
ドを非接触にて読み取るキー挿入側のコード読み取り手
段と、読み取ったIDコードと予め設定したコードとを
照合して各コードの一致判定を行うコード照合手段3
と、コードの一致判定時にエンジンの始動を許可し、不
一致判定時には予め設定された車両操作実行により入力
された操作信号に基づいてエンジン始動許可信号SEを
エンジン始動手段5に出力する制御部3bとを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の盗難を防止を
図ると共に、車両の正規なユザーのみが知り得ている車
両操作にてエンジン始動を可能とした車両用盗難防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のエンジン始動のためには、
車両の正規なユーザのみに渡された機械的なシリンダキ
ー(以下、キーと記載する)を利用してエンジン始動用
のキースイッチをONしている。その、結果、正規のキ
ー無しではエンジン始動を不可能として車両の盗難を防
止していた。しかしながら、キーを頼りに車両の盗難防
止を図ってもキーは比較的容易に複製可能なことから、
必ずしも充分な盗難防止の効果が得られていなかった。
【0003】そこで、盗難防止効果を強化するために、
例えば従来、特公平4−15141号公報にあるよう
に、キーより車両用キーシリンダに当車両のキーを特定
する情報を送信する。車両用キ−シリンダは送信されて
きた情報を識別して正規な情報であればエンジン始動を
許可する。
【0004】従来装置の構成として、車両用キーシリン
ダのキー挿入孔周辺に配設された環状コアに巻回された
ロータコイルにキー内部の軸状コアに巻回されたキーコ
イルを近接させ1組の磁気回路を構成する。そして、こ
の磁気回路を介して車両用キーシリンダとキーとの間で
エンジン駆動のための情報の授受を行い、キー側からの
情報が車両用キーシリンダ側の情報と一致した場合にエ
ンジン始動許可信号をエンジン駆動部へ出力する装置が
考案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用盗難防止
装置は以上のように情報発信源を内蔵した特殊なキーを
使用しているため、盗難防止情報の秘匿性が高く車両盗
難防止には有効である。しかしながら、車両の正規ユー
ザがキーを紛失或いは破損したりすると代替えのキーを
取り寄せる必要がある。そのため、取り寄せ期間が長く
なるとその期間は車両を運転することができずユーザに
不便をかけるとういう問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、キーを紛失或いは破損した場合
でも、従来からの盗難防止機能を妨げること無く、車両
の正規ユーザにのみが知り得ている車両操作でエンジン
始動が可能な車両用盗難防止装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る車
両用盗難防止装置は、車両毎のエンジンキーに記憶した
IDコードを非接触にて読み取るキー挿入側のコード読
み取り手段と、読み取ったIDコードと予め設定したコ
ードとを照合して各コードの一致判定を行うコード判定
手段と、コードの一致判定時にエンジンの始動を許可
し、不一致判定時には予め設定された車両操作実行によ
り入力された操作信号に基づいてエンジン始動許可信号
をエンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手段と
を備えたものである。
【0008】請求項2の発明に係る車両用盗難防止装置
は、請求項1の発明においてエンジン始動判定手段は、
IDコードの不一致判定時に少なくとも2種類以上の操
作信号に基づいてエンジンの始動許可信号を出力するも
のである。
【0009】請求項3の発明に係る車両用盗難防止装置
は、請求項2の発明においてエンジン始動判定手段は、
各操作信号毎に制限時間を設定するものである。
【0010】請求項4の発明に係る車両用盗難防止装置
は、車両毎のエンジンキーに記憶したIDコードを非接
触にて読み取るキー挿入側のコード読み取り手段と、読
み取ったIDコードと予め設定したコードとを照合して
各コードの一致判定を行うコード判定手段と、コードの
一致判定時にエンジンの始動を許可し、不一致判定時に
は予め設定された制限時間内の車両操作の実行により入
力された操作信号に基づいてエンジン始動許可信号をエ
ンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手段とを備
えたものである。
【0011】請求項5の発明に係る車両用盗難防止装置
は、請求項1ないし4の発明においてコードの不一致判
定時後の車両操作は、予め設定された回数に限定したも
のである。
【0012】請求項6の発明に係る車両用盗難防止装置
は、請求項1ないし4の発明において制限時間内に行う
車両操作内容は、制限時間と共に運転者が任意にエンジ
ン始動判定手段に設定するものである。
【0013】請求項7の発明に係る車両用盗難防止装置
は、請求項6の発明において制限時間内に行う車両操作
内容は、IDコードと照合用コードの一致判定時に、制
限時間と共に運転者が任意にエンジン始動判定手段に設
定するものである。
【0014】請求項8の発明に係る車両用盗難防止装置
は、請求項6または7の発明においてエンジン始動判定
手段に対する車両操作内容と制限時間の設定回数は予め
設定された回数に限定したものである。
【0015】請求項9の発明に係る車両用盗難防止装置
は、車両毎のエンジンキーに記憶したIDコードを非接
触にて読み取るキー挿入側のコード読み取り手段と、読
み取ったIDコードと予め設定したコードとを照合して
各コードの一致判定を行うコード判定手段と、コードの
一致判定時にエンジンの始動を許可し、不一致判定時に
は運転者の操作可能な操作信号をエンジン始動手段より
通信手段により入力し、この操作信号に基づいてエンジ
ン始動許可信号を前記エンジン始動手段に出力するエン
ジン始動判定手段とを備えたものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明における車両用盗難防止装置
は、エンジンキーに記憶されたIDコードと車両側に登
録された照合用のコードとが不一致の場合でも、運転者
が設定した任意の車両操作に基づく操作信号入力により
エンジン始動可能とする。
【0017】請求項2の発明における車両用盗難防止装
置は、エンジンキーに記憶されたIDコードと車両側に
登録された照合用のコードとが不一致の場合でも、運転
者が任意に設定した少なくとも2種類の車両操作に基づ
く操作信号入力によりエンジン始動可能とする。
【0018】請求項3の発明における車両用盗難防止装
置は、エンジンキーに記憶されたIDコードと車両側に
登録された照合用のコードとが不一致の場合に、運転者
が任意に行う各車両操作の実施時間に制限時間を設けた
ものである。
【0019】請求項4の発明における車両用盗難防止装
置は、エンジンキーに記憶されたIDコードと車両側に
登録された照合用のコードとが不一致の場合でも、運転
者が任意に設定した少なくとも2種類の車両操作を、そ
れぞれ設定された制限時間に実施して出力された操作信
号によりエンジン始動可能とする。
【0020】請求5項の発明における車両用盗難防止装
置は、エンジンキーに記憶されたIDコードと車両側に
登録された照合用のコードとが不一致の場合でも、運転
者がエンジン始動可能とする任意の車両操作の実施回数
は予め設定された回数に限定する。
【0021】請求項6の発明における車両用盗難防止装
置は、エンジンキーに記憶されたIDコードと車両側に
登録された照合用のコードとが不一致時に行う任意の車
両操作内容と操作実施の制限時間は運転者が任意に設定
する。
【0022】請求項7の発明における車両用盗難防止装
置は、エンジンキーに記憶されたIDコードと車両側に
登録された照合用のコードとが不一致時に行う任意の車
両操作内容と操作実施の制限時間の設定は各コードの照
合結果により許可される。
【0023】請求項8の発明における車両用盗難防止装
置は、エンジンキーに記憶されたIDコードと車両側に
登録された照合用のコードとが不一致時に行う任意の車
両操作内容と操作実施の制限時間の設定回数は予め設定
された回数に制限される。
【0024】請求項9の発明における車両用盗難防止装
置は、エンジン始動判定手段は運転者の操作可能な操作
手段からの信号をエンジン始動手段より通信で入力す
る。
【0025】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図を用いて説明す
る。図1は本実施例に係る車両用盗難防止装置の構成図
である。図において、1はエンジンを始動するためのシ
リンダキーであり、このシリンダキー1のつまみ部分1
aには電磁誘導により電圧が誘起される誘導コイルと電
磁誘導作用による誘導無線通信を行うアンテナを兼ねた
キーコイルアンテナ1a1と、誘起電圧を内蔵したコン
デンサに充電して電源電圧として動作するIC1a2
内蔵されている。IC1a2はシリンダキー1に割り当
てられた電子的な固有のIDコードを記憶した不揮発性
のメモリ(EEPROM:図示せず)と信号送受信用の
制御回路が内蔵されている。
【0026】2はシリンダキー1のブレード(キー本
体)1bがキーホール2a1より差し込まれるキーシリ
ンダであり、キーホール2a1の周囲には差し込まれた
キーコイルアンテナ1a1に対し、電磁誘導により電圧
を誘起する誘導コイルと電磁誘導作用により信号通信を
行うアンテナを兼ねたキーシリンダコイルアンテナ2a
2が巻回されている。2bはキー1を差し込んで回転す
ることでON動作して車両の各コントロールユニット及
び後述するコード照合手段に電源ON信号SG、或いは
各種指令信号を伝えるイグニッションキースイッチであ
る。
【0027】3はイグニッションキースイッチ2bの電
源ON信号SGに従って動作開始するコード照合手段で
ある。コード照合手段3は、イグニッションキースイッ
チ2bより入力した電源ON信号SGに従ってコード照
合手段3の各部にバッテリ電圧を供給する電源3a、コ
ード照合手段3の動作を制御する制御部3b、制御部3
bによる通信制御に従って電磁誘導用の高周波信号をキ
ーシリンダコイルアンテナ2a2に送信し、且つ、電磁
誘導によりシリンダキー1より送信されて来たIDコー
ドをキーシリンダコイルアンテナ2a2を介して受信し
て制御部3bに入力するRF回路3c、シリンダキー1
より送信されて来たIDコードの正当性を認証するため
の照合用コード及び照合結果によるエンジン始動プログ
ラムを記憶したEEPROM3d、制御部3bに外部信
号としてドアースイッチ4からのON/OFF信号SD
を入力させる信号入力I/F3e、制御部3bとエンジ
ン始動手段5との間でエンジン始動信号SEを通信する
通信I/F3fより構成されている。
【0028】次に本実施例の動作について説明する。ま
ず、車両のエンジンをスタートするときに、運転手は、
シリンダキー1をキーシリンダ2に挿入してエンジンを
始動させるべく回転する。この回転により、イグニッシ
ョンキースイッチ2bの接点位置が変化してコード照合
手段3に電源ON信号SGを入力させて電源3aを動作
さ、制御部3bに電源3aのバッテリー電圧(図示せ
ず)を供給する。
【0029】電源供給により制御部3bが動作を開始す
ると、RF回路3cは高周波信号をキーシリンダコイル
アンテナ2aに送信して励磁する。この結果、キーシリ
ンダコイルアンテナ2aよりシリンダキー1に内蔵され
ているキーコイルアンテナ1a1に電磁誘導作用が生じ
てキーコイルアンテナ1a1に電圧が誘起される。
【0030】この誘起電圧がIC1a2に印加されると
IC1a2内のコンデンサに充電されてIC1a2の電源
として供給される。コンデンサが充電されている期間
は、各コイルアンテナ1a1,2a2を信号通信用のアン
テナとして使用するために、制御部3bの制御によりR
F回路3cよりキーシリンダコイルアンテナ2a2への
高周波信号の送信を停止する。この高周波信号送信停止
タイミングはIC1a2に内蔵した制御回路が認知して
いる。そして、高周波信号送信停止期間に、IC1a2
は各キーに割り当てられた電子的な固有のIDコードを
不揮発性のメモリ(EEPROM:図示せず)から読み
出し、送信信号に変換した後にキーコイルアンテナ1a
1を通してキーシリンダコイルアンテナ2a2に電磁誘導
作用により非接触で送信する。
【0031】この送信信号はRF回路3cで受信され、
制御部3bでデジタル化された後にIDコードとして記
憶される。制御部3bは予めEEPROM3dに記憶し
てある照合用コードとIDコードとを照合する。照合の
結果、各コードが一致していれば、エンジン始動許可信
号SEは通信I/F3fを介してエンジン始動手段5に
伝えられる。しかし、不一致であれば、エンジン始動禁
止信号が通信I/F3eを介してエンジン始動手段5に
伝えられる。
【0032】エンジン始動手段5はコード照合手段3か
らのエンジン始動許可信号SEを受け取った場合はエン
ジンを正常に始動し、エンジン始動禁止の信号を受け取
った場合にはエンジンの始動を禁止する。このように、
コード照合手段3に記憶された照合用コードと一致する
IDコードが記憶された正規なキーを持ったユーザのみ
がエンジン始動可能である。しかも、ブレード1bの部
分を偽造したシリンダキー1でエンジンを始動させよう
としても、IDコードと照合用コードとを一致させるこ
とができない。従って、車両窃盗目的の人がコードの不
一致なシリンダキーを使用してもエンジン始動ができな
いため盗難防止となる。
【0033】しかし、正規のシリンダキー1であっても
故障してIDコードを送信することが不可能となること
が考えられる。そのような場合、シリンダキー1を使用
してもコードの不一致は免れないが、ブレード1bの部
分は正常であるため、シリンダキー1を回転してイグニ
ッションキースイッチ2bをON動作させて電源ON信
号SGをコード照合手段3に入力させることができる。
【0034】そこで、照合用コードと入力されたIDコ
ードが不一致の場合は、制御部3は信号入力I/F3e
を通してドアースイッチ4よりON(開放状態)/OF
F(閉成状態)信号SDを入力する。この時、ユーザが
ドアーを開放した状態でキー操作をするとON信号SD
が入力される。制御部3は、コードが不一致の場合で
も、ドアーを開けたままエンジンを始動する(ドアース
イッチ4がON)などの一般的な始動方法と異なった方
法で、エンジン始動操作するとエンジン始動許可となる
ように予め設定しておく。従って、制御部3はコード不
一致判定後に、ドアースイッチ4よりON信号SDが入
力されたことを判定すると、エンジン始動許可信号SE
を通信I/F3eを介してエンジン始動手段5に伝え
る。
【0035】次に、上記エンジン始動許可判定動作を図
2のフローチャートを用いて説明する。先ず、ステップ
S101で運転者が乗車しシリンダキー1をキーシリン
ダ2に差し込むと判定動作が開始される。運転者がシリ
ンダキー1を回転することによりイグニッションキース
イッチ2bの接点位置が変化して電源ON信号SGが出
力された否かをステップS102で判定する。電源ON
信号SGが入力されなければ、再度電源ON信号SG入
力のチェックを繰り返す。
【0036】イグニッションキースイッチ2bの接点位
置が変化して電源ON信号SGが入力されたことが判定
されたならば、ステップS103へ進み電磁結合動作に
より、シリンダキー1への電源供給、シリンダキー1よ
りのIDコード読み込みを実施する。次にステップS1
04へ進み、読み込んだIDコードを内部のEEPRO
M3dに記憶している照合用コードと照合する。
【0037】ステップS104の照合結果はステップS
105でチェックされ、各コードが一致していない場合
はステップS106へ進み、ドアースイッチ4よりドア
ー開放を示すON信号SDが入力されているか否かをチ
エックする。この時、ON信号SDが入力されずドアー
が閉じられている状態が示されたならば、ステップS1
07へ進みエンジン始動禁止とするようエンジン始動手
段5に信号で指示する。
【0038】また、ステップS106でドアースイッチ
4よりドアーが開放されている状態を示すON信号SD
が入力されたならば、ステップS108へ進みエンジン
始動許可信号SEをエンジン始動手段5に送信する。ま
た、ステップS105ではステップS104での照合結
果をチェックし、各コードが一致していると判定された
場合はステップS108へ進みエンジン始動許可信号S
Eをエンジン始動手段5に送信する。このように、ステ
ップS107、ステップS108の動作が終了し、ステ
ップS109へ進み本実施例の動作を終了する。
【0039】以上のように、例え、シリンダキー1が故
障してIDコードが出力されない状態となっても、車両
ユーザのみが知り得ている車両操作、即ちドアー開放状
態でキー操作を行うことでエンジン始動が可能になる。
【0040】実施例2.上記、実施例1では各コードの
不一致判定後にドアーの開放が判定されたならば、エン
ジン始動許可状態としたが、コード不一致判定後、タイ
マによって設定された時間内にドアーの開閉動作がなさ
れたことが判定された時に、エンジン始動許可状態とす
るようにしても良い。この状態をタイムチャートで表す
と図3のタイミングチャートのようになる。即ち、イグ
ニッションキースイッチ2bがOFFからONに変化し
た後、IDコード入力に続くIDコード照合動作が終了
後の時間Tの間に、ドアースイッチ4がON/OFFし
たことが判定されたならばコードの不一致に拘わらずエ
ンジン始動許可状態とするものである。
【0041】以下、本実施例の動作を図4のフローチャ
ートを参照して説明する。尚、各ステップS中、図2に
示すステップS番号と同一のステップS番号は同一処理
を示す。ステップS105でのIDコード照合の結果、
各コードが不一致であった場合はステップS110へ進
む。そして、図3に示すタイムチャートのタイマー値T
を設定しソフトウェア的に設定したタイマーのカウント
を開始する。
【0042】次にステップS111へ進みドアースイッ
チ4よりON信号を取り込み接点のON/OFF状態を
監視する。ステップS112ではタイマー値Tの時間を
カウントし、タイマー値Tのカウントが終了していなけ
ればステップS111へ進み、繰り返しタイマー値Tの
カウントを終了するまでドアースイッチ4の状態を監視
する。
【0043】ステップS112でタイマー値Tのカウン
トが終了していれば、ステップS113へ進みステップ
S111の入力結果よりドアースイッチ4のタイマー値
T内での動作状態をチェックする。ここでは、あらかじ
め設定されている状態変化(図3ではドアー開:接点O
Nをタイマー値T内に2回行う)と同一の動作を実施し
たかどうかのチェックを行う。ステップS114では状
態変化のチェック内容より、状態が予め設定した状態と
一致していればステップS108へ進みエンジン始動許
可とし、不一致状態で有ればステップS107へ進みエ
ンジン始動禁止とする。
【0044】このように、本実施例においては、運転者
が任意に操作可能な信号操作手段として、ドアースイッ
チ4を設定されたタイマー値Tの期間に設定された回数
ON/OFFさせると、シリンダキー1を紛失した場合
にもエンジン始動操作の秘匿性を保ってエンジンの始動
が可能になる。
【0045】また、上述のタイマー値Tとドアースイッ
チ4のON/OFF回数は正規ユーザか否かを判別でき
る値であればどんな値でも良い。また運転者が任意に操
作可能な操作対象としてドアースイッチを例に示して説
明したが、運転者が任意に操作可能で操作対象であれば
なんでも良い。
【0046】実施例3.上記、実施例2ではエンジン操
作の秘匿性を保持するための操作対象をドアースイッチ
4のみとしたが、秘匿性を更に保持するために操作対象
にスロットルバルブを加えても良い。以下、本実施例の
動作を図について説明する。図5は本実施例に係る車両
用盗難防止装置の構成図である。尚、図中、図1と同一
符号は同一または相当部分を示す。図において、6はア
クセル開度センサであり、このアクセル開度センサ6は
アクセルペダル(図示しない)の踏み込み量に応じたス
ロットルバルブ(図示しない)の開度を検出して電圧レ
ベルの信号を出力する。
【0047】図6は本実施例における制御部3bのエン
ジン始動処理を説明するタイムチャートである。このタ
イムチャートはタイマ1によって設定されたタイマー値
T1期間に動作するドアースイッチ4のON/OFF回
数をカウントするドーアスイッチカウンタの動作と、タ
イマ2によって設定されたタイマー値T2期間に動作す
るスロットル開度センサ6の出力電圧変化の回数、例え
ば出力電圧が3Vを超えた回数をカウントするスロット
ル開度カウンタの動作を示すタイムチャートである。
【0048】ドアースイッチカウンタは予め設定された
タイマー値T1の期間で、ドアースイッチ4が3回ON
/OFFを繰り返したかをカウントし、タイマー値T1
が経過するとカウント値をクリアする。また、スロット
ル開度カウンタは予め設定されたタイマー値T2の期間
に、スロットル開度センサ6の出力電圧が予め設定した
比較値としての3Vより大きくなったときカウントアッ
プし、タイマー値T2が終了した時点でカウント値をク
リアするようにしている。
【0049】以下、本実施例の動作を図7及び図8のフ
ローチャートを参照して説明する。尚、各ステップ中、
図4に示すステップS番号と同一のステップS番号は同
一処理を示す。 ここで、ステップS105における各
コードの照合結果、コードが不一致であった場合はステ
ップS115へ進み、図6に示すタイマー値T1を設定
しタイマー2のカウントを開始する。
【0050】次にステップS116へ進みドアースイッ
チ4の接点(ON/OFF)の状態を監視し、ステップ
S117ではタイマー1の時間を計数する。タイマー1
がカウントを終了していなければステップS116へ進
み、繰り返しタイマー1がタイマー値1のカウントを終
了するまでドアースイッチ4の状態を監視する。ステッ
プS117でタイマー1がカウントを終了していれば、
ステップS118へ進みドアースイッチ4のタイマー値
T1内での動作状態をチェックする。このチェック内容
はタイムチャートで示したようにタイマ値T1内でドー
スイッチ4が3回ON/OFF動作を繰り返したをチェ
ックする。
【0051】次に、図8のフローチャートに示すステッ
プS119でタイマー値T2を設定してタイマー2のカ
ウントを開始する。次にステップS120へ進みスロッ
トル開度センサ入力の状態を監視し、ステップS121
ではタイマー2の時間をカウントする。タイマー2がタ
イマー値T2のカウントを終了していなければステップ
S120へ戻り、繰り返しタイマー2のカウントが終了
するまでスロットル開度センサ入力の状態を監視する。
【0052】ステップS121でタイマー2がカウント
を終了していれば、ステップS122へ進みスロットル
開度センサ入力のタイマー値T2内での動作状態をチェ
ックし、タイムチャートに示したようにタイマー値T2
内でスロットル開度センサの出力電圧が2回3V以上に
なったか否かをチェックする。次にステップS123で
は、、あらかじめ設定されている状態変化(図6ではタ
イマー値T1内にドアー開:接点ONを回行い、タイマ
ー値T2内にアクセルペダルを2回大きく踏み込みでス
ロットルバルブを開き、スロットル開度センサの値をタ
イムチャートのように変化させる。)と同一の動作を実
施したかどうかのチェックを行い、状態が一致していれ
ばステップS108へ、不一致状態で有ればステップS
107へ進む。
【0053】以上のように、本実施例3において、運転
者が任意に操作可能な操作対象として、ドアースイッチ
4とスロットバルブを設定し、これら操作対象がそれぞ
れタイマーT1、T2で設定された時間内に設定回数の
動作がなされた時に、コードの一致するキーであっても
エンジンの始動が可能になる。
【0054】尚、操作対象の操作回数と操作制限時間は
上記に限定されず、正規ユーザのみが知りうる操作回数
と操作制限時間を設定することで、ユーザにとってエン
ジン始動操作性が向上する。
【0055】実施例4.次に、操作対象であるドアース
イッチ4の操作制限時間及びON/OFF回数の設定値
を設定する方法を図について説明する。図9はタイマー
値T1とドアースイッチ4のON/OFF回数の設定値
を設定する方法を示したタイムチャートであり、1回目
のドアースイッチ4のOFF→ONのタイミングで設定
用タイマーのカウントアップ動作を開始し、ON→OF
Fのタイミングでカウントアップ動作を停止する。この
場合は、カウントアップ動作開始から停止までの期間を
2秒間に設定されている。即ち、この2秒間がドアース
イッチ4の操作制限時間となる。 操作制限時間(2
秒)にドアースイッチ4のON/OFFを繰り返す回数
を3回として設定する。次に本実施例の動作を図10、
11のフローチャートに従って説明する。
【0056】ステップS105では正規のIDコードか
否かを判定するため、シリンダキー1に記憶されたID
コードと照合用コードとを照合する。照合の結果、コー
ドが不一致の場合はステップS109へ進み処理を停止
する。そして、コードが一致した場合にはステップS1
24へ進む。ステップS124では操作制限時間、操作
回数を設定入力する信号入力設定モードか否かを判定す
る。
【0057】この判定は、各自動車会社にて設置してい
る、各種制御部などに対応した故障診断ツール(図示せ
ず)より、コード照合手段3の制御部3bに判定指示命
令を出すことで実施されるよう設定されている。制御部
3bは、ステップS124判定指示命令により信号入力
設定モードか否かを判定して、信号入力設定モードでな
いときは、ステップS109へ進む。信号入力設定モー
ドであるときはステップS125へ進みドアースイッチ
4の作動状態をON信号入力より判定する。この時、O
N信号よりドアースイッチ4がOFFの場合はステップ
S125へ戻り繰り返しドアースイッチ4の作動状態を
チェックする。
【0058】ドアースイッチ4がONの場合はステップ
S126へ進み、図10のタイムチャートで説明したよ
うにタイマー値をカウントアップする。次にステップS
127へ進み、ドアースイッチ4の作動状態をチェック
し、ONの場合はステップS126へ進み、タイマーの
カウントアップを継続する。
【0059】ドアースイッチ4がOFFの場合はステッ
プS128へ進みタイマーのカウントアップを停止す
る。この場合、ドアースイッチのONからOFFまでの
期間が図8に示すタイムチャートでは設定値が2秒とな
っている。この設定値2秒が操作制限時間となる。
【0060】次に、ステップS129ではドアースイッ
チ4の状態がOFF→ONに変わるタイミングを検知
し、ONに変わらずOFF状態を継続している場合はス
テップS129を繰り返しONに変わるのを待つ。そし
て、ドアースイッチ4がONに変わった場合はステップ
S130へ進み、ドアースイッチ4の状態がONを継続
しているか否かを判定し、ONの場合はステップS13
0へ戻り繰り返しドアースイッチ4のON状態をチェッ
クする。
【0061】ドアースイッチ4の状態がOFFになった
場合はステップS131へ進みドアースイッチON/O
FFカウンタを図8のタイムチャートで示す様にカウン
トアップする。次にステップS132へ進み、ここで操
作回数の設定が終了したことを判定するOFFタイマー
をスタートさせる。次に、ステップS133へ進み、O
FFタイマー値があらかじめ設定されているタイマー値
tを越えているか否かを判定し、越えている場合は設定
が終了したものとしてステップS109へ進む。
【0062】終了していなければステップS130へ進
みドアースイッチ4の状態がOFF→ONになったか否
かの判定を行う。OFF→ONになっていればステップ
S130へ戻り、前述の動作を繰り返し実施する。なっ
ていなければステップS131へ進む。次に、ステップ
S132でスタートさせたOFFタイマーのタイマー値
をカウントアップさせ、ステップS133へ進み繰り返
し同様の動作を実施する。図8のタイムチャートではド
アースイッチのON/OFFカウンタの設定値が3回設
定されている状態を示している。
【0063】なお、この設定値の設定を何度でも設定及
び変更が可能なように示しているが、操作回数のカウン
タを設けて設定回数を制限するように構成しても良い。
【0064】また、IDコードが一致しなかった場合の
始動許可にする操作回数に制限を加えるように構成して
も良い。
【0065】実施例5.上記、各実施例ではコード照合
手段3の制御部3bでコード照合と共に、エンジン始動
判定を行ったが、通常からエンジン始動判定のための操
作信号を入力しているエンジン始動手段より通信により
操作信号をコード照合手段に入力し、始動判定処理を行
わせても良い。図10は本実施例に係る車両用盗難防止
装置の構成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一
又は相当部分を示す。本実施例に係るエンジン始動手段
5aはスロットル開度センサ6のセンサ信号SSをエン
ジン始動用信号として信号入力I/F51を介して制御
部52に入力する。制御部52は入力されたセンサ信号
SSを通信I/F53を介して制御部3bに伝達する。
【0066】制御部3bはコード照合手段3よりコード
不一致の判定結果を入力したならば、設定時間以内にス
ロットル開度センサ6の出力信号が3回、3Vを超える
値に変化したか否かを判定し、3Vを超える状態が3回
認められたならばエンジン始動許可信号SEをエンジン
始動手段5aへ出力する。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、車両毎のエン
ジンキーに記憶したIDコードを非接触にて読み取るキ
ー挿入側のコード読み取り手段と、読み取ったIDコー
ドと予め設定したコードとを照合して各コードの一致判
定を行うコード判定手段と、コードの一致判定時にエン
ジンの始動を許可し、不一致判定時には予め設定された
車両操作実行により入力された操作信号に基づいてエン
ジン始動許可信号をエンジン始動手段に出力するエンジ
ン始動判定手段とを備えたので、エンジンキーのID照
合機能が損なわれても従来の盗難防止機能を妨げること
なく、他人には車両操作の秘匿性を保って車両運転を実
施できるという効果がある。
【0068】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
においてエンジン始動判定手段は、IDコードの不一致
判定時に少なくとも2種類以上の操作信号に基づいてエ
ンジンの始動許可信号を出力するようにしたので、請求
項1の発明の効果に加えて車両の正規のユーザの特定を
確実に行った上でエンジン始動を開始できるという効果
がある。
【0069】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
においてエンジン始動判定手段は、各操作信号毎に制限
時間を設定するようにしたので、請求項2の発明の効果
に加えて他人に対して車両操作の秘匿性を十分に保持す
ることで盗難防止効果が向上するという効果がある。
【0070】請求項4の発明によれば、車両毎のエンジ
ンキーに記憶したIDコードを非接触にて読み取るキー
挿入側のコード読み取り手段と、読み取ったIDコード
と予め設定したコードとを照合して各コードの一致判定
を行うコード判定手段と、コードの一致判定時にエンジ
ンの始動を許可し、不一致判定時には予め設定された制
限時間内の車両操作の実行により入力された操作信号に
基づいてエンジン始動許可信号をエンジン始動手段に出
力するエンジン始動判定手段とを備えたので、車両の正
規のユーザの特定を確実に行った上でエンジン始動を開
始できるという効果がある。
【0071】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
4の発明においてコードの不一致判定時後の車両操作の
回数は、予め設定された回数に制限したので、請求項1
ないし4の効果に加えて無作為に行った車両操作で偶発
的にエンジンが始動することがないため装置の信頼性が
向上するという効果がある。
【0072】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
4の発明において制限時間内に行う車両操作内容は、制
限時間と共に運転者が任意にエンジン始動判定手段に設
定するようにしたので、請求項1ないし4の発明の効果
に加えて、制限時間と車両操作内容の組み合わせを選ぶ
ことで運転者にとって最適なエンジン始動操作を選択で
きるという効果がある。
【0073】請求項7の発明によれば、請求項6の発明
において制限時間内に行う車両操作内容は、IDコード
と照合用コードの一致判定時に、制限時間と共に運転者
が任意にエンジン始動判定手段に設定するようにしたの
で、請求項6の発明の効果に加えてにおいてエンジン始
動のため車両操作内容の設定を正規の車両ユーザのみが
設定可能なため装置の信頼性が向上するという効果があ
る。
【0074】請求項8の発明によれば、請求項6または
7の発明においてエンジン始動判定手段に対する車両操
作内容と制限時間の設定は予め設定された回数に制限し
たので、請求項6または7の発明の効果に加えて無制限
の設定を禁止することで装置の信頼性が向上するという
効果がある。
【0075】請求項9の発明によれば、車両毎のエンジ
ンキーに記憶したIDコードを非接触にて読み取るキー
挿入側のコード読み取り手段と、読み取ったIDコード
と予め設定したコードとを照合して各コードの一致判定
を行うコード判定手段と、コードの一致判定時にエンジ
ンの始動を許可し、不一致判定時には運転者の操作可能
な操作信号をエンジン始動手段より通信手段により入力
し、この操作信号に基づいてエンジン始動許可信号を前
記エンジン始動手段に出力するエンジン始動判定手段と
を備えたので、従来よりエンジン始動手段に入力されて
いるたくさんの操作信号を利用できるため、新たに信号
入力手段を追加する必要が無くなり装置が簡易されると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による車両用盗難防止装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施例1の動作を説明するフロー
チャートである。
【図3】 この発明の実施例2の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図4】 この発明の実施例2の動作を説明するフロー
チャートである。
【図5】 この発明の実施例3による車両用盗難防止装
置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施例3の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図7】 この発明の実施例3の動作を説明するフロー
チャートである。
【図8】 この発明の実施例3の動作を説明するフロー
チャートである。
【図9】 この発明の実施例4の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図10】 この発明の実施例4の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図11】 この発明の実施例4の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】 この発明の実施例5による車両盗難防止装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 シリンダキー、1a キーコイルアンテナ、1a2
IC、2 キーシリンダ、2a2 キーシリンダコイ
ルアンテナ、2b イグニッションキースイッチ、3
コード照合手段、4 ドアースイッチ、5,5a エン
ジン始動手段、6スロットル開度センサ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両毎のエンジンキーに記憶したIDコ
    ードを非接触にて読み取るキー挿入側のコード読み取り
    手段と、読み取ったIDコードと予め設定したコードと
    を照合して各コードの一致判定を行うコード判定手段
    と、コードの一致判定時にエンジンの始動を許可し、不
    一致判定時には予め設定された車両操作実行により入力
    された操作信号に基づいてエンジン始動許可信号をエン
    ジン始動手段に出力するエンジン始動判定手段とを備え
    たことを特徴とする車両用盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 エンジン始動判定手段は、IDコードの
    不一致判定時に少なくとも2種類以上の操作信号に基づ
    いてエンジンの始動許可信号を出力することを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 エンジン始動判定手段は、各操作信号毎
    に制限時間を設定することを特徴とする請求項2に記載
    の車両用盗難防止装置。
  4. 【請求項4】 車両毎のエンジンキーに記憶したIDコ
    ードを非接触にて読み取るキー挿入側のコード読み取り
    手段と、読み取ったIDコードと予め設定したコードと
    を照合して各コードの一致判定を行うコード判定手段
    と、コードの一致判定時にエンジンの始動を許可し、不
    一致判定時には予め設定された制限時間内の車両操作の
    実行により入力された操作信号に基づいてエンジン始動
    許可信号をエンジン始動手段に出力するエンジン始動判
    定手段とを備えたことを特徴とする車両用盗難防止装
    置。
  5. 【請求項5】 コードの不一致判定時後の車両操作は、
    予め設定された回数に限定したことを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載の車両用盗難防止装置。
  6. 【請求項6】 制限時間内に行う車両操作内容は、制限
    時間と共に運転者が任意にエンジン始動判定手段に設定
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の車両用盗難防止装置。
  7. 【請求項7】 制限時間内に行う車両操作内容は、ID
    コードと照合用コードの一致判定時に、制限時間と共に
    運転者が任意にエンジン始動判定手段に設定することを
    特徴とする請求項6に記載の車両用盗難防止装置。
  8. 【請求項8】 エンジン始動判定手段に対する車両操作
    内容と制限時間の設定回数は予め設定された回数に限定
    したことを特徴とする請求項6または7に記載の車両用
    盗難防止装置。
  9. 【請求項9】 車両毎のエンジンキーに記憶したIDコ
    ードを非接触にて読み取るキー挿入側のコード読み取り
    手段と、読み取ったIDコードと予め設定したコードと
    を照合して各コードの一致判定を行うコード判定手段
    と、コードの一致判定時にエンジンの始動を許可し、不
    一致判定時には運転者の操作可能な操作信号をエンジン
    始動手段より通信手段により入力し、この操作信号に基
    づいてエンジン始動許可信号を前記エンジン始動手段に
    出力するエンジン始動判定手段とを備えたことを特徴と
    する車両用盗難防止装置。
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