JPH08325712A - ガス遮断性透明フィルム - Google Patents
ガス遮断性透明フィルムInfo
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- JPH08325712A JPH08325712A JP7151135A JP15113595A JPH08325712A JP H08325712 A JPH08325712 A JP H08325712A JP 7151135 A JP7151135 A JP 7151135A JP 15113595 A JP15113595 A JP 15113595A JP H08325712 A JPH08325712 A JP H08325712A
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Abstract
遮断性透明フィルムを提供すること。 【構成】 このガス遮断性透明フィルムは、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムから成る基材と、一酸化珪素
(SiO)を蒸着源とし水蒸気と酸素を供給しながら蒸
着法等により成膜されかつ化学式SixOyHzで表示さ
れる珪素化合物の無機化合物層とで構成されることを特
徴とする。そして、化学式SixOyHzで表示される珪
素化合物の水素若しくは水酸基の作用により無機化合物
層における酸素と珪素の構成比率(O/Si)が1.7
より小さい場合には光吸収に伴う着色が防止され、また
上記構成比率(O/Si)が1.7より大きい場合には
そのガス遮断性が改善され、透明性とガス遮断性の両方
を兼ね備えたガス遮断性透明フィルムを提供できる。
Description
子部品等の包装分野に用いられるガス遮断性透明フィル
ムに係り、特に、透明性とガス遮断性の両方を兼ね備え
たガス遮断性透明フィルムの改良に関するものである。
野に用いられる包装材料は、内容物の変質を防ぐために
酸素や水蒸気等に対する高い遮断性(バリア性)を有す
ることが要求される。
コートされたポリプロピレンやポリエチレンテレフタレ
ートまたはエチレンビニルアルコール共重合体等の高分
子フィルムのみから成る包装材料や、Al箔若しくはA
l蒸着を用いた包装材が一般に用いられている。
材はAlを用いた包装材と比較してバリア性が劣る上に
温度や湿度の影響を受け易く、他方、Al箔やAl蒸着
を用いた包装材はバリア性には優れるものの内容物を透
視、確認できないという欠点を有していた。
して、最近では酸化珪素薄膜を透明高分子フィルムから
成る基材上に蒸着等の気相成長法により形成したガス遮
断性透明フィルムが盛んに研究、開発され、その一部は
市販されている。
が適用された上記ガス遮断性透明フィルムにおいては、
酸化珪素薄膜の酸素と珪素の構成比率によってそのバリ
ア性や着色具合が変化し以下のような不都合が生じてい
た。
i)が約1.7より大きいと殆ど無色透明な膜が得られ
るがガス遮断性が悪くなり、反対に約1.7より小さく
なるとガス遮断性は良くなるが薄黄色の着色が顕著にな
り、内容物の種類によっては内容物の変色を思わせてし
まい実用化できないという問題点を有していた。
たもので、その課題とするところは、透明性とガス遮断
性の両方を兼ね備えたガス遮断性透明フィルムを提供す
ることにある。
化珪素における酸素と珪素の構成比率(O/Si)が約
1.7を境にして着色したりガス遮断性が低下する等の
原因について鋭意研究したところ以下のような技術的知
見を得るに至った。
構成比率(O/Si)が化学量論組成物である二酸化珪
素(SiO2 )の組成に近付くにつれて、酸化珪素薄膜
の構造は図2に示すように酸素と珪素が交互に(すなわ
ち−Si−O−Si−O−)リング状に結合されたもの
となり、かつ、ダングリングボンドも少ないものになる
ことが推測される。このため、ダングリングボンドに起
因した光吸収が少ない分着色され難い反面、上記リング
状構造部における空間の存在によりガス遮断性が低下す
るものと考えられる。
比率(O/Si)が化学量論組成物である二酸化珪素
(SiO2 )の組成からずれる(すなわち構成比率が
1.7より小さくなる)につれて、上記酸化珪素薄膜の
構造は図3に示すように酸素と珪素が交互にリング状に
結合されたものになるがその一部に酸素原子が欠落した
部位が存在し、その分、リング形状が小さくなると共に
ダングリングボンドが多くなることが推測される。この
ため、ダングリングボンドに起因した光吸収が多くなる
分着色され易くなり、かつ、リング形状が小さくなる分
上記空間が狭まってガス遮断性が向上するものと考えら
れる。
明者等は以下のような改善方法を検討した。すなわち、
酸化珪素薄膜の着色原因となるダングリングボンドの存
在を低下させると共に、珪素原子に水酸基(OH)や水
素原子(H)が結合できるような構成比率を採った場
合、図4に示すように酸素と珪素が交互に結合される部
位のリング内に上記水酸基や水素原子が配位されてその
空間を狭め、これによりガス遮断性の改善が図れると共
に着色の弊害も回避できるのではないかと推測しその実
験を試みた。
遮断性と透明性の両方を兼ね備えた酸化珪素系薄膜(す
なわち珪素化合物薄膜)が形成できることが確認され
た。
されたものである。
分子フィルムから成る基材と、この基材の少なくとも片
面に気相成長法により成膜された無機化合物層とを備え
るガス遮断性透明フィルムを前提とし、上記無機化合物
層が、化学式SixOyHzで表示される珪素化合物によ
り構成されていることを特徴とするものである。
ィルムによれば、無機化合物層を構成する珪素化合物に
水素原子が含まれているため、無機化合物層の酸素と珪
素の構成比率(O/Si)が1.7より小さい場合には
水酸基若しくは水素原子の結合によりダングリングボン
ドの比率が低減して光吸収に伴う着色を防止でき、ま
た、上記構成比率(O/Si)が1.7より大きい場合
には酸素と珪素が交互に結合される部位のリング内に水
酸基若しくは水素原子が配位されてそのガス遮断性を改
善させることが可能となる。
ィルムから成る基材とは、通常の包装材料として適用さ
れるポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、
二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム、二軸延伸
ナイロン(ONy)フィルム等の機械的強度、寸法安定
性のあるフィルムであり、特に、平滑性が優れかつ添加
剤の量が少ないフィルムが好ましい。また、必要に応じ
て基材表面にコロナ処理、低温プラズマ処理、イオンボ
ンバード処理、更には薬品処理、溶剤処理等が施された
ものであってもよい。また、この基材の厚さは特に制限
を受けるものではないが、包装材料としての適性及び無
機化合物層を成膜する際の加工性を考慮した場合、5〜
100μmの範囲が好ましい。
ムから成る基材の少なくとも片面に成膜され、かつ、化
学式SixOyHzで表示される珪素化合物により構成さ
れる無機化合物層中のx,y,zの値は、X線光電子分
光法(XPS)で測定される珪素(Si)、酸素(O)
および水酸基(OH)のピーク強度及び赤外分光(I
R)分析のSi−O、Si−H、Si−OH等のピーク
強度から求められるものである。
素化合物の珪素と酸素と水素の構成比率については、2
≦ (y+z)/x ≦ 4で、かつ、50/25 ≦ y
/z≦ 50/1を満たすことが好ましく(請求項
2)、より好ましくは2 ≦ (y+z)/x ≦ 4で、
かつ、20/6 ≦ y/z ≦ 20/1の範囲である。
の構成比率が小さ過ぎるため従来技術において述べたよ
うに膜中の酸素と珪素の原子比、すなわち上記構成比率
(O/Si)が約1.7より大きいとガス遮断性が低下
することがあり、また、1.7より小さいと薄黄色の着
色が顕著になることがあるからである。他方、y/zが
50/25未満の場合、水素原子の構成比率が高過ぎる
ためSixOyHzで表示される珪素化合物膜は無色透明
になるがそのガス遮断性が低下することがあるからであ
る。尚、ここでの膜の透明性や着色は、近紫外光(波
長:350nm)の透過率と目視検査によっている。
素化合物中に、透明性やガス遮断性を損なわない程度の
不純物、例えばアルミニウム、マグネシウム、カルシウ
ム、鉄、ナトリウム、カリウム、チタン、ジルコニウ
ム、炭素等を含ませることも可能である。
表示される珪素化合物の膜厚については、50Å〜30
00Åの範囲内であることが望ましい。50Å未満であ
ると被膜にならないことがあるためガス遮断性能を充分
に果たせなくなり、また、3000Åを越えた場合には
被膜の可撓性(フレキシビリティ)が低下し折曲げや引
張りによって亀裂が入ることがあるからである。
素化合物から成る無機化合物層を透明高分子フィルムか
ら成る基材上に成膜する手段としては特に限定されない
が、一酸化珪素(SiO)単体あるいは珪素(Si)と
二酸化珪素(SiO2 )の混合物等を原材料とし、水蒸
気あるいは水蒸気と酸素ガス等の混合ガスを供給しなが
ら膜形成を行う、いわゆる反応性蒸着や反応性スパッタ
リング、反応性イオンプレーティングといわれる方法
が、膜中に均一に水酸基(OH)や水素(H)を導入で
きる手段として好ましい。
層を構成する珪素化合物に水素原子が含まれているた
め、無機化合物層の酸素と珪素の構成比率(O/Si)
が1.7より小さい場合には水酸基若しくは水素原子の
結合によりダングリングボンドの比率が低減して光吸収
に伴う着色を防止でき、また、上記構成比率(O/S
i)が1.7より大きい場合には酸素と珪素が交互に結
合される部位のリング内に水酸基若しくは水素原子が配
位されてそのガス遮断性を改善させることが可能とな
る。
る。
くは反応性蒸着法に適用される装置の構成説明図であ
る。
はその内部全体が排気口に接続された排気装置(図示せ
ず)により10-3〜10-6Torrに排気されかつ維持
されるように構成されている。
のもので、巻出しロール31から巻出され、ガイドロー
ル32等を通過した後、冷却ロール33に抱かれながら
走行し、ガイドロール32等を通過して巻取りロール3
4に巻取られる。
料2が収容された坩堝4と、ハウジング7の外側に配置
された電源(図示せず)に接続され加熱源となる電子銃
5と、水蒸気等の反応ガスをハウジング7内に導入する
ためのガス導入管6が配設されている。また、上記坩堝
4の近傍には上記電子銃5から発射された電子線を曲げ
て上記蒸着材料2へ照射させる電磁コイル8が配置され
ている。また、上記ガス導入管6は、流量計61,62
等を介してガスボンベ等(図示せず)に接続されてお
り、ハウジング7内に導入されるガス組成は上記流量計
61,62等で制御されるようになっている。尚、ハウ
ジング7内の圧力は、電離真空計9によって蒸着前およ
び蒸着中に亘り測定できるようになっている。
を製造するには、まず、ハウジング7内を排気して真空
状態とした後、ガス導入管6から水蒸気単独若しくは水
蒸気を含むガスを所定の圧力になるように導入し、か
つ、透明高分子フィルムから成る基材1を所定の速度で
走行させながら上記蒸着材料2を加熱気化させて基材1
面上に析出させる。
OyHzで表示される珪素化合物の珪素と酸素と水素の構
成比率については、ハウジング7内に導入する反応ガス
の組成や流量と、上記電子銃5の出力を変えることによ
って変化される蒸発速度とを制御することにより任意に
変えることが可能である。
遮断性透明フィルムの特性の評価については、以下の酸
素透過率、水蒸気透過率、透明性および目視による着色
性を測定して行った。
y) 酸素透過率測定装置(モダンコントロール社製 商品名
『MOCON OXTRAN 10/50A』)を用
い、25℃−100%RHの雰囲気下で測定した。
y) 水蒸気透過率測定装置(モダンコントロール社製 商品
名『MOCON PERMATRAN W6』)を用
い、40℃−90%RHの雰囲気下で測定した。
0』)を用い、波長350nmの光線透過率を測定して
透明性とした。
(比較)した。
×10-5Torrまで排気した後、このハウジング7内
に水蒸気を3SCCMの速度で供給しながら一酸化珪素
(SiO:純度99%)を蒸着材料として約200Å/
sの蒸着速度で、厚さ12μmのポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルムの片面に約500Åの厚さに
なるように蒸着しガス遮断性透明フィルムを得た。
成をXPS(日本電子製 JPS−90SXV)とFT
−IR(日本分光製 FT/IR−7000)を用いて
分析した結果、化学式SixOyHzで表示される珪素化
合物のx:y:zの比は、7:20:1であった。
Mである点を除き実施例1と略同一の条件でガス遮断性
透明フィルムを得た。
の蒸着層の組成を同様の方法により測定した。その結果
を以下の表1に示す。
×10-5Torrまで排気した後、このハウジング7内
に酸素を100SCCMの速度でまた水蒸気を3SCC
Mの速度で供給しながら一酸化珪素(SiO:純度99
%)を蒸着材料とし、厚さ12μmのポリエチレンテレ
フタレート(PET)フィルムの片面に約500Åの厚
さになるように蒸着してガス遮断性透明フィルムを得
た。
の蒸着層の組成を同様の方法により測定した。その結果
を以下の表1に示す。
CMである点を除き実施例1と略同一の条件でガス遮断
性透明フィルムを得た。
の蒸着層の組成を同様の方法により測定した。その結果
を以下の表1に示す。
点を除き実施例1と略同一の条件でガス遮断性透明フィ
ルムを得た。
の蒸着層の組成を同様の方法により測定した。その結果
を以下の表1に示す。
CMで水蒸気を全く供給していない点を除き実施例3と
略同一の条件でガス遮断性透明フィルムを得た。
の蒸着層の組成を同様の方法により測定した。その結果
を以下の表1に示す。
CMで水蒸気を全く供給していない点を除き実施例3と
略同一の条件でガス遮断性透明フィルムを得た。
の蒸着層の組成を同様の方法により測定した。その結果
を以下の表1に示す。
蒸着膜を構成する珪素化合物に水素若しくは水酸基が導
入された各実施例においては、ガス遮断性(酸素透過率
並びに水蒸気透過率)と透明性が共に改善されているこ
とが確認された。
/25未満になると(比較例1)ガス遮断性が悪くなる
ことも確認された。
素だけを供給した場合(比較例3および4)には透明性
が改善されず、かつ、酸素を過剰に供給した場合(比較
例4)にはガス遮断性も低下することが確認された。
素も水蒸気も供給しないで得られたガス遮断性フィルム
(比較例2)は、酸素と珪素の構成比率(O/Si)が
約1.7より小さくなるため、ガス遮断性は良好である
が蒸着膜が黄色に着色しその透明性が悪くなることも確
認された。
式SixOyHzで表示される無機化合物層の酸素と珪素
の構成比率(O/Si)が1.7より小さい場合には光
吸収に伴う着色が防止され、また、上記構成比率(O/
Si)が1.7より大きい場合にはそのガス遮断性を改
善させることが可能となる。
備えたガス遮断性透明フィルムを提供できる効果を有し
ている。
図。
造の概念図。
造の概念図。
造の概念図。
Claims (2)
- 【請求項1】透明高分子フィルムから成る基材と、この
基材の少なくとも片面に気相成長法により成膜された無
機化合物層とを備えるガス遮断性透明フィルムにおい
て、上記無機化合物層が、化学式SixOyHzで表示さ
れる珪素化合物により構成されていることを特徴とする
ガス遮断性透明フィルム。 - 【請求項2】上記化学式SixOyHzで表示される珪素
化合物の珪素と酸素と水素の構成比率が、2 ≦ (y+
z)/x ≦ 4、かつ、50/25 ≦ y/z ≦ 50
/1を満たすことを特徴とする請求項1記載のガス遮断
性透明フィルム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15113595A JP3689932B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ガス遮断性透明フィルム |
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JP15113595A JP3689932B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ガス遮断性透明フィルム |
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JPH08325712A true JPH08325712A (ja) | 1996-12-10 |
JP3689932B2 JP3689932B2 (ja) | 2005-08-31 |
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---|---|---|---|
JP15113595A Expired - Fee Related JP3689932B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ガス遮断性透明フィルム |
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JP (1) | JP3689932B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011004682A1 (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-13 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | バリアフィルム、有機光電変換素子及びバリアフィルムの製造方法 |
JP2011104781A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Toppan Printing Co Ltd | 透明バリアフィルム |
JP4848473B1 (ja) * | 2011-05-02 | 2011-12-28 | 尾池工業株式会社 | 蒸着フィルムおよび該蒸着フィルムの製造方法 |
JP2016215495A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリアフィルム |
CN113422289A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-09-21 | 湖北光安伦芯片有限公司 | 通信激光器半导体芯片及其制作方法 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP15113595A patent/JP3689932B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP5516582B2 (ja) * | 2009-07-09 | 2014-06-11 | コニカミノルタ株式会社 | バリアフィルム、有機光電変換素子及びバリアフィルムの製造方法 |
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CN113422289A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-09-21 | 湖北光安伦芯片有限公司 | 通信激光器半导体芯片及其制作方法 |
CN113422289B (zh) * | 2021-05-21 | 2022-07-08 | 湖北光安伦芯片有限公司 | 通信激光器半导体芯片及其制作方法 |
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