JPH08320631A - 事務自動化機器の印刷用紙定着装置 - Google Patents

事務自動化機器の印刷用紙定着装置

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JPH08320631A
JPH08320631A JP27879593A JP27879593A JPH08320631A JP H08320631 A JPH08320631 A JP H08320631A JP 27879593 A JP27879593 A JP 27879593A JP 27879593 A JP27879593 A JP 27879593A JP H08320631 A JPH08320631 A JP H08320631A
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Chan Min Kwaon
チャン ミン クワオン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷用紙の先端を偏平にならし、しかも加熱
ローラと共に回転するローラブラシで清掃を行い、且つ
そのブラシ毛に付いた異物等を所定の位置に収容して表
面損傷を保護し、印刷用紙にしわが生じないようにして
印刷効果を高めるようにしたこと。 【構成】加熱ローラ(1)と加圧ローラ(2)と、用紙
ガイド(4)を設け排紙案内板(9)又は加熱ローラ
(1)の周辺にクリーニング部材(13)を設けて、異
物等の除去及びクリーニングボックス(16)に収容を
図ると共に、用紙ガイド(4)には広げ部材(5)と支
持リブ(51)又は長孔(52)、案内ローラ(5
3)、アーム(54)、ガイド(55)(56)等より
なる定着装置を固定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用の分野】本発明は事務自動化機器の印刷用
紙定着装置に関し、特に印刷用紙を用紙広げ部材とクリ
ニングボックスのローラブラシの駆動により用紙の経済
的の使用と定着ローラ部の使用寿命の延長効果を得よう
とする事務自動化機器の印刷用紙定着装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の定着装置は事務自動化機器内の感
光ドラム位置を印刷用紙が通過する時、感光ドラムの表
面に原稿の情報形態に転写されたトナーが印刷用紙表面
に移動する作用を為し、感光ドラムの位置を過ぎれば用
紙のトナーを融着させる為に定着ローラ部に移送され
る。移送される用紙には粉末状態のトナーが乗せられ状
態であるので、その崩れを防ぐ為に印刷用紙の先端が平
偏に広がるのが連続的に要求され、その状態で定着部を
通過させるのが要求される。
【0003】上記の要求を充足させる為の考案として次
の構成が提案されている。即ちその一つの方法として加
熱ローラの外径に変化を与えるものであって、これは中
間位置の外径を両端の外径より小さい径に形成する構成
と定着ローラ部を形成する考案である。
【0004】而して同一の軸上に外径の規格を異に形成
した構成によれば、定着ローラ部と通過する印刷用紙は
定着ローラ部のニップとの接触状態が加熱ローラの面で
不均一に形成されるので、印刷用紙の同一平面上で先膨
張率が異に現れる現像が発生され、先膨張率の不均一に
なるものによっては定着ローラ部を通過する用紙の表面
がもみくちゃになりやすい。
【0005】また、他の方策としては定着ローラ部の前
に設ける用紙ガイドの案内リブの中、中央部分のリブを
左右側のリブより高く突出する構成により用紙の先端が
ずれないようにするが、用紙ガイド側で用紙表面上に乗
せられたトナーの極と反対のバイアス電圧を掛けてこれ
等の構成による引力で用紙の先端が平偏に移送されるよ
うにしたが、これは用紙を正確に且つ平偏に移送される
のに役に立たない。
【0006】さらに、印刷用紙は両面全部使用するのが
経済的なので両面を使用するためには定着後印刷用紙の
先端が平偏に広がっていなければならない。しかしなが
らレーザービームプリンタと卓上型小型複写機を含む写
真現像機器の定着装置では、図5の如く加圧ローラ
(2)に接触された加圧ローラ(1)の外径が加圧ロー
ラの直径より小さい直径をなしていて定着時の用紙
(5)先端(X)が図5の如く定着ローラ部のニップ部
分を通過しながら加熱ローラ(1)円周方向に曲るとみ
られる。
【0007】この様に印刷用紙の先端(X)が曲る状態
で印刷用紙が排紙されれば、印刷用紙の両面の複写の際
曲った用紙の先端が事務自動化機器の定着部と移動路の
内部に掛かる原因となって用紙のジャム発生と共に機器
の駆動を一時的に停止させる原因にもなる。
【0008】そして従来の定着ローラ部の加熱ローラ部
(1)面に接触されたクリニング機具(3)は加熱ロー
ラの1箇所で加熱ローラに付いた異物質を除去するよう
に固定され加熱ローラの表面に付いた異物質が除去さ
れ、除去される異物質がクリニング機具(3)の下端に
積出することになる。
【0009】このような構成で積出された異物質を除去
する構成がないので、これらはその侭放置されこの積出
された物質がクリニング機器と加熱ローラ間を通過しな
がら加熱ローラの表面を損傷させる。この結果定着装置
の使用寿命が短縮される原因になり、この様な原因によ
り定着ローラ部を通過した印刷用紙の表面は加熱ローラ
の表面損傷により汚れの定着状態を為し、定着状態の低
下は勿論事務自動化機器の品質を低める結果を招く。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】よって本発明はトナー
像の形成された印刷用紙の定着ローラ部に、安定された
状態に移送させる為に印刷用紙の先端部分を押さえなが
ら両側の方向に引っ張り状態で定着ローラ部のニップ入
口まで維持させ、加熱ローラ通過後には定着ローラ部で
押え方向に対し逆方向に加圧されるようにし、印刷用紙
の先端が曲る状態で平偏の状態に矯正する装置を提供せ
んとするものである。
【0011】さらに本発明の他の目的は、定着状態のク
リニング機器に回転可能に備えたクリニングブラシによ
り加熱ローラに引付いた異物質を除去して回収槽に収去
し、クリニングブラシに引付いた異物質は分離片により
落とし加熱ローラとクリニングブラシ表面を常に清潔に
維持することができる装置を提供することで、以下本発
明を詳説すれば次の通りである。
【0012】
【課題を解決する為の手段】トナー像が形成された印刷
用紙の先端が、用紙ガイドのリブに乗せられて移送され
る時用紙の移送方向に対し、直角の両方向に摩擦力を受
けながら用紙ガイドより定着ローラ部のニップ入口まで
移送され、定着ローラ部に進み定着ローラ部を通過する
時用紙に加えられた加圧方向に対する反対方向に摩擦力
を加えるようにして、トナー像が定着された用紙の先端
が平偏の状態に排紙され加熱ローラに引付いた異物質は
加熱ローラと同一方向に回転されるローラブラシにより
除去されるようにする為に以下の構成を備えている。
【0013】即ち、事務自動化機器本体(100)内に
設けられた定着装置は現像部と排紙部の間に印刷用紙の
表面上に供給されたトナーを所定の熱で熔融させる為の
発熱手段を備えた加熱ローラ(1)と、熔融されるトナ
ーが印刷用紙に密着されるように所定の圧力を提供する
加圧ローラ(3)が面接触される構成を基準にして、こ
れらローラ等の用紙進入方向には印刷用紙の進入を案内
する為の用紙ガイド(4)を設け、排出方向側には印刷
用紙の排出を案内する排出案内板(9)が設けた構成に
してなる。
【0014】さらに、加熱ローラ(1)の周辺には加熱
ローラに付いた異物質をブラシで除去して加熱ローラの
清潔を維持させるクリニング部(13)と、印刷用紙の
先端が曲る方向に対して逆方向に曲る力を提供する逆加
圧部(10)の構成をしてある。
【0015】
【実施例】図1の(イ)は本発明を適用した定着部の側
面構成説明図であって、図1の(ロ)は本発明を適用し
た定着部の構成の平面図である。これらの図で、定着装
置の用紙ガイド(4)はここを通る用紙が最小の摩擦力
を起こしつつ移動される案内リブ(41)が用紙の移送
方向に対して水平に且つ所定の間隔を形成し、用紙ガイ
ド(4)の案内リブ(41)間は用紙の先端を平偏に広
がることができる用紙の広がり部材(5)が設けられ
る。
【0016】従って用紙ガイド(4)には広げ部材
(5)を設ける為の構成を備えるが、これは支持リブ
(51)と長孔(52)とローラ部(53)とアーム
(54)、そしてガイド(56)等よりなる。上記定着
装置の排紙案内板(9)の上部は、印刷用紙の曲り状態
に対する逆方向に曲る力を提供して印刷用紙の先端を平
偏に広がる為の逆加圧部材(10)が設けられる。定着
装置の用紙ガイド(4)の上部には加熱ローラの表面に
付いた異物質をきれいに除去する為のクリニング部材
(13)が設けられる。
【0017】上記広がり部材(5)の支持リブ(51)
は用紙ガイドのガイドリブ形状と同一の形状に突出させ
て形成するも、その高さを案内リブ(41)の高さより
短い高さに突出形成して案内リブと支持リブの間には高
さ差異による溝を形成させるが、この溝の位置は定着ロ
ーラ部と近接した位置にある用紙ガイド(4)の終端に
形成される。
【0018】上記支持リブ(51)の突出位置は用紙ガ
イド(4)の左右側位置において突出させ、印刷用紙の
先端を両側方向に引張力を形成する為に、水平の案内リ
ブ(41)に対して所定の角にて傾斜に形成する。この
ように傾斜に形成される支持リブ(51)は用紙ガイド
(4)の中心を基準にして両側で対称的な形態に構成す
る。
【0019】対称的に形成される支持リブ(51)等の
側面には、それぞれ湾曲形状の長孔(52)を穿ってこ
れに用紙の先端に接触を為し、移動するローラ(53)
が構成されたアーム(54)を挿入して長孔(52)に
従いスライディングをするよう設ける。そして、案内リ
ブ(41)に穿がたれた長孔(52)の周辺特に下端位
置の側面にはガイド(56)を突出させ、アーム(5
4)の下側移動を停止させアーム(54)の停止状態が
用紙ガイドの傾斜面並に印刷用紙の先端に対して垂直の
状態をなすようにする。
【0020】上記長孔(52)が穿った支持リブ(5
1)等の間の間隔には、用紙案内ローラ(53)が回転
可能に先端に設けられたアーム(54)の終端を挿入し
て、長孔(52)を通じてアーム(54)が離脱されな
いよう組み立てられ長孔(52)によりスライディング
可能に組み立てられる。従ってアーム(54)は支持リ
ブ(51)の長孔(52)によりスライディング移動
し、印刷用紙の移動とガイドにより支持リブ(51)の
移動範囲で90°範囲で回転することになる。加熱ロー
ラ(1)と加圧ローラ(3)の出口位置と排紙案内板
(9)の間には曲る印刷用紙の先端を平偏の状態に広げ
る為の逆加圧部材(10)を設けている。
【0021】この逆加圧部材(10)は加圧ローラ
(3)の直径より小さい直径よりなる排紙案内ローラ
(8)と、排紙案内ローラ(8)上側部にシーソーで駆
動されるよう設けられ印刷用紙の通過の時排紙案内ロー
ラ(8)の外径面に接触して、排紙案内板(9)と排紙
案内ローラ(8)間に矯正路(B)を形成する分離機構
(7)と印刷用紙が排紙される状態、または印刷進行状
態に対する電気的の信号を供給して貰ってその信号によ
りロード軸(12a)に移動力が付加され、印刷完了の
時または機器のメイン電源オフの時にはロード軸(12
a)に付加される移動力が遮断されると状態に分離機構
(7)がシーソー駆動されて矯正路(B)を制御するソ
レノイド(12)よりなる。
【0022】上記逆加圧部材(10)の排紙口には排紙
案内板(9)を設け、印刷用紙の進入を感知する為の感
知センサ(11)(11A)を上下に固定する。そし
て、加熱ローラ(1)周辺に設けるクリニング部材(1
3)は加熱ローラ(1)に近接に設けて同時的に回転を
行うようにし、表面にブラシ毛(14a)を形成したロ
ーラブラシ(14)と、ローラブラシ(14)周辺を取
り囲んで加熱ローラ(1)で除去される異物質とローラ
ブラシに付いた異物質を収去するクリニングボックス
(16)よりなり、ローラブラシ(14)に付いた異物
質を除去するためにクリニングボックス内に分離片(1
5)を設けてブラシ毛(14a)が回転のとき当たるよ
うにする。
【0023】このようになされた本発明は、機器本体内
の現像部を印刷用紙が通過する時トナー像が印刷用紙の
表面に転写される。現像部を通過した印刷用紙(2)は
用紙ガイド(4)の案内リブ(41)曲面を沿って移送
され、支持リブ(51)の長孔(52)に組み立てられ
たアーム(54)と用紙案内ローラ(53)間に印刷用
紙先端が接触されるものであって、アーム(54)は長
孔(52)のガイド(56)により垂直の状態にいる状
態ではアーム(54)先端の用紙案内ローラ(53)が
案内リブ(41)の外部に露出された状態にあって案内
リブ(41)により移送される印刷用紙の先端は、自然
的にアーム(54)の先端と用紙案内ローラ(53)間
に嵌込むことになる。
【0024】従ってアーム(54)は印刷用紙の移送力
により印刷用紙と共に長孔に沿って移動しながら、用紙
ガイド(4)の終端側にスライディングされる。アーム
(54)が長孔(52)に沿ってスライディングされる
状態で印刷用紙の移送力により回転する状態になれば用
紙案内ローラ(53)は案内リブ(41)間に形成され
た溝間に挿入された状態となったとき、アーム(54)
先端と用紙案内ローラ(53)間に嵌め込まれた印刷用
紙は案内リブ(41)の上面に乗せられ状態になり印刷
用紙の先端は用紙案内ローラ(53)とアーム(54)
間で離脱される状態になる。
【0025】この様に印刷用紙がアーム(54)と用紙
案内ローラ(53)の間に嵌め込まれて移動する上記の
過程において、アーム(54)は支持リブ(54)が印
刷用紙の移動方向に対して両側方向に一定角度程傾斜に
されて、アーム(54)が長孔(52)の始端より長孔
(52)の終端まで移動すれば用紙案内ローラ(53)
は結局支持リブ(51)の傾斜面に対し水平に移動する
状態になり、この様なアーム(54)が用紙ガイド
(4)の両側に設けているので印刷用紙の先端を両側方
向に引っ張る状態をなすので印刷用紙の先端が平偏に広
がる作用をすることになる。
【0026】このとき、印刷用紙先端がアーム(54)
と用紙案内ローラ(53)間に嵌め込む距離は約2mm
内外であるから、通常的に用紙先端より約3mm以内に
はトナー像が形成しないようにするのが一般的であり、
用紙案内ローラ(53)に用紙のトナー像が接触される
虞れはない。この様な用紙先端の広げ用アーム(54)
の設け位置は、最小の使用用紙幅より若干小さく設けて
全ての用紙に適用させるのが可能である。
【0027】続いて印刷用紙(2)が移送され、図2の
如く加熱ローラ(1)と加圧ローラ(3)間の移送路
(A)を通過されれば、印刷用紙表面に伝達される熱と
用紙底面に加える圧力により粉末のトナーは融着され印
刷用紙表面に定着される作用をする。
【0028】そして、アーム(54)は印刷用紙の移送
力で後方に越えた状態で長孔(52)の終端位置に置か
れ、長孔(52)は傾斜角度を形成しているのでアーム
(54)の自重により長孔(52)の始の位置に自然的
に復改しながら、用紙案内ローラ(53)による重さの
中心移動でアーム(54)は図1の如く案内リブ(4
1)に対し垂直に突出される状態に回転をなし、長孔
(52)のガイド(56)により回転が停止されながら
その状態を維持することになり、次に移送される印刷用
紙先端と接触すべく準備する。
【0029】続いて加熱ローラ(1)と加圧ローラ
(3)間でトナー像の定着が終り、この間を通過する印
刷用紙は圧力と熱により延伸されて加熱ローラ(1)の
回転方向に移送しようとする。しかし、印刷を始める時
電気的な信号により分離機構(7)はシーソー駆動して
一側は排紙案内ローラ(8)に接触され、他側は加熱ロ
ーラ(1)の円周面に近接した状態をなす。
【0030】従ってこれ等の接触面間を通過した印刷用
紙の先端は、加熱ローラ(1)面に近接した分離機構
(7)の湾曲面に当接して加熱ローラ(1)側の移動を
排紙案内ローラ(8)側に案内され湾曲面を沿って移動
する印刷用紙の先端は、分離機構(7)と排紙案内ロー
ラ(8)間に形成された矯正路(B)に入る。上記矯正
路(B)は移送路(A)の進行方向を下側に向かってお
り、排紙案内ローラ(8)と分離機構(7)により小さ
い円弧に形成されて、熱と圧力により加熱ローラ(1)
側に曲った印刷用紙の先端は矯正路(B)を通して反対
方向に加圧力を受ける状態に矯正路(B)を通過する状
態になる。
【0031】矯正路(B)を通過する印刷用紙はその先
端が排紙案内ローラ(8)を通りながら排紙案内板
(9)に接触する時、分離機構(7)で受ける圧力とは
反対の方向であってその面に傾斜の状態で接触をなし、
通過する時印刷用紙自体の弾力により排紙案内板(9)
の表面に突出された第1感知センサー(11)のレバー
を押出す作用をなし、上記の作用によりソレイド(1
2)の電源が制御される。
【0032】上記第1感知センサー(11)を駆動させ
る結果、ソレイド(12)が駆動されれば後退状態のロ
ード軸(12a)が前進状態に移動される。ロード軸
(12a)が前進するとこれに連結された分離機構
(7)はシーソー駆動の如き回転(反時計方向に15°
範囲)して、排紙案内ローラ(8)面との接触が分離さ
れ矯正路(B)の間隔を広げる状態になる。この時分離
機構(7)に連結されたコイルスプリング(17)は引
っ張り状態になり分離機構(7)を排紙案内ローラ
(8)側に引っ張る弾性力を保持される。
【0033】この第1感知センサー(11)の駆動によ
り矯正路(B)が広くなれば印刷用紙はその自体の弾性
力により排紙案内板(9)で持上げる状態をなし、第1
感知センサー(11)の動作は停止され、持上げられる
印刷用紙により第2感知センサー(11A)を駆動させ
る。上記の如く矯正路(B)が広くなった状態で,印刷
用紙が矯正路(B)の排紙案内板(9)を通過すればソ
レノイド(12)と第2感知センサー(11A)は動作
を止める。
【0034】従って分離機構(7)の回転で引張られた
コイルスプリング(17)の弾性力は分離機構(7)を
時計方向に回転させ、排紙案内ローラ(9)面に接触さ
せ新な印刷用紙の先端が進入するのを待つ。また、印刷
用紙に定着作用を遂行した加熱ローラ(1)の表面には
異物質が残ることになるので、次のきれいな定着作用を
なす為に加熱ローラの回転方向と同一の方向にローラブ
ラシ(14)が回転している。
【0035】従って加熱ローラの表面に引つ付いた異物
質はローラブラシによりクリーニング作用をなされ、除
去された異物質はクリーニングボックス(15)に収容
される状態になるので常に清潔の状態に維持され、ブラ
シ毛(14a)に付いた異物質はローラブラシの回転の
時、クリーニングボックス(16)内に設けられた分離
片(15)にブラシ毛が掛れて回転する時、ブラシ毛に
付いた異物質はブラシ毛より落ちる作用を行い、またブ
ラシ毛より除去される異物質はクリーニングボックス
(16)に収容する構成であるから、加熱ローラとロー
ラブラシの清除状態が常に最適の状態を維持する。
【発明の効果】
【0036】以上の通り本発明は印刷用紙の表面に転写
されたトナー像を定着するに、印刷用紙の先端を定着ロ
ーラ部のニップ入口まで正確で且つ平偏に広げる状態に
案内するので、印刷用紙表面でのしわ現像を防ぐ効果,
印刷用紙の定着作用に従う用紙先端の曲げ現像を曲げ発
生の直後移送される移送経路で矯正する効果,加熱ロー
ラに付いた異物質を加熱ローラと共に回転するローラブ
ラシで清除すること及び異物質とブラシ毛に付いた異物
質を所定の位置に収容して加熱ローラ表面の損傷を保護
する効果,で両面複写の時印刷用紙が移送路で発生され
るジヤム現像を防止して、印刷効果が向上されると共に
定着装置の仕様寿命が延長される利点と共に定着状態,
即ち事務自動化機器の定着性能高級化を図る事ができる
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)定着部構成の一部切欠側面説明図
【図1】(ロ)同、平面図
【図2】(イ)定着部構成の駆動状態の一部切欠側面説
明図で、印刷用紙の先端が広がる状態図
【図2】(ロ)同、印刷用紙の先端が定着ローラ部に挿
入された状態図
【図2】(ハ)同、印刷用紙が矯正路を通過する状態図
【図3】用紙定着部の感知センサーと分離機構に対する
動作サイクル図
【図4】クリーニング部の内部構造を示した正面図説明
【図5】従来の印刷用紙定着部の構成を示した一部切欠
側面説明図
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 用紙 3 加圧ローラ 4 用紙ガイド 5 用紙広がり部材 7 分離機構 8 排紙案内ローラ 9 排紙案内板 10 逆加圧部 11 感知センサー 12a ロード軸 13 クリニング部材 14 ローラブラシ 15 分離片 16 クリニングボックス 51 支持リブ 52 長孔 53 用紙案内ローラ 55 ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像が印刷用紙(2)の表面に形成さ
    れたトナー像を融着させる為の加熱ローラ(1)及び加
    圧ローラ(3)を対向に接する様に設け、これ等のロー
    ラ等の入口側に用紙ガイド(4)を定着ローラ部の出口
    側には配紙案内板(9)を設けた事務自動化機器の印刷
    用紙定着装置本体に於いて、上記用紙ガイド(4)の案
    内リブ(41)の表面に従い移送される印刷用紙の先端
    を用紙案内ローラ(53)と支持リブ(51)で、上記
    の案内リブ(41)において平偏の状態で広げ定着ロー
    ラ部材入口に案内する用紙広げ部材(5)と、定着時に
    印刷用紙の先膨張で印刷用紙の曲る面の反対方向に変形
    力を分離機構(7)の排紙案内ローラ(9)に加えて、
    平偏な状態に広げ逆方向の変形力を受ける印刷用紙によ
    り接触される第1、第2の感知センサーにより逆加圧付
    きの矯正路(B)の間隔を制御するソレノイド(12)
    を備えた逆加圧部(10)と、加熱ローラ(1)の回転
    方向に回転し加熱ローラの表面を掃除するローラブラシ
    (14)に付いた異物質を落とす分離片(15)、除去
    される異物質を収去する空間に上記分離片とローラブラ
    シを設けるクリニングボックス(16)よりなるクリニ
    ング部(13)を含んで構成されたことを特徴とする事
    務自動化機器の印刷用紙定着装置
  2. 【請求項2】上記請求項1において、用紙広げ部材
    (5)は用紙ガイドの案内リブ(41)先端の高さより
    低い高さであり、用紙移送方向に対して所定の移動スト
    ロークを有する長孔(52)を傾斜させて形成し、印刷
    用紙移送時に両側に引張り力が形成されるよう傾斜角度
    (θ)に形成し、支持リブ(51)と、長孔(52)の
    ストローク範囲で印刷用紙の移送力により移動され案内
    リブ(41)の終端で自重により復改されるアーム(5
    4)と、アーム(54)の先端に設けて移送される印刷
    用紙の先端に掛り、案内リブ(41)と支持リブ(5
    1)の高さ差により掛れた用紙の先端が定着ローラ部の
    ニップ入口で剥がされるようにする用紙案内ローラ(5
    3)より成ることを特徴とする事務自動化機器の印刷用
    紙定着装置
  3. 【請求項3】上記請求項1において、逆加圧部(10)
    は定着ローラ部の出口と排紙案内ローラ(8)間に矯正
    可能の円孤面をもって設置される分離機構(7)と第
    1、第2感知センサー(11)(11A)と電気に接続
    されてロード軸(12a)が出没されるソレイノドと、
    そのソレイノドのロード軸(12a)を分離機構(7)
    に連結し同時にコイルスプリング(10)を所定の位置
    に連結してなることを特徴とする事務自動化機器の印刷
    用紙定着装置
  4. 【請求項4】上記請求項1において、クリニング部(1
    3)は異物質収集用クリニングボックス(16)と、こ
    のクリニングボックスに回転可能に設けられブラシ毛
    (14a)が加熱ローラ(1)に接触回転されるように
    するローラブラシ(14)と、ローラブラシのブラシ毛
    と接触される状態でクリニングボックス内に固定する分
    離片(15)よりなされていることを特徴とする事務自
    動化機器の印刷用紙定着装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7333764B2 (en) 2003-03-04 2008-02-19 Samsung Electronics Co., Ltd Paper guide and electrophotographic forming apparatus having the same
CN106876723A (zh) * 2015-12-10 2017-06-20 上海神力科技有限公司 一种燃料电池用柔性石墨板单电池的连续生产方法
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