JPH08319332A - ブロックされたポリイソシアナート及びその製造法 - Google Patents

ブロックされたポリイソシアナート及びその製造法

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JPH08319332A
JPH08319332A JP8130345A JP13034596A JPH08319332A JP H08319332 A JPH08319332 A JP H08319332A JP 8130345 A JP8130345 A JP 8130345A JP 13034596 A JP13034596 A JP 13034596A JP H08319332 A JPH08319332 A JP H08319332A
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Elmar Dr Wolf
ヴォルフ エルマール
Christoph Theis
タイス クリストフ
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Huels AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロックされたポリイソシアナート及びその
製造法 【解決手段】 本発明の目的物は、完全に又は部分的に
マロン酸エステルでブロックされた(環状)−脂肪族ポ
リイソシアナートであり、その際、このマロン酸エステ
ルは少なくとも一個のt−ブチル基を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の目的は、完全に又は
部分的に特殊なマロン酸エステルでブロックされた(環
状)−脂肪族ポリイソシアナート及びその製造法であ
る。
【0002】
【従来の技術】マロン酸エステルによる脂肪族ジイソシ
アナートのブロックは、従来から公知の反応である。そ
れは、最初にドイツ帝国特許第756058号明細書
(1942年)中に記載された。マロン酸エステルによ
るイソホロンジイソシアナート(IPDI)のブロック
はドイツ特許公開(DE−OS)第2436872号明
細書中に開示され、三量IPDIの相当するブロック
は、ドイツ特許公開第3001060号明細書中で開示
されている。
【0003】ドイツ特許公開第2456469号明細書
中には、水中で溶ける又は分散可能なポリイソシアナー
トの製造法及び被覆剤としてのその使用が記載されてお
り、そこでは、ブロックされたイソシアナートは、ヘキ
サメチレンジイソシアナートのマロン酸エステルでブロ
ックされたビウレットである。
【0004】ドイツ特許公開第2550156号明細書
中では、ポリエステルポリオールと組み合わせて処方さ
れて、1K−PUR−焼き付け塗料にされることができ
る、キャッピングされた、ラッカー溶剤中に易溶性のポ
リイソシアナート混合物が請求されている。このブロッ
クされたポリイソシアナートは、トリメチロールプロパ
ン(1OH当量)及びIPDI(2〜12NCO当量)
の反応生成物であり、その遊離NCO基はマロン酸エス
テル、詳細にはマロン酸ジエチルエステルでブロックさ
れている。
【0005】マロン酸エステルでブロックされた公知の
ポリイソシアナートの主要な欠点は、その比較的高い解
ブロック温度である。
【0006】ところで、意外にも、ブロックのために使
用されたマロン酸エステルが少なくとも一個のt−ブチ
ル基を有する場合には、記載特許明細書中のマロン酸エ
ステルでブロックされたポリイソシアナートの解ブロッ
ク温度が10〜20℃引き下げられることを見出した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的物は、完
全に又は部分的にマロン酸エステルでブロックされた
(環状)−脂肪族ポリイソシアナートであり、その際、
ポリイソシアナートとして、 A)一般式: OCN−R−NCO [式中、Rは6〜14個のC原子を有する(環状)−脂
肪族炭化水素基を表す]のジイソシアナート及び/又は B)一般式:
【0008】
【化7】
【0009】[式中、nは1〜3であってよく、Rは6
〜14個のC原子を有する(環状)−脂肪族炭化水素基
を表す]のポリイソシアナトイソシアヌレート(ここで
A:Bは相互に重量比(100〜0):(0〜10
0))及び C)ブロック剤として一般式:
【0010】
【化8】
【0011】[式中、R1は1〜10個のC原子を有す
る一つのアルキル基又は
【0012】
【化9】
【0013】を表す]のマロン酸エステルが使用されて
おり、反応生成物中の遊離NCO基の割合は最大4%で
ある。
【0014】本発明による化合物は、ブロックされたN
CO−含有率9〜16%、イソシアヌレート基含有量0
〜7ミリモル/g及び遊離NCO−含有率0〜4重量%に
より優れている。これは、より反応性であり、即ち相当
するマロン酸ジエチルエステルでブロックされたポリイ
ソシアナートで可能であるそれよりも約10〜20℃低
い温度で(ポリオール成分との混合により)硬化する。
【0015】ジイソシアナート成分Aとしては、原則的
に次のものが使用可能である:ヘキサメチレンジイソシ
アナート、2−メチル−ペンタメチレンジイソシアナー
ト、2.2.4(2.4.4)−トリメチルヘキサメチレン
ジイソシアナート、シクロヘキサン−1.3及び1.4−
ジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート(IP
DI)、ヘキサヒドロジュロールジイソシアナート、
4.4−ジイソシアナートジシクロヘキシルメタン及
びヘキサヒドロキシリレンジイソシアナート−1.4及
び1.3。
【0016】但し、イソホロンジイソシアナート、ヘキ
サメチレンジイソシアナート及び2.2.4(2.4.4)
−トリメチルヘキサメチレンジイソシアナートを使用す
るのが特に有利である。
【0017】成分BはAに記載のジイソシアナートのイ
ソシアナート類から選択されうるが、工業的に使用可能
なIPDI又はヘキサメチレンジイソシアナートのイソ
シアナートが有利である。
【0018】比A:Bは非常に広く変動でき、(100
〜0):(0〜100)の範囲にある。純粋な成分:A
のみ又はBのみを使用するのが有利である。
【0019】ブロック剤として好適なマロン酸エステル
は、マロン酸メチル−、マロン酸エチル−、マロン酸プ
ロピル−、マロン酸−イソプロピル−、マロン酸ブチル
−、マロン酸−2−エチルヘキシル−t−ブチルエステ
ル及びマロン酸−ジ−t−ブチルエステルである。
【0020】本発明のもう一つの課題は、本発明による
化合物の製造法である。ここで、ポリイソシアナート
(ジイソシアナート(成分A)及び/又はそれから製造
されたイソシアヌレート基を含有するポリイソシアナー
ト(成分B))を、少なくとも一個のt−ブチルエステ
ル基を含有するマロン酸エステル及び触媒と、所望のN
CO:H2C(マロン酸エステルの活性メチレン基)−
比で反応させる。ブロックのために、イソシアヌレート
基を含有するジイソシアナート−混合物を使用する場合
(成分A及びB)、通常、この混合物の製造は、その場
でのジイソシアナート(成分A)の触媒作用による三量
化により行われ、即ち、ジイソシアナート(成分A)
を、本発明の目的物ではない三量化触媒を用いて、ポリ
イソシアヌレート(成分B)の所望の含有率まで部分的
に三量化する。
【0021】
【課題を解決するための手段】ブロックのために、実際
にジイソシアナートを含まない三量ジイソシアナート
(イソシアナトイソシアヌレート)(成分B)を使用す
ることは全く有利であることが実証された。イソシアナ
トイソシアヌレートの製造は、2工程で行われ、その際
に第1工程では、ジイソシアナートを触媒(通常は第四
アンモニウム塩)と約40%反応させる。第2工程で
は、未反応のジイソシアナートの薄層蒸留による分離を
行う。三量化触媒としては、例えば、英国特許第139
1066号明細書中、ドイツ特許第2325826号明
細書中又はドイツ特許第2644684号明細書中に記
載されているような三量化触媒がこれに該当する。ドイ
ツ特許第2916201号明細書(EP001799
8)中に記載されている触媒を用いるジイソシアナート
の三量化が特に有利であることが実証された。本発明に
よる方法では、そのようにして得られるモノマー不含の
ポリイソシアナトイソシアヌレートを直接又はイソシア
ヌレート不含のジイソシアナートと混合して使用するこ
とができる。イソシアヌレート基不含のジイソシアナー
トの添加は、簡易な方法で反応生成物の特性、特にその
粘度又はその融点を所望のように変化させることを可能
にする。NCO成分のブロックは、触媒0.01〜1重
量%有利に0.05〜0.2重量%の存在下でのジイソシ
アナート又はポリイソシアナトイソシアヌレートの1〜
1.3NCO当量とマロン酸エステルC)1モルとの反
応により行われる。触媒としては、アルカリアルコラー
ト特に、通常約30%のメタノール性溶液として使用さ
れるナトリウムメチラートを、また亜鉛アセチルアセト
ナト及び亜鉛オクトエートも使用される。反応は室温又
は高めた温度で、例えば40〜140℃で実施すること
ができる。
【0022】ブロックは、物質そのもので又は適切な溶
剤の存在下で行うことができる。溶剤なしで行うかどう
かは、ブロックされたポリイソシアナートのその後の使
用分野に広く依存する。それが熱硬化性PUR粉末の製
造に使用される場合は、その製造を溶剤なしで行う。本
発明による化合物を、硬化剤成分として溶剤含有1K−
PUR−焼き付け塗料の製造に使用する際には、溶液中
での製造が考えられる。マロン酸エステルC)を用い
る、ジイソシアナート及び/又はそれから製造されるイ
ソシアナトイソシアヌレートのブロックは、約80〜1
00℃に加熱したジイソシアナート及び/又はそれから
製造されるイソシアナトイソシアヌレートに、場合によ
っては不活性溶剤中で、0.1重量%(全成分の合計に
対して)のマロン酸エステルC)を反応混合物の温度が
120℃を超えて上昇しないように配量して行う。マロ
ン酸エステル添加の終了後に、実際に反応が完結するま
でこの混合物をなお反応温度に保持する。通常、イソシ
アナート成分の1NCO当量をマロン酸エステルC)1
モルと反応させ、多くの場合に、混合物中の4%までの
NCOを反応させないことが有利であることが実証され
た。このことは特に、貯蔵安定性及び溶剤中での相容性
を高めたい場合に行われる。
【0023】本発明による反応生成物は、比較的高い官
能性のOH基を含有する化合物用の硬化剤成分として好
適である。それによって、この反応生成物は、80℃以
上、有利には90〜110℃で硬化して高価な被覆又は
ラッカー被覆となる系を形成する。
【0024】
【実施例】例1 IPDI222重量部及びマロン酸メチル−t−ブチル
エステル(MMtBE)348重量部を室温で予め装入
する。NaOCH3−溶液(メタノール中約30%)0.8
重量部を添加の後に、温度が約35℃に上昇する。引き
続き、80℃まで加熱し、2時間後及び4時間後に、再
度それぞれNaOCH3−溶液0.4重量部づつを添加す
る。10時間後にNCO−含有率は0.7%である。冷
却及び放置(24時間、室温)の後に、NCO−含有率
は0.2%に落ちる。反応生成物の粘度は36000mPa
・s(23℃で)であり、ブロックされたNCO−含有
率は14.5%である。
【0025】例2 NCO−含有率21.6%を有する三量ヘキサメチレン
ジイソシアナート(DESMODUR N 3300)
194重量部、マロン酸−ジ−t−ブチル−エステル2
16重量部及びSOLVESSO100 68.5重量
部/酢酸ブチル68.5重量部を亜鉛−アセチルアセト
ナト0.55重量部とともに、NCO−含有率が0.3%
に落ちるまで、90℃で加熱した(約10時間)。反応
生成物(75%溶液として)の粘度は2500mPa・sで
あり、ブロックされたNCO−含有率(75%溶液に対
する)は7.5%である。
【0026】例3 NCO17.3%を有する三量IPDI(VESTAN
AT T 1890:登録商標)243重量部、SOL
VESSO100/酢酸ブチル(重量比=1:1)27
8重量部及びマロン酸メチル−t−ブチルエステル17
4重量部を亜鉛アセチルアセトナト1重量部と、例1と
同様に反応させる。反応生成物(60%溶液として)は
遊離NCO0.4%を含有する。反応生成物(60%)
の粘度は460mPa・sであり、ブロックされたNCO−
含有率は6.1%である。
【0027】例4 IPDI111重量部、マロン酸−ジ−t−ブチルエス
テル216重量部及びSOLVESSO100 140
重量部を亜鉛アセチルアセトナト0.6重量部と、例3
と同様に反応させた。反応生成物(70%溶液として)
は遊離NCO0.4%を含有する。反応生成物(70%
溶液として)の粘度は6200mPa・sであり、ブロック
されたNCO−含有率は9.0%である。
【0028】比較例A IPDI111重量部、マロン酸ジエチルエステル16
0重量部及びSOLVESSO100 116重量部を
亜鉛アセチルアセトナト0.4重量部と、例3と同様に
反応させた。反応生成物(70%溶液として)は遊離N
CO0.3%を含有する。反応生成物(70%溶液とし
て)の粘度は5700mPa・sであり、ブロックされたN
CO−含有率は10.6%である。
【0029】例5〜6及び比較例B 技術水準の化合物に対する本発明による化合物の反応性
比較:例1に記載の化合物(SOLVESSO100中
の70%溶液として)、例4及び比較例Aに記載の化合
物を、ポリカプロラクトンCAPA305とNCO:O
H−比1:1で混合し、アルミニウム−金属板上に塗
り、種々の温度で15分及び30分間、空気循環乾燥箱
中で加熱した。その種々の硬化経過をケーニッヒによる
振り子硬度(秒単位)により第1表に記載する。
【0030】
【表1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイソシアナートとして A)一般式: OCN−R−NCO [式中、Rは6〜14個のC原子を有する(環状)−脂
    肪族炭化水素基を表す]のジイソシアナート及び/又は B)一般式: 【化1】 [式中、nは1〜3であってよく、Rは6〜14個のC
    原子を有する(環状)−脂肪族炭化水素基を表す]のポ
    リイソシアナトイソシアヌレート(ここでA:Bは相互
    に重量比(100〜0):(0〜100))及び C)ブロック剤として一般式: 【化2】 [式中、R1は1〜10個のC原子を有する一つのアル
    キル基又は 【化3】 を表す]のマロン酸エステルが使用されており、反応生
    成物中の遊離NCO基の割合が最大4%である、完全に
    又は部分的にマロン酸エステルでブロックされた(環
    状)−脂肪族ポリイソシアナート。
  2. 【請求項2】 ジイソシアナートAとして、イソホロン
    ジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート及
    び2.4.4(2.2.4)−トリメチルヘキサメチレンジ
    イソシアナートが使用されている、請求項1に記載のマ
    ロン酸エステルでブロックされたポリイソシアナート。
  3. 【請求項3】 ポリイソシアナトイソシアヌレートBと
    して、イソホロンジイソシアナートの又はヘキサメチレ
    ンジイソシアナートのイソシアヌレートが使用されてい
    る、請求項1に記載のマロン酸エステルでブロックされ
    たポリイソシアナート。
  4. 【請求項4】 ブロック剤としてマロン酸メチル−、マ
    ロン酸エチル−、マロン酸プロピル−、マロン酸−イソ
    プロピル−、マロン酸ブチル−、マロン酸−2−エチル
    ヘキシル−t−ブチルエステル及びマロン酸−ジ−t−
    ブチルエステルが使用されている、請求項1に記載のマ
    ロン酸エステルでブロックされたポリイソシアナート。
  5. 【請求項5】 完全に又は部分的にマロン酸エステルで
    ブロックされたポリイソシアナートを製造するために、
    触媒の存在下で、 A)一般式: OCN−R−NCO [式中、Rは6〜14個のC原子を有する(環状)−脂
    肪族炭化水素基を表す]のジイソシアナート及び/又は B)一般式: 【化4】 [式中、nは1〜3であってよく、Rは6〜14個のC
    原子を有する(環状)−脂肪族炭化水素基を表す]のポ
    リイソシアナトイソシアヌレート(ここでA:Bは相互
    に重量比(100〜0):(0〜100))及び C)一般式: 【化5】 [式中、R1は1〜10個のC原子を有する一つのアル
    キル基又は 【化6】 を表す]のブロック剤を反応させ、その際、反応生成物
    中の遊離NCO基の割合が最大4%であるようにするこ
    とを特徴とする、完全に又は部分的にマロン酸エステル
    でブロックされた(環状)−脂肪族ポリイソシアナート
    の製造法。
  6. 【請求項6】 成分A及び成分Bから成る混合物が、三
    量化触媒の存在下で、成分Bの所望の含有量が得られる
    まで成分Aを三量化することにより得られる、請求項5
    に記載のマロン酸エステルでブロックされたポリイソシ
    アナートの製造法。
JP8130345A 1995-05-26 1996-05-24 ブロックされたポリイソシアナート及びその製造法 Pending JPH08319332A (ja)

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DE19519396A DE19519396A1 (de) 1995-05-26 1995-05-26 Neue blockierte Polyisocyanate sowie ein Verfahren zu ihrer Herstellung
DE19519396.2 1995-05-26

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EP (1) EP0744423A1 (ja)
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