JPH08310930A - 口腔用組成物 - Google Patents
口腔用組成物Info
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- JPH08310930A JPH08310930A JP14002695A JP14002695A JPH08310930A JP H08310930 A JPH08310930 A JP H08310930A JP 14002695 A JP14002695 A JP 14002695A JP 14002695 A JP14002695 A JP 14002695A JP H08310930 A JPH08310930 A JP H08310930A
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- Japan
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- glycoside
- composition
- menthol
- menthane
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用中及び使用直後に口腔内で配糖体由来の
効果が満足に発揮され、かつその配糖体由来の効果が持
続し、しかも配糖体由来の苦味が低減され、嗜好性に優
れた口腔用組成物を得る。 【構成】 苦味を有する配糖体と下記一般式(1)で示
されるN−置換−p−メンタン−3−カルボキサミド類
とを併用してなることを特徴とする口腔用組成物。 【化1】 (但し、式中Rは炭素数1〜10のアルキル基又はアル
ケニル基である。)
効果が満足に発揮され、かつその配糖体由来の効果が持
続し、しかも配糖体由来の苦味が低減され、嗜好性に優
れた口腔用組成物を得る。 【構成】 苦味を有する配糖体と下記一般式(1)で示
されるN−置換−p−メンタン−3−カルボキサミド類
とを併用してなることを特徴とする口腔用組成物。 【化1】 (但し、式中Rは炭素数1〜10のアルキル基又はアル
ケニル基である。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用中及び使用直後に
口腔内で配糖体由来の効果が満足に発揮され、かつその
配糖体由来の効果が持続し得、しかも配糖体由来の苦味
がほとんどない嗜好性に優れた口腔用組成物に関する。
口腔内で配糖体由来の効果が満足に発揮され、かつその
配糖体由来の効果が持続し得、しかも配糖体由来の苦味
がほとんどない嗜好性に優れた口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
口腔用組成物には、清涼感を付与する目的でメントール
やメントールを含有する精油類(例えばペパーミント油
等)が配合されている。
口腔用組成物には、清涼感を付与する目的でメントール
やメントールを含有する精油類(例えばペパーミント油
等)が配合されている。
【0003】しかしながら、このようにメントールやメ
ントールを含有する精油類を口腔用組成物に配合する
と、清涼感、さっぱり感や口腔粘膜刺激による実効感を
配合組成物に付与することができる反面、メントール由
来の臭いや苦味、更に精油類の場合は他の成分由来の異
味・異臭があり、かつメントールによる清涼感の持続性
がその配合量にも左右されるが5分程度しかないという
欠点がある。それ故、異味・異臭がなく、その効果の持
続性に優れた清涼剤が望まれている。
ントールを含有する精油類を口腔用組成物に配合する
と、清涼感、さっぱり感や口腔粘膜刺激による実効感を
配合組成物に付与することができる反面、メントール由
来の臭いや苦味、更に精油類の場合は他の成分由来の異
味・異臭があり、かつメントールによる清涼感の持続性
がその配合量にも左右されるが5分程度しかないという
欠点がある。それ故、異味・異臭がなく、その効果の持
続性に優れた清涼剤が望まれている。
【0004】そこで、口腔用組成物に清涼感を付与し、
かつ口腔内粘膜への刺激が穏やかな成分として知られる
メントール配糖体を配合する試みがなされている(特公
昭51−105号公報参照)。このメントール配糖体
は、それ自身匂いがほとんどなく、口腔内酵素等にて徐
々に分解されてメントールと糖類に分解するため、口腔
内に投与した直後ではメントール特有の苦味や刺激、清
涼感は穏やかで、徐々に分解して生じたメントールが清
涼感を発現させるものである(特公昭51−105号、
特開昭48−33069号公報参照)。しかし、メント
ール配糖体は、それ自身が特異な苦味を有しており、こ
の苦味が配合時の重要な課題になっている。
かつ口腔内粘膜への刺激が穏やかな成分として知られる
メントール配糖体を配合する試みがなされている(特公
昭51−105号公報参照)。このメントール配糖体
は、それ自身匂いがほとんどなく、口腔内酵素等にて徐
々に分解されてメントールと糖類に分解するため、口腔
内に投与した直後ではメントール特有の苦味や刺激、清
涼感は穏やかで、徐々に分解して生じたメントールが清
涼感を発現させるものである(特公昭51−105号、
特開昭48−33069号公報参照)。しかし、メント
ール配糖体は、それ自身が特異な苦味を有しており、こ
の苦味が配合時の重要な課題になっている。
【0005】即ち、メントール配糖体等の配糖体は、糖
及び糖残基とアグリコンとが結合したものであり、この
結合をpH及び温度調節、光照射などの刺激で開裂させ
ると、結合したアグリコン部分が長時間にわたり除放さ
れる特異な働きを有しているものである。しかし、一般
に配糖体は特有の強い苦味を有しているものが多いた
め、苦味を抑えるために配合量を減量したり、使用方法
を限定する必要があり、その用途は非常に限定されてい
た。
及び糖残基とアグリコンとが結合したものであり、この
結合をpH及び温度調節、光照射などの刺激で開裂させ
ると、結合したアグリコン部分が長時間にわたり除放さ
れる特異な働きを有しているものである。しかし、一般
に配糖体は特有の強い苦味を有しているものが多いた
め、苦味を抑えるために配合量を減量したり、使用方法
を限定する必要があり、その用途は非常に限定されてい
た。
【0006】また、口腔用組成物には、清涼感等の配糖
体の配合効果を増強又は補強する目的のためにエタノー
ルなどの刺激性成分が上記したメントール等と併用する
などして配合される。このエタノール等の刺激性成分を
口腔用組成物に配合すると、清涼感、さっぱり感や口腔
粘膜刺激による実効感を付与することができる。
体の配合効果を増強又は補強する目的のためにエタノー
ルなどの刺激性成分が上記したメントール等と併用する
などして配合される。このエタノール等の刺激性成分を
口腔用組成物に配合すると、清涼感、さっぱり感や口腔
粘膜刺激による実効感を付与することができる。
【0007】しかしながら、上記エタノール等の刺激性
成分は、多く配合すると口腔粘膜に対する刺激が強く、
その刺激性が問題であった。
成分は、多く配合すると口腔粘膜に対する刺激が強く、
その刺激性が問題であった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
使用中及び使用直後に口腔内で配糖体由来の効果が満足
に発揮され、かつその配糖体由来の効果が持続し、しか
も配糖体由来の苦味がほとんどない嗜好性に優れた口腔
用組成物を提供することを目的とする。
使用中及び使用直後に口腔内で配糖体由来の効果が満足
に発揮され、かつその配糖体由来の効果が持続し、しか
も配糖体由来の苦味がほとんどない嗜好性に優れた口腔
用組成物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、苦味を有す
る配糖体と下記一般式(1)で示されるN−置換−p−
メンタン−3−カルボキサミド類とを併用することによ
り、使用中及び使用直後に口腔内で配糖体由来の効果が
満足に発揮され、かつその配糖体由来の効果が持続し
得、しかも配糖体由来の苦味がほとんどない嗜好性に優
れた口腔用組成物が得られることを見い出した。
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、苦味を有す
る配糖体と下記一般式(1)で示されるN−置換−p−
メンタン−3−カルボキサミド類とを併用することによ
り、使用中及び使用直後に口腔内で配糖体由来の効果が
満足に発揮され、かつその配糖体由来の効果が持続し
得、しかも配糖体由来の苦味がほとんどない嗜好性に優
れた口腔用組成物が得られることを見い出した。
【0010】
【化2】 (但し、式中Rは炭素数1〜10のアルキル基又はアル
ケニル基である。)
ケニル基である。)
【0011】即ち、本発明者は、まずマイルドな清涼感
を付与し得る上、その清涼感の持続性に優れた成分とし
てメントール配糖体が有効であるものの、メントール配
糖体単独配合では、メントール配糖体由来の苦味のため
清涼感の持続性と嗜好性とを両立させることが困難であ
るのに対し、メントール配糖体に対し、上記式(1)の
N−置換−p−メンタン−3−カルボキサミド類を併用
することにより、意外にもメントール配糖体由来の特異
な苦味がマスキングされて著しく低減され、かつメント
ール配糖体の清涼感及び刺激付与効果及びその持続性が
増強され、清涼感の持続性と嗜好性との両特性を確保で
きること、よってエタノール等の清涼感増強成分の配合
量の低減も可能であることを知見した。
を付与し得る上、その清涼感の持続性に優れた成分とし
てメントール配糖体が有効であるものの、メントール配
糖体単独配合では、メントール配糖体由来の苦味のため
清涼感の持続性と嗜好性とを両立させることが困難であ
るのに対し、メントール配糖体に対し、上記式(1)の
N−置換−p−メンタン−3−カルボキサミド類を併用
することにより、意外にもメントール配糖体由来の特異
な苦味がマスキングされて著しく低減され、かつメント
ール配糖体の清涼感及び刺激付与効果及びその持続性が
増強され、清涼感の持続性と嗜好性との両特性を確保で
きること、よってエタノール等の清涼感増強成分の配合
量の低減も可能であることを知見した。
【0012】更に、本発明者は、メントール配糖体以外
の苦味を有する配糖体についても、N−置換−p−メン
タン−3−カルボキサミド類を併用することで配糖体由
来の効果が増強及び持続され、しかもその苦味が低減さ
れることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
の苦味を有する配糖体についても、N−置換−p−メン
タン−3−カルボキサミド類を併用することで配糖体由
来の効果が増強及び持続され、しかもその苦味が低減さ
れることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0013】従って、本発明は、苦味を有する配糖体と
上記一般式(1)で示されるN−置換−p−メンタン−
3−カルボキサミド類とを併用してなることを特徴とす
る口腔用組成物を提供する。
上記一般式(1)で示されるN−置換−p−メンタン−
3−カルボキサミド類とを併用してなることを特徴とす
る口腔用組成物を提供する。
【0014】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、本発明の口腔用組成物は、練歯磨、液体歯磨、液状
歯磨、洗口液、マウススプレー、トローチ、キャンディ
ー、チューインガム等として調製されるもので、苦味を
有する配糖体と下記一般式(1)で示されるN−置換−
p−メンタン−3−カルボキサミド類とを含有するもの
である。
と、本発明の口腔用組成物は、練歯磨、液体歯磨、液状
歯磨、洗口液、マウススプレー、トローチ、キャンディ
ー、チューインガム等として調製されるもので、苦味を
有する配糖体と下記一般式(1)で示されるN−置換−
p−メンタン−3−カルボキサミド類とを含有するもの
である。
【0015】
【化3】 (但し、式中Rは炭素数1〜10のアルキル基又はアル
ケニル基である。)
ケニル基である。)
【0016】ここで、苦味を有する配糖体としては、構
成する糖残基が例えばグルコース、ガラクトース、マン
ノース、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルガラ
クトサミン、リボース、アラビノース、キシロース、ラ
ムノース等の単糖類、マルトース、ラクトース、イソマ
ルトース、セルビオース、ゲンチオビオソース等の二糖
類等の残基であるものが使用できる。その中でも特に糖
残基がマルトースであるものが使用性、嗜好性に優れて
おり、好ましい。なお、上記苦味を有する配糖体には
α、β型の二糖類の異性体(アノマー)が存在するが、
本発明では上記の各配糖体はα型、β型のどちらでも、
あるいはそれらの混合体でも良い。
成する糖残基が例えばグルコース、ガラクトース、マン
ノース、N−アセチルグルコサミン、N−アセチルガラ
クトサミン、リボース、アラビノース、キシロース、ラ
ムノース等の単糖類、マルトース、ラクトース、イソマ
ルトース、セルビオース、ゲンチオビオソース等の二糖
類等の残基であるものが使用できる。その中でも特に糖
残基がマルトースであるものが使用性、嗜好性に優れて
おり、好ましい。なお、上記苦味を有する配糖体には
α、β型の二糖類の異性体(アノマー)が存在するが、
本発明では上記の各配糖体はα型、β型のどちらでも、
あるいはそれらの混合体でも良い。
【0017】また、アグリコンを構成する化合物として
は、例えばメントール、リナロール、ゲラニオール、ネ
ロール、シトロネロール、ラバンジュロール、ムゴー
ル、ボルネオール、サンタロール、セドール、ベチベロ
ール、ファルネソール、ネロリドール、ベンジルアルコ
ール、フェニルエチルアルコール、シンナミックアルコ
ール、アニスアルコール、アミルシンナミックアルコー
ル、チモール、カルバクロール、オイゲノール、バニリ
ン、エチルバニリン、サリチル酸、サリチル酸メチル、
サリチル酸エチル、サリチルアルデヒド、シス−3−ヘ
キセノール、トランス−2−ヘキセノール、ヘキサノー
ル、ノナジエノール、リラール、2,4−ジメチル−3
−ペンタノール、リナロールオキサイドなどが挙げられ
る。
は、例えばメントール、リナロール、ゲラニオール、ネ
ロール、シトロネロール、ラバンジュロール、ムゴー
ル、ボルネオール、サンタロール、セドール、ベチベロ
ール、ファルネソール、ネロリドール、ベンジルアルコ
ール、フェニルエチルアルコール、シンナミックアルコ
ール、アニスアルコール、アミルシンナミックアルコー
ル、チモール、カルバクロール、オイゲノール、バニリ
ン、エチルバニリン、サリチル酸、サリチル酸メチル、
サリチル酸エチル、サリチルアルデヒド、シス−3−ヘ
キセノール、トランス−2−ヘキセノール、ヘキサノー
ル、ノナジエノール、リラール、2,4−ジメチル−3
−ペンタノール、リナロールオキサイドなどが挙げられ
る。
【0018】苦味を有する配糖体の配合量は必ずしも限
定されないが、組成物全体の0.05〜5%(重量%、
以下同様)、特に0.1〜3%とすることが好ましく、
0.05%に満たないと十分なアグリコン部分の徐放効
果が得られない場合があり、3%を超えると配糖体由来
の苦味をマスキングできない場合がある。
定されないが、組成物全体の0.05〜5%(重量%、
以下同様)、特に0.1〜3%とすることが好ましく、
0.05%に満たないと十分なアグリコン部分の徐放効
果が得られない場合があり、3%を超えると配糖体由来
の苦味をマスキングできない場合がある。
【0019】また、N−置換−p−メンタン−3−カル
ボキサミド類は、下記一般式(1)で示されるものであ
る。
ボキサミド類は、下記一般式(1)で示されるものであ
る。
【0020】
【化4】 (但し、式中Rは炭素数1〜10、好ましくは1〜4の
アルキル基又はアルケニル基である。)
アルキル基又はアルケニル基である。)
【0021】ここで、式中Rとしては、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソブチル基等のアルキル基、エチニル基、
プロピニル基、ブチニル基等のアルケニル基等が挙げら
れるが、特にエチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基が好適である。
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソブチル基等のアルキル基、エチニル基、
プロピニル基、ブチニル基等のアルケニル基等が挙げら
れるが、特にエチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基が好適である。
【0022】本発明では、このような上記式(1)のN
−置換−p−メンタン−3−カルボキサミド類の中でも
N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミドが好適
に使用される。
−置換−p−メンタン−3−カルボキサミド類の中でも
N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミドが好適
に使用される。
【0023】上記式(1)のN−置換−p−メンタン−
3−カルボキサミド類は、1種を単独で使用しても2種
以上を混合して使用してもよいが、その配合量は組成物
全体の0.01〜1%、特に0.05〜0.5%の範囲
が好ましい。配合量が0.01%に満たないと配糖体由
来の効果を満足に増強及び持続できなかったり、配糖体
由来の苦味をマスキングできない場合があり、1%を超
えると使用感が低下する場合がある。
3−カルボキサミド類は、1種を単独で使用しても2種
以上を混合して使用してもよいが、その配合量は組成物
全体の0.01〜1%、特に0.05〜0.5%の範囲
が好ましい。配合量が0.01%に満たないと配糖体由
来の効果を満足に増強及び持続できなかったり、配糖体
由来の苦味をマスキングできない場合があり、1%を超
えると使用感が低下する場合がある。
【0024】本発明組成物には、上記必須成分以外にそ
の他の任意成分を配合することができる。
の他の任意成分を配合することができる。
【0025】例えば有効成分として塩化セチルピリジニ
ウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム等の
第4級アンモニウム塩やトリクロサン、ヒノキチオー
ル、ビオゾール、クロロヘキシジン、トラネキサム酸、
グリチルリチンやその塩類、デキストラナーゼ、アミラ
ーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム等の酵
素、ソジウムモノフルオロホスフェート等のアルカリ金
属モノフルオロホスフェート、フッ化ナトウリム、フッ
化第一錫等のフッ素化合物、アズレン、ビタミン類等の
1種又は2種以上を配合することができる。なお、上記
有効成分の配合量は本発明の効果を妨げない範囲で通常
量とすることができる。
ウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム等の
第4級アンモニウム塩やトリクロサン、ヒノキチオー
ル、ビオゾール、クロロヘキシジン、トラネキサム酸、
グリチルリチンやその塩類、デキストラナーゼ、アミラ
ーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム等の酵
素、ソジウムモノフルオロホスフェート等のアルカリ金
属モノフルオロホスフェート、フッ化ナトウリム、フッ
化第一錫等のフッ素化合物、アズレン、ビタミン類等の
1種又は2種以上を配合することができる。なお、上記
有効成分の配合量は本発明の効果を妨げない範囲で通常
量とすることができる。
【0026】更にその他の任意成分として剤型に応じた
適宜な成分を添加し、通常の方法で調製することができ
る。例えばマウスウォッシュを調製する場合には、粘稠
剤、甘味剤、pH調整剤、防腐剤、溶剤などが用いら
れ、粘稠剤としては、ソルビット、グリセリン、プロピ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリオ
キシエチレングリコール、キシリット、マルチット、ラ
クチット等の1種又は2種以上を配合し得る。甘味剤と
しては、ステビオサイド、ステビアエキス、レバウディ
オザイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、アセス
ルファム、タウマチン、グリチルリチン、グリチルリチ
ンモノグルコナイド、ヘルナンズルチン、ペリラルチ
ン、サッカリン、サッカリンナトリウム等の1種又は2
種以上、pH調整剤としてはクエン酸とその塩類、リン
酸とその塩類、リンゴ酸とその塩類、酢酸とその塩類な
どの有機酸とその塩類などの1種又は2種以上、パラオ
キシ安息香酸メチル等の防腐剤、エタノールや水などの
溶剤、その他の成分を配合して混合することにより製造
することができる。
適宜な成分を添加し、通常の方法で調製することができ
る。例えばマウスウォッシュを調製する場合には、粘稠
剤、甘味剤、pH調整剤、防腐剤、溶剤などが用いら
れ、粘稠剤としては、ソルビット、グリセリン、プロピ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリオ
キシエチレングリコール、キシリット、マルチット、ラ
クチット等の1種又は2種以上を配合し得る。甘味剤と
しては、ステビオサイド、ステビアエキス、レバウディ
オザイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、アセス
ルファム、タウマチン、グリチルリチン、グリチルリチ
ンモノグルコナイド、ヘルナンズルチン、ペリラルチ
ン、サッカリン、サッカリンナトリウム等の1種又は2
種以上、pH調整剤としてはクエン酸とその塩類、リン
酸とその塩類、リンゴ酸とその塩類、酢酸とその塩類な
どの有機酸とその塩類などの1種又は2種以上、パラオ
キシ安息香酸メチル等の防腐剤、エタノールや水などの
溶剤、その他の成分を配合して混合することにより製造
することができる。
【0027】また、香料成分として上記配糖体以外に通
常用いられるペパーミント油、スペアミント油、メント
ール、アネトール、オイゲノール、リナロール、リモネ
ン、シネオール等の香料成分を本発明の効果を妨げない
範囲で添加することができる。
常用いられるペパーミント油、スペアミント油、メント
ール、アネトール、オイゲノール、リナロール、リモネ
ン、シネオール等の香料成分を本発明の効果を妨げない
範囲で添加することができる。
【0028】更に、練歯磨、液状歯磨、潤製歯磨等の歯
磨類として調製する場合は、第2リン酸カルシウム・2
水和物及び無水物、第1リン酸カルシウム、第3リン酸
カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、アルミナ、無水ケイ酸、ケイ酸ア
ルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、第3リン酸
マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ベ
ントナイト、ケイ酸ジルコニウム、ポリメタクリル酸メ
チルやその他の合成樹脂等の1種又は2種以上を通常5
〜50%配合し得る。
磨類として調製する場合は、第2リン酸カルシウム・2
水和物及び無水物、第1リン酸カルシウム、第3リン酸
カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、アルミナ、無水ケイ酸、ケイ酸ア
ルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、第3リン酸
マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ベ
ントナイト、ケイ酸ジルコニウム、ポリメタクリル酸メ
チルやその他の合成樹脂等の1種又は2種以上を通常5
〜50%配合し得る。
【0029】また、練歯磨等のペースト状組成物の場合
には、粘結剤としてカラギーナン、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース等のセルロース誘導体、キサンタンガ
ム、トラガントガム、カラヤガム、アラビアガム等のガ
ム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン
等の合成粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシリカゲ
ル、ビーガム、ラポナイト等の無機質粘結剤の1種又は
2種以上を通常0.1〜5%配合し得る。更に、歯磨類
などのペースト状や液状歯磨剤には、上記のような粘稠
剤を通常5〜60%配合し得る。
には、粘結剤としてカラギーナン、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース等のセルロース誘導体、キサンタンガ
ム、トラガントガム、カラヤガム、アラビアガム等のガ
ム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン
等の合成粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシリカゲ
ル、ビーガム、ラポナイト等の無機質粘結剤の1種又は
2種以上を通常0.1〜5%配合し得る。更に、歯磨類
などのペースト状や液状歯磨剤には、上記のような粘稠
剤を通常5〜60%配合し得る。
【0030】また、界面活性剤としては、アニオン界面
活性剤、ノニオン界面活性剤又は両性イオン界面活性剤
を用いることができる。アニオン界面活性剤としては、
ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等
のアルキル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシン
酸ナトリウム、N−ミリストイルザルコシン酸ナトリウ
ム等のN−アシルザルコシン酸ナトリウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪
酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ
酢酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリ
ウム等のN−アシルグルタミン酸塩、N−メチル−N−
アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルア
ラニンナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウ
ムなどが用いられる。
活性剤、ノニオン界面活性剤又は両性イオン界面活性剤
を用いることができる。アニオン界面活性剤としては、
ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等
のアルキル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシン
酸ナトリウム、N−ミリストイルザルコシン酸ナトリウ
ム等のN−アシルザルコシン酸ナトリウム、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪
酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ
酢酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリ
ウム等のN−アシルグルタミン酸塩、N−メチル−N−
アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルア
ラニンナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウ
ムなどが用いられる。
【0031】ノニオン界面活性剤としては、ショ糖脂肪
酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂
肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル、マルチトール脂肪
酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステル等の糖アルコ
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ラウリン酸モノ又はジエタノ
ールアミド、ミリスチン酸モノ又はジエタノールアミド
等の脂肪酸ジエタノールアミド、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステルな
どが用いられる。
酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂
肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル、マルチトール脂肪
酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステル等の糖アルコ
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ラウリン酸モノ又はジエタノ
ールアミド、ミリスチン酸モノ又はジエタノールアミド
等の脂肪酸ジエタノールアミド、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステルな
どが用いられる。
【0032】両性イオン界面活性剤としては、N−ラウ
ロイルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミ
ノエチルグリシン等のN−アルキルジアミノエチルグリ
シン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウ
ムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリンベタインナトリウムなどが用いられる。
ロイルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミ
ノエチルグリシン等のN−アルキルジアミノエチルグリ
シン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウ
ムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミ
ダゾリンベタインナトリウムなどが用いられる。
【0033】なお、界面活性剤は、上記したものの1種
を単独で用いても2種以上を併用しても差し支えなく、
その配合量は、組成物全体の0.1〜3%とすることが
できる。
を単独で用いても2種以上を併用しても差し支えなく、
その配合量は、組成物全体の0.1〜3%とすることが
できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、使用中及び使
用直後に口腔内で配糖体由来の効果が満足に発揮され、
かつその配糖体由来の効果が持続し、しかも配糖体由来
の苦味が低減され、嗜好性に優れたもので、エタノール
等の清涼感増強成分の低減も可能であり、各種剤型に調
製して幅広く使用することができる。
用直後に口腔内で配糖体由来の効果が満足に発揮され、
かつその配糖体由来の効果が持続し、しかも配糖体由来
の苦味が低減され、嗜好性に優れたもので、エタノール
等の清涼感増強成分の低減も可能であり、各種剤型に調
製して幅広く使用することができる。
【0035】
【実施例】以下、実験例及び実施例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の%はいずれも重量%であ
る。
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の%はいずれも重量%であ
る。
【0036】〔実験例1〕表1に示すようにメントール
の配合量を変化させた液体口腔用組成物、表2に示すよ
うにl−メンチル−β−D−マルトシドの配合量を変化
させた液体口腔用組成物を調製し、マイルドな清涼感と
その持続性を専門パネル10名により官能評価試験を行
い、下記基準により評価した。結果を表1,2に示す。評価基準 : ◎ 効果が非常に良好である。 ○ 効果が良好である。 × 効果が認められないか、逆効果である。 表1,2の結果より、液体口腔用組成物にメントール又
はl−メンチル−β−D−マルトシドを単独で配合して
もマイルドな清涼感とその持続性とを兼ね備えた口腔用
組成物を得ることはできないことが確認された。
の配合量を変化させた液体口腔用組成物、表2に示すよ
うにl−メンチル−β−D−マルトシドの配合量を変化
させた液体口腔用組成物を調製し、マイルドな清涼感と
その持続性を専門パネル10名により官能評価試験を行
い、下記基準により評価した。結果を表1,2に示す。評価基準 : ◎ 効果が非常に良好である。 ○ 効果が良好である。 × 効果が認められないか、逆効果である。 表1,2の結果より、液体口腔用組成物にメントール又
はl−メンチル−β−D−マルトシドを単独で配合して
もマイルドな清涼感とその持続性とを兼ね備えた口腔用
組成物を得ることはできないことが確認された。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】〔実験例2〕表3に示す香料を使用して表
4に示す組成の液体口腔用組成物を調製し、苦味低減効
果について専門パネル10名により官能評価試験を行
い、下記基準により評価した。結果を表3に示す。 ◎ 苦味低減効果が著しく認められる。 ○ 苦味低減効果が認められる。 × 苦味低減効果が認められない。 表4の結果より、N−置換−p−メンタン−3−カルボ
キサミド類を添加すると、メントール配糖体の苦味を低
減できることがわかった。
4に示す組成の液体口腔用組成物を調製し、苦味低減効
果について専門パネル10名により官能評価試験を行
い、下記基準により評価した。結果を表3に示す。 ◎ 苦味低減効果が著しく認められる。 ○ 苦味低減効果が認められる。 × 苦味低減効果が認められない。 表4の結果より、N−置換−p−メンタン−3−カルボ
キサミド類を添加すると、メントール配糖体の苦味を低
減できることがわかった。
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】〔実験例3〕表5に示す組成の液体口腔用
組成物を調製し、使用中の清涼感、刺激、苦味及び5分
後の清涼感を専門パネル10名により官能評価試験を行
い、下記基準により評価した。結果を表5に示す。 ◎ 効果が非常に良好である。 ○ 効果が良好である。 △ 効果が認められる。 × 効果が認められないか、逆効果である。 表5の結果より、メントール配糖体とN−置換−p−メ
ンタン−3−カルボキサミド類とを併用することによ
り、使用中及び使用直後の口腔内の清涼感及び刺激がマ
イルドで、かつそのマイルドな清涼感及び刺激が持続
し、嗜好性に優れた液体口腔用組成物を調製可能である
ことがわかった。
組成物を調製し、使用中の清涼感、刺激、苦味及び5分
後の清涼感を専門パネル10名により官能評価試験を行
い、下記基準により評価した。結果を表5に示す。 ◎ 効果が非常に良好である。 ○ 効果が良好である。 △ 効果が認められる。 × 効果が認められないか、逆効果である。 表5の結果より、メントール配糖体とN−置換−p−メ
ンタン−3−カルボキサミド類とを併用することによ
り、使用中及び使用直後の口腔内の清涼感及び刺激がマ
イルドで、かつそのマイルドな清涼感及び刺激が持続
し、嗜好性に優れた液体口腔用組成物を調製可能である
ことがわかった。
【0043】
【表5】
【0044】〔実験例4〕表6に示す苦味を有する配糖
体を使用し、下記組成の洗口剤組成物を調製した。この
洗口剤組成物においてN−エチル−p−メンタン−3−
カルボキサミドを0.2%配合した場合と無配合の場合
とを比較し、苦味低減効果を評価した。結果を表6に併
記する。洗口剤組成 : クエン酸 0.3% クエン酸ナトリウム 0.3 エタノール 7.0 グリセリン(85%) 10.0 表6に示す配糖体 0.05 N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0又は0.2 メントール 0.1 ペパーミント油 0.1 サッカリンナトリウム 0.01 精製水 残 計 100.0% 表6の結果より、N−置換−p−メンタン−3−カルボ
キサミド類は苦味を有する配糖体の苦味の低減効果に優
れていることが確認された。
体を使用し、下記組成の洗口剤組成物を調製した。この
洗口剤組成物においてN−エチル−p−メンタン−3−
カルボキサミドを0.2%配合した場合と無配合の場合
とを比較し、苦味低減効果を評価した。結果を表6に併
記する。洗口剤組成 : クエン酸 0.3% クエン酸ナトリウム 0.3 エタノール 7.0 グリセリン(85%) 10.0 表6に示す配糖体 0.05 N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0又は0.2 メントール 0.1 ペパーミント油 0.1 サッカリンナトリウム 0.01 精製水 残 計 100.0% 表6の結果より、N−置換−p−メンタン−3−カルボ
キサミド類は苦味を有する配糖体の苦味の低減効果に優
れていることが確認された。
【0045】
【表6】
【0046】 〔実施例1〕デンタルリンス 塩化セチルピリジニウム 0.05% クエン酸 0.2 クエン酸ナトリウム 0.2 エタノール 5.0 l−メンチル−β−D−マルトシド 1.0 N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.05 ペパーミント油 0.1 メントール 0.05 ハーブフレーバー 0.05 クロロフィル 0.001 アネトール 0.01 サッカリンナトリウム 0.01精製水 残 計 100.0%
【0047】 〔実施例2〕練歯磨 第2リン酸カルシウム・2水和物 10 % ゼオライト 10 ソルビット液(60%) 20 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カラギーナン 0.5 ポリエチレングリコール 1.0 酸化チタン 0.1 サッカリンナトリウム 0.1 ペパーミント油 0.2 メントール 0.3 l−メンチル−β−D−マルトシド 1.0 l−メンチル−β−D−グルコピラノシド 0.05 N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.3 アネトール 0.1 フルーツフレーバー 0.05精製水 残 計 100.0%
【0048】 〔実施例3〕液状歯磨 ジルコニウム結合ケイ酸塩 10 % 沈降性シリカ 10 グリセリン液(80%) 40 キサンタンガム 0.2 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 ポリアクリル酸ナトリウム 2.5 プロピレングリコール 1.0 フッ化ナトリウム 0.2 サッカリンナトリウム 0.2 メントール 0.4 スペアミント油 0.05 l−メンチル−β−D−マルトシド 0.5 N−メチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.5 レモン油 0.2 アニス油 0.1 カルダモンオレオレジン 0.05 ブリリアントブルー 微量精製水 残 計 100.0%
【0049】 〔実施例4〕洗口剤 リン酸 0.2 % グリセリン(85%) 10.0 エタノール(95%) 10.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.2 メントール 0.1 スペアミント油 0.005 l−メンチル−β−D−マルトシド 0.5 N−プロピル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.3 グリチルリチン酸ジカリウム 0.05 ステビオサイド 0.03精製水 残 計 100.0%
【0050】 〔実施例5〕マウスウォッシュ 酒石酸ナトリウム 0.2 % グリセリン(85%) 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.1 ペパーミント油 0.1 シネオール 0.01 l−メンチル−β−D−グルコピラノシド 0.05 N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.01 N−ブチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.05 塩化ベンザルコニウム 0.05 トラネキサム酸 0.02 ステビアエキス 0.03精製水 残 計 100.0%
【0051】 〔実施例6〕マウスリンス 塩化セチルピリジニウム 0.02% クエン酸ナトリウム 0.01 クエン酸 0.02 l−メンチル−β−D−マルトシド 0.15 N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.05 サッカリンナトリウム 0.002 ステビオサイド 0.03 アップルフレーバー 0.002精製水 残 計 100.0%
【0052】 〔実施例7〕液状口中清涼剤 エタノール 40.0% ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60.E.O) 2.0 ソルビット液(60%) 30.0 ペパーミント油 0.5 メントール 0.5 l−メンチル−β−D−グルコピラノシド 2.5 N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.5 アニス油 0.2精製水 残 計 100.0%
【0053】 〔実施例8〕チューインガム ガムベース 45 % 水飴 10 粉糖 40 ペパーミント油 0.1 メントール 0.1 N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.1 l−メンチル−β−D−グルコピラノシド 2.5 アニス油 1.0精製水 残 計 100.0%
【0054】 〔実施例9〕トローチ アラビアゴム 7 % ブドウ糖 75 キシリトール 10 ステビアエキス 0.05 ゼラチン 4 塩酸クロルヘキシジン 0.02 N−プロピル−p−メンタン−3−カルボキサミド 0.1 l−メンチル−β−D−グルコピラノシド 2 ペパーミント油 0.1 l−メントール 0.2 ハーブフレーバー 0.2精製水 残 計 100.0%
Claims (3)
- 【請求項1】 苦味を有する配糖体と下記一般式(1)
で示されるN−置換−p−メンタン−3−カルボキサミ
ド類とを併用してなることを特徴とする口腔用組成物。 【化1】 (但し、式中Rは炭素数1〜10のアルキル基又はアル
ケニル基である。) - 【請求項2】 N−置換−p−メンタン−3−カルボキ
サミド類の配合量が組成物全体の0.01〜1重量%で
ある請求項1記載の口腔用組成物。 - 【請求項3】 苦味を有する配糖体が、メントール、リ
ナロール、ゲラニオール、ネロール、シトロネロール、
ラバンジュロール、ムゴール、ボルネオール、サンタロ
ール、セドール、ベチベロール、ファルネソール、ネロ
リドール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコ
ール、シンナミックアルコール、アニスアルコール、ア
ミルシンナミックアルコール、チモール、カルバクロー
ル、オイゲノール、バニリン、エチルバニリン、サリチ
ル酸、サリチル酸メチル、サリチル酸エチル、サリチル
アルデヒド、シス−3−ヘキセノール、トランス−2−
ヘキセノール、ヘキサノール、ノナジエノール、リラー
ル、2,4−ジメチル−3−ペンタノール及びリナロー
ルオキサイドから選ばれる化合物の配糖体である請求項
1又は2記載の口腔用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14002695A JPH08310930A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 口腔用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14002695A JPH08310930A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 口腔用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310930A true JPH08310930A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15259231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14002695A Pending JPH08310930A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 口腔用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08310930A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6042812A (en) * | 1996-11-26 | 2000-03-28 | The Procter & Gamble Company | Flavor systems for oral care products |
JP2000109489A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-04-18 | General Electric Co <Ge> | 香気放出性オレフィン性シラン |
JP2002104949A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-04-10 | Kao Corp | 口腔用組成物 |
JP2016222579A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | ライオン株式会社 | 口腔用組成物 |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP14002695A patent/JPH08310930A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6042812A (en) * | 1996-11-26 | 2000-03-28 | The Procter & Gamble Company | Flavor systems for oral care products |
JP2000109489A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-04-18 | General Electric Co <Ge> | 香気放出性オレフィン性シラン |
JP4562224B2 (ja) * | 1998-08-28 | 2010-10-13 | モーメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・インク | 香気放出性オレフィン性シラン |
JP2002104949A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-04-10 | Kao Corp | 口腔用組成物 |
JP2016222579A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | ライオン株式会社 | 口腔用組成物 |
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