JPH08302912A - 金属製屋根瓦 - Google Patents

金属製屋根瓦

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JPH08302912A
JPH08302912A JP11079295A JP11079295A JPH08302912A JP H08302912 A JPH08302912 A JP H08302912A JP 11079295 A JP11079295 A JP 11079295A JP 11079295 A JP11079295 A JP 11079295A JP H08302912 A JPH08302912 A JP H08302912A
Authority
JP
Japan
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edge
metal
roof tile
curved
metal roof
Prior art date
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Application number
JP11079295A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kutsuwada
和夫 轡田
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SEKINO KOJO KK
Original Assignee
SEKINO KOJO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 中央湾曲凹部3とこの中央湾曲凹部3の左右
両端に湾曲凸部4・5を形成した基板2の後辺縁部に、
後辺縁を上方かつ前方にL字状に折り返して後折曲縁1
2が形成されると共に、基板2の前辺縁部には、前辺縁
を下方かつ後方にL字状に折り返して前折曲縁13が形
成される。前折曲縁13における水平板13bの先端縁
は、後方に向かって凸となる湾曲状に形成されている。 【効果】 神社、仏閣或いは城郭等の反り屋根や湾曲屋
根に対応し得る金属製屋根瓦1を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板をL字状に折り返
して前折曲縁及び後折曲縁が形成された金属製屋根瓦に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般家屋や工場等の建屋に使用される従
来の金属製屋根板として、例えば、実公昭60−422
号公報に開示されたものがある。
【0003】上記公報の金属製屋根板50は、図10に
示すように、長方形の基板51の後辺縁部に、後辺縁を
上方かつ前方にL字状に折り返して後折曲縁52が形成
され、基板51の前辺縁部には、前辺縁を下方かつ後方
にL字状に折り返して前折曲縁53が形成されている。
【0004】また、この金属製屋根板50の左側縁部に
は、左側縁を基板51より直角上方へ折り曲げ、かつ、
水平に内側へ折曲し、さらに、その端部を下方に垂直に
折り曲げた左折曲縁54が形成され、右側縁部には右側
縁を基板51より上方へ直角に折り曲げ、さらに外側へ
水平に折り曲げ、かつその端部を下方へ垂直に折り曲げ
た右折曲縁55が形成されている。
【0005】そして、この金属製屋根板50…を複数連
結するときには、図11及び図12に示すように、1つ
の金属製屋根板50の左折曲縁54と他の金属製屋根板
50の右折曲縁55とを重ねて接合すると共に、水抜き
用の捨板56を接合部分にはめ込む。これを繰り返すこ
とによって、図13に示すように、葺き屋根が形成され
る。
【0006】また、他の例としては、実公昭51−28
97号公報に開示されたものがある。
【0007】この公報に開示された金属製屋根瓦60
は、図14に示すように、軒側端部にL字型重複部61
が形成されると共に、棟側端部にL字状の突起部62が
形成されている。
【0008】そして、金属製屋根瓦60…を連結すると
きは、図15に示すように、L字型重複部61と突起部
62とを重ね合わせる。また、横方向には、各金属製屋
根瓦60…の側端部同士が重ねられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の金属製屋根板50及び金属製屋根瓦60では、いず
れも、後折曲縁52及び前折曲縁53並びにL字型重複
部61及び突起部62の各端縁部が全て直線的に形成さ
れているので、各金属製屋根板50…同士、及び各金属
製屋根瓦60…同士を整理された状態ではなく一部乱し
て並べるということが困難であるという問題点を有して
いる。
【0010】すなわち、神社、仏閣或いは城郭等の屋根
においては、反り屋根や湾曲屋根が多くみられる。この
反り屋根や湾曲屋根を形成する場合に、従来の粘度瓦で
は、形状が単純であったために、反りや湾曲に自由に対
応することができたが、上記に掲げた金属製屋根板50
及び金属製屋根瓦60では、L字状の後折曲縁52及び
前折曲縁53並びにL字型重複部61及びL字状の突起
部62の各端縁部が直線的に形成されているので、対応
が困難である。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、神社、仏閣或いは城郭等
の反り屋根や湾曲屋根に対応し得る金属製屋根瓦を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の金
属製屋根瓦は、上記課題を解決するために、中央湾曲凹
部とこの中央湾曲凹部の左右両端に湾曲凸部を形成した
基板の後辺縁部に、後辺縁を上方かつ前方にL字状に折
り返して後折曲縁が形成されると共に、基板の前辺縁部
には、前辺縁を下方かつ後方にL字状に折り返して前折
曲縁が形成された金属製屋根瓦において、上記の前折曲
縁における水平板の先端縁は、後方に向かって凸となる
湾曲状に形成されていることを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明の金属製屋根瓦は、上
記課題を解決するために、中央湾曲凹部とこの中央湾曲
凹部の左右両端に湾曲凸部を形成した基板の後辺縁部
に、後辺縁を上方かつ前方にL字状に折り返して後折曲
縁が形成されると共に、基板の前辺縁部には、前辺縁を
下方かつ後方にL字状に折り返して前折曲縁が形成され
た金属製屋根瓦において、上記の前折曲縁における水平
板の高さは、各基板の側端部同士を横並びで互いに重ね
合わせたときに隙間を形成すべく左右の両端でそれぞれ
異なるように形成されていることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の構成によれば、金属製屋根瓦を前後
に併設する場合に、前側の金属製屋根瓦における後辺縁
部の例えば左側部分を、後側の金属製屋根瓦における前
折曲縁における水平板の先端縁の左側部分に当接させる
ことにより、水平板の先端縁が後方に向かって凸となる
湾曲状に形成されているので、同一平面内においてくの
字状に屈曲させることができる。
【0015】このため、神社、仏閣或いは城郭等の反り
屋根や湾曲屋根に対応し得る金属製屋根瓦を提供するこ
とができる。
【0016】また、請求項2の構成によれば、各基板の
側端部同士を横並びで互いに重ね合わせたときに、前折
曲縁における水平板の高さは、左右の両端でそれぞれ異
なるように形成されているので、前折曲縁における水平
板同士の間に隙間が形成される。このため、後折曲縁の
重合部分を固定した状態で、各基板の前側を左右にずら
すことができ、これによって、基板同士を上下方向に屈
曲させることができる。
【0017】したがって、神社、仏閣或いは城郭等の反
り屋根や湾曲屋根に対応し得る金属製屋根瓦を提供する
ことができる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図9に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】本実施例の金属製屋根瓦は、神社、仏閣或
いは城郭等の屋根における反り屋根や湾曲屋根又は円形
屋根に好適に使用されるものであり、一枚の例えば塗装
鋼板等の金属板にて形成されている。なお、必ずしも鋼
板に限らず、例えば、アルミニウム板又は銅板等の金属
板でも良い。
【0020】図2に示すように、上記金属製屋根瓦1に
おける基板2には、中央湾曲凹部3とこの中央湾曲凹部
3の左右両端に湾曲凸部としての左湾曲凸部4及び右湾
曲凸部5が形成されており、平瓦に似せて形成されてい
る。
【0021】この中央湾曲凹部3は、図3にも示すよう
に、湾曲の深さが十分にとられており、雨水の単位時間
当たりの流出量を大きくするようになっている。
【0022】上記の左湾曲凸部4における側端部近傍に
は、一筋の凸条6と、この凸条6に沿う二筋の凹条7・
7が凸条6の両側に形成されている。この凸条6の幅
は、各凹条7・7の幅よりも小さいものとなっている。
【0023】一方、同図に示すように、右湾曲凸部5に
も、一筋の凸条8と、この凸条8に沿う二筋の凹条9・
9が凸条8の両側に形成されている。この凸条8の幅
は、凹条9・9の幅よりも大きく形成されている。これ
ら金属製屋根瓦1の左湾曲凸部4における凸条6及び凹
条7・7並びに右湾曲凸部5における凸条8及び凹条9
・9は、雨水が左湾曲凸部4及び右湾曲凸部5の頂部へ
侵入することを防止するための水切りとして形成されて
いるものである。
【0024】また、上記左湾曲凸部4及び右湾曲凸部5
の各頂部位置には、小さな突起10・11がそれぞれ例
えば1個ずつ形成されており、さらに、この突起10・
11間の距離は例えば30cmとなっているので、この
突起10・11を目印として心出し作業を容易に行うこ
とができるようになっている。
【0025】一方、上記の基板2には、図2に示すよう
に、後辺縁部に、後辺縁を上方かつ前方にL字状に折り
返して後折曲縁12が形成されると共に、基板2の前辺
縁部には、前辺縁を下方かつ後方にL字状に折り返して
前折曲縁13が形成されている。
【0026】図4に示すように、上記の前折曲縁13に
おける垂下部13a及び後折曲縁12における立設部1
2aの高さHは、例えば約25mmとなっており、金属
製屋根瓦1…同士を重ねたときに雨水が侵入しないよう
に十分な高さが確保されている。
【0027】また、図3に示すように、前折曲縁13の
垂下部13a及び後折曲縁12の立設部12aは、右湾
曲凸部5の右側端においては、基板2の端縁から垂下又
は立設されている。しかし、左湾曲凸部4の左側端にお
いては、前折曲縁13の垂下部13aは、基板2に少し
舌片を残す状態で切り欠かれて下方に略垂直に垂下する
一方、後折曲縁12の立設部12aは、基板2の略左端
縁から傾斜を有して切り欠かれた状態で形成されてい
る。
【0028】さらに、後折曲縁12における水平板12
bには左湾曲凸部4及び右湾曲凸部5の近傍に凹部12
c・12dがそれぞれ形成されている。凹部12cは凹
部12dよりも左右方向の幅が広くなっている。これら
凹部12c・12dは、2つの金属製屋根瓦1・1同士
における後折曲縁12・12を重ね合わせるときに、互
いに重ね合わされようになっており、これによって、金
属製屋根瓦1・1同士における後折曲縁12・12が固
定されるようになっている。
【0029】また、上記の前折曲縁13における水平板
13bの高さは、図5(a)に示すように、各金属製屋
根瓦1・1の側端部同士を横並びで互いに重ね合わせた
ときに隙間Dを形成すべく左右の両端でそれぞれ異なる
ように形成されている。
【0030】すなわち、本実施例では、前折曲縁13に
おける水平板13bは、基板2からの高さが右湾曲凸部
5の近傍と左湾曲凸部4の近傍とでは、異なるように形
成されている。したがって、1つの金属製屋根瓦1にお
ける基板2の右湾曲凸部5と他の金属製屋根瓦1におけ
る基板2の左湾曲凸部4とを重ね合わせたときに、隙間
Dが形成されるようになっている。
【0031】この結果、1つの金属製屋根瓦1における
基板2の右湾曲凸部5と他の金属製屋根瓦1における基
板2の左湾曲凸部4とを重ね合わせたときに、後折曲縁
12・12を凹部12c・12dにて固定した状態で、
各基板2の前折曲縁13を左右にずらすことができ、こ
れによって、基板2・2同士を上下方向に屈曲させるこ
とができる。すなわち、図5(a)に示すように、右側
の金属製屋根瓦1における左湾曲凸部4を左側の金属製
屋根瓦1における右湾曲凸部5に矢印X方向に深く挿入
したときには、右側の金属製屋根瓦1は、左側の金属製
屋根瓦1に対して矢印Vで示すように上方へ持ち上がる
ようになる。一方、図5(b)に示すように、図5
(a)の状態から右側の金属製屋根瓦1を矢印Y方向へ
移動して右側の金属製屋根瓦1における左湾曲凸部4を
左側の金属製屋根瓦1における右湾曲凸部5に浅く挿入
したときには右側の金属製屋根瓦1は、左側の金属製屋
根瓦1に対して矢印Wで示すように下方へ下がるように
なる。
【0032】したがって、神社、仏閣或いは城郭等の反
り屋根や湾曲屋根に対応し得る金属製屋根瓦を提供する
ことができる。
【0033】一方、上記前折曲縁13における水平板1
3bの先端縁は、図1に示すように、後方に向かって凸
となる湾曲状に形成されている。すなわち、一般的に
は、同図において、二点鎖線で示すように、金属製屋根
瓦1の幅方向の中央部分も左右の両端部分も同じ突出寸
法に形成されるが、本実施例では、左右の両端部分の突
出寸法が中央部分の突出寸法よりも徐々に狭くなってい
る。
【0034】したがって、前後に金属製屋根瓦1・1同
士を併置する場合に、図6に示すように、例えば、1つ
の金属製屋根瓦1における前折曲縁13の水平板13b
の右側先端縁を、他の金属製屋根瓦1における後折曲縁
12の右側の立設部12aに当接させることによって、
前後の金属製屋根瓦1・1の配置を同一水平面内におい
て「くの字状」に屈曲させることができる。また、この
とき前後の金属製屋根瓦1・1は、前折曲縁13の右側
の水平板13bと後折曲縁12の右側の立設部12aと
の当接状態で係合しており、両金属製屋根瓦1・1が離
れているのではないので、安定した状態で連結されるも
のとなっている。
【0035】上記の構成を有する金属製屋根瓦1…を並
び配するときには、まず、図5(a)に示すように、1
つの金属製屋根瓦1における基板2の右湾曲凸部5と他
の金属製屋根瓦1における基板2の左湾曲凸部4とを重
ね合わせる。このとき、後折曲縁12・12における凹
部12c・12dが互いに重ね合わされる。また、この
重ね合わせに際して、図2に示すように、右湾曲凸部5
の端部表面に防水テープ20を貼着することによって、
防水性の向上を図ることかできる。
【0036】そして、これらの重ね合わせ動作を繰り返
すことによって、図7に示すように、金属製屋根瓦1を
横並びに連結することができる。また、このように横並
びにした金属製屋根瓦1…を後方に重ねていくことによ
って、屋根を葺くことができる。さらに、同図に示すよ
うに、最後尾の各金属製屋根瓦1…における後折曲縁1
2…には、吊子21…をそれぞれ取り付け、図示しない
下地に固定することによって、台風や地震等による剥が
れにも対抗し得る十分な強度にて固定することができ
る。
【0037】また、この吊子21…は図示しない棟面戸
等にて隠されて露出しないようになっている。
【0038】一方、金属製屋根瓦1・1同士を横並びに
重ねるに際して、例えば、図8に示すように、右側に反
った屋根30に形成する場合には、図5(a)に示すよ
うに、右側の金属製屋根瓦1を左側の金属製屋根瓦1に
深く挿入し、この重合部分にて右側の金属製屋根瓦1を
少し上方向に屈曲させることにより、徐々に屋根を反ら
していくことが可能となる。
【0039】また、図6に示すように、前後の金属製屋
根瓦1・1の配置を同一平面内でくの字状に屈曲させる
ことにより、図9に示すように、全体的に湾曲した屋根
31や図示しない円形屋根を形成することが可能とな
る。
【0040】このように、本実施例の金属製屋根瓦1
は、金属製屋根瓦1…を前後に併設する場合に、前側の
金属製屋根瓦1における後折曲縁12の例えば左側部分
を、後側の金属製屋根瓦1における前折曲縁13の水平
板13bの先端縁の左側部分に当接させることにより、
水平板13bの先端縁が後方に向かって凸となる湾曲状
に形成されているので、同一平面内においてくの字状に
屈曲させることができる。
【0041】このため、神社、仏閣或いは城郭等の反り
屋根30や湾曲屋根31に対応し得る金属製屋根瓦1を
提供することができる。
【0042】また、本実施例の金属製屋根瓦1は、各基
板2…の側端部同士を横並びで互いに重ね合わせたとき
に、前折曲縁13における水平板13bの高さは、左右
の両端でそれぞれ異なるように形成されているので、前
折曲縁13における水平板13b同士の間に隙間Dが形
成される。このため、後折曲縁12の重合部分を固定し
た状態で、各基板2…の前側を左右にずらすことがで
き、これによって、基板2・2同士を上下方向に屈曲さ
せることができる。
【0043】したがって、神社、仏閣或いは城郭等の反
り屋根や湾曲屋根に対応し得る金属製屋根瓦を提供する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明の金属製屋根瓦は、以上
のように、前折曲縁における水平板の先端縁は、後方に
向かって凸となる湾曲状に形成されている構成である。
【0045】これにより、金属製屋根瓦を前後に併設す
る場合に、前側の金属製屋根瓦における後辺縁部の例え
ば左側部分を、後側の金属製屋根瓦における前折曲縁に
おける水平板の先端縁の左側部分に当接させることによ
り、水平板の先端縁が後方に向かって凸となる湾曲状に
形成されているので、同一平面内においてくの字状に屈
曲させることができる。
【0046】このため、神社、仏閣或いは城郭等の反り
屋根や湾曲屋根に対応し得る金属製屋根瓦を提供するこ
とができるという効果を奏する。
【0047】請求項2の発明の金属製屋根瓦は、以上の
ように、前折曲縁における水平板の高さは、各基板の側
端部同士を横並びで互いに重ね合わせたときに隙間を形
成すべく左右の両端でそれぞれ異なるように形成されて
いる構成である。
【0048】これにより、前折曲縁における水平板同士
の間に隙間が形成される。このため、後折曲縁の重合部
分を固定した状態で、各基板の前側を左右にずらすこと
ができ、これによって、基板同士を上下方向に屈曲させ
ることができる。
【0049】したがって、神社、仏閣或いは城郭等の反
り屋根や湾曲屋根に対応し得る金属製屋根瓦を提供する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における金属製屋根瓦を裏面
側から見た斜視図である。
【図2】上記金属製屋根瓦の表面側から見た斜視図であ
る。
【図3】上記金属製屋根瓦の正面図である。
【図4】上記金属製屋根瓦を前後に連結する状態を示す
要部側面図である。
【図5】上記金属製屋根瓦を横並びに重ねて連結する状
態を示す要部正面図であり、(a)は、右側の金属製屋
根瓦を左側の金属製屋根瓦に深く挿入し、この重合部分
にて右側の金属製屋根瓦を少し上方向に屈曲させる状態
を示すものであり、(b)は、右側の金属製屋根瓦を左
側の金属製屋根瓦に浅く挿入し、この重合部分にて右側
の金属製屋根瓦を少し下方向に屈曲させる状態を示すも
のである。
【図6】上記金属製屋根瓦を前後に連結する場合に同一
平面内で屈曲させる状態を示す平面図である。
【図7】上記金属製屋根瓦を横並びに重ねて連結する状
態を示す斜視図である。
【図8】神社、仏閣及び城郭等の反り屋根を示す斜視図
である。
【図9】神社、仏閣及び城郭等の湾曲屋根を示す斜視図
である。
【図10】従来例を示すものであり、金属製屋根板の構
造を示す斜視図である。
【図11】上記金属製屋根板を横並びに連結する状態を
示す斜視図である。
【図12】上記金属製屋根板を横並びに連結する状態を
示す断面図である。
【図13】上記金属製屋根板にて屋根を葺いた状態を示
す斜視図である。
【図14】他の従来例を示すものであり、金属製屋根瓦
の構造を示す斜視図である。
【図15】上記金属製屋根瓦を前後に連結する状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 金属製屋根瓦 2 基板 3 中央湾曲凹部 4 左湾曲凸部(湾曲凸部) 5 右湾曲凸部(湾曲凸部) 12 後折曲縁 12a 立設部 12b 水平板 13 前折曲縁 13a 垂下部 13b 水平板 D 隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央湾曲凹部とこの中央湾曲凹部の左右両
    端に湾曲凸部を形成した基板の後辺縁部に、後辺縁を上
    方かつ前方にL字状に折り返して後折曲縁が形成される
    と共に、基板の前辺縁部には、前辺縁を下方かつ後方に
    L字状に折り返して前折曲縁が形成された金属製屋根瓦
    において、 上記の前折曲縁における水平板の先端縁は、後方に向か
    って凸となる湾曲状に形成されていることを特徴とする
    金属製屋根瓦。
  2. 【請求項2】中央湾曲凹部とこの中央湾曲凹部の左右両
    端に湾曲凸部を形成した基板の後辺縁部に、後辺縁を上
    方かつ前方にL字状に折り返して後折曲縁が形成される
    と共に、基板の前辺縁部には、前辺縁を下方かつ後方に
    L字状に折り返して前折曲縁が形成された金属製屋根瓦
    において、 上記の前折曲縁における水平板の高さは、各基板の側端
    部同士を横並びで互いに重ね合わせたときに隙間を形成
    すべく左右の両端でそれぞれ異なるように形成されてい
    ることを特徴とする金属製屋根瓦。
JP11079295A 1995-05-09 1995-05-09 金属製屋根瓦 Pending JPH08302912A (ja)

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