JPH0829522B2 - ベニヤ単板のテンダ−ライジング装置 - Google Patents
ベニヤ単板のテンダ−ライジング装置Info
- Publication number
- JPH0829522B2 JPH0829522B2 JP61082492A JP8249286A JPH0829522B2 JP H0829522 B2 JPH0829522 B2 JP H0829522B2 JP 61082492 A JP61082492 A JP 61082492A JP 8249286 A JP8249286 A JP 8249286A JP H0829522 B2 JPH0829522 B2 JP H0829522B2
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- JP
- Japan
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- veneer
- tooth
- roll
- shaped
- rotating
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27D—WORKING VENEER OR PLYWOOD
- B27D1/00—Joining wood veneer with any material; Forming articles thereby; Preparatory processing of surfaces to be joined, e.g. scoring
- B27D1/005—Tenderising, e.g. by incising, crushing
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はベニヤ単板(以下単板という)のテンダーラ
イジング装置に関するものである。
イジング装置に関するものである。
従来、単板をテンダーライジングする装置としては、
周囲にゴム等弾性体を被覆した一対の回転するロール
の間に単板を挿入することにより弾性体を変形させ単板
に引張力を与えて小割れ(以下割れという)を形成する
もの単板を小曲率半径のロールに押しつけて単板を曲
げることにより小割れを形成するもの多数の刃物によ
って切り込みを形成するものがある。
周囲にゴム等弾性体を被覆した一対の回転するロール
の間に単板を挿入することにより弾性体を変形させ単板
に引張力を与えて小割れ(以下割れという)を形成する
もの単板を小曲率半径のロールに押しつけて単板を曲
げることにより小割れを形成するもの多数の刃物によ
って切り込みを形成するものがある。
しかるに前記では摩擦力でもって単板に引張力を与
えるものであるから単板における強度の大である部分は
割れが形成されず、また強度が小である部分では割れが
過度に形成されてしまうことと、引張力が作用する方向
に対して単板の繊維方向が傾斜した状態であったとする
と割れが形成されないという欠点があり、では単板の
厚さが薄い場合に割れが形成されないことと、単板の繊
維方向が小曲率半径のロールの軸方向と交差する角度が
大であると割れが充分に形成されないという欠点があ
り、では切込を単板の繊維方向と無関係に形成するこ
とはできるものの単板の繊維を切断してしまうので単板
の強度が低下することと、刃物の刃先を常に鋭利にして
おく必要があり装置としての保守管理が繁雑であるとい
う欠点がそれぞれあったのである。
えるものであるから単板における強度の大である部分は
割れが形成されず、また強度が小である部分では割れが
過度に形成されてしまうことと、引張力が作用する方向
に対して単板の繊維方向が傾斜した状態であったとする
と割れが形成されないという欠点があり、では単板の
厚さが薄い場合に割れが形成されないことと、単板の繊
維方向が小曲率半径のロールの軸方向と交差する角度が
大であると割れが充分に形成されないという欠点があ
り、では切込を単板の繊維方向と無関係に形成するこ
とはできるものの単板の繊維を切断してしまうので単板
の強度が低下することと、刃物の刃先を常に鋭利にして
おく必要があり装置としての保守管理が繁雑であるとい
う欠点がそれぞれあったのである。
また実公昭52−31333号公報では接触面において互い
に斜交する多数の斜溝をそれぞれ外周に設けた一対のゴ
ムロールの間へ単板を挿入し、ゴムロールの山の部分が
単板に圧接され単板の表裏両面で互いに逆方向に弾性変
形することで単板に引張力を与えて適度の歪を生じさ
せ、波打変形を防止および除去する装置が提案されてい
る。しかるにこの様な装置でも前記の場合と同様に単
板の強度の違いによって割れの形成される程度が大きく
異なることと、繊維方向が傾斜した角度によってはこの
程度の引張力では割れを発生し得ないという問題点は依
然解消されなかったのである。
に斜交する多数の斜溝をそれぞれ外周に設けた一対のゴ
ムロールの間へ単板を挿入し、ゴムロールの山の部分が
単板に圧接され単板の表裏両面で互いに逆方向に弾性変
形することで単板に引張力を与えて適度の歪を生じさ
せ、波打変形を防止および除去する装置が提案されてい
る。しかるにこの様な装置でも前記の場合と同様に単
板の強度の違いによって割れの形成される程度が大きく
異なることと、繊維方向が傾斜した角度によってはこの
程度の引張力では割れを発生し得ないという問題点は依
然解消されなかったのである。
本発明はこれら問題点を解決するために、周面に回転
方向又は回転方向と交差する方向へ延びる歯先線を有す
る歯状突起部を多数備えた回転可能な一対の回転体を、
ベニヤ単板の挿通部において互いの歯状突起部の間隔を
挿通するベニヤ単板の厚さより小に設定して配置し、前
記挿通部へベニヤ単板をその単板繊維方向又は単板繊維
と直交する方向へ挿通させることにより、ベニヤ単板に
小割れを入れるベニヤ単板のテンダーライジング装置に
おいて、前記歯状突起部を鉄、鋼、ステンレス等の剛体
で形成すると共に、前記挿通部における互いの歯先線が
交差する状態に形成することを特徴とするものである。
ここに回転方向と交差する方向へ延びる歯先線とは、回
転軸線と平行な歯先線、回転軸線と所定の角度を以って
交わる傾斜歯先線、回転軸線と所定の角度を以って交わ
る螺旋(スパイラル)状歯先線、回転軸線方向へ連なる
ジグザグ歯先線等を総称し、又歯状突起部とは、歯先線
と直交する断面形状が三角形であるもののほか、歯先部
が尖っておらず歯先面が形成されているものも含む意で
ある。
方向又は回転方向と交差する方向へ延びる歯先線を有す
る歯状突起部を多数備えた回転可能な一対の回転体を、
ベニヤ単板の挿通部において互いの歯状突起部の間隔を
挿通するベニヤ単板の厚さより小に設定して配置し、前
記挿通部へベニヤ単板をその単板繊維方向又は単板繊維
と直交する方向へ挿通させることにより、ベニヤ単板に
小割れを入れるベニヤ単板のテンダーライジング装置に
おいて、前記歯状突起部を鉄、鋼、ステンレス等の剛体
で形成すると共に、前記挿通部における互いの歯先線が
交差する状態に形成することを特徴とするものである。
ここに回転方向と交差する方向へ延びる歯先線とは、回
転軸線と平行な歯先線、回転軸線と所定の角度を以って
交わる傾斜歯先線、回転軸線と所定の角度を以って交わ
る螺旋(スパイラル)状歯先線、回転軸線方向へ連なる
ジグザグ歯先線等を総称し、又歯状突起部とは、歯先線
と直交する断面形状が三角形であるもののほか、歯先部
が尖っておらず歯先面が形成されているものも含む意で
ある。
次に本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図及び第2図は、本発明の実施例装置の単板挿入
側に搬入コンベアBを設けた状態を示す主要部の正面図
及び右側面図で、1、2はギヤ5、6等の駆動装置によ
り矢印方向へ周速を合わせて回転駆動する一対の回転ロ
ールである。これら回転ロール1、2の周面には、所定
方向へ延びる歯先線を有し、且つ該歯先線と直交する断
面形状が頂角ほぼ40度、高さ5mmの二等辺三角形である
ところの歯状突起部7、8が所定間隔で以って多数形成
されている。即ち回転ロール1の周面には回転方向に連
続する歯状突起部(以下単に突起部という)7を、該回
転ロールの軸3方向へ一定間隔(約5mmピッチ)で多数
設けると共に、一方、回転ロール2の周面には該回転ロ
ールの軸4と平行な方向に連続する突起部8を、回転ロ
ール2の回転方向へ同じく一定間隔(約3.6mmピッチ)
で多数設ける。因に該回転ロール1、2の直径は75mmで
ある。又これらの突起部は鉄、鋼、ステンレス、硬質プ
ラスチック、セラミック等の剛体で形成されている。
側に搬入コンベアBを設けた状態を示す主要部の正面図
及び右側面図で、1、2はギヤ5、6等の駆動装置によ
り矢印方向へ周速を合わせて回転駆動する一対の回転ロ
ールである。これら回転ロール1、2の周面には、所定
方向へ延びる歯先線を有し、且つ該歯先線と直交する断
面形状が頂角ほぼ40度、高さ5mmの二等辺三角形である
ところの歯状突起部7、8が所定間隔で以って多数形成
されている。即ち回転ロール1の周面には回転方向に連
続する歯状突起部(以下単に突起部という)7を、該回
転ロールの軸3方向へ一定間隔(約5mmピッチ)で多数
設けると共に、一方、回転ロール2の周面には該回転ロ
ールの軸4と平行な方向に連続する突起部8を、回転ロ
ール2の回転方向へ同じく一定間隔(約3.6mmピッチ)
で多数設ける。因に該回転ロール1、2の直径は75mmで
ある。又これらの突起部は鉄、鋼、ステンレス、硬質プ
ラスチック、セラミック等の剛体で形成されている。
これらの回転ロール1、2は、単板Pの挿通部におい
て相対する突起部7、8の間隔を単板Pの厚さより小
に、好ましくは単板Pの厚さの0〜40%で以って設置さ
れている。
て相対する突起部7、8の間隔を単板Pの厚さより小
に、好ましくは単板Pの厚さの0〜40%で以って設置さ
れている。
以上のように構成されたテンダーライジング装置にお
いて、搬入コンベアBの上に単板Pを、その単板繊維方
向が搬送方向と直交する状態に載置する。すると単板P
は搬送方向へ進行し、回転ロール1、2の間に噛み込ま
れ、該単板Pは、前記突起部7及び8により表裏両面か
ら押圧される。これらの突起部7、8は、単板の挿通部
においては互いの歯先線が交差する状態に形成されてい
るため、前記単板Pは、第3図に示すように押圧され
る。即ち第3図においては、突起部7が単板Pの表面に
接する箇所を実線で示し、突起部8が単板Pの裏面に接
する箇所を点線でそれぞれ示しており、実線と点線が交
差する部分及びその若干の周囲の部分(以下両者を部分
Aという)が、剛体である突起部7、8で押圧されて変
形することになる。
いて、搬入コンベアBの上に単板Pを、その単板繊維方
向が搬送方向と直交する状態に載置する。すると単板P
は搬送方向へ進行し、回転ロール1、2の間に噛み込ま
れ、該単板Pは、前記突起部7及び8により表裏両面か
ら押圧される。これらの突起部7、8は、単板の挿通部
においては互いの歯先線が交差する状態に形成されてい
るため、前記単板Pは、第3図に示すように押圧され
る。即ち第3図においては、突起部7が単板Pの表面に
接する箇所を実線で示し、突起部8が単板Pの裏面に接
する箇所を点線でそれぞれ示しており、実線と点線が交
差する部分及びその若干の周囲の部分(以下両者を部分
Aという)が、剛体である突起部7、8で押圧されて変
形することになる。
その結果、前記部分Aには引張力が作用することにな
るが、単板Pの前記部分A以外の部分では、一方の面に
は突起部7又は突起部8が当接していても反対の面には
突起部8又は突起部7が当接していないといった状態と
なっており、従って単板Pは前記部分A以外の部分では
引張力を妨げる力は何も無く、結局単板Pには引張力に
よって強度の弱い方向即ちその箇所での繊維方向に沿っ
た方向に割れ9が形成されるのである。
るが、単板Pの前記部分A以外の部分では、一方の面に
は突起部7又は突起部8が当接していても反対の面には
突起部8又は突起部7が当接していないといった状態と
なっており、従って単板Pは前記部分A以外の部分では
引張力を妨げる力は何も無く、結局単板Pには引張力に
よって強度の弱い方向即ちその箇所での繊維方向に沿っ
た方向に割れ9が形成されるのである。
以上のようにして単板P全体に亘って、各部分A毎に
繊維方向に沿って割れが形成されるため、繊維方向が複
雑に入り乱れている単板であっても支障なくテンダーラ
イジング処理することができるのである。
繊維方向に沿って割れが形成されるため、繊維方向が複
雑に入り乱れている単板であっても支障なくテンダーラ
イジング処理することができるのである。
又刃物を用いてテンダーライジング処理する装置に比
べて単板の繊維を切断することがないので単板の強度が
低下することもなく、刃物を鋭利にしておく等の繁雑な
保守管理も不要となるのである。更には、部分的に狭い
範囲で単板を押圧するという作用を、突起部を、単板を
挟んで交差した状態で配置するという簡単な構成で得る
ことができるので、例えば針状の突起部を互いに対応し
た状態に配置する構成に比べれば、製造コストが低廉化
できるのである。
べて単板の繊維を切断することがないので単板の強度が
低下することもなく、刃物を鋭利にしておく等の繁雑な
保守管理も不要となるのである。更には、部分的に狭い
範囲で単板を押圧するという作用を、突起部を、単板を
挟んで交差した状態で配置するという簡単な構成で得る
ことができるので、例えば針状の突起部を互いに対応し
た状態に配置する構成に比べれば、製造コストが低廉化
できるのである。
尚単板Pの挿入方法は、単板繊維と同方区であっても
よいが、前記図示実施例に関していえば単板繊維と直交
する方向へ挿入した方が単板の延び率が高い。又ここに
単板繊維と同方向、単板繊維と直交する方向とは、厳密
な意味での繊維方向を基準としているのではなく、単板
全体をみた時単板の繊維が大略どちらに走っているのか
という程度のことであり、現実に単板繊維も直線であり
且つ全て同一方向を向いているものでもないので、単板
繊維とほぼ同方向、単板繊維とほぼ直交する方向という
意であり、本明細書の全体を通じても同様の趣旨であ
る。
よいが、前記図示実施例に関していえば単板繊維と直交
する方向へ挿入した方が単板の延び率が高い。又ここに
単板繊維と同方向、単板繊維と直交する方向とは、厳密
な意味での繊維方向を基準としているのではなく、単板
全体をみた時単板の繊維が大略どちらに走っているのか
という程度のことであり、現実に単板繊維も直線であり
且つ全て同一方向を向いているものでもないので、単板
繊維とほぼ同方向、単板繊維とほぼ直交する方向という
意であり、本明細書の全体を通じても同様の趣旨であ
る。
次に本発明の他の実施例を説明する。
第4図は、前記一対の回転ロール1、2に代る別の回
転ロールを示すもので、各ロール10、11の周面にロール
の軸12、13方向に対し15〜60度の傾斜角をもった突起部
16、17が等間隔(例えば4mm)を保って螺旋状に突設さ
れている。勿論一対のロール10、11における各突起部1
6、17は、挿通部において互いに交差した関係になくて
はならないから、両ロールの各突起部16、17は同方向、
即ち2列並んだ状態に対設されている。かかる突起部が
螺旋状のロールにおいても、前記同様突起部16、17が交
差する箇所において割れ18が形成されるのであるが(第
5図参照)、該ロールに関してはロール周面に突設する
突起部の形成が容易となり製造コストの低廉化という利
点がある。
転ロールを示すもので、各ロール10、11の周面にロール
の軸12、13方向に対し15〜60度の傾斜角をもった突起部
16、17が等間隔(例えば4mm)を保って螺旋状に突設さ
れている。勿論一対のロール10、11における各突起部1
6、17は、挿通部において互いに交差した関係になくて
はならないから、両ロールの各突起部16、17は同方向、
即ち2列並んだ状態に対設されている。かかる突起部が
螺旋状のロールにおいても、前記同様突起部16、17が交
差する箇所において割れ18が形成されるのであるが(第
5図参照)、該ロールに関してはロール周面に突設する
突起部の形成が容易となり製造コストの低廉化という利
点がある。
以上述べてきた回転ロールは、回転軸の軸周りにロー
ル本体を一体又は一体的に取り付けてなるものである
が、該回転ロールを複数の幅狭のリング状ロールで構成
してもよい。即ち、第6図に示すような幅約40mmの、直
径約295mmのリング状ロール21の周面に、前記同様螺旋
状の突起部22を数本形成し、該リング状ロールをキー材
で回転軸19、20に固定する。このように前記リング状リ
ング21を複数個、回転軸に嵌装することによって、前記
一本の回転ロールと実質的に同様な回転ロールを構成す
ることができる。又例えば突起部の先端が異物によって
破損したとしても、その破損したリング状ロールのみ交
換すればよく、極めて経済的であると共に、後述するよ
うに、突起部の配置を適宜ずらせたり、別のリング状ロ
ールと混合して使用したりすることができ、単板に見合
った回転ロールを構成できる利点がある。
ル本体を一体又は一体的に取り付けてなるものである
が、該回転ロールを複数の幅狭のリング状ロールで構成
してもよい。即ち、第6図に示すような幅約40mmの、直
径約295mmのリング状ロール21の周面に、前記同様螺旋
状の突起部22を数本形成し、該リング状ロールをキー材
で回転軸19、20に固定する。このように前記リング状リ
ング21を複数個、回転軸に嵌装することによって、前記
一本の回転ロールと実質的に同様な回転ロールを構成す
ることができる。又例えば突起部の先端が異物によって
破損したとしても、その破損したリング状ロールのみ交
換すればよく、極めて経済的であると共に、後述するよ
うに、突起部の配置を適宜ずらせたり、別のリング状ロ
ールと混合して使用したりすることができ、単板に見合
った回転ロールを構成できる利点がある。
尚この際、前記螺旋状の突起部を複数備えたリング状
ロールを、第6図のように各ロールの歯先線の方向を交
互に配置し、軸方向に対してジグザグ状に構成すれば、
前述の第1及び第2実施例と同様に割れが形成されるこ
とは勿論、更に次のような効果が期待できる。即ち、前
記第2の実施例の場合には、テンダーライジング処理し
た単板がその材質によっては、突起部の連なる方向と直
角の方向に巻きぐせがついてしまう欠点を有するが、本
実施例は前述の様にジグザグ状に突起部が配置されてい
るので、この巻きぐせをつける力が互いに逆方向に作用
することによって打ち消し合い、平坦な単板となるので
ある。
ロールを、第6図のように各ロールの歯先線の方向を交
互に配置し、軸方向に対してジグザグ状に構成すれば、
前述の第1及び第2実施例と同様に割れが形成されるこ
とは勿論、更に次のような効果が期待できる。即ち、前
記第2の実施例の場合には、テンダーライジング処理し
た単板がその材質によっては、突起部の連なる方向と直
角の方向に巻きぐせがついてしまう欠点を有するが、本
実施例は前述の様にジグザグ状に突起部が配置されてい
るので、この巻きぐせをつける力が互いに逆方向に作用
することによって打ち消し合い、平坦な単板となるので
ある。
第7図及び第8図は、かかるリング状ロールからなる
回転ロールと一体ロールとを組み合わせた実施例を示し
ている。即ち、第7図に示すように、一方には第1実施
例と同様の回転ロール23を、他方には回転軸26に複数の
リング状ロール25を嵌装した回転ロール24を備え、且つ
隣接するリング状ロール25、25においては周面に備えら
れた突起部27が各ロール25の回転方向に1/2ピッチずれ
た関係となるように配置する。
回転ロールと一体ロールとを組み合わせた実施例を示し
ている。即ち、第7図に示すように、一方には第1実施
例と同様の回転ロール23を、他方には回転軸26に複数の
リング状ロール25を嵌装した回転ロール24を備え、且つ
隣接するリング状ロール25、25においては周面に備えら
れた突起部27が各ロール25の回転方向に1/2ピッチずれ
た関係となるように配置する。
以上のように構成した回転ロール23、24の間に単板P
を繊維方向と直交する方向に送り込むと、単板Pの表裏
両面から突起部が直交した位置関係で作用し、前述の第
1実施例と同様に割れが形成される。加えて前記第1実
施例においては、単板Pを繊維方向と直交する方向に送
り込んだ場合、偶々当該単板の繊維方向が前記ロール4
の突起部8と厳密な意味において平行であったとする
と、該突起部によって形成される割れが一直線上に揃っ
てしまい、繊維方向と直交する方向の強度が大きく低下
してしまうことがあったが、本実施例では回転ロール24
の突起部が回転ロール24の軸方向に対して断続した状態
となっているので、割れも一直線上に揃うことがなく前
記欠点を有効に解消することができる。
を繊維方向と直交する方向に送り込むと、単板Pの表裏
両面から突起部が直交した位置関係で作用し、前述の第
1実施例と同様に割れが形成される。加えて前記第1実
施例においては、単板Pを繊維方向と直交する方向に送
り込んだ場合、偶々当該単板の繊維方向が前記ロール4
の突起部8と厳密な意味において平行であったとする
と、該突起部によって形成される割れが一直線上に揃っ
てしまい、繊維方向と直交する方向の強度が大きく低下
してしまうことがあったが、本実施例では回転ロール24
の突起部が回転ロール24の軸方向に対して断続した状態
となっているので、割れも一直線上に揃うことがなく前
記欠点を有効に解消することができる。
更に、第8図に示すように、前記回転ロール24に代え
て回転軸26に2種類のリング状ロール29、30を交互に嵌
装してなるロール28を備えてもよい。即ち、リング状ロ
ール29と30とでは、回転ロールの軸26と平行な突起部の
突設ピッチが異なり、かかる2種類のリング状ロールを
ロール軸26の軸方向へ交互に嵌装する。
て回転軸26に2種類のリング状ロール29、30を交互に嵌
装してなるロール28を備えてもよい。即ち、リング状ロ
ール29と30とでは、回転ロールの軸26と平行な突起部の
突設ピッチが異なり、かかる2種類のリング状ロールを
ロール軸26の軸方向へ交互に嵌装する。
このように構成したテンダーライジング装置では、リ
ング状ロール29の突起部がリング状ロール30の突起部の
ピッチより小さく配置してあるので、該リング状ロール
29が当接する部分では割れが先行して形成され、単板が
延びた状態となる。その結果隣接しているリング状ロー
ル30が当接する部分に引張力を与え、比較的小さな力で
容易に割れが形成されるのである。
ング状ロール29の突起部がリング状ロール30の突起部の
ピッチより小さく配置してあるので、該リング状ロール
29が当接する部分では割れが先行して形成され、単板が
延びた状態となる。その結果隣接しているリング状ロー
ル30が当接する部分に引張力を与え、比較的小さな力で
容易に割れが形成されるのである。
また、テンダー処理する単板の材質によっては、割れ
が形成されることによる延び方が部分的に異なり、その
結果、進行する単板が蛇行して搬送路からずれてしまい
落下する等のトラブルが生じるころがあるが、このよう
な場合には第9図に示すように相対する回転ロールの一
方又は両方の周面に切欠部Cを形成し、回転ロールの一
回転毎に割れの形成されない部分を設けるようにすれ
ば、単板が弾性復帰することにより蛇行が修正され連続
的に処理することができるのである。
が形成されることによる延び方が部分的に異なり、その
結果、進行する単板が蛇行して搬送路からずれてしまい
落下する等のトラブルが生じるころがあるが、このよう
な場合には第9図に示すように相対する回転ロールの一
方又は両方の周面に切欠部Cを形成し、回転ロールの一
回転毎に割れの形成されない部分を設けるようにすれ
ば、単板が弾性復帰することにより蛇行が修正され連続
的に処理することができるのである。
第10図は、本発明の回転体として複数の転向ロールに
巻き掛けられて走行する走行ベルトを使用した実施例装
置を示す正面図である。図中41、42は駆動機構(図示せ
ず)により回転駆動される転向ロールとしての加圧ロー
ル、43、44、45、46は転向ロール、47、48は走行ベルト
としてのスチールベルトである。該スチールベルト47、
48の外側面には前記同様の位置関係を有する突起部49、
50が突設されているが、回転方向へ延びる歯先線を有す
る突起部49は各転向ロール41、45、43において回転可能
となるようその歯先線方向へ分断、形成されている。
巻き掛けられて走行する走行ベルトを使用した実施例装
置を示す正面図である。図中41、42は駆動機構(図示せ
ず)により回転駆動される転向ロールとしての加圧ロー
ル、43、44、45、46は転向ロール、47、48は走行ベルト
としてのスチールベルトである。該スチールベルト47、
48の外側面には前記同様の位置関係を有する突起部49、
50が突設されているが、回転方向へ延びる歯先線を有す
る突起部49は各転向ロール41、45、43において回転可能
となるようその歯先線方向へ分断、形成されている。
また以上示した突起部においては、隣接する突起部と
の間に単板屑、単板腐れ部が入ることがあるが、第11図
に示すように前記溝状部と生ゴム、ウレタンゴム等の弾
性体31を突起部7の高さと同じ程度に充填して備えれ
ば、仮に突起部が単板を押圧する際に単板屑、単板腐れ
部が入っても、突起部が単板を押圧しない状態になると
弾性体の弾性復帰によって単板屑、単板腐れ部が押し出
されてしまい前記問題は解消されるものである。
の間に単板屑、単板腐れ部が入ることがあるが、第11図
に示すように前記溝状部と生ゴム、ウレタンゴム等の弾
性体31を突起部7の高さと同じ程度に充填して備えれ
ば、仮に突起部が単板を押圧する際に単板屑、単板腐れ
部が入っても、突起部が単板を押圧しない状態になると
弾性体の弾性復帰によって単板屑、単板腐れ部が押し出
されてしまい前記問題は解消されるものである。
以上各実施例を示したが、要は剛体で形成された突起
部を単板を挟んで交差する状態に配置できればよく、突
起部の材質、形状、個数等を問うものではない。従って
突起部が互いに交差しない部分で切欠部を有し、突起部
の先端が歯先線方向へ断続的に形成されていても差し支
えないのである。又回転体としての回転ロールや走行ベ
ルト等の軸方向の長さ及び回転ロールや加圧ロールの径
の大きさ等は、処理する単板の大きさ、厚み、材質等に
応じて適宜設計変更することが可能である。
部を単板を挟んで交差する状態に配置できればよく、突
起部の材質、形状、個数等を問うものではない。従って
突起部が互いに交差しない部分で切欠部を有し、突起部
の先端が歯先線方向へ断続的に形成されていても差し支
えないのである。又回転体としての回転ロールや走行ベ
ルト等の軸方向の長さ及び回転ロールや加圧ロールの径
の大きさ等は、処理する単板の大きさ、厚み、材質等に
応じて適宜設計変更することが可能である。
更に、以上の実施例において突起部と突起部とが相対
して交差する部分が、他の部分と比べて摩耗し位置関係
が変化してしまうが、このような時には、一方側の回転
ロール等の走行体を突起部の走行する方向と直交する方
向に若干移動させれば、互いに新しい箇所が対応するこ
ととなり継続して使用することができるのである。
して交差する部分が、他の部分と比べて摩耗し位置関係
が変化してしまうが、このような時には、一方側の回転
ロール等の走行体を突起部の走行する方向と直交する方
向に若干移動させれば、互いに新しい箇所が対応するこ
ととなり継続して使用することができるのである。
一方、単板の繊維方向と直交する方向に連続する紙テ
ープを繊維方向の両端部に接着した単板を、繊維方向と
直交する方向に送り込んでテンダー処理し割れを形成す
る場合、繊維方向と直交する方向では紙テープは単板よ
り強度が大で且つ紙テープは連続して接着されているの
で接着面積が大きく、割れによって他の部分が延びても
紙テープが接着された部分はほとんど延びず、テンダー
処理後の単板は延び方の違いによって全体が湾曲してし
まうことがある。そこでこのようなことを防ぐために、
単板における紙テープを接着した部分に対応する回転体
に、回転体の回転方向と傾斜した方向に延びる刃物を、
該紙テープ及び単板を若干の深さで切断する位置関係で
(例えば5mmピッチ)で備えればよい。
ープを繊維方向の両端部に接着した単板を、繊維方向と
直交する方向に送り込んでテンダー処理し割れを形成す
る場合、繊維方向と直交する方向では紙テープは単板よ
り強度が大で且つ紙テープは連続して接着されているの
で接着面積が大きく、割れによって他の部分が延びても
紙テープが接着された部分はほとんど延びず、テンダー
処理後の単板は延び方の違いによって全体が湾曲してし
まうことがある。そこでこのようなことを防ぐために、
単板における紙テープを接着した部分に対応する回転体
に、回転体の回転方向と傾斜した方向に延びる刃物を、
該紙テープ及び単板を若干の深さで切断する位置関係で
(例えば5mmピッチ)で備えればよい。
このようにすれば、前記刃物が紙テープを斜めに切断
することになり、個々の紙テープは単板との接着面積が
小さいのでずれ易く、単板が延びることができ、しかも
繊維方向には紙テープが切断されていないので紙テープ
による補強効果も大きく低下することはないのである。
尚突起部を螺線状に備えた場合は、該突起部の作用でも
紙テープを切断することができ、同様の効果を上げるこ
とができる。
することになり、個々の紙テープは単板との接着面積が
小さいのでずれ易く、単板が延びることができ、しかも
繊維方向には紙テープが切断されていないので紙テープ
による補強効果も大きく低下することはないのである。
尚突起部を螺線状に備えた場合は、該突起部の作用でも
紙テープを切断することができ、同様の効果を上げるこ
とができる。
以上のように本発明によれば、従来のテンダーライジ
ング装置では処理することができなかった繊維方向の入
り組んだ単板であっても簡単な構成によって問題なく割
れを形成することができるものである。
ング装置では処理することができなかった繊維方向の入
り組んだ単板であっても簡単な構成によって問題なく割
れを形成することができるものである。
第1図は本発明の第1実施例の主要部を示す正面図、第
2図は同右側面図、第3図は第1図及び第2図の装置で
テンダーライジング処理された単板の部分拡大図、第4
図は第2実施例の主要部を示す斜視図、第5図は第4図
の装置でテンダーライジング処理された単板の部分拡大
図、第6図〜第8図は他の実施例における回転ロールを
示す側面図、第9図は突起部の一部を切り欠いた回転ロ
ールを示す正面図、第10図は回転体としての走行ベルト
を使用した実施例の主要部を示す正面図、第11図は歯状
突起部の間に弾性体を介在させた状態の説明図である。 1、2、10、11、23……回転ロール、3、4、12、13、
19、20、26……回転軸、7、8……16、17、22、27、4
9、50……歯状突起部、9、18……小割れ、21、25、2
9、30……リング状ロール、31……弾性体、41、42……
加圧ロール、43、44、45、46……転向ロール、47、48…
…スチールベルト、A……2つの歯状突起部の先端が交
差する単板部分及びその若干の周囲の部分、B……搬入
コンベア、C……切欠部、P……ベニヤ単板
2図は同右側面図、第3図は第1図及び第2図の装置で
テンダーライジング処理された単板の部分拡大図、第4
図は第2実施例の主要部を示す斜視図、第5図は第4図
の装置でテンダーライジング処理された単板の部分拡大
図、第6図〜第8図は他の実施例における回転ロールを
示す側面図、第9図は突起部の一部を切り欠いた回転ロ
ールを示す正面図、第10図は回転体としての走行ベルト
を使用した実施例の主要部を示す正面図、第11図は歯状
突起部の間に弾性体を介在させた状態の説明図である。 1、2、10、11、23……回転ロール、3、4、12、13、
19、20、26……回転軸、7、8……16、17、22、27、4
9、50……歯状突起部、9、18……小割れ、21、25、2
9、30……リング状ロール、31……弾性体、41、42……
加圧ロール、43、44、45、46……転向ロール、47、48…
…スチールベルト、A……2つの歯状突起部の先端が交
差する単板部分及びその若干の周囲の部分、B……搬入
コンベア、C……切欠部、P……ベニヤ単板
Claims (7)
- 【請求項1】周面に回転方向又は回転方向と交差する方
向へ延びる歯先線を有する歯状突起部を多数備えた回転
可能な一対の回転体を、ベニヤ単板の挿通部において互
いの歯状突起部の間隔を挿通するベニヤ単板の厚さより
小に設定して配置し、前記挿通部へベニヤ単板をその単
板繊維方向又は単板繊維と直交する方向へ挿通させるこ
とにより、ベニヤ単板に小割れを入れるベニヤ単板のテ
ンダーライジング装置であって、前記歯状突起部を剛体
で形成すると共に、前記挿通部における互いの歯先線が
交差する状態に形成されていることを特徴とするベニヤ
単板のテンダーライジング装置。 - 【請求項2】前記一対の回転体が、回転軸方向へ延びる
歯先線を有する回転体と、回転方向へ延びる歯先線を有
する回転体とからなるところの特許請求の範囲第1項記
載のベニヤ単板のテンダーライジング装置。 - 【請求項3】前記一対の回転体のうち少なくとも一つ
が、螺旋状の歯先線を有する歯状突起部を複数備えた回
転体であるところの特許請求の範囲第1項記載のベニヤ
単板のテンダーライジング装置。 - 【請求項4】前記回転体が回転ロールであるところの特
許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項記載のベニヤ
単板のテンダーライジング装置。 - 【請求項5】前記回転ロールが回転軸と該回転軸に嵌装
される複数のリング状ロールよりなっているところの特
許請求の範囲第4項記載のベニヤ単板のテンダーライジ
ング装置。 - 【請求項6】前記リング状ロールが、螺線状の歯先線を
有する歯状突起部を複数備えたリング状ロールであっ
て、これらのロールを各ロール毎の歯先線の方向が軸方
向に対してジグザク状に配置されているところの特許請
求の範囲第5項記載のベニヤ単板のテンダーライジング
装置。 - 【請求項7】前記回転体が複数の転向ロールに巻き掛け
られて走行する走行ベルトであるところの特許請求の範
囲第1項記載のベニヤ単板のテンダーライジング装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61082492A JPH0829522B2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | ベニヤ単板のテンダ−ライジング装置 |
FI871516A FI86389C (fi) | 1986-04-10 | 1987-04-07 | Anordning foer skoerning av fanerskivor. |
BR8701655A BR8701655A (pt) | 1986-04-10 | 1987-04-08 | Aparelho para amaciar folhas de madeira compensada |
US07/036,004 US4796680A (en) | 1986-04-10 | 1987-04-08 | Apparatus for tenderizing veneer sheets |
CA000534252A CA1286570C (en) | 1986-04-10 | 1987-04-09 | Apparatus for tenderizing veneer sheets |
CN87102760.7A CN1009626B (zh) | 1986-04-10 | 1987-04-10 | 单板柔化设备 |
EP87303144A EP0241302B1 (en) | 1986-04-10 | 1987-04-10 | Apparatus for tenderizing veneer sheets |
DE8787303144T DE3784262T2 (de) | 1986-04-10 | 1987-04-10 | Vorrichtung zum geschmeidigmachen von furnierblaettern. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61082492A JPH0829522B2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | ベニヤ単板のテンダ−ライジング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6339302A JPS6339302A (ja) | 1988-02-19 |
JPH0829522B2 true JPH0829522B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=13775991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61082492A Expired - Lifetime JPH0829522B2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | ベニヤ単板のテンダ−ライジング装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4796680A (ja) |
EP (1) | EP0241302B1 (ja) |
JP (1) | JPH0829522B2 (ja) |
CN (1) | CN1009626B (ja) |
BR (1) | BR8701655A (ja) |
CA (1) | CA1286570C (ja) |
DE (1) | DE3784262T2 (ja) |
FI (1) | FI86389C (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2584238B2 (ja) * | 1987-08-13 | 1997-02-26 | 株式会社 名南製作所 | ベニヤ単板のテンダ−ライジング装置 |
US5129435A (en) * | 1990-11-15 | 1992-07-14 | Masonite Corporation | Apparatus and method for improving fiberboard mat moldability |
US5179986A (en) * | 1990-11-15 | 1993-01-19 | Masonite Corporation | Method for improving fiberboard mat moldability |
JPH07186106A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Meinan Mach Works Inc | 針葉樹ベニヤ単板の脱水装置 |
CN1081114C (zh) * | 1996-07-16 | 2002-03-20 | 唐吉凤 | 一种模压复合胶合板的制备工艺 |
CN101224590B (zh) * | 2008-02-01 | 2012-11-21 | 中国林业科学研究院木材工业研究所 | 一种人造板单板单元及其制备方法 |
US8046885B1 (en) * | 2008-06-02 | 2011-11-01 | Superba | Apparatus and methods for crimping textile threads |
JP2010195572A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | デカーラ装置及び画像形成装置 |
CN101642917B (zh) * | 2009-08-21 | 2011-09-21 | 东莞台升家具有限公司 | 两夹片层结构的硬质木薄片的生产方法 |
US9629390B1 (en) * | 2013-01-26 | 2017-04-25 | Turner Innovations Ltd. | Sorrel harvesting machine with spaced apart rotating return and cutting drums moving in opposite directions at a throat therebetween |
DE102014105672B4 (de) * | 2014-04-22 | 2020-10-29 | Hermann Schwelling | Vorrichtung zum Zusammendrücken von Behältern |
US11052269B1 (en) * | 2020-05-01 | 2021-07-06 | II Michael D. Greenway | Protective face masks |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR363517A (fr) * | 1906-02-21 | 1906-08-02 | Louis Vallier | Machine à palissonner les peaux |
US1384991A (en) * | 1921-03-09 | 1921-07-19 | Alfonzo F Combs | Meat-tendering machine |
NL30000C (ja) * | 1930-06-02 | |||
US2974697A (en) * | 1958-01-10 | 1961-03-14 | Elmendorf Res Inc | Method and apparatus for making a veneer product |
FR1537316A (fr) * | 1967-09-13 | 1968-08-23 | Sperry Rand Corp | Rouleau de conditionnement du fourrage |
ZA706929B (en) * | 1969-11-06 | 1971-07-28 | Goodyear Tire & Rubber | Hay conditioner roll |
US3674219A (en) * | 1970-07-24 | 1972-07-04 | Tennessee Valley Authority | Green-wood fibrating means and method |
US3718959A (en) * | 1971-02-11 | 1973-03-06 | V Sailas | Roll for dewatering presses of paper making machines |
JPS5231333Y2 (ja) * | 1972-03-08 | 1977-07-16 | ||
US3969802A (en) * | 1974-04-25 | 1976-07-20 | Jean Bouvet | Mill roll |
JPS5521474Y2 (ja) * | 1975-08-04 | 1980-05-23 | ||
US4655869A (en) * | 1980-08-08 | 1987-04-07 | Tellman Stephen J | Method and apparatus for making expanded wood veneer products |
GB2098907B (en) * | 1981-05-14 | 1985-04-03 | Hashimoto Denki Co Ltd | Veneer peeling apparatus |
US4558725A (en) * | 1984-04-02 | 1985-12-17 | Westvaco Corporation | Longitudinal tenderizing of veneer |
JPS61107084A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | 株式会社名南製作所 | 生単板の含有水分除去装置 |
JPH0684001B2 (ja) * | 1985-08-28 | 1994-10-26 | 株式会社名南製作所 | ベニヤ単板の処理装置 |
GB2179595B (en) * | 1985-08-30 | 1990-01-31 | Allan Weare | Device to hold coins or tablets |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP61082492A patent/JPH0829522B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-04-07 FI FI871516A patent/FI86389C/fi not_active IP Right Cessation
- 1987-04-08 US US07/036,004 patent/US4796680A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-04-08 BR BR8701655A patent/BR8701655A/pt not_active IP Right Cessation
- 1987-04-09 CA CA000534252A patent/CA1286570C/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-04-10 DE DE8787303144T patent/DE3784262T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-04-10 EP EP87303144A patent/EP0241302B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-04-10 CN CN87102760.7A patent/CN1009626B/zh not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6339302A (ja) | 1988-02-19 |
EP0241302A2 (en) | 1987-10-14 |
DE3784262T2 (de) | 1993-06-09 |
EP0241302A3 (en) | 1990-01-31 |
CN87102760A (zh) | 1987-10-28 |
CN1009626B (zh) | 1990-09-19 |
FI871516A0 (fi) | 1987-04-07 |
EP0241302B1 (en) | 1993-02-24 |
DE3784262D1 (de) | 1993-04-01 |
BR8701655A (pt) | 1988-01-12 |
CA1286570C (en) | 1991-07-23 |
FI871516A (fi) | 1987-10-11 |
US4796680A (en) | 1989-01-10 |
FI86389C (fi) | 1992-08-25 |
FI86389B (fi) | 1992-05-15 |
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