JPH08293739A - 電力増幅回路の温度検出素子の実装構造 - Google Patents

電力増幅回路の温度検出素子の実装構造

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JPH08293739A
JPH08293739A JP7099281A JP9928195A JPH08293739A JP H08293739 A JPH08293739 A JP H08293739A JP 7099281 A JP7099281 A JP 7099281A JP 9928195 A JP9928195 A JP 9928195A JP H08293739 A JPH08293739 A JP H08293739A
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Atsushi Hirohata
敦 廣畑
Shigehisa Tamada
賀久 玉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば振動した場合であっても熱結合の度合
いを一定にすることができ、しかも大量生産に適用する
ことができる電力増幅回路の温度検出素子の実装構造を
提供する。 【構成】 高周波電力増幅回路のための電力増幅用トラ
ンジスタTR1,TR2が装着されてケースに固定され
る主基板10とは別の副基板11に、高周波電力増幅回
路における電力増幅の動作安定化のための温度検出素子
としてサーミスタTH1とバリスタD1を面実装し、温
度検出素子TH1,D1がそれぞれ電力トランジスタT
R1,TR2に熱結合するように副基板11を主基板1
0にコンタクトピン11,12なる支持部材により支持
した。ここで、副基板11には好ましくは、電力増幅回
路のための帰還回路が実装される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばサーミスタやバ
リスタなどの、電力増幅回路の温度検出素子の実装構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的電力の大きい電力増幅回路
においては、その安定動作をはかるために電力増幅器の
電力能動素子のバイアス電流を温度補正する方法がとら
れる。例えば電力トランジスタを使用した電力増幅回路
においては、そのバイアスを維持安定させるために、ベ
ースバイアスにダイオードやバリスタに接続し、当該ダ
イオードやバリスタを上記電力トランジスタに熱結合さ
せている。また、バイアスに電力を必要とする場合はバ
イアス用としてトランジスタを使用した回路を用いるた
め、さらにこのトランジスタの温度補正も必要となり、
ここにもダイオード等をこのバイアス用トランジスタに
熱結合して用いることとなる。さらに、大電力の増幅回
路は熱発生が多いため、その温度上昇を検出して冷却設
備を作動させたり、電力を下げたりしてその動作を制限
することも行われる。
【0003】この熱検出の素子として前述のダイオー
ド、バリスタや、サーミスタ等の温度による抵抗変化素
子、温度スイッチが用いられるが、これらも検知が必要
な電力素子に熱結合させている。
【0004】図3は、従来例の無線機の高周波電力増幅
器の一部の平面図である。図3に示すように、電力トラ
ンジスタTR3を装着すべきプリント基板12上の位置
の周辺の導体パターンにピン14,15をハンダ付けし
て立設し、温度検出用バリスタD2とインダクタL1と
の直列回路がピン14,15の間に、ピン14,15に
ハンダ付けで電気的に接続される。次いで、電力トラン
ジスタTR3をハンダ付けしてプリント基板12に装着
した後、電力トランジスタTR3の上表面の中央部に熱
伝導用コンパウンド23を塗布する。そして、上記直列
回路のリード線を折り曲げて、バリスタD2をコンパウ
ンド23を介して電力トランジスタTR3に押し付けて
熱結合させている。一方、電力トランジスタTR3の1
つの電極に接続された導体パターン12eに、温度補正
用のサーミスタTH2のリング取付端子TH2Rがネジ
止めにより装着されて熱結合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記電力増幅回路をプ
リント基板12上に装着する場合、図3に示すように、
これらの熱検出素子D2は直接に素子の上に熱結合して
のせなければならないため、その他の部分は基板上にあ
ってもこの熱検出素子D2だけは、後加工において、増
幅素子の表面上に熱伝導用コンパウンド23を塗布し熱
結合してのせるための工程が必要となる。この熱検出素
子D2はリード線を伴った従来部品で構成される。この
従来例では、リード線を長く伸ばして熱結合させるた
め、機械的に不安定で、例えば振動した場合に、熱結合
の度合いが一定にならない場合があるという問題点があ
った。
【0006】図3の従来例の高周波電力増幅回路におい
ては、リード線を長く伸ばした部分に高周波が回りこ
み、バイアス変動や熱検出の誤動作もおこすことがあ
る。接触防止やリードの長さを一定にするためチューブ
を通したり、はんだ付け、素子表面へのせたりの後加工
が多く、工程が複雑になって製造コストが高くなり、か
つ大量生産に適用することは難しいという問題点があっ
た。また、この高周波電力増幅回路の周辺は耐電力が必
要な大型部品が多く配置されており、他の部分にも3次
元的に組み立て加工が必要な場合が多くなり、場所的に
作業性が悪くなるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は以上の問題点を解決し、例
えば振動した場合であっても熱結合の度合いを一定にす
ることができ、しかも大量生産に適用することができる
電力増幅回路の温度検出素子の実装構造を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の電力増幅回路の温度検出素子の実装構造は、電力増
幅回路のための電力増幅用能動素子が装着されてケース
に固定される主基板とは別の副基板に、電力増幅の動作
安定化のための温度検出素子を装着し、上記温度検出素
子が上記能動素子に熱結合するように上記副基板を上記
主基板又は上記ケースに支持部材により支持したことを
特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の電力増幅回路の温度
検出素子の実装構造は、請求項1記載の電力増幅回路の
温度検出素子の実装構造において、上記温度検出素子
は、上記副基板に面実装されたことを特徴とする。
【0010】さらに、請求項3記載の電力増幅回路の温
度検出素子の実装構造は、請求項1又は2記載の電力増
幅回路の温度検出素子の実装構造において、上記支持部
材は、上記主基板と上記副基板とにそれぞれ立設されて
固定された複数のピンであることを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の電力増幅回路の温度
検出素子の実装構造は、請求項1乃至3のうちの1つに
記載の電力増幅回路の温度検出素子の実装構造におい
て、上記副基板に、上記電力増幅回路の帰還回路が設け
られたことを特徴とする。
【0012】さらに、請求項5記載の電力増幅回路の温
度検出素子の実装構造は、請求項1乃至4のうちの1つ
に記載の電力増幅回路の温度検出素子の実装構造におい
て、上記電力増幅回路は、無線機の高周波電力増幅回路
であることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の電力増幅回路の温度検出素子の
実装構造においては、電力増幅回路のための電力増幅用
能動素子が装着されてケースに固定される主基板とは別
の副基板に、電力増幅の動作安定化のための温度検出素
子を装着し、上記温度検出素子が上記能動素子に熱結合
するように上記副基板を上記主基板又は上記ケースに支
持部材により支持される。従って、当該電力増幅回路に
対して振動が加わった場合であっても、上記能動素子と
上記温度検出素子との間の熱結合の度合いを一定に保持
することができる。これにより、当該電力増幅回路の回
路動作をさらに安定化することができる。
【0014】また、請求項2記載の電力増幅回路の温度
検出素子の実装構造においては、上記温度検出素子は、
好ましくは、上記副基板に面実装される。従って、図3
の従来例のように後工程により、温度検出素子をハンダ
付けする必要がない。すなわち、上記主基板と副基板上
にそれぞれ必要な素子を装着実装した後、上記支持部材
により支持するので、製造工程が従来例に比較してきわ
めて簡単になる。従って、従来例に比較して製造工程の
作業性を改善することができるとともに、大量生産に適
用することができる。
【0015】さらに、請求項3記載の電力増幅回路の温
度検出素子の実装構造においては、上記支持部材は、好
ましくは、上記主基板と上記副基板とにそれぞれ立設さ
れて固定された複数のピンである。従って、上記主基板
と副基板上にそれぞれ必要な素子を装着実装した後、上
記複数のピンを用いて支持することにより、製造工程が
従来例に比較してきわめて簡単になる。従って、従来例
に比較して製造工程の作業性を改善することができると
ともに、大量生産に適用することができる。
【0016】また、請求項4記載の電力増幅回路の温度
検出素子の実装構造においては、上記副基板に、好まし
くは、上記電力増幅回路の帰還回路が設けられる。従っ
て、電力増幅用能動素子から上記帰還回路へのリード線
を従来例に短くすることができ、不必要な高周波などの
周波数成分の回りこみを防止することができる。言い換
えれば、上記副基板上に帰還回路などの電力増幅のため
の周辺回路を実装することができ、これにより、上記主
基板における必要な回路スペースを小さくすることがで
きる。
【0017】さらに、請求項5記載の電力増幅回路の温
度検出素子の実装構造においては、上記電力増幅回路
は、好ましくは、無線機の高周波電力増幅回路である。
上記温度検出素子の面実装により、そのリード線を短く
することができるので、高周波の当該温度検出素子への
回り込みを防止することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る実施例に
ついて説明する。図1は、本発明に係る一実施例である
主基板10と副基板11を備えた無線機の高周波電力増
幅回路の一部の縦断面図であり、図2は、図1の副基板
11の裏表面を示す平面図である。本実施例は、図1に
示すように、高周波電力増幅回路のための電力増幅用ト
ランジスタTR1,TR2が装着されてケース(図示せ
ず。)に固定される主基板10とは別の副基板11に、
高周波電力増幅回路における電力増幅の動作安定化のた
めの温度検出素子としてサーミスタTH1とバリスタD
1を面実装し、温度検出素子TH1,D1がそれぞれ電
力トランジスタTR1,TR2に熱結合するように副基
板11を主基板10にコンタクトピン11,12なる支
持部材により支持したことを特徴としている。
【0019】図1に示すように、電力増幅用トランジス
タTR1,TR2や電力増幅回路のための回路素子(図
示せず。)が主基板10のおもて表面上にハンダ付けな
どにより装着実装され、この主基板10には複数のピン
挿入孔31,32が形成される。そして、当該ピン挿入
孔31,32にそれぞれコンタクトピン12,13が挿
入され、コンタクトピン12,13の下側先端が主基板
10の導体パターン(図示せず。)にハンダ付けされ
て、コンタクトピン12,13が主基板10に対して垂
直に立設される。そして、当該主基板10は無線機のケ
ース(図示せず。)にネジ止めにより固定される。
【0020】副基板11のおもて表面には当該電力増幅
回路のための帰還回路F1,F2のキャパシタC1,C
2と抵抗R1,R2とがハンダ付けにより実装される一
方、副基板11の裏表面には、図2に示すように、副基
板11の主基板10への装着時における電力トランジス
タTR1,TR2の表面に対応する位置にそれぞれ温度
検出用サーミスタTH1と、温度補償用バリスタD1と
が面実装される。また、副基板11には、副基板11の
主基板10への装着時における主基板10のピン挿入孔
31,32に対応する位置にそれぞれピン挿入孔41,
42が形成される。
【0021】ここで、サーミスタTH1とバリスタD1
とは面実装素子であり、サーミスタTH1は、過温度保
護用の温度検出素子であって、電力トランジスタTR1
の温度が所定のしきい値以上となったとき、電力トラン
ジスタTR1,TR2への供給電流を制限しかつ空冷用
ファン(図示せず。)をオンするために設けられる。ま
た、バリスタD1は、温度変化に対して抵抗が変化する
温度検出素子であって、電力トランジスタTR1,TR
2の温度に応じて、電力トランジスタTR1,TR2へ
のアイドル電流を安定に供給するための温度検出素子と
して動作する。
【0022】そして、電力トランジスタTR1,TR2
の上表面には、例えばシリコングリスなる材料にてなる
熱伝導用コンパウンド21,22が塗布される。次い
で、主基板10に立設されたコンタクトピン12,13
をそれぞれ、副基板11のピン挿入孔41,42に貫通
挿入して、面実装されたサーミスタTH1とバリスタD
1とがそれぞれコンパウンド21,22を介して電力ト
ランジスタTR1,TR2の上表面に熱結合して接触す
るように副基板11を押し下げる。そして、コンタクト
ピン12,13はそれぞれ、副基板11のピン挿入孔4
1,42の周辺の導体パターン(図示せず。)にハンダ
付けされて副基板11に対しても垂直に立設されること
になる。これにより、副基板11は、電力トランジスタ
TR1,TR2上に搭載された状態となるとともに、副
基板11は電力トランジスタTR1,TR2とコンタク
トピン12,13により主基板10に支持固定される。
【0023】上記コンタクトピン12,13は副基板1
1を主基板10に支持するための支持部材として働くと
ともに、主基板10の導体パターンと副基板11の導体
パターンとの間の接続導体として働く。
【0024】本実施例においては、温度検出素子である
サーミスタTH1及びバリスタD1が、主基板10とは
別の副基板11に面実装されて、副基板11が複数のコ
ンタクトピン12,13により、ケースに固定された主
基板10に支持固定されているので、当該電力増幅回路
に対して振動が加わった場合であっても、電力トランジ
スタTR1,TR2と温度検出素子であるサーミスタT
H1やバリスタD1との間の熱結合の度合いを一定に保
持することができる。これにより、当該電力増幅回路の
回路動作をさらに安定化することができる。
【0025】また、温度検出素子であるサーミスタTH
1及びバリスタD1が、主基板10とは別の副基板11
に面実装されているので、図3の従来例のように後工程
により、温度検出素子をハンダ付けする必要がない。す
なわち、2つの基板10,11上にそれぞれ必要な素子
を装着実装した後、コンタクトピン12,13により支
持するので、製造工程が従来例に比較してきわめて簡単
になる。従って、従来例に比較して製造工程の作業性を
改善することができるとともに、大量生産に適用するこ
とができる。また、温度検出素子であるサーミスタTH
1及びバリスタD1の面実装により、そのリード線を短
くすることができるので、高周波の当該温度検出素子へ
の回り込みを防止することができる。
【0026】さらに、電力トランジスタTR1,TR2
の直上の副基板11に当該電力増幅回路のための帰還回
路F1,F2が設けられているので、電力トランジスタ
TR1,TR2から帰還回路F1,F2へのリード線を
従来例に短くすることができ、不必要な高周波の回りこ
みを防止することができる。言い換えれば、副基板11
上に帰還回路F1,F2などの電力増幅のための周辺回
路を実装することができ、これにより、主基板10にお
ける必要な回路スペースを小さくすることができる。
【0027】以上の実施例においては、複数のコンタク
トピン11,12を用いて副基板11を主基板10に対
して支持しているが、主基板10上にボードコネクタを
設けて当該ボードコネクタに副基板11を挿入して支持
してもよいし、主基板10と副基板11のための2つの
ボードコネクタをケースに設けて、各ボードコネクタに
それぞれ主基板10と副基板11に挿入して支持するよ
うにしてもよい。この場合においても、温度検出素子で
あるサーミスタTH1やバリスタD1はコンパウンド2
1,22を介して電力トランジスタTR1,TR2の上
表面に熱結合して接触するように主基板10と副基板1
1とが支持固定される。
【0028】以上の実施例においては、温度検出素子と
して、サーミスタTH1とバリスタD1とを用いている
が、本発明はこれに限らず、温度検出用ダイオードなど
の温度検出素子を用いてもよい。
【0029】以上の実施例においては、電力増幅用能動
素子として、電力トランジスタTR1,TR2を用いて
いるが、本発明はこれに限らず、電力増幅用FETを用
いてもよい。
【0030】以上の実施例においては、無線機の高周波
電力増幅回路について説明しているが、本発明はこれに
限らず、低周波又は高周波の電力増幅回路に広く適用す
ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の電力増幅回路の温度検出素子の実装構造におい
ては、電力増幅回路のための電力増幅用能動素子が装着
されてケースに固定される主基板とは別の副基板に、電
力増幅の動作安定化のための温度検出素子を装着し、上
記温度検出素子が上記能動素子に熱結合するように上記
副基板を上記主基板又は上記ケースに支持部材により支
持される。従って、当該電力増幅回路に対して振動が加
わった場合であっても、上記能動素子と上記温度検出素
子との間の熱結合の度合いを一定に保持することができ
る。これにより、当該電力増幅回路の回路動作をさらに
安定化することができる。
【0032】また、請求項2記載の電力増幅回路の温度
検出素子の実装構造においては、上記温度検出素子は、
上記副基板に面実装される。従って、図3の従来例のよ
うに後工程により、温度検出素子をハンダ付けする必要
がない。すなわち、上記主基板と副基板上にそれぞれ必
要な素子を装着実装した後、上記支持部材により支持す
るので、製造工程が従来例に比較してきわめて簡単にな
る。従って、従来例に比較して製造工程の作業性を改善
することができるとともに、大量生産に適用することが
できる。
【0033】さらに、請求項3記載の電力増幅回路の温
度検出素子の実装構造においては、上記支持部材は、上
記主基板と上記副基板とにそれぞれ立設されて固定され
た複数のピンである。従って、上記主基板と副基板上に
それぞれ必要な素子を装着実装した後、上記複数のピン
を用いて支持することにより、製造工程が従来例に比較
してきわめて簡単になる。従って、従来例に比較して製
造工程の作業性を改善することができるとともに、大量
生産に適用することができる。
【0034】また、請求項4記載の電力増幅回路の温度
検出素子の実装構造においては、上記副基板に、上記電
力増幅回路の帰還回路が設けられる。従って、電力増幅
用能動素子から上記帰還回路へのリード線を従来例に短
くすることができ、不必要な高周波などの周波数成分の
回りこみを防止することができる。言い換えれば、上記
副基板上に帰還回路などの電力増幅のための周辺回路を
実装することができ、これにより、上記主基板における
必要な回路スペースを小さくすることができる。
【0035】さらに、請求項5記載の電力増幅回路の温
度検出素子の実装構造においては、上記電力増幅回路
は、無線機の高周波電力増幅回路である。上記温度検出
素子の面実装により、そのリード線を短くすることがで
きるので、高周波の当該温度検出素子への回り込みを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施例である主基板と副基板
を備えた無線機の高周波電力増幅回路の一部の縦断面図
である。
【図2】 図1の副基板の裏表面を示す平面図である。
【図3】 従来例の無線機の高周波電力増幅回路の一部
の平面図である。
【符号の説明】
10…主基板、 11…副基板、 12,13…コンタクトピン、 21,22…コンパウンド、 31,32,41,42…ピン挿入孔、 D1…バリスタ、 F1,F2…帰還回路、 TH1…サーミスタ、 TR1,TR2…電力トランジスタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力増幅回路のための電力増幅用能動素
    子が装着されてケースに固定される主基板とは別の副基
    板に、電力増幅の動作安定化のための温度検出素子を装
    着し、上記温度検出素子が上記能動素子に熱結合するよ
    うに上記副基板を上記主基板又は上記ケースに支持部材
    により支持したことを特徴とする電力増幅回路の温度検
    出素子の実装構造。
  2. 【請求項2】 上記温度検出素子は、上記副基板に面実
    装されたことを特徴とする請求項1記載の電力増幅回路
    の温度検出素子の実装構造。
  3. 【請求項3】 上記支持部材は、上記主基板と上記副基
    板とにそれぞれ立設されて固定された複数のピンである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電力増幅回路の
    温度検出素子の実装構造。
  4. 【請求項4】 上記副基板に、上記電力増幅回路の帰還
    回路が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のう
    ちの1つに記載の電力増幅回路の温度検出素子の実装構
    造。
  5. 【請求項5】 上記電力増幅回路は、無線機の高周波電
    力増幅回路であることを特徴とする請求項1乃至4のう
    ちの1つに記載の電力増幅回路の温度検出素子の実装構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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