JPH0829028B2 - 自走自脱装置用排藁結束機 - Google Patents

自走自脱装置用排藁結束機

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JPH0829028B2
JPH0829028B2 JP61053335A JP5333586A JPH0829028B2 JP H0829028 B2 JPH0829028 B2 JP H0829028B2 JP 61053335 A JP61053335 A JP 61053335A JP 5333586 A JP5333586 A JP 5333586A JP H0829028 B2 JPH0829028 B2 JP H0829028B2
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Japan
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machine
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幹雄 竹島
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は自走自脱装置に付設した排藁結束機におい
て、脱穀装置Dのフィードチェーンより、結束機のデッ
キ上に排藁をスムーズに受け継ぎ搬送する為の技術であ
る。
(ロ)従来技術 従来から、自走自脱装置に結束機を装着した技術は、
公知とされていたのである。例えば実開昭57−43030号
公報の如くである。また、自走自脱装置の揚穀筒をL字
型に構成する技術は、実開昭58−24149号公報の如き技
術が公知とされていたのである。
従来の技術は、第5図,第6図にて示す如く、従来の
自走自脱装置においては、脱穀装置Dの一番コンベアよ
り、籾袋へ穀粒を送る揚穀筒53が二又シュート56へ向け
て直線的に、斜めに配置されていたのである。
この為に、排藁結束機55を脱穀装置Dの排藁出口に付
設しようとすると、該揚穀筒53が邪魔となり、ある程度
までは、結束機を脱穀装置の側に接近させることが出来
ても、それ以上は揚穀筒がある為に接近させることが出
来なかったのである。
また、穀稈の株元を載置するエンジンカバー7と結束
デッキ52との間に、斜めに配置された揚穀筒53が突出す
ることとなり、この突出部が排藁の流れを阻止して、ス
ムーズな株元の流れを抑制するという不具合いが有った
のである。
故に、該部分の揚穀筒53の突出部をなくす為に、結束
機55を前下がりに傾斜して配置して、結束デッキ52と揚
穀筒53の高さの相違を少しでも小さくしたり、該揚穀筒
53に排藁の株元部が引っ掛かることの無いように、ガイ
ド板54を被覆したりしていたのである。
16はエンジン室のサイドカバーである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする課題は、穂先側結束デッキ
31の下のパッカー36やニードルや結節部を駆動する為の
駆動機構を、穂先側結束デッキ31の下方の広い位置に配
置すべく構成したものである。
また、排藁が排藁結束機に案内されると共に、穂先部
が持ち上げられて先端が広がる形状となることにより、
刺さり粒を落下し易く構成したものである。
また、穂先部に比較してボリュームの大きな株元部
は、低い位置の株元側結束デッキ9の上に落とすことに
より、広いスペースに安定した状態で載置し結束しなが
ら通過させることが出来るので、更に排藁の流れをスム
ーズにすべく構成したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明する。
機体の前部より順に、脱穀装置DとエンジンEと操縦
部を配置した自走自脱装置において、該脱穀装置Dの左
側に架台を付設し、脱穀装置Dの右側に排藁結束機を配
置し、前記排藁結束機は結束機フレーム2上で前後に摺
動可能として位置調節自在に支持し、該排藁結束機の結
束デッキは、パッカー36を境に、前部の穂先側結束デッ
キ31と、後部の株元側結束デッキ9に構成し、該穂先側
結束デッキ31は前記エンジンEを被覆するエンジンカバ
ー7の前端の上面高さよりも平面部が高い位置となるよ
うに配置し、該穂先側結束デッキ31の左右端部は徐々に
低くなるよう傾斜面を構成し、前記株元側結束デッキ9
の上面高さはエンジンカバー7の上面よりも低く構成し
たものである。
(ホ)実施例の構成 本発明の目的,構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は、本発明の自走自脱装置の全体側面図、第2
図は同じく平面図、第3図は本発明の排藁結束機の側面
図、第4図は同じく後面図、第5図は従来の自走自脱装
置の側面図、第6図は同じく揚穀筒とエンジンカバーと
結束デッキ部分の後面断面図である。
第1図,第2図より自走自脱装置の全体的な構成から
説明する。
クローラー式走行装置Cの上に走行フレームFが固設
されている。該走行フレームFの上の前部に脱穀装置D
を載置し、後部にエンジン室Eを配置している。
更に走行フレームFの後端より後方へ突出して籾受台
27を突出,収納自在に配置している。該籾受台27の上に
籾袋26を袋受け杆43による吊り下げて載置し、二又シュ
ート28より穀粒を投入するものである。脱穀装置Dの右
側方には、一番コンベアの外端よりL字型の揚穀コンベ
ア装置が配置されている。該揚穀コンベアは水平コンベ
ア30と垂直コンベア29より構成されており、該垂直コン
ベア29の上端に二又シュート28が延設されているのであ
る。
このような構成の自走自脱装置の垂直コンベア29の部
分の、エンジン室Eより突設して枢支フレーム1が固設
可能とされているのである。また、該枢支フレーム1に
結束機フレーム2を枢支し、結束機フレーム2を回動し
て脱穀装置D側の取付状態にした位置で、結束機フレー
ム2の前端を固定する為のロックフレーム23が、脱穀装
置Dの前端側方より突設されている。
ロックフレーム23よりロック螺子24が突設配置されて
おり、該ロック螺子24を、結束機フレーム2の前端より
突出したロック金具25の長孔に嵌入して固定することに
より、排藁結束機が正規の位置に固定されるのである。
枢支フレーム1には枢支軸1a,1bが上向きに突出され
ている。該枢支軸1a,1bに結束機フレーム2の枢支筒2a,
2bが嵌装されて、枢支軸1a,1bを中心に、結束機フレー
ム2が水平回動されるのである。
結束機フレーム2の上にスライドフレーム42が載置さ
れている。
Bは穀稈を載置する架台である。
第3図,第4図より、排藁結束機の構成について説明
する。
結束機フレーム2の上にスライドフレーム42を摺動可
能に載置しており、該スライドフレーム42を螺子杆40と
結束位置調整ハンドル41により調節し、排藁の結束する
位置を変更可能としているのである。スライドフレーム
42の上に結束ミッションケース20と動力伝達ケース21が
支持されており、該結束ミッションケース20と動力伝達
ケース21が支持されており、該結束ミッションケース20
と動力伝達ケース21の間を伝達軸ケース38により連結し
ている。結束ミッションケース20よりパッカー36やニー
ドルを駆動している。
動力伝達ケース21の上端より、伝達軸ケース33が後方
へ延設されており、後端に結節部34が配置されている。
該結節部34と、回動してくるニードルとの間で結節作用
が行われるのである。35はクラッチドアであり、パッカ
ー36により次々と送り込まれてくる排藁が結束ポケット
にいっぱいになると、該クラッチドア35が回動して結束
クラッチが入り、ニードルが結節部34まで回動して結節
作用が行われるのである。
31は穂先側結束デッキであり、9は株元側結束デッキ
である。該穂先側結束デッキ31と株元側結束デッキ9に
より、結束ミッションケース20や紐ケース32等を覆っ
て、排藁の移動を支持しガイドしているのである。
本発明は特に、穂先側結束デッキ31をエンジンカバー
7よりも高く構成し、株元側結束デッキ9をエンジンカ
バー7よりも低く構成している。また株元側結束デッキ
9をエンジンカバー7側に密着して、排藁の搬送をスム
ーズにしたものである。また、穂先側結束デッキ31の左
右の両端は、端部の側に下がる方向の傾斜面に構成して
いる。
動力伝達ケース21の下方にベベルギヤボックスを設け
て、該ベベルギヤボックスへ向けて、カウンタープーリ
ー19の動力が入力されている。
そして、該カウンタープーリー19へは、入力プーリー
10からVベルトにより動力が伝達されている。入力プー
リー10は安全クラッチ装置8に固設されている。該安全
クラッチ装置8は、結束機フレーム2より突出したブラ
ケット37により支持されているのである。
安全クラッチ装置8の軸にユニバーサルジョイント4
が介装されて、更に、該ユニバーサルジョイント4の端
部に入力軸3が連結されている。入力軸3は、実施例に
おいては六角軸に構成されているが、スプライン軸であ
っても良いものである。
出力軸17はプーリー12を付設した脱穀装置Dの選別フ
ァンの軸が兼用されており、該プーリ12の外側面にボル
ト孔を付設しており、入力軸嵌入体5をボルトにより付
設している。該入力軸嵌入体5に入力軸嵌入筒5aが固設
されており、該入力軸嵌入筒5aに入力軸3を嵌入するの
である。
脱穀装置Dの排藁出口部近辺に、刺さり粒受け樋18が
設けられており、該刺さり粒受け樋18の下端に刺さり粒
コンベア22が設けられている。該刺さり粒コンベア22に
より刺さり粒受け樋18内の刺さり粒を前方へ搬送して、
刺さり粒還元スロワー51により脱穀装置D内へ還元する
ものである。
以上のような構成において、本発明においては、水平
揚穀筒30と垂直揚穀筒29により、揚穀筒をL字型に迂回
させて配置したことにより、排藁結束機を取り付ける部
分に、従来傾斜して配置されていた揚穀筒が無くなり、
結束機を密着近接して配置することが可能となったもの
である。
特に排藁をフィードチェーン6から結束機の上に案内
する上において問題となる、エンジンカバー7と株元側
結束デッキ9の受け継ぎ部を完全に接近させることがで
きるのである。エンジンカバー7と株元側結束デッキ9
を完全に固着しても良いのであるが、清掃,点検の為に
結束機を脱着する可能性があることと、結束機を必要と
しない自走自脱装置もあることから、一体化はしていな
いのである。
第4図の実施例においては、株元側結束デッキ9の内
端をエンジン室の側方に突出したサイドカバー16の上に
重複して配置することにより、受け継ぎをスムーズにし
ているのである。また第1図において示す如く、揚穀筒
が傾斜配置されていないので、結束機を後上がりとし
て、株元側結束デッキ9を傾斜した揚穀筒に沿わせる必
要がなく、結束機自体を水平に配置することができるの
である。
本実施例においては、株元側結束デッキ9をエンジン
カバー7よりも低く配置して、更に排藁の流れをスムー
ズにすべく構成しているのである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、排藁結束機の結束デッキは、パッカー36を境
に、前部の穂先側結束デッキ31と、後部の株元側結束デ
ッキ9に構成し、該穂先側結束デッキ31は前記エンジン
Eを被覆するエンジンカバー7の前端の上面高さよりも
平面部が高い位置となるように配置したので、パッカー
36やニードルや結節部を駆動する為の駆動機構を、穂先
側結束デッキ31の下方の広い位置に配置することが可能
となったのである。
第2に、穂先側結束デッキ31はエンジンカバー7より
も高く構成したので、排藁が排藁結束機に案内されると
共に、穂先部が持ち上げられて先端が広がる形状とな
り、刺さり粒が落下し易くなったのである。
第3に、該穂先側結束デッキ31の左右端部は徐々に低
くなるよう傾斜面を構成したので、エンジンカバー7か
ら高い位置の穂先側結束デッキ31に上がる時に、傾斜面
によりスムーズに穂先部が案内され、また結束後の排藁
が落下する時にも、傾斜面にそってスムーズに排出され
るのである。
第4に、前記株元側結束デッキ9の上面高さはエンジ
ンカバー7の上面よりも低く構成したので、穂先部に比
較してボリュームの大きな株元部は、低い位置の株元側
結束デッキ9の上に落とすことにより、広いスペースに
安定した状態で載置し結束しながら通過させることが出
来るので、更に排藁の流れをスムーズにすべく構成する
ことが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の自走自脱装置の全体側面図、第2図
は同じく平面図、第3図は本発明の排藁結束機の側面
図、第4図は同じく後面図、第5図は従来の自走自脱装
置の側面図、第6図は同じく揚穀筒とエンジンカバーと
結束デッキ部分の後面断面図である。 D……脱穀装置 1……枢支フレーム 1a,1b……枢支軸 2……結束機フレーム 2a,2b……枢支筒 7……エンジンカバー 8……安全クラッチ装置 9……株元側結束デッキ 28……二又シュート 29……垂直揚穀筒 30……水平揚穀筒 31……穂先側結束デッキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体の前部より順に、脱穀装置Dとエンジ
    ンEと操縦部を配置した自走自脱装置において、該脱穀
    装置Dの左側に架台Bを付設し、脱穀装置Dの右側に排
    藁結束機を配置し、前記排藁結束機は結束機フレーム2
    上で前後に摺動可能として位置調節自在に支持し、該排
    藁結束機の結束デッキは、パッカー36を境に、前部の穂
    先側結束デッキ31と、後部の株元側結束デッキ9に構成
    し、該穂先側結束デッキ31は前記エンジンEを被覆する
    エンジンカバー7の前端の上面高さよりも平面部が高い
    位置となるように配置し、該穂先側結束デッキ31の左右
    端部は徐々に低くなるよう傾斜面を構成し、前記株元側
    結束デッキ9の上面高さはエンジンカバー7の上面より
    も低く構成したことを特徴とする自走自脱装置用排藁結
    束機。
JP61053335A 1986-03-10 1986-03-10 自走自脱装置用排藁結束機 Expired - Lifetime JPH0829028B2 (ja)

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JPS62210913A JPS62210913A (ja) 1987-09-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824149U (ja) * 1981-08-10 1983-02-15 株式会社クボタ 移動脱穀機
JPS6174335U (ja) * 1984-10-23 1986-05-20

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JPS62210913A (ja) 1987-09-17

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