JP2503763Y2 - コンバインにおける掻込リ―ルの駆動制御装置 - Google Patents

コンバインにおける掻込リ―ルの駆動制御装置

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JP2503763Y2
JP2503763Y2 JP1989118444U JP11844489U JP2503763Y2 JP 2503763 Y2 JP2503763 Y2 JP 2503763Y2 JP 1989118444 U JP1989118444 U JP 1989118444U JP 11844489 U JP11844489 U JP 11844489U JP 2503763 Y2 JP2503763 Y2 JP 2503763Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主に汎用型コンバインに設ける掻込リール
の駆動制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、汎用型コンバインとして、掻込リールを上下昇
降及び前後位置調整可能に設けて、刈取るべき穀稈の植
立状態に応じて、前記掻込リールの高さや前後位置を調
整するようにしたものは、例えば実開平1−77308号公
報において、既に知られている。
(考案が解決しようとする課題) 所で、以上のコンバインで刈取脱穀作業を行うとき、
穀稈の植立状態に応じて、前記掻込リールの高さや前後
位置を調整することは、比較的簡単に行えるのである
が、コンバインにより刈取脱穀作業時には、掻込リール
の高さや前後位置を調整するだけではなく、これらの調
整と併せて前記掻込リールの回転速度を調整することが
望ましく、斯くすることによって、穀稈の刈取脱穀作業
を良好に行えるのである。所が、前記掻込リールの回転
速度調整は、オペレータの経験に基づき行っているのが
実情であって、未熟練者には、前記掻込リールを、その
高さや前後位置調整に対応して最適速度に調整すること
が困難であった。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、そ
の目的は、たとえ未熟練者であっても、掻込リールの前
後位置調整に対応して、該掻込リールを最適な回転速度
に自動調整することができて、刈取脱穀作業を良好に行
うことができるコンバインにおける掻込リールの駆動制
御装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、掻込リール(25)を前後
位置調整可能に設けたコンバインにおける前記掻込リー
ル(25)の駆動制御装置であって、前記掻込リール(2
5)の前後位置を検出する前後位置検出器(9)を設け
ると共に、前記掻込リール(25)の駆動系に変速部を設
ける一方、前記前後位置検出器(9)の検出結果に基づ
き、前記掻込リール(25)の前方位置への変位に連動し
て、前記掻込リール(25)の回転速度を高速側に制御す
る変速制御部(8)を設けたことを特徴とするものであ
る。
(作用) コンバインによる刈取脱穀作業時に、穀稈の植立状態
に応じて、前記掻込リール(25)の前後位置を調整する
ときには、この前後調整位置が前記前後位置検出器
(9)で検出されて、該検出器(9)の検出結果に基づ
く前記変速制御部(8)の作動で、前記掻込リール(2
5)の回転速度が制御されるのであり、該掻込リール(2
5)を前方側に制御する場合には、その回転速度が高速
側に制御される。
(実施例) 第8図は、汎用型のコンバインを示しており、該図
中、(1)は機体であって、前方側に刈取部(2)を設
けると共に、前記機体(1)の下部両側に走行装置
(3)を設け、かつ、上部側に脱穀部(4)を搭載して
いる。
前記刈取部(2)は、フィーダハウス(20)の両側上
部位置に、一対の支持杆(21)を上下移動用シリンダ
(22)を介して上下揺動可能に支持すると共に、前記各
支持杆(22)の前部側に、それぞれ移動受体(23)を前
後移動用シリンダ(24)を介して前後移動可能に取付
け、前記各受体(23)間に多数のリールタインをもった
掻込リール(25)を回転可能に支持して、この掻込リー
ル(25)を前記各シリンダ(22)(24)の作動で上下及
び前後方向に移動調整となす一方、前記掻込リール(2
5)の下部側でフィーダハウス(20)の前方位置に刈刃
(26)を設け、かつ、該刈刃(26)の後方で前記フィー
ダハウス(20)内に、掻込オーガ(27)を回転可能に配
設し、この掻込オーガ(27)の後部側に搬送コンベア
(28)を配設して、コンバインによる穀稈の刈取脱穀作
業時には、前記掻込リール(25)で植立穀稈を掻込みな
がら、前記刈刃(26)で穀稈を刈取り、この刈取穀稈を
前記掻込オーガ(27)から搬送コンベア(28)を介して
前記脱穀部(4)側に供給するようにしている。
また、前記脱穀部(4)は、スクリュー式扱胴(40)
を架設した扱室(41)の下部側に、揺動選別装置(42)
を配設すると共に、この選別装置(42)の下部側に、そ
れぞれ一番及び二番コンベア(43)(44)などを設けて
おり、前記刈取部(2)から搬送される刈取穀稈を、前
記扱室(41)内の扱胴(40)で脱穀処理した後に、前記
選別装置(42)で選別して、一番物は一番コンベア(4
3)から揚穀筒(45)を介して外部に取出し、二番物は
二番コンベア(44)から還元筒(46)を介して前記扱室
(41)内に供給して、再処理するようにしている。
更に、前記機体(1)上で前記脱穀部(4)の前部位
置に、操縦席(5)を配設して、この操縦席(5)に、
操向レバー(51)と、前記各シリンダ(22)(24)を操
作して前記掻込リール(25)の上下高さ及び前後位置を
調整する操作レバー(52)を設けるのであり、この操作
レバー(52)は、前後及び左右方向に揺動可能としたク
ロスタイプを採用し、前記レバー(52)を左右方向に揺
動させることにより、前記上下移動用シリンダ(22)を
作動させて、前記掻込リール(25)の上下調整を行い、
また、前記レバー(52)を前後方向に揺動させることに
より、前記前後移動用シリンダ(24)を作動させて、前
記掻込リール(25)の前後調整を行うようになすのであ
る。
次に、以上のコンバインにおける刈取部(2)と走行
装置(3)及び脱穀部(4)の駆動系を、第9図に基づ
いて説明する。
先ず、前記機体(1)に搭載したエンジン(101)の
回転軸上にプーリ(102)を設けて、このプーリ(102)
から、それぞれ3つのプーリ(103)(104)(105)を
介して前記脱穀部(4)に扱胴(40)に動力を伝達し、
また、前記エンジン(101)の回転軸上に取付けたプー
リ(106)から、それぞれ5つのプーリ(107)(108)
(109)(110)(111)を介して前記走行装置(3)の
トランスミッション(31)に動力を伝達し、更に、前記
プーリ(103)と同軸上に取付けたプーリ(112)から、
それぞれ3つのプーリ(113)(114)(115)を介して
前記脱穀部(4)に設けた選別装置(42)に動力を伝達
させる。
更にまた、前記プーリ(115)と同軸上に設けたプー
リ(116)から、プーリ(117)を介して前記二番コンベ
ア(44)へと動力を伝達し、かつ、該二番コンベア(4
4)から前記還元筒(46)側に動力を伝達し、また、前
記プーリ(116)から、プーリ(118)を介して前記一番
コンベア(43)に動力を伝達し、かつ、この一番コンベ
ア(43)から前記揚穀筒(45)側に動力を伝達する。
また、前記プーリ(116)から、プーリ(119)(12
0)を介して前記選別装置(42)に設けた唐箕(42a)に
動力を伝達し、かつ、前記プーリ(116)からプーリ(1
21)を介して前記選別装置(42)に配設した送風ファン
(42b)に動力を伝達する。
更に、前記プーリ(116)から、3つのプーリ(122)
(123)(124)を介して、前記刈取部(2)のフィーダ
ハウス(20)に内装した搬送コンベア(28)へと動力を
伝達し、また、前記プーリ(124)と同軸上のプーリ(1
25)から、プーリ(126)と2つのチェンスプロケット
(127)(128)を介して前記掻込オーガ(27)へと動力
を伝達し、また、前記プーリ(126)と同軸上のプーリ
(129)から、プーリ(130)を介して前記刈刃(26)を
駆動させるようになす。
また、前記プーリ(126)の回転軸から、2つのプー
リ(131)(132)と、4つのチェンスプロケット(13
3)(134)(135)(136)を介して前記掻込リール(2
5)に動力を伝達するようになす。
しかして、前記刈取部(2)における掻込リール(2
5)の駆動制御装置を、次のように構成したのである。
即ち、前記掻込リール(25)の高さ位置を検出する高
さ検出器(6)を設けると共に、前記掻込リール(25)
の駆動系に変速部(7)を設ける一方、前記高さ検出器
(6)の検出結果に基づき、前記掻込リール(25)の上
昇制御に連動して、前記掻込リール(25)の回転速度を
高速側に制御する変速制御部(8)を設けたのである。
具体的には、前記高さ検出器(6)として、例えばポ
テンショメータを使用し、斯かる高さ検出器(6)を、
前記操縦席(5)に設けた操作レバー(52)の左右方向
への揺動に連動させる。
また、前記変速部(7)は、第9図で示した掻込リー
ル(25)の駆動系に配設される前記2つのプーリ(13
1)(132)を、割りプーリから成る無段変速プーリ(13
1)(132)となし、この駆動側プーリ(131)にインバ
ータ制御可能としたモータ(7a)を設けて、該モータ
(71)の回転で前記駆動側プーリ(131)の径を変更す
ることにより、この駆動側プーリ(131)から伝動ベル
ト(7b)を介して伝動される従動側プーリ(132)を調
速して、前記掻込リール(25)の回転速度を変更させる
ようになすのである。
そして、第1図に示したごとく、前記変速制御部
(8)として、コンピュータなどのコントーラを用い、
斯かる制御部(8)の入力側に前記高さ検出器(6)を
接続し、かつ、出力側に前記変速部(7)を接続して、
前記操作レバー(52)の左右方向への揺動で前記掻込リ
ール(25)の上下高さ調整を行うとき、前記レバー(5
2)の左右揺動を前記高さ検出器(6)で検出し、この
検出結果に基づく前記変速制御部(8)からの出力によ
り、前記変速部(7)を介して前記掻込リール(25)の
回転速度を制御する。
また、本考案では、前記掻込リール(25)の前後位置
を検出する前後位置検出器(9)を設けると共に、前記
掻込リール(25)の駆動系に前述した変速部(7)を設
ける一方、前記前後位置検出器(9)の検出結果に基づ
き、前記掻込リール(25)の前方位置への変位に連動し
て、前記掻込リール(25)の回転速度を高速側に制御す
る前記変速制御部(8)を設けるようにしているのであ
る。
具体的には、前記掻込リール(25)の前後位置検出器
(9)として、例えばポテンショメータを使用し、斯か
る前後位置検出器(9)を、前記操縦席(5)に設けた
操作レバー(52)の前後方向への揺動に連動させる。
そして、第2図に示したごとく、前述した場合と同じ
く、コントロールから成る前記変速制御部(8)の入力
側に、前記前後位置検出器(9)を接続し、かつ、出力
側に前記変速部(7)を接続して、前記操作レバー(5
2)の前後方向への揺動で前記掻込リール(25)の前後
位置調整を行うとき、前記レバー(52)の前後揺動を前
記前後位置検出器(9)で検出し、この検出結果に基づ
く前記変速制御部(8)からの出力により、前記変速部
(7)を介して前記掻込リール(25)の回転速度を制御
する。
更には、第3図で示したように、コントローラから成
る前記変速制御部(8)の入力側に、前記高さ検出器
(6)と前後位置検出器(9)をそれぞれ接続し、か
つ、出力側に前記変速部(7)を接続すると共に、前記
変速制御部(8)に前記変速部(6)を優先して制御す
る優先回路(10)を組込み、この優先回路(10)により
選択される前記各検出器(6)(9)からの出力で、前
記変速部(7)を介して前記掻込リール(25)の制御を
行うようにしてもよい。
次に、以上の第3図に基づいた前記掻込リール(25)
の制御態様について説明する。
先ず、次表で示すように、コンバインで立刈、追刈、
向刈作業を行うとき、また、横刈作業時や穀稈が完全倒
伏状態にあるときに、前記掻込リール(25)の上下高さ
位置と前後位置とをそれぞれ調整し、これら各位置調整
に併せて前記掻込リール(25)の回転速度を、次のよう
に調整するのである。
そして、第4図で示したごとく、立刈作業を行うとき
には、起立状態にある穀稈(A)の穂首下(イ)に、前
記掻込リール(25)の高さを調整すると共に、穀稈が機
体進行方向前方側に傾斜状に倒伏していて、追刈を行う
ときには、倒伏した穀稈(B)の(ロ)位置にまで、前
記掻込リール(25)を一杯に下げる一方、穀稈が機体進
行方向後方側に倒伏していて、向刈を行うときには、倒
伏した穀稈(C)の穂先(ハ)に、前記掻込リール(2
5)の高さを調整し、また、穀稈が機体進行横方向に傾
斜状に倒伏していて、横刈を行う場合や、地面に完全に
倒伏している場合には、斯かる穀稈(D)の(ニ)位置
にまで、前記掻込リール(25)を一杯に下げるのであ
る。
第5図は、縦軸にリール速度を、横軸にリール高さを
とったグラフを示し、また、第6図は、縦軸にリール速
度を、横軸にリール前後位置をとったグラフを示してい
る。
しかして、前記第5図で明らかなごとく、立刈作業を
行う場合で、前記掻込リール(25)の高さを、第4図で
示した穀稈(A)の(イ)位置に調整したとき、前記高
さ検出器(6)の検出結果に基づく前記変速制御部
(8)からの出力で前記変速部(7)を介して、前記掻
込リール(25)の回転速度が、最低速度より2〜3割速
い速度に調速され、また、向刈作業を行う場合で、前記
掻込リール(25)の高さを、第4図で示した穀稈(C)
の(ハ)位置に調整したとき、前述した場合と同様に、
前記高さ検出器(6)と変速制御部(8)及び変速部
(7)を介して、前記掻込リール(25)の回転速度がや
や速い速度に調速される。
更に、追刈作業を行う場合で、前記掻込リール(25)
を一杯下まで下げて、その高さを、第4図で示した穀稈
(B)の(ロ)位置に調整したとき、また、横刈作業時
や穀稈の完全倒伏時で、前記掻込リール(25)を一杯下
まで下げて、その高さを同図で示した穀稈(D)の
(ニ)位置に調整したとき、前述した場合と同様に、高
さ検出器(6)と変速制御部(8)及び変速部(7)を
介して、前記掻込リール(25)の回転速度がかなり速い
速度に調速される。
また、前記第6図で明らかなごとく、立刈作業を行う
場合には、前記掻込リール(25)の前後位置を、機体進
行方向のやや前方に調整するのであるが、このとき、前
記前後位置検出器(9)の検出結果に高さ検出器(6)
の検出結果が優先して、高さ検出器(6)の検出結果に
基づき、前記変速制御部(8)からの出力で、前記変速
部(7)を介して、前記掻込リール(25)の回転速度が
最低速度より2〜3割速い速度に調速されるのであり、
また、向刈作業を行う場合には、前記掻込リール(25)
の前後位置をやや前方に調整するのであるが、このと
き、前記前後位置検出器(9)又は高さ検出器(6)の
検出結果の何れか一方に基づき、前記変速制御部(8)
からの出力で前記変速部(7)を介して、前記掻込リー
ル(25)の回転速度がやや速い速度に調速されるのであ
る。
更に、追刈や横刈作業などを行う場合には、第6図で
明らかなごとく、前記掻込リール(25)の前後位置を前
側に調整するのであるが、このときも、前記前後位置検
出器(9)と高さ検出器(6)との一方の検出結果に基
づく前記変速制御部(8)からの出力で前記変速部
(7)を介して、前記掻込リール(25)の回転速度がか
なり速い速度に調速される。
また、前記掻込リール(25)の回転速度を調整するに
あたっては、前記高さ検出器(6)と前後位置検出器
(9)との両者からの出力に基づいて行うようにしても
よい。
第8図の実施例においては、前記フィーダハウス(2
0)に設ける搬送コンベア(28)の上部側と、前記扱室
(41)内に設ける扱胴(40)の穀稈搬入側との間に、ル
ートコンベア(11)を全幅にわたって配設して、前記搬
送コンベア(28)から扱胴(40)側に、穀稈の停滞を招
いたりすることなく、円滑に穀稈の搬送供給が行えるよ
うにしいてる。
また前記掻込オーガ(27)の外周部に設けるスパイラ
ル(27a)は、第7図に示したごとく、その長さ方向外
方側に位置されるもののピット間隔(P1)が小で、か
つ、中央部側のピッチ間隔(P2)が大となるように形成
してもよく、斯くするときには、前記掻込オーガ(27)
による刈取穀稈の停滞による詰まりを防止でき刈取部へ
の搬送を良好に行い得て、その流れを向上し、作業速度
を向上できることから作業能率を高めることができる。
(考案の効果) 以上説明したように、掻込リール(25)を前後位置調
整可能に設けたコンバインにおける前記掻込リール(2
5)の駆動制御装置であって、前記掻込リール(25)の
前後位置を検出する前後位置検出器(9)を設けると共
に、前記掻込リール(25)の駆動系に変速部を設ける一
方、前記前後位置検出器(9)の検出結果に基づき、前
記掻込リール(25)の前方位置への変位に連動して、前
記掻込リール(25)の回転速度を高速側に制御する変速
制御部(8)を設けたことを特徴とするものであるか
ら、前記掻込リール(25)の前後位置調整に対応して、
該掻込リール(25)を最適な回転速度に自動調整するこ
とができ、例え未熟練者であっても、刈取脱穀作業を良
好に行い得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ本考案にかかる掻込リー
ルの駆動制御装置例を示すブロック図、第3図は他の実
施例を示すブロック図、第4図は穀稈の植立状態による
掻込リール位置を説明する説明図、第5図はリール高さ
とリール速度との関係を示すグラフ、第6図はリール前
後位置とリール速度との関係を示すグラフ、第7図は掻
込オーガ例を示す平面図、第8図はコンバインの全体構
造を示す側断面図、第9図は同コンバインの駆動系を示
す図面である。 (25)……掻込リール (6)……高さ検出器 (7)……変速部 (8)……変速制御部 (9)……前後位置検出器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】掻込リール(25)を前後位置調整可能に設
    けたコンバインにおける前記掻込リール(25)の駆動制
    御装置であって、前記掻込リール(25)の前後位置を検
    出する前後位置検出器(9)を設けると共に、前記掻込
    リール(25)の駆動系に変速部を設ける一方、前記前後
    位置検出器(9)の検出結果に基づき、前記掻込リール
    (25)の前方位置への変位に連動して、前記掻込リール
    (25)の回転速度を高速側に制御する変速制御部(8)
    を設けたことを特徴とするコンバインにおける掻込リー
    ルの駆動制御装置。
JP1989118444U 1989-10-09 1989-10-09 コンバインにおける掻込リ―ルの駆動制御装置 Expired - Lifetime JP2503763Y2 (ja)

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