JPH0221877Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0221877Y2
JPH0221877Y2 JP1983130897U JP13089783U JPH0221877Y2 JP H0221877 Y2 JPH0221877 Y2 JP H0221877Y2 JP 1983130897 U JP1983130897 U JP 1983130897U JP 13089783 U JP13089783 U JP 13089783U JP H0221877 Y2 JPH0221877 Y2 JP H0221877Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
culm
roll
reaping
cutting member
raking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983130897U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6038550U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13089783U priority Critical patent/JPS6038550U/ja
Publication of JPS6038550U publication Critical patent/JPS6038550U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0221877Y2 publication Critical patent/JPH0221877Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば家畜類の飼料である牧草等を刈
取る刈取収穫機に関する。
従来、脱穀済みの稲藁を圃場から拾上げて切断
するカツター付の収集機(例えば実公昭57−
46756号公報)があつたが、牧草刈取機(モーア)
と牧草収集機(レーキ)を併用する従来手段と同
様に、圃場に植立状態にある牧草を刈取りと同時
に寸断し難く、そのため牧草を絞つてジユースと
絞り粕とに分離し、ジユースを凝縮して栄養剤と
して、またその絞り粕を牛などの飼料として夫々
使用する加工処理を目的とした新鮮な牧草を得難
いものであつた。また従来の牧草刈取機では牧草
に泥土が付着し易く、そのため牧草を絞るローラ
をその泥土によつて損傷させる等の欠点もあつ
た。
また、実開昭54−149974号公報に示す如く、稈
切断部材の入口側で掻込ロールの上方に受ロール
を対設させ、各ロールの間から刈取稈を切断部材
に送出させる技術もあつたが、各ロールを一定位
置に軸支させていたから、刈取稈の量に応じて各
ロールの間隔が変化するものではなく、刈取稈の
量が少ないときは各ロールの挾持圧が不足して切
断部材に刈取稈が未切断状態で引込まれ易いと共
に、刈取稈の量が多くなつたときは各ロールの挾
持圧が過大になり、各ロールの損傷又は稈詰りな
どが発生し易い等の問題があつた。
然るに、本考案は、刈取部から稈搬送部材を介
して稈切断部材に刈取稈を供給して短く切断する
刈取収穫機において、前記稈搬送部材送り終端と
稈切断部材入口側の間で刈取稈移動方向に掻込ロ
ールと送出用のロールを略同一高さに並設させる
と共に、掻込ロールの上側に受ロールを自重で下
降自在に対設させ、また前記の送出用のロールの
上側に昇降自在に対設させる送出用のロールを下
方に弾圧して各ロールから稈切断部材に刈取稈を
挾持送出させるように構成したことを特徴とする
ものである。
従つて、稈搬送部材からの刈取稈量が多くなつ
ても掻込ロールと受ロールの取入れ間隔が大きく
なつて掻込み動作が円滑に行わせ得ると共に、稈
搬送部材からの刈取稈量が少ないときでも送出用
のロールによつて挾持し乍ら稈切断部材によつて
切断するから、稈切断部材に未切断状態で刈取稈
が引込まれるのを防止し得、掻込み機能の向上並
びに取扱い操作性の向上などを容易に図り得るも
のである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は全体の右側面図、第2図は同平面
図、第3図は同左側面図であり、図中1は左右一
対の走行クローラ2を装備するトラツクフレー
ム、3は前記トラツクフレーム1上に回動支点軸
4及び昇降シリンダ5を介して前端側を昇降自在
に支持させる機台、6は前記機台3の右側前部に
装設させて運転席7及び運転操作部8を備える運
転台、9は前記運転台6後側の機台3上に搭載す
るエンジン、10は前記機台3前方に刈取フレー
ム11及び支持フレーム12を介して装設させて
分草板13……及び引起タイン14……及び往復
摺動型刈刃15を備える刈取部、16は前記刈取
部10後側上方に設けて牧草等の穂先側を搬送す
る上部搬送タイン、17は前記刈取部10後側下
方に設けて牧草等の稈元側を搬送する長短稈調節
自在な稈搬送部材である縦搬送チエン、18は前
記機台3の左側前部で運転席7側方に装設させて
牧草類を寸断する稈切断部材であるシリンダカツ
タ、19は前記機台3後部上側で前記カツタ18
及び運転席7の後方に支柱20及びダンプシリン
ダ21を介して昇降反転自在に装設する逆台形箱
形のダンプ型ワゴンであり、分草板13……間に
取入れた牧草類を引起タイン14……によつて起
立させて刈刃15によつて株元を切断すると共
に、その刈取り牧草類を上部搬送タイン16及び
縦搬送チエン17によつてシリンダカツタ18に
供給して寸断するように構成している。
また前記シリンダカツタ18上側に稈放出筒2
2を立設させ、方向転換レバー23操作によつて
その放出筒22を水平回転させて稈飛散方向を変
更すると共に、前記カツタ18によつて寸断した
稈をその放出筒22を介してワゴン19内部に投
入するように構成している。
さらに前記支柱20を機台3後端で後傾状に立
設させ、前記支柱20上端に支点ピン24を介し
て前記ワゴン19後部の両側上縁を連結させると
共に、機台3両側に支持する左右一対のダンプシ
リンダ21のピストンロツド25を前記ワゴン1
9両側の上縁中間に支軸26を介して連結させ、
機台後側をトラツク(図示省略5の荷台等に近接
させて第3図のように前記ワゴン19を上昇反転
させ、ワゴン19内部の寸断稈を積換えるように
構成している。
なお、第2図において、27は前記走行クロー
ラ2を駆動制御する操向用サイドクラツチレバ
ー、28は前記刈取部10及びシリンダカツタ1
8を駆動制御する作業クラツチレバー、29は走
行変速レバー、30は副変速レバー、31は前記
昇降シリンダ5を制御して刈取部10を昇降させ
る刈高レバー、32は前記縦搬送チエン17の送
り終端を機体左右方向に略水平に変位させる長短
稈レバー、33は前記ダンプシリンダ21を制御
してワゴン19を昇降回転させる積降レバーであ
る。
第4図及び第5図に示す如く、前記シリンダカ
ツタ18はカツターケース34及び掻込ケース3
5を備え、前記カツターケース34に内設するフ
ライホイール36をカツター軸37に軸支させ、
そのカツター軸37を機台3上の台枠38に機体
前後方向に支持させると共に、切刃39及び飛散
羽根40を前記フライホイール36に固定する。
また偏心位置に軸支させる掻込フインガー41を
外周に進退自在に突出させる掻込ロール42を掻
込ケース35前側下部に軸支させると共に、外周
で軸芯方向に放射状にフイン43……を設けた受
ロール44を前記掻込ロール42上側でこれに接
離自在に掻込ケース35のガイド孔45を介して
支持させる。さらに外周に複数の突起を有する上
下一対の鬼ロール46,47を掻込ケース35後
側に設け、上方のロール46を昇降自在な軸受板
48に軸支させ、該板48に押アーム49を介し
て下降バネ50を連結すると共に、前記掻込ケー
ス35後側に受刃51を固設させ、前記フインガ
ー41によつてV字形に折曲げて各ロール42,
44間に挾持する牧草類の稈を後方の鬼ロール4
6,47を介して受刃51上方に送込み、その受
刃51と前記切刃39によつて稈を寸断する一
方、寸断された稈を前記羽根40によつて放出筒
22からワゴン19内に投入させるように構成し
ている。
又、前記掻込フインガー41に向けて延設する
二叉形の内外ガイド杆52,53を縦搬送チエン
17終端部に連結支持させ、機体内方のガイド杆
52を短尺に形成してフインガー41との当接を
阻止すると同時に、前記フインガー41による掻
込み稈がそのガイド杆52下側に引掛るのを防止
する一方、機体外方のガイド杆53先端を側面視
でフインガー41の回転軌跡内に突出させ、上記
長短稈レバー32操作によつて駆動制御する油圧
シリンダ54を介して機体左右方向に変位する縦
搬送チエン17終端に対して前記フインガー41
を穂先側に位置させ、前記フインガー41の下か
ら上方の回転動作によつてガイド杆52,53上
側の稈を掬上げて掻込むように構成している。
また前記受ロール44前方の掻込ケース35前
端縁に稈押え棒55基端を上下回転自在に軸支さ
せ、その押え棒55先端を前記ガイド杆52,5
3上方に延設し、前記押え棒55にブラケツト5
6を介して下降保持バネ57を連結させ、前記フ
インガー41によつて掬上げた稈をこの上方から
押え棒55によつて押下げ、そのフインガー41
に稈を係止させると共に、前記掻込ケース35の
左側壁(稈元側)前端縁で掻込ロール42と受ロ
ール44の中間部に稈取入れ凹部58を切欠き形
成し、後退彎曲させた)形のガイド丸棒59を各
ロール42,44接点部の前記凹部58に横断状
に架設させ、縦搬送チエン17の送り作用によつ
て牧草類の稈元を前記凹部に押込み、前記ロール
42,44に対して稈元を先行させて稈を斜交さ
せて送給し、前記フインガー41の回転軌跡内に
稈の中間部を送込むもので、凹部58の角隅部に
稈が引掛るのを前記丸棒59によつて防ぐように
構成している。
次いで第6図に示す如く、前記縦搬送チエン1
7を摺動案内する搬送ガイドフレーム60にU字
杆61の一端をブラケツト62によつて連結固定
させ、そのU字杆61の他端にホルダ63を介し
て前記チエン17の挾扼杆64を取付けると共
に、前記U字杆61の中間を外方に開動自在に支
軸65によつて連結し、前記U字杆61をU形に
閉動固定するボルト66をU字杆61にブラケツ
ト67,68を介して取付け、前記チエン17と
挾扼杆64の間に稈が詰つたとき、前記ボルト6
6を緩めてU字杆61を開動し、挾扼杆64を外
方に開放して詰り稈を取除くように構成してい
る。
更に第7図に示す如く、上記走行クローラ2を
駆動するスプロケツト69をミツシヨンケース7
0の車軸71に軸支させ、プーリ72,73及び
ベルト74を介してエンジン9にミツシヨンケー
ス70を連結させる。プーリ75,76及びベル
ト77を介して前記エンジン9にカウンタケース
78を連結させると共に、プーリ79,80及び
ベルト81を介して刈取部10の刈取駆動ケース
82に前記カウンタケース78を連結させる。伸
縮及び折曲自在なシヤフト83及びベベルギヤ8
4,85及びスプロケツト86を介して縦搬送チ
エン17をカウンタケース78に連結させる。
またプーリ87,88及びベルト89、カウン
タシヤフト90、プーリ91,92及びベルト9
3を介して上記カツター軸37をカウンタケース
78に連結させる。そしてプーリ94,95及び
ベルト96、正逆転レバー97によつて切換える
正逆転クラツチ98,99、正逆転用ベベルギヤ
100,101,102、速度調節用交換ギヤ1
03,104を介して一方の上記鬼ロール47を
カツター軸37に連結させる。一対の鬼ロール4
6,47をギヤ105,106によつて連結する
と共に、スプロケツト107,108及びチエン
109を介して下方の鬼ロール47と掻込ロール
42を、またスプロケツト110,111及びチ
エン112を介して上方の鬼ロール46と受ロー
ル44を夫々連結させるもので、前記レバー97
の切換操作により、掻込ケース35内に稈が詰つ
たとき、前記各ロール42,44,46,47を
逆転させ、前記ケース35内の詰り稈を入口側か
ら取出すように構成するものである。
本考案は上記の如く構成しており、分草板13
……間に取入れた牧草類を引起タイン14……に
よつて起立させて刈刃15によつて株元を切断す
ると共に、上部搬送タイン16及び縦搬送チエン
17によつて刈取り稈を掻込ケース35前側に略
水平に送給する。そして前記縦搬送チエン17終
端のガイド杆52,53上側に到達した水平姿勢
の稈を掻込フインガー41によつて下方から掬上
げ、その稈をV字形に折曲げて掻込及び受ロール
42,44間及び鬼ロール46,47間を介して
受刃61上方に送出し、切刃39によつて前記稈
を寸断した後に飛散羽根40によつて放出筒22
からワゴン19内部に投入するもので、掻込ケー
ス35左側壁の凹部58によつて稈元を先行させ
て稈を斜交状に掻込フインガー41に引掛けると
共に、縦搬送チエン17に稈が詰つたとき、ボル
ト66操作によつてU字杆61及び挾扼杆64を
外方に開いて詰り稈を取除くものである。
また上記ワゴン19内の寸断稈をこのダンプ作
用によつてトラツクの荷台に積込み、加工場所に
移動してその稈を絞り、生じたジユースを凝縮し
て家畜の栄養剤として、また絞り粕を牛などの飼
料として夫々使用するものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、刈取
部10から稈搬送部材17を介して稈切断部材1
8に刈取稈を供給して短く切断する刈取収穫機に
おいて、前記稈搬送部材17送り終端と稈切断部
材18入口側の間で刈取稈移動方向に掻込ロール
42と送出用のロール47を略同一高さに並設さ
せると共に、掻込ロール42の上側に受ロール4
4を自重で下降自在に対設させ、また前記の送出
用のロール47の上側に昇降自在に対設させる送
出用のロール46を下方に弾圧して各ロール4
6,47から稈切断部材18に刈取稈を挾持送出
させるように構成したもので、稈搬送部材17か
らの刈取稈量が多くなつても掻込ロール42と受
ロール44の取入れ間隔が大きくなつて掻込み動
作を円滑に行わせることができると共に、稈搬送
部材17からの刈取稈量が少ないときでも送出用
のロール46,47によつて挾持し乍ら稈切断部
材19によつて切断するから、稈切断部材18に
未切断状態で刈取稈が引込まれるのを防止でき、
掻込み機能の向上並びに取扱い操作性の向上など
を容易に図ることができる等の実用的な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の右側面
図、第2図は同平面図、第3図は同左側面図、第
4図はシリンダカツタの断面平面図、第5図は同
断面平面図、第6図は縦搬送チエンの拡大断面
図、第7図は駆動系統図である。 10……刈取部、15……往復摺動型刈刃、1
7……縦搬送チエン(稈搬送部材)、18……シ
リンダカツタ(稈切断部材)、35……掻込ケー
ス、42……掻込ロール、44……受ロール、5
8……稈取入れ凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈取部10から稈搬送部材17を介して稈切断
    部材18に刈取稈を供給して短く切断する刈取収
    穫機において、前記稈搬送部材17送り終端と稈
    切断部材18入口側の間で刈取稈移動方向に掻込
    ロール42と送出用のロール47を略同一高さに
    並設させると共に、掻込ロール42の上側に受ロ
    ール44を自重で下降自在に対設させ、また前記
    の送出用のロール47の上側に昇降自在に対設さ
    せる送出用のロール46を下方に弾圧して各ロー
    ル46,47から稈切断部材18に刈取稈を挟持
    送出させるように構成したことを特徴とする刈取
    収穫機。
JP13089783U 1983-08-22 1983-08-22 刈取収穫機 Granted JPS6038550U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13089783U JPS6038550U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 刈取収穫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13089783U JPS6038550U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 刈取収穫機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038550U JPS6038550U (ja) 1985-03-16
JPH0221877Y2 true JPH0221877Y2 (ja) 1990-06-12

Family

ID=30296115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13089783U Granted JPS6038550U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 刈取収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6038550U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52153669U (ja) * 1976-05-14 1977-11-21
JPS5840852Y2 (ja) * 1978-04-10 1983-09-14 三菱農機株式会社 収穫機用カッタ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6038550U (ja) 1985-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8220236B1 (en) Harvester for selectively cutting portions of crop materials
US2826031A (en) Conveying and separating device for a corn harvester
JP5651870B2 (ja) 甘藷つる収穫機
US2477795A (en) Machine for gathering hay and conditioning it for animal food
US6685120B2 (en) Hay bale separating apparatus and method
US3456429A (en) Sugarcane harvesting apparatus
US2724228A (en) Cane harvesting machine
JP4362184B2 (ja) ホールクロップ用ロールベーラ
JPH0221877Y2 (ja)
JP2012005450A (ja) 甘藷つる収穫機
US2704429A (en) Harvesting machine having crushing rolls
WO2010021318A1 (ja) 自脱型のコンバイン
JP2004321061A (ja) ロールベーラ
JP2009165393A (ja) コンバイン
JPH0240753Y2 (ja)
JP2004344053A (ja) コンバイン
JPS64733Y2 (ja)
JP3517842B2 (ja) コンバイン
JPH0331133Y2 (ja)
JPH022193Y2 (ja)
JP2007282588A (ja) コンバインのロードクリーナ
JPH0117943Y2 (ja)
JPH0649147Y2 (ja) コンバインの穀稈掻込装置
US5327711A (en) Baler feeding apparatus
JP2001078542A (ja) コンバイン