JPS62210913A

JPS62210913A - 自走自脱装置用排藁結束機

Info

Publication number: JPS62210913A
Application number: JP5333586A
Authority: JP
Inventors: 竹島　幹雄
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1986-03-10
Filing date: 1986-03-10
Publication date: 1987-09-17
Anticipated expiration: 2011-03-27
Also published as: JPH0829028B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は自走自説装置に付設した排藁結束機において、
脱穀装置りのフィードチェーンより、結束機のデツキ上
に排藁をスムーズに受は継ぎ搬送する為の技術である。

（ロ）従来技術従来から、自走自説装置に結束機を装着した技術は公知
とされていたのである。例えば実開昭５７−４３０３０
号公報の如くである。

該公報に記載の技術や第５図・第６図にて示す如く、従
来の自走自説装置においては、脱穀装置りの一番コンベ
アより、籾袋へ穀粒を送る揚穀筒５３が二叉シュート５
６へ向けて直線的に、斜めに配置されていたのである。

この為に、排藁結束機５５を脱穀装置りの排藁出口に付
設しようとすると、該揚穀筒５３が邪魔となり、ある程
度までは、結束機を脱穀装置の側に接近させることが出
来ても、それ以上は揚穀筒がある為に接近させることが
出来なかったのである。

また殻稈の株元を載置するエンジンカバー７と結束デツ
キ５２との間に、斜めに配置された揚穀筒５３が突出す
ることとなり、この突出部が排藁の流れを阻止して、ス
ムーズな株元の流れを抑制するという不具合いが有った
のである。

故に該部分の揚穀筒５３の突出部を失くす為に、結束機
５５を部下がりに傾斜して配置して、結束デツキ５２と
揚穀筒５３の高さの相違を少しでも小さくしたり、該揚
穀筒５３に排藁の株元部が引っ掛かることの無いように
、ガイド板５４を被覆したりしていたのである。１６は
エンジン室のサイドカバーである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点本発明の目的は、前記従来の不具合いを解消することを
目的としたものであり、従来の構成において最もネック
となっていた揚穀筒をＬ字形に構成して、結束機の取付
は部を迂回させ、丁度結束機の配置される部分のみ揚穀
筒を無くしたものである。これにより、結束機を従来の
揚穀筒の分だけ脱穀装置側に近づけることができ、エン
ジンカバーと株元側結束デツキの間に揚穀筒の上方への
突出部が無いので、排藁株元部の搬送をスムーズとなる
ように構成したものである。

また該部分に斜めに配置した揚殻筒が有った為に、従来
は結束機のデツキもこの傾斜した揚穀筒に沿う如く後方
を高く斜めに配置していたのである。この為に、傾斜し
たデツキの上に載置された排藁が前方へ傾斜面を前方へ
滑りおちる傾向にあり、排藁の株元の揃え状態が悪いと
いう不具合いが発生していたのである。

本発明においては、揚穀筒をＬ字形に配置することによ
り、結束デツキを部下がりに傾斜して配置する必要が無
くなったので、結束機を水平に配置することができ、株
元を整然と揃えることができるようにしたものである。

（ニ）問題を解決するための手段本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。

自走自脱装置の排藁出口部に、排藁結束機を付設する構
成において、脱穀装置りから籾受部に至る揚穀筒を側面
視り字形に構成し、脱穀装置りの排藁出口に付設する排
藁結束機の結束デツキ９を、エンジンカバー７の側端に
接近させて配置したものである。

（ホ）実施例の構成本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。

第１図は、本発明の自走自説装置の全体側面図、第２図
は同じく平面図、第３図は本発明の排藁結束機の側面図
、第４図は同じく後面図、第５図は従来の自走自説装置
の側面図、第６図は同じく揚穀筒とエンジンカバーと結
束デツキ部分の後面断面図である。

第１図・第２図より自走自説装置の全体的な構成から説
明すると。

クローラ一式走行装置Ｃの上に走行フレームＦが固設さ
れている。該走行フレームＦの上の前部に脱穀装置りを
載置し、後部にエンジン室Ｅを配置している。更に走行
フレームＦの後端より後方へ突出して籾受台２７を突出
・収納自在に配置している。該籾受台２７の上に籾袋２
６を袋受は杆４３により吊りさげて載置し、二叉シュー
ト２８より穀粒を投入するものである。脱穀装置りの右
側方には、一番コンベアの外端よりＬ字形の揚穀コンベ
ア装置が配置されている。該揚穀コンベアは水平コンベ
ア３０と垂直コンベア２９より構成されており、該垂直
コンベア２９の上端に二叉シュート２８が延設されてい
るのである。

このような構成の自走自説装置の垂直コンベア２９の部
分の、エンジン室Ｅより突設して枢支フレーム１が固設
可能とされているのである。また、該枢支フレームエに
結束機フレーム２を枢支し、結束機フレーム２を回動し
て脱穀装置り側の取付状態にした位置で、結束機フレー
ム２の前端を固定する為のロックフレーム２３が、脱穀
装置りの前端側方より突設されているのである。ロック
フレーム２３よりロック螺子２４が突出配置されており
、該ロック螺子２４を、結束機フレーム２の前端より突
出したロック金具２５の長孔に嵌入して固定することに
より、排藁結束機が正規の位置に固定されるのである。

枢支フレーム１には枢支軸１ａ・１ｂが上向きに突出さ
れている。該枢支軸１ａ・１ｂに結束機フレーム２の枢
支筒２ａ・２ｂが嵌装されて、枢支軸１ａ−１ｂを中心
に、結束機フレーム２が水平回動されるのである。

結束機フレーム２の上にスライドフレーム４２が載置さ
れている。

Ｂは殻稈を＊置する架台である。

第３図・第４図より、排藁結束機の構成について説明す
ると。

結束機フレーム２の上にスライドフレーム４２を摺動可
能に載置しており、該スライドフレーム４２を螺子杆４
０と結束位置調整ハンドル４１により調節して、排藁の
結束する位置を変更可能としているのである。スライド
フレーム４２の上に結束ミッションケース２０と動力伝
達ケース２１が支持されており、該結束ミッションケー
ス２゜と動力伝達ケース２１の間を伝達軸ケース３８に
より連結している。結束ミッションケース２ｏよリパフ
力−３６やニードルを駆動している。動力伝達ケース２
１の上端より、伝達軸ケース３３が後方へ延設されてお
り、後端に結節部３４が配置されている。該結節部３４
と、回動してくるニードルとの間で結節作用が行われる
のである。３５はクラッチドアであり、パッカー３６に
より次々と送り込まれてくる排藁が結束ポケットにいっ
ばいになると、該クラッチドア３５が回動して結束クラ
ッチが入り、ニードルが結節部３４まで回動して結節作
用が行われるのである。

３１は穂先側結束デツキであり、９は株元側結束デツキ
である。該前後の結束デツキにより結束ミッションケー
ス２０や紐ケース３２等を覆って、排藁の移動を支持し
ガイドしているのである。

本発明は特に、株元側結束デツキ９をエンジンカバー７
側に密着して、排藁の搬送をスムーズにしたものである
。

動力伝達ケース２１の下方にベベルギヤボックスを設け
て、該ベベルギヤボックスへ向けて、カウンタープーリ
ー１９の動力が入力されている。

そして該カウンタープーリー１９へは、入カブーリー１
０からＶベルトにより動力が伝達されている。入カブ−
ＩＪ　−１０は安全クラッチ装Ｒ８に固設されている。

該安全クラッチ装置８は、結束機フレーム２より突出し
たブラケット３７により支持されているのである。

安全クラッチ装置８の軸にユニバーサルジヨイント４が
介装されて、更に該ユニバーサルジヨイント４の端部に
入力軸３が連結されている。入力軸３は、実施例におい
ては六角軸に構成されているが、スプライン軸であって
も良いものである。

出力軸１７はプーリー１２を付設した脱穀装置りの選別
ファンの軸が兼用されており、該プーリー１２の外側面
にボルト孔を付設しており、入力軸嵌入体５をボルトに
より付設している。該入力軸嵌入体５に入力軸嵌入筒５
ａが固設されており、該入力軸嵌入筒５ａに入力軸３を
嵌入するのである。

脱穀装置りの排藁出口部近辺に、刺さり粉受は樋１８が
設けられており、該刺さり粉受は樋１８の下端に刺さり
粒コンベア２２が設けられている。該刺さり粒コンベア
２２により刺さり粉受は樋１８内の刺さり粒を前方へ搬
送して、刺さり粒還元スロワ−５１により脱穀装置り内
へ還元するものである。

以上のような構成において、本発明においては、水平揚
穀筒３０と垂直揚穀筒２９により、揚穀筒をＬ字形に迂
回させて配置したことにより、排藁結束機を取りつける
部分に、従来傾斜して配置されていた揚穀筒が無くなり
、結束機を密着近接して配置することが可能となったも
のである。特に排藁をフィードチェーン６から結束機の
上に案内する上において問題となる、エンジンカバー７
と株元側結束デツキ９の受は継ぎ部を完全に接近させる
ことができるのである。エンジンカバー７と株元側結束
デツキ９を完全に固着しても良いのであるが、清掃・点
検の為に結束機を肌着する可能性があることと、結束機
を必要としない自走自説装置もあることから、一体化は
していないのである。

第４図の実施例においては、株元側結束デツキ９の内端
をエンジン室の側方に突出したサイドカバー１６の上に
重複して配置することにより、受は継ぎをスムーズにし
ているのである。また第１図において示す如く、揚穀筒
が傾斜配置されていないので、結束機を後玉がりとして
、株元側結束デツキ９を傾斜した揚穀筒に沿わせる必要
がなく、結束機自体を水平に配置することができるので
ある。

本実施例においては、株元側結束デツキ９を工ンジンカ
バー７よりも低く配置して、更に排藁の流れをスムーズ
にすべく構成しているのである。

（へ）発明の効果本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。

第１に、従来は脱穀装置りの一番コンベアロから二叉シ
ュート部分に向けて、傾斜して配置していた揚穀筒を、
本発明においてはＬ字形に構成して、迂回させたことに
より、排藁結束機を取りつける部分を開放することがで
き、結束機を脱穀装置り側に密着配置することができ、
株元側結束デツキ９をエンジンカバー７と接近させるこ
とが出来たものである。これによりフィードチェーン６
に挟持されて、エンジンカバー７の上を搬送される殻稈
の株元部を、エンジンカバー７からスムーズに株元側結
束デツキ９の上に移動させることが出来たものである。

第２に、従来は前記の如く斜めに配置した揚穀筒が有っ
た為に、株元部がこれを乗り越える必要があり、エンジ
ンカバー７も結束機も後玉がりに傾斜して配置されてて
いたのであるが、本発明においては、傾斜した揚穀筒が
ないので、エンジンカバー７も結束機も傾斜する必要が
無くなり、従来の構成により発生した排藁が株元側結束
デツキ９と穂先側結束デツキ３１の上を滑って、前方へ
行きがちなり、不揃いの結束となるという不具合いを解
消することが出来たのである。

第３に、従来の如く揚穀筒を傾斜して配置していないの
で、従来、エンジンカバー７と株元側結束デツキ９の間
で、上方に突出した揚穀筒の上面を覆い、且つ株元部を
スムーズに案内搬送するガイド板５４が設けられていた
が、これらが不要となったのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の自走自説装置の全体側面図、第２図
は同じく平面図、第３図は本発明の排藁結束機の側面図
、第４図は同じく後面図、第５図は従来の自走自説装置
の側面図、第６図は同じく揚穀筒とエンジンカバーと結
束デツキ部分の後面断面図である。Ｄ・・・脱穀装置１・・・枢支フレームｌａ、ｌｂ・・・枢支軸２・・・・結束機フレーム２ａ、　　２ｂ・・枢支筒７・・・エンジンカバー８・・・安全クラッチ装置９・・・株元側結束デツキ２８・・・二叉シュート２９・・・垂直揚穀筒３０・・・水平揚穀筒３１・・・穂先側結束デツキ

Claims

【特許請求の範囲】

自走自脱装置の排藁出口部に、排藁結束機を付設する構
成において、脱穀装置Ｄから籾受部に至る揚穀筒を側面
視Ｌ字形に構成し、脱穀装置Ｄの排藁出口に付設する排
藁結束機の結束デッキ９を、エンジンカバー７の側端に
接近させて配置したことを特徴とする自走自脱装置用排
藁結束機。