JP6542107B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
この場合、前記第1カウンター軸の機体幅方向一方側から前記扱胴入力軸を介して前記脱穀装置の扱胴軸へ回転動力が作動伝達されると共に、前記第1カウンター軸の機体幅方向他方側から前記第2カウンター軸へ回転動力が作動伝達され、前記第2カウンター軸から前記刈取装置及び前記唐箕軸の機体幅方向他方側へ回転動力が作動伝達される。
これに代えて、前記脱穀装置の揺動選別機構を駆動する為の回転動力を前記唐箕軸の機体幅方向他方側、又は、前記第1カウンター軸のから取り出すことも可能である。
以下、本発明に係るコンバインの好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4に、それぞれ、本実施の形態に係るコンバイン1の左側面図、右側面図、平面図及び伝動模式図を示す。
なお、本実施の形態においては、機体幅方向一方側及び他方側は、それぞれ、前記コンバイン1の前進方向を向いて右側及び左側を意味する。
なお、本実施の形態においては、前記HST35のポンプ軸が前記トランスミッション入力軸32として作用する。
なお、前記昇降用油圧シリンダ装置60へは、前記エンジン25に付設される油圧ポンプ28(図4参照)から作動油が供給される。
前記刈刃140によって刈り取られた刈取穀稈は、前記掻込オーガ125によって前記穀物ヘッダー120内において前記フィーダハウス110の前端開口付近へ集約され、前記供給コンベア115によって前記フィーダハウス110の前端開口から後端開口へ向けて搬送され、前記扱口から前記扱室201内に投入される。
一方、前記受網230の網目開口より大きい藁屑等の脱穀物は、前記扱胴220の搬送作用によって前記扱室201の後方に設けられた排塵口205から排出される。
前記揺動選別盤265は、グレンパン、チャフシーブ、グレンシーブ及びストローラック等を含む。
図4に示すように、前記エンジン25の前記第2及び第3出力軸27b、27cは、それぞれ、前記油圧ポンプ28及び冷却ファン29を駆動する。
そして、前記中空の唐箕軸281に、機体幅方向に関し前記扱室201を跨ぐように第1カウンター軸610が軸線回り相対回転自在に内挿されている。
前記コンバイン1においては、図4に示すように、前記扱室201の前方で且つ前記扱胴軸210と略同一高さにおいて、機体幅方向に沿った扱胴入力軸510が設けられている。
前述の通り、本実施の形態に係る前記コンバイン1は前記フロントロータ機構160を有しており、前記第2カウンター軸620から前記刈取装置100へは前記フロントロータ駆動軸161を介して動力伝達されている。
なお、上下方向に関しては、前記フロントロータ駆動軸161は前記扱胴入力軸510の直下方に配置され得る。
前記正逆転切換機構170は、前記刈取伝動軸105に相対回転不能に支持された正転用ベベルギヤ171と、前記刈取入力軸116に相対回転自在に支持された逆転用ベベルギヤ172と、前記正転用ベベルギヤ171及び前記逆転用ベベルギヤ172の双方に噛合された中間ベベルギヤ173と、前記刈取入力軸116に相対回転不能且つ軸線方向移動可能に支持されたスライダー部材174と、前記スライダー部材174を軸線方向に移動させる正逆転切換軸175とを有している。
詳しくは、前記掻込軸122は第1リール駆動チェーン365を介して中間軸366に作動連結され、前記中間軸366は第2リール駆動チェーン367を介して前記リール軸131に作動連結されている。
図4に示すように、前記第2カウンター軸620は、プーリー伝動機構等の第6作業系無端体伝動機構460を介して前記唐箕軸281の機体幅方向他方側にも作動連結されている。
図4に示すように、前記第2カウンター軸620はプーリー伝動機構等の第7作業系無端体伝動機構470を介して前記一番コンベア機構310及び前記二番コンベア機構330に作動連結され、前記二番コンベア機構330はプーリー伝動機構等の第8作業系無端体伝動機構480を介して前記揺動選別軸261に作動連結されている。
本実施の形態においては、前記駆動側回転体651は前記第1カウンター軸610に相対回転不能に支持されているが、これに代えて、前記駆動側回転体651を前記第2カウンター軸620又は前記唐箕軸281に相対回転不能に支持させることも可能である。
従って、前記従来構成においては、長尺の前記唐箕軸の全体が、前記扱胴を駆動する動力、前記唐箕軸及び前記揺動選別機構を含む選別機構を駆動する動力並びに前記刈取装置を駆動する動力の合力に耐え得る強度を有する必要があり、さらに、前記唐箕軸の両端を支持する部分も前記唐箕軸に掛かる伝動負荷に耐え得るように強度を高める必要があり、結果として、コスト高騰を招く。
図5に示すように、前記第1変形例1Bにおいては、前記第7作業系無端体伝動機構470の前記駆動側回転体471は前記唐箕軸281に相対回転不能に支持されている。
図6に示すように、前記第2変形例1Cにおいては、前記第7作業系無端体伝動機構470の前記駆動側回転体471は前記第1カウンター軸610の第2側に相対回転不能に支持されている。
以下、本発明の他の実施の形態に係るコンバイン2について、添付図面を参照しつつ説明する。
図7に、本実施の形態に係るコンバイン2の伝動模式図を示す。
なお、図中、前記実施の形態1におけると同一部材には同一符号を付している。
前記唐箕軸700は、軸線方向両側が前記扱室201から外方へ延在された状態で前記脱穀装置200の機枠に軸線回り回転自在に支持されている。
10 走行機体
25 エンジン
27a 第1出力軸(エンジン出力軸)
30 トランスミッション
32 トランスミッション入力軸
40 運転部
50 グレンタンク(穀粒貯留部)
100 刈取装置
200 脱穀装置
201 扱室
210 扱胴軸
220 扱胴
250 選別機構
260 揺動選別機構
281 唐箕軸
510 扱胴入力軸
610 第1カウンター軸
620 第2カウンター軸
Claims (4)
- エンジンが走行機体の機体幅方向一方側で且つ前部に設けられた運転部の下方に配置され、脱穀装置が前記運転部及び前記運転部の後方に設けられた穀粒貯留部の機体幅方向他方側に配置され、刈取装置が前記走行機体の前方において前記走行機体に昇降可能に連結されたコンバインであって、
前記脱穀装置の唐箕軸をパイプ軸とし、前記唐箕軸に機体幅方向両側が外方へ延在された状態で軸線回り相対回転可能に第1カウンター軸を内挿させ、前記エンジンから前記第1カウンター軸の機体幅方向一方側へ回転動力を作動伝達し、前記第1カウンター軸の機体幅方向一方側から前記脱穀装置の扱胴を駆動する回転動力を取り出し、前記第1カウンター軸の機体幅方向他方側から前記脱穀装置の揺動選別機構及び前記唐箕軸並びに前記刈取装置を駆動する回転動力を取り出すことを特徴とするコンバイン。 - 前記脱穀装置の扱室の前方に機体幅方向に沿って配置された扱胴入力軸及び第2カウンター軸を備え、
前記第1カウンター軸の機体幅方向一方側から前記扱胴入力軸を介して前記脱穀装置の扱胴軸へ回転動力を作動伝達すると共に、前記第1カウンター軸の機体幅方向他方側から前記第2カウンター軸へ回転動力を作動伝達し、前記第2カウンター軸から前記刈取装置及び前記唐箕軸の機体幅方向他方側へ回転動力を作動伝達することを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 - 前記第2カウンター軸から前記脱穀装置の揺動選別機構へ回転動力を作動伝達することを特徴とする請求項2に記載のコンバイン。
- 前記第2カウンター軸から前記唐箕軸へは割プーリー式無段変速機構によって回転動力が作動伝達されることを特徴とする請求項2又は3に記載のコンバイン。
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