JPH08286885A - キャラクタデータ表示装置及びキャラクタデータ表示方法 - Google Patents
キャラクタデータ表示装置及びキャラクタデータ表示方法Info
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- JPH08286885A JPH08286885A JP7094044A JP9404495A JPH08286885A JP H08286885 A JPH08286885 A JP H08286885A JP 7094044 A JP7094044 A JP 7094044A JP 9404495 A JP9404495 A JP 9404495A JP H08286885 A JPH08286885 A JP H08286885A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 文字などのキャラクタデータを表示させる場
合に、表示処理が迅速にできるようにする。 【構成】 入力されたキャラクタデータの表示態様を加
工させるか否か判断した後、この判断に基づいて加工す
るキャラクタデータに対応したフォントデータだけを、
フォントデータ記憶手段から読出して、加工用記憶手段
に転送させ、この加工用記憶手段に記憶された加工後の
フォントデータ又は加工しないと判断されたキャラクタ
データに対応してフォントデータ記憶手段から読出した
フォントデータを表示処理するようにした。
合に、表示処理が迅速にできるようにする。 【構成】 入力されたキャラクタデータの表示態様を加
工させるか否か判断した後、この判断に基づいて加工す
るキャラクタデータに対応したフォントデータだけを、
フォントデータ記憶手段から読出して、加工用記憶手段
に転送させ、この加工用記憶手段に記憶された加工後の
フォントデータ又は加工しないと判断されたキャラクタ
データに対応してフォントデータ記憶手段から読出した
フォントデータを表示処理するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCD−ROMと
称されるデータ記録ディスクより再生したキャラクタデ
ータに基づいて表示を行う場合に適用して好適なキャラ
クタデータ表示装置及びキャラクタデータ表示方法に関
する。
称されるデータ記録ディスクより再生したキャラクタデ
ータに基づいて表示を行う場合に適用して好適なキャラ
クタデータ表示装置及びキャラクタデータ表示方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽データなどを記録するために
開発されたコンパクトディスク(CD)を使用して、辞
書などの書籍に記録されるデータ(文字データ,図形デ
ータなど)を記録させた電子書籍(電子ブック)と称さ
れるものが、各種開発されている。この場合、ディスク
(光ディスク)へのデータの記録は、例えばCD−RO
Mと称されるデジタルデータ記録フォーマットを使用し
て行う。そして、記録されたデータをコンパクトディス
クと同様の光ディスク再生機構を使用して読出し、読出
されたデータを所定のフォーマットに従ってデコードし
て、ディスクに記録されたデータを得るようにしてあ
る。そして、例えば再生データを所定の表示パネル(液
晶表示パネルなど)に文字,図形などで表示させるよう
にしてある。
開発されたコンパクトディスク(CD)を使用して、辞
書などの書籍に記録されるデータ(文字データ,図形デ
ータなど)を記録させた電子書籍(電子ブック)と称さ
れるものが、各種開発されている。この場合、ディスク
(光ディスク)へのデータの記録は、例えばCD−RO
Mと称されるデジタルデータ記録フォーマットを使用し
て行う。そして、記録されたデータをコンパクトディス
クと同様の光ディスク再生機構を使用して読出し、読出
されたデータを所定のフォーマットに従ってデコードし
て、ディスクに記録されたデータを得るようにしてあ
る。そして、例えば再生データを所定の表示パネル(液
晶表示パネルなど)に文字,図形などで表示させるよう
にしてある。
【0003】この電子書籍として例えば辞書のデータが
記録されたディスクを使用することで、検索したい言葉
(単語)がある場合には、この言葉を再生装置にキー操
作などで入力させるだけで、再生装置がディスクの記録
データを検索して、自動的に必要とする言葉に関するデ
ータが再生され、表示パネルなどに検索結果を表示させ
ることができ、従来の紙に印刷された書籍を使用して検
索する場合に比べ、非常に効率良く検索が行える。
記録されたディスクを使用することで、検索したい言葉
(単語)がある場合には、この言葉を再生装置にキー操
作などで入力させるだけで、再生装置がディスクの記録
データを検索して、自動的に必要とする言葉に関するデ
ータが再生され、表示パネルなどに検索結果を表示させ
ることができ、従来の紙に印刷された書籍を使用して検
索する場合に比べ、非常に効率良く検索が行える。
【0004】ところで、このようなCD−ROM方式の
ディスクへの電子書籍のデータの記録としては、文字
(漢字,ひらがな,カタカナ,アルファベット等),数
字,記号などのキャラクタデータは、そのコード番号の
データが記録されている。そして、再生装置側には、各
コード番号毎に文字などの形状を示すドットパターンの
データであるフォントデータが記憶されたメモリが用意
されている。
ディスクへの電子書籍のデータの記録としては、文字
(漢字,ひらがな,カタカナ,アルファベット等),数
字,記号などのキャラクタデータは、そのコード番号の
データが記録されている。そして、再生装置側には、各
コード番号毎に文字などの形状を示すドットパターンの
データであるフォントデータが記憶されたメモリが用意
されている。
【0005】このキャラクタデータをディスクから読出
して表示処理する場合には、図4のフローチャートに示
す処理が行われていた。即ち、キャラクタデータをディ
スクから読出した際には、このメモリからキャラクタデ
ータに対応したフォントデータを読出し、バッファメモ
リ(RAM)に一旦転送させている(ステップS1)。
そして、このバッファメモリに記憶された各フォントデ
ータについて、文字などのキャラクタを拡大,縮小,反
転表示などの加工する必要があるか否か判断する(ステ
ップS2)。そして、加工する必要があるフォントデー
タの場合には、メモリコントローラの制御に基づいて、
このバッファメモリに記憶されたフォントデータの記憶
状態を修正する加工を施す(ステップS3)。そして、
加工処理が終了した段階で、バッファメモリに記憶され
たフォントデータの中から、表示させる箇所のフォント
データを、表示用画像メモリ(VRAM)に転送させ、
この表示用メモリで1画面分の表示データを作成させる
(ステップS4)。そして、この表示用画像メモリに記
憶された1画面分の表示データに基づいて、液晶表示パ
ネルなどの表示手段に表示させる。
して表示処理する場合には、図4のフローチャートに示
す処理が行われていた。即ち、キャラクタデータをディ
スクから読出した際には、このメモリからキャラクタデ
ータに対応したフォントデータを読出し、バッファメモ
リ(RAM)に一旦転送させている(ステップS1)。
そして、このバッファメモリに記憶された各フォントデ
ータについて、文字などのキャラクタを拡大,縮小,反
転表示などの加工する必要があるか否か判断する(ステ
ップS2)。そして、加工する必要があるフォントデー
タの場合には、メモリコントローラの制御に基づいて、
このバッファメモリに記憶されたフォントデータの記憶
状態を修正する加工を施す(ステップS3)。そして、
加工処理が終了した段階で、バッファメモリに記憶され
たフォントデータの中から、表示させる箇所のフォント
データを、表示用画像メモリ(VRAM)に転送させ、
この表示用メモリで1画面分の表示データを作成させる
(ステップS4)。そして、この表示用画像メモリに記
憶された1画面分の表示データに基づいて、液晶表示パ
ネルなどの表示手段に表示させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の表示
処理は、ディスクからデータを読出してから表示手段に
実際に文字が表示されるまでに時間がかかる不都合があ
った。即ち、ディスクから読出したキャラクタデータと
対応するフォントデータを、全て一旦バッファメモリに
転送させていたので、1画面を構成する全ての文字にフ
ォントデータの加工が全くない場合でも、バッファメモ
リに転送させる処理が必要で、それだけディスクからデ
ータを読出してから表示用画像メモリにデータが転送さ
れるまでに時間がかかり、表示画面に文字などが表示さ
れるまでに時間がかかっていた。
処理は、ディスクからデータを読出してから表示手段に
実際に文字が表示されるまでに時間がかかる不都合があ
った。即ち、ディスクから読出したキャラクタデータと
対応するフォントデータを、全て一旦バッファメモリに
転送させていたので、1画面を構成する全ての文字にフ
ォントデータの加工が全くない場合でも、バッファメモ
リに転送させる処理が必要で、それだけディスクからデ
ータを読出してから表示用画像メモリにデータが転送さ
れるまでに時間がかかり、表示画面に文字などが表示さ
れるまでに時間がかかっていた。
【0007】本発明はかかる点に鑑み、文字などのキャ
ラクタデータを表示させる場合に、表示処理が迅速にで
きるようにすることを目的とする。
ラクタデータを表示させる場合に、表示処理が迅速にで
きるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のキャラクタデータ表示装置は、キャラクタデ
ータに対応して読出されたフォントデータを一時記憶し
て加工するフォント加工用記憶手段と、このフォントデ
ータ記憶手段より読出したフォントデータ又はフォント
加工用記憶手段に記憶されて加工されたフォントデータ
を転送する表示データ記憶手段と、この表示データ記憶
手段に記憶されたフォントデータを表示させる表示手段
とを備えるようにしたものである。
に本発明のキャラクタデータ表示装置は、キャラクタデ
ータに対応して読出されたフォントデータを一時記憶し
て加工するフォント加工用記憶手段と、このフォントデ
ータ記憶手段より読出したフォントデータ又はフォント
加工用記憶手段に記憶されて加工されたフォントデータ
を転送する表示データ記憶手段と、この表示データ記憶
手段に記憶されたフォントデータを表示させる表示手段
とを備えるようにしたものである。
【0009】また本発明のキャラクタデータ表示方法
は、入力されたキャラクタデータの表示態様を加工させ
るか否か判断した後、この判断に基づいて加工するキャ
ラクタデータに対応したフォントデータだけを、フォン
トデータ記憶手段から読出して、加工用記憶手段に転送
させ、この加工用記憶手段に記憶された加工後のフォン
トデータ又は加工しないと判断されたキャラクタデータ
に対応してフォントデータ記憶手段から読出したフォン
トデータを表示処理するようにしたものである。
は、入力されたキャラクタデータの表示態様を加工させ
るか否か判断した後、この判断に基づいて加工するキャ
ラクタデータに対応したフォントデータだけを、フォン
トデータ記憶手段から読出して、加工用記憶手段に転送
させ、この加工用記憶手段に記憶された加工後のフォン
トデータ又は加工しないと判断されたキャラクタデータ
に対応してフォントデータ記憶手段から読出したフォン
トデータを表示処理するようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明によると、加工するフォントデータだけ
がフォント加工用記憶手段に記憶され、加工しないフォ
ントデータに関しては、フォントデータ記憶手段から直
接表示処理部に転送される。
がフォント加工用記憶手段に記憶され、加工しないフォ
ントデータに関しては、フォントデータ記憶手段から直
接表示処理部に転送される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1は本例の表示装置の全体構成を示す図
で、本例の表示装置はCD−ROMと称される方式の直
径8cmの光ディスクに辞書などのデータを記録させて
電子書籍として構成したディスクの再生装置と、その再
生装置で再生したデータを表示する表示装置とを一体化
させたもので、再生動作や表示動作を制御するシステム
コントローラである中央制御装置(CPU)1には、処
理プログラムが記憶されたプログラム用ROM2と、表
示させる文字,数字,記号などのキャラクタのドットパ
ターンデータであるフォントデータが記憶されたフォン
ト用ROM3と、フォント用ROM3から読出されたフ
ォントデータを一時記憶するバッファメモリであるRA
M4と、表示画像のデータを記憶する表示用画像メモリ
(VRAM)8とが、メモリとして接続してある。
で、本例の表示装置はCD−ROMと称される方式の直
径8cmの光ディスクに辞書などのデータを記録させて
電子書籍として構成したディスクの再生装置と、その再
生装置で再生したデータを表示する表示装置とを一体化
させたもので、再生動作や表示動作を制御するシステム
コントローラである中央制御装置(CPU)1には、処
理プログラムが記憶されたプログラム用ROM2と、表
示させる文字,数字,記号などのキャラクタのドットパ
ターンデータであるフォントデータが記憶されたフォン
ト用ROM3と、フォント用ROM3から読出されたフ
ォントデータを一時記憶するバッファメモリであるRA
M4と、表示画像のデータを記憶する表示用画像メモリ
(VRAM)8とが、メモリとして接続してある。
【0013】また、ディスク再生部5に装着された光デ
ィスク(CD−ROM)6からの記録データの読出し
が、中央制御装置1の制御により行われるようにしてあ
り、操作キー7の操作に基づいて、光ディスク6に記録
(記憶)された所定のデータを読出すようにしてある。
なお、光ディスク6は、例えば図3に示すようにカート
リッジ6a内に収納させてあり、このカートリッジのま
ま再生部5を構成するカートリッジ装着部5aに装着さ
せる。
ィスク(CD−ROM)6からの記録データの読出し
が、中央制御装置1の制御により行われるようにしてあ
り、操作キー7の操作に基づいて、光ディスク6に記録
(記憶)された所定のデータを読出すようにしてある。
なお、光ディスク6は、例えば図3に示すようにカート
リッジ6a内に収納させてあり、このカートリッジのま
ま再生部5を構成するカートリッジ装着部5aに装着さ
せる。
【0014】そして、光ディスク6へのデータ記録状態
としては、文字,数字や決まったパターンの記号などの
キャラクタデータの場合には、コード番号化されたキャ
ラクタデータが、所定の変調方式にてデコードされたデ
ータとして記録させてある。そして、読出されたキャラ
クタデータは、例えばディスク再生部5内のメモリ(図
示せず)に、少なくとも数ページ分記憶させておき、表
示させる必要のある部分のキャラクタデータだけを中央
制御装置1側に供給する。
としては、文字,数字や決まったパターンの記号などの
キャラクタデータの場合には、コード番号化されたキャ
ラクタデータが、所定の変調方式にてデコードされたデ
ータとして記録させてある。そして、読出されたキャラ
クタデータは、例えばディスク再生部5内のメモリ(図
示せず)に、少なくとも数ページ分記憶させておき、表
示させる必要のある部分のキャラクタデータだけを中央
制御装置1側に供給する。
【0015】そして、ディスク6より読出して表示させ
るキャラクタについては、このキャラクタのコード番号
のフォントデータを中央制御装置1の制御でフォント用
ROM3から読出すようにしてある。そして、読出され
たフォントデータは、バッファメモリであるRAM4又
は表示用画像メモリ8に転送するようにしてある。ここ
で、その転送されるキャラクタのフォントデータに対し
て、なんらかの加工処理を施す場合には、RAM4に転
送する。また、全く加工処理を施す必要のないキャラク
タデータについては、フォント用ROM3から読出し
て、表示用画像メモリ8に直接転送する。
るキャラクタについては、このキャラクタのコード番号
のフォントデータを中央制御装置1の制御でフォント用
ROM3から読出すようにしてある。そして、読出され
たフォントデータは、バッファメモリであるRAM4又
は表示用画像メモリ8に転送するようにしてある。ここ
で、その転送されるキャラクタのフォントデータに対し
て、なんらかの加工処理を施す場合には、RAM4に転
送する。また、全く加工処理を施す必要のないキャラク
タデータについては、フォント用ROM3から読出し
て、表示用画像メモリ8に直接転送する。
【0016】そして、RAM4に転送されたフォントデ
ータについては、中央制御装置1から指示された方法
で、何らかの加工処理を施す。ここでの加工処理として
は、例えば、拡大,縮小,白黒反転,白抜き化などを行
う。この場合、拡大や縮小の処理と、白黒反転や白抜き
化の処理とは、1つのフォントデータに対して同時に処
理を施す場合もある。そして、RAM4で加工処理が完
了したフォントデータは、表示用画像メモリ8に転送す
る。なお、これらの転送や加工処理は、1キャラクタず
つ順に行われる。
ータについては、中央制御装置1から指示された方法
で、何らかの加工処理を施す。ここでの加工処理として
は、例えば、拡大,縮小,白黒反転,白抜き化などを行
う。この場合、拡大や縮小の処理と、白黒反転や白抜き
化の処理とは、1つのフォントデータに対して同時に処
理を施す場合もある。そして、RAM4で加工処理が完
了したフォントデータは、表示用画像メモリ8に転送す
る。なお、これらの転送や加工処理は、1キャラクタず
つ順に行われる。
【0017】そして、表示用画像メモリ8では、転送さ
れるフォントデータの記憶エリアを、実際に表示させる
状態に準じて設定して、1画面分の表示データをメモリ
8内で構成させる。そして、この1画面分の表示データ
が全て転送された段階で、表示データを液晶表示パネル
9の駆動回路に供給して、液晶表示パネル9に表示させ
る。
れるフォントデータの記憶エリアを、実際に表示させる
状態に準じて設定して、1画面分の表示データをメモリ
8内で構成させる。そして、この1画面分の表示データ
が全て転送された段階で、表示データを液晶表示パネル
9の駆動回路に供給して、液晶表示パネル9に表示させ
る。
【0018】なお、光ディスク6から読出したデータ以
外のキャラクタ(例えば画面に表示させる必要のあるメ
ッセージなど)を表示させる必要がある場合にも、その
フォントを加工するか否かによって、RAM4に一旦記
憶させるか、直接表示用画像メモリ8に転送させるかが
選択される。
外のキャラクタ(例えば画面に表示させる必要のあるメ
ッセージなど)を表示させる必要がある場合にも、その
フォントを加工するか否かによって、RAM4に一旦記
憶させるか、直接表示用画像メモリ8に転送させるかが
選択される。
【0019】次に、本例の装置にて光ディスクから読出
したキャラクタデータの表示処理を、図2のフローチャ
ートに従って説明する。
したキャラクタデータの表示処理を、図2のフローチャ
ートに従って説明する。
【0020】本例の場合には、まず中央制御装置1が、
光ディスク6から読出されたキャラクタデータが、フォ
ントを加工して表示するキャラクタか否か判断する(ス
テップS11)。そして、フォントを加工して表示する
キャラクタである場合には、キャラクタデータで指定さ
れたコード番号のフォントデータを、ROM3から読出
してRAM4に転送させる(ステップS12)。そし
て、転送されたフォントデータを、中央制御装置1の制
御に基づいた方法で加工する(ステップS13)。この
ときの加工処理方法は、プログラム用ROM2に記憶さ
れたプログラムに基づいて実行される。そして、RAM
4で加工処理が終了した後は、その加工されたフォント
データを表示用画像メモリ8に転送させる(ステップS
14)。
光ディスク6から読出されたキャラクタデータが、フォ
ントを加工して表示するキャラクタか否か判断する(ス
テップS11)。そして、フォントを加工して表示する
キャラクタである場合には、キャラクタデータで指定さ
れたコード番号のフォントデータを、ROM3から読出
してRAM4に転送させる(ステップS12)。そし
て、転送されたフォントデータを、中央制御装置1の制
御に基づいた方法で加工する(ステップS13)。この
ときの加工処理方法は、プログラム用ROM2に記憶さ
れたプログラムに基づいて実行される。そして、RAM
4で加工処理が終了した後は、その加工されたフォント
データを表示用画像メモリ8に転送させる(ステップS
14)。
【0021】そして、ステップS11で加工しないフォ
ントのキャラクタデータであると判断したときには、こ
のキャラクタデータで指定されたコード番号のフォント
データを、ROM3から読出して表示用画像メモリ8に
直接転送させる(ステップS15)。
ントのキャラクタデータであると判断したときには、こ
のキャラクタデータで指定されたコード番号のフォント
データを、ROM3から読出して表示用画像メモリ8に
直接転送させる(ステップS15)。
【0022】ここで、実際に装置の画面にキャラクタを
表示させた場合の一例を図3に示すと、例えば操作キー
7の操作で、或る単語(ここでは〔CD−ROM〕)を
入力させたとき、この単語に関する項目のデータ(キャ
ラクタデータ)がディスク6から読出される。そして、
読出されたキャラクタデータが、フォントデータによる
パターンの文字,数字,記号として、液晶表示パネル9
に表示されるのであるが、ここでは、見出し語の文字列
9a(〔CD−ROM〕と表示された箇所)について
は、拡大された文字で表示させるようにしてあり、RA
M4を使用した処理で拡大処理が施された文字が表示さ
れている。そして、見出し語についての解説文9bにつ
いては、標準的な大きさの文字で表示させてあり、この
文字はフォントデータが直接メモリ8側に転送されて表
示された文字列である。
表示させた場合の一例を図3に示すと、例えば操作キー
7の操作で、或る単語(ここでは〔CD−ROM〕)を
入力させたとき、この単語に関する項目のデータ(キャ
ラクタデータ)がディスク6から読出される。そして、
読出されたキャラクタデータが、フォントデータによる
パターンの文字,数字,記号として、液晶表示パネル9
に表示されるのであるが、ここでは、見出し語の文字列
9a(〔CD−ROM〕と表示された箇所)について
は、拡大された文字で表示させるようにしてあり、RA
M4を使用した処理で拡大処理が施された文字が表示さ
れている。そして、見出し語についての解説文9bにつ
いては、標準的な大きさの文字で表示させてあり、この
文字はフォントデータが直接メモリ8側に転送されて表
示された文字列である。
【0023】このように本例の装置によると、拡大など
の加工された表示キャラクタがある場合には、バッファ
メモリであるRAM4にフォントデータが転送されて、
良好に加工処理が施され、加工された文字列などを表示
させることができる。ここで、本例においては、加工す
る必要のあるキャラクタのフォントデータだけが、バッ
ファメモリであるRAM4に転送され、フォント用RO
M3に記憶されたフォントデータをそのままの状態で表
示させるキャラクタについては、フォントデータが表示
用のメモリ側に直接転送されるので、RAM4に全ての
キャラクタのフォントデータを転送させる必要がなく、
それだけ1画面分のデータが表示用のメモリ側に転送さ
れるまでの時間を短くすることができる。
の加工された表示キャラクタがある場合には、バッファ
メモリであるRAM4にフォントデータが転送されて、
良好に加工処理が施され、加工された文字列などを表示
させることができる。ここで、本例においては、加工す
る必要のあるキャラクタのフォントデータだけが、バッ
ファメモリであるRAM4に転送され、フォント用RO
M3に記憶されたフォントデータをそのままの状態で表
示させるキャラクタについては、フォントデータが表示
用のメモリ側に直接転送されるので、RAM4に全ての
キャラクタのフォントデータを転送させる必要がなく、
それだけ1画面分のデータが表示用のメモリ側に転送さ
れるまでの時間を短くすることができる。
【0024】従って、キー操作などにより検索する単語
を入力させてから、その検索結果が画面に表示されるま
での時間を短縮することができ、電子辞書などの電子書
籍再生装置としての使い勝手が向上する。
を入力させてから、その検索結果が画面に表示されるま
での時間を短縮することができ、電子辞書などの電子書
籍再生装置としての使い勝手が向上する。
【0025】また、表示パネル9に表示される文字列の
行を順に移動させるスクロールを行う場合にも、同様に
加工するキャラクタだけをバッファメモリ側に転送させ
ることで、処理時間を短縮できる。即ち、表示パネル9
上に表示させる新たなキャラクタの表示処理が短時間で
できるので、キー操作によりスクロールの指示を行って
から、画面の文字列が移動した別の文字列などが表示さ
れるまでの時間を短縮でき、表示のスクロールを行う場
合の反応が早くなる。
行を順に移動させるスクロールを行う場合にも、同様に
加工するキャラクタだけをバッファメモリ側に転送させ
ることで、処理時間を短縮できる。即ち、表示パネル9
上に表示させる新たなキャラクタの表示処理が短時間で
できるので、キー操作によりスクロールの指示を行って
から、画面の文字列が移動した別の文字列などが表示さ
れるまでの時間を短縮でき、表示のスクロールを行う場
合の反応が早くなる。
【0026】なお、上述実施例ではCD−ROM方式の
光ディスクから読出したキャラクタデータに基づいてフ
ォントデータを得て、このフォントデータを表示させる
ようにしたが、他の構成のキャラクタデータ記憶手段よ
り供給されるキャラクタデータにより表示させるように
しても良い。また、なんらかの伝送手段により伝送され
て入力したキャラクタデータなどを表示させるようにし
ても良い。
光ディスクから読出したキャラクタデータに基づいてフ
ォントデータを得て、このフォントデータを表示させる
ようにしたが、他の構成のキャラクタデータ記憶手段よ
り供給されるキャラクタデータにより表示させるように
しても良い。また、なんらかの伝送手段により伝送され
て入力したキャラクタデータなどを表示させるようにし
ても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明によると、加工するフォントデー
タだけがフォント加工用記憶手段に記憶され、加工しな
いフォントデータに関しては、フォントデータ記憶手段
から直接表示処理部に転送され、それだけ表示処理に要
する時間を短縮させることができ、高速で文字などのキ
ャラクタ表示を行うことができ、キー操作などで表示さ
せる指示を行ってから、実際に文字列などが表示される
まで時間を短縮できると共に、表示された文字列などを
順に移動させるスクロールを行う場合にも、その移動速
度を早くすることができる。
タだけがフォント加工用記憶手段に記憶され、加工しな
いフォントデータに関しては、フォントデータ記憶手段
から直接表示処理部に転送され、それだけ表示処理に要
する時間を短縮させることができ、高速で文字などのキ
ャラクタ表示を行うことができ、キー操作などで表示さ
せる指示を行ってから、実際に文字列などが表示される
まで時間を短縮できると共に、表示された文字列などを
順に移動させるスクロールを行う場合にも、その移動速
度を早くすることができる。
【図1】本発明の一実施例によるディスク再生装置を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】一実施例のフォント表示処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図3】一実施例によるディスク再生装置の外観の一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】従来のフォント表示処理の一例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1 中央制御装置(CPU) 2 プログラム用ROM 3 フォント用ROM 4 RAM 5 ディスク再生部 6 光ディスク 8 表示用画像メモリ 9 液晶表示パネル
Claims (4)
- 【請求項1】 フォントデータを記憶するフォントデー
タ記憶手段と、 入力されるキャラクタデータに対応するフォントデータ
を上記フォントデータ記憶手段より読出す制御手段と、 該制御手段により読出されたフォントデータを一時記憶
して加工するフォント加工用記憶手段と、 上記制御手段により上記フォントデータ記憶手段より読
出したフォントデータ又は上記フォント加工用記憶手段
に記憶されて加工されたフォントデータを転送する表示
データ記憶手段と、 該表示データ記憶手段に記憶されたフォントデータを表
示させる表示手段とを備えたキャラクタデータ表示装
置。 - 【請求項2】 キャラクタデータを記憶するキャラクタ
データ記憶手段を備え、 該キャラクタデータ記憶手段より読出されたキャラクタ
データに対応したフォントデータを、上記制御手段の制
御で上記フォントデータ記憶手段より読出すようにした
請求項1記載のキャラクタデータ表示装置。 - 【請求項3】 上記一時記憶手段でのフォントデータの
加工は、少なくとも拡大,縮小,色反転,白抜き化の何
れか一つである請求項1記載のキャラクタデータ表示装
置。 - 【請求項4】 入力されたキャラクタデータの表示態様
を加工させるか否か判断した後、 この判断に基づいて加工するキャラクタデータに対応し
たフォントデータだけを、フォントデータ記憶手段から
読出して、加工用記憶手段に転送させ、 この加工用記憶手段に記憶された加工後のフォントデー
タ又は加工しないと判断されたキャラクタデータに対応
してフォントデータ記憶手段から読出したフォントデー
タを表示処理するようにしたキャラクタデータ表示方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094044A JPH08286885A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | キャラクタデータ表示装置及びキャラクタデータ表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094044A JPH08286885A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | キャラクタデータ表示装置及びキャラクタデータ表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08286885A true JPH08286885A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14099575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094044A Pending JPH08286885A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | キャラクタデータ表示装置及びキャラクタデータ表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08286885A (ja) |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP7094044A patent/JPH08286885A/ja active Pending
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