JPH08285305A - 空気調和機のドレンポンプユニット - Google Patents

空気調和機のドレンポンプユニット

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JPH08285305A
JPH08285305A JP7083754A JP8375495A JPH08285305A JP H08285305 A JPH08285305 A JP H08285305A JP 7083754 A JP7083754 A JP 7083754A JP 8375495 A JP8375495 A JP 8375495A JP H08285305 A JPH08285305 A JP H08285305A
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Japan
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drain pump
drain
casing
hose
mounting base
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JP7083754A
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Toshiyuki Imanaka
俊行 今中
Kazuyuki Takimoto
和志 滝本
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレンホースをケーシングの側板に固定する
ことなく位置決めでき、ケーシングに容易に固定できる
空気調和機のドレンポンプユニットを提供する。 【構成】 樹脂製の取付台1のドレンポンプ取付部1a
の凹部にドレンポンプ2を嵌合し、略キャップ形状の樹
脂製の押さえ部材3とドレンポンプ取付部材4によりド
レンポンプ2を取付台1に取り付ける。上記ドレンポン
プ2を覆う押さえ部材3の先端近傍のドレンポンプ2の
吐出口にドレンホース5の一端を接続する。上記ドレン
ホース5の他端がケーシングの側方に突出するように、
ドレンホース5をドレンホース固定部1bに固定する。
そして、上記取付台1をケーシングの底板に取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドレンポンプとドレ
ンホースを組み合わせた空気調和機のドレンポンプユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、天井埋込形の空気調和機は、
図4に示すように、ドレンポンプの排出口に一端が接続
されるドレンホース45の他端を、ケーシングの側板4
0に設けられた穴41から突出させた後、側板40の穴
41の近傍に設けられたねじ穴42,42にねじを貫通
し、ドレンホース45に取り付けられた固定金具46の
ネジ穴に螺合することによって、ドレンホース45を側
板40に固定している。
【0003】また、上記天井埋込形の空気調和機は、図
5に示すように、上記ドレンホース45が排出管51に
接続されるドレンポンプ50を、ケーシングの底板に設
けられた固定金具53に固定している。上記ドレンポン
プ50と固定金具53との間に複数の防振ゴム52を配
置して、その複数の防振ゴム52によりドレンポンプ5
0の振動を吸収している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記空気調
和機のドレンポンプユニットは、ドレンポンプ50とド
レンホース45とを接続して、ドレンホース45をケー
シングの側板40に固定するとき、ドレンホース45が
自立せず、ドレンホース45の位置決めができないた
め、組み立て時の作業性が悪く、組み立て作業に手間が
かかるという欠点がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、ドレンポンプ
とドレンホースを予め組み合わせて、ドレンホースをケ
ーシングの側板に固定することなく位置決めでき、ケー
シングに容易に固定できると共に、ドレンポンプの振動
を吸収できる空気調和機のドレンポンプユニットを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機のドレンポンプユニットは、
ドレンポンプと、上記ドレンポンプの排出口に一端が接
続されたドレンホースと、ケーシング内に取り付けられ
ると共に、上記ドレンポンプを取り付けるドレンポンプ
取付部と、上記ドレンホースの他端が上記ケーシングの
側方に突出するように上記ドレンホースを固定するドレ
ンホース固定部とを有する取付台とを備えたことを特徴
としている。
【0007】また、請求項2の空気調和機のドレンポン
プユニットは、請求項1の空気調和機のドレンポンプユ
ニットにおいて、上記ドレンポンプを上記取付台の上記
ドレンポンプ取付部に取り付けるための押さえ部材と、
上記ドレンポンプと上記押さえ部材との間と、上記ドレ
ンポンプと上記取付台との間に、夫々設けられた防振部
材とを備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記請求項1の空気調和機のドレンポンプユニ
ットによれば、上記取付台のドレンポンプ取付部に上記
ドレンポンプを取り付けると共に、ドレンポンプの排出
口に一端が接続されたドレンホースの他端がケーシング
の側方に突出するように、ドレンホースを取付台のドレ
ンホース固定部に固定する。そして、上記取付台をケー
シングの例えば底板に取り付ける。したがって、上記ド
レンポンプ,ドレンホースおよび取付台を予め組み合わ
せて、その取付台をケーシングに固定することによっ
て、ドレンホースをケーシングの側板に固定することな
く位置決めでき、ドレンホースの他端をケーシングの側
板に取付金具,ねじ等を用いて固定する必要がない。し
たがって、このドレンポンプユニットをケーシングに容
易に固定できる。
【0009】また、上記請求項2の空気調和機のドレン
ポンプユニットによれば、請求項1の空気調和機のドレ
ンポンプユニットにおいて、上記ドレンポンプを上記取
付台の上記ドレンポンプ取付部に押さえ部材により取り
付け、ドレンポンプと押さえ部材との間とドレンポンプ
と取付台との間に防振部材を夫々設けているので、ドレ
ンポンプの振動を吸収できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の空気調和機のドレンポンプ
ユニットを一実施例により詳細に説明する。
【0011】図1はこの発明の一実施例の天井埋込形の
空気調和機のドレンポンプユニットの斜視図であり、1
は略直方体形状のドレンポンプ取付部1aとドレンホー
ス固定部1bとを有する樹脂製の取付台、2は上記取付
台1のドレンポンプ取付部1aに取り付けられたドレン
ポンプ、3はドレンポンプ2を取付台1に取り付ける略
キャップ形状の樹脂製の押さえ部材、4は上記押さえ部
材3と共にドレンポンプ2をドレンポンプ取付部1aに
取り付けるドレンポンプ取付部材、5は上記ドレンポン
プ取付部材3の先端近傍の吐出口に一端が接続され、他
端が取付台1のドレンホース固定部1b内に設けられた
通路(図示せず)を通って、側板(図示せず)の穴から突出
するドレンホースである。なお、上記取付台1のドレン
ホース固定部1bには、フロートスイッチ6を取り付け
ている。
【0012】また、図2は上記ドレンポンプユニットの
要部断面図を示しており、ドレンポンプ2の取付台1側
の円筒部2aに防振部材としての略カップ形状の防振ゴ
ム11をはめ込み、その防振ゴム11がはめ込まれた円
筒部2aを取付台1のドレンポンプ取付部1aの凹部10
に嵌合している。一方、上記取付台1と反対側のドレン
ポンプ2の円錐部2bに防振部材としての略キャップ形
状の防振ゴム12を被せ、その上から押さえ部材3で覆
うようにしている。そして、図1に示すドレンポンプ取
付部材4で押さえ部材3を取付台1に固定している。し
たがって、上記ドレンポンプ2は、防振ゴム11,12
を介して固定台1と押さえ部材3とに挟まれた状態で保
持され、防振ゴム11,12によりドレンポンプ2の振
動を吸収する。
【0013】図3は天井埋込形の空気調和機のケーシン
グ20の底板21に取り付けられたドレンポンプユニッ
トを示しており、ドレンポンプ2の排水口に一端が接続
されたドレンホース5が取付台1のドレンホース固定部
1bの通路を通って、先端部5aが側方に突出している。
なお、図3では、天井に埋め込む状態と上下が逆の状態
を示している。上記空気調和機のドレンタンク(図示せ
ず)に水が溜まると、常時ドレンポンプ2により、ドレ
ンタンク内の水をドレンホース5を介して外部に排出す
る。ドレンポンプの故障などの異常により、水位が上昇
すると、フロート6aの位置が上がって(図3では下が
る)、フロートスイッチ6がオフする。そして、上記フ
ロートスイッチ6がオフすると、空気調和機の運転を停
止させる。このとき、上記ドレンポンプ2の動作時の振
動を図2に示す防振ゴム11,12により吸収するの
で、ドレンポンプ2による振動や騒音を低減することが
できる。
【0014】このように、上記ドレンポンプ2,ドレン
ホース5,取付台1およびフロートスイッチ6を組み合
わせて、一つの組み物としてドレンポンプユニットを構
成している。したがって、上記ドレンポンプユニットを
ケーシング20の底板21に取り付ける場合、ドレンホ
ース5を取付台1のドレンホース固定部1bで保持する
ことによって、ドレンホース5をケーシング20の側板
から突出するように位置決めできる。上記ドレンホース
5を取付金具等を用いて側板にねじ止めすることなく位
置決めできるので、組み立て時の作業性が向上する。し
たがって、ケーシングに容易に取り付けることができる
空気調和機のドレンポンプユニットを実現することがで
きる。
【0015】上記実施例では、天井埋込形の空気調和機
のドレンポンプユニットについて説明したが、他の空気
調和機のドレンポンプユニットにこの発明を適用しても
よい。
【0016】また、上記実施例では、ドレンポンプユニ
ットにフロートスイッチ6を取り付けたが、フロートス
イッチは別の方法でケーシング等に取り付けてもよい。
【0017】また、上記実施例では、樹脂製の取付台1
と押さえ部材3とを用いたが、取付台と押さえ部材の形
状,材質はこれらに限らず、金属製の取付台,押さえ部材
でもよい。
【0018】また、上記実施例では、ドレンポンプ2と
取付台1との間とドレンポンプ2と押さえ部材3との間
に防振ゴム11,12を設けたが、防振部材の形状,材質
はこれらに限らないのは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機のドレンポンプユニットは、ドレンポン
プと、そのドレンポンプの排出口に一端が接続されたド
レンホースと、ケーシング内に取り付けられると共に、
ドレンポンプを取り付けるドレンポンプ取付部と、ドレ
ンホースの他端がケーシングの側方に突出するようにド
レンホースを固定するドレンホース固定部とを有する取
付台とを備えたものである。
【0020】したがって、請求項1の発明の空気調和機
のドレンポンプユニットによれば、上記ドレンポンプ,
ドレンホースおよび取付台を予め組み合わせた後、その
取付台をケーシングに固定することによって、ドレンホ
ースをケーシングの側板に固定することなく位置決めで
き、ケーシングに容易に取り付けることができるドレン
ポンプユニットを実現することができる。
【0021】また、請求項2の発明の空気調和機のドレ
ンポンプユニットは、請求項1の空気調和機のドレンポ
ンプユニットにおいて、押さえ部材により上記ドレンポ
ンプを上記取付台の上記ドレンポンプ取付部に取り付
け、ドレンポンプと押さえ部材との間と、ドレンポンプ
と取付台との間に、防振部材を夫々設けたものである。
【0022】したがって、請求項2の発明の空気調和機
のドレンポンプユニットによれば、上記ドレンポンプと
押さえ部材との間とドレンポンプと取付台との間に夫々
設けられた防振部材によって、ドレンポンプの動作時の
振動を吸収することができる。したがって、上記ドレン
ポンプによる振動,騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施例の空気調和機のド
レンポンプユニットの斜視図である。
【図2】 図2は上記ドレンポンプユニットの要部断面
図である。
【図3】 図3は上記ドレンポンプユニットをケーシン
グに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】 図4は従来のドレンホースをケーシングに取
り付ける方法を示す図である。
【図5】 図5は上記ドレンポンプをケーシングに設け
られた取付金具に取り付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
1…取付台、2…ドレンポンプ、3…押さえ部材、4…
ドレンポンプ取付部材、5…ドレンホース、6…フロー
トスイッチ、11,12…防振ゴム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレンポンプ(2)と、 上記ドレンポンプ(2)の排出口に一端が接続されたドレ
    ンホース(5)と、 ケーシング(20)内に取り付けられると共に、上記ドレ
    ンポンプ(2)を取り付けるドレンポンプ取付部(1a)
    と、上記ドレンホース(5)の他端が上記ケーシング(2
    0)の側方に突出するように上記ドレンホース(5)を固
    定するドレンホース固定部(1b)とを有する取付台(1)
    とを備えたことを特徴とする空気調和機のドレンポンプ
    ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機のドレンポ
    ンプユニットにおいて、 上記ドレンポンプ(2)を上記取付台(1)の上記ドレンポ
    ンプ取付部(1a)に取り付けるための押さえ部材(4)
    と、 上記ドレンポンプ(2)と上記押さえ部材(4)との間と、
    上記ドレンポンプ(2)と上記取付台(1)との間に、夫々
    設けられた防振部材(11,12)とを備えたことを特徴
    とする空気調和機のドレンポンプユニット。
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