JPH08285158A - コルゲート管の接続構造 - Google Patents
コルゲート管の接続構造Info
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- JPH08285158A JPH08285158A JP9092095A JP9092095A JPH08285158A JP H08285158 A JPH08285158 A JP H08285158A JP 9092095 A JP9092095 A JP 9092095A JP 9092095 A JP9092095 A JP 9092095A JP H08285158 A JPH08285158 A JP H08285158A
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- Japan
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- peripheral surface
- joint
- corrugated pipe
- outer peripheral
- ring
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現場での接続作業が簡単かつ確実に行なえ、
雨水、地下水等が管内に浸入する恐れがないコルゲート
管の接続構造を提供する。 【構成】 凹溝１１と凸条１２とが所定ピッチで螺旋状
に設けられた２本のコルゲート管１の端部を突合わせ、
それぞれのコルゲート管１の先端部外周の凹溝１１にシ
ール部材２を装着して螺旋状に連続する凹溝１１を部分
的に遮断すると共に、双方の突合わせ端部の外周に跨が
ってリング状パッキン３ａを装着する。そこで、前記突
合わせ端部の外周側を円筒状の継手４ａで覆うと共に該
継手４ａの内周面とリング状パッキン３ａ及びコルゲー
ト管１の外周面との間に形成した隙間Ａに発泡性シール
剤６を充填して硬化させる。 【効果】 凹溝と凸条とが所定ピッチで螺旋状に設けら
れたコルゲート管１を簡単かつ確実に接続することがで
きる。
雨水、地下水等が管内に浸入する恐れがないコルゲート
管の接続構造を提供する。 【構成】 凹溝１１と凸条１２とが所定ピッチで螺旋状
に設けられた２本のコルゲート管１の端部を突合わせ、
それぞれのコルゲート管１の先端部外周の凹溝１１にシ
ール部材２を装着して螺旋状に連続する凹溝１１を部分
的に遮断すると共に、双方の突合わせ端部の外周に跨が
ってリング状パッキン３ａを装着する。そこで、前記突
合わせ端部の外周側を円筒状の継手４ａで覆うと共に該
継手４ａの内周面とリング状パッキン３ａ及びコルゲー
ト管１の外周面との間に形成した隙間Ａに発泡性シール
剤６を充填して硬化させる。 【効果】 凹溝と凸条とが所定ピッチで螺旋状に設けら
れたコルゲート管１を簡単かつ確実に接続することがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電力線、電話線等のケ
ーブルを挿通して保護するために使用するコルゲート管
の接続構造に関する。
ーブルを挿通して保護するために使用するコルゲート管
の接続構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は、先に特願昭６３ー１５９９
１８号において、２本の管を突き合わせてからそれぞれ
の管端部外周に跨がってテープを貼着し、また前記突合
わせ端部の外周側を円筒状の継手で覆うと共に、該継手
の端部内面面とそれぞれのコルゲート管の端部外周面と
の間を環体で封鎖し、継手の内周面と突合わせ端部の外
周面との間に形成した隙間にシール剤を充填するコルゲ
ート管の接続構造を提案した。
１８号において、２本の管を突き合わせてからそれぞれ
の管端部外周に跨がってテープを貼着し、また前記突合
わせ端部の外周側を円筒状の継手で覆うと共に、該継手
の端部内面面とそれぞれのコルゲート管の端部外周面と
の間を環体で封鎖し、継手の内周面と突合わせ端部の外
周面との間に形成した隙間にシール剤を充填するコルゲ
ート管の接続構造を提案した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の接続構造は、凹溝と凸条とが所定ピッチで螺旋状に
連続して設けられたコルゲート管を接続する場合には、
突合わせ端部で双方の管の凹溝同志、及び凸条同志を連
続させた状態にセットしないとテープを貼着できないた
め、現場での接続作業に手間がかかるという問題があっ
た。
来の接続構造は、凹溝と凸条とが所定ピッチで螺旋状に
連続して設けられたコルゲート管を接続する場合には、
突合わせ端部で双方の管の凹溝同志、及び凸条同志を連
続させた状態にセットしないとテープを貼着できないた
め、現場での接続作業に手間がかかるという問題があっ
た。
【０００４】また、双方の管の突き合わせ端部に跨がっ
てテープを貼着するだけでは充分な水密性が得られず、
継手の内周面と突合わせ端部の外周面との間の隙間にシ
ール剤を充填したとき、該シール剤の回りが悪いと雨
水、地下水等が管内に浸入する危険性があった。
てテープを貼着するだけでは充分な水密性が得られず、
継手の内周面と突合わせ端部の外周面との間の隙間にシ
ール剤を充填したとき、該シール剤の回りが悪いと雨
水、地下水等が管内に浸入する危険性があった。
【０００５】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、現場での接続作業が簡単かつ確実に行なえ、また雨
水、地下水等が管内に浸入する恐れがないコルゲート管
の接続構造を提供するものである。
て、現場での接続作業が簡単かつ確実に行なえ、また雨
水、地下水等が管内に浸入する恐れがないコルゲート管
の接続構造を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の接続構造は、
凹溝と凸条とが所定ピッチで螺旋状に設けられた２本の
コルゲート管の端部を突合わせ、それぞれのコルゲート
管の先端部外周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状に
連続する凹溝を部分的に遮断すると共に、双方の突合わ
せ端部の外周に跨がってリング状パッキンを装着する。
そして、前記突合わせ端部の外周側を円筒状の継手で覆
うと共に、該継手の内周面とリング状パッキン及びコル
ゲート管の外周面との間に形成した隙間に発泡性シール
剤を充填して硬化させたことを特徴とする。
凹溝と凸条とが所定ピッチで螺旋状に設けられた２本の
コルゲート管の端部を突合わせ、それぞれのコルゲート
管の先端部外周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状に
連続する凹溝を部分的に遮断すると共に、双方の突合わ
せ端部の外周に跨がってリング状パッキンを装着する。
そして、前記突合わせ端部の外周側を円筒状の継手で覆
うと共に、該継手の内周面とリング状パッキン及びコル
ゲート管の外周面との間に形成した隙間に発泡性シール
剤を充填して硬化させたことを特徴とする。
【０００７】請求項２の接続構造は、凹溝と凸条とが所
定ピッチで螺旋状に設けられたコルゲート管の先端部外
周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状に連続する凹溝
を部分的に遮断すると共に、前記シール部材の外周面と
連接し、かつ該シール部材と隣接する凸条の外周面に跨
がって一周するリング状パッキンを装着する。そして、
このコルゲート管の端部を円筒状の継手に挿入し、該継
手の内周面とコルゲート管の端部外周面との間に形成し
た隙間に発泡性シール剤を充填して硬化させたことを特
徴とする。
定ピッチで螺旋状に設けられたコルゲート管の先端部外
周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状に連続する凹溝
を部分的に遮断すると共に、前記シール部材の外周面と
連接し、かつ該シール部材と隣接する凸条の外周面に跨
がって一周するリング状パッキンを装着する。そして、
このコルゲート管の端部を円筒状の継手に挿入し、該継
手の内周面とコルゲート管の端部外周面との間に形成し
た隙間に発泡性シール剤を充填して硬化させたことを特
徴とする。
【０００８】
【作用】請求項１の発明は、それぞれのコルゲート管の
先端部外周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状に連続
する凹溝を部分的に遮断すると共に、双方の突合わせ端
部の外周に跨がってリング状パッキンを装着するので、
双方のコルゲート管はシール部材とリング状パッキンを
介して水密的に接続される。また、継手の内周面とリン
グ状パッキン及びコルゲート管の外周面との間に形成し
た隙間に発泡性シール剤を充填して硬化させると、発泡
性シール剤を介してコルゲート管と継手とが水密的、か
つ強固に接合する。
先端部外周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状に連続
する凹溝を部分的に遮断すると共に、双方の突合わせ端
部の外周に跨がってリング状パッキンを装着するので、
双方のコルゲート管はシール部材とリング状パッキンを
介して水密的に接続される。また、継手の内周面とリン
グ状パッキン及びコルゲート管の外周面との間に形成し
た隙間に発泡性シール剤を充填して硬化させると、発泡
性シール剤を介してコルゲート管と継手とが水密的、か
つ強固に接合する。
【０００９】請求項２の発明は、コルゲート管の先端部
外周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状に連続する凹
溝を部分的に遮断すると共に、前記シール部材の外周面
と連接し、かつ該シール部材と隣接する凸条の外周面に
跨がって一周するリング状パッキンを装着したので、該
コルゲート管の端部を円筒状の継手に挿入して該継手の
内周面とコルゲート管の端部外周面との間に形成した隙
間に発泡性シール剤を充填して硬化させると、発泡性シ
ール剤を介してコルゲート管と継手とが水密的、かつ強
固に接合する。また、コルゲート管の端部外周面に装着
したリング状パッキンを継手の内周面に密着させると、
水密性がより一層向上する。
外周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状に連続する凹
溝を部分的に遮断すると共に、前記シール部材の外周面
と連接し、かつ該シール部材と隣接する凸条の外周面に
跨がって一周するリング状パッキンを装着したので、該
コルゲート管の端部を円筒状の継手に挿入して該継手の
内周面とコルゲート管の端部外周面との間に形成した隙
間に発泡性シール剤を充填して硬化させると、発泡性シ
ール剤を介してコルゲート管と継手とが水密的、かつ強
固に接合する。また、コルゲート管の端部外周面に装着
したリング状パッキンを継手の内周面に密着させると、
水密性がより一層向上する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図１及び図２は本発明の一実施例を示すものであ
って、図１はコルゲート管を接続する中間段階の断面
図、図２はコルゲート管の接続状態を示す断面図であ
る。図３は本発明の他の実施例を示す部分各截断面図、
図４は更に本発明の他の実施例を示す部分各截断面図で
あって、図中の符号１はコルゲート管である。
する。図１及び図２は本発明の一実施例を示すものであ
って、図１はコルゲート管を接続する中間段階の断面
図、図２はコルゲート管の接続状態を示す断面図であ
る。図３は本発明の他の実施例を示す部分各截断面図、
図４は更に本発明の他の実施例を示す部分各截断面図で
あって、図中の符号１はコルゲート管である。
【００１１】コルゲート管１は、帯状の薄肉鋼板を螺旋
状に巻回してスパイラル管を形成してからその外周面を
塩化ビニル樹脂等の合成樹脂層で被覆したものであっ
て、その管壁には凹溝１１と凸条１２とが所定ピッチで
螺旋状に連続して設けられている。２はシール部材、３
ａ，３ｂはリング状パッキン、４ａ，４ｂは円筒状の継
手である。
状に巻回してスパイラル管を形成してからその外周面を
塩化ビニル樹脂等の合成樹脂層で被覆したものであっ
て、その管壁には凹溝１１と凸条１２とが所定ピッチで
螺旋状に連続して設けられている。２はシール部材、３
ａ，３ｂはリング状パッキン、４ａ，４ｂは円筒状の継
手である。
【００１２】前記シール部材２及びリング状パッキン３
ａ，３ｂは、ゴム，エラストマー、軟質合成樹脂等から
なるものであって、エラストマーとしてはアクリロニト
リルーブタジエンゴム、スチレンーブタジエンゴム、ス
チレンーブタジエンスチレンゴム、スチレンーイソプレ
ンースチレンゴム、エチレンープロピレンゴム、エチレ
ンープロピレンージエンゴム等が好適に使用できる。
ａ，３ｂは、ゴム，エラストマー、軟質合成樹脂等から
なるものであって、エラストマーとしてはアクリロニト
リルーブタジエンゴム、スチレンーブタジエンゴム、ス
チレンーブタジエンスチレンゴム、スチレンーイソプレ
ンースチレンゴム、エチレンープロピレンゴム、エチレ
ンープロピレンージエンゴム等が好適に使用できる。
【００１３】まず、図１及び図２に示した本発明の一実
施例について説明する。この実施例の場合、２本のコル
ゲート管１，１を突き合わせ接続する前に、それぞれの
コルゲート管１，１の先端部外周の凹溝１１にシール部
材２を装着して螺旋状に連続する凹溝１１を部分的に遮
断する。そこで、双方のコルゲート管１，１の端部を突
合わせると共に、該突合わせ端部に跨がってリング状パ
ッキン３ａを装着する。このとき、コルゲート管１の端
部がリング状パッキン３ａの内面中央に設けたストッパ
ー３１に当接するまで押込んで接続するとよい。
施例について説明する。この実施例の場合、２本のコル
ゲート管１，１を突き合わせ接続する前に、それぞれの
コルゲート管１，１の先端部外周の凹溝１１にシール部
材２を装着して螺旋状に連続する凹溝１１を部分的に遮
断する。そこで、双方のコルゲート管１，１の端部を突
合わせると共に、該突合わせ端部に跨がってリング状パ
ッキン３ａを装着する。このとき、コルゲート管１の端
部がリング状パッキン３ａの内面中央に設けたストッパ
ー３１に当接するまで押込んで接続するとよい。
【００１４】そこで、予め一方のコルゲート管１の端部
に外挿しておいた継手４ａを管軸方向にずらせ、突合わ
せ端部の外周側にセットする。継手４ａは塩化ビニル樹
脂等の合成樹脂、又は金属からなるものであって、コル
ゲート管１の外径よりも若干大径に形成した円筒体の両
端内周面にはスポンジ、ゴム等からなるパッキン５が貼
着されている。このパッキン５，５を突合わせ端部の両
側に位置させてコルゲート管１の外周面に当接させる
と、コルゲート管１と継手４ａとが同芯状にセットされ
る。
に外挿しておいた継手４ａを管軸方向にずらせ、突合わ
せ端部の外周側にセットする。継手４ａは塩化ビニル樹
脂等の合成樹脂、又は金属からなるものであって、コル
ゲート管１の外径よりも若干大径に形成した円筒体の両
端内周面にはスポンジ、ゴム等からなるパッキン５が貼
着されている。このパッキン５，５を突合わせ端部の両
側に位置させてコルゲート管１の外周面に当接させる
と、コルゲート管１と継手４ａとが同芯状にセットされ
る。
【００１５】この様にして２本のコルゲート管１，１の
突合わせ端部の外周側を円筒状の継手４ａで覆ってか
ら、該継手４ａの中央部に設けられた貫通孔４１から継
手４ａの内周面とリング状パッキン３ａ及びコルゲート
管１の外周面との間に形成した隙間Ａに発泡性シール剤
６を注入する。このとき、発泡性シール剤６としては、
イソシアネートを主成分とする基剤とポリオールを主成
分とする硬化剤とを混合して発泡倍率を１０〜３０倍と
したものが好適に使用できる。
突合わせ端部の外周側を円筒状の継手４ａで覆ってか
ら、該継手４ａの中央部に設けられた貫通孔４１から継
手４ａの内周面とリング状パッキン３ａ及びコルゲート
管１の外周面との間に形成した隙間Ａに発泡性シール剤
６を注入する。このとき、発泡性シール剤６としては、
イソシアネートを主成分とする基剤とポリオールを主成
分とする硬化剤とを混合して発泡倍率を１０〜３０倍と
したものが好適に使用できる。
【００１６】発泡性シール剤６が隙間Ａに注入される
と、発泡しつつ螺旋状の凹溝１１に沿って行き渡り、コ
ルゲート管１の外周面と継手４ａの内周面との隙間Ａに
万遍なく充満して硬化し、コルゲート管１と継手４ａと
が硬化した発泡性シール剤６を介して水密的、かつ強固
に接合する。
と、発泡しつつ螺旋状の凹溝１１に沿って行き渡り、コ
ルゲート管１の外周面と継手４ａの内周面との隙間Ａに
万遍なく充満して硬化し、コルゲート管１と継手４ａと
が硬化した発泡性シール剤６を介して水密的、かつ強固
に接合する。
【００１７】尚、前記発泡性シール剤６の充填操作の際
に、コルゲート管１の突合わせ端部はシール部材２とリ
ング状パッキン３ａによって水密的に接続されているの
で、管の内周側に発泡性シール剤６がはみ出すことがな
い。一方、継手４ａの開口端部では螺旋状の凹溝１１が
開口しているので、この開口部から発泡性シール剤６が
はみ出す危険性があるので、必要なら開口側の凹溝１１
にシール部材２を装着して螺旋状に連続する凹溝１１を
部分的に遮断しておくとよい。
に、コルゲート管１の突合わせ端部はシール部材２とリ
ング状パッキン３ａによって水密的に接続されているの
で、管の内周側に発泡性シール剤６がはみ出すことがな
い。一方、継手４ａの開口端部では螺旋状の凹溝１１が
開口しているので、この開口部から発泡性シール剤６が
はみ出す危険性があるので、必要なら開口側の凹溝１１
にシール部材２を装着して螺旋状に連続する凹溝１１を
部分的に遮断しておくとよい。
【００１８】次に、図３に示した本発明の他の実施例に
ついて説明する。前記実施例と同様に、それぞれのコル
ゲート管１の先端部外周の凹溝１１にシール部材２を装
着して螺旋状に連続する凹溝１１を部分的に遮断する。
そこで、前記シール部材２の外周面に連接し、かつ該シ
ール部材２と隣接する凸条１２の外周面に跨がって一周
するリング状パッキン３ｂを装着する。また、コルゲー
ト管１の先端部外周とその後方外周にパッキン５を装着
してから管端部を円筒状の継手４ｂの端部に挿入し、継
手４ｂの中間部内面に突出したストッパー４２に当接す
るまで押し込む。
ついて説明する。前記実施例と同様に、それぞれのコル
ゲート管１の先端部外周の凹溝１１にシール部材２を装
着して螺旋状に連続する凹溝１１を部分的に遮断する。
そこで、前記シール部材２の外周面に連接し、かつ該シ
ール部材２と隣接する凸条１２の外周面に跨がって一周
するリング状パッキン３ｂを装着する。また、コルゲー
ト管１の先端部外周とその後方外周にパッキン５を装着
してから管端部を円筒状の継手４ｂの端部に挿入し、継
手４ｂの中間部内面に突出したストッパー４２に当接す
るまで押し込む。
【００１９】すると、コルゲート管１の端部外周に装着
したパッキン５，５が継手４ｂの奥側内周面と開口側内
周面に当接し、コルゲート管１と継手４ｂとが同芯状に
セットされる。このとき、リング状パッキン３ｂを継手
４ｂの内周面に密着させるか、ほぼ接するようにセット
するのが好ましい。そこで、継手４ｂの内周面とコルゲ
ート管１の端部外周面との間に形成した隙間Ａに発泡性
シール剤６を充填して硬化させると、コルゲート管１と
継手４ｂとが発泡性シール剤６を介して水密的、かつ強
固に接合する。
したパッキン５，５が継手４ｂの奥側内周面と開口側内
周面に当接し、コルゲート管１と継手４ｂとが同芯状に
セットされる。このとき、リング状パッキン３ｂを継手
４ｂの内周面に密着させるか、ほぼ接するようにセット
するのが好ましい。そこで、継手４ｂの内周面とコルゲ
ート管１の端部外周面との間に形成した隙間Ａに発泡性
シール剤６を充填して硬化させると、コルゲート管１と
継手４ｂとが発泡性シール剤６を介して水密的、かつ強
固に接合する。
【００２０】このとき、図４に示した如く、継手４ｂの
接続部に環状の膨出部４０を設けると共に該膨出部４０
に貫通孔４１を設けておくと、発泡性シール剤６の充填
が円滑に行なえ、また継手４ｂの内周面とコルゲート管
１の端部外周面との間に形成した隙間Ａに発泡性シール
剤６を万遍なく行き渡らせることができる。また、前記
実施例では、シール部材２とリング状パッキン３ａ，３
ｂとが別体構造となったものを例示したが、これらの部
材は一体構造となったものを使用してもよく、予めリン
グ状パッキン３ａ，３ｂの内周面にシール部材２が接着
接合されたものを用いてもよい。
接続部に環状の膨出部４０を設けると共に該膨出部４０
に貫通孔４１を設けておくと、発泡性シール剤６の充填
が円滑に行なえ、また継手４ｂの内周面とコルゲート管
１の端部外周面との間に形成した隙間Ａに発泡性シール
剤６を万遍なく行き渡らせることができる。また、前記
実施例では、シール部材２とリング状パッキン３ａ，３
ｂとが別体構造となったものを例示したが、これらの部
材は一体構造となったものを使用してもよく、予めリン
グ状パッキン３ａ，３ｂの内周面にシール部材２が接着
接合されたものを用いてもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は、コルゲー
ト管の先端部外周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状
に連続する凹溝を部分的に遮断するので、コルゲート管
の突合わせ端部で双方の管の凹溝同志、及び凸条同志を
連続させるという煩わしい接続操作が不要となる。従っ
て、本発明の接続構造によれば、現場での接続作業が簡
単かつ確実に行なえ、雨水、地下水等が管内に浸入する
のを未然に防止することができる。
ト管の先端部外周の凹溝にシール部材を装着して螺旋状
に連続する凹溝を部分的に遮断するので、コルゲート管
の突合わせ端部で双方の管の凹溝同志、及び凸条同志を
連続させるという煩わしい接続操作が不要となる。従っ
て、本発明の接続構造によれば、現場での接続作業が簡
単かつ確実に行なえ、雨水、地下水等が管内に浸入する
のを未然に防止することができる。
【図１】図１は継手にコルゲート管を接続する本発明の
一実施例を示す断面図である。
一実施例を示す断面図である。
【図２】図２は図１に示したコルゲート管の接続状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図３】図３は本発明の他の実施例を示す部分各截断面
図である。
図である。
【図４】図４は更に本発明の他の実施例を示す部分各截
断面図である。
断面図である。
１ コルゲート管 ２ シール部材 ３ａ，３ｂ リング状パッキン ４ａ，４ｂ 継手 ５ パッキン ６ 発泡性シール剤 Ａ 隙間
Claims (2)
- 【請求項１】 凹溝（１１）と凸条（１２）とが所定ピ
ッチで螺旋状に設けられた２本のコルゲート管（１）の
端部を突合わせ、それぞれのコルゲート管（１）の先端
部外周の凹溝（１１）にシール部材（２）を装着して螺
旋状に連続する凹溝（１１）を部分的に遮断すると共
に、双方の突合わせ端部の外周に跨がってリング状パッ
キン（３ａ）を装着し、また前記突合わせ端部の外周側
を円筒状の継手（４ａ）で覆うと共に該継手（４ａ）の
内周面とリング状パッキン（３ａ）及びコルゲート管
（１）の外周面との間に形成した隙間（Ａ）に発泡性シ
ール剤（６）を充填して硬化させたことを特徴とするコ
ルゲート管の接続構造。 - 【請求項２】 凹溝（１１）と凸条（１２）とが所定ピ
ッチで螺旋状に設けられたコルゲート管（１）の先端部
外周の凹溝（１１）にシール部材（２）を装着して螺旋
状に連続する凹溝（１１）を部分的に遮断すると共に、
前記シール部材（２）の外周面と連接し、かつ該シール
部材（２）と隣接する凸条（１２）の外周面に跨がって
一周するリング状パッキン（３ｂ）を装着し、該コルゲ
ート管（１）の端部を円筒状の継手（４ｂ）に挿入して
該継手（４ｂ）の内周面とコルゲート管（１）の端部外
周面との間に形成した隙間（Ａ）に発泡性シール剤
（６）を充填して硬化させたことを特徴とするコルゲー
ト管の接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9092095A JPH08285158A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | コルゲート管の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9092095A JPH08285158A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | コルゲート管の接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285158A true JPH08285158A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14011870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9092095A Pending JPH08285158A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | コルゲート管の接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08285158A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5887909A (en) * | 1995-06-13 | 1999-03-30 | Totaku Industries, Inc. | Joint for different-diameter pipes and method of connecting different-diameter pipes |
| JP2012237340A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Tigers Polymer Corp | 管継手 |
| CN110486560A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-22 | 广州凌鼎建筑工程有限公司 | 一种房屋给水管道 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP9092095A patent/JPH08285158A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5887909A (en) * | 1995-06-13 | 1999-03-30 | Totaku Industries, Inc. | Joint for different-diameter pipes and method of connecting different-diameter pipes |
| JP2012237340A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Tigers Polymer Corp | 管継手 |
| CN110486560A (zh) * | 2019-08-16 | 2019-11-22 | 广州凌鼎建筑工程有限公司 | 一种房屋给水管道 |
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