JPH0720474Y2 - リブ付管用分岐接続管継手 - Google Patents

リブ付管用分岐接続管継手

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JPH0720474Y2
JPH0720474Y2 JP1988048391U JP4839188U JPH0720474Y2 JP H0720474 Y2 JPH0720474 Y2 JP H0720474Y2 JP 1988048391 U JP1988048391 U JP 1988048391U JP 4839188 U JP4839188 U JP 4839188U JP H0720474 Y2 JPH0720474 Y2 JP H0720474Y2
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JP
Japan
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pipe
ribbed
water
branch
elastic body
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JP1988048391U
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JPH01150296U (ja
Inventor
重樹 藤井
裕之 関
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、外周面に多数の環状リブを有するリブ付管に
支管を分岐接続する際使用される管継手に関する。
(従来の技術) 近時、下水管として、第6図に示すような外周面に多数
の環状リブR…を有するリブ付管(例えば、WO87/00904
号公報参照)が注目されている。なお、図中の符号B…
は、リブR…の衝撃強度を高めるための環状隆起部を示
す。
(考案が解決しようとする課題) ところで、下水管、特に本管には、通常、多数の支管が
分岐接続されるが、下水本管に上記したようなリブ付管
を用いた場合、その外周面に多数のリブがあるため、該
リブが邪魔となって常用の管継手は全く使用することが
できない。そこで、リブ付管と多数の支管との分岐接続
が現場で簡単に且つ確実に行える管継手の開発が望まれ
ている。
本考案は、そのような要望に応えるべく創案されたもの
である。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るリブ付管用分岐接続管継手は、外周面に多
数の環状リブを有するリブ付管に支管を分岐接続する際
使用される管継手であって、前記リブ付管の外周面に接
合されるサドル部と、このサドル部の外面に突設された
支管接続部とからなり、前記サドル部の接合面には、前
記リブ付管の環状リブと嵌合する凹溝が形成されるとと
もに、前記支管接続部の基端側開口部の周囲に凹嵌部が
形成され、この凹嵌部内に断面が長円形又は楕円形の水
膨張性弾性体が嵌入されたものである。
(作用) サドル部の接合面に、リブ付管の環状リブと嵌合する凹
溝が形成されているので、接合に際して環状リブが邪魔
とはならず、逆に、両者が嵌合することによって管継手
の位置ずれ(リブ付管の軸方向に沿う位置ずれ)が防止
される。また、サドル部は上記したように凹凸嵌合によ
りリブ付管の外周面に接合されるが、このような接合で
はどうしてもサドル部の接合面とリブ付管の外周面との
間に若干の隙間が生じることは避けられない。したがっ
て、支管接続部の基端側開口部のところから水漏れが生
じ易いが、該開口部の周囲には凹嵌部が形成されるとと
もに、この凹嵌部内に断面が長円形又は楕円形の水膨張
性弾性体が嵌入されているので、上記開口部から漏れ出
た水はこの水膨張性弾性体によって吸収され、これによ
り断面が長円形又は楕円形の水膨張性弾性体がその長軸
方向に膨張して、該開口部周りの止水が行われ、高い水
密性が得られる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係るリブ付管用分岐接続管継手(以
下、管継手という。)を示す側面図、第2図(a)は同
背面図、第3図は管継手の使用状態を示す断面図であ
る。
この管継手は、リブ付管Pの外周面Fに接合されるサド
ル部1と、このサドル部1の外面2に突設された支管接
続部3とからなり、サドル部1の接合面4には、リブ付
管Pの環状リブRと嵌合する凹溝5…が形成されるとと
もに、支管接続部3の基端側開口部6の周囲に凹嵌部7
が形成され、この凹嵌部7内に水膨張性弾性体8が嵌入
されたものである。
第2図(b)のサドル部1の部分拡大断面図に示される
ように、水膨張性弾性体8が嵌入される凹嵌部7は凹溝
5の壁面に沿って形成されており、水膨張性弾性体8は
凹溝5のU字形状に沿って屈曲されて該凹嵌部7に嵌入
されている。
上記サドル部1は、合成樹脂材からなり、リブ付管Pの
外周面Fに沿うように湾曲されている。このサドル部1
の大きさは、リブ付管Pや分岐接続される支管(図示せ
ず)の大きさ、および周囲の環境条件等によって適宜決
定される。
支管接続部3は、サドル部1の外面2に該サドル部1と
一体的に形成されている。この支管接続部3の向きは任
意の方向とされ、またその長さや形状および径は、分岐
接続される支管に応じて適宜決定される。
前記凹嵌部7の容積は、その中に嵌入された水膨張性弾
性体8が膨張したとき、該水膨張性弾性体8のリブ付管
Pに対する圧着力を十分に発揮させることができる大き
さとされ、例えば、水膨張性弾性体8の体積のおよそ10
%増しの容積とするのが好ましい。第4図に凹嵌部7に
水膨張性弾性体8が嵌入された状態を示す。
前記水膨張性弾性体8は、支管接続部3の基端側開口部
6から漏れ出た水と接触すると、該水を吸収して膨張
し、凹嵌部7の全周にわたってリブ付管Pの外周面と密
に接触し、該水が外部に漏れるのを阻止する。この水膨
張性弾性体8としては、例えば、天然ゴム、ポリブテ
ン、ポリイソブチレン、ポリブタジエンゴム、ポリイソ
プレンゴム、ブチルゴム、SBR、EPDM、IR、NBR、CR、BR
等のゴムまたはエラストマーに、特殊吸水性ポリマー
(例えば、水膨張性ウレタン樹脂が挙げられる。)を混
入した弾性体、もしくは、クロロプレンゴムまたはクロ
ロスルホン化ポリエチレンにポリイソプレン(例えば、
クラレイソプレンケミカル株式会社製:商品名−クラプ
レンLIR−30)を配合した弾性体(この場合、例えばク
ロロプレンゴム100重量部にポリイソプレン1重量部を
配合し、膨張率を1.5倍程度としたもの)が好適に用い
られる。このような水膨張性弾性体8は、圧縮代を大き
くするため、第5図に示すように、断面形状を長円形ま
たは楕円形とされている。
上記のようになる管継手は、そのサドル部1の接合面
4、またはリブ付管Pの外周面Fの所定箇所に接着剤を
塗布しておき、サドル部1の凹溝5…とリブ付管Pの環
状リブRとを合わせるとともに、リブ付管Pの外周面F
に形成された開口部Cと支管接続部3の開口部6とを合
わせ、該外周面Fに接着される。そして、このようにし
てリブ付管Pの外周面Fに接合された管継手の支管接続
部3に支管の端部を接続し、分岐接続作業を完了する。
この場合、接着剤は凹溝5と環状リブRとの間隙を完全
に埋めるだけの量を必要とされることがなく、サドル部
1とリブ付管Pとが接着されるのに必要な量であれば十
分である。これは、接着剤により止水性を確保するので
はなく、水膨張性弾性体8により止水性を確保するため
である。
なお、本考案の管継手は、上記したようなリブ付管P以
外に、例えば第7図に示すような、管壁に多数の波形部
W…が形成されたコルゲート管にも使用することができ
る。その場合、サドル部1の接合面4に形成される凹溝
5…は上記波形部W…と嵌合しうる大きさとされる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のリブ付管用分岐接続管継
手は、リブ付管と多数の支管との分岐接続を現場で簡単
に且つ確実に行うことができ、また、断面が長円形又は
楕円形の水膨張性弾性体が設けられているから、水密
性、止水性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係るリブ付管用分岐接続管
継手の一実施例を示し、第1図は管継手の側面図、第2
図(a)は同背面図、同図(b)は部分拡大断面図、第
3図は使用状態を示す断面図、第4図は凹嵌部と水膨張
性弾性体とを示す部分拡大断面図、第5図は水膨張性弾
性体の端面図、第6図はリブ付管の一例を示す断面図、
第7図はコルゲート管の一例を示す断面図である。 1…サドル部、2…外面 3…支管接続部、4…接合面 5…凹溝、6…基端側開口部 7…凹嵌部、8…水膨張性弾性体 P…リブ付管、F…外周面、R…リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に多数の環状リブを有するリブ付管
    に支管を分岐接続する際使用される管継手であって、 前記リブ付管の外周面に接合されるサドル部と、このサ
    ドル部の外面に突設された支管接続部とからなり、前記
    サドル部の接合面には、前記リブ付管の環状リブと嵌合
    する凹溝が形成されるとともに、前記支管接続部の基端
    側開口部の周囲に凹陥部が形成され、この凹陥部内に断
    面が長円形又は楕円形の水膨張性弾性体が嵌入されたこ
    とを特徴とするリブ付管用分岐接続管継手。
JP1988048391U 1988-04-11 1988-04-11 リブ付管用分岐接続管継手 Expired - Lifetime JPH0720474Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01150296U JPH01150296U (ja) 1989-10-17
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966087U (ja) * 1982-10-25 1984-05-02 松下電工株式会社 配管シ−ル装置
JPS60151411A (ja) * 1984-01-13 1985-08-09 三菱樹脂株式会社 分岐管継手の接続構造

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JPH01150296U (ja) 1989-10-17

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