JP2000319918A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2000319918A
JP2000319918A JP11134424A JP13442499A JP2000319918A JP 2000319918 A JP2000319918 A JP 2000319918A JP 11134424 A JP11134424 A JP 11134424A JP 13442499 A JP13442499 A JP 13442499A JP 2000319918 A JP2000319918 A JP 2000319918A
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JP
Japan
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joint member
pipe
manhole
coupling member
joint
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JP11134424A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Harigaya
竜一 張ケ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震等の振動に対して継手機能を損なうこと
のない優れた安定性と耐久性を有する管継手を提供す
る。 【解決手段】 本発明の管継手は、マンホール6の円筒
側壁に開けられた穴に先端部が嵌着される円筒状のフラ
ンジ付継手部材1と、この継手部材の後端部の内側に挿
入状に配置され下水管7を内側に受入れる内側継手部材
2と、フランジ付継手部材1と内側継手部材2の挿入側
端縁部に、両端部がそれぞれ接合一体化されるゴム製管
状継手部材3とで構成し、フランジ付継手部材1の先端
部には、マンホール6の側壁に沿って伸びるフランジ4
と前記穴に嵌着される管状壁5が一体に形成され、ゴム
製管状継手部材3は、中央部が蛇腹10に形成され、そ
の一方の端縁部の管状体11の外周面は、フランジ付継
手部材1のマンホール開口に嵌着される管状壁4の内側
面に接合一体化され、他方の端縁部は、内側継手部材2
の挿入側端縁部の外周面と接合一体化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震等による振動
に対して継手機能を損なうことのない優れた安定性を有
する管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】マンホールの管継手には、数多くの種類
があるが、近年、これらの継手構造にも耐震性が求めら
れ、連結部分の接合強化や防護を図るため様々な工夫が
なされている。例えば、図5に示す管継手は、コンクリ
ート製マンホールとの接合部の接着性を強化するため、
合成樹脂製下水管21の連結用端部の外周面に砂付け加
工22をして、連結部の接着強度を高め、マンホールと
の一体化を図っている。また、図6に示す管継手は、下
水管挿入口近傍を、可撓性のゴム製のカバー部材24で
形成してマンホール23との連結部分を防護するととも
に、下水管25の上下左右方向の動きをゴム製のカバー
部材24で吸収して耐震性を向上させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す管継手は、
コンクリート製マンホールとの接着性に優れ、連結部の
接合強度を増加させることができるが、地震等による、
振動やそれに伴う管継手の上下左右の動きを吸収でき
ず、連結部分が破損しすい。また、図6の管継手は、下
水管の上下左右の動きをある程度吸収できるが、カバー
部材がゴム製であるため、外圧で傷付きやすく、耐久性
に問題がある。本発明は、地震等の振動に対して継手機
能を損なうことのない優れた安定性と耐久性を有する管
継手を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の管継手は、マン
ホールの円筒側壁に開けられた穴に先端部が嵌着される
円筒状のフランジ付継手部材と、このフランジ付継手部
材の後端部の内側に挿入状に配置され下水管を内側に受
入れる内側継手部材と、前記フランジ付継手部材の先端
部と内側継手部材の挿入側端縁部に、両端部がそれぞれ
接合一体化されるゴム製管状継手部材とで構成する。
【0005】前記フランジ付継手部材の先端部は、マン
ホールの側壁に沿って伸びるフランジとマンホールに開
けられた前記穴に嵌着される管状壁とが一体に形成さ
れ、前記ゴム製管状継手部材は、その中央部が蛇腹に形
成され、その一方の端縁部の管状体の外周面は、前記フ
ランジ付継手部材のマンホール開口に嵌着される管状壁
の内側面に接合一体化され、また、他方の端縁部は、前
記内側継手部材の挿入側端縁部の外周面と接合一体化さ
れている。さらに、ゴム製管継手部材の前記内側継手部
材との接合部の外周面には、前記フランジ付継手部材の
内周面に接触状の凸条を形成する。
【0006】本発明のマンホールの継手構造に使用する
フランジ付継手部材、内側継手部材は、それぞれ硬質ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS
等の合成樹脂が使用される。また、ゴム製管状継手部材
及び後述する管用シールリングには、NBR、SBR、
EPDM、シリコーンゴム等のゴム系材料及び軟質塩化
ビニル樹脂、EVA等の弾性を有する合成樹脂を使用す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の管継手の一実施の
形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の
管継手に使用する継手部材の一例を示す側面図、図2
は、その継手部材の縦断面を示す説明図である。図3
は、本発明の管継手の使用状態を示す模式的断面図であ
り、図4は、本発明に使用する締付結部材の一例を示す
斜視図である。
【0008】本発明の管継手に使用する継手部材は、図
1、図2に示すように円筒状のフランジ付継手部材1
と、内側継手部材2及びゴム製管状継手部材3から構成
されている。フランジ付継手部材1は、円筒状で、先端
部がマンホールの外壁面に沿って密着できるフランジ4
とマンホールの円筒側壁に開けられた穴に挿着する管状
壁5とが一体に形成されている。このフランジ付継手部
材1は、図3に示すように、管状壁5の外周面とそれに
続くフランジ4の裏面が、マンホール6に接着剤を介し
て、接合一体化して連結できるようになっている。
【0009】内側継手部材2は、フランジ付継手部材1
の後端部の内側に挿入状に配置されており、図3に示す
ように、下水管7を内側に摺動状に受入れるようになっ
ている。また、内側継手部材2の開口部外周面には、周
回する突条8が一体に形成され、この突条8の内側には
溝部が設けられ、この溝部の中に管用シールリング9が
取り付けられて、下水管7との水密性が保持できるよう
になっている。
【0010】ゴム製管状継手部材3は、図2、図3に示
すように、中央部が蛇腹10に形成され、マンホール側
端縁部を形成する管状体11の外周面は、マンホール6
に開けられた穴に嵌着されるフランジ付継手部材1の管
状壁5の内側面に接着剤により接合一体化され、また反
対側の端縁部は、内側継手部材2の挿入側端縁部の外周
面に、接合一体化されて、内側継手部材2からゴム製管
状継手部材3に通じる管内の水密性が保持できるように
なっている。さらに、ゴム製管状継手部材3の内側継手
部材2との接合部の外周面には、フランジ付継手部材1
の内周面に接触状の凸条13が形成されている。
【0011】ゴム製管状継手部材3は、図1〜3に示す
ように、マンホール側の端縁部を延伸させて開拡辺14
に形成し、この開拡辺14をマンホールに開けた穴の周
囲の内壁面に当接または接着すると良く、これにより継
手構造内の水密性が一層向上する。図3に示すように、
内側継手部材2の開口部に入れた下水管7は、内側継手
部材2とゴム製管状継手部材3の接合部の外周面を締付
部材12で緊締することにより、内側継手部材2に強固
に取り付けられる。上記締付部材12は、図4に示すよ
うに、ステンレス等の金属製のリング体を、内側継手部
材とゴム製管状継手部材3の接合部外周面上にあてが
い、緊締させる構成のものが好ましいが、同様な機能を
有するものであればどのようなものを使用しても良い。
また、接着剤により接合一体化させても良い。
【0012】本発明の管継手に使用する継手部材は、ゴ
ム製管状継手部材3の両端部が、フランジ付継手部材1
と内側継手部材2にそれぞれ接合一体化した状態で製品
化される。これらの継手部材を用いて管継手を形成する
には、まず、フランジ付継手部材1の先端部の管状壁5
の外周面及びそれから続くフランジ4の下面に接着剤を
塗布した後、上記管状壁5を、マンホールに開けた穴に
挿入嵌着して、フランジ付継手部材1を、マンホール6
に接合一体化して連結する(図3参照)。
【0013】その際、あらかじめ管状壁5の外周面とフ
ランジ4の下面に、図5で示す砂付き加工22をしてお
くと、コンクリート製マンホールとのより強固なかつ水
密性に優れた接合が得られる。次いで、内側継手部材2
を開口部から蛇腹10を伸ばすように引き出し、この開
口部に下水管7を挿入し、ゴム製管状継手部材3の内側
継手部材2との接合部に、締付部材12で外側から緊締
して、下水管7を内側継手部材2に取り付け、その状態
でフランジ付継手部材1内に戻して下水管の装着は完了
する。
【0014】内側継手部材2は、中央部が蛇腹10に形
成されているため伸縮性に富む。それ故、フランジ付継
手部材1からの内側継手部材2の引き出しは容易に行
え、かつ下水管取り付け後は、フランジ付継手部材1内
の元の位置に復帰させることができる。
【0015】下水管7は、本発明の管継手内への挿入部
分の基幹となる、ゴム製管継手部材3の内側継手部材2
との接合部で、締付部材12によって固定され、下水管
7の挿入部分は、ゴム製管継手部材3の蛇腹10内に配
置された状態であるため、地震等の振動による下水管7
の軸方向の動きに吸収できるだけでなく、凸条13を支
点として、下水管に加えられるあらゆる角度からの動き
に対応できる。また、ゴム製管状継手部材3は、硬質合
成樹脂製のフランジ付継手部材1の内側に内蔵された構
成であるため、外側からの衝撃を直接受けることがない
ため、傷付きや破損もなく耐久性に優れる。
【0016】
【発明の効果】本発明の管継手によれば、地震等の振動
によって下水管とマンホールの連結部に加わる衝撃や、
振動を吸収するばかりでなく、ゴム部が継手構造の中に
内蔵された構成であるため、外圧による傷付きや劣化を
生じることもなく、耐久性に優れた継手機能を保持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手に用いる継手部材の一例を示す
正面図である。
【図2】図1に示す管継手に用いる継手部材の模式的断
面図である。
【図3】本発明の管継手の取付状態を示す模式的断面図
である。
【図4】本発明に使用する締付部材の一例を示す斜視図
である。
【図5】従来の合成樹脂製下水管継手の一例を示す正面
図である。
【図6】従来のマンホールの下水管継手構造の一例を示
す部分切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 フランジ付継手部材 10 蛇腹管 2 内側継手部材 11 管状体 3 ゴム製管状継手部材 12 締付部材 4 フランジ 13 凸条 5 管状壁 14 開拡辺 6,23 マンホール 21 合成樹脂製
下水管 7 下水本管 22 砂付け加工 8 突条 24 カバー部材 9 管用シールリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールの側壁に下水管を連結する管
    継手であって、マンホールの円筒側壁に開けられた穴に
    先端部が嵌着される円筒状のフランジ付継手部材、この
    フランジ付継手部材の後端部の内側に挿入状に配置さ
    れ、下水管を内側に受入れる内側継手部材、及び前記フ
    ランジ付継手部材の先端部と内側継手部材の挿入側端縁
    部に、両端部がそれぞれ接合一体化されるゴム製管状継
    手部材で構成され、前記フランジ付継手部材の先端部に
    はマンホールの側壁に沿って伸びるフランジと前記マン
    ホールに開けられた穴に嵌着される管状壁が一体に形成
    され、また前記ゴム製管状継手部材は、中央部が蛇腹に
    形成され、その一方の端縁部の管状体の外周面が、前記
    フランジ付継手部材のマンホール開口に嵌着される管状
    壁の内側面に接合一体化され、また、他方の端縁部は、
    前記内側継手部材の挿入側端縁部の外周面と接合一体化
    されることを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 ゴム製管状継手部材の内側継手部材との
    接合部外周面に、フランジ付継手部材の内周面に接触状
    の凸条を形成してなる請求項1に記載の管継手。
JP11134424A 1999-05-14 1999-05-14 管継手 Pending JP2000319918A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002294727A (ja) * 2001-01-23 2002-10-09 Hayakawa Rubber Co Ltd マンホール構造、マンホール構造用止水可とう継手及びマンホール構造の施工方法
JP2019007568A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 Nok株式会社 配管接続構造
KR101957704B1 (ko) * 2018-08-16 2019-03-13 선철원 내진 밸브실

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