JP2000319917A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JP2000319917A JP2000319917A JP11134419A JP13441999A JP2000319917A JP 2000319917 A JP2000319917 A JP 2000319917A JP 11134419 A JP11134419 A JP 11134419A JP 13441999 A JP13441999 A JP 13441999A JP 2000319917 A JP2000319917 A JP 2000319917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint member
- manhole
- pipe
- cylindrical
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震等の振動に対して継手機能を損なうこと
のない優れた安定性と耐久性を有する管継手を提供す
る。 【解決手段】 本発明の管継手は、円筒状のフランジ付
継手部材１と、このフランジ付継手部材１の後端部の内
側に挿入されており、下水管７を内側に嵌入する円筒状
の内側継手部材２からなり、フランジ付継手部材１の先
端部には、マンホール５の側壁に沿って伸びるフランジ
３とマンホール５に開けられた穴に嵌着される管状壁４
が一体に形成され、内側継手部材２の挿入側端部外周面
には内側シールリング８が取付けられ、フランジ付継手
部材１の後端部内周面には外側シールリング６が取付け
られて両部材の対向面が二重にかつ水密に一体形成され
ている。
のない優れた安定性と耐久性を有する管継手を提供す
る。 【解決手段】 本発明の管継手は、円筒状のフランジ付
継手部材１と、このフランジ付継手部材１の後端部の内
側に挿入されており、下水管７を内側に嵌入する円筒状
の内側継手部材２からなり、フランジ付継手部材１の先
端部には、マンホール５の側壁に沿って伸びるフランジ
３とマンホール５に開けられた穴に嵌着される管状壁４
が一体に形成され、内側継手部材２の挿入側端部外周面
には内側シールリング８が取付けられ、フランジ付継手
部材１の後端部内周面には外側シールリング６が取付け
られて両部材の対向面が二重にかつ水密に一体形成され
ている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震等による振動
に対して継手機能を損なうことのない優れた安定性を有
する管継手に関する。
に対して継手機能を損なうことのない優れた安定性を有
する管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】マンホールの下水管継手には、数多くの
種類があるが、近年、これらの管継手にも耐震性が求め
られ、連結部分の接合強化や防護を図るため様々な工夫
がなされている。例えば、図４に示す管継手は、コンク
リート製マンホールとの接合部の接着性を強化するた
め、合成樹脂製下水管２１の連結用端部の外周面に砂付
け加工２２をして、連結部の接着強度を高め、マンホー
ルとの一体化を図っている。また、図５に示す管継手
は、下水管挿入口近傍を、可撓性のあるゴム製のカバー
部材２３で形成してマンホール２４との連結部分を防護
するとともに、下水管２５の上下左右方向の動きを吸収
して耐震性を向上させている。
種類があるが、近年、これらの管継手にも耐震性が求め
られ、連結部分の接合強化や防護を図るため様々な工夫
がなされている。例えば、図４に示す管継手は、コンク
リート製マンホールとの接合部の接着性を強化するた
め、合成樹脂製下水管２１の連結用端部の外周面に砂付
け加工２２をして、連結部の接着強度を高め、マンホー
ルとの一体化を図っている。また、図５に示す管継手
は、下水管挿入口近傍を、可撓性のあるゴム製のカバー
部材２３で形成してマンホール２４との連結部分を防護
するとともに、下水管２５の上下左右方向の動きを吸収
して耐震性を向上させている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図４に示す管継手は、
コンクリート製マンホールとの接着性に優れ、連結部の
接合強度を増加させることができるが、耐震等による、
振動やそれに伴う管継手の上下左右の動きを吸収でき
ず、連結部分が破損しすい。また、図５の管継手は、下
水管の上下左右の動きをある程度吸収できるが、カバー
部材がゴム製であるため、外圧で傷付きやすく、耐久性
に問題がある。本発明は、地震等の振動に対して継手機
能を損なうことのない優れた安定性と耐久性を有する管
継手を提供することを目的とする。
コンクリート製マンホールとの接着性に優れ、連結部の
接合強度を増加させることができるが、耐震等による、
振動やそれに伴う管継手の上下左右の動きを吸収でき
ず、連結部分が破損しすい。また、図５の管継手は、下
水管の上下左右の動きをある程度吸収できるが、カバー
部材がゴム製であるため、外圧で傷付きやすく、耐久性
に問題がある。本発明は、地震等の振動に対して継手機
能を損なうことのない優れた安定性と耐久性を有する管
継手を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の管継手は、マン
ホールの円筒側壁に開けられた穴に先端部が嵌着される
円筒状のフランジ付継手部材と、このフランジ付継手部
材の後端部の内側に挿入されており、かつ下水管を内側
に嵌入させる円筒状の内側継手部材とが、円筒部分の重
なり度合を伸縮できる構成である。また、前記フランジ
付継手部材の先端部はマンホールの円筒側壁に沿って伸
びるフランジとマンホールに開けられた穴に嵌着される
管状壁が一体に形成されている。さらに、前記フランジ
付継手部材の後端部内周面には外側シールリングが取付
けられ、前記内側継手部材の挿入側端部外周面には内側
シールリングが取付けられて両部材の対向面が二重に水
密に一体形成されている。
ホールの円筒側壁に開けられた穴に先端部が嵌着される
円筒状のフランジ付継手部材と、このフランジ付継手部
材の後端部の内側に挿入されており、かつ下水管を内側
に嵌入させる円筒状の内側継手部材とが、円筒部分の重
なり度合を伸縮できる構成である。また、前記フランジ
付継手部材の先端部はマンホールの円筒側壁に沿って伸
びるフランジとマンホールに開けられた穴に嵌着される
管状壁が一体に形成されている。さらに、前記フランジ
付継手部材の後端部内周面には外側シールリングが取付
けられ、前記内側継手部材の挿入側端部外周面には内側
シールリングが取付けられて両部材の対向面が二重に水
密に一体形成されている。
【０００５】本発明の管継手に使用するフランジ付継手
部材と内側継手部材には、それぞれ硬質ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ＡＢＳ等の合成樹
脂を使用する。また、内側シールリング、外側シールリ
ング及び管用シールリングには、ＮＢＲ、ＳＢＲ、ＥＰ
ＤＭ、シリコーンゴム等のゴム系材料及び硬質塩化ビニ
ル樹脂、ＥＶＡ等の弾性を有する合成樹脂を使用する。
部材と内側継手部材には、それぞれ硬質ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ＡＢＳ等の合成樹
脂を使用する。また、内側シールリング、外側シールリ
ング及び管用シールリングには、ＮＢＲ、ＳＢＲ、ＥＰ
ＤＭ、シリコーンゴム等のゴム系材料及び硬質塩化ビニ
ル樹脂、ＥＶＡ等の弾性を有する合成樹脂を使用する。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の管継手の一実施の
形態を添付図面に基づき説明する。図１は、本発明の管
継手に使用する継手部材の一例を示す側面図、図２は、
その縦断面を示す説明図である。図３は、本発明の管継
手の使用状態を示す模式的断面図である。
形態を添付図面に基づき説明する。図１は、本発明の管
継手に使用する継手部材の一例を示す側面図、図２は、
その縦断面を示す説明図である。図３は、本発明の管継
手の使用状態を示す模式的断面図である。
【０００７】本発明の管継手に使用する継手部材は、図
１、図２に示すように、円筒状のフランジ付継手部材１
と円筒状の内側継手部材２からなり、内側継手部材２は
フランジ付継手部材１の後端部の内側に挿入されてお
り、円筒部分の重なり度合を伸縮できるようになってい
る。フランジ付継手部材１は、先端部がマンホールの外
壁面に沿って密着できるフランジ３とマンホールの円筒
側壁に開けられた穴に嵌着する管状壁４とが一体に形成
されている。このフランジ付継手部材１は、図３に示す
ように、フランジ３とそれに続く管状壁４の外周面を、
接着剤を介してマンホール５に接合一体化して連結して
いる。また、フランジ付継手部材１の後端部内周面には
外側シールリング６が、内側継手部材２の外周面に摺動
状に取り付られている。
１、図２に示すように、円筒状のフランジ付継手部材１
と円筒状の内側継手部材２からなり、内側継手部材２は
フランジ付継手部材１の後端部の内側に挿入されてお
り、円筒部分の重なり度合を伸縮できるようになってい
る。フランジ付継手部材１は、先端部がマンホールの外
壁面に沿って密着できるフランジ３とマンホールの円筒
側壁に開けられた穴に嵌着する管状壁４とが一体に形成
されている。このフランジ付継手部材１は、図３に示す
ように、フランジ３とそれに続く管状壁４の外周面を、
接着剤を介してマンホール５に接合一体化して連結して
いる。また、フランジ付継手部材１の後端部内周面には
外側シールリング６が、内側継手部材２の外周面に摺動
状に取り付られている。
【０００８】内側継手部材２は、フランジ付継手部材１
の内側に挿入され、かつ下水管７を内側に摺動状に受入
れるようになっている。内側継手部材２の挿入側端部外
周面には内側シールリング８が、フランジ付継手部材１
の内周面に摺動状に取付けられ、また、内側継手部材２
の開口部外周面には、周回する突条９が一体に形成さ
れ、この突条９の内側には溝部が設けられ、この溝部の
中に管用シールリング１０が取り付けられて、下水管７
との水密性が保持されるようになっている。
の内側に挿入され、かつ下水管７を内側に摺動状に受入
れるようになっている。内側継手部材２の挿入側端部外
周面には内側シールリング８が、フランジ付継手部材１
の内周面に摺動状に取付けられ、また、内側継手部材２
の開口部外周面には、周回する突条９が一体に形成さ
れ、この突条９の内側には溝部が設けられ、この溝部の
中に管用シールリング１０が取り付けられて、下水管７
との水密性が保持されるようになっている。
【０００９】内側継手部材２は、フランジ付継手部材１
の内側に挿入され、それぞれの円筒部分の大部分を重合
状に一体化させた構成であり、マンホールに取り付け固
定されたフランジ付継手部材１内を軸方向に自由に移動
して、それぞれの円筒部分の重なり度合を伸縮できるよ
うになっている。
の内側に挿入され、それぞれの円筒部分の大部分を重合
状に一体化させた構成であり、マンホールに取り付け固
定されたフランジ付継手部材１内を軸方向に自由に移動
して、それぞれの円筒部分の重なり度合を伸縮できるよ
うになっている。
【００１０】フランジ付継手部材１と内側継手部材２を
用いて本発明の管継手を形成するには、まず、フランジ
３の下面とフランジ付継手部材１の先端部の管状壁４の
外周面に接着剤を塗布した後、上記管状壁４を、マンホ
ールに開けた穴に挿入嵌着して、フランジ付継手部材１
を、マンホール５に接合一体化して連結する（図３参
照）。なお、フランジ３の下面と管状壁４の外周面に
は、あらかじめ、図４で示す砂付き加工２２をしておく
と、コンクリート製マンホールとのより強固なかつ水密
性に優れた接合が得られる。
用いて本発明の管継手を形成するには、まず、フランジ
３の下面とフランジ付継手部材１の先端部の管状壁４の
外周面に接着剤を塗布した後、上記管状壁４を、マンホ
ールに開けた穴に挿入嵌着して、フランジ付継手部材１
を、マンホール５に接合一体化して連結する（図３参
照）。なお、フランジ３の下面と管状壁４の外周面に
は、あらかじめ、図４で示す砂付き加工２２をしておく
と、コンクリート製マンホールとのより強固なかつ水密
性に優れた接合が得られる。
【００１１】本発明のマンホールの管継手を構成する二
つの継手部材は、円筒部分の重なり度合を自由に伸縮で
きる構成であるため、地震等の振動による下水管７の軸
方向の動きを十分に吸収できる。また、継手部材の内側
シールリング８と外側シールリング６には弾力があり、
しかも両者の間隔が開いているため、下水管の周方向に
加わる上下左右からの動きを十分に吸収できる。さら
に、フランジ付継手部材１と内側継手部材２には、それ
ぞれ、外側シールリングと内側シールリングが形成さ
れ、両部材の対向面が二重にかつ水密に一体形成されて
いるため、振動による継手部材の変形等に対しても水密
性が損なわれることが無い。
つの継手部材は、円筒部分の重なり度合を自由に伸縮で
きる構成であるため、地震等の振動による下水管７の軸
方向の動きを十分に吸収できる。また、継手部材の内側
シールリング８と外側シールリング６には弾力があり、
しかも両者の間隔が開いているため、下水管の周方向に
加わる上下左右からの動きを十分に吸収できる。さら
に、フランジ付継手部材１と内側継手部材２には、それ
ぞれ、外側シールリングと内側シールリングが形成さ
れ、両部材の対向面が二重にかつ水密に一体形成されて
いるため、振動による継手部材の変形等に対しても水密
性が損なわれることが無い。
【００１２】
【発明の効果】本発明の管継手によれば、地震等の振動
によって下水管とマンホールの連結部に加わる衝撃や、
振動を吸収でき、かつ水密性、耐久性に優れた継手機能
を保持できる。
によって下水管とマンホールの連結部に加わる衝撃や、
振動を吸収でき、かつ水密性、耐久性に優れた継手機能
を保持できる。
【図１】本発明の管継手に用いる継手部材の一例を示す
正面図である。
正面図である。
【図２】図１に示す管継手に用いる継手部材の模式的断
面図である。
面図である。
【図３】本発明の管継手の取付状態を示す模式的断面図
である。
である。
【図４】従来の合成樹脂製下水管継手の一例を示す正面
図である。
図である。
【図５】従来のマンホールの下水管継手の一例を示す部
分切欠斜視図である。
分切欠斜視図である。
１ フランジ付継手部材 ２ 内側継手部材 ３ フランジ ４ 管状壁 ５，２４ マンホール ６ 外側シールリング ７，２５ 下水管 ８ 内側シールリング ９ 突条 １０ 管用シールリング ２１ 合成樹脂製下水管 ２２ 砂付け加工 ２３ カバー部材
Claims (1)
- 【請求項１】 マンホールの側壁に下水管を連結する管
継手であって、マンホールの円筒側壁に開けられた穴に
先端部が嵌着される円筒状のフランジ付継手部材と、こ
のフランジ付継手部材の後端部の内側に挿入されてお
り、かつ下水管を内側に嵌入させる円筒状の内側継手部
材とが、円筒部分の重なり度合を伸縮できる構成であ
り、前記フランジ付継手部材の先端部はマンホールの側
壁に沿って伸びるフランジと前記マンホールに開けられ
た穴に嵌着される管状壁とが一体に形成されるととも
に、前記フランジ付継手部材の後端部内周面には外側シ
ールリングが取付けられ、前記内側継手部材の挿入側端
部外周面には内側シールリングが取付けられて両部材の
対向面が二重に水密に一体形成されていることを特徴と
する管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11134419A JP2000319917A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11134419A JP2000319917A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000319917A true JP2000319917A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15127959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11134419A Pending JP2000319917A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000319917A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100694246B1 (ko) | 2005-01-04 | 2007-03-14 | 주식회사성호철관 | 맨홀의 지수단관과 지중매설관의 접속구조 |
| KR20230134038A (ko) * | 2022-03-11 | 2023-09-20 | 세운산업 주식회사 | 멀티용 변동형 밸브실 |
-
1999
- 1999-05-14 JP JP11134419A patent/JP2000319917A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100694246B1 (ko) | 2005-01-04 | 2007-03-14 | 주식회사성호철관 | 맨홀의 지수단관과 지중매설관의 접속구조 |
| KR20230134038A (ko) * | 2022-03-11 | 2023-09-20 | 세운산업 주식회사 | 멀티용 변동형 밸브실 |
| KR102624630B1 (ko) | 2022-03-11 | 2024-01-16 | 세운산업 주식회사 | 멀티용 변동형 밸브실 |
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