JP3459908B2 - マンホールと取付管との間の耐震可とう継手 - Google Patents

マンホールと取付管との間の耐震可とう継手

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JP3459908B2 JP2001004021A JP2001004021A JP3459908B2 JP 3459908 B2 JP3459908 B2 JP 3459908B2 JP 2001004021 A JP2001004021 A JP 2001004021A JP 2001004021 A JP2001004021 A JP 2001004021A JP 3459908 B2 JP3459908 B2 JP 3459908B2
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伸悦 阿曽
孝太郎 石田
清武 大森
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】この発明はマンホールとヒュ
ーム管等の取付管との間の耐震可とう継手に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】従来、ヒューム管等の取付管は図7に示
すように内側面に固形シール材面を設けた中空のチュー
ブ状をしたゴム輪体をカラーの内面に接着取付け、該ゴ
ム輪体の中空部内に充填材を注入して膨張させて取付管
の外表に圧着して取付管をマンホールの側壁に設ける側
面孔に接続するようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴム輪
体の中空部内に充填材を充填することは容易でなく、充
填ムラを生ずるという課題がある。また固形シール材に
よるゴム輪体の取付管面への圧接はゴム輪体が震動等に
よりずれ動くと簡単に剥離して水漏れするという課題が
ある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明はゴム輪体を断面
ほぼT字形にて形成し、このゴム輪体の水平頂面をカラ
ーの内面に接着して後、該カラーを取付管の管端部外表
に嵌着する際に一旦該カラーを取付管の中心方向にずら
し移動して表出した取付管の管端部外表にシール剤を盛
付けてから該カラーを戻し移動することによりゴム輪体
の内端面を盛付けシール剤を挟んで管端部外表に強力に
接着するようにしたのである。なおゴム輪体の内端面を
戻し移動側を短とする傾斜面にすると、戻し移動によっ
て傾斜面の全面が等しく盛付けしたシール剤上に乗って
取付管の管端部外表に緊密に接着することとなる。この
ようにして上記した課題を解決するようにしたのであ
る。 【0005】 【発明の実施の形態】ステンレスや硬質プラスチックな
どにて取付管より大きい径の短管形にて形成するカラー
1の内面に断面ほぼT字形をしたゴム輪体2の水平頂面
2aを接着取付けしてヒューム管等の取付管4の管端部
の外表に嵌付ける。カラー1はゴム輪体2の取付け位置
を決めるためと剛性の付与とを兼ねた3条の内向きリブ
5a,5b,5cを周設しているが、これらのリブは設
けないこともある。ゴム輪体2は変形・復元力および耐
薬品性にすぐれた高弾性特殊ゴムにて形成し、カラー1
の内面に接着する水平頂面2aと該水平頂面2aより数
倍に部厚く形成した主部2bと内端面2cとからなり、
内端面2cは一側に傾斜した傾斜面2dにて形成されて
いる。 【0006】本発明はカラー1の中間内面に内端面を傾
斜面2dとしたゴム輪体2を接着剤を用いて接着取付
け、該カラー1を取付管4の管端部外表に嵌着するに際
して、取付け位置から一旦取付管4の中心方向にずらし
移動して、開放されて表出している取付管4の管端部外
表の取付け位置に図3に示すように接着性のあるシール
剤6を周回盛付けしてから図4に示すように該カラー1
を管端の取付け位置まで戻し移動するのである。戻し移
動側を短としたゴム輪体2の内端の傾斜面2dは圧縮傾
倒を伴ってその全面が盛付けられたシール剤6を刷毛撫
でするかに乗って取付管4の外表に均しく密着すること
となる。次いで取付管4の管端部はカラー1ごとマンホ
ール3の側面孔3aに外側から挿入し、図5に示すよう
にゴム輪体2を挟んで取付管4とカラー1間の間隙内に
二液型発泡ウレタンフォームなどの間詰材7をスプレー
注入により充填し、カラー1とマンホール3の側面孔3
a間に無収縮モルタル8を充填するのである。なお図面
ではモルタル8の内端面にもシール剤6を充填してい
る。 【0007】図6は取付管4が四角形管(図示してな
い)であるときに使用する耐震可とう継手の例を示すも
ので、カラー11およびゴム輪体22が取付管の形状に
合わせて四角形状となるほかは前例に同じである。 【0008】 【発明の効果】本発明は以上のようにして、耐震可とう
継手の主材であるゴム輪体をほぼT字断面形という単純
な形状にて形成するようにしたので製作の容易と均一な
作用効果を奏し、しかもゴム輪体の内端面を傾斜面とす
ることによってその全面を確実に取付管の外表に密着さ
せることができるという効果を生ずる。このようにして
取付管の管端部をマンホールの側面孔に挿入取付けする
ので、継手部に震動や衝動、地盤沈下等が生じてマンホ
ールと取付管の一方または双方が動いたり傾斜が生じて
もゴム輪体は追従動して圧着介在を続けて管外表との間
で隙間の生ずることがないから、漏水等は確実に防止さ
れるという効果を生ずる。 【0009】ゴム輪体を挟んでカラーと取付管との間に
二液型発泡ウレタンフォームなどの間詰材を充填し、ま
たカラーとマンホールの側面孔間に無収縮モルタルを充
填したので、耐震,可とう性をもった継手部は堅牢で長
期間安定して水封止作用を持続するという効果を生ず
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 カラーにゴム輪体を接着取付けした状態にて
示す正面図 【図2】 同、縦断側面図 【図3】 カラーを取付け位置よりも一旦取付管の中心
方向に移動して開放された取付け位置にシール剤を周設
した状態を示す部分拡大断面図 【図4】 カラーを取付け位置に戻し移動することによ
ってゴム輪体の内端の傾斜面がシール剤を刷毛撫でする
かに乗って取付管の外表に均しく密着した状態を示す部
分拡大断面図 【図5】 取付管の管端部をカラーごとマンホールの側
面孔に挿入し、間隙に間詰材やモルタルを充填した状態
を示す断面図 【図6】 四角形の取付管用の耐震可とう継手の例を示
す正面図 【図7】 従来例のゴム輪体の構造を示す断面図 【符号の説明】 1,11はカラー 2,22はゴム輪体 2a,22aは水平頂面 2b,22bは主部 2c,22cは内端面 2d,22dは傾斜面 3はマンホール 3aは側面孔 4は取付管 5a,5b,5cは内向きリブ 6はシール剤 7は間詰剤 8はモルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−292883(JP,A) 実開 昭55−113758(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/12 F16L 27/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 マンホールの側面孔とカラー嵌付け取付
    管の水封止継手であって、内面に断面をほぼT字形とす
    るゴム輪体を接着取付けしたカラーを取付管の管端部に
    嵌着するに際して一旦該カラーを管の中心方向にずらし
    移動して該取付管の管端部の外表にシール剤を周回盛付
    けしてから該カラーを管端部に戻し移動することにより
    前記ゴム輪体の取付管側の端面を該盛付けシール剤を挟
    んで管端の外表に密着させることを特徴とするマンホー
    ルと取付管との間の耐震可とう継手。
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KR101901154B1 (ko) * 2016-06-09 2018-10-10 콘크리트월드 주식회사 콘크리트 케이스 관 연결장치
KR101900736B1 (ko) * 2016-07-11 2018-10-02 송덕용 횡대의 축방향 회동방지 결합구조를 가지는 난간 구조물

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