JP4705410B2 - マンホール用可とう継手の拡張バンド及び接続構造 - Google Patents

マンホール用可とう継手の拡張バンド及び接続構造 Download PDF

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本発明は、可とう継手を、マンホール、特に、円筒状薄壁構造型マンホールの削孔部に圧着固定するために用いる、拡張バンド、又はマンホール径に比して削孔径が大きく、通常の円平状拡張バンドが適用できない場合に用いる、拡張バンド、及びかかる拡張バンドによって、可とう継手をマンホールに接続する構造に関する。
従来のマンホールと下水管との接続部に対しては、コンクリートを打設し巻き立てる工法が行われていた。しかし、地盤沈下や地震等の地盤の歪で管とマンホールの相対的位置が変位すると、コンクリート巻き立て部がひび割れしたり、破壊したりして、不明水の浸入や下水の漏水等が発生する欠点があった。最近では、マンホールと本管の相対的位置が変位しても、変位を吸収し止水性も維持できる、ゴム製可とう継手が多く用いられるようになってきたが、可とう継手を円筒状マンホールに開けられ削孔に固定する円形バンドは、削孔空間内に納まる円平状で拡径タイプとなっている。
円筒状マンホールの径に比べ取り付ける管の径が大きいときは、上記の円平状円形バンドは削孔よりはみ出してしまい、拡張力が抜け、圧着できないため使用できない。したがって、このような状況でも使用できる可とう継手の接続構造が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。図9は従来の1例の管接続構造を示す縦断面図である。図10は従来の他の例の管取付構造を示す横断面図である。
図9の管接続構造は、マンホール101の径に比べ取り付け管102の直径が大きい場合の、弾性連結筒103を固定する固定装置104の考案にかかるものであって、横穴105の内壁面と同一形状に成形された固定装置104は、横穴内壁面に一致するよう配置された内環106から、横穴内周壁に沿い拡開可能な外環107を多数の締結具108で押圧して固定することを特徴とする取付管の接続構造である。
図10の管取付構造は、マンホール躯体201に大口径管202を取り付ける構造に関する提案で、大口径管202の外径よりも十分大きな内径を持つ鋼製ソケット203が、取付管用穴204の周りに取り付けられ、可とう性ゴムソッケット205が拡径押さえ金具206で鋼製ソケット203に圧着固定され、可とう性ゴムソッケット205の先端部は鋼製バンド207で大口径管202に締め付け固定されることを特徴とするものである。
特開平10−219717号公報 特開平9−100542号公報
図9の管接続構造は、構成が複雑で高価であり、取り付けも多数の締結具をねじ込みにより均一に締めこむ必要があり、時間と熟練を要する。
また、横穴内周壁に沿った内環106部を締結具108で押圧するため、内環106、特に、ねじ込み部に強度が要求され、それに伴い、重量、コストがアップする欠点がある。
図10の管取付構造は、鋼製ソケット203が、取付管用穴204周辺形状に合わせたフランジ208を必要とし、フランジがマンホール躯体201にアンカー209で取り付けられるため、マンホール取付管用穴に合わせた鋼製ソケットの作製及び多数のアンカー止め等の多大な費用と熟練が必要である。
また、マンホール躯体201とフランジ208の隙間にはシール材を充填する必要があり、手間がかかる。
本発明の目的は、マンホールの壁厚や削孔径の大きさ等に左右されること無く、円筒状マンホールの削孔部に、筒状可とう継手を、簡易でかつ確実に圧着固定することにある。
さらに詳しくは、本発明の目的は、筒状可とう継手を、マンホール、特に、薄壁構造型マンホールの削孔部に固定するために用いる拡張バンド、又はマンホール径に比して削孔径が大きく、通常の円平状拡張バンドが適用できない場合に用いられ、また、形状又は構造が複雑でなく、熟練を要しない拡張バンドで、マンホールに鋼製ソケットをアンカー止め等する手間の問題のない、拡張バンド、及びかかる拡張バンドを用いるマンホール用可とう継手の接続構造を提供しようとするものである。
本発明は、上記の問題点等を解決するために考案したもので、すなわち、薄壁構造型の円筒状マンホールのマンホール径に比して大きい径の削孔部に管接続用の筒状可とう継手を圧着固定するための拡張バンドであって、少なくとも1箇所の切断部を有する円筒状スリーブ部材と、前記円筒状スリーブ部材の内周部に接合されている補強リング部材と、拡径部材とを具えており、前記円筒状スリーブ部材がマンホールの削孔縁部に沿うR形状部を有しており、前記補強リング部材が少なくとも1箇所の切断部を有しており、前記補強リング部材の切断部の間に形成される隙間の拡大、前記円筒状スリーブ部材の切断部の間に形成される隙間の拡大、及び前記補強リング部材の隙間及び前記円筒状スリーブ部材の隙間の少なくとも一方への前記拡径部材の挿入による前記円筒状スリーブ部材の拡径によって、前記R形状部による筒状可とう継手のマンホール削孔内周部への圧着固定が可能である、拡張バンド、及びかかる拡張バンドが用いられるマンホール用可とう継手の接続構造に係るものである。
本発明は、円筒状マンホールの削孔縁部に沿ったR形状部を有する円筒状スリーブを、その内周部に接合されている補強リングを拡張することによって、円筒状スリーブが、筒状可とう継手をマンホールの削孔内周部に圧着固定するのに十分な押圧力を発揮し、R形状部が筒状可とう継手の押圧部として十分に機能し得るのを見出したことに基づく。
本発明は、拡張バンドの円筒状スリーブ部材が円筒状マンホールの削孔縁部に沿うR形状部を有し、かかる円筒状スリーブ部材と補強リング部材と拡径部材とが組み合わさていることにより、円筒状マンホールの削孔内周部に沿って筒状可とう継手を圧着することができるので、簡易な構造で、取り付けも簡単な、止水性にも優れる拡張バンド及び接続構造を提供することができる。
円筒状マンホールの削孔部に、筒状可とう継手を簡便でかつ確実に圧着固定するという目的を、マンホールの壁厚や削孔径の大きさ等の影響を受けないようにして実現させた。
拡張バンドは、円筒状スリーブ部材と補強リング部材とよりなることができる。拡張バンドの拡張状態を保持するためには、拡径部材が用いられる。円筒状スリーブ部材は、R形状部を有し、1箇所以上の切断部を有する。補強リング部材は、円筒状スリーブ部材の内周部に接合され、1箇所以上の切断部を有する。補強リング部材は、円筒状スリーブ部材の拡径及び補強のために働き、拡張バンドの均一な拡張をもたらす。円筒状スリーブ部材の切断部及び補強リング部材の切断部は重なるように設けるのが良いが、重ならないように設けても良い。
R形状部は、マンホール削孔縁部に沿うように、円筒状スリーブ部材の一方の端部に設けることができる。R形状部は、マンホール削孔縁部に沿って、筒状可とう継手、具体的には、筒状可とう継手の削孔側円筒部等をマンホールの削孔内周部に圧着させる。
補強リング部材は、円筒状スリーブ部材の他方の端部の内周部に接合することができる。補強リング部材は、1箇所以上の切断部の間の隙間を拡大することにより、円筒状スリーブ部材の切断部の間を拡大し、拡張バンドを拡径することができる。
拡張バンドの拡張により、拡張バンドの外周の円筒状スリーブ部材のR形状部が、筒状可とう継手をマンホールの削孔内周部に圧着固定する。かかるR形状部は、円筒状マンホールの削孔縁部に沿う押圧面を有し、筒状可とう継手のマンホール削孔内周部への圧着を十分に発揮させる。
補強リング部材は、内周部に凹部を有する断面凹状部材のリングからなることができる。かかる凹部は、補強リング部材の強度向上や、切断部の間の隙間のスムースな拡大等に有効である。
補強リング部材には、径保持装置を設けることができる。径保持装置は、ガイドプレート部材、ストッパー受け部材及びストッパー部材からなることができる。ガイドプレート部材は、一方の端部を補強リング部材の切断部の一方の端部に固定することができ、ストッパー受け部材は、切断部の他方の端部に固定することができる。かかる径保持装置は、ガイドプレート部材の他方の端部とストッパー受け部材との間へのストッパー部材の挿入によって、切断部の間を拡大状態で保持することができる。
拡張バンドの補強リングが断面凹状で、切断部のこの凹部内に、前述の径保持装置を設けることができる。かかる径保持装置では、ガイドプレート部材は、補強リング部材の切断部を跨ぐように、一方の端部を一方の切断部の端部近傍に固定することができる。他方の切断部の端部には、ストッパー受け部材を固定することができる。ガイドプレート部材の他方の端部及びストッパー受け部材は、それらの間にストッパー部材が挿入されることで、拡張状態の固定部として機能する。
円筒状スリーブ部材の切断部の外周には、円筒状スリーブ部材の切断部で円周欠落部を補うようにか、又は切断部の動きを円滑にする機能を与えるため、カバープレート部材を設けることができる。かかるカバープレート部材は、拡径が妨げられないようにするのがよく、円筒状スリーブ部材の切断部の一方の端部を固定し、他方の端部は摺動できるようにされる。
マンホールと管との接続構造、特に、マンホールの削孔部と筒状可とう継手との接続構造において、上述の拡張バンドを用いることができる。
かかる接続構造は、円筒状マンホールの削孔部に、管接続用の筒状可とう継手を固定するものであって、筒状可とう継手は削孔側円筒部と管側円筒部とそれらを繋ぐ連結部を有することができる。また、筒状可とう継手は、削孔側円筒部が削孔面に沿ったR形状部を有することができ、かかる筒状可とう継手のR形状部を前述の拡張バンドで拡張固定することによって、筒状可とう継手による止水状態を維持することができる。
上述の拡張バンドは、円筒状マンホールの削孔に管を接続するための筒状可とう継手を、マンホール削孔部に簡易にかつ確実に圧着固定することができ、施工性や耐久性等に優れたマンホールと管との接続構造を提供できる。
円筒状マンホールは、特に制限される場合を除いて、種々の材質等からなることができ、種々の形状、構造等を有することができる。ここで、円筒状は、ほぼ円筒の形状であることを意味し、場合により、通常施工されることがある円筒形マンホールの形状等を含む。少なくとも、円筒状は、削孔部がマンホールの側面に設けられるとき、マンホールの径や削孔の径、マンホールの壁厚等によって、その部分が平面でなく、凸部を形成しているため、削孔内周部が削孔の長さ方向に湾曲する部分の形状を示す。
筒状可とう継手は、種々の材質等からなることができ、種々の形状、構造等を有することができる。筒状可とう継手は、削孔側円筒部と管側円筒部とそれらを繋ぐ連結部とを有することができ、拡張バンドは、この筒状可とう継手の削孔側円筒部をマンホールの削孔内周部に圧着固定することができる。
筒状可とう継手は弾性体製がよく、その本体の材質は、スチレン・ブタジエンゴム、EPDM(エチレン‐プロピレン‐ジエン‐ターポリマー)、CR(クロロプレンゴム)等の合成ゴム、天然ゴム及び軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビニル系エラストマー、スチレン系熱可塑性エラストマー等からなる群より選ばれる少なくとも1種を選択できる。
拡張バンドの補強リング部材や円筒形スリーブ部材等のある程度の剛性を必要とする構成部材の材質は、ステンレス鋼、アルミニウム、防錆メッキ鋼、防錆被覆鋼材等の金属、塩化ビニル樹脂、ABS(アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の硬質プラスチック、FRP(ファイバー・レインフォースド・プラスチックス)等の繊維補強プラスチック等からなる群より選ばれる少なくとも1種を使用することができる。これらの各材料は腐食し難いので望ましい。
図面を参照して、本発明をより一層詳細に説明する。
図1(a)は本発明の1例の拡張バンドの正面図であり、図1(b)は(a)の拡張バンドの横断面図である。図2(a)は本発明にかかる1例の円筒状スリーブ部材の正面図であり、図2(b)は(a)の円筒状スリーブ部材の横断面図である。図3(a)は本発明にかかる1例の補強リング部材の正面図であり、図3(b)は(a)の補強リング部材の横断面図である。
図4(a)は本発明にかかる1例の筒状可とう継手の正面図であり、図4(b)は(a)の筒状可とう継手の横断面図である。図5は本発明の1例の拡張バンドの使用方法を示す横断面図である。図6は本発明の1例の接続構造の正面図である。図7は図6の接続構造の横断面図である。図8は図6の接続構造の縦断面図である。
図1〜3は1例の拡張バンド、円筒状スリーブ部材及び補強リング部材の正面図及び横断面図を示す。拡張バンド1は、R形スリーブ2と補強リング3とが、接合部4で連結され形成されている。R形スリーブ2はR形状部2Aを有する。切断部5は、R形スリーブ2の切断部と補強リング3の切断部とで同じ位置にくるようにしてあり、R形スリーブ2の外側には、R形スリーブ2の切断部で円周欠落部を補うように、カバープレート2Bが設けられている。補強リング3には、切断部5を挟んで、両端に拡張冶具挿入口6A、6Bが設けられている。
拡張バンド1の補強リング3の切断部5の一方の側には、ガイドプレート7の一方側端部が溶接等で固定され、切断部5を跨ぎ、補強リング3の他方の側に達し、摺動できるようになっている。また、補強リング3の他方の側には、ストッパー受け8が溶接等で固定してある。
ガイドプレート7の他方側端部とストッパー受け8との間は、拡張治具等の適切な手段によってその間を拡大することができ、その空間内にストッパー9を挿入することによって、拡張バンドの拡張状態を維持できるようになっている。尚、ストッパー受け8を設けないで、ガイドプレート7とカバープレート2Bとの間で、ストッパー9を補強リング3の切断部の空隙部又はR形スリーブ2の切断部の空隙部に挿入し、拡張バンドの拡張状態を維持することもできる。
図2及び3は、図1の拡張バンド1のR形スリーブ2及び補強リング3を、正面図及び横断面図によって詳細に示すものである。図2で示すように、R形スリーブ2には、切断部5とカバープレート2Bが設けられ、カバープレート2Bは、切断部の動きを円滑にする機能も有する。カバープレート2Bは、切断部5の一方の側が溶接等で固定され、他方の側は摺動できるようになっており、図2(b)から分かるように、R形スリーブ2の片方は削孔形状に沿ったR形状部2Aとなっている。図3で示すように、補強リング3は、拡張冶具挿入口6A,6B、ガイドプレート7、ストッパー受け8、ストッパー9よりなり、断面を拡大して示すように、凹部10を形成している。
図4(a)及び(b)は1例の筒状可とう継手の正面図及び横断面図を示すが、筒状可とう継手11は削孔側円筒部11Aと管側円筒部11Bとそれらを繋ぐ連結部11Cとを有する。筒状可とう継手11には、マンホールへの取り付け時に位置決めでき、また、土水圧等による筒状可とう継手11のマンホール内へのずれ込みを防ぐ、鍔部12が設けられている。
図5は筒状可とう継手を円筒状マンホールに取り付ける状況の一例を示すものであるが、図5に示すような拡張治具13を用いることができる。拡張冶具13は、拡張ツメ14を具えており、拡張ツメ14を油圧ジャッキ15によって拡げる。
図5に示すように、拡張ツメ14を、拡張バンド1の拡張冶具挿入口6A,6Bに挿入し、油圧ジャッキ15で拡張し、ストッパー9をガイドプレート7とストッパー受け8との間に挿入して、拡張バンド1の拡張状態を固定する。筒状可とう継手11の取り付け段階では、筒状可とう継手11は、取り付け作業の邪魔にならないよう、円筒状マンホール16の内部側に折り返して取り付ける方が良い。
図6〜8は、拡張バンドで筒状可とう継手を円筒状マンホールの削孔部に取り付け、管を接続した状態の管接続構造の正面図、横断面図及び縦断面図を示す。かかるマンホール構造では、円筒状マンホール16の削孔部16Aに、筒状可とう継手11が、切断部5を有する拡張バンド1で拡張固定されている。
図6〜8において、拡張バンド1は、図1〜3に詳細に示したように、補強リング3とR形スリーブ2からなり、接合部4で接合されており、R形スリーブ2のマンホール側はR形状部2Aを有している。筒状可とう継手11は、図4に示したように、削孔側円筒部11Aと管側円筒部11Bとこれらの連結部11Cよりなり、図5で示したように、削孔側は拡張バンド1で拡張固定されている。筒状可とう継手11の管側円筒部11Bは締結バンド11Dで管17に締め付け固定されており、筒状可とう継手11のマンホール側は、拡張バンド1と同様にR形状部を有する。
以上の説明から明らかなように、円筒状マンホールの削孔部に管接続用可とう継手を固定する際、マンホールの壁厚が小さい場合や、削孔径がマンホール径に比して大きい場合等、通常の円平状拡張バンドが適用できない場合、R形スリーブと補強リングとを組み合わせることによって、簡易な構造で、取り付けも簡単に、止水性が不可欠な円筒状マンホールの削孔部に沿い可とう継手を圧着する用途に適用できる。
(a)は本発明の1例の拡張バンドの正面図であり、(b)は(a)の拡張バンドの横断面図である。 (a)は本発明にかかる1例の円筒状スリーブ部材の正面図であり、(b)は(a)の円筒状スリーブ部材の横断面図である。 (a)は本発明にかかる1例の補強リング部材の正面図であり、(b)は(a)の補強リング部材の横断面図である。 (a)は本発明にかかる1例の筒状可とう継手の正面図であり、(b)は(a)の筒状可とう継手の横断面図である。 本発明の1例の拡張バンドの使用方法を示す横断面図である。 本発明の1例の接続構造の正面図である。 図6の接続構造の横断面図である。 図6の接続構造の縦断面図である。 従来の1例の管接続構造を示す縦断面図である。 従来の他の例の管取付構造を示す横断面図である。
符号の説明
1 拡張バンド
2 R形スリーブ
2A R形状部
2B カバープレート
3 補強リング
4 接合部
5 切断部
6A,6B 拡張治具挿入口
7 ガイドプレート
8 ストッパー受け
9 ストッパー
10 凹部
11 筒状可とう継手
13 拡張治具
16 円筒状マンホール
17 管

Claims (3)

  1. 薄壁構造型の円筒状マンホールのマンホール径に比して大きい径の削孔部に管接続用の筒状可とう継手を圧着固定するための拡張バンドであって、少なくとも1箇所の切断部を有する円筒状スリーブ部材と、前記円筒状スリーブ部材の内周部に接合されている補強リング部材と、拡径部材とを具えており、前記円筒状スリーブ部材がマンホールの削孔縁部に沿うR形状部を有しており、前記補強リング部材が少なくとも1箇所の切断部を有しており、前記補強リング部材の切断部の間に形成される隙間の拡大、前記円筒状スリーブ部材の切断部の間に形成される隙間の拡大、並びに前記補強リング部材の隙間及び前記円筒状スリーブ部材の隙間の少なくとも方への前記拡径部材の挿入による前記円筒状スリーブ部材の拡径によって、前記R形状部による筒状可とう継手のマンホール削孔内周部への圧着固定が可能であることを特徴とする拡張バンド。
  2. 補強リング部材が内周部に凹部を有する断面凹状部材のリングからなり、前記凹部内に径保持装置が設けられており、前記径保持装置がガイドプレート部材、ストッパー受け部材及びストッパー部材を備えており、前記ガイドプレート部材の一方の端部が前記補強リング部材の切断部の一方の端部に固定されており、前記ストッパー受け部材が前記切断部の他方の端部に固定されており、前記ガイドプレート部材の他方の端部と前記ストッパー受け部材との間へのストッパー部材の挿入によって、前記切断部の間が拡大状態で保持される、請求項1記載の拡張バンド。
  3. 薄壁構造型の円筒状マンホールと管接続用の筒状可とう継手と拡張バンドとを具え、前記拡張バンドによって、前記筒状可とう継手が前記円筒状マンホールのマンホール径に比して大きい径の削孔部に圧着固定されている、マンホール用可とう継手の接続構造であって、前記拡張バンドが、少なくとも1箇所の切断部を有する円筒状スリーブ部材と、前記円筒状スリーブ部材の内周部に接合されている補強リング部材と、拡径部材とを具えており、前記円筒状スリーブ部材が前記円筒状マンホールの削孔縁部に沿うR形状部を有しており、前記補強リング部材が少なくとも1箇所の切断部を有しており、前記補強リング部材の切断部の間に形成される隙間の拡大、前記円筒状スリーブ部材の切断部の間に形成される隙間の拡大、並びに前記補強リング部材の隙間及び前記円筒状スリーブ部材の隙間の少なくとも方への前記拡径部材の挿入によって前記円筒状スリーブ部材が拡径され、前記R形状部が前記筒状可とう継手を前記円筒状マンホールの削孔内周部に圧着固定してなることを特徴とする接続構造。
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