JP4493414B2 - 継手及び継手構造 - Google Patents

継手及び継手構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4493414B2
JP4493414B2 JP2004166880A JP2004166880A JP4493414B2 JP 4493414 B2 JP4493414 B2 JP 4493414B2 JP 2004166880 A JP2004166880 A JP 2004166880A JP 2004166880 A JP2004166880 A JP 2004166880A JP 4493414 B2 JP4493414 B2 JP 4493414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
pipe
joint
side rigid
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004166880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005344413A (ja
Inventor
秀夫 田中
文夫 門田
秀一 鈴木
太 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayakawa Rubber Co Ltd filed Critical Hayakawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2004166880A priority Critical patent/JP4493414B2/ja
Publication of JP2005344413A publication Critical patent/JP2005344413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4493414B2 publication Critical patent/JP4493414B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、マンホール等の構造躯体と管との接続で用いられる継手及びかかる継手を用いる継手構造に関する。特に、本発明は、マンホールと下水管等の管の接続部に使用する継手に関し、更に、推進工法で敷設された推進管や既設マンホールの管接続部を耐震化する継手に関するものである。
従来のマンホールと推進管や既設管の接続部に対しては、種々のものが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。これらにおいては、いずれもマンホールに接続された推進管や既設管に可とう継手をマンホール内側より挿入し、管端部と可とう継手端部とを締結バンドで締め付け固定する方法が採られている。
特開2002−294727号公報 特開2003−90077号公報 特開2003−74078号公報
図17〜19は、かかる従来例の継手構造の断面図である。図17〜19に示すように、マンホール101には、管102が接続される。管102には、硬質塩化ビニル管、鉄筋コンクリート管、陶管及びレジンコンクリート管等が用いられる。
このように、管102は、材質や強度によって同じ内径でも管厚みが異なり、管外径が管の種類により異なっている。また、推進工法で用いられる推進管は、地中を推進されるため、上記と同じ材質又は内径であっても、外径が大きくなっているのが一般的である。
図17、18及び19には、それぞれ、特許文献1〜3で提案されている継手103、113及び123を示す。かかる継手103等では、可とう継手104、124が用いられる。
可とう継手104等では、管102の外径に合わせて、予め管口円筒部105、115及び125を製作する必要があり、多大な種類の継手の品揃えを要する。
また、可とう継手104等は、管102を所定位置まで挿入し、管102及び管口円筒部105等を、剛性管106、116及び126との間の狭い空間内で、締結バンド107で締め付ける作業を要する。かかる場合、締め付けが不十分だと、管102と管口円筒部105等との間で漏水する危険性がある。
また、図19に示されている既設管の耐震改修工事においては、マンホール101は、その内部から、管102の周辺の接続部となるマンホール壁を削岩機等で除去するものである。かかる場合、管102の外周面は、荒れており、コンクリート塊が強固に付着しているため、継手123を挿入しようとしても、管口円筒部125がうまく入らず、また、挿入できたとしても、管102の外周表面の荒れにより、締結バンドによる締め付け等だけでは十分な水密性を発揮させることが難しい。
また、特許文献1〜3の提案では、取り付け後に発生する地震に対し、地震時の管の屈曲やマンホールからの抜出しに対しては耐震性が認められるが、管の押込みに対しては、十分に対応できない構造となっている。
本発明の課題は、被接続管の種類や状態を選ばず、任意の外径の管に適用することができ、また、取付作業が容易で確実であり、十分な相互接続性、水密性及び耐震性等を発揮する継手及び継手構造を提供することである。
また、本発明の課題は、管の押込み変位に対して十分に対応できる継手を提供することである。
本発明は、構造躯体と管との接続に用いる継手であって、筒状可とう体、躯体側剛性管及び管側剛性管を備え、前記筒状可とう体が前記躯体側剛性管と前記管側剛性管との間に固定されており、前記構造躯体と前記躯体側剛性管及び前記被接続管と前記管側剛性管のそれぞれが一体化される継手及びかかる継手を用いる継手構造に関し、特に、本発明は、推進工法で敷設された推進管や既設マンホールの管の接続部の構造躯体と管とが継手を介して接続されている継手構造であって、前記継手が、筒状可とう体、躯体側剛性管及び管側剛性管を備えており、前記筒状可とう体が前記躯体側剛性管と前記管側剛性管との間に固定されており、前記継手を管端部に挿入した後、前記構造躯体と前記躯体側剛性管及び前記被接続管と前記管側剛性管のそれぞれの間が充填材によって連結され一体化されていることを特徴とする継手構造に係るものである。
また、本発明は、構造躯体と管との接続に用いる継手であって、筒状可とう体と躯体側剛性管及び管側剛性管の少なくとも1方と押込み緩衝部材と前記押込み緩衝部材の位置決め部材とを備え、前記筒状可とう体の少なくとも1 端が前記躯体側剛性管又は前記管側剛性管に固定されており、前記押込み緩衝部材が前記継手の前記構造躯体内側方向の端部に前記位置決め部材によって固定されており、前記筒状可とう体の他端が前記被接続管又は前記構造躯体に固定され、前記押込み緩衝部材が前記被接続管とインバートとの間に配置され、前記構造躯体と前記躯体側剛性管又は前記被接続管と前記管側剛性管とが一体化される継手及びかかる継手を用いる継手構造に関し、特に、本発明は、構造躯体と管との接続に用いる継手であって、筒状可とう体、躯体側剛性管、管側剛性管、押込み緩衝部材及び前記押込み緩衝部材の位置決め部材を備え、前記筒状可とう体が前記躯体側剛性管と前記管側剛性管との間に固定されており、前記押込み緩衝部材が前記継手の前記構造躯体内側方向の端部に前記位置決め部材によって固定されており、前記押込み緩衝部材が前記被接続管とインバートとの間に配置され、前記構造躯体と前記躯体側剛性管及び前記被接続管と前記管側剛性管のそれぞれの間が充填材によって連結され一体化されることを特徴とする継手及びかかる継手を用いる継手構造に係るものである。
本発明は、上記の問題点を解決するために考案されたものである。本発明の継手は、管外径が多少異なる場合でも1つの継手で兼用でき、継手の品揃えを少なくしても、種々の接続部に対応することができる。また、本発明の継手は、筒状可とう体を予め躯体側剛性管及び管側剛性管の間に配置し固定しておけば、筒状可とう体の現場取り付け作業を要せず、狭い空間で締結バンドを締め付ける等の困難な作業を必要としない。さらに、本発明の継手は、既設管の耐震改修工事等においても、管外周表面の状態にかかわらず取り付けでき、十分な耐震性を得ることができる。
本発明を実施するための形態について説明する。
(1)構造躯体
建築構造物の本体である。建築構造物には、各種工場等の建物、設備、機械、装置、水槽、土中構造物、地下設備、マンホール等が包含される。構造躯体は、具体的には、かかる建築構造物の壁等である。
(1−1)孔部
構造躯体に設けることができる。既設の建築構造物の場合、種々の削孔機によって空けられる削孔部が包含される。新設の建築構造物の場合、管を接続する部分に管及び継手の外径よりも大きな内径の孔部を設計することができる。
かかる孔部は、継手と管との間を適切な充填材等によって埋め、継手を管と一体化させた後、孔部と継手との間を適切な充填材等によって埋めることによって、構造躯体の改修又は新設と同時に継手を構造躯体と一体化させることができる。
(2)管
構造躯体に接続される管である。被接続管としては、特に制限されることはなく、種々の形状、材質からなることができ、従来から用いられるようなものは何でも良い。推進工法で推進敷設される管等も包含される。工法の如何にかかわらず、構造躯体の内側から取り付けられる管及び構造躯体の外側から取り付けられる管のいずれも包含される。
(3)継手
筒状可とう体、躯体側剛性管及び管側剛性管の少なくとも1方を備えることができる。筒状可とう体は、構造躯体と躯体側剛性管との間、管と管側剛性管との間又は躯体側剛性管と管側剛性管との間に配置され、継手は、これら少なくとも2種の剛性管等の間で可とう性を付与する。
(3−1)筒状可とう体
躯体側剛性管及び管側剛性管の少なくとも1方に固定することができる。継手構造、特に、躯体側剛性管と管側剛性管との間に、可とう性を付与することができる。かかる2種の剛性管等を、地震等の振動に対し十分な柔軟性や追従性等が発揮されるように連結することができる。
筒状可とう体は、特に制限されず、種々の形状からなることができる。筒状には、断面で見て外形及び内形が円形の円筒の他、断面で見て外形又は内形が、円形、楕円、矩形、多角形等、又はこれらの組合せ形状等の形状が包含される。
筒状可とう体は、従来から用いられる可とう継手と同様の形状を有することができ、特に、躯体側剛性管と管側剛性管との間には、蛇腹部や折れ込み部、屈曲部等の伸縮部を有することができる。
筒状可とう体は、躯体側剛性管に固定される躯体側固定部又は管側剛性管に固定される管側固定部を有することができる。躯体側固定部又は管側固定部は、締結バンドや拡張バンド等の固定部材によって、躯体側剛性管又は管側剛性管に固定することができる。
筒状可とう体は、特に制限されることなく、種々の材質等からなることができる。ゴム等の弾性体製が好ましい。弾性体製の筒状可とう体は、その本体を、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンターポリマー(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)等の合成ゴム、天然ゴム及び軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビニル系エラストマー、スチレン系熱可塑性エラストマー等からなる群より選ばれる少なくとも1種を選択して形成することができる。
(3−2)躯体側剛性管
構造躯体側の剛性管である。管側剛性管を用いない場合には、管側剛性管と区別する必要はない。かかる剛性管の内側又は外側には、筒状可とう体を配置することができ、継手に可とう性が付与される。かかる剛性管の外側又は内側では、特に可とう性が要求されることなく、構造躯体又は被接続管を剛性管と一体化することができる。
躯体側剛性管は、筒状可とう体の1端を固定するための固定部を有することができる。かかる固定部は、剛性管の内面又は外面に、種々の形状で設けることができる。
躯体側剛性管は、種々の形状、材質等からなることができる。形状としては、断面で見て、外形及び内形が円形の管の他、外形又は内形が、円形、楕円、矩形、多角形等、又はこれらの組合せ形状等の管が包含される。
躯体側剛性管には、補強リブを設けることができる。補強リブは躯体側剛性管を補強し、周りの土水圧等によって剛性管が変形するのを防ぐことができる。
材質としては、ステンレス鋼、アルミニウム、防錆メッキ鋼、防錆被服鋼材等の金属、塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、PET等の硬質プラスチック、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)等の繊維補強プラスチック等からなる群より選ばれる少なくとも1種を用いることができる。かかる材料は、腐食し難いので望ましい。
(3−3)管側剛性管
被接続管側の剛性管である。かかる剛性管の外側又は内側には、筒状可とう体を配置することができ、継手に可とう性が付与される。かかる剛性管の内側又は外側では、特に可とう性が要求されることなく、被接続管又は構造躯体が一体化される。
管側剛性管は、筒状可とう体の1端又は他端を固定するための固定部を有することができる。かかる固定部は、剛性管の内面又は外面に、種々の形状で設けることができる。
管側剛性管は、躯体側剛性管と同様に、種々の形状、材質等からなることができる。形状としては、断面で見て、外形及び内形が円形の管の他、外形又は内形が、円形、楕円、矩形、多角形等、又はこれらの組合せ形状等の管が包含される。材質としては、躯体側剛性管と同様に、ステンレス鋼等の腐食し難い材質等からなることができる。
(3−4)押込み緩衝部材
継手には、構造躯体の内側方向の端部に、被接続管の押込みに対する押込み緩衝部材を設けることができる。かかる押込み緩衝部材は、被接続管とインバートとの間に配置され、被接続管の押込みに追従し、継手構造の破壊を防止することができる。
インバートは、通常、マンホールに接続する流入管と流出管を繋ぐ溝のことであり、下水等の流下性を損なわないように、流入管及び流出管の内面に合わせてコンクリートやモルタルで造形されるものである。
このように、一般的には、インバートと管とは隙間がなく接している状態となり、地震等で管に押込み変位が発生すると、管又はインバート或いはそれらの双方が破損する危険性がある。管とインバートとの間に押込み緩衝部材を設けることによって、管が構造躯体の内部に押込まれても、押込み緩衝部材が変形し、管の押込み変位を吸収し、管や構造躯体、インバートの破損を防止することができる。
押込み緩衝部材は、接着等の固定手段によって継手の端部に固定することができる。好ましくは、押込み緩衝部材は躯体側剛性管又は管側剛性管の半径方向内側に膨出するようにし、また、好ましくは、押込み緩衝部材は躯体側剛性管及び管側剛性管の少なくとも1方に固定する。
(3−5)位置決め部材
押込み緩衝部材を継手、特に、躯体側剛性管又は管側剛性管に固定するのに用いることができる。位置決め部材は、継手、躯体側剛性管、管側剛性管管、インバート等の位置関係から、押込み緩衝部材の位置を定めることができる。
好ましくは、位置決め部材は、押込み緩衝部材を保持し、管内面とインバート内面とに連続する面を形成する。かかる位置決め部材は、押込み緩衝部材の周辺部を位置決めすることができ、押込み緩衝部材が管内面及びインバート内面から突出しないようにすることができる。
かかる位置決め部材としては、湾曲プレートを用いることができる。湾曲プレートは、細長い帯状の部材で、押込み緩衝部材の外枠を形成し、管内面及びインバート内面とに連続する面を有する。
位置決め部材は、押込み緩衝部材の表面、特に、少なくとも継手構造内部に面する押込み緩衝部材の表面を覆うことができる。これにより、継手部を通る下水等の流動物による押込み緩衝部材の劣化や破損等を防止することができる。
位置決め部材の固定には、ボルト及びナット等のような連結棒を用いることができ、かかる連結棒によって、押込み緩衝部材や位置決め部材の端部等と、被接続管の内面及びインバートの表面とを調整し、段差を生じないように位置合わせすることができる。
位置決め部材は、腐食し難い材質のものが良いが、地震等で管に押込み変位が生じた場合、脆性破壊する程度の剛性を有するもの、例えば、ステンレス板等が望ましい。連結棒も腐食し難い材質で、ボルト及びナットのような可動できるものが良い。
(3−6)シール部材
躯体側剛性管の外側及び管側剛性管の内側には、シール部材を設けることができる。シール部材は、構造躯体と躯体側剛性管及び被接続管と管側剛性管をそれぞれ一体化する際にこれらの間の水密性を高めることができる。
シール部材は、特に制限されることなく、種々の材質のものからなることができる。好ましくは、シール部材は、ブチルゴム系シール材のようなコンクリートとの接着性又は水膨張性を有する。特に、水膨張性シール部材は、構造躯体の削孔面及び被接続管の表面に設け、水密性をより一層向上させることができる。
(3−7)管間緩衝部材
躯体側剛性管と管側剛性管との間には、管間緩衝部材を設けることができる。管間緩衝部材は、種々の形状、材質等からなることができ、例えば、環状部材が好ましく、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン等からなることができる。
かかる管間緩衝部材は、特に、躯体側剛性管と管側剛性管との間隔を保つのに役立つ。また、かかる緩衝材は、モルタル等よりなるマンホール内面の化粧仕上げ材のバックアップ材としての役目を果たすことができる。
(4)一体化
上述の継手は構造躯体と一体化する。建築構造物を新設する場合には、一体化は、構造躯体を施工する際に、予め継手用孔を設計するか、又は継手の外周に構造躯体を施工することで行うことができる。既設の建築構造物を改修することにより耐震化等する場合には、接続すべき管及び継手の外周よりも大きな削孔等を空け、一体化は、継手と削孔部との間及び継手と管との間を充填材によって連結することで行うことができる。
充填材は種々の材質からなることができる。かかる充填材は止水性を有するのが好ましい。望ましくは、かかる止水充填材は、無収縮モルタルや水性エポキシ等である。
図面を参照して、本発明をより一層詳細に説明する。
図1は、本発明の1例の継手を用いた継手構造の要部断面図である。図2は図1の継手構造の断面図である。図3は図1の継手構造の縦断面図である。図4は本発明の1例の継手の施工方法を示す断面図である。図5(a)は1例の管側剛性管を部分的に断面で示す図であり、図5(b)は1例の筒状可とう体を部分的に断面で示す図であり、図5(c)は1例の躯体側剛性管を部分的に断面で示す図である。
図6は、本発明の他の例の継手を用いた継手構造の断面図である。図7は図6の継手構造の要部を拡大した断面図である。図8は図6の継手構造の縦断面図である。図9(a)は他の例の管側剛性管を部分的に断面で示す図であり、図9(b)は他の例の筒状可とう体を部分的に断面で示す図であり、図9(c)は他の例の躯体側剛性管を部分的に断面で示す図である。
図10は本発明の更に他の例の継手を用いた継手構造の縦断面図である。図11は1例の押込み緩衝部材を用いた継手構造の断面図である。図12は図11の継手構造の縦断面図である。図13(a)は他の例の押込み緩衝部材を部分的に断面で示す側面図であり、図13(b)は(a)の押込み緩衝部材の正面図である。
図14は図12の継手構造が管の押込み変位を受けた状態を示す縦断面図である。図15は図12の継手構造が管の抜出し変位を受けた状態を示す縦断面図である。図16は図12の継手構造が管の屈曲変位を受けた状態を示す縦断面図である。
図1〜5に示すように、本発明の1例の継手1は、構造躯体2と管3との接続に用いる。継手1は、筒状可とう体1A、躯体側剛性管1B及び管側剛性管1Cを備える。筒状可とう体1Aは躯体側剛性管1Bと管側剛性管1Cとの間に配置される。構造躯体2と躯体側剛性管1A及び被接続管3と管側剛性管1Cは、それぞれが一体化され、継手構造4を構成する。
図1及び2の横断面図に示すように、本発明の1実施例の継手1は、耐震性を有し、マンホール等の構造躯体2において、接続孔や削孔等の孔部2Aに取り付けられ、また、管3に接続される。
図2は、本発明の1実施例の継手構造4を全体として示すもので、孔部2Aと管3との間に、筒状可とう体1Aで連結された躯体側剛性管1Bと管側剛性管1Cとが配設され、管側剛性管1Cと管3及び躯体側剛性管1Bと孔部2Aの間は止水充填材等の充填材5A,5Bで連結固定される。
図1は図2のA部を拡大した詳細図である。筒状可とう体1Aの一方の端部は孔部2A側の躯体側剛性管1Bに拡張バンド6で拡張固定され、他方の端部は締結バンド7A,7Bで管側剛性管1Cに締め付け固定される。
削孔空間内において、管側剛性管1Cの内周面側にはシール材8Aが、躯体側剛性管1Bの外周面側にはシール材8Bが、これらの剛性管1B,1Cと充填材5A,5Bの水密性を向上させるために設けられる。同様に、孔部2Aの空間内で、管3の端部と孔部2Aの表面には、水密性向上のため水膨張シール材9A,9Bが設けられる。
躯体側剛性管1Bと管側剛性管1Cとの間には、発泡ポリエチレン等よりなる管間緩衝材10A,10Bを設けることができる。管間緩衝材10A,10Bは、管側剛性管1Cと躯体側剛性管1Bとの間の距離を保ち、モルタル等よりなる化粧仕上げ材11のバックアップ材としての役目も果たす。
躯体側剛性管1Bの外側及び管側剛性管1Cの内側には、削孔側バックアップ材12及び管側バックアップ材13を設けることができる。これらバックアップ材は、発泡ポリエチレンや発泡ポリスチレン、又は発泡ポリウレタン等よりなることができる。
躯体側剛性管1B、管側剛性管1C、拡張バンド6及び締結バンド7A,7B等の剛性体は、材質としては、ステンレス鋼等の腐食し難い材料を用いることができる。
図3は図1の縦断面図を示し、図4は、本発明の1例の継手1を管3に挿入する前の状態を示す。継手1には、削孔側バックアップ材12と管側バックアップ材13とが設けられ、管3の表面及びマンホール2の孔部2Aの表面には、水膨張シール材9A,9Bが設けられている。
管3は推進工法等で推進敷設され、管3の端部を構造躯体2の内周面に沿って仕上げており、継手1はこの管端部に沿う位置まで挿入された後、管側剛性管1Cと管3及び躯体側剛性管1Bと孔部2Aの間に充填材5A,5Bが充填されるので、構造躯体2の外側の地下水や土砂等が構造躯体2の内部に浸入するのを防ぐことができる。
また、管3と管側剛性管1Cは、充填材5A,5Bで強固に接合され、躯体側剛性管1Bと構造躯体2も充填材5A,5Bで同様に強固に接合されているため、地震等で構造躯体2と管3の相対位置が変位したとしても、筒状可とう体1Aが変位に追従し、相互接続や止水性等を維持するため、管3と構造躯体2との接続部が破損したり、浸入水や漏水等が発生したりすることがない。図5は、継手1の管側剛性管1Cと筒状可とう体1Aと躯体側剛性管1Bとを個々に示したものである。
図6〜9は本発明の他の実施例の継手21及び接続構造24を示すものである。筒状可とう体21Aの一方の端部は躯体側剛性管21Bの外周面に締結バンド27A,27Bで締め付け固定され、他方の端部は管側剛性管21Cの内周面に拡張バンド26で拡張固定されており、中間部は管側剛性管1Cと躯体側剛性管1Bとの間に折れ込んでおり、地震等で管23に大きな変位が発生しても追従できる形状である。
図7は図6のB部を拡大した詳細図である。既設マンホール等の接続管周りの壁等の構造躯体22を削岩機等で除去する場合には、管23の端部にはコンクリート等の壁材の塊35が残り、孔部22Aの表面も荒れた断面を示す。継手21はこの様な部分にも適用でき、耐震性を提供できる。補強リブ34A,34Bは、躯体側剛性管21Bが土水圧等で変形するのを防ぐために設けることができる。図8は図6の接続構造24の縦断面図を示す。図9は図6の継手21の管側剛性管21Cと筒状可とう体21Aと躯体側剛性管21Bとを個々に示したものである。管側剛性管21Cと躯体側剛性管21Bには、シール材28A,28Bを設けることができる。
図10は本発明の他の実施例の継手41及び継手構造44を示す縦断面図である。継手41は、躯体側剛性管41Bが管側剛性管41Cに比べ短管から構成されており、筒状可とう体41Aの一方の端部を締結バンド47Aで管側剛性管41Cの外周部に締め付け固定し、他方の端部を締結バンド47Bで躯体側剛性管41Bの外周部に締め付け固定される。構造躯体42及び管43は前述のものと同様である。
図11は、更に他の実施例の継手61及び継手構造64を示す断面図である。構造躯体62に管63が継手61を介して接続され、構造躯体62の内部がインバート76によって仕上げられている。管63とインバート76との間に、押込み緩衝材77が設けられることにより、管63が構造躯体62の内部に押込まれても、押込み緩衝材77が変形し押込み変位を吸収し、管63や構造躯体62の破損を防止することができる。図12は図11の継手構造64の縦断面図を示すものである。
図13は他の例の押込み緩衝材97を示すものである。押込み緩衝材97は、躯体側剛性管81Bに取り付けることができるが、この際に、管内面とインバート内面に連続する面98A,98Bを有する湾曲プレート98を設け、湾曲プレート98によって押込み緩衝材97を保持することができる。
湾曲プレート98は躯体側剛性管81Bと連結棒99で連結することができ、湾曲プレート98の内面位置は連結棒99で調整することができる。
図14は図12の接続構造64において、地震等により、管63が矢印方向に向かって構造躯体62に押込まれたときの状態を示すものである。かかる接続構造は、押込み緩衝材77が圧縮変形し、筒状可とう体61Aが伸長して、管の変位に追従する。
図15は接続構造64において、管63が地震等により、矢印方向に構造躯体62から抜出したときの状態を示すものである。かかる接続構造は、押込み緩衝材77と管63との間に隙間が生じ、筒状可とう体61Aが収縮して、管の変位に追従する。
図16は接続構造64において、管63が地震等で、角度θだけ屈曲した状態を示すものである。かかる継手構造は、筒状可とう体61Aが変形し、管の屈曲変位に追従する。
上述のように、本発明の継手及び継手構造は、主として、マンホールと管との接続部を耐震化する継手に関して考案したものであるが、構造躯体及び管は、建築構造物の壁を貫通する管等にも適用できるものである。
以上の説明から明らかなように、本発明では、管側剛性管と躯体側剛性管とを筒状可とう体で連結した継手を用いることで、マンホール等の構造躯体に敷設される管に対し、継手を構造躯体や管に締結バンドや拡張バンドで取り付ける必要がなくなる。また、狭い作業空間であっても、管径が多少ばらついても、継手を簡単に取り付けることができ、改修等で管表面が荒れていたり、コンクリート等の残さが管に付着していても、管に継手を簡単に取り付けることができる。また、本発明の継手は、取り付け後に地震等で管に押込み変位等が生じても、変位に追従し、継手構造を破損させることなく、相互接続性や止水性等を維持し、耐震性に優れるものである。
本発明の1例の継手を用いた接続構造の要部断面図である。 図1の接続構造の断面図である。 図1の接続構造の縦断面図である。 本発明の1例の継手の施工方法を示す断面図である。 (a)は1例の管側剛性管を部分的に断面で示す図であり、(b)は1例の筒状可とう体を部分的に断面で示す図であり、(c)は1例の躯体側剛性管を部分的に断面で示す図である。 本発明の他の例の継手を用いた接続構造の断面図である。 図6の接続構造の要部を拡大した断面図である。 図6の接続構造の縦断面図である。 (a)は他の例の管側剛性管を部分的に断面で示す図であり、(b)は他の例の筒状可とう体を部分的に断面で示す図であり、(c)は他の例の躯体側剛性管を部分的に断面で示す図である。 本発明の更に他の例の継手を用いた接続構造の縦断面図である。 1例の押込み緩衝部材を用いた接続構造の断面図である。 図11の接続構造の縦断面図である。 (a)は他の例の押込み緩衝部材を部分的に断面で示す側面図であり、(b)は(a)の押込み緩衝部材の正面図である。 図12の接続構造が管の押込み変位を受けた状態を示す縦断面図である。 図12の接続構造が管の抜出し変位を受けた状態を示す縦断面図である。 図12の接続構造が管の屈曲変位を受けた状態を示す縦断面図である。 従来例の継手構造の横断面図である。 従来例の継手構造の縦断面図である。 従来例の継手構造の改修工法を示す縦断面図である。
符号の説明
1,21,41 継手
1A,21A,41A 筒状可とう体
1B,21B,41B 躯体側剛性管
1C,21C,41C 管側剛性管
2 構造躯体
2A 孔部
3 管
4 継手構造
5A,5B 充填材
6 拡張バンド
7A,7B 締結バンド
8A,8B シール材
9A,9B 水膨張シール材
10A,10B 管間緩衝材
11 化粧仕上げ材
12 削孔側バックアップ材
13 管側バックアップ材
35 壁材の塊
34A,34B 補強リブ
76 インバート
77,97 押込み緩衝材
98 湾曲プレート
98A,98B 連続面
99 連結棒

Claims (4)

  1. 構造躯体と管との接続に用いる継手であって、筒状可とう体、躯体側剛性管、管側剛性管、押込み緩衝部材及び前記押込み緩衝部材の位置決め部材を備え、前記筒状可とう体が前記躯体側剛性管と前記管側剛性管との間に固定されており、前記押込み緩衝部材が前記継手の前記構造躯体内側方向の端部に前記位置決め部材によって固定されており、前記押込み緩衝部材が前記被接続管とインバートとの間に配置され、前記構造躯体と前記躯体側剛性管及び前記被接続管と前記管側剛性管のそれぞれの間が充填材によって連結され一体化されることを特徴とする継手
  2. 推進工法で敷設された推進管や既設マンホールの管の接続部の構造躯体と管とが継手を介して接続されている継手構造であって、前記継手が、筒状可とう体、躯体側剛性管及び管側剛性管を備えており、前記筒状可とう体が前記躯体側剛性管と前記管側剛性管との間に固定されており、前記継手を管端部に挿入した後、前記構造躯体と前記躯体側剛性管及び前記被接続管と前記管側剛性管のそれぞれの間が充填材によって連結され一体化されていることを特徴とする継手構造
  3. 前記継手が、前記構造躯体の内側方向の端部に、前記被接続管の押込みに対する押込み緩衝部材を備えており、前記押込み緩衝部材が前記被接続管とインバートとの間に配置されることを特徴とする請求項2記載の継手構造
  4. 前記押込み緩衝部材に湾曲プレートが設けられており、前記湾曲プレートが、前記押込み緩衝部材の表面を覆っていることを特徴とする請求項3記載の継手構造
JP2004166880A 2004-06-04 2004-06-04 継手及び継手構造 Active JP4493414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004166880A JP4493414B2 (ja) 2004-06-04 2004-06-04 継手及び継手構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004166880A JP4493414B2 (ja) 2004-06-04 2004-06-04 継手及び継手構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005344413A JP2005344413A (ja) 2005-12-15
JP4493414B2 true JP4493414B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=35497049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004166880A Active JP4493414B2 (ja) 2004-06-04 2004-06-04 継手及び継手構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4493414B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5075767B2 (ja) * 2008-08-29 2012-11-21 株式会社サンリツ マンホールと下水道本管との接続構造
JP5410113B2 (ja) * 2009-02-19 2014-02-05 シーアイ化成株式会社 水路の目地施工方法及びその目地構造
JP6144958B2 (ja) * 2013-04-30 2017-06-07 早川ゴム株式会社 可とう継手、可とう継手構造及び可とう継手の組立方法
JP6159295B2 (ja) * 2014-06-06 2017-07-05 ゼニス羽田株式会社 マンホール補修方法
JP6793386B2 (ja) * 2016-06-23 2020-12-02 早川ゴム株式会社 マンホール用耐震継手及びその取付方法
JP2018162588A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 東京電設サービス株式会社 止水工法、及び止水剤

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712683U (ja) * 1993-08-03 1995-03-03 三菱樹脂株式会社 リブ付き合成樹脂管用マンホール継手
JP2002256580A (ja) * 2000-12-27 2002-09-11 Hayakawa Rubber Co Ltd マンホール構造、マンホール用止水可とう継手及びマンホール構造の施工方法
JP2003074078A (ja) * 2001-08-30 2003-03-12 Hayakawa Rubber Co Ltd 管接続部の改修工法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11293690A (ja) * 1998-04-06 1999-10-26 Mitsubishi Plastics Ind Ltd マンホール継手及びマンホール継手の接続構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712683U (ja) * 1993-08-03 1995-03-03 三菱樹脂株式会社 リブ付き合成樹脂管用マンホール継手
JP2002256580A (ja) * 2000-12-27 2002-09-11 Hayakawa Rubber Co Ltd マンホール構造、マンホール用止水可とう継手及びマンホール構造の施工方法
JP2003074078A (ja) * 2001-08-30 2003-03-12 Hayakawa Rubber Co Ltd 管接続部の改修工法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005344413A (ja) 2005-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4493414B2 (ja) 継手及び継手構造
JP4428886B2 (ja) ハンドホール継手
JP5199164B2 (ja) マンホールと更生管との接続構造およびその接続方法
JP3453065B2 (ja) マンホールとリブ付き管との接続構造
JP4047139B2 (ja) マンホール用止水継手、管継手、マンホール構造及びマンホール構造の施工方法
KR100849527B1 (ko) 맨홀의 관 연결부재
JP6159295B2 (ja) マンホール補修方法
JP3903373B2 (ja) マンホール用止水可とう継手、マンホール構造及びマンホール構造の施工方法
AU2003221369C1 (en) Block unit for repairing flow passage facilities and method of repairing flow passage facilities
JP2006161329A (ja) マンホールの更正方法
JP3844434B2 (ja) マンホールの管接続構造
JP2000054412A (ja) 可とう性継ぎ手構造及び可とう継ぎ手と防水下地材との組合せ
JP4776117B2 (ja) 管接続部の改修工法
JP6793386B2 (ja) マンホール用耐震継手及びその取付方法
JP6144958B2 (ja) 可とう継手、可とう継手構造及び可とう継手の組立方法
JP4374258B2 (ja) マンホールと管体の接続構造及びその接続方法
JP4589195B2 (ja) 管接続用継手装置及び接続構造
JP4617037B2 (ja) マンホールとパイプの接続方法
JP5727863B2 (ja) マンホール改修用止水部材及びマンホール改修工法
JP5532490B2 (ja) 既設管路の耐震補強方法
JP4941867B2 (ja) 耐震構造型マンホール
JP3902482B2 (ja) マンホールと配管との接続構造
JP2003160945A (ja) マンホール用可撓性継手
JP2571380B2 (ja) 構造物に対する管路の地層変動吸収継手機構
JP6188529B2 (ja) ポリエチレン管の耐震構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060720

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070508

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4493414

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160416

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250