JP3844434B2 - マンホールの管接続構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンホールの管接続構造に関し、詳しくは、マンホールに設けた配管接続口と配管との接続作業をマンホール内部側から行うことができる管接続構造であって、特に、マンホールにモルタル等で固定されている配管を耐震構造に変更する際に好適なマンホールの管接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来のマンホールと配管との接続は、配管をマンホールの接続口内に挿入してモルタル等で固定するものが一般的であったが、近年は、地震や地盤沈下による両者の変位を吸収できるように、いわゆる耐震ジョイントで両者を接続することが多く行われている。しかし、従来の耐震ジョイントでは、マンホール外部側からの施工箇所があるため、作業に当たってはマンホール周辺を開削しなければならず、工事が大がかりになるだけでなく、付近の交通にも大きな影響を与えることになる。特に既存のマンホールにおける配管接続部分を耐震構造に変更する場合は、開削作業で既存の配管を損傷しないようにしなければならず、手作業に頼る部分が多くなっていた。
【0003】
そこで本発明は、マンホールと配管との変位を吸収できる耐震ジョイント構造であって、マンホール内部側からの作業のみで配管を接続することができるマンホールの管接続構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のマンホールの管接続構造は、マンホールに設けた配管接続口に配管を接続する構造であって、配管接続口内周と配管外周との間に挿入される筒体部、及び、該筒体部のマンホール内方側端部からマンホール内周面に沿うように鍔状に拡がった固定鍔部を有する継手本体と、前記筒体部の外周面に沿う形状の継手側シール部と前記配管の外周面に沿う形状の配管側シール部とを前記筒体部先端の折り返し部で連結した形状を有するシール部材と、該シール部材の継手側シール部を外周から締め付けて筒体部の外周面に密着固定する外部側固定部材と、配管側シール部を外周から締め付けて配管の外周面に密着固定する内部側固定部材と、前記筒体部の内周面と前記配管側シール部の外周面との間に挿入される弾性体と、前記固定鍔部とマンホール内周面との間に充填されるシール材とを備えていることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
まず、図1は、本発明のマンホールの管接続構造の一形態例を示す横断面図である。このマンホールの管接続構造は、マンホール11の周壁に形成された配管接続口12に配管13を接続するためのものであって、マンホール11の内周面に固着される継手本体14と、該継手本体14と配管13との間をシールするためのシール部材15とにより、配管接続口12と配管13との間の十分なシール性を確保しながら、両者の変位を吸収できる耐震ジョイント構造としたものである。
【0006】
継手本体14は、耐食性材料、例えば、塩化ビニルのような硬質合成樹脂、ステンレススチールのような耐食性金属により形成されたものであって、配管接続口12の内周と配管13の外周との間に挿入される筒体部16と、該筒体部16のマンホール内方側端部からマンホール11の内周面に沿うように鍔状に拡がった固定鍔部17とを有しており、固定鍔部17には、アンカーボルト18の挿通孔が設けられている。この継手本体14は、マンホール内周面との間に、エポキシ系パテ等のシール材19を介在させた状態で、アンカーボルト18によってマンホール11に固着される。
【0007】
シール部材15は、前記筒体部16の外周面に沿うように固定される継手側シール部21と、前記配管13の外周面に沿うように固定される配管側シール部22とを有し、継手側シール部21と配管側シール部22とが筒体部先端の折り返し部23で連結した、断面略U字状の形状となっており、継手側シール部21及び配管側シール部22のシール性を得るために、弾性材料、例えば合成ゴム等によって形成されている。また、シール部材15における継手側シール部21の外周面には、該継手側シール部21を締め付けて筒体部16の外周面に密着固定するための外部側固定部材であるステンレス鋼製の締付バンド24が設けられ、配管側シール部22の外周面には、該配管側シール部22を締め付けて配管13の外周面に密着固定するための内部側固定部材であるステンレス鋼製の締付バンド25が設けられている。
【0008】
さらに、前記筒体部16の内周面と前記配管側シール部22の外周面との間には、合成ゴム等でリング状に形成した弾性体26が挿入されており、この弾性体26によって配管13が筒体部16の中央に保持された状態となる。なお、配管接続口12の外側には、配管接続口12内への土砂の侵入を防止するため、ステンレス鋼等の耐食性材料からなる金網27を必要に応じて設けておくことができる。
【0009】
図2の断面図に示すように、マンホール11の周壁にモルタル31により固定されている配管13のマンホール接続部を上述の管接続構造によって耐震ジョイント構造に変換するには、まず、図3の断面図に示すように、配管13の周囲のマンホール周壁をホルソー32により穿孔し、図4の断面図に示すように、配管13の周囲に前記継手本体14やシール部材15を挿入可能な隙間33を有する配管接続口12を形成する。
【0010】
そして、配管挿通孔を形成したリング状の金網26をマンホール内部側から配管接続口12内に挿入し、周辺部を拡げて隙間33の外側を覆うようにして土砂の侵入を防止する。また、固定鍔部17のアンカーボルト挿通孔に対応するマンホール内周面位置に雌ねじアンカー34を打ち込む。さらに、継手本体14の筒体部16にシール部材15を装着し、締付バンド24により締め付け固定しておく。
【0011】
次に、配管13の表面等を清掃し、固定鍔部17のマンホール当接面側にシール材19を塗り付けた後、シール部材15を装着した継手本体14の筒体部16を隙間33内に挿入する。そして、アンカーボルト挿通孔を通して雌ねじアンカー34にアンカーボルト18をねじ込み、固定鍔部17をマンホール11の内周面に固着する。
【0012】
最後に、締付バンド25を締め付けて配管側シール部22を配管13の外周面に密着固定し、筒体部16の内周面と配管側シール部22の外周面との間に弾性体26を嵌め込む。これにより、図1に示した状態となり、配管接続口12と配管13との間がシールされた状態で、地震や地盤沈下によるマンホール11と配管13との変位を吸収できるようになる。
【0013】
このように、全ての作業をマンホール11の内部側から行うことができるので、マンホール周辺を開削する必要がなくなり、好気の短縮や工事費の削減が図れるとともに、付近の交通に与える影響も少なくなる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のマンホールの管接続構造によれば、マンホール内部側からの作業のみで配管を接続することができるので、特に、既存のマンホールにおける配管接続部分を耐震構造に変更する際に用いる接続構造として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマンホールの管接続構造の一形態例を示す横断面図である。
【図2】 配管がモルタルでマンホールに固定されている状態を示す断面図である。
【図3】 マンホールの配管接続部をホルソーで穿孔している状態を示す断面図である。
【図4】 配管周囲のマンホール周壁に配管接続口を形成した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11…マンホール、12…配管接続口、13…配管、14…継手本体、15…シール部材、16…筒体部、17…固定鍔部、18…アンカーボルト、19…シール材、21…継手側シール部、22…配管側シール部、23…折り返し部、24,25…締付バンド、26…弾性体、27…金網、31…モルタル、32…ホルソー、33…隙間、34…雌ねじアンカー

Claims (1)

  1. マンホールに設けた配管接続口に配管を接続する構造であって、配管接続口内周と配管外周との間に挿入される筒体部、及び、該筒体部のマンホール内方側端部からマンホール内周面に沿うように鍔状に拡がった固定鍔部を有する継手本体と、前記筒体部の外周面に沿う形状の継手側シール部と前記配管の外周面に沿う形状の配管側シール部とを前記筒体部先端の折り返し部で連結した形状を有するシール部材と、該シール部材の継手側シール部を外周から締め付けて筒体部の外周面に密着固定する外部側固定部材と、配管側シール部を外周から締め付けて配管の外周面に密着固定する内部側固定部材と、前記筒体部の内周面と前記配管側シール部の外周面との間に挿入される弾性体と、前記固定鍔部とマンホール内周面との間に充填されるシール材とを備えていることを特徴とするマンホールの管接続構造。
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