JP4047139B2 - マンホール用止水継手、管継手、マンホール構造及びマンホール構造の施工方法 - Google Patents

マンホール用止水継手、管継手、マンホール構造及びマンホール構造の施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水道等のマンホールと下水管等の管体の接続部に使用するマンホール用止水継手、管継手、マンホール構造及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のマンホールと管体との接続は接続部をコンクリート巻立てする工法が主流であったが、コンクリートの硬化時間待ちや地盤沈下及び地震等でクラックが発生し、不明水の浸入が起こり易いことより、ゴムや軟質プラスチックを材料に用いた止水可とう継手が多用されるようになってきた。かかる継手は地盤の変位等で、マンホールと管体との相対的位置関係が変位した場合でも、その変位に追従し水密性を維持できる。
【0003】
かかる継手は筒状のゴム成型物を拡張バンドでマンホール削孔面に固定する工法が一般的であるが、削孔径が大きい400mm径程度以上の管体では、拡張バンドが削孔面よりはみ出すためこの方式は適用できない(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−294727号公報
【0005】
止水可とう継手を、拡張バンドを使用せずに、マンホール削孔部に接続する場合には、いくつかの技術が開発されている。例えば、図10に示すような従来の継手機構がある。継手機構101は、マンホール等の埋設構造物102に管路端部103を接続するためのもので、剛体による筒形リング材104に、ゴム等よりなる筒状パッキング105を接着し、筒形リング材104と埋設構造物102の接続口102aとの間にモルタル又はコンクリート等の充填凝結材106を充填固定し、管路を形成する(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献2】
特開平9‐112742号公報(第5図)
【0007】
また、例えば、図11に示すような従来のマンホール用可撓継手がある。継手201は、マンホール体202の接続穴の内周面202aと接続管203の外周面との間に配置される筒状の接続本体204と、接続本体204と接続穴の内周面202aとの間で配置される弾性環状体205とからなり、弾性環状体205を軸方向に締圧して弾性膨出させる膨出水密機構206を有する(例えば、特許文献3参照)。
【0008】
【特許文献3】
特開平9‐144043号公報(図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2の技術では、削孔部と剛体の筒形リングとの間はモルタルやコンクリートで固定し止水する方式のため、生コンクリートの管理や充填作業の管理を徹底する必要があり、また、運搬時や埋設前後にマンホールや筒形リング材に衝撃が加わると、コンクリートがひび割れし、下水の漏水や地下水が浸入する危険性がある。
【0010】
特許文献3の技術では、弾性環状体を軸方向に圧縮し膨出させる必要があり、弾性体は軟らかいほど圧縮され易く隙間を埋め易いけれども、地下に埋設された後、接続管が土圧を受け、接続管の下部で弾性環状体が集中荷重を受けるため、容易に圧縮変形し、その結果、接続管が沈下し下水勾配に狂いを生じる。また、接続管の上部は、接続管の沈下により圧着力が低下するか、又は削孔部及び接続管の間に隙間が生じ、漏水する危険性がある。
【0011】
反対に、硬い弾性体を使用すると、圧縮し難いため膨出量が小さくなり、削孔部と接続本体の隙間を埋め難く、漏水する危険性があり、地下に埋設後には、上記と同様な危険性がある。
【0012】
本発明の課題は、マンホールと管体との接続部、特に、小径のマンホールと大口径の管体との接続部でも、安定した水密性を発揮するマンホール用止水継手、マンホール用管継手及びマンホール構造を得ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、マンホールの削孔部内に配置される管体より大径で前記削孔部径より小径の剛性の鞘管と、前記削孔部との間を止水するためのマンホール用止水継手であって、前記削孔部に当設する削孔側止水部と、前記鞘管に当設する鞘管側止水部と、両止水部を繋ぐ受水圧部とを具える継手本体、及び前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間を拡張する拡張治具を備えており、前記鞘管の半径方向外側に配置され、前記拡張治具による前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間の拡張によって、前記削孔側止水部が前記削孔部に圧着固定され、かつ前記鞘管側止水部が前記鞘管に圧着固定されることを特徴とするマンホール用止水継手に係るものである。また、本発明は、かかる止水継手を用いるマンホール用管継手、マンホール構造及びマンホール構造の施工方法に係るものである。
【0014】
本発明者は、前述したように、主に従来のゴム製可とう継手を直接マンホールの削孔面に拡張バンドで圧着固定する場合、マンホール径が小さいか、管径が大きくなると、ゴム製可とう継手が拡張バンドでマンホール削孔面全周にわたり均一に拡がらず、ゴム製可とう継手を削孔面に圧着するのが難しいことを見出している。
【0015】
一方、前述したように、図10及び11に示す従来技術では、ゴム製可とう継手を、拡張バンドを使用せずにマンホール削孔面に圧着させることができるが、本発明者の検討によれば、かかる技術では、以下のような問題があることが分かった。
【0016】
図10に示す従来技術では、ゴム製可とう継手105は一方を管103に、他方を鞘管104に接続固定され、鞘管104とマンホール102との隙間はモルタル又はコンクリート106が充填され止水固定されている。
【0017】
一般的には、マンホールメーカーの工場で、ゴム製可とう継手の取り付け及び手作業によるモルタル固定がされ、工事現場に運搬されるが、運搬時の振動及び工事現場での管接続時や埋め戻し時に、管や埋設土の衝撃を受け、モルタル固定部が同様にひび割れし易く、埋設後に漏水や地下水の浸入が起こり易い。また、モルタル固定は手作業のため、完全な止水をするには熟練を要する。
【0018】
図11に示す従来技術では、図10のモルタル固定部106に代えて、膨出水密機構206により弾性環状体205の外周面をたわみ弾性膨出させ、マンホール202の削孔面202aと鞘管204との間の隙間を止水するものであり、弾性環状体205は、ゴムや樹脂等の弾性体でリング状に製作される。
【0019】
弾性環状体205は、硬度が低いと膨出させ易いが、埋設後の土圧等で管203が沈下し易く、硬いと管沈下し難くなるが、膨出させ難くなり、止水性が悪くなる。
【0020】
かかる知見の下、本発明者は、埋設後の土圧によって影響されることのない、安定した水密性を発揮するマンホール構造を得るため、種々のマンホール用管継手を試作し、検討した。
【0021】
その結果、本発明者は、剛性の鞘管とマンホールの削孔部との間で、所定の止水継手の削孔側止水部及び鞘管側止水部を拡張治具によって削孔部及び鞘管に圧着固定することで、安定した水密性を発揮するマンホール構造が得られることを突き止め、本発明に至った。
【0022】
本発明によれば、所定の止水継手を管体の外周の鞘管とマンホールの削孔部とに圧着固定することで、マンホールの削孔部径や管体の管径に左右されないで、安定した水密性が発揮されるマンホール構造が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施をする形態について説明する。
(1)マンホール
種々の材質、種々の形状のものからなることができる。マンホールの多くは円筒形状のものであるが、ボックスカルバートのような断面が四角形状等の筒形形状のものでもよい。削孔部は種々の方法により、種々の形状に設けることができる。
【0024】
(2)管体
マンホールの削孔部内に配置される。種々の材質、種々の形状のものからなることができる。
【0025】
(3)マンホールと管体との接続部
マンホールと管体との接続部は、通常、円形の削孔部に円筒形状の管体を接続する接続部の例が多いが、ボックスカルバートのような四角形の削孔部及び管体の接続部も含まれる。
【0026】
(4)鞘管
管体より大径でマンホールの削孔部径より小径の剛性を有するものである。削孔部と管体との間のマンホール用止水継手及び可とう継手が十分な止水性を発揮できる限り、種々の材質、種々の形状からなることができる。
【0027】
(4)マンホール用止水継手
鞘管と削孔部との間を止水するためのもので、鞘管の半径方向外側に配置される。継手本体と拡張治具とからなることができる。継手本体は、削孔部に当設する削孔側止水部と、鞘管に当設する鞘管側止水部と、両止水部を繋ぐ受水圧部とを具える。
【0028】
(4−1)削孔側止水部
削孔部に当設する削孔側圧縮部と、この削孔側圧縮部をマンホールの削孔部に圧着固定させる削孔側押圧板とからなることができる。削孔側押圧板は削孔側圧縮部の半径方向内側に配置されてもよい。
【0029】
削孔側止水部は、削孔側押圧板が芯材として削孔側圧縮部内に埋設されたものであってもよい。
【0030】
好ましくは、削孔側押圧板は周方向で分断されている。かかる分断された削孔側押圧板は、一体の環状の削孔側押圧板と比べ、外径が削孔部径よりも小さくても、削孔側止水部を十分に拡径させることができ、削孔側止水部を削孔部に十分に圧着固定させることができる。
【0031】
削孔側止水部は、拡張治具としてボルトを用いる場合、ボルトの先端を受け、ボルトの回転を自由にさせる働きをする回転軸受けを有することができる。回転軸受けは、削孔側押圧板に当たるボルトのセット位置が大きく動かないようにすることができればよく、種々の形状でよい。
【0032】
(4−2)鞘管側止水部
鞘管に当設する鞘管側圧縮部と、この鞘管側圧縮部を鞘管に圧着固定させる鞘管側押圧板とからなることができる。好ましくは、鞘管側押圧板は鞘管側圧縮部の半径方向外側に配置され、削孔側押圧板と同様であるが鞘管側止水部を十分に縮径させる理由から、周方向で分断されている。
【0033】
鞘管側止水部は、拡張治具としてボルトを用いる場合、鞘管側圧縮部及び鞘管側押圧部等に、前記ボルトを貫通する貫通孔が設けられる。
【0034】
(4−3)受水圧部
削孔側止水部と鞘管側止水部を繋ぐものである。受水圧部は、削孔側止水部と鞘管側止水部との関係で、断面で見たとき、継手本体が略コの字状の形態を有するような関係になる。受水圧部は、拡張治具による鞘管側圧縮部と削孔側圧縮部の径の変位に容易に追従できる意味で、断面くの字状、波状、蛇腹状等の形状を有することができる。
【0035】
(4−4)拡張治具
削孔側止水部及び鞘管側止水部の間を拡張するものである。かかる拡張治具による削孔側止水部及び鞘管側止水部の間の拡張によって、削孔側止水部がマンホールの削孔部に圧着固定され、かつ鞘管側止水部が鞘管に圧着固定される。
【0036】
拡張治具はボルトからなることができる。かかるボルトは、鞘管、鞘管側圧縮部及び鞘管側押圧板を貫通し、鞘管側押圧板と螺合することができる。また、かかるボルトは、鞘管側押圧板の半径方向外側のナットと螺合することができる。好ましくは、ナットは溶接等で鞘管側押圧板に固定されている。
【0037】
拡張治具としてのボルトは、鞘管等の貫通孔を貫通しない頭部を有することができる。かかる頭部は、ボルト又はナットを締め込むことにより、頭部とナット又は鞘管側押圧板との間で鞘管と鞘管側止水部との密着をより一層強固にすることができる。
【0038】
(5)可とう継手
特に制限されることなく、鞘管と管体との間を止水するための従来公知の可とう継手を用いることができる。
【0039】
(6)マンホール用管継手
上述のマンホール用止水継手、鞘管及び可とう継手を予め組合せ、マンホール用管継手として用いることで、安定した水密性を発揮するマンホール構造を施工することができる。
【0040】
(7)マンホール用止水継手及び可とう継手の材質
マンホール用止水継手の継手本体及び可とう継手は弾性体製のものからなることができる。かかる弾性体は、スチレン・ブタジエンゴム、EPDM、CR等の合成ゴムや、天然ゴム、軟質塩化ビニル樹脂、塩化ビニル系エラストマー、及びスチレン系熱可塑性エラストマー等からなる群より選ばれる少なくとも1種の材料からなることができる。
【0041】
(8)鞘管、削孔側押圧板、鞘管側押圧板、ボルト及びナットの材質
鞘管、削孔側押圧板、鞘管側押圧板、ナット、ボルト等の剛性体は、ステンレス鋼、アルミニウム、防錆メッキ鋼、防錆被覆鋼材等の金属や、塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、PET樹脂等の硬質プラスチックや、FRP等の繊維補強プラスチック等からなる群より選ばれる少なくとも1種の材料からなることができる。これらの各材料は腐食し難いので望ましい。
【0042】
(9)マンホール構造の施工方法
上述のマンホール用管継手によって、以下のようにして、マンホールの削孔部と管体とが水密に接続されているマンホール構造を施工することができる。
【0043】
マンホール構造を施工するにあたり、まず、上述のマンホール用管継手を準備する。かかるマンホール用管継手は、上述のようなマンホール用止水継手、鞘管及び可とう継手の組合せからなることができる。次いで、かかるマンホール用管継手を、以下の工程を含むように用いれば、安定した水密性を発揮するマンホール構造を施工することができる。
【0044】
可とう継手を鞘管の半径方向内側に固定すること、止水継手を鞘管の半径方向外側に配置すること、拡張治具を削孔側止水部及び鞘管側止水部の間に配置すること、拡張治具の拡張によって、削孔側止水部を削孔部に圧着固定するとともに鞘管側止水部を鞘管に圧着固定すること。
【0045】
拡張治具がボルトからなる場合、かかる拡張治具は、ボルトを、鞘管、鞘管側圧縮部及び鞘管側押圧板に貫通させ、少なくとも、鞘管側押圧板又は鞘管側押圧板の半径方向外側のナットと螺合させることで、継手本体の削孔側止水部及び鞘管側止水部を拡径し、これらを削孔部及び鞘管に圧着固定させることができる。
【0046】
ボルトと鞘管側押圧板との螺合では、ボルトを回転させることで、継手本体の削孔側止水部及び鞘管側止水部を拡径することができる。ボルトとナットとの螺合では、ボルト及びナットの少なくとも一方を回転させることで、継手本体の削孔側止水部及び鞘管側止水部を拡径することができる。
【0047】
図面を参照して、本発明をより一層詳細に説明する。
図1は本発明の1例のマンホール用止水継手の取り付け状態を示す縦断面図である。図2は図1のマンホール用止水継手の横断面図である。図3は図1のマンホール用止水継手の拡大図である。図4は図1のマンホール用止水継手をマンホール内側から見た正面図である。図5は図4のA部を詳細に示す斜視図である。
【0048】
図6(a)は図1のマンホール止水継手の継手本体の正面図であり、図6(b)は図1のマンホール止水継手の継手本体の平面図である。図7は図1の削孔側押圧板、鞘管側押圧板及びボルトを示す斜視図である。
【0049】
図8は図1の鞘管をマンホールの上面から見た平面図である。図9(a)は図1のマンホール用止水継手が拡張される前の縦断面図である。図9(b)は図1のマンホール用止水継手の削孔側止水部が削孔面に圧着固定される仕組みを示す縦断面図である。図9(c)は図1のマンホール用止水継手の鞘管側止水部が鞘管に圧着固定される仕組みを示す縦断面図である。
【0050】
図1〜5に示すように、本発明の1例のマンホール用止水継手1は、マンホール2の削孔部2a内に配置される管体3より大径で削孔部2aの径より小径の剛性の鞘管4と削孔部2aとの間を止水する。マンホール用止水継手1は、鞘管4と可とう継手5と共に、マンホール用管継手6として用いて、安定した水密性を発揮するマンホール構造7を得ることができる。
【0051】
マンホール用止水継手1は、図3に詳細に示すように、継手本体8と拡張治具9とからなり、継手本体8はマンホール削孔部2aに当設する削孔側止水部8aと、鞘管4に当設する鞘管側止水部8bと、両止水部を繋ぐ受水圧部8cとを具える。拡張治具9は削孔側止水部8a及び鞘管側止水部8bの間を拡張する。
【0052】
マンホール用止水継手1は、図1、図2、図4及び図5に示すように、鞘管4の半径方向外側に配置され、拡張治具9によって削孔側止水部8a及び鞘管側止水部8bの間が拡張され、削孔側止水部8aが削孔部2aに圧着固定され、かつ鞘管側止水部8bが鞘管4に圧着固定されて、安定した水密性を発揮するマンホール構造7が得られる。なお、管体3と鞘管4との間は、可とう継手5によって十分な水密状態を維持することができる。
【0053】
図3、図6(a)及び(b)に詳細に示すように、マンホール用止水継手1の継手本体8は、削孔側止水部8aが、削孔部2aに当設する削孔側圧縮部8dと、削孔側圧縮部8dの半径方向内側に配置され削孔側圧縮部8dを削孔部2aに圧着固定させる削孔側押圧板8eとからなり、鞘管側止水部8bが、鞘管4に当設する鞘管側圧縮部8fと、鞘管側圧縮部8fの半径方向外側に配置され鞘管側圧縮部8fを鞘管4に圧着固定させる鞘管側押圧板8gとからなることができる。
【0054】
削孔側圧縮部8d及び削孔側押圧板8e並びに鞘管側圧縮部8f及び鞘管側押圧板8gは予め接着しておいてもよい。また、削孔側押圧板又は鞘管側押圧板を削孔側圧縮部又は鞘管側圧縮部内に芯材として埋め込んで、削孔側止水部又は鞘管側止水部としてもよい。
【0055】
削孔側圧縮部8dの半径方向外側と鞘管側圧縮部8fの半径方向内側とには止水突起8h,8iを設けることができる。これらの止水突起8h,8iは必要圧縮量に応じて形状を考慮することができる。また、継手本体8は、マンホール削孔部2aの外周面に沿う形状の鍔部8jを有することができる。
【0056】
図3、図5、図8及び図9(a)〜(c)に詳細に示すように、拡張治具9はボルトからなることができる。また、このボルトは、特に、図7及び8に示すように、鞘管4、鞘管側圧縮部8f及び鞘管側押圧板8gの貫通孔10を貫通し、鞘管側押圧板8gと螺合してもよいが、鞘管側押圧板8gの半径方向外側で溶接等のナット固定部11によって固定されているナット12と螺合してもよい。
【0057】
削孔側押圧板8eには、回転軸受け13を設けることができる。回転軸受け13は、拡張治具9としてのボルトの先端を受け、ボルトの回転を自由にさせる働きをする。回転軸受け13は、削孔側押圧板8eのセット位置が大きく動かなくすることができればよく、他の形状でもよい。
【0058】
図4、図5及び図8に詳細に示すように、削孔側押圧板8e及び鞘管側押圧板8gは周方向で分断することができる。これらの押圧板の分割数は、削孔径や、止水継手の両止水部における必要圧縮強度等に応じて、任意に設定することができる。なお、図5では、分割された削孔側押圧板8eと鞘管側押圧板8gとの間が3本のボルトにより拡張されているが、ボルトの本数は、押圧板の分割数、止水部の必要圧縮強度によって任意に定めることができる。
【0059】
図1及び2に示すように、円筒状の可とう継手5は、その一端が鞘管4の半径方向内側面に固定されているが、その一端を鞘管4の半径方向外側面に固定し、他端を管体3に固定して取り付けるものでもよい。また、鞘管と管体との間を止水するための可とう継手としては、ゴム製の止水リングのような可とう継手でもよい。
【0060】
マンホール構造の施工方法は、図面の参照により一層明らかになる。
本発明のマンホール構造を施工するには、図1〜3、図5、図6及び図9に示すように、断面略コの字状で、削孔側圧縮部8dと鞘管側圧縮部8fとそれらを繋ぐ受水圧部8cとからなる継手本体8のコの字形状の内側に、分割された削孔側押圧板8eと鞘管側押圧板8gとが配置されているマンホール用止水継手1を用いることができる。また、かかるマンホール用止水継手1は、鞘管4及びマンホール用可とう継手5と一体にして、マンホール用管継手6として用いることができる。
【0061】
図1、図2及び図4に示すような取り付け状態のマンホール構造7は、鞘管4のマンホール側端部とマンホール削孔部2aとの間で、削孔部2aの壁厚幅以内にマンホール用止水継手1をセットし、マンホール2の内側から、マンホール用止水継手1の拡張治具9としてのボルトを、鞘管4及び鞘管側止水部8bの貫通孔10に貫通させ、ネジ回転させて、管継手3を削孔部7に取り付ける。なお、可とう継手5は、マンホール用止水継手1に当たらない程度に、鞘管4と管体3との間のマンホール外側部で予めセットしておく。
【0062】
概して、この工程は、マンホールメーカーの工場で行われるが、工事現場で取り付けを行っても何ら問題はない。
【0063】
図9(a)〜(c)を参照して、拡張治具としてのボルトがマンホール用止水継手の削孔側止水部及び鞘管側止水部の間を拡張して削孔側止水部及び鞘管側止水部をマンホールの削孔部及び鞘管に圧着固定させる仕組みをより一層詳細に説明する。
【0064】
拡張治具9としてのボルトは、鞘管4、鞘管側圧縮部8f及び鞘管側押圧板8gにおいて同軸上に明けられた貫通孔10を通り、ナット12に達し、ボルトのネジ回転で削孔側押圧板8eに当設する。
【0065】
図3及び図9(a)に示すマンホール用止水継手1は、マンホール2の削孔部2aと鞘管4との間にセットされ、図9(b)及び(c)に示すように、拡張治具9としてのボルトの回転で削孔側押圧板8eと鞘管側押圧板8gとの間が拡張できる。
【0066】
図9(b)では、マンホール用止水継手1がマンホール2の削孔部2aと鞘管4との間に配設され、拡張治具9としてのボルトの回転で削孔側押圧板8eが半径方向外側の削孔部2a方向に押圧されることにより、削孔側圧縮部8dの止水突起8hが圧縮変形する。
【0067】
図9(c)では、図9(b)の状態から更にボルトを回転させた状態が示してあり、ボルトの先端部が削孔側押圧板8eの回転軸受け13で止まった状態となり、更に回転を続けることにより、ナット12及び鞘管側押圧板8gが半径方向内側の鞘管4方向に押圧され、鞘管側圧縮部8fの止水突起8iが圧縮変形し、削孔部2aと鞘管4との間が止水できる。
【0068】
このようにして施工されるマンホール構造は、削孔部に挿入された管体と削孔部との間で、管体及び鞘管の間が可とう継手で止水され、鞘管及び削孔部の間がマンホール用止水継手の削孔部側止水部と鞘管側止水部とによって安定した状態で止水される。
【0069】
かかるマンホール構造では、マンホール削孔部の中心軸と鞘管の中心軸とがブレたりして、削孔部と鞘管との間隔が均一でなくなっても、マンホール用止水継手が削孔部と鞘管との間を十分な水密性で止水する。
【0070】
図面に示す本発明の実施の形態では、円形の削孔部に円筒状の管体を接続する例を示したが、本発明のマンホール用止水継手は、ボックスカルバートのような四角形の削孔部及び管体にも適用できるものである。
【0071】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、マンホール削孔部と管体との間に剛性の鞘管が介され、鞘管と削孔部との間で所定のマンホール用止水継手の削孔側止水部及び鞘管側止水部が拡張治具によって拡張され削孔部と鞘管とに圧着固定されるので、鞘管と管体との間を可とう継手で止水して得られるマンホール構造は、マンホールの削孔部径や管体の管径に左右されないで、安定した水密性を維持することができる。
【0072】
特に、本発明によれば、マンホール用止水継手の削孔側止水部及び鞘管側止水部を、拡張治具による削孔側押圧板及び鞘管側押圧板の間の拡張によって削孔部内周面及び管体外面に合うように圧着固定することができるので、マンホール用止水継手の取り付けは、容易で熟練を必要とせず、確実で、特に大口径の管体とマンホールとの接続部に十分な可とう性と止水性を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1例のマンホール用止水継手の取り付け状態を示す縦断面図である。
【図2】 図1のマンホール用止水継手の横断面図である。
【図3】 図1のマンホール用止水継手の拡大図である。
【図4】 図1のマンホール用止水継手のマンホール内側からの正面図である。
【図5】 図4のA部を詳細に示す斜視図である。
【図6】 (a)は図1のマンホール止水継手の継手本体の正面図であり、(b)は図1のマンホール止水継手の継手本体の平面図である。
【図7】 図1の削孔側押圧板、鞘管側押圧板及びボルトを示す斜視図である。
【図8】 図1の鞘管をマンホールの上面から見た平面図である。
【図9】 (a)は図1のマンホール用止水継手が拡張される前の縦断面図であり、(b)は図1のマンホール用止水継手の削孔側止水部が削孔面に圧着固定される仕組みを示す縦断面図であり、(c)は図1のマンホール用止水継手の鞘管側止水部が鞘管に圧着固定される仕組みを示す縦断面図である。
【図10】 (a)は従来の継手機構の横断面図であり、(b)は従来の継手機構の立て断面図である。
【図11】 従来のマンホール用可撓継手の縦断面図である。
【符号の説明】
1 マンホール用止水継手
2 マンホール
2a 削孔部
3 管体
4 鞘管
5 可とう継手
6 マンホール用管継手
7 マンホール構造
8 継手本体
8a 削孔側止水部
8b 鞘管側止水部
8c 受水圧部
8d 削孔側圧縮部
8e 削孔側押圧板
8f 鞘管側圧縮部
8g 鞘管側押圧板
8h,8i 止水突起
8j 鍔部
9 拡張治具
10 貫通孔
11 ナット固定部
12 ナット
13 回転軸受け
101 継手機構
102 埋設構造物
102a 接続口
103 管路端部
104 筒形リング材
105 筒状パッキング
106 充填凝結材
201 継手
202 マンホール体
202a 接続穴の内周面
203 接続管
204 筒状の接続本体
205 弾性環状体
206 膨出水密機構

Claims (8)

  1. マンホールの削孔部内に配置される管体より大径で前記削孔部径より小径の剛性の鞘管と、前記削孔部との間を止水するためのマンホール用止水継手であって、
    前記削孔部に当設する削孔側止水部と、前記鞘管に当設する鞘管側止水部と、両止水部を繋ぐ受水圧部とを具える継手本体、及び前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間を拡張する拡張治具を備えており、前記鞘管の半径方向外側に配置され、前記拡張治具による前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間の拡張によって、前記削孔側止水部が前記削孔部に圧着固定され、かつ前記鞘管側止水部が前記鞘管に圧着固定されることを特徴とするマンホール用止水継手。
  2. 前記削孔側止水部が、前記削孔部に当設する削孔側圧縮部と、前記削孔側圧縮部の半径方向内側に配置され前記削孔側圧縮部を前記削孔部に圧着固定させる削孔側押圧板とからなり、前記鞘管側止水部が、前記鞘管に当設する鞘管側圧縮部と、前記鞘管側圧縮部の半径方向外側に配置され前記鞘管側圧縮部を前記鞘管に圧着固定させる鞘管側押圧板とからなる請求項1記載のマンホール用止水継手。
  3. 前記拡張治具がボルトからなり、前記ボルトが、前記鞘管、前記鞘管側圧縮部及び前記鞘管側押圧板を貫通し、前記鞘管側押圧板が前記ボルトと螺合する請求項2記載のマンホール用止水継手。
  4. 前記拡張治具がボルトからなり、前記ボルトが、前記鞘管、前記鞘管側圧縮部及び前記鞘管側押圧板を貫通し、前記鞘管側押圧板にナットが固定されており、前記ナットが前記ボルトと螺合する請求項2又は3記載のマンホール用止水継手。
  5. 前記削孔側押圧板及び前記鞘管側押圧板が周方向で分断されている請求項1〜4のいずれか一項記載のマンホール用止水継手。
  6. マンホールの削孔部と管体とを接続する管継手であって、前記削孔部内に配置される前記管体より大径で前記削孔部径より小径の剛性の鞘管と、前記鞘管及び前記削孔部の間を止水するための止水継手と、前記鞘管及び前記管体の間を止水するための可とう継手とを具えるマンホール用管継手であって、
    前記止水継手が、前記削孔部に当設する削孔側止水部と、前記鞘管に当設する鞘管側止水部と、両止水部を繋ぐ受水圧部とを具える継手本体、及び前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間を拡張する拡張治具を備えており、前記可とう継手が前記鞘管の半径方向内側に配置され、前記止水継手が前記鞘管の半径方向外側に配置され、前記拡張治具による前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間の拡張によって、前記削孔側止水部が前記削孔部に圧着固定され、かつ前記鞘管側止水部が前記鞘管に圧着固定されることを特徴とするマンホール用管継手。
  7. マンホールの削孔部と管体とがマンホール用管継手によって接続されているマンホール構造であって、
    前記マンホール用管継手が、前記削孔部内に配置される前記管体より大径で前記削孔部径より小径の剛性の鞘管と、前記鞘管及び前記削孔部の間を止水するための止水継手と、前記鞘管及び前記管体の間を止水するための可とう継手とを具えており、前記止水継手が、前記削孔部に当設する削孔側止水部と、前記鞘管に当設する鞘管側止水部と、両止水部を繋ぐ受水圧部とを具える継手本体、及び前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間を拡張する拡張治具を備えており、前記可とう継手が前記鞘管の半径方向内側に配置されており、前記止水継手が前記鞘管の半径方向外側に配置されており、前記拡張治具による前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間の拡張によって、前記削孔側止水部が前記削孔部に圧着固定されており、かつ前記鞘管側止水部が前記鞘管に圧着固定されていることを特徴とするマンホール構造。
  8. マンホールの削孔部と管体とがマンホール用管継手によって接続されているマンホール構造を施工するにあたり、
    マンホール用管継手を準備し、前記マンホール用管継手が、前記削孔部内に配置される前記管体より大径で前記削孔部径より小径の剛性の鞘管と、前記鞘管及び前記削孔部の間を止水する止水継手と、前記鞘管及び前記管体の間を止水する可とう継手を具えており、前記止水継手が、前記削孔部に当設する削孔側止水部と、前記鞘管に当設する鞘管側止水部と、両止水部を繋ぐ受水圧部とを具える継手本体、及び前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間を拡張する拡張治具とを備えており、
    前記可とう継手を前記鞘管の半径方向内側に固定し、
    前記止水継手を前記鞘管の半径方向外側に配置し、
    前記拡張治具を前記削孔側止水部及び前記鞘管側止水部の間に配置し、
    前記拡張治具の拡張によって、前記削孔側止水部を前記削孔部に圧着固定するとともに前記鞘管側止水部を前記鞘管に圧着固定すること
    を含むことを特徴とするマンホール構造の施工方法。
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