JPH1073188A - 推進管の継手構造 - Google Patents

推進管の継手構造

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JPH1073188A
JPH1073188A JP22956296A JP22956296A JPH1073188A JP H1073188 A JPH1073188 A JP H1073188A JP 22956296 A JP22956296 A JP 22956296A JP 22956296 A JP22956296 A JP 22956296A JP H1073188 A JPH1073188 A JP H1073188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
sleeve
pipe
inner peripheral
propulsion
Prior art date
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Pending
Application number
JP22956296A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Uehara
幸治 上原
Takehiko Watabe
武彦 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Publication of JPH1073188A publication Critical patent/JPH1073188A/ja
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  • Joints With Sleeves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールパッキンの環状突起が金属製スリーブ
の内周面に圧力し、管内流体が漏洩するおそれのない推
進管の継手構造を提供する。 【解決手段】 先行する推進管1の後端部と、後続する
推進管1の先端部とに跨がって金属製スリーブ2を外挿
すると共に、該スリーブ2の内周面と双方の管端部外周
面との間にシールパッキン3を介在させて順次接続す
る。前記シールパッキン3の外周面にはリップ状の環状
突起31が複数条設けられており、それぞれの環状突起
31がスリーブ2の内周面と弾性的に当接する背面側に
水膨張性ゴムからなるシール材32が添着されている。
シール材32が水分を吸収して膨張すると、その押圧力
が環状突起31の背面側に作用し、特に環状突起31の
先端部がスリーブ2の内周面に圧接する。 【効果】 シール性が高まり、管内流体が漏洩すること
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、推進工法により地
中に埋設される推進管の継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平6ー19902号公報には、推進
管の端部同志を突き合わせ、双方の管端部に跨がってス
リーブを外挿すると共に、該スリーブの内周面と双方の
管端部外周面との間にパッキンを介在させて接続する推
進管の接続構造が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の接続構造に使用されているパッキンは、その外周面
に設けた環状突起の間にのみ水膨張性ゴムよりなるシー
ル材が設けられていたので、シール材が水分を吸収して
膨張したとき、このシール材の押圧力が環状突起の先端
部には直接作用し難く、環状突起の先端部がスリーブの
内周面に圧接しないため、そのシール性が疑問視されて
いた。特に、地盤変動が発生したり、土圧、輪荷重等の
外力が接合部に作用した際には、環状突起の先端部とス
リーブの内周面との間に隙間が発生して管内流体が漏洩
する危険性があった。
【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、水膨張性ゴムからなるシール材の押圧力を環状突起
の先端部まで作用させることによって、環状突起の先端
部をも金属製スリーブの内周面に圧接させることができ
る推進管の継手構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、先行する推進
管の後端部と、後続する推進管の先端部とに跨がって金
属製スリーブを外挿すると共に、該スリーブの内周面と
双方の管端部外周面との間にシールパッキンを介在させ
て順次接続しながら推進工法により地中に埋設する推進
管の継手構造であって、前記シールパッキンの外周面に
リップ状の環状突起を複数条設け、それぞれの環状突起
が傾斜してスリーブの内周面と弾性的に当接する背面側
に水膨張性ゴムからなるシール材を添着したことを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す推
進管を接続する前の断面図、図2は本発明で使用するシ
ールパッキンの部分拡大断面図、図3は推進管の端部同
志を突き合わせ接続した状態を示す部分断面図、図4は
シールパッキンの環状突起が金属製スリーブの内周面に
圧接した状態を示す部分断面図であって、図中の符号1
は硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂からなる推進管、2
は金属製スリーブ、3はシールパッキンである。
【0007】推進管1の両端部には段差をもって縮径し
た差口11が設けられており、該差口11の外周面に凹
溝110が設けられている。そして、凹溝110にシー
ルパッキン3が装着されている。この推進管1,1…
は、先行する推進管1の後端部と、後続する推進管1の
先端部とに跨がって金属製スリーブ2が外挿され、該ス
リーブ2の内周面と管端部外周面との間に介在されたシ
ールパッキン3を介して順次接続されると共に、推進工
法により地中に埋設されるものである。
【0008】金属製スリーブ2は、その外径が推進管1
の外径とほぼ同径に形成されており、推進管1,1…を
推進させて地中に埋設する際に摩擦抵抗が発生しないよ
うになっている。また、スリーブ2の長さは、推進管1
の端部に設けた差口11の長さの2倍よりも若干短くな
っている。このため、推進管1を地中に押圧する推進力
はスリーブ2に作用せず、推進管1の端面に作用する推
進力によって押圧されるようになっている。
【0009】一方、シールパッキン3は肉薄円筒状に形
成されており、その外周面にリップ状の環状突起31が
複数条設けられている。各環状突起31は一方向に傾斜
して設けられており、その傾斜した環状突起31の内面
側に水膨張性ゴムからなるシール材32が添着されてい
る。この水膨張性ゴムからなるシール材32はシールパ
ッキン3の環状突起31を金属製スリーブ2の内周面に
圧接させてシール性を高める機能を奏するものである。
【0010】推進管1,1…を用いて埋設配管を行なう
際に、シールパッキン3を推進管1の端部に設けた凹溝
12に装着する。このとき、図1に示した如く、環状突
起31が管の中心側に向くように傾斜させてシールパッ
キン3を装着する。そこで、推進装置で先導の推進管1
を地中に推進させ、先行する推進管1の後端部と、後続
する推進管1の先端部とに跨がって金属製スリーブ2が
外挿して接続すると共に地中に推進させる。図3に示し
た如く、この埋設配管時には、シールパッキン3の環状
突起31は金属製スリーブ2の内周面に圧接しておら
ず、特に環状突起31の先端部はスリーブ2の内周面に
当接していない。
【0011】配管施工が終了した後、シール材32が水
分を吸収すると膨張し、この押圧力が環状突起31の背
面側に作用する。すると、図4に示した如く、水膨張性
ゴム3の環状突起31がスリーブ2の内周面に押し付け
られると共に、環状突起31の先端部がスリーブ2の内
周面に圧接する。この結果、地盤変動が発生したり、土
圧、輪荷重等の外力が接合部に作用しても、金属製スリ
ーブ2の内周面とシールパッキン3の環状突起31との
間に隙間が発生して管内流体が漏洩することもない。
【0012】尚、図2にはシールパッキン3の外周面に
環状突起31を3条設けたものを例示したが、本発明は
この構成に限定されない。接続する推進管1の外径や使
用状況等に応じて、環状突起31を2条あるいは4条以
上設けることもできる。
【0013】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明はシールパッ
キンの外周面にリップ状の環状突起を複数条設け、それ
ぞれの環状突起がスリーブの内周面と弾性的に当接する
背面側に水膨張性ゴムからなるシール材を添着したの
で、該シール材が水分を吸収して膨張したとき、この押
圧力が環状突起の背面側に作用し、特に環状突起の先端
部が金属製スリーブの内周面に圧接して密着する。この
ため、本発明によれば、配管施工後に地盤変動が発生し
たり、土圧、輪荷重等の外力が接合部に作用しても、環
状突起の先端部とスリーブの内周面との間に隙間が発生
して管内流体が漏洩することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す推進管を接続す
る前の断面図である。
【図2】図2は本発明で使用するシールパッキンの部分
拡大断面図である。
【図3】図3は推進管の端部同志を突き合わせ接続した
状態を示す部分断面図である。
【図4】図4はシールパッキンの環状突起が金属製スリ
ーブの内周面に圧接した状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 推進管 11 差口 12 凹溝 2 金属製スリーブ 3 シールパッキン 31 リップ状の環状突起 32 水膨張性ゴムからなるシール材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行する推進管(1)の後端部と、後続
    する推進管(1)の先端部とに跨がって金属製スリーブ
    (2)を外挿すると共に、該スリーブ(2)の内周面と
    双方の管端部外周面との間にシールパッキン(3)を介
    在させて順次接続しながら推進工法により地中に埋設す
    る推進管の継手構造であって、前記シールパッキン
    (3)の外周面にリップ状の環状突起(31)を複数条
    設け、それぞれの環状突起(31)が傾斜してスリーブ
    (2)の内周面と弾性的に当接する背面側に水膨張性ゴ
    ムからなるシール材(32)を添着したことを特徴とす
    る推進管の継手構造。
JP22956296A 1996-08-30 1996-08-30 推進管の継手構造 Pending JPH1073188A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7686308B2 (en) * 2004-11-22 2010-03-30 Mide Technology Corporation Fluid-activated shaft seal
US7828299B2 (en) 2004-11-22 2010-11-09 Mide Technology Corporation Fluid-activated shaft seal
KR101105759B1 (ko) * 2004-06-24 2012-01-17 엘지전자 주식회사 세탁기의 배수장치
US8419020B2 (en) 2004-11-22 2013-04-16 Mide Technology Corporation Fluid activated shaft seal
JP2013163913A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Taisei Corp トンネル間シール構造
US8608172B2 (en) 2010-04-13 2013-12-17 Mide Technology Corporation Bulkhead seal
CN109677851A (zh) * 2019-03-05 2019-04-26 谢德育 一种渣土输送设备

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