JPH08283690A - 硬化性接着剤 - Google Patents
硬化性接着剤Info
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- JPH08283690A JPH08283690A JP7107812A JP10781295A JPH08283690A JP H08283690 A JPH08283690 A JP H08283690A JP 7107812 A JP7107812 A JP 7107812A JP 10781295 A JP10781295 A JP 10781295A JP H08283690 A JPH08283690 A JP H08283690A
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- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 食品包装材の製造においてピンホール様の接
着不良が発生せず、又レトルト食品の過酷な殺菌工程や
調理に耐えることができる耐熱水性を有する硬化性接着
剤を提供すること。 【構成】 末端水酸基含有プレポリマー鎖を3本有する
化合物を主剤とすることを特徴とする硬化性接着剤。
着不良が発生せず、又レトルト食品の過酷な殺菌工程や
調理に耐えることができる耐熱水性を有する硬化性接着
剤を提供すること。 【構成】 末端水酸基含有プレポリマー鎖を3本有する
化合物を主剤とすることを特徴とする硬化性接着剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックフィルム
同士、プラスチックフィルムと印刷プラスチックフィル
ム、プラスチックフィルムと発泡体、あるいはプラスチ
ックフィルムと金属箔とをラミネートして食品包装袋等
を製造する際に使用される硬化性接着剤に関する。
同士、プラスチックフィルムと印刷プラスチックフィル
ム、プラスチックフィルムと発泡体、あるいはプラスチ
ックフィルムと金属箔とをラミネートして食品包装袋等
を製造する際に使用される硬化性接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から食品包装材として、プラスチッ
クフィルム同士、又はプラスチックフィルムと金属箔と
をラミネートしたプラスチックフィルム複合体が多用さ
れている。食品包装袋に使用されるこれらのプラスチッ
クフィルム複合体は、レトルト殺菌工程や調理時に沸騰
水中で加熱するという過酷な使用条件に耐える必要があ
り、そのために、プラスチックフィルムと共に該フィル
ムからなる包装材用の接着剤にも様々な改良が加えられ
てきた。
クフィルム同士、又はプラスチックフィルムと金属箔と
をラミネートしたプラスチックフィルム複合体が多用さ
れている。食品包装袋に使用されるこれらのプラスチッ
クフィルム複合体は、レトルト殺菌工程や調理時に沸騰
水中で加熱するという過酷な使用条件に耐える必要があ
り、そのために、プラスチックフィルムと共に該フィル
ムからなる包装材用の接着剤にも様々な改良が加えられ
てきた。
【0003】接着剤については、例えば、日本接着学会
誌、第30巻(第10号)74〜77(1994)、特
公昭51−18976号公報及び特公昭51−1897
9号公報等には接着剤へのエポキシ樹脂の添加、特公昭
58−11912号公報にはシランカップリング剤の添
加、特公昭61−4864号公報にはリン化合物の添
加、特公平3−46034号公報や特公平3−7891
6号公報には酸化合物の添加、特開平6−25636号
公報にはポリエステルポリオール又はポリエステルウレ
タンポリオールへのエポキシ樹脂あるいはシランカップ
リング剤の添加、特開平6−184515号公報にはシ
クロヘキサンジメタノールを使用した特殊飽和ポリエス
テルの使用等が提案されており、又、特開平6−184
5166号公報にはプラスチックフィルム被覆金属板用
の種々の接着剤が参考資料として開示されている。しか
しながら、これらの接着剤も一長一短があり、食品包装
用接着剤としては満足できるものではない。
誌、第30巻(第10号)74〜77(1994)、特
公昭51−18976号公報及び特公昭51−1897
9号公報等には接着剤へのエポキシ樹脂の添加、特公昭
58−11912号公報にはシランカップリング剤の添
加、特公昭61−4864号公報にはリン化合物の添
加、特公平3−46034号公報や特公平3−7891
6号公報には酸化合物の添加、特開平6−25636号
公報にはポリエステルポリオール又はポリエステルウレ
タンポリオールへのエポキシ樹脂あるいはシランカップ
リング剤の添加、特開平6−184515号公報にはシ
クロヘキサンジメタノールを使用した特殊飽和ポリエス
テルの使用等が提案されており、又、特開平6−184
5166号公報にはプラスチックフィルム被覆金属板用
の種々の接着剤が参考資料として開示されている。しか
しながら、これらの接着剤も一長一短があり、食品包装
用接着剤としては満足できるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来から食品包装材製
造用に使用されているポリエステル樹脂やポリエステル
ウレタン樹脂を主剤とし、この主剤とポリイソシアネー
ト化合物硬化剤を組み合わせた接着剤に上記の改良法を
適用した接着剤を、特に、日本接着学会誌に記載されて
いるような透明レトルト用やアルミレトルト用等の包装
材の製造に使用した場合には、フィルム/フィルム、フ
ィルム/アルミ箔間で部分的にピンホール様の剥離が発
生する場合が非常に多く、接着剤の性能の改善が要望さ
れている。従って、本発明の目的は、食品包装材の製造
においてピンホール様の接着不良等が発生せず、又、レ
トルト食品の過酷な殺菌工程や調理に耐えることができ
る耐熱水性等の性能を有する硬化性接着剤を提供するこ
とである。
造用に使用されているポリエステル樹脂やポリエステル
ウレタン樹脂を主剤とし、この主剤とポリイソシアネー
ト化合物硬化剤を組み合わせた接着剤に上記の改良法を
適用した接着剤を、特に、日本接着学会誌に記載されて
いるような透明レトルト用やアルミレトルト用等の包装
材の製造に使用した場合には、フィルム/フィルム、フ
ィルム/アルミ箔間で部分的にピンホール様の剥離が発
生する場合が非常に多く、接着剤の性能の改善が要望さ
れている。従って、本発明の目的は、食品包装材の製造
においてピンホール様の接着不良等が発生せず、又、レ
トルト食品の過酷な殺菌工程や調理に耐えることができ
る耐熱水性等の性能を有する硬化性接着剤を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達せられる。即ち、本発明は、末端水酸基含
有プレポリマー鎖を3本有する化合物を主剤とすること
を特徴とする硬化性接着剤である。
明によって達せられる。即ち、本発明は、末端水酸基含
有プレポリマー鎖を3本有する化合物を主剤とすること
を特徴とする硬化性接着剤である。
【0006】
【作用】特定の接着剤主剤を含有する本発明の接着剤
は、従来の食品包装材の製造に使用されているポリエス
テル樹脂(分子量は約1〜2万)等の接着剤主剤を含む
接着剤と比較して、その主剤の分子量が高いにも拘らず
接着剤としての粘度が低く、フィルムに印刷されたイン
キ層部分やフィルム自体への濡れ適性に優れ、且つ耐熱
水性も優れている。従って、本発明の接着剤を使用する
ことにより、改善されたレトルト性能を有し、部分的な
ピンホール様の接着不良を生じないプラスチックフィル
ム同士又はプラスチックフィルムと金属箔とのラミネー
トからなる食品包装袋等の製造が可能となる。
は、従来の食品包装材の製造に使用されているポリエス
テル樹脂(分子量は約1〜2万)等の接着剤主剤を含む
接着剤と比較して、その主剤の分子量が高いにも拘らず
接着剤としての粘度が低く、フィルムに印刷されたイン
キ層部分やフィルム自体への濡れ適性に優れ、且つ耐熱
水性も優れている。従って、本発明の接着剤を使用する
ことにより、改善されたレトルト性能を有し、部分的な
ピンホール様の接着不良を生じないプラスチックフィル
ム同士又はプラスチックフィルムと金属箔とのラミネー
トからなる食品包装袋等の製造が可能となる。
【0007】
【好ましい実施態様】以下に好ましい実施態様を挙げて
本発明を更に詳細に説明する。本発明の硬化性接着剤の
特徴は、接着剤の主剤として末端水酸基含有プレポリマ
ー鎖を3本有する化合物を使用することである。上記の
主剤は、トリイソシアネート化合物と両末端に水酸基を
含有するポリオールとを、トリイソシアネート化合物1
モルとポリオール3モルとを反応させて得られる化合物
であり、この反応においては、ポリオールの水酸基の約
50%がトリイソシアネート化合物の3個のイソシアネ
ート基と反応し、残りの約50%の水酸基がプレポリマ
ー鎖の末端に残存している化合物である。
本発明を更に詳細に説明する。本発明の硬化性接着剤の
特徴は、接着剤の主剤として末端水酸基含有プレポリマ
ー鎖を3本有する化合物を使用することである。上記の
主剤は、トリイソシアネート化合物と両末端に水酸基を
含有するポリオールとを、トリイソシアネート化合物1
モルとポリオール3モルとを反応させて得られる化合物
であり、この反応においては、ポリオールの水酸基の約
50%がトリイソシアネート化合物の3個のイソシアネ
ート基と反応し、残りの約50%の水酸基がプレポリマ
ー鎖の末端に残存している化合物である。
【0008】上記の主剤の生成反応は以下の式で表され
る。 R(NCO)3 + 3HO−P−OH → R(NHCOO−P−OH)3 式中のRはイソシアネート化合物の残基であり、Pはポ
リオールの残基である。上記ポリオールは、同種のもの
又は異種のものを組み合わせて使用することができる。
本発明の硬化性接着剤は、上記末端水酸基含有プレポリ
マー鎖を3本有する化合物を接着剤の主剤とし、使用時
においてこの主剤に硬化剤としてポリイソシアネート化
合物を配合して得られる。
る。 R(NCO)3 + 3HO−P−OH → R(NHCOO−P−OH)3 式中のRはイソシアネート化合物の残基であり、Pはポ
リオールの残基である。上記ポリオールは、同種のもの
又は異種のものを組み合わせて使用することができる。
本発明の硬化性接着剤は、上記末端水酸基含有プレポリ
マー鎖を3本有する化合物を接着剤の主剤とし、使用時
においてこの主剤に硬化剤としてポリイソシアネート化
合物を配合して得られる。
【0009】本発明の接着剤の主剤を得るために使用さ
れる両末端に水酸基を有する好ましいポリオールは、水
酸基価が10〜150、好ましくは10〜60の2官能
性ポリエステルポリオール及び水酸基価が10〜60の
2官能性ウレタン変性ポリオールである。上記の2官能
性ポリエステルポリオールは、ジカルボン酸又はその酸
無水物とジオール化合物とから得られる。ジカルボン酸
としては、例えば、イソフタル酸、テレフタル酸、これ
らの無水物、ジメチルイソフタル酸、ジメチルテレフタ
ル酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバチン
酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸等が挙げられ
る。好ましいジカルボン酸は、芳香族ジカルボン酸10
0〜60%モルと脂肪族ジカルボン酸0〜40モル%と
からなるものである。
れる両末端に水酸基を有する好ましいポリオールは、水
酸基価が10〜150、好ましくは10〜60の2官能
性ポリエステルポリオール及び水酸基価が10〜60の
2官能性ウレタン変性ポリオールである。上記の2官能
性ポリエステルポリオールは、ジカルボン酸又はその酸
無水物とジオール化合物とから得られる。ジカルボン酸
としては、例えば、イソフタル酸、テレフタル酸、これ
らの無水物、ジメチルイソフタル酸、ジメチルテレフタ
ル酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバチン
酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸等が挙げられ
る。好ましいジカルボン酸は、芳香族ジカルボン酸10
0〜60%モルと脂肪族ジカルボン酸0〜40モル%と
からなるものである。
【0010】ジオール化合物としては、例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジ
オール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサングリコール、ネオペンチルグリコール等の
脂肪族ジオール、シクロヘキサンジメタノール等の脂環
族ジオール、ポリテトラメチレングリコール、ポリバレ
ロラクトングリコール、ポリカプロラクトングリコー
ル、ポリ炭酸ジオール等のポリマーポリオール等が挙げ
られる。特に好ましいジオール化合物は、ネオペンチル
グリコールと1,6−ヘキサングリコールとの合計がジ
オール成分中50モル%以上であり、エチレングリコー
ルが10〜20モル%であり、且つ残りがその他のジオ
ール成分からなる混合ジオールである。ポリエステルポ
リオールは、通常のエステル交換反応及び縮合反応の条
件に従って製造され、製造方法は特に制限されるもので
はない。
ングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジ
オール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサングリコール、ネオペンチルグリコール等の
脂肪族ジオール、シクロヘキサンジメタノール等の脂環
族ジオール、ポリテトラメチレングリコール、ポリバレ
ロラクトングリコール、ポリカプロラクトングリコー
ル、ポリ炭酸ジオール等のポリマーポリオール等が挙げ
られる。特に好ましいジオール化合物は、ネオペンチル
グリコールと1,6−ヘキサングリコールとの合計がジ
オール成分中50モル%以上であり、エチレングリコー
ルが10〜20モル%であり、且つ残りがその他のジオ
ール成分からなる混合ジオールである。ポリエステルポ
リオールは、通常のエステル交換反応及び縮合反応の条
件に従って製造され、製造方法は特に制限されるもので
はない。
【0011】上記のウレタン変成2官能性ポリオール
は、前記の水酸基価が10〜150、好ましくは10〜
60のポリエステルポリオールとジイソシアネート化合
物との反応から得られる、水酸基価10〜60のポリオ
ールである。ジイソシアネート化合物としては、例え
ば、トリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート等のポリウレタンの製造に使用される
公知のジイソシアネートを用いることができる。ポリエ
ステルポリオールとジイソシアネート化合物との反応
は、通常のポリウレタン製造におけるプレポリマーの製
造条件に従って行われ、特に制限されない。
は、前記の水酸基価が10〜150、好ましくは10〜
60のポリエステルポリオールとジイソシアネート化合
物との反応から得られる、水酸基価10〜60のポリオ
ールである。ジイソシアネート化合物としては、例え
ば、トリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート等のポリウレタンの製造に使用される
公知のジイソシアネートを用いることができる。ポリエ
ステルポリオールとジイソシアネート化合物との反応
は、通常のポリウレタン製造におけるプレポリマーの製
造条件に従って行われ、特に制限されない。
【0012】本発明の接着剤の主剤は、上記の末端2官
能性ポリエステルポリオール及び/又はウレタン変性ポ
リオールとトリイソシアネート化合物とを反応させるこ
とによって得られる。本発明で使用されるトリイソシア
ネート化合物としては、例えば、トリメチロールプロパ
ンのジイソシアネート化合物付加体、例えば、デスモデ
ュールL(バイエル社製)、タケネートD110N(武
田薬品工業社製)、コロネートHL(日本ポリウレタン
工業社製);ビューレットトリイソシアネート化合物、
例えば、デスモデュールN(バイエル社製);イソシア
ヌレートトリマー化合物、例えば、デスモデュールIL
(バイエル社製)、コロネート2030(日本ポリウレ
タン工業社製);トリイソシアネート化合物、例えば、
デスモデュールIL(バイエル社製)、トリフェニルメ
タントリイソシアネート、トリス(イソシアネートフェ
ニルメタン)、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシ
アネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネー
ト等が挙げられる。
能性ポリエステルポリオール及び/又はウレタン変性ポ
リオールとトリイソシアネート化合物とを反応させるこ
とによって得られる。本発明で使用されるトリイソシア
ネート化合物としては、例えば、トリメチロールプロパ
ンのジイソシアネート化合物付加体、例えば、デスモデ
ュールL(バイエル社製)、タケネートD110N(武
田薬品工業社製)、コロネートHL(日本ポリウレタン
工業社製);ビューレットトリイソシアネート化合物、
例えば、デスモデュールN(バイエル社製);イソシア
ヌレートトリマー化合物、例えば、デスモデュールIL
(バイエル社製)、コロネート2030(日本ポリウレ
タン工業社製);トリイソシアネート化合物、例えば、
デスモデュールIL(バイエル社製)、トリフェニルメ
タントリイソシアネート、トリス(イソシアネートフェ
ニルメタン)、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシ
アネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネー
ト等が挙げられる。
【0013】本発明の接着剤の主剤は、上記のトリイソ
シアネート化合物1モルに上記のポリオールを3モルの
割合で反応させ、3個のイソシアネート基のそれぞれに
ポリオールをウレタン結合によって結合させることによ
り生成する。ポリオールは、同種のポリエステルポリオ
ール、異種のポリエステルポリオールの組み合わせ、同
種のウレタン変性ポリオール、異種のウレタン変性ポリ
オールの組み合わせ、ポリエステルポリオールとウレタ
ン変性ポリオールの組み合わせ等のいずれであってもよ
い。反応は通常のポリウレタンの製造条件に従って行わ
れ、反応自体は特に制限されるものではない。このよう
にして得られる主剤の水酸基価は、5〜30(計算分子
量は約3〜6万である)の範囲が好ましく、更に好まし
くは5〜20、より好ましくは5〜10である。主剤の
水酸基価が30を超えると接着物の耐熱水性試験におい
て部分的にピンホール様の接着不良箇所が目立ち易くな
る。
シアネート化合物1モルに上記のポリオールを3モルの
割合で反応させ、3個のイソシアネート基のそれぞれに
ポリオールをウレタン結合によって結合させることによ
り生成する。ポリオールは、同種のポリエステルポリオ
ール、異種のポリエステルポリオールの組み合わせ、同
種のウレタン変性ポリオール、異種のウレタン変性ポリ
オールの組み合わせ、ポリエステルポリオールとウレタ
ン変性ポリオールの組み合わせ等のいずれであってもよ
い。反応は通常のポリウレタンの製造条件に従って行わ
れ、反応自体は特に制限されるものではない。このよう
にして得られる主剤の水酸基価は、5〜30(計算分子
量は約3〜6万である)の範囲が好ましく、更に好まし
くは5〜20、より好ましくは5〜10である。主剤の
水酸基価が30を超えると接着物の耐熱水性試験におい
て部分的にピンホール様の接着不良箇所が目立ち易くな
る。
【0014】本発明の硬化性接着剤は、以上に説明した
末端水酸基含有プレポリマー鎖を3本有する化合物を主
剤とし、硬化剤、溶剤及び必要に応じてその他の添加剤
を配合したものであり、通常、主剤、溶剤、硬化剤以外
のその他の添加剤からなる主剤成分と硬化剤の溶液から
なる硬化剤成分との二液型接着剤として使用される。硬
化剤としては、通常のポリウレタン系接着剤の硬化剤と
して用いられているポリイソシアネート化合物が用いら
れる。代表的な硬化剤は、前記のトリイソシアネート化
合物である。又、前記のジイソシアネート化合物も用い
られる。溶剤としては、ポリウレタン系接着剤で従来か
ら用いられている酢酸エチル、メチルエチルケトン(M
EK)、トルエン等の溶剤が用いられる。その他の添加
剤としては、接着力や耐熱水性(熱水中における接着
力)等を改善するために、シランカップリング剤、エポ
キシ樹脂、粘着性付与剤や安定剤等が、接着剤の要求性
能に応じて適宜用いられる。好ましい添加剤はシランカ
ップリング剤、特にエポキシ基を有するもの及びエポキ
シ樹脂である。エポキシ樹脂はポリウレタン系接着剤で
従来から用いられているものが使用でき、特に制限され
ない。
末端水酸基含有プレポリマー鎖を3本有する化合物を主
剤とし、硬化剤、溶剤及び必要に応じてその他の添加剤
を配合したものであり、通常、主剤、溶剤、硬化剤以外
のその他の添加剤からなる主剤成分と硬化剤の溶液から
なる硬化剤成分との二液型接着剤として使用される。硬
化剤としては、通常のポリウレタン系接着剤の硬化剤と
して用いられているポリイソシアネート化合物が用いら
れる。代表的な硬化剤は、前記のトリイソシアネート化
合物である。又、前記のジイソシアネート化合物も用い
られる。溶剤としては、ポリウレタン系接着剤で従来か
ら用いられている酢酸エチル、メチルエチルケトン(M
EK)、トルエン等の溶剤が用いられる。その他の添加
剤としては、接着力や耐熱水性(熱水中における接着
力)等を改善するために、シランカップリング剤、エポ
キシ樹脂、粘着性付与剤や安定剤等が、接着剤の要求性
能に応じて適宜用いられる。好ましい添加剤はシランカ
ップリング剤、特にエポキシ基を有するもの及びエポキ
シ樹脂である。エポキシ樹脂はポリウレタン系接着剤で
従来から用いられているものが使用でき、特に制限され
ない。
【0015】本発明の硬化性接着剤は、食品包装材の製
造用に特に適した接着剤である。食品包装材として使用
されるラミネートフィルムを本発明の硬化性接着剤を用
いて製造する場合には、上記の二液を合わせた固形分を
20〜50重量%程度に調製した硬化性接着剤をラミネ
ートするフィルムに塗布し、溶剤を乾燥後、接着剤塗布
フィルムと接着剤不塗布フィルムとを貼り合わせる。
造用に特に適した接着剤である。食品包装材として使用
されるラミネートフィルムを本発明の硬化性接着剤を用
いて製造する場合には、上記の二液を合わせた固形分を
20〜50重量%程度に調製した硬化性接着剤をラミネ
ートするフィルムに塗布し、溶剤を乾燥後、接着剤塗布
フィルムと接着剤不塗布フィルムとを貼り合わせる。
【0016】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中の部又は%は重量基準であ
る。
具体的に説明する。尚、文中の部又は%は重量基準であ
る。
【0017】参考例1(両末端水酸基含有ポリエステル
ポリオールの製造例) 配合例 1 ジメチルテレフタル酸 0.2モル イソフタル酸 0.7モル セバチン酸 0.1モル 計 1.0モル エチレングリコール 0.1モル ネオペンチルグリコール 0.6モル 1,6−ヘキサンジオール 0.3モル 計 1.0モル 上記酸成分に対し、上記グリコール成分を15モル%過
剰に真空反応釜に原料の全量を仕込む。反応は完全窒素
雰囲気の下で実施する。170〜210℃で6時間エス
テル交換反応を行い、続いてテトラブチルチタネート
(触媒)を0.001モルを仕込み、210〜220℃
で1時間、約10〜15mmHgの減圧下、脱水縮合反
応を実施し、水酸基価約37の両末端水酸基ポリエステ
ルポリオールを得た。
ポリオールの製造例) 配合例 1 ジメチルテレフタル酸 0.2モル イソフタル酸 0.7モル セバチン酸 0.1モル 計 1.0モル エチレングリコール 0.1モル ネオペンチルグリコール 0.6モル 1,6−ヘキサンジオール 0.3モル 計 1.0モル 上記酸成分に対し、上記グリコール成分を15モル%過
剰に真空反応釜に原料の全量を仕込む。反応は完全窒素
雰囲気の下で実施する。170〜210℃で6時間エス
テル交換反応を行い、続いてテトラブチルチタネート
(触媒)を0.001モルを仕込み、210〜220℃
で1時間、約10〜15mmHgの減圧下、脱水縮合反
応を実施し、水酸基価約37の両末端水酸基ポリエステ
ルポリオールを得た。
【0018】参考例2(両末端水酸基含有ポリエステル
ポリオールの製造例) 配合例 2 ジメチルテレフタル酸 0.2モル イソフタル酸 0.5モル アジピン酸 0.3モル 計 1.0モル エチレングリコール 0.5モル ネオペンチルグリコール 0.3モル 1,4−ブタンジオール 0.2モル 計 1.0モル 上記酸成分に対し、上記グリコール成分を10モル%過
剰に真空反応釜に原料の全量を仕込む。反応は完全窒素
雰囲気の下で実施する。170〜210℃で6時間、エ
ステル交換反応を行い、続いてテトラブチルチタネート
(触媒)を0.001モルを仕込み、210〜220℃
で3時間、約1〜5mmHgの減圧下、脱水縮合反応を
実施し、水酸基価約12の両末端水酸基ポリエステルポ
リオールを得た。
ポリオールの製造例) 配合例 2 ジメチルテレフタル酸 0.2モル イソフタル酸 0.5モル アジピン酸 0.3モル 計 1.0モル エチレングリコール 0.5モル ネオペンチルグリコール 0.3モル 1,4−ブタンジオール 0.2モル 計 1.0モル 上記酸成分に対し、上記グリコール成分を10モル%過
剰に真空反応釜に原料の全量を仕込む。反応は完全窒素
雰囲気の下で実施する。170〜210℃で6時間、エ
ステル交換反応を行い、続いてテトラブチルチタネート
(触媒)を0.001モルを仕込み、210〜220℃
で3時間、約1〜5mmHgの減圧下、脱水縮合反応を
実施し、水酸基価約12の両末端水酸基ポリエステルポ
リオールを得た。
【0019】参考例3(両末端水酸基含有ウレタン変性
カルボジオールの製造例) 配合例 3 カルボジオールP−2000(水酸基価56) 3モル ( 社製) トリレンジイソシアネート 2モル をトルエン90%溶液とし、これを反応釜に仕込み、温
度約80℃で4時間反応させた後、トルエンで更に希釈
し固形分75%の水酸基価13.2のウレタン変性カル
ボジオール溶液を得た(樹脂成分100%換算水酸基価
約18.6)。
カルボジオールの製造例) 配合例 3 カルボジオールP−2000(水酸基価56) 3モル ( 社製) トリレンジイソシアネート 2モル をトルエン90%溶液とし、これを反応釜に仕込み、温
度約80℃で4時間反応させた後、トルエンで更に希釈
し固形分75%の水酸基価13.2のウレタン変性カル
ボジオール溶液を得た(樹脂成分100%換算水酸基価
約18.6)。
【0020】参考例4(両末端水酸基含有ウレタン変性
ポリエステルポリオールの製造例) 配合例 4 参考例1で得たポリエステルポリオール 2モル トリレンジイソシアネート 1モル を参考例3と同様の方法で反応させ、固形分75%の水
酸基価13.8のウレタン変性ポリエステルポリオール
を得た(樹脂成分100%換算水酸基価約18.5)。
ポリエステルポリオールの製造例) 配合例 4 参考例1で得たポリエステルポリオール 2モル トリレンジイソシアネート 1モル を参考例3と同様の方法で反応させ、固形分75%の水
酸基価13.8のウレタン変性ポリエステルポリオール
を得た(樹脂成分100%換算水酸基価約18.5)。
【0021】参考例5(3官能性ポリイソシアネート化
合物の合成例〔トリメチロールプロパン(TMP)1モ
ルに対してトリレンジイソシアネート(TDI)3モル
の付加体〕 配合例 5 TDI 174.2部 酢酸エチル 73.0部 TMP 44.7部 の内、TDIと酢酸エチルを反応釜に仕込み温度65℃
に加熱し、TMPを除々に添加し、4時間反応させ、固
形分75%、NCO含有量14.4%のポリウレタンイ
ソシアネートを得た。
合物の合成例〔トリメチロールプロパン(TMP)1モ
ルに対してトリレンジイソシアネート(TDI)3モル
の付加体〕 配合例 5 TDI 174.2部 酢酸エチル 73.0部 TMP 44.7部 の内、TDIと酢酸エチルを反応釜に仕込み温度65℃
に加熱し、TMPを除々に添加し、4時間反応させ、固
形分75%、NCO含有量14.4%のポリウレタンイ
ソシアネートを得た。
【0022】実施例1 参考例5で得られた3官能ポリイソシアネート化合物
1.0モルと参考例1で得られたポリエステルポリオー
ル3.0モル(いずれも固形分100%換算での反応割
合を示す。)をMEKで固形分50%に調整後、温度6
0〜65℃で2時間反応させた後、オクチル酸第一スズ
ラウレート(触媒)を0.0005部/反応生成物10
0部添加し、更に30分間反応させて反応を完結させ、
目的の接着剤主剤組成物X1を得た。この組成物の水酸
基価は、約19(組成物100%換算)である。この組
成物を酢酸エチルで固形分50%とし、下記の配合でラ
ミネートフィルム用接着剤を調製した。 接着剤主剤組成物(固形分50%) 100.0部 コロネートL(硬化剤)(日本ポリウレタン工業社製) 10.0部 酢酸エチル(希釈溶剤) 81.0部
1.0モルと参考例1で得られたポリエステルポリオー
ル3.0モル(いずれも固形分100%換算での反応割
合を示す。)をMEKで固形分50%に調整後、温度6
0〜65℃で2時間反応させた後、オクチル酸第一スズ
ラウレート(触媒)を0.0005部/反応生成物10
0部添加し、更に30分間反応させて反応を完結させ、
目的の接着剤主剤組成物X1を得た。この組成物の水酸
基価は、約19(組成物100%換算)である。この組
成物を酢酸エチルで固形分50%とし、下記の配合でラ
ミネートフィルム用接着剤を調製した。 接着剤主剤組成物(固形分50%) 100.0部 コロネートL(硬化剤)(日本ポリウレタン工業社製) 10.0部 酢酸エチル(希釈溶剤) 81.0部
【0023】この接着剤を用いて作製したラミネートフ
ィルムを下記の評価法により性能を評価した。結果を表
1に示す。 (1)ラミネート試験フィルムの作成 印刷フィルムの作成 コロナ放電をした12μmのナイロンフィルムに、ラミ
ックF−220白(大日精化工業社製レトルト包装袋用
印刷インキ)で印刷した。 ラミネートフィルムの作成 で得られた印刷フィルムの印刷面に、上記のラミネー
ト用接着剤塗布溶液をグラビヤロールコーターで接着剤
の塗布固形分が、4.5g/m2 になるように塗布乾燥
後、直ちにコロナ放電処理した約60μmのCPP(未
延伸ポリプロピレン)フィルムとラミネートし、試験用
ラミネートフィルムを作った。 (2)レトルト試験と性能評価 レトルト試験試料の作成 上記のラミネートフィルム製袋に水を充填して密封し、
レトルト試験用試料を得た。 評価方法 130℃で30分間レトルト試験を実施し、フィルムの
浮き幅(剥離状態)を目視により下記基準により評価し
た。 ○:試験片10個の全ての浮き幅が0〜1.0mm △:試験片10個の内の5個に浮き幅が1〜3mmの剥
離がある ×:試験片10個の内の5個に浮き幅が3〜5.0mm
の剥離がある
ィルムを下記の評価法により性能を評価した。結果を表
1に示す。 (1)ラミネート試験フィルムの作成 印刷フィルムの作成 コロナ放電をした12μmのナイロンフィルムに、ラミ
ックF−220白(大日精化工業社製レトルト包装袋用
印刷インキ)で印刷した。 ラミネートフィルムの作成 で得られた印刷フィルムの印刷面に、上記のラミネー
ト用接着剤塗布溶液をグラビヤロールコーターで接着剤
の塗布固形分が、4.5g/m2 になるように塗布乾燥
後、直ちにコロナ放電処理した約60μmのCPP(未
延伸ポリプロピレン)フィルムとラミネートし、試験用
ラミネートフィルムを作った。 (2)レトルト試験と性能評価 レトルト試験試料の作成 上記のラミネートフィルム製袋に水を充填して密封し、
レトルト試験用試料を得た。 評価方法 130℃で30分間レトルト試験を実施し、フィルムの
浮き幅(剥離状態)を目視により下記基準により評価し
た。 ○:試験片10個の全ての浮き幅が0〜1.0mm △:試験片10個の内の5個に浮き幅が1〜3mmの剥
離がある ×:試験片10個の内の5個に浮き幅が3〜5.0mm
の剥離がある
【0024】実施例2 参考例2で得られたポリエステルポリオールを用いる以
外は実施例1と同様の方法で接着剤主剤組成物X2を得
た。この組成物の水酸基価は約6.3(組成物100%
換算)である。実施例1と同様にして接着剤を作製し、
且つ同様にしてラミネートフィルムを作製して評価し
た。結果を表1に示す。
外は実施例1と同様の方法で接着剤主剤組成物X2を得
た。この組成物の水酸基価は約6.3(組成物100%
換算)である。実施例1と同様にして接着剤を作製し、
且つ同様にしてラミネートフィルムを作製して評価し
た。結果を表1に示す。
【0025】実施例3 参考例4で得られたウレタン変性ポリエステルポリオー
ルを用いる以外は実施例1と同様の方法で接着剤主剤組
成物X3を得た。この組成物の水酸基価は、約9.2
(組成物100%換算)である。実施例1と同様にして
接着剤を作製し、且つ同様にしてラミネートフィルムを
作製して評価した。結果を表1に示す。
ルを用いる以外は実施例1と同様の方法で接着剤主剤組
成物X3を得た。この組成物の水酸基価は、約9.2
(組成物100%換算)である。実施例1と同様にして
接着剤を作製し、且つ同様にしてラミネートフィルムを
作製して評価した。結果を表1に示す。
【0026】実施例4 参考例5で得られた3官能ポリイソシアネート化合物
1.0モルと参考例3で得られたポリウレタン変性ポリ
オール1.0モル及び参考例1で得られたポリエステル
ポリオール2.0モルを用い、実施例1と同様の方法で
接着剤主剤組成物X4を得た。この組成物の水酸基価は
約10.1(組成物100%換算)である。実施例1と
同様にして接着剤を作製し、且つ同様にしてラミネート
フィルムを作製し評価した。結果を表1に示す。
1.0モルと参考例3で得られたポリウレタン変性ポリ
オール1.0モル及び参考例1で得られたポリエステル
ポリオール2.0モルを用い、実施例1と同様の方法で
接着剤主剤組成物X4を得た。この組成物の水酸基価は
約10.1(組成物100%換算)である。実施例1と
同様にして接着剤を作製し、且つ同様にしてラミネート
フィルムを作製し評価した。結果を表1に示す。
【0027】実施例5 参考例5で得られた3官能ポリイソシアネート化合物
1.0モル、参考例1で得られたポリエステルポリオー
ル2.0モル及び参考例4で得られたウレタン変性ポリ
エステルポリオール1.0モルを実施例1と同様に反応
させた。得られた接着剤主剤組成物X5の水酸基価は、
約10.3(組成物100%換算)である。実施例1と
同様にして接着剤を作製し、且つ同様にしてラミネート
フィルムを作製し評価した。結果を表1に示す。
1.0モル、参考例1で得られたポリエステルポリオー
ル2.0モル及び参考例4で得られたウレタン変性ポリ
エステルポリオール1.0モルを実施例1と同様に反応
させた。得られた接着剤主剤組成物X5の水酸基価は、
約10.3(組成物100%換算)である。実施例1と
同様にして接着剤を作製し、且つ同様にしてラミネート
フィルムを作製し評価した。結果を表1に示す。
【0028】比較例1 参考例2で得られたポリエステルポリオールを主剤(比
較例主剤1)として用い、下記の配合で接着剤を調製し
た。 接着剤主剤組成物(固形分50%) 100.0部 コロネートL(硬化剤)(日本ポリウレタン工業社製) 10.0部 酢酸エチル(希釈溶剤) 81.0部 得られた接着剤を用いて実施例1と同様にしてラミネー
トフィルムを作製し評価した。結果を表1に示す。
較例主剤1)として用い、下記の配合で接着剤を調製し
た。 接着剤主剤組成物(固形分50%) 100.0部 コロネートL(硬化剤)(日本ポリウレタン工業社製) 10.0部 酢酸エチル(希釈溶剤) 81.0部 得られた接着剤を用いて実施例1と同様にしてラミネー
トフィルムを作製し評価した。結果を表1に示す。
【0029】比較例2 参考例4で得られたウレタン変性ポリエステルポリオー
ルを主剤(比較例主剤2)として用い、下記配合で接着
剤を調製した。 接着剤主剤組成物(固形分50%) 100.0部 コロネートL(硬化剤)(日本ポリウレタン工業社製) 10.0部 酢酸エチル(希釈溶剤) 81.0部 得られた接着剤を用いて実施例1と同様にしてラミネー
トフィルムを作製し評価した。結果を表1に示す。
ルを主剤(比較例主剤2)として用い、下記配合で接着
剤を調製した。 接着剤主剤組成物(固形分50%) 100.0部 コロネートL(硬化剤)(日本ポリウレタン工業社製) 10.0部 酢酸エチル(希釈溶剤) 81.0部 得られた接着剤を用いて実施例1と同様にしてラミネー
トフィルムを作製し評価した。結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】実施例6 プラスチックフィルムとアルミ箔のラミネート用の接着
剤を下記の配合で調製した。 接着剤主剤X2(酢酸エチルで固形分50%に調整) 100部 エピコート1001(エポキシ樹脂:油化シェル社製) 2部 グリシジルプロピルメトキシシラン(シランカッフ゜リンク剤) 0.2部 酢酸エチル 81部 コロネートL(硬化剤:日本ポリウレタン工業社製) 10部
剤を下記の配合で調製した。 接着剤主剤X2(酢酸エチルで固形分50%に調整) 100部 エピコート1001(エポキシ樹脂:油化シェル社製) 2部 グリシジルプロピルメトキシシラン(シランカッフ゜リンク剤) 0.2部 酢酸エチル 81部 コロネートL(硬化剤:日本ポリウレタン工業社製) 10部
【0032】この接着剤を用い、以下のようにしてプラ
スチックフィルムとアルミ箔のラミネートを作製し、実
施例1と同じ評価法によりレトルト試験を行った。結果
を表2に示す。 〔ラミネート試験フィルムの作製〕 印刷フィルムの作製 コロナ放電をした12μmのポリエチレンテレフタレー
ト(PET)フィルムに、ラミックF−220白(大日
精化工業社製レトルト包装袋用印刷インキ)で印刷した
フィルムを作成した。 ラミネートフィルムの作製 上記の印刷フィルムの印刷面に接着剤塗布溶液をグラビ
ヤロールコーターで接着剤の塗布固形分が、4.5g/
m2 になるように塗布乾燥後、直ちに8μmのアルミ箔
をラミネートした。そして更にこのラミネートしたアル
ミ箔側に接着剤溶液を同様に同量塗布しコロナ放電処理
した約60μmのCPPフィルムとラミネートして試験
用のラミネートフィルムを作製した。
スチックフィルムとアルミ箔のラミネートを作製し、実
施例1と同じ評価法によりレトルト試験を行った。結果
を表2に示す。 〔ラミネート試験フィルムの作製〕 印刷フィルムの作製 コロナ放電をした12μmのポリエチレンテレフタレー
ト(PET)フィルムに、ラミックF−220白(大日
精化工業社製レトルト包装袋用印刷インキ)で印刷した
フィルムを作成した。 ラミネートフィルムの作製 上記の印刷フィルムの印刷面に接着剤塗布溶液をグラビ
ヤロールコーターで接着剤の塗布固形分が、4.5g/
m2 になるように塗布乾燥後、直ちに8μmのアルミ箔
をラミネートした。そして更にこのラミネートしたアル
ミ箔側に接着剤溶液を同様に同量塗布しコロナ放電処理
した約60μmのCPPフィルムとラミネートして試験
用のラミネートフィルムを作製した。
【0033】実施例7 下記の配合で調製した接着剤を使用する以外は実施例6
と同様にしてプラスチックフィルムとアルミ箔とのラミ
ネートを作製し評価した。結果を表2に示す。 接着剤主剤X3(酢酸エチルで固形分50%に調整) 100部 エピコート1001(エポキシ樹脂:油化シェル社製) 2部 グリシジルプロピルメトキシシラン(シランカッフ゜リンク剤) 0.2部 酢酸エチル 81部 コロネートL(硬化剤:日本ポリウレタン工業社製) 10部
と同様にしてプラスチックフィルムとアルミ箔とのラミ
ネートを作製し評価した。結果を表2に示す。 接着剤主剤X3(酢酸エチルで固形分50%に調整) 100部 エピコート1001(エポキシ樹脂:油化シェル社製) 2部 グリシジルプロピルメトキシシラン(シランカッフ゜リンク剤) 0.2部 酢酸エチル 81部 コロネートL(硬化剤:日本ポリウレタン工業社製) 10部
【0034】比較例3 下記の配合で調製した接着剤使用する以外は実施例6と
同様にしてプラスチックフィルムとアルミ箔のラミネー
トを作製し評価した。結果を表2に示す。 参考例2で得られたポリエステルポリオール 100部 (酢酸エチルで固形分50%に調整) エピコート1001(エポキシ樹脂:油化シェル社製) 2部 グリシジルプロピルメトキシシラン(シランカッフ゜リンク剤) 0.2部 酢酸エチル 81部 コロネートL(硬化剤:日本ポリウレタン工業社製) 10部
同様にしてプラスチックフィルムとアルミ箔のラミネー
トを作製し評価した。結果を表2に示す。 参考例2で得られたポリエステルポリオール 100部 (酢酸エチルで固形分50%に調整) エピコート1001(エポキシ樹脂:油化シェル社製) 2部 グリシジルプロピルメトキシシラン(シランカッフ゜リンク剤) 0.2部 酢酸エチル 81部 コロネートL(硬化剤:日本ポリウレタン工業社製) 10部
【0035】比較例4 下記の配合で調製した接着剤を使用する以外は実施例6
と同様にしてプラスチックフィルムとアルミ箔とのラミ
ネートを作製し評価した。結果を表2に示す。 参考例4で得られたウレタン変性ポリエステルポリオール 100部 (酢酸エチルで固形分50%に調整) エピコート1001(エポキシ樹脂:油化シェル社製) 2部 グリシジルプロピルメトキシシラン(シランカッフ゜リンク剤) 0.2部 酢酸エチル 81部 コロネートL(硬化剤:日本ポリウレタン工業製) 10部
と同様にしてプラスチックフィルムとアルミ箔とのラミ
ネートを作製し評価した。結果を表2に示す。 参考例4で得られたウレタン変性ポリエステルポリオール 100部 (酢酸エチルで固形分50%に調整) エピコート1001(エポキシ樹脂:油化シェル社製) 2部 グリシジルプロピルメトキシシラン(シランカッフ゜リンク剤) 0.2部 酢酸エチル 81部 コロネートL(硬化剤:日本ポリウレタン工業製) 10部
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】以上の本発明によれば、耐熱水性に優
れ、接着不良によるピンホール様の剥離のないラミネー
トフィルムの製造が可能となる。従って、本発明の硬化
性接着剤を用いることにより、レトルト適性に優れ、部
分的接着不良のないレトルト食品用包装材が提供され
る。
れ、接着不良によるピンホール様の剥離のないラミネー
トフィルムの製造が可能となる。従って、本発明の硬化
性接着剤を用いることにより、レトルト適性に優れ、部
分的接着不良のないレトルト食品用包装材が提供され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 安希彦 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 (72)発明者 深井 正喜 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 大日精化工業株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 末端水酸基含有プレポリマー鎖を3本有
する化合物を主剤とすることを特徴とする硬化性接着
剤。 - 【請求項2】 主剤が、トリイソシアネート化合物1モ
ルと両末端に水酸基を有するポリオール3モルとを反応
させてなる請求項1に記載の硬化性接着剤。 - 【請求項3】 主剤の水酸基価が、5〜30である請求
項1に記載の硬化性接着剤。 - 【請求項4】 ポリオールの水酸基価が10〜150で
ある請求項2に記載の硬化性接着剤。 - 【請求項5】 ポリオールが、2官能性ポリエステルポ
リオール及び/又はウレタン変性2官能性ポリオールで
ある請求項2に記載の硬化性接着剤。 - 【請求項6】 ポリエステルポリオールが、芳香族ジカ
ルボン酸100〜60モル%と脂肪族ジカルボン酸0〜
40モル%とからなる酸成分と、ネオペンチルグリコー
ルと1,6−ヘキサングリコールとの合計がジオール成
分中50モル%以上であり、エチレングリコール10〜
20モル%及び残りがその他のジオールからなるジオー
ル成分とからなる、水酸基価が10〜60のポリエステ
ルポリオールである請求項5に記載の硬化性接着剤。 - 【請求項7】 ウレタン変成2官能性ポリオールが、水
酸基価が10〜150のポリエステルポリオールとジイ
ソシアネート化合物との反応によって得られる、水酸基
価が10〜60の末端水酸基含有ウレタン変性2官能性
ポリオールである請求項5に記載の硬化性接着剤。 - 【請求項8】 トリイソシアネート化合物が、トリメチ
ロールプロパンとジイソシアネート化合物との付加体、
実質的にイソシアネート基を3個含有するイソシアネー
ト化合物縮合体及び3個のイソシアネート基含有化合物
から選択される少なくとも1種の化合物である請求項2
に記載の硬化性接着剤。 - 【請求項9】 シランカップリング剤を含有する請求項
1に記載の硬化性接着剤。 - 【請求項10】 エポキシ樹脂を含有する請求項1に記
載の硬化性接着剤。 - 【請求項11】 食品包装材用の請求項1に記載の硬化
性接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7107812A JPH08283690A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 硬化性接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7107812A JPH08283690A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 硬化性接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08283690A true JPH08283690A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14468667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7107812A Pending JPH08283690A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 硬化性接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08283690A (ja) |
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1995
- 1995-04-10 JP JP7107812A patent/JPH08283690A/ja active Pending
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