JPS6164777A - ポリウレタン系接着剤 - Google Patents

ポリウレタン系接着剤

Info

Publication number
JPS6164777A
JPS6164777A JP18644984A JP18644984A JPS6164777A JP S6164777 A JPS6164777 A JP S6164777A JP 18644984 A JP18644984 A JP 18644984A JP 18644984 A JP18644984 A JP 18644984A JP S6164777 A JPS6164777 A JP S6164777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molecular weight
polyisocyanate compound
polyol
adhesive
terminated prepolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18644984A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Kunii
国井 宣明
Kaoru Oguro
薫 小黒
Yukio Matsumoto
幸夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP18644984A priority Critical patent/JPS6164777A/ja
Publication of JPS6164777A publication Critical patent/JPS6164777A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二液型のポリウレタン系接着剤に関するもので
あり、特に固形分濃度を高くすることのできる接着剤で
あって、可撓性の高い接着剤硬化物を与えうるポリウレ
タン系接着剤に関するものである。
二液型のポリウレタン系接着剤はポリオールなどのイン
シアネート基反応性の官能基を2以上有する化合物を含
む成分と2以上のインシアネート基を有する化合物を含
む成分の2成分からなる。これら2成分はまた主剤およ
び硬化剤と呼ばれることもある。以下本発明では主剤た
る前者の成分をA液、硬化剤たる後者の成分をB液と呼
ぶ、これら2液は使用′時に混合され、この混合物が接
着される基材に適用される。ポリウレタン系接着剤の要
求性能はその用途によって異なることが多い、しかし一
般的な要求性能としては共通して低粘度であること、硬
化時の反応性が高く短時間で硬化しうること、ポットラ
イフ(A液とB液の混合後の可使用時間)が長いこと、
耐薬品性、耐水性、耐水蒸気性などの耐性が高いことな
どがある。また、接着剤は溶剤なしでは高粘度であって
も、少量の溶剤の使用によって低粘度の溶液となること
が好ましく、この高濃度溶液で使用しうる性能、即ちハ
イソリッド化性も望ましい性質であることが多い、また
、ポリウレタン系接着剤は多くの場合黄変化し易いもの
であるが、透明な被接着物が要求されるような用途にお
いては黄変化し難いものが望ましい0本発明者は、軟質
フオーム、軟質プラスチックシート、可撓性プラスチソ
クンート、布帛、その他の可撓性基材の接着に適したポ
リウレタン系接着剤について検討を行なった。特に、軟
質フオーム−布帛、軟質プラスチックシート−布帛、可
撓性プラスチックシート−布帛、布帛−布帛などの少な
くとも一方が布帛である基材の接着に適する接着剤につ
いて検討を行なった。これら可撓性基材の接着の場合、
上記一般的な要求性能に加えて接着剤硬化物自身も可撓
性が高いことが好ましく、また少なくとも一方の基材が
布帛の場合は布帛への接着剤の浸入が少なく、さらに布
帛の風合いなどの性質を低下させないことが望まれる。
本発明者は上記種々の要求性能を満足しうる二液型のポ
リウレタン系接着剤、特に可撓性の高い基材の接着に適
した接着剤について検討を行なった。二液型のポリウレ
タン系接着剤としてポリオールとポリイソシアネート化
合物を反応させて得られる水酸基末端プレポリマーをA
液とし、ポリイソシアネート化合物またはポリオールと
ポリインシアネート化合物を反応させて得られるイソシ
アネート基末端プレポリマーをB液とした接着剤が公知
である。この接着剤のA液に使用されるポリオールとし
ては、ポリエーテルポリオールやポリエステルポリオー
ルが使用されている。これらポリオールの分子量は通常
水酸基当り平均約l000以下であるが、低分子量とな
る程接着剤硬化物の可撓性が低下し、また布帛に適用し
た場合風合い等の性質の低下が著しくなる。またポリエ
ステルポリオールは通常耐水性、耐水蒸気性等が不充分
になり易く粘度も高い、そこで、従来使用されていたも
のよりもはるかに高い分子量のポリエーテルポリオール
の使用について検討した。このような高分子量のポリオ
ールの内、ポリエーテルジオールを使用したものは耐溶
剤性が不充分で、さらに布帛に適用した場合には接着剤
の布帛への浸入が著しいことがわかった。そこで3価以
とのポリエーテルポリオールを使用したところ、布帛へ
の浸入の問題は解決されたが、耐溶剤性や耐水性の改善
は不充分であった。
禾発明者は上記3価以上の高分子量ポリエーテルポリオ
ールを使用した接着剤の耐溶剤性や耐水蒸気性等の改善
についてさらに検討を行なった結果、A液に3価以上の
低分子量ポリエーテルポリオールを使用して得られる水
##基末端プレポリマーを少量配合することによりこれ
らの問題を解決しうるばかりでなく、前記可撓性や風合
い等の性質もほとんど低下することがないことを見い出
した。なお、前記黄変化の問題は無黄変性ポリイソシア
ネート化合物を使用することにより解決された0本発明
はA液にこの、2種の水酸基末端プレポリマーを含むこ
とを特徴とする二液型のポリウレタン系接着剤であり、
即ち、 二液型のポリウレタン系接着剤において、一方の液が、
水酸基当りの平均分子量が約1500以上でかつ平均約
3価以上のポリエーテルポリオールと無黄変性ポリイソ
シアネート化合物とを反応させて得られる水酸基末端プ
レポリマーと、水l!!!1基当りの平均分子量が約4
00以下でかつ平均約3価以上のポリエーテルポリオー
ルと無黄変性ポリイソシアネート化合物を反応させて得
られる水酸基末端プレポリマーを含み、他方の液が、無
黄変性ポリイソシアネート化合物および/または無黄変
性ポリイソシアネート化合物と低分子量のポリオールを
反応させて得られるインシアネート基末端プレポリマー
を含むことを特徴とする二液型のポリウレタン系接着剤
である。
本発明における水酸基当りの平均分子量が約1500以
上でありかつ平均約3価以上のポリエーテルポリオール
としては、単独ポリエーテルポリオールばかりでなく分
子量や価数の平均が上記数値以上となる限り2種以上の
ポリエーテルポリオールの混合物であってもよい、好ま
しい水m基当りの平均分子量は約1700〜3000で
あり、平均価数は約3〜6である。この高分子量ポリエ
ーテルポリオールとしてはポリエーテルトリオールが最
も好ましいが、4価以上のポリエーテルポリオールやそ
れとポリエーテルトリオールとの混合物であってもよい
、また、4価以上のポリエーテルポリオールまたはそれ
とポリエーテルトリオールとの混合物に平均価数が約3
以上となる限り少量のポリエーテルジオールを混入して
もよい0分子量の面からも平均分子量が約1500以上
、好ましくは約1700以上となる限り少量の水酸基当
りの平均分子量がそれ以下のポリエーテルポリオールを
併用することができる。好ましい高分子量ポリエーテル
ポリオールは水酸基当りの平均分子量約1700〜30
00のポリエーテルトリオールの実質的に1種のみから
なるか、それを主成分とする水酸基当りの平均分子量が
約1500以上の4価以上のポリエーテルポリオールと
の混合物である。
水酸基当りの平均分子量が約400以下の平均約3価以
上のポリエーテルポリオールとしては、上記高分子量の
ポリエーテルポリオールと同様、水酸基当りの平均分子
量と平均価数がこの範囲となる限り2種以上のポリエー
テルポリオールの混合物であってもよい、また、場合に
より少量の多価アルコールを含んでいてもよいが、通常
はポリエーテルポリオールのみが使用される。好ましい
水酸基当りの平均分子量は約60〜300であり、好ま
しい平均価数は約3〜4である。最も好ましい低分子量
のポリエーテルポリオールは水酸基当りの平均分子量が
約80〜170のポリエーテルトリオールである。
3価以上のポリエーテルポリオールは3価以上の開始剤
に炭素数2〜4のアルキレンオキシドを付加して製造さ
れるものが適当である。開始剤としては多価アルコール
、多価フェノール、アルカノールアミン、ポリアミン、
その他の化合物、および七れらの混合物などがあり、特
に多価アルコールが好ましい、3価以上の多価アルコー
ルとしては、たとえば、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、
ジグリセリン。
テキストロース、ソルビトール、シュークロースナトが
ある。アルキレンオキシドとしては特にプロピレンオキ
シド、エチレンオキシドおよびブチレンオキシドが好ま
しく、特にプロピレンオキシドのみかプロピレンオキシ
ドとエチレンオキシドの併用が好ましい。後者の場合、
プロピレンオキシドとエチレンオキシドとを混合して付
加させることも、別々に順次付加させることもできる。
高分子量ポリエーテルポリオールにおいて、オキシエチ
レン基含量が過剰であると接着剤の耐水性や耐水蒸気性
等が低下するのでオキシエチレン基含量は約30重量%
以下、特に約20重量%以下が好ましい、また、オキシ
エチレン基が存在するポリエーテルポリオールの場合は
、そのオキシエチレン基はポリエーテル鎖の末端部分に
存在することが反応性の面から好ましい、特に好ましい
前記高分子量のポリエーテルポリオールはポリエーテル
鎖の末端部分に約5〜20重量%のオキシエチレン基を
含むポリオキシプロピレンオキシエチレンポリオールで
ある。前記低分子量のポリエーテルポリオールはオキシ
エチレン基を含まないポリオキシプロピレンポリオール
が適邑であるが、場合によりオキシエチレン基を含むポ
リエーテルポリオールであってもよい。
無黄変性ポリイソシアネート化合物は芳香核に直接結合
したインシアネート基を含まず、かつ2以上のインシア
ネート基を含む化合物、およびその変性物である。たと
えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチレ
ンジイソシアネート、トリメチルへキサメチレンジイソ
シアネート、リジンジイソシアネート、その他の脂肪族
ポリイソシアネート、インホロンジイソシアネート、ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネート、ビス(インシ
アネートメチル)シクロヘキサン、シクロヘキシルジイ
ソシアネート、その他の脂環族ポリイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、α、α、α′、α−−テト
ラメチルキシリレンジイソシアネート、その他の芳香族
ポリインシアネートなどがある。変性体としては、これ
らのポリイソシアネートのプレポリマー型変性体、カル
ボジイミド変性体、ウレア変性体、ビューレット変性体
、二量体、三量体、その他の変性体がある。
水酸基末端プレポリマーは前記ポリエーテルポリオール
とそれに対して当量以下の無黄変性ポリイソシアネート
化合物とを反応させて得られる。無黄変性ポリイソシア
ネート化合物の使用量が当量に近づく程プレポリャーの
分子量が大きくなり粘度が上昇する。従って、イソシア
ネート基/水酸基の数の比が0.5〜0.8の割合でポ
リエーテルポリオールと無黄変性ポリイソシアネート化
合物を反応させることが好ましい、特に、高分子量のポ
リエーテルポリオールを使用した水酸基末端プレポリマ
ーを製造する場合はその数の比は0.8〜0.75であ
ることが好ましく、低分子量ポリエーテルポリオールを
使用した水酸基末端プレポリマーを製造する場合はその
数の比は0.3−0.8であることが好ましい、また、
A液中における高分子量のポリエーテルポリオールを使
用した水酸基含有プレポリマーと低分子量のポリエーテ
ルポリオールを使用した水酸基末端プレポリで−の割合
は、両者の合計に対して前者約80〜85重量%、特に
約70〜90重量%が好ましい。
A液には上記2種の水酸基末端プレポリマー以外に種々
の添加剤を配合することができる。
特に触媒は硬化時間短縮のため通常必須の添加剤である
。触媒としては有機金属化合物系触媒や第3級アミン系
触媒などの公知の触媒を使用でき、特に有機錫化合物系
触媒の使用が好ましい。また、特にポットライフを長く
するためには低温で活性が低く、硬化温度下で活性の高
い触媒の使用が好ましい、その他の添加剤としては、紫
外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤などの安定剤や難燃
剤、充填剤、可塑剤1着色剤などの添加剤があり、必要
に応じて任意に配合することができる。また、A液には
溶剤を配合することができ、特に溶剤を除く成分の混合
物の粘度(25℃)が約5QOOcp以上となる場合に
は溶剤の配合が好ましい、しかし、本発明におけるA液
の成分は比較的少量の溶剤を用いて粘度を約3000c
p以下とすることができ、特に水酸基含有プレポリマー
の濃度が50重量%以上で液の粘度を約2000cp以
下とすることが可能である。勿論、溶剤を配合しなくて
も低粘度であれば、たとえば約3000cp以下であれ
ば、溶剤を使用せずに使用することもできる。
B液は、前記無員変性ポリイソシアネート化合物、該無
黄変性ポリイソシアネート化合物とそれに対して当量以
下の低分子量のポリオールを反応させて得られるインシ
アネート末端プレポリマー、またはそれらの混合物を含
む液である。低分子量のポリオールとしては前記低分子
量のポリエーテルポリオールの他、多価アルコールやポ
リエステルポリオールなどがあるが、特に分子量約80
0以下のポリエーテルポリオールや多価アルコールが好
ましい、多価アルコールとしては前記開始剤として記載
した多価アルコールの他エチレングリコール、フロピレ
ンゲリコール、1.4−ブタンジオールなどの2価アル
コールがある。また、多価アルコールとしてこれら多価
アルコールに1分子のアルキレンオキシドを付加して得
られる多価アルコール(2分子以上のフルキレンオキシ
ド付加物はポリエーテルポリオール)や多価アルコール
の2量体、たとえばジエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、グリセリン−プロピレンオキシドH加物
、トリメチロールプロパン−プロピレンオキシド付加物
なども使用しうる。好ましい低分子量のポリエーテルポ
リオールはこれら多価アルコールに炭素数2〜4の前記
のフルキレンオキシドを付加して得られる化合物であり
、その分子量は約600以下が好ましい、より好ましい
ポリオールは約3価以上の多価アルコールやポリエーテ
ルポリオールであり、それらの混合物であってもよい、
これらポリオールと無黄変性ポリイソシアネート化合物
の反応割合は、インシアネート基/水酸基の数の比で表
して約2.5〜6.特に3.5〜5が好ましい、なお、
これらインシアネート基末端プレポリマーは前記無数変
性ポリイソシアネート化合物中プレポリマー型変性体と
同一のallに含まれるものもあり、たとえばトリメチ
ロールプロパン使用インシアネート基末端プレポリマー
はまたプレポリマー型変性ポリイソシアネートと呼ばれ
ることもある。特に好ましいB液中の化合物はイソシア
ネート基末端プレポリマー、またはそれと無黄変性ポリ
イソシアネート化合物との混合物である。これらインシ
アネート基を有する化合物を含むB液にはインシアネー
ト基と非反応性の化合物からなる添加剤を配合すること
ができる。触媒は通常配合されない、溶剤は必要により
配合することができ、B液の粘度を下げる目的で、ある
いはA液との混和性を向上させる目的で配合されること
が少なくない。
A液とB液の混合割合は、A液中の全水酸基とB液中の
全インシアネート基とがインシアネート基/水酸基の数
の比で表して約1〜2.5となる割合で混合されること
が好ましい、特に好ましいこの比は1.1〜2である。
本発明の二液型のポリウレタン系接着剤は約1時間以上
のポットライフを持たせることが可能な低粘度の接着剤
であり、ハイソリッド化が可能で場合により溶剤を使用
することなく使用しうる。また、硬化時間が短く硬化温
度(たとえば180℃)で数十秒以内に硬化させること
ができる。さらに、無黄変性で耐溶剤性、耐水性、耐水
蒸気性などの耐性に優れ、布帛に適用した場合、布帛の
風合いを低下させることが少なく、また布帛への浸入が
少ないという特徴を有する。従って、本発明の接着剤は
布帛同士。
または布帛と軟質フオーム、軟質プラスチックンート、
可撓性プラスチックフィルムなどの可撓性材料との接着
に特に適しているものである。
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例に限られるものではない。
実施例1 分子量約6500 、ポリエーテル鎖の末端部分に約1
5重量%のすキシエチレン基を有するポリオキシプロピ
レンオキシエチレントリオール2000重量部とキシリ
レンジイソシアネート重量部とを酢酸エチル溶剤137
4重量部中で70℃!1時間反応させて濃度約80重量
%の水酸基末端プレポリマー溶液を得た。一方1分子量
約300のポリオキシプロピレントリオール30Qfi
1部とキシリレンジイソシアネート124重量部とを酢
酸エチル溶剤182重量部中で70℃!4時間反lεさ
せて濃度約70重量%の水酸基末端プレポリマー溶液を
得た。前者の溶液85重液部と後者の溶液15重量部と
を混合し、さらに有機錫化合物系触媒を約0.0181
1部を加えてA液とした。A液の粘度(25℃)は約1
600cpであった。
一方、3価アルコール1モルに対しキシリレンジイソシ
アネート6モルを混合し80℃、4.5時間反応させて
得られるキシリレンジイソシアネートとインシアネート
基末端プレポリマーの混合物をB液として使用した。
A液too、ots重量部とB液7.8重量部(イソシ
アネート基/水酸基の数の比的1.20)を混合しく混
合物のポットライフは約2時間以上)、ナイロンの布帛
に塗布して180℃で硬化させたところ約15秒で硬化
した。ナイロン布帛内部への接着剤の浸入はほとんどな
く、得られたナイロン布帛の可撓性や風合いは良好であ
った。一方、接着剤のみを厚さ約25終のフィルム状に
硬化させ、これより円形平板状のサンプルを切り出し、
このサンプルをパークロルエチレン。
1.1.1−)リクロルエタン、およびミネラルターペ
ンの各溶剤に15分間浸漬し、接着剤サンプルの膨11
度をみた(耐溶剤性試験)、その結果サンプルの径方向
に1lall潤した割合はそれぞれ28駕。
36L121と低い値であった。一方、同様の試験サン
プルを120℃、10oz湿度の雰囲気下に30時間放
置し、その変化をみた(#水蒸気性試験)。
その結果、サンプルの変化はなかった。
上記A液とB液の混合物をナイロン布帛に塗布し、軟質
ポリウレタンフォームシート、ナイロンh 帛、 ポリ
エチレンテレフタレートフィルt、 (50p厚)  
、 ポリ1a化ヒニルフイルム(50p厚)、およびポ
リプロピレンフィルム(50IL厚)にそれぞれ積層し
、120℃で2分間(ただし、ポリ塩化ビニルフィルム
の場合のみ80℃、3分間)キュアし、次いでナイロン
布帛を引き剥すに必要な強度を測定した(ピーリング試
験)。
その結果を第1表に示す、なお、鉄板やガラス板に同様
にナイロン布帛を接着したところ、ピーリング試験で約
0.8kg/インチの強度を示した。
、TSI表 軟質ポリウレタンフォームシート>1.0ナイロン布帛
            0.6ポリエチレンテレフタ
レートフイルム 1.0ポリ塩化ビニルフイルム   
    0.6ポリプロピレンフイルム       
0.1実施例2.比較例 実施例と1同じ高分子量ポリオキシプロピレンオキシエ
チレントリオールを使用して得られる水酸基末端プレポ
リマー溶液と低分子量ポリオキシプロピレントリオール
を使用して得られる水酸基末端プレポリブー溶液の混合
比を75/25とする以外は実施例1と同じA液とB液
を使用して接着剤を製造した。この接着剤の特性や試験
結果を第2表に示す、なお、第2表には前記実施例1の
結果も示す。
ポリオールの種類を変える以外は実施例1と同じ原料と
反応条件を使用し、2種の水酸基末端プレポリマー溶液
を製造した(ただし、1部は高分子量ポリオールを使用
した水酸基末端プレポリマーのみ)、使用したポリオー
ルの種類は以下の通りであり、第2表にはポリオールの
種類と水酸基末端プレポリマー溶液の混合比(重量比)
を示す、このA液と実施例1と同じB液を使用して両者
を混合し、必要により溶剤量を変え(固形分と溶剤量の
重量比を第2表に示す)、実施例1と同じ試験を行なっ
た(なお、耐溶剤性はパークロルエチレン使用試験結果
のみ)、結果を第2表に示す、なお、キュアー性におい
てOは10秒以内、0は15秒以内を示し、接着力(ナ
イロン布帛同志)において@は1.0kg/インチ以上
、Oは0.5kg/インチ以上を示し、×は0.1kg
/インチを未満を示す、他の結果等を含めて、■は[、
Oは良、Δはやや不良。
Xは不良を示す。
ポリオールの種類 ポリオールA:末端オキシエチレン基割合約15[I1
分子量約8500のポリオキシプロピレンオキシエチレ
ントリオール。
ポリオールB:分子量約3000のポリオキシプロピレ
ントリオール。
ポリオールC:末端オキシエチレン基割合的20t、 
u % 、分子量約4000のポリオキシプロピレンオ
キシエチレンジオール。
ポリオールD:分子量約2000のポリオキシプロピレ
ンジオール。
ポリオールE:分子量約300のポリオキシプロピレン
トリオール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二液型のポリウレタン系接着剤において、一方の液
    が、水酸基当りの平均分子量が約 1500以上でかつ平均約3価以上のポリエーテルポリ
    オールと無黄変性ポリイソシアネート化合物とを反応さ
    せて得られる水酸基末端プレポリマーと、水酸基当りの
    平均分子量が約400以下でかつ平均約3価以上のポリ
    エーテルポリオールと無黄変性ポリイソシアネート化合
    物を反応させて得られる水酸基末端プレポリマーとを含
    み、他方の液が無黄変性ポリイソシアネート化合物およ
    び/または無黄変性ポリイソシアネート化合物と低分子
    量のポリオールとを反応させて得られるイソシアネート
    基末端プレポリマーを含むことを特徴とする二液型のポ
    リウレタン系接着剤。
JP18644984A 1984-09-07 1984-09-07 ポリウレタン系接着剤 Pending JPS6164777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18644984A JPS6164777A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 ポリウレタン系接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18644984A JPS6164777A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 ポリウレタン系接着剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6164777A true JPS6164777A (ja) 1986-04-03

Family

ID=16188647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18644984A Pending JPS6164777A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 ポリウレタン系接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6164777A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63150364A (ja) * 1986-12-12 1988-06-23 Honda Motor Co Ltd 合成樹脂製構造用外板
JPH04189536A (ja) * 1990-11-26 1992-07-08 Sekisui Chem Co Ltd 強化層の加熱剥離可能な樹脂複合管
JPH05311146A (ja) * 1990-12-27 1993-11-22 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 接着剤組成物
JPH08283690A (ja) * 1995-04-10 1996-10-29 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 硬化性接着剤
JP2000198971A (ja) * 1997-12-22 2000-07-18 Sanyo Chem Ind Ltd 二液型ドライラミネ―ト用接着剤
JP2010059362A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Mitsui Chemicals Polyurethanes Inc 二液硬化型無溶剤系接着剤
JP2016020066A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 太陽工業株式会社 多層膜材接着方法
JP2018188509A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 第一工業製薬株式会社 ポリオール組成物、ポリウレタン樹脂形成性組成物、複合材料
JP2019183143A (ja) * 2019-03-29 2019-10-24 東洋インキScホールディングス株式会社 粘着剤、粘着シート、および水酸基末端ウレタンプレポリマーの製造方法
JP2021516278A (ja) * 2018-03-07 2021-07-01 ディディピー スペシャリティ エレクトロニック マテリアルズ ユーエス エルエルシー 接着剤組成物

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63150364A (ja) * 1986-12-12 1988-06-23 Honda Motor Co Ltd 合成樹脂製構造用外板
JPH04189536A (ja) * 1990-11-26 1992-07-08 Sekisui Chem Co Ltd 強化層の加熱剥離可能な樹脂複合管
JPH05311146A (ja) * 1990-12-27 1993-11-22 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 接着剤組成物
JPH08283690A (ja) * 1995-04-10 1996-10-29 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 硬化性接着剤
JP2000198971A (ja) * 1997-12-22 2000-07-18 Sanyo Chem Ind Ltd 二液型ドライラミネ―ト用接着剤
JP2010059362A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Mitsui Chemicals Polyurethanes Inc 二液硬化型無溶剤系接着剤
JP2016020066A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 太陽工業株式会社 多層膜材接着方法
JP2018188509A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 第一工業製薬株式会社 ポリオール組成物、ポリウレタン樹脂形成性組成物、複合材料
JP2021516278A (ja) * 2018-03-07 2021-07-01 ディディピー スペシャリティ エレクトロニック マテリアルズ ユーエス エルエルシー 接着剤組成物
JP2019183143A (ja) * 2019-03-29 2019-10-24 東洋インキScホールディングス株式会社 粘着剤、粘着シート、および水酸基末端ウレタンプレポリマーの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3310868B1 (en) Latent two-part polyurethane adhesives cured with infrared radiation
EP1857480B1 (en) Two component polyurethane adhesive
US4511626A (en) One-part moisture-curable polyurethane adhesive, coating, and sealant compositions
KR101352257B1 (ko) 적어도 하나의 실란-관능성 폴리우레탄 프리폴리머를 포함하는 수분 경화성 핫멜트 접착제
JP3777479B2 (ja) 構造ポリウレタン接着剤組成物のための構造が制御されたポリウレタンプレポリマー
EP0279566B1 (en) Structural adhesive compositions
US5011902A (en) Co-catalyst system for preparing polyurethane based plywood-patch compositions
US20060205859A1 (en) Polyurethane compositions with NCO and silyl reactivity
JPH034587B2 (ja)
US6362300B1 (en) Moisture-curable polyurethane compositions
US4963636A (en) Adhesion promoters
EP0124753B1 (en) One-component polyurethane adhesive compositions
US3663513A (en) Polyurethane adhesive composition
JPH04275384A (ja) フロック接着剤
JPS6164777A (ja) ポリウレタン系接着剤
KR20090027193A (ko) 열가소성 중합체 엘라스토머 기재 또는 폴리아미드 기재용 접착 활성제, 및 상응하는 접착방법
JPWO2020158289A1 (ja) ウレタン系接着剤組成物
CN111019588B (zh) 一种耐热性好、且与油墨相溶性好的复膜用聚氨酯胶黏剂
KR20120052977A (ko) 우수한 보관 안정성을 갖는 이소시아네이트 기-함유 예비중합체
EP0346008B1 (en) Flock adhesive composition
US10494552B2 (en) Storage-stable, moisture-curing polyurethane adhesive with rapid adhesive formation on glass
US3829533A (en) Polyurethane adhesives based on omega,omega'-diisocyanate dimethylcyclohexane
JP2004143314A (ja) ポリエステルポリエーテルポリオールおよびそれを用いたウレタンプレポリマー
JP2012233143A (ja) ウレタン樹脂接着剤組成物
JP4792736B2 (ja) 有機ポリイソシアネート組成物、該有機ポリイソシアネートの製造方法、接着剤組成物及び塗料用組成物