JPS63150364A - 合成樹脂製構造用外板 - Google Patents

合成樹脂製構造用外板

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Publication number
JPS63150364A
JPS63150364A JP61295045A JP29504586A JPS63150364A JP S63150364 A JPS63150364 A JP S63150364A JP 61295045 A JP61295045 A JP 61295045A JP 29504586 A JP29504586 A JP 29504586A JP S63150364 A JPS63150364 A JP S63150364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
adhesive
main body
reinforcing member
outer panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61295045A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Okui
奥井 一之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP61295045A priority Critical patent/JPS63150364A/ja
Publication of JPS63150364A publication Critical patent/JPS63150364A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り久上二旦■公1 本発明は、例えば自動車のエンジン収納室を上方から覆
うボンネット、トランク室(荷物入れ室)の開開蓋の如
く、外表面が平滑に形成された本体板の裏面に補強部材
を宛てがって接着剤接合して成る合成樹脂製構造用外板
に関するものである。
正米且I 自動車の外板は、鋼板で形成されるのが一般的であるが
、近年では、車体の軽量化を計るために、主としてボン
ネット、開閉蓋等の外板をFRP(I雑強化樹脂)で形
成した車輌が提供されつつある(例えば、米国特許第4
.353.857号明1l1田。
米国特許第4,383,060号明号明1書参照)。F
RP製外板は、通常低収縮S M C(5heet m
oldingcompound )を用いて金型成形さ
れ、その裏面に、成形の際に一体に補強用突条を設ける
か、あるいは別体補強部材を成形後に#¥ifi剤接合
することにより、必要な剛性が与えられている。
本発明は、その本体板の裏面に別体補強部材を接着剤接
合する構造の合成樹脂製構造用外板に関するものであり
、第1図、第2図にその従来例を示している。
第1図は、自動車の合成樹脂製ボンネット01をその裏
面から見た図であり、FR,P、A8S樹脂等で形成さ
れた本体板02に沿って鍔04を有する同材質の窓付ぎ
補強板03が宛てがわれ、接着剤(例、エポキシ系、ポ
リウレタン系接着剤)o5をもって一体に接合されてい
る(第2図)。
が ′ しようとする口 しかるに、最近のSMC¥J本体板o2は、板厚2□4
m程度の薄肉のものが使用されており、この様に薄肉の
本体板02に対して常用されている接着剤05をもって
補強板03の接合を行うと、本体板o2の外表面に第2
図図示の如き゛ひけパo6が発生する傾向がある。
斯様に、接着剤接合面でひけ06が発生するのは、■本
体板02.補強板03に、成形による残留応力が存在す
る、■本体板02に補強板03を接着剤接合するために
用いる金型と、被処理剤02.03との寸法粘度の不一
致によって、該被処理剤02.03に歪が生じる、■接
着剤05を硬化させるための加熱、さらには本体板02
の外表面の塗装(加熱塗装)を行うための加熱に伴なっ
て、本体板02.補強板o3と、接着剤05との熱膨張
差による内部応力がそれ等02゜03、05に生じるの
に対し、硬化した接着剤の弾性率が大きく、本体板02
.補強板03の歪を吸収することができないためである
ロ     するた の  ゛ び 本発明の目的は、その裏面に補強部材が接着剤接合され
た本体位置の表面に、補強部材の接合による゛ひけ″が
存在しない合成樹脂製構造用外板を提供する点にある。
この目的は、ウレタン・プレポリマ−1容桓部と、硬化
剤としてのポリエーテル・ポリオール1容量部とを混合
して成る二液型接着剤であって、その硬化後の物性が、 である接着剤を用いて、合成樹脂製構造用外板本体の裏
面に合成樹脂製補強部材を接合することによって達成さ
れる。
外表面が平滑に形成された本体板(外板本体)の表面に
、補強部材を接着剤接合することによる“ひけ″が生ず
る現象を防ぐには、■本体板、補強部材の成形に伴う残
留応力の発生を極力少なくすること、■本体板と補強部
材を接合するために用いる金型と本体板、補強部材との
寸法精度の不一致をなくすこと、および■本体板に対す
る加熱塗装を行わないことが有効であろうが、これ等の
手法を実行すると、製作経費が署しく増大する。
それに対して、接着剤の物性を改良し、本体板および補
強部材に生じる歪(内部応力)を接着剤で吸収(緩和)
する手法は、有効かつ経済的である。そのために接着剤
に要求される条件は、通常使用される接着剤に比して、
■軟質であること。
■伸び率が大きいこと、■弾性率が小さいこと。
■ガラス転移点(T9)が低いこと等である。なお、ガ
ラス転移点(T3)を低くした方が好ましいのは、加熱
による接着剤の変形を容易になし、本体板および補強部
材の歪(内部応力)を吸収(緩和)せしめるためである
好適な物性条件は、硬If(ショア)I−ISD35〜
45、伸び率140%以上、引張り強さ120に!J/
ci以上、ガラス転移点(T118〜24℃であり、イ
ソシアネート系主剤1.0重B部と、硬化剤としてのポ
リエーテル・ポリオール0.7〜1.3ii部とを混合
した接着剤がこの条件を満たし、該接着剤を用いること
によって本体板表面のひけ発生を防止することができる
故」L遺 ■不飽和ポリエステル樹脂成形材料(SMC)を用いて
金型成形された厚さ2,4面の本体板(外板本体)の裏
面に、それぞれ異なる接着剤を用いて補強部材を接合し
て成る四種類の表面塗装試料1、 Il、 Dl、 I
V、および平滑度基準試料Vとして通常の自動車で採用
されている尖部補強部材付き塗装鋼板を用意した。各試
料の詳細内容を表1に示す。
(以下余白) 表1 *低収縮SMC(表面品質クラスAタイプ)へ=主剤 
、B=硬化剤。
■試料1.ff、I[[、IVでそれぞれ用いた接着剤
工。
Il、 III、 IVの物性を表2に示す。
■多試料1.U、・・・Vにつき、補強部材接合部に対
応する塗装表面の平滑度を、平行縞模様を有する透光体
を用いた投光平滑度検査法により調べた。
その結果を第3図ないし第7図に示す。
く試験結果の評価〉 ■平W1喰良好なる基準試f4Vの縞模様(第7図)と
対比すると、比較例試料■、■の縞模様の乱れが大きく
(第4図、第5図)、比較例試料IVの縞模様も多少孔
れている(第6図)。
■本発明例に係る試料工の縞模様(第3図)は比較例試
料LIff、■Vのそれに比して明らかに乱れが少なく
、基準試料Vのそれに匹敵する程度である。
■以上により、接着剤の硬度を低く、伸び率を大きく、
引張り強さを小さくづ−ることにより、本体板表面のひ
け発生を抑制し得ることが判る。ただし、引張り強さを
過度に小さくすることはできず、要求される接着強さ1
20に’J/ciは確保されるべきである。
第1図と江里 以上の説明から明らかな様に、本発明の補強部材付き合
成樹脂製構造用外板では、イソシアネート系主剤1.0
型温部と、硬化剤としてのポリエーテル・ポリオール0
.7〜1.3重間部とを混合して成る二液型接着剤であ
って、その硬化後の物性において、硬度(ショア)=H
sD を35以上とした接着剤を用いたため、本体板と
補強部材とを充分に接着することが可能な初期接着力を
(qることができ、しかも硬度くショア)H2Cを45
以下としたため、熱応力歪緩和能力を獲得することがで
きる。
また前記接着剤の硬化後の伸び率を140%以上とした
ため、充分な熱応力歪緩和力を具備させることができる
ざらに前記接着剤の硬化後の引張り強さを120に9/
crA以上としたため、本体板および補強部材の強度と
同程度以上の強度となり、接着剤の凝集破壊発生を未然
に阻止することができろ。
さらにまた前記接着剤のガラス転移点(T q )を1
8°C以上としたため、充分な初期接着剤力を獲tqす
ることができるとともに、良好な開閉耐久性を具備する
ことができ、しかもこのガラス転移点(Tg)を24℃
以下としたため、充分に大きな歪許容を得ることができ
、かつ薄肉の本体板に適合しうる程度の熱応力歪緩和レ
ベルを維持することかできる。
従って本発明においては、本体板および補強部材に生じ
た歪(内部応力)を接着剤で吸収(緩和)することがで
き、従来接着剤接合部に生じていた表面ひけを効果的に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知に係る合成樹脂製自動車用ボンネットの裏
面図、第2図はその要部断面図、第3図は本発明の一実
施例に係る合成樹脂製構造用外板本体の表面平滑度を示
ず縞模様、第4図、第5図、第6図はそれぞれ比較例に
係る合成樹脂製構造用外板本体の表面平滑度を示す縞模
様、第7図は基準平滑度(m板)を示す縞模様である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外表面が平滑に形成された合成樹脂製本体板の裏面に、
    イソシアネート系主剤1.0重量部と、硬化剤としての
    ポリエーテル・ポリオール0.7〜1.3重量部とを混
    合して成る二液型接着剤であつて、その硬化後の物性が
    、 [硬度(ショア)=H_SD35〜45 伸び率=140%以上 引張り強さ=120kg/cm^2以上 ガラス転移点(Tg)=18〜24℃] である接着剤をもつて、合成樹脂製補強部材が接合され
    ていることを特徴とする合成樹脂製構造用外板。
JP61295045A 1986-12-12 1986-12-12 合成樹脂製構造用外板 Pending JPS63150364A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444973A (ja) * 1990-06-06 1992-02-14 Chuetsu Pulp Kogyo Kk 通箱
JP2009035046A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toray Ind Inc 自動車用フード
US10137940B2 (en) 2015-05-27 2018-11-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle member joining structure and vehicle member joining method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57207667A (en) * 1981-06-12 1982-12-20 Goodrich Co B F Adhesive composition and composite material therefrom
JPS6164777A (ja) * 1984-09-07 1986-04-03 Asahi Glass Co Ltd ポリウレタン系接着剤

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