JPS6367131A - モ−ルあるいはガスケツトを形成する方法 - Google Patents

モ−ルあるいはガスケツトを形成する方法

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JPS6367131A
JPS6367131A JP10644587A JP10644587A JPS6367131A JP S6367131 A JPS6367131 A JP S6367131A JP 10644587 A JP10644587 A JP 10644587A JP 10644587 A JP10644587 A JP 10644587A JP S6367131 A JPS6367131 A JP S6367131A
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    • B29K2709/08Glass

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は板硝子の周辺部にモールあるいはガスケットを
形成する方法に関するものであり、特に板硝子を配置し
た型内に反応射出成形方法により合成樹脂原料を注入し
て板硝子の周辺部にモールあるいはガスケットを形成す
る方法に関するものである。
自動車などの車輌用の板硝子あるいは建築用板硝子の周
辺部に装飾あるいはシール等を目的として合成樹脂製の
モールやガスケツ1〜(以下両者を千−ルと総称する。
)を取り付けることは通常行なわれている。この合成樹
脂製モールの板硝子への取り(=Jけは通常あらかじめ
成形したモールを使用し、これを板硝子の周辺部へ接着
、はめ込み等の手段で取り付ける方法で行なわれている
。しかしながら、この従来の方法はあらかじめモールを
成形する必要があることや、板硝子への取すイ・1けを
必要とすることなどにより繁雑な方法であるとともに経
済f1も充分でない。また、複動1な形状をイjするモ
ールや表面に凹凸模様などを形成したモールは従来の押
出成形などによるモールの成形方法では製造困難であっ
た。
本発明者は板硝子への合成樹脂製モール取り付は方法を
種々研究検討した結果、板硝子周辺部において合成樹脂
製モールを直接成形し、これにより合成樹脂製モールが
取り付けられた板硝子を1工程で製造する方法を見い出
した。この方法では合成樹脂製モールの成形と板硝子周
辺部への取り付けを同時に行う方法であるので工程数が
省略化され経済性が改善される。さらに、板硝子の周辺
部で合成樹脂を成形することにより、より装飾性の優れ
た複雑な形状のモールを容易に成形できるようになる。
本発明はこの一体成形による周辺部に合成樹脂製モール
が形成された板硝子の製造方法であり、即ち、板硝子の
周辺部に合成樹脂製のモールあるいはガスケットを形成
する方法において、あらかじめ後述周辺部表面以外の表
面の一部ないし全部を保護材で保護した板硝子を型内に
配置し、該板硝子の周辺部表面および型内面により形成
されたキャビティー空間に固化しうる合成樹脂あるいは
その原料を注入し、合成樹脂の固化後詰板硝子を該型よ
り取り出すことを特徴とする板硝子の周辺部に合成樹脂
製の干−ルあるいはガスケットを形成する方法である。
本発明の方法の例をまず図面を用いて説明する。第1図
は板硝子を内部に配置して閉じた型の部分断面図である
。型は」−型(1)と下型(2)とからなり、板硝子(
3)はその上型(1)と下型(2)の間に位置している
。板硝子(3)の周辺部は周辺上面(4)、周辺下面(
5)および端面(6)からなり、周辺上面(4)と周辺
下面(5)の巾をそれぞれ図示したようにaとbとする
。後述するように板硝子の周辺部すべてにモールを形成
しない場合もあるので、周辺部の干−ルが形成される面
を干−ル形成面と呼び、周辺部のモールが形成されない
面を含めて板硝子の周辺部以外の表面を非モール形成面
と呼ぶことにする。
従って、図の周辺上面(4)、周辺下面(5)および端
面(6)はモール形成面であり、板硝子の他の面(71
(8)が非モール形成面である。また、板硝子(3)は
型内に配置される前にあらかじめ非モール形成面が保護
材(9)で保護されている。
保護材(9)は図のように非モール形成面の全面に存在
する。従って、型は直接板硝子(3)に接触せず、保護
材(9)を介して接触する。非モール形成面に接してい
ない上型(1)の内面(lO)、下型(2)の内面(1
1)および板硝子の干−ル形成面で囲まれた型内面がキ
ャビティー空間(12)となり、この空間(I2)に反
応射出成形方法では上下型の分割線(13)に設けられ
た注入孔を通って合成樹脂原料が注入される。他の成形
方法では一方の型に注入孔が形成されることが多い。
保護材(9)は、第1図のように非モール形成面の全面
に存在してもよく、その一部の面に存在してもよい。し
かし、少なくとも型と板硝子が直接接することがないよ
うに保護材を存在させることが好ましく、さらに型と板
硝子が近接し型および/または板硝子の変形などで両者
が接触するおそれのある部分にも保護材を存在させるこ
とが好ましい。ただし、後述シール部材が型の一部とし
て構成されている場合は、このシール部材と板硝子が直
接接触してもよい(後述第2図参照)。勿論シール部材
と板硝子は保護材を介して接触してもよい(後述第3図
参照)。また、板硝子の非モール形成面の全面を保護材
で保護する必要は必ずしもない。たとえば、型と板硝子
が接触するおそれのないあるいは少ない部分は必ずしも
保護材で保護する必要はない(後述第3図参照)。
第1図において、保護材(9)は板硝子(3)の表面を
保護するとともに、ある場合には、キャビティー空間(
12)から合成樹脂やその原料が板硝子(3)と型内面
との接触部分から漏出することを防止する。この場合、
保護材(9)の少なくともキャビティー空間(12)に
近い部分は弾性を有する材料からなることが好ましい。
保護材はモール形成後剥離しうる保護塗料の塗膜や剥離
可能な合成樹脂フィルムなど種々のものを使用しうる。
たとえば、合成樹脂のフィルムやシートの片面に後で板
硝子面から剥離しうる粘着剤や接着剤の層を設けたもの
がある。
また、シール性を要求される場合は弾性塗料を塗布して
得られる塗膜や板硝子面に接着ないし粘着した弾性体の
フィルムやシートが好ましい。
本発明においては、型と板硝子との間に保護材が存在す
るので型が板硝子に直接接触して板石11子を傷付ける
おそれがない。また、保護材は型から板硝子表面にかか
る応力を分散し、型内で板硝子が変形等によって破壊す
るおそれを低減させる。さらに保護材は板硝子表面が型
内で汚れることを防1トし、ある場合にはキャビティー
空間から漏出した合成樹脂やその原料が板硝子表面にイ
ー1着することを防止する。この保護材は板硝子周辺部
に干−ルが形成された後除去され、通常はモールが形成
された板硝子を型から取り出した後板硝子表面から剥離
除去される。
勿論、ある場合にはモール付板硝子が最終用途に用いら
れた後(たとえば、自動車に取り付けられた後)除去さ
れる。
第1図において、板硝子(3)の非モール形成表面(7
1(81と十型(11および下型(2)との接触面にキ
ャビティー空間(12)より合成樹脂あるいはその原料
が侵入してくることは好ましくない。そのため、この部
分を保護材とは別にシール部材を用いてシールする方法
を採用することが好ましい。
第2図は第1図と同様板1i1’i子を内部に配置して
閉じた型の部分断面図あり、上記シール部材を使用した
1例を示すものである。第1図と同じ部分は同じ番号で
示した。シール部材(14)(15)はそれぞれ板硝子
(3)の非モール形成面(71f81のキャビティー空
間(12)に接する部分のみにシール性を達成しうる1
1]で設けられている。両シール部材(141(151
はまた板6))子(3)を型内で保持する役目も有して
いる。シール部材に接していない板硝子の非モール形成
面(71(81は保護材(9)を介して型に接していて
もよいが、第2図のように型に接触しないようにするこ
とが好ましい。第2図の場合、保護材(9)はシール部
材(141(151と板硝子との間には存在せず、シー
ル部材(141(15)と接触しない非モール形成面に
存在している。この場合、保護材(9)は主に型や板硝
子の変形などで両者が直接接触することを防止する。
第3図はさらに別の本発明の実施態様を説明するだめの
第1図、第2図と同様の部分断面図であり、第1図、第
2図と同じ部分は同じ番号で示した。この特徴は外部の
油圧等で駆動しうる作動杆(I6)でシール性を有する
シール部材(15)を押さえ、シールをより完全にする
とともに、場合によっては扱fil’i T−(3)の
位置決めをも行う点にある。作動杆(16)はまた弾性
体の長さ方向(紙面に垂直な方向)に延びた板体であっ
てもよい。さらに、他のシール部材(14)部分に作動
杆を設けてもよく、また両シール部材部分にも設iする
ことかできる。また、板硝子(3)の位置決めのみを目
的とする場合は、同様の作動杆を板硝子(3)のシール
部材(14)(15)が接触しない非モール形成表面に
接触するように設けることもできる。なお、第3図にお
いて保護材(9)は板硝子(3)の非モール形成面周辺
に存在し中央部には存在しない。
干−ルは少くとも板硝子の端面(6)を覆うことが必要
である。しかしながら、モールと板硝子が板硝子の端面
(6)のみと接合している場合では両者の接合強度が不
充分となり易いので5好ましくは根揃−r−の周辺−に
面(4)と周辺下面(5)の少くとも−・方、より好ま
しくは両方に接合させる。従って、モールの断面形状は
図に示したキャビティー空間(I2)の断面形状である
コの字形になることが好ましい。周辺十面(4)と周辺
下面(5)のlIa、bは異る長さであっても同一の長
さであってもにい。また、a、[)の長さは特に限定さ
れるものではないが、両者ども少くとも1mmであるこ
とが好ましい。
前記のようにモールは根揃rの周辺部仝而に形成するこ
とは勿論、周辺部σル部に形成することもできる。たと
えば、長方形め板硝子を例にとれば、その四辺全周に干
−ルを形成することは勿論、1〜3辺のみにモールを形
成することができる。さらに長方形板硝子の四隅のみ、
辺の一部分のみに干−ルを形成することもできる。干−
ルの断面形状は上記のようにコの字形が好ましいが、そ
れを基本としてさらに表面に凹凸を設けたり、コの字の
3辺の厚さやl]を変化させることもできる。後述のよ
うに反応射出成形方法においては、モールの長さが長く
なる(即ち、キャビティー空間の長さが長くなる)場合
であっても1点の注入孔から合成樹脂やその原料を注入
するのみで合成樹脂原料をキャビティー空間すべてに充
分に行き渡らせることが可能である。しかし場合によっ
ては、長方形板硝子の全周にモールを形成する場合、四
隅に注入孔を設けるなど2以上の注入孔を設けることが
好ましい場合もある。第4図は干−ルが形成された板硝
子の部分断面図あり、モール(17)は第1図または第
2図のキャビティー空間(12)内に合成樹脂原料が注
入された後固化して形成された合成樹脂からなっている
。保護材(9)は前記のようにその後除去される。
板硝子としては種々の板硝子を使用しうる。
たとえば、単なる平板硝子であっても加工された板硝子
であってもよく、強化された板硝子であってもよい。加
工された板硝子としては、たとえば自動車用のフロント
ガラス、リアガラス、ドアガラスのように曲げ加工され
た板硝子などがあり、これらはまた中間膜なする積層硝
子であってもよく、熱処理や化学的処理によって強化さ
れた強化硝子であってもよい。板硝子はまた建築構築用
の板硝子、あるいはその他の用途に使用される板硝子で
あってもよい。たとえば建築用平板硝子、複層硝子、型
板硝子などがある。本発明では、型板硝子のように表面
凹凸を有する板硝子であっても、その表面に密着した千
−ルな形成することができる。
板硝子の表面はまた種々の処理を施したものであっても
よい。たとえば熱線反射ガラスのようにメッキしたもの
やセラミックスコートしたものなどであってもよい。こ
れとは別に、干−ルを形成するために好ましい処理を行
った板硝子であってもよい。たとえば、干−ルが形成さ
れる板硝子周辺部(モール形成面)にモールとの接着強
度を向上させるためにブライマーを塗布した板硝子を使
用することができる。
型の材質としては特に限定されないが、金属製の型やエ
ポキシ樹脂やポリエステル樹脂などで製造されたいわゆ
る樹脂型であってもよい。
比較的軟質の樹脂型の場合、板硝子を押さえた時に板硝
子を傷つけたり破壊する虞れが少く、かつシール性もあ
れば前記シール部材を使用しなくともよい。しかし、金
属製の型のような硬質の材料からなる型の場合は、板硝
子との接触部分にシール部材を介在させることが好まし
い。型の寸法精度は板硝子に部分的に強い力をかけない
ように高いものであることが好ましく、同様に板硝子の
寸法精度も高いものであることが好ましい。
型は温度調節可能な型であることが好ましい。特に少く
ともキャビティー空間に接した型部分の温度を調節しう
ることが好ましい。これは、キャビティー空間に注入さ
れた固化しうる合成樹脂やその原料の固化を調節するこ
とが必要である場合が多いためである。型の加温あるい
は冷却の程度は、注入される固化しうる合成樹脂やその
原料の種類による。通常は150℃程度まで加温可能で
あることが好ましい。板硝子の非モール形成面に接した
干−ルド表面は温度調節を特に必要としない場合が多い
が、この部分への固化しうる合成樹脂やその原料の侵入
を防ぐために温度調節をするなどの温度調節を行うこと
が好ましい場合もある。また、少くともキャビティー空
間に面した型内面は離型剤が塗布されることが好ましい
。板硝子の非モール形成面に接した型内面には離型剤を
塗布する必要はないが、勿論塗布しても特に不都合であ
るということは少い。
前記シール性部材の材質としては、合成樹脂製エラスト
マーやゴムなどの弾性体が好ましいが、これに限られる
ものではなく、軟質の合成樹脂や発泡合成樹脂のような
弾性を有するものであってもよい。これらは少くとも型
の材質」:りも弾性を有するものが好ましい。シール部
材の固化しうる合成樹脂やその原料に接する可能性のあ
る部分は非粘着性の表面を有する材質であることが好ま
しいが、たとえそうでなくとも離型剤を塗布するなどの
非粘着性表面を形成したものを使用しうる。具体的な材
質としては、たとえば、フッ素樹脂、フッ素ゴム、シリ
コン樹脂、シリコンゴムなどの非粘着性表面を有する合
成樹脂や合成ゴム、軟質あるいは半硬質ポリウレタンフ
ォームその他の発泡合成樹脂、比較的軟質の合成樹脂の
中空体、樹脂含浸紙などの複合材などが好ましい。その
他、ポリエチレンなどの比較的軟質の合成樹脂や上記以
外のエクス1〜マーやゴムも使用しうる。
本発明において、固化しうる合成樹脂あるいはその原料
における固化しうるとは、流動状態から非流動状態とな
りつるものをいい、合成樹脂原料の場合非流動状態化し
たときは合成樹脂となっているものをいう。熱可塑性樹
脂の場合加熱溶融により流動可能な状態となり、冷却に
より非流動状態となる。熱硬化性樹脂は未硬化状態にお
いて液体〜固体であり、固体のものは加熱などにより流
動状態となり、いわゆる硬化あるいは架橋反応により非
流動状態となる。また2以」二の成分からなる液状〜流
動状態となりつる固体の合成樹脂原料を混合し反応させ
て非流動状態の合成樹脂となるものもある。本発明にお
ける同化とは、これらの流動体でキャビディー空間に注
入された合成樹脂やその原料がキャビディー空間内で非
流動状態になる状態の変化をいう。
合成樹脂を形成する方法で分類すれば、本発明において
は射出成形方法、トランスファー成形方法、反応射出成
形方法、1. I M方法などの方法を使用できる。最
も好ましい方法は反応射出成形方法である。
本発明において、反応射出成形(ReactionIn
jection Molding)方法とは、「多成分
の流動性合成樹脂原料を圧力下で混合しつつその混合物
を型中に射出し、型中で合成樹脂原料混合物を急速に反
応させて合成樹脂を形成して成形された合成樹脂を得る
方法」である。この方法はrRIM方法」とも呼ばれて
いる。合成樹脂原料は通常液体であり、充填剤などの固
体を含む液体からなるスラリー状のものであってもよい
強化材を配合した合成樹脂原料を使用して反応射出成形
する方法をrR−RIM方法」と呼ぶ場合もあるが、以
下、これは反応射出成形方法の1種であるとする。
反応射出成形方法において、合成樹脂原料は2以上の成
分の組み合せからなる。これら成分は混合されると急速
に反応して合成樹脂を形成するような組み合せであり、
たとえばポリウレタン樹脂を形成する成分としてはポリ
オールなどの活性水素含有基を有する化合物とポリイソ
シアネート化合物の組み合せである。特に反応性の高い
高分子量のポリオールと鎖伸長剤(あるいは架橋剤)と
を主成分とするポリオール成分とポリイソシアネート化
合物を主成分とするイソシアネート成分とが用いられる
。反応性の高い高分子量のポリオールとしては、たとえ
ば第1級水酸基の割合の高いポリニーデルポリオールが
あり、鎖伸長剤(あるいは架橋剤)としてはエチレング
リコールや1.4−ブタンジオールなどの低分子はポリ
オールや低分子用ポリアミンなどがある。ポリウレタン
樹脂以外の合成樹脂を形成しうる合成樹脂原料としては
、たとえばナイロンを形成しうるカプロラクタム類があ
る。たとえば、カプロラクタム類と重合触媒とを含む成
分とカプロラクタム類と重合促進剤とを含む成分との組
み合せを使用して反応射出成形によってナイロンを製造
できる。その他、反応射出成形にJ:って、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、ビニルニスデル樹脂などの合成
樹脂を製造することができる。なお、上記合成樹脂原料
を含む成分には充填剤、強化剤、着色剤、発泡剤、触媒
、安定剤、その他の種々の添加剤を添加して使用できる
反応射出成形において、前記2以上の成分は比較的高圧
で混合され直ちにキャビティー空間に射出される。たと
えば、2つの成分を向き合ったノズルより高圧で噴出さ
せて衝突混合させ、混合物をその圧力で直ちにキャビテ
ィー空間に注入する方法が採用される。反応射出成形方
法における射出圧が高いとはいえ、その圧力は通常3 
kg/ Cm2程度以下であり、溶融合成樹脂の射出成
形法に通常採用される射出圧に比較すればはるかに低圧
である。型は加熱されていてもよく、常温であってもよ
い。特に、キャビティー空間に接した型部分は常温〜I
O’0℃に加熱されていることが好ましい。また、ポリ
ウレタン樹脂を成形する場合は、特に40〜70℃に加
熱されていることが好ましい。キャビティー空間に充填
された合成樹脂原料の混合物はそれらの反応による高分
子量化によって固化し、合成樹脂となる。このように、
反応射出成形方法では、低粘度の合成樹脂原料を用いて
、比較的低圧かつ高速でそれを混合しつつ型内のキャビ
ティー空間に射出して充填することができ、かつキャビ
ティー空間内に充填された混合物は急速に反応固化し合
成樹脂の成形物となる。なお、反応射出成形方法の概要
については、たとえば(株)工業調査会より発行された
雑誌「プラスチックス」第28巻第4号(+977)第
27頁〜第31頁、および同雑誌第29巻第9号(+9
781第13頁〜第24頁に記載されている。
一方、本発明においては板硝子の周辺部にモールを形成
する方法として、板硝子を配置して閉じた型のキャビテ
ィー空間に、溶融合成樹脂、溶融ゴム、その他の溶融合
成樹脂材料を通常の射出成形方法で射出して冷却固化し
板硝子周辺部にモールを形成する方法を使用することも
できる。しかし、この方法は、キャビティー空間の形状
が小断面積で長くかつ曲りのある形状であることにより
材料の射出充填および冷却同化の際に種々の制約があり
、自動車のフロントガラスやリアガラスなどの大型の板
硝子に対しては適用困難であり、比較的小型の板硝子に
対して適用される。さらに、溶融合成樹脂以外に熱硬化
性樹脂を射出して干−ルを形成することもできる。また
、同様に比較的小型の板硝子に対してはトランスファー
成形やL I M成形を適用することができる。しかし
、反応射出成形以外の方法としては好ましくは、溶融さ
れた熱可塑性樹脂の射出成形によってモールが形成され
る。キャビティーに射出された溶融合成樹脂は冷却によ
り固化する。これら合成樹脂には、通例の充填剤、強化
材、その他の配合剤を配合しておくことができる。時に
、これら合成樹脂としては塩化ビニル系樹脂、熱可塑性
エラストマー、熱可塑性ゴムなどが好ましい。以下に合
成樹脂の例をあげるが、本発明で使用可能な合成樹脂に
これらのみに限定されるものではない。
熱可塑性樹脂:ポリエチレン、ポリプロピレン、EVA
、その他のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン、AS
、ABS、その他のポリスチレン系樹脂、ポリメチルメ
タクリレート、その他のアクリル系樹脂、PET、PB
T、その他のポリエステル系樹脂、ナイロン−6、ナイ
ロン66その他のポリアミド系樹脂、ポリカーボネート
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアセタール系樹脂、
ポリアリーレンエーテル系樹脂、ポリハロゲン化ビニル
系樹脂、シリコン系樹脂、セルロース系樹 脂、又はそれらのブレンド樹脂。
熱可塑性ゴム: EPDMなどのポリオレフィン系、ス
チレン−ブタジェン系、スチレン−イソブチレン系、ポ
リウレタン系、ポリエステル系、エチレン−酢ビ系、そ
の他の熱可塑性ゴム。
熱硬化性樹脂:不飽和ポリエステル系樹脂、ビニルエス
テル系樹脂、エポキシ系樹 脂、シリコン系樹脂、フェノール系樹 脂、ジアリルフタレート系樹脂。
なお、業界で使用されているモールとガスケットの区別
は一般に明確なものとなっていない。本発明では、一応
シール性を目的として使用されているものをガスケット
と呼び、エラストマーや熱ijJ塑性ゴムなどの弾性を
有する合成樹脂性のものをいうものとする。モールは装
飾を目的として使用されているものを呼び、エラストマ
ーや熱可塑性ゴムは勿論、他の熱可塑性樹脂や熱硬化性
樹脂などの合成樹脂製のものをいう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の1例を示す板硝子を配置した型
の部分断面図あり、第2図は他の例を示す同様の部分断
面図である。第3図はモールが形成された板硝子の部分
断面図である。第4図はモールが形成された板硝子の部
分断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板硝子の周辺部に合成樹脂製のモールあるいはガス
    ケットを形成する方法において、あらかじめ後述周辺部
    表面以外の表面の一部ないし全部を保護材で保護した板
    硝子を型内に配置し、該板硝子の周辺部表面および型内
    面により形成されたキャビティー空間に固化しうる合成
    樹脂あるいはその原料を注入し、合成樹脂の固化後該板
    硝子を該型より取り出すことを特徴とする板硝子の周辺
    部に合成樹脂製のモールあるいはガスケットを形成する
    方法。 2、合成樹脂原料を型に注入し固化させる方法が、反応
    射出成形方法である、特許請求の範囲第1項の方法。
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