JPH08282314A - 電気自動車用駆動装置 - Google Patents
電気自動車用駆動装置Info
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- JPH08282314A JPH08282314A JP7116607A JP11660795A JPH08282314A JP H08282314 A JPH08282314 A JP H08282314A JP 7116607 A JP7116607 A JP 7116607A JP 11660795 A JP11660795 A JP 11660795A JP H08282314 A JPH08282314 A JP H08282314A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
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- F16H48/10—Differential gearings with gears having orbital motion with orbital spur gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H2200/0021—Transmissions for multiple ratios specially adapted for electric vehicles
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 2つのプラネタリギヤ機構の組み合わせによ
る単純かつコンパクトな伝達装置で大減速比と差動機能
を達成する。 【構成】 電気自動車用駆動装置は、モータ2と、ドラ
イブ軸11,12と、伝達装置3とを備える。伝達装置
3は、2つのプラネタリギヤ機構G1,G2から構成さ
れ、モータ2連結の入力要素S1 と、ドライブ軸11連
結の一方の出力要素C1 と、両機構間連結の連結要素R
1 ,S2 と、固定要素R2 と、ドライブ軸12連結の他
方の出力要素C2 とを有し、入力要素S1 に入るトルク
を増大して出力要素C1 に伝達する一方、出力要素C1
と連結要素R1 との間でトルクを逆転させ、連結要素S
2 のトルクを再度逆転させて出力要素C2 に伝達する。
る単純かつコンパクトな伝達装置で大減速比と差動機能
を達成する。 【構成】 電気自動車用駆動装置は、モータ2と、ドラ
イブ軸11,12と、伝達装置3とを備える。伝達装置
3は、2つのプラネタリギヤ機構G1,G2から構成さ
れ、モータ2連結の入力要素S1 と、ドライブ軸11連
結の一方の出力要素C1 と、両機構間連結の連結要素R
1 ,S2 と、固定要素R2 と、ドライブ軸12連結の他
方の出力要素C2 とを有し、入力要素S1 に入るトルク
を増大して出力要素C1 に伝達する一方、出力要素C1
と連結要素R1 との間でトルクを逆転させ、連結要素S
2 のトルクを再度逆転させて出力要素C2 に伝達する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車用駆動装置
に関し、特にモータの回転を減速する減速機能と、減速
回転を車両の左右輪の差動回転を許容しつつ伝達する差
動機能の両機能を併せ持った伝達装置を備える電気自動
車用駆動装置に関する。
に関し、特にモータの回転を減速する減速機能と、減速
回転を車両の左右輪の差動回転を許容しつつ伝達する差
動機能の両機能を併せ持った伝達装置を備える電気自動
車用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の駆動装置は、単一のモータ
のみで車両の左右輪を駆動するに必要な駆動トルクを得
ようとすると、モータが大型のものとなり、車両搭載性
が悪くなる。そこで、モータと左右輪との間の動力伝達
経路中にモータの回転を減速してトルクを増大させる減
速装置を配設した駆動装置が提案されている。こうした
駆動装置の例として、特開平5−116540号公報に
開示の技術(以下、従来技術1という)がある。この従
来技術1では、図8に示すように、モータMの駆動トル
クを1つのプラネタリギヤ機構からなる減速装置RGで
増大させ、傘歯車式の差動装置DGで左右のドライブ軸
SL ,SR に分配して左右輪HL ,HR に伝達する伝達
装置3’が設けられている。
のみで車両の左右輪を駆動するに必要な駆動トルクを得
ようとすると、モータが大型のものとなり、車両搭載性
が悪くなる。そこで、モータと左右輪との間の動力伝達
経路中にモータの回転を減速してトルクを増大させる減
速装置を配設した駆動装置が提案されている。こうした
駆動装置の例として、特開平5−116540号公報に
開示の技術(以下、従来技術1という)がある。この従
来技術1では、図8に示すように、モータMの駆動トル
クを1つのプラネタリギヤ機構からなる減速装置RGで
増大させ、傘歯車式の差動装置DGで左右のドライブ軸
SL ,SR に分配して左右輪HL ,HR に伝達する伝達
装置3’が設けられている。
【0003】また、減速装置を2つのプラネタリギヤ機
構で構成して、上記従来技術より大きな減速比を得るよ
うにしたものとして、特開平6−92152号公報に開
示の技術(以下、従来技術2という)あるいは1992
年9月27〜30日イタリアのフローレンスで開催され
た第11回国際電気自動車シンポジウムにて発表された
(12.DRIVETRAIN TECNOLOGY
2の12.08 The Development o
f the Ecostar Powertrai
n.)技術(以下、従来技術3という)がある。これら
従来技術2及び3では、図9に示すように、モータMの
駆動トルクを2つのプラネタリギヤ機構からなる減速装
置RGで増大させ、ダブルピニオン構成のプラネタリギ
ヤ機構からなる差動装置DGで左右のドライブ軸SL ,
SR に分配して左右輪HL ,HR に伝達する伝達装置
3’’が設けられている。
構で構成して、上記従来技術より大きな減速比を得るよ
うにしたものとして、特開平6−92152号公報に開
示の技術(以下、従来技術2という)あるいは1992
年9月27〜30日イタリアのフローレンスで開催され
た第11回国際電気自動車シンポジウムにて発表された
(12.DRIVETRAIN TECNOLOGY
2の12.08 The Development o
f the Ecostar Powertrai
n.)技術(以下、従来技術3という)がある。これら
従来技術2及び3では、図9に示すように、モータMの
駆動トルクを2つのプラネタリギヤ機構からなる減速装
置RGで増大させ、ダブルピニオン構成のプラネタリギ
ヤ機構からなる差動装置DGで左右のドライブ軸SL ,
SR に分配して左右輪HL ,HR に伝達する伝達装置
3’’が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータを小
型化し、軽量化するためには、減速装置によって得られ
る減速比を大きくすることが好ましいが、上記従来技術
1のように、減速装置RGに単一のプラネタリギヤ機構
を用いた駆動装置において、大きな減速比を得るには、
減速装置であるプラネタリギヤ機構のリングギヤRの内
径を大きくするか、サンギヤSの外径を小さくすればよ
い。しかし、この装置のように、モータMが伝達装置
3’と同軸に配列され、差動装置DGと車輪HL ,HR
とを連結するドライブ軸SL ,SR の一方がサンギヤS
の内部を挿通する構成を採る場合、サンギヤSの外径を
小さくすることは、その内部を挿通する軸の強度保持上
困難である。そこで、リングギヤRの内径を大きくする
ことになるが、これにも車両の最低地上高の確保等の搭
載上の制約から自ずと限界がある。
型化し、軽量化するためには、減速装置によって得られ
る減速比を大きくすることが好ましいが、上記従来技術
1のように、減速装置RGに単一のプラネタリギヤ機構
を用いた駆動装置において、大きな減速比を得るには、
減速装置であるプラネタリギヤ機構のリングギヤRの内
径を大きくするか、サンギヤSの外径を小さくすればよ
い。しかし、この装置のように、モータMが伝達装置
3’と同軸に配列され、差動装置DGと車輪HL ,HR
とを連結するドライブ軸SL ,SR の一方がサンギヤS
の内部を挿通する構成を採る場合、サンギヤSの外径を
小さくすることは、その内部を挿通する軸の強度保持上
困難である。そこで、リングギヤRの内径を大きくする
ことになるが、これにも車両の最低地上高の確保等の搭
載上の制約から自ずと限界がある。
【0005】一方、上記従来技術2及び3では、減速装
置RGに2つのプラネタリギヤ機構を組み合わせている
ところから、大きな減速比が得られるが、ダブルピニオ
ン構成のプラネタリギヤ機構からなる差動装置DGを用
いているとはいえ、モータMと同軸に合計3つのプラネ
タリギヤ機構を配設しなければならないため、伝達装置
3’’が複雑化し、大型化する問題点がある。
置RGに2つのプラネタリギヤ機構を組み合わせている
ところから、大きな減速比が得られるが、ダブルピニオ
ン構成のプラネタリギヤ機構からなる差動装置DGを用
いているとはいえ、モータMと同軸に合計3つのプラネ
タリギヤ機構を配設しなければならないため、伝達装置
3’’が複雑化し、大型化する問題点がある。
【0006】そこで、本発明は、2つのプラネタリギヤ
機構の組み合わせによる単純かつコンパクトな構成で、
大きな減速比を得ながら、さらに差動機能を併せ持たせ
た伝達装置を有する電気自動車用駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
機構の組み合わせによる単純かつコンパクトな構成で、
大きな減速比を得ながら、さらに差動機能を併せ持たせ
た伝達装置を有する電気自動車用駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、モータと、車両の左右輪に各々連結さ
れ、一方が前記モータ内を挿通する一対のドライブ軸
と、該一対のドライブ軸と同軸に配設され、前記モータ
の回転を減速して前記一対のドライブ軸に伝達する伝達
装置とを備え、該伝達装置は、前記モータに連結された
第1の歯車要素と、一方の前記ドライブ軸に連結された
第2の歯車要素と、第3の歯車要素とを有し、前記第1
の歯車要素に伝達されるトルクを増大させて第2の歯車
要素に伝達するとともに、前記第2の歯車要素と第3の
歯車要素との間に逆方向のトルクを伝達する第1のプラ
ネタリギヤ機構と、該第1のプラネタリギヤ機構の前記
第3の歯車要素に連結された第4の歯車要素と、固定さ
れた第5の歯車要素と、他方の前記ドライブ軸に連結さ
れた第6の歯車要素とを有し、前記第4の歯車要素のト
ルクの方向を逆転させて前記第6の歯車要素に伝達する
第2のプラネタリギヤ機構とから構成されたことを特徴
とする。
め、本発明は、モータと、車両の左右輪に各々連結さ
れ、一方が前記モータ内を挿通する一対のドライブ軸
と、該一対のドライブ軸と同軸に配設され、前記モータ
の回転を減速して前記一対のドライブ軸に伝達する伝達
装置とを備え、該伝達装置は、前記モータに連結された
第1の歯車要素と、一方の前記ドライブ軸に連結された
第2の歯車要素と、第3の歯車要素とを有し、前記第1
の歯車要素に伝達されるトルクを増大させて第2の歯車
要素に伝達するとともに、前記第2の歯車要素と第3の
歯車要素との間に逆方向のトルクを伝達する第1のプラ
ネタリギヤ機構と、該第1のプラネタリギヤ機構の前記
第3の歯車要素に連結された第4の歯車要素と、固定さ
れた第5の歯車要素と、他方の前記ドライブ軸に連結さ
れた第6の歯車要素とを有し、前記第4の歯車要素のト
ルクの方向を逆転させて前記第6の歯車要素に伝達する
第2のプラネタリギヤ機構とから構成されたことを特徴
とする。
【0008】上記の構成において、前記伝達装置は、前
記第3の歯車要素に伝達されるトルクの絶対値が前記第
2の歯車要素に伝達されるトルクの絶対値より大となる
第1のプラネタリギヤ機構と、増速機構である第2のプ
ラネタリギヤ機構で構成することができる。
記第3の歯車要素に伝達されるトルクの絶対値が前記第
2の歯車要素に伝達されるトルクの絶対値より大となる
第1のプラネタリギヤ機構と、増速機構である第2のプ
ラネタリギヤ機構で構成することができる。
【0009】あるいは、前記伝達装置は、前記第3の歯
車要素に伝達されるトルクの絶対値が前記第2の歯車要
素に伝達されるトルクの絶対値より小となる第1のプラ
ネタリギヤ機構と、減速機構である第2のプラネタリギ
ヤ機構で構成してもよい。
車要素に伝達されるトルクの絶対値が前記第2の歯車要
素に伝達されるトルクの絶対値より小となる第1のプラ
ネタリギヤ機構と、減速機構である第2のプラネタリギ
ヤ機構で構成してもよい。
【0010】
【発明の作用及び効果】本発明の電気自動車用駆動装置
の伝達装置では、第1のプラネタリギヤ機構と第2のプ
ラネタリギヤ機構の組み合わせによる減速で、従来技術
1の単一のプラネタリギヤ機構による減速に比して、リ
ングギヤ内径の大径化を図ることなく、大きな減速比を
得ることができるので、減速比の増大によるモータの小
型、軽量化が可能となる。また、伝達装置は、上記両プ
ラネタリギヤ機構を連結した構成とされているので、差
動機能を有することから、2つのプラネタリギヤ機構を
組み合わせて減速装置とした従来技術2又は3のよう
に、別途差動装置を必要とする構成と比べて、伝達装置
自体もコンパクトな構成とすることができる。したがっ
て、本発明によれば、減速比の増大によるモータの小
型、軽量化が可能となるのみならず、伝達装置自体の小
型、軽量化も可能となり、それにより電気自動車用駆動
装置全体を小型化することができる。
の伝達装置では、第1のプラネタリギヤ機構と第2のプ
ラネタリギヤ機構の組み合わせによる減速で、従来技術
1の単一のプラネタリギヤ機構による減速に比して、リ
ングギヤ内径の大径化を図ることなく、大きな減速比を
得ることができるので、減速比の増大によるモータの小
型、軽量化が可能となる。また、伝達装置は、上記両プ
ラネタリギヤ機構を連結した構成とされているので、差
動機能を有することから、2つのプラネタリギヤ機構を
組み合わせて減速装置とした従来技術2又は3のよう
に、別途差動装置を必要とする構成と比べて、伝達装置
自体もコンパクトな構成とすることができる。したがっ
て、本発明によれば、減速比の増大によるモータの小
型、軽量化が可能となるのみならず、伝達装置自体の小
型、軽量化も可能となり、それにより電気自動車用駆動
装置全体を小型化することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に沿い、本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の第1実施例をスケルトンで示す。こ
の例は、1つずつのピニオンギヤがそれぞれサンギヤと
リングギヤとに噛み合う形式のプラネタリギヤ機構(以
下、実施例の説明において、これをシングルピニオンギ
ヤという。)と、サンギヤに噛み合うピニオンギヤとリ
ングギヤに噛み合うピニオンギヤとを相互に噛み合わせ
た一対ずつのピニオンギヤを有する形式のプラネタリギ
ヤ機構(以下、実施例の説明において、これをダブルピ
ニオンギヤという。)とを組み合わせた例である。
る。図1は本発明の第1実施例をスケルトンで示す。こ
の例は、1つずつのピニオンギヤがそれぞれサンギヤと
リングギヤとに噛み合う形式のプラネタリギヤ機構(以
下、実施例の説明において、これをシングルピニオンギ
ヤという。)と、サンギヤに噛み合うピニオンギヤとリ
ングギヤに噛み合うピニオンギヤとを相互に噛み合わせ
た一対ずつのピニオンギヤを有する形式のプラネタリギ
ヤ機構(以下、実施例の説明において、これをダブルピ
ニオンギヤという。)とを組み合わせた例である。
【0012】この電気自動車用駆動装置は、モータ2
と、車両の左右輪HL ,HR に各々連結され、一方がモ
ータ2内を挿通する一対のドライブ軸11,12と、一
対のドライブ軸11,12と同軸に配設され、モータ2
の回転を減速して一対のドライブ軸11,12に伝達す
る伝達装置3とを備える。伝達装置3は、モータ2に連
結された第1の歯車要素(本例において、サンギヤ
S1 )と、一方のドライブ軸11に連結された第2の歯
車要素(同じく、キャリアC1 )と、第3の歯車要素
(同じく、リングギヤR1 )とを有し、サンギヤS1 に
伝達されるトルクを増大させてキャリアC1 に伝達する
とともに、キャリアC1 とリングギヤR1 との間に逆方
向のトルクを伝達する第1のプラネタリギヤ機構G1
と、第1のプラネタリギヤ機構G1のリングギヤR1 に
連結された第4の歯車要素(同じく、サンギヤS2 )
と、固定された第5の歯車要素(同じく、リングギヤR
2 )と、他方のドライブ軸12に連結された第6の歯車
要素(同じく、キャリアC2 )とを有し、サンギヤS2
のトルクの方向を逆転させてキャリアC2 に伝達する第
2のプラネタリギヤ機構G2とから構成されている。
と、車両の左右輪HL ,HR に各々連結され、一方がモ
ータ2内を挿通する一対のドライブ軸11,12と、一
対のドライブ軸11,12と同軸に配設され、モータ2
の回転を減速して一対のドライブ軸11,12に伝達す
る伝達装置3とを備える。伝達装置3は、モータ2に連
結された第1の歯車要素(本例において、サンギヤ
S1 )と、一方のドライブ軸11に連結された第2の歯
車要素(同じく、キャリアC1 )と、第3の歯車要素
(同じく、リングギヤR1 )とを有し、サンギヤS1 に
伝達されるトルクを増大させてキャリアC1 に伝達する
とともに、キャリアC1 とリングギヤR1 との間に逆方
向のトルクを伝達する第1のプラネタリギヤ機構G1
と、第1のプラネタリギヤ機構G1のリングギヤR1 に
連結された第4の歯車要素(同じく、サンギヤS2 )
と、固定された第5の歯車要素(同じく、リングギヤR
2 )と、他方のドライブ軸12に連結された第6の歯車
要素(同じく、キャリアC2 )とを有し、サンギヤS2
のトルクの方向を逆転させてキャリアC2 に伝達する第
2のプラネタリギヤ機構G2とから構成されている。
【0013】 そして、この例の伝達装置3における第1
のプラネタリギヤ機構G1は、第3の歯車要素すなわち
リングギヤR1 に伝達されるトルクの絶対値が第2の歯
車要素すなわちキャリアC1 に伝達されるトルクの絶対
値より小となるように構成され、第2のプラネタリギヤ
機構G2は、減速機構となる構成とされている。
のプラネタリギヤ機構G1は、第3の歯車要素すなわち
リングギヤR1 に伝達されるトルクの絶対値が第2の歯
車要素すなわちキャリアC1 に伝達されるトルクの絶対
値より小となるように構成され、第2のプラネタリギヤ
機構G2は、減速機構となる構成とされている。
【0014】図2は上記実施例の電気自動車用駆動装置
の断面を示すもので、モータ2は、ケース10に固定さ
れたステータ21と、ステータ21の径方向内側に配設
されたロータ22と、ロータ22にスプライン連結さ
れ、ラジアル及びスラスト力を支持する一対のボールベ
アリング16,18でケース10に回転自在に支持され
た中空のロータ軸23とを有する。モータ2内を挿通す
る一方のドライブ軸11は、ギヤ軸11aと、ヨーク軸
11bに分割されており、両者は、連結スリーブ11c
へのスプライン嵌合で相対回転不能に連結されており、
ヨーク軸11b側を連結スリーブ11cを介してラジア
ルボールベアリング17によりケース10にラジアル方
向及びスラスト方向支持され、ギヤ軸11a先端を他方
のドライブ軸12の軸穴に嵌合させてラジアル方向支持
されている。他方のドライブ軸12は、第2のプラネタ
リギヤ機構G2のキャリアC2 の軸部を介してラジアル
ボールベアリング19によりケース10にラジアル方向
及びスラスト方向支持されている。
の断面を示すもので、モータ2は、ケース10に固定さ
れたステータ21と、ステータ21の径方向内側に配設
されたロータ22と、ロータ22にスプライン連結さ
れ、ラジアル及びスラスト力を支持する一対のボールベ
アリング16,18でケース10に回転自在に支持され
た中空のロータ軸23とを有する。モータ2内を挿通す
る一方のドライブ軸11は、ギヤ軸11aと、ヨーク軸
11bに分割されており、両者は、連結スリーブ11c
へのスプライン嵌合で相対回転不能に連結されており、
ヨーク軸11b側を連結スリーブ11cを介してラジア
ルボールベアリング17によりケース10にラジアル方
向及びスラスト方向支持され、ギヤ軸11a先端を他方
のドライブ軸12の軸穴に嵌合させてラジアル方向支持
されている。他方のドライブ軸12は、第2のプラネタ
リギヤ機構G2のキャリアC2 の軸部を介してラジアル
ボールベアリング19によりケース10にラジアル方向
及びスラスト方向支持されている。
【0015】伝達装置3は、前記のように、第1及び第
2のプラネタリギヤ機構G1,G2から構成されてお
り、この例では、第1のプラネタリギヤ機構G1は、シ
ングルピニオンギヤ構成とされ、第2のプラネタリギヤ
機構G2は、ダブルピニオンギヤ構成とされている。第
1のプラネタリギヤ機構G1のサンギヤS1 は、中空の
ロータ軸23の内周にスプライン係合支持され、ピニオ
ンギヤP1 を支持するキャリアC1 は、ギヤ軸11aの
外周にスプライン係合され、リングギヤR1 は、浮動状
態で第2のプラネタリギヤ機構G2のサンギヤS2 にリ
ングギヤフランジ30を介して連結されている。第2の
プラネタリギヤ機構G2のサンギヤS2 は、その一端を
ローラベアリングを介してキャリアC1 の端面に、他端
をローラベアリングを介してキャリアC2 の端面に当接
させて両スラスト方向に支持されており、キャリアC2
はその軸部をラジアルボールベアリング19を介してケ
ース10に支持されるとともに他方のドライブ軸12と
スプライン係合され、リングギヤR2 は、ケース10に
ボルト止めされたフランジ31にスプライン係合で回り
止め支持されている。
2のプラネタリギヤ機構G1,G2から構成されてお
り、この例では、第1のプラネタリギヤ機構G1は、シ
ングルピニオンギヤ構成とされ、第2のプラネタリギヤ
機構G2は、ダブルピニオンギヤ構成とされている。第
1のプラネタリギヤ機構G1のサンギヤS1 は、中空の
ロータ軸23の内周にスプライン係合支持され、ピニオ
ンギヤP1 を支持するキャリアC1 は、ギヤ軸11aの
外周にスプライン係合され、リングギヤR1 は、浮動状
態で第2のプラネタリギヤ機構G2のサンギヤS2 にリ
ングギヤフランジ30を介して連結されている。第2の
プラネタリギヤ機構G2のサンギヤS2 は、その一端を
ローラベアリングを介してキャリアC1 の端面に、他端
をローラベアリングを介してキャリアC2 の端面に当接
させて両スラスト方向に支持されており、キャリアC2
はその軸部をラジアルボールベアリング19を介してケ
ース10に支持されるとともに他方のドライブ軸12と
スプライン係合され、リングギヤR2 は、ケース10に
ボルト止めされたフランジ31にスプライン係合で回り
止め支持されている。
【0016】なお、図2において、符号13は駆動装置
内の循環オイルを回収するオイルパン、14は潤滑油
路、24はモータ2に3相交流電力を給電するパワーケ
ーブル、25はステータ21の捲線を示す。
内の循環オイルを回収するオイルパン、14は潤滑油
路、24はモータ2に3相交流電力を給電するパワーケ
ーブル、25はステータ21の捲線を示す。
【0017】こうした構成の伝達装置においては、モー
タ2の出力トルクをT、第1のプラネタリギヤ機構G1
の歯数比λ1 をZS 1 /ZR 1 (ただし、ZS 1 はサン
ギヤS1 の歯数、ZR 1 はリングギヤR1 の歯数)、第
2のプラネタリギヤ機構G2の歯数比λ2 をZS 2 /Z
R 2 (ただし、ZS 2 はサンギヤS2 の歯数、ZR 2は
リングギヤR2 の歯数)とした場合、第1のプラネタリ
ギヤG1 のリングギヤR1 の出力トルクTR 1 は、 TR 1 =−(1/λ1 )・T となり負(入力回転方向に対して逆回転方向)のトルク
となる。そして、両ドライブ軸11,12に分配される
トルクは、一方のドライブ軸11については、 TL ={1+(1/λ1 )}・T 他方のドライブ軸12については、 TR =〔{1/λ2 }−1〕・(1/λ1 )・T となり、両ドライブ軸11,12のトルクの方向は、と
もに正(入力回転方向と同方向)となる。また、それぞ
れのドライブ軸11,12へのトルク分配を等しくする
には、第1及び第2のプラネタリギヤ機構G1,G2の
歯数比λ1 ,λ2の間に、 λ2 =1/(λ1 +2) の関係が成立するようにすればよい。
タ2の出力トルクをT、第1のプラネタリギヤ機構G1
の歯数比λ1 をZS 1 /ZR 1 (ただし、ZS 1 はサン
ギヤS1 の歯数、ZR 1 はリングギヤR1 の歯数)、第
2のプラネタリギヤ機構G2の歯数比λ2 をZS 2 /Z
R 2 (ただし、ZS 2 はサンギヤS2 の歯数、ZR 2は
リングギヤR2 の歯数)とした場合、第1のプラネタリ
ギヤG1 のリングギヤR1 の出力トルクTR 1 は、 TR 1 =−(1/λ1 )・T となり負(入力回転方向に対して逆回転方向)のトルク
となる。そして、両ドライブ軸11,12に分配される
トルクは、一方のドライブ軸11については、 TL ={1+(1/λ1 )}・T 他方のドライブ軸12については、 TR =〔{1/λ2 }−1〕・(1/λ1 )・T となり、両ドライブ軸11,12のトルクの方向は、と
もに正(入力回転方向と同方向)となる。また、それぞ
れのドライブ軸11,12へのトルク分配を等しくする
には、第1及び第2のプラネタリギヤ機構G1,G2の
歯数比λ1 ,λ2の間に、 λ2 =1/(λ1 +2) の関係が成立するようにすればよい。
【0018】かくして、この実施例により得られる減速
機能は、伝達装置3の減速比、 (TL +TR )/T =[{1+(1/λ1 )}T+〔{1/λ2 }−1〕(1/λ1 )T]/T =1+{1/(λ1 ・λ2 )} ここで、上記条件を代入すると、 (TL +TR )/T=2{1+(1/λ1 )} となる。これに対して、図8に示す従来技術1の単一の
プラネタリギヤによる減速比は、同様に モータ2’の
出力トルクをT’、減速装置RGの歯数比をλ’、両ド
ライブ軸SL ,SR に分配されるトルクをT’L ,T’
R とした場合、 (T’L +T’R )/T’={1+(1/λ’)}T’/T’ =1+(1/λ’) となる。したがって、 2{1+(1/λ1 )}≫1+(1/λ’) となり、λ1 の値をλ’の値と同様としたとしても、本
実施例の伝達装置3の方が、従来技術1のものより十分
大きな減速比が得られることがわかる。
機能は、伝達装置3の減速比、 (TL +TR )/T =[{1+(1/λ1 )}T+〔{1/λ2 }−1〕(1/λ1 )T]/T =1+{1/(λ1 ・λ2 )} ここで、上記条件を代入すると、 (TL +TR )/T=2{1+(1/λ1 )} となる。これに対して、図8に示す従来技術1の単一の
プラネタリギヤによる減速比は、同様に モータ2’の
出力トルクをT’、減速装置RGの歯数比をλ’、両ド
ライブ軸SL ,SR に分配されるトルクをT’L ,T’
R とした場合、 (T’L +T’R )/T’={1+(1/λ’)}T’/T’ =1+(1/λ’) となる。したがって、 2{1+(1/λ1 )}≫1+(1/λ’) となり、λ1 の値をλ’の値と同様としたとしても、本
実施例の伝達装置3の方が、従来技術1のものより十分
大きな減速比が得られることがわかる。
【0019】また、差動機能については、両ドライブ軸
11,12がプラネタリギヤ機構を介して連結されてい
ることになるので、左右輪HL ,HR に生じる負荷の差
に応じて当然に相対回転可能であることから、差動装置
を別個に設けることなく得られる。
11,12がプラネタリギヤ機構を介して連結されてい
ることになるので、左右輪HL ,HR に生じる負荷の差
に応じて当然に相対回転可能であることから、差動装置
を別個に設けることなく得られる。
【0020】かくして、上記実施例の伝達装置によれ
ば、1つのプラネタリギヤからなる減速装置RGと差動
装置DGを備えた従来技術1と比較して、実質的に同等
の2つのプラネタリギヤ機構の組み合わせからなる伝達
装置3に差動機能を持たせることによるコンパクト化
と、2つのプラネタリギヤ機構G1,G2の単純連結に
よる大きな減速比の達成が可能となり、モータ2を小型
化、軽量化することで、電気自動車駆動装置の小型化が
可能となる。
ば、1つのプラネタリギヤからなる減速装置RGと差動
装置DGを備えた従来技術1と比較して、実質的に同等
の2つのプラネタリギヤ機構の組み合わせからなる伝達
装置3に差動機能を持たせることによるコンパクト化
と、2つのプラネタリギヤ機構G1,G2の単純連結に
よる大きな減速比の達成が可能となり、モータ2を小型
化、軽量化することで、電気自動車駆動装置の小型化が
可能となる。
【0021】ところで、シングルピニオンギヤとダブル
ピニオンギヤ、シングルピニオンギヤ同士あるいはダブ
ルピニオンギヤ同士を単純連結する組み合わせは、上記
の例を含めて144通りあるため、伝達装置3の構成に
ついては、種々の形態を採り得るが、これらが全て本発
明の目的に適したものとはなりえない。そこで、以下に
上記組み合わせの中から、有効なものについてのみ取り
出して、実施例として伝達装置部分のみ説明する。
ピニオンギヤ、シングルピニオンギヤ同士あるいはダブ
ルピニオンギヤ同士を単純連結する組み合わせは、上記
の例を含めて144通りあるため、伝達装置3の構成に
ついては、種々の形態を採り得るが、これらが全て本発
明の目的に適したものとはなりえない。そこで、以下に
上記組み合わせの中から、有効なものについてのみ取り
出して、実施例として伝達装置部分のみ説明する。
【0022】図3は、シングルピニオンギヤとダブルピ
ニオンギヤとを組み合わせた第1群の各実施例を図表化
して示す。なお、図表中の歯車要素を表す略号は、第1
欄のみに示すが、他の欄についても同様である(後続の
各図についても同じ)。また、略号の○囲いは、略号で
表される要素が入力要素であることを、同様に□囲いは
出力要素であることを示し、λ1 は第1のプラネタリギ
ヤ機構G1のサンギヤS1 とリングギヤR1 の歯数比、
すなわち(ZS 1 /ZR 1 )を表し、λ2 は第2のプラ
ネタリギヤ機構G2のサンギヤS2 とリングギヤR2 の
歯数比、すなわち(ZS 2 /ZR 2 )を表す。先ず、
(a)については、上記第1実施例のギヤトレインその
ものを示すので、説明を省略する。次に、(b)は、第
1のプラネタリギヤ機構のサンギヤS1 をモータに連結
する第1の歯車要素、キャリアC1を一方のドライブ軸
に連結する第2の歯車要素とし、リングギヤR1 を第3
の歯車要素として第2のプラネタリギヤ機構のキャリア
C2 である第4の歯車要素に連結し、リングギヤR2 を
固定の第5の歯車要素とし、サンギヤS2 を第6の歯車
要素として他方のドライブ軸12に連結した第2実施例
を示す。これに対して、(c)は、サンギヤS1 をモー
タに連結する第1の歯車要素とする点は、第1及び第2
実施例と同様であるが、この例では、リングギヤR1 を
一方のドライブ軸に連結する第2の歯車要素とし、第3
の歯車要素にあたるキャリアC1 を第4の歯車要素であ
るサンギヤS2 に連結し、リングギヤR2 を固定の第5
の歯車要素とし、キャリアC2 を第6の歯車要素として
他方のドライブ軸12に連結した第3実施例を示す。
(d)は、サンギヤS1 をモータ、リングギヤR1 を一
方のドライブ軸に連結する点及びリングギヤR2 を固定
とする点は、上記第3実施例と同様で、キャリアC
1 (第3の歯車要素)をキャリアC2 (第4の歯車要
素)に連結し、サンギヤS2 (第6の歯車要素)を他方
のドライブ軸12に連結した点が第3実施例と異なる第
4実施例を示す。こうしたそれぞれの連結関係により得
られる各要素の回転数、トルク、トルク配分が等しくな
る条件及び減速比を順次ギヤトレインに対応させて各欄
に示す。
ニオンギヤとを組み合わせた第1群の各実施例を図表化
して示す。なお、図表中の歯車要素を表す略号は、第1
欄のみに示すが、他の欄についても同様である(後続の
各図についても同じ)。また、略号の○囲いは、略号で
表される要素が入力要素であることを、同様に□囲いは
出力要素であることを示し、λ1 は第1のプラネタリギ
ヤ機構G1のサンギヤS1 とリングギヤR1 の歯数比、
すなわち(ZS 1 /ZR 1 )を表し、λ2 は第2のプラ
ネタリギヤ機構G2のサンギヤS2 とリングギヤR2 の
歯数比、すなわち(ZS 2 /ZR 2 )を表す。先ず、
(a)については、上記第1実施例のギヤトレインその
ものを示すので、説明を省略する。次に、(b)は、第
1のプラネタリギヤ機構のサンギヤS1 をモータに連結
する第1の歯車要素、キャリアC1を一方のドライブ軸
に連結する第2の歯車要素とし、リングギヤR1 を第3
の歯車要素として第2のプラネタリギヤ機構のキャリア
C2 である第4の歯車要素に連結し、リングギヤR2 を
固定の第5の歯車要素とし、サンギヤS2 を第6の歯車
要素として他方のドライブ軸12に連結した第2実施例
を示す。これに対して、(c)は、サンギヤS1 をモー
タに連結する第1の歯車要素とする点は、第1及び第2
実施例と同様であるが、この例では、リングギヤR1 を
一方のドライブ軸に連結する第2の歯車要素とし、第3
の歯車要素にあたるキャリアC1 を第4の歯車要素であ
るサンギヤS2 に連結し、リングギヤR2 を固定の第5
の歯車要素とし、キャリアC2 を第6の歯車要素として
他方のドライブ軸12に連結した第3実施例を示す。
(d)は、サンギヤS1 をモータ、リングギヤR1 を一
方のドライブ軸に連結する点及びリングギヤR2 を固定
とする点は、上記第3実施例と同様で、キャリアC
1 (第3の歯車要素)をキャリアC2 (第4の歯車要
素)に連結し、サンギヤS2 (第6の歯車要素)を他方
のドライブ軸12に連結した点が第3実施例と異なる第
4実施例を示す。こうしたそれぞれの連結関係により得
られる各要素の回転数、トルク、トルク配分が等しくな
る条件及び減速比を順次ギヤトレインに対応させて各欄
に示す。
【0023】次に、図4は、ダブルピニオンギヤとシン
グルピニオンギヤとの組み合わせを第1群の実施例とは
逆配置とした第2群の各実施例を図表化して示す。
(e)は、第1のプラネタリギヤ機構G1のサンギヤS
1 (第1の歯車要素)をモータに、キャリアC1 (第2
の歯車要素)を一方のドライブ軸に連結し、リングギヤ
R1 (第3の歯車要素)を第2のプラネタリギヤ機構G
2のリングギヤR2 (第4の歯車要素)に連結し、キャ
リアC2 (第5の歯車要素)を固定とし、サンギヤS2
(第6の歯車要素)を他方のドライブ軸12に連結した
第5実施例を示す。以下同様に、(f)は、サンギヤS
1 をモータ、リングギヤR1 を一方のドライブ軸、キャ
リアC1 をサンギヤS2 、リングギヤR2 を他方のドラ
イブ軸12にそれぞれ連結し、キャリアC2 を固定とし
た第6実施例、(g)は、キャリアC1 をモータ、サン
ギヤS1 を一方のドライブ軸、リングギヤR1 をリング
ギヤR2 、サンギヤS2 を他方のドライブ軸12にそれ
ぞれ連結し、キャリアC2 を固定とした第7実施例、
(h)は、キャリアC1 をモータ、リングギヤR1 を一
方のドライブ軸、サンギヤS1 をサンギヤS2 、リング
ギヤR2 を他方のドライブ軸12にそれぞれ連結し、キ
ャリアC2 を固定とした第8実施例を示す。こうし連結
関係により得られる各要素の回転数、トルク、トルク配
分が等しくなる条件及び減速比を順次ギヤトレインに対
応させて各欄に示す。なお、図表中の各表記方法は、図
3と同様である。
グルピニオンギヤとの組み合わせを第1群の実施例とは
逆配置とした第2群の各実施例を図表化して示す。
(e)は、第1のプラネタリギヤ機構G1のサンギヤS
1 (第1の歯車要素)をモータに、キャリアC1 (第2
の歯車要素)を一方のドライブ軸に連結し、リングギヤ
R1 (第3の歯車要素)を第2のプラネタリギヤ機構G
2のリングギヤR2 (第4の歯車要素)に連結し、キャ
リアC2 (第5の歯車要素)を固定とし、サンギヤS2
(第6の歯車要素)を他方のドライブ軸12に連結した
第5実施例を示す。以下同様に、(f)は、サンギヤS
1 をモータ、リングギヤR1 を一方のドライブ軸、キャ
リアC1 をサンギヤS2 、リングギヤR2 を他方のドラ
イブ軸12にそれぞれ連結し、キャリアC2 を固定とし
た第6実施例、(g)は、キャリアC1 をモータ、サン
ギヤS1 を一方のドライブ軸、リングギヤR1 をリング
ギヤR2 、サンギヤS2 を他方のドライブ軸12にそれ
ぞれ連結し、キャリアC2 を固定とした第7実施例、
(h)は、キャリアC1 をモータ、リングギヤR1 を一
方のドライブ軸、サンギヤS1 をサンギヤS2 、リング
ギヤR2 を他方のドライブ軸12にそれぞれ連結し、キ
ャリアC2 を固定とした第8実施例を示す。こうし連結
関係により得られる各要素の回転数、トルク、トルク配
分が等しくなる条件及び減速比を順次ギヤトレインに対
応させて各欄に示す。なお、図表中の各表記方法は、図
3と同様である。
【0024】次に、図5及び図6は、ダブルピニオンギ
ヤ同士を組み合わせた第3群の各実施例を図表化して示
す。これらの各例の場合のギヤトレインの表記方法は、
上記第1及び第2の群の実施例の表記方法と同様である
ので、冗長を避けるため、接続関係を簡略化して説明す
る。(i)は、サンギヤS1 を入力、キャリアC1 を一
方の出力、リングギヤR1 をサンギヤS2 連結、リング
ギヤR2 を固定、キャリアC2 を他方の出力とする第9
実施例、(j)は、サンギヤS1 入力、キャリアC1 を
一方の出力、リングギヤR1 をキャリアC2 連結、リン
グギヤR2 を固定、サンギヤS2 を他方の出力とする第
10実施例、(k)は、サンギヤS1 入力、リングギヤ
R1 を一方の出力、キャリアC1 をサンギヤS2 連結、
リングギヤR2 を固定、キャリアC2 を他方の出力とす
る第11実施例、(l)は、サンギヤS1 入力、リング
ギヤR1 を一方の出力、キャリアC1 をキャリアC2 連
結、リングギヤR2 を固定、サンギヤS2 を他方の出力
とする第12実施例、(m)は、キャリアC1 入力、サ
ンギヤS1 を一方の出力、リングギヤR1 をサンギヤS
2 連結、リングギヤR2 を固定、キャリアC2 を他方の
出力とする第13実施例、(n)は、キャリアC1 入
力、サンギヤS1 を一方の出力、リングギヤR1 をキャ
リアC2 連結、リングギヤR2 を固定、サンギヤS2 を
他方の出力とする第14実施例、(o)は、キャリアC
1 入力、リングギヤR1 を一方の出力、サンギヤS1 を
サンギヤS2 連結、リングギヤR2 を固定、キャリアC
2 を他方の出力とする第15実施例、(p)は、キャリ
アC1 入力、リングギヤR1 を一方の出力、サンギヤS
1 をキャリアC2 連結、リングギヤR2 を固定、サンギ
ヤS2 を他方の出力とする第16実施例を示す。これら
の場合も、図表中の各表記方法は、図3と同様である。
ヤ同士を組み合わせた第3群の各実施例を図表化して示
す。これらの各例の場合のギヤトレインの表記方法は、
上記第1及び第2の群の実施例の表記方法と同様である
ので、冗長を避けるため、接続関係を簡略化して説明す
る。(i)は、サンギヤS1 を入力、キャリアC1 を一
方の出力、リングギヤR1 をサンギヤS2 連結、リング
ギヤR2 を固定、キャリアC2 を他方の出力とする第9
実施例、(j)は、サンギヤS1 入力、キャリアC1 を
一方の出力、リングギヤR1 をキャリアC2 連結、リン
グギヤR2 を固定、サンギヤS2 を他方の出力とする第
10実施例、(k)は、サンギヤS1 入力、リングギヤ
R1 を一方の出力、キャリアC1 をサンギヤS2 連結、
リングギヤR2 を固定、キャリアC2 を他方の出力とす
る第11実施例、(l)は、サンギヤS1 入力、リング
ギヤR1 を一方の出力、キャリアC1 をキャリアC2 連
結、リングギヤR2 を固定、サンギヤS2 を他方の出力
とする第12実施例、(m)は、キャリアC1 入力、サ
ンギヤS1 を一方の出力、リングギヤR1 をサンギヤS
2 連結、リングギヤR2 を固定、キャリアC2 を他方の
出力とする第13実施例、(n)は、キャリアC1 入
力、サンギヤS1 を一方の出力、リングギヤR1 をキャ
リアC2 連結、リングギヤR2 を固定、サンギヤS2 を
他方の出力とする第14実施例、(o)は、キャリアC
1 入力、リングギヤR1 を一方の出力、サンギヤS1 を
サンギヤS2 連結、リングギヤR2 を固定、キャリアC
2 を他方の出力とする第15実施例、(p)は、キャリ
アC1 入力、リングギヤR1 を一方の出力、サンギヤS
1 をキャリアC2 連結、リングギヤR2 を固定、サンギ
ヤS2 を他方の出力とする第16実施例を示す。これら
の場合も、図表中の各表記方法は、図3と同様である。
【0025】最後に、図7は、シングルピニオンギヤ同
士を組み合わせた第4群の各実施例を図表化して示す。
(q)は、サンギヤS1 入力、キャリアC1 を一方の出
力、リングギヤR1 をサンギヤS2 連結、キャリアC2
を固定、リングギヤR2 を他方の出力とする第17実施
例、そして、(r)は、サンギヤS1 入力、リングギヤ
R1 を一方の出力、キャリアC1 をリングギヤR2 連
結、キャリアC2 を固定、サンギヤS2 を他方の出力と
する第18実施例を示す。この例の伝達装置3における
第1のプラネタリギヤ機構G1は、第3の歯車要素すな
わちキャリアC1に伝達されるトルクの絶対値が第2の
歯車要素であるリングギヤR1 に伝達されるトルクの絶
対値より大となるように構成され、第2のプラネタリギ
ヤ機構G2は、リングギヤR2 入力、キャリアC2 固定
によるサンギヤS2 出力で、増速機構となる構成とされ
ている。これらの場合も、図表中の各表記方法は、図3
と同様である。
士を組み合わせた第4群の各実施例を図表化して示す。
(q)は、サンギヤS1 入力、キャリアC1 を一方の出
力、リングギヤR1 をサンギヤS2 連結、キャリアC2
を固定、リングギヤR2 を他方の出力とする第17実施
例、そして、(r)は、サンギヤS1 入力、リングギヤ
R1 を一方の出力、キャリアC1 をリングギヤR2 連
結、キャリアC2 を固定、サンギヤS2 を他方の出力と
する第18実施例を示す。この例の伝達装置3における
第1のプラネタリギヤ機構G1は、第3の歯車要素すな
わちキャリアC1に伝達されるトルクの絶対値が第2の
歯車要素であるリングギヤR1 に伝達されるトルクの絶
対値より大となるように構成され、第2のプラネタリギ
ヤ機構G2は、リングギヤR2 入力、キャリアC2 固定
によるサンギヤS2 出力で、増速機構となる構成とされ
ている。これらの場合も、図表中の各表記方法は、図3
と同様である。
【0026】以上、本発明を採用し得るギヤトレインを
主体として実施例に基づき詳説したが、本発明は、特許
請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に細部の具体的
な構成を変更して実施することができる。なお、前記各
実施例では、両ドライブ軸11,12へのトルク配分を
厳密に等しくするとして説明しているが、若干のアンバ
ランスは実用上許容されるし、実際には、一方のドライ
ブ軸11へのトルク伝達効率の方が他方のドライブ軸1
2へのトルク伝達効率より噛み合い箇所が少ない分だけ
若干良くなるので、これを加味して、敢えてトルク配分
を若干アンバランスに設定してもよい。
主体として実施例に基づき詳説したが、本発明は、特許
請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に細部の具体的
な構成を変更して実施することができる。なお、前記各
実施例では、両ドライブ軸11,12へのトルク配分を
厳密に等しくするとして説明しているが、若干のアンバ
ランスは実用上許容されるし、実際には、一方のドライ
ブ軸11へのトルク伝達効率の方が他方のドライブ軸1
2へのトルク伝達効率より噛み合い箇所が少ない分だけ
若干良くなるので、これを加味して、敢えてトルク配分
を若干アンバランスに設定してもよい。
【図1】本発明の第1実施例に係る電気自動車用駆動装
置の構成を概念的に示すスケルトン図である。
置の構成を概念的に示すスケルトン図である。
【図2】上記第1実施例に係る電気自動車用駆動装置の
詳細を示す軸方向断面図である。
詳細を示す軸方向断面図である。
【図3】上記第1実施例をも含めたシングルプラネタリ
ギヤとダブルプラネタリギヤを組み合わせた伝達装置の
ギヤトレイン構成例と、それにより得られる各種の特性
を対比して示す各実施例の比較図表である。
ギヤとダブルプラネタリギヤを組み合わせた伝達装置の
ギヤトレイン構成例と、それにより得られる各種の特性
を対比して示す各実施例の比較図表である。
【図4】ダブルプラネタリギヤとシングルプラネタリギ
ヤを組み合わせた伝達装置のギヤトレイン構成例と、そ
れらの各特性を対比して示す他の実施例の比較図表であ
る。
ヤを組み合わせた伝達装置のギヤトレイン構成例と、そ
れらの各特性を対比して示す他の実施例の比較図表であ
る。
【図5】ダブルプラネタリギヤ同士を組み合わせた伝達
装置のギヤトレイン構成例と、それらの各特性を対比し
て示すさらに他の実施例の比較図表である。
装置のギヤトレイン構成例と、それらの各特性を対比し
て示すさらに他の実施例の比較図表である。
【図6】図5に続くさらに他の実施例の比較図表であ
る。
る。
【図7】シングルプラネタリギヤ同士を組み合わせた伝
達装置のギヤトレイン構成例と、それらの各特性を対比
して示すさらに他の実施例の比較図表である。
達装置のギヤトレイン構成例と、それらの各特性を対比
して示すさらに他の実施例の比較図表である。
【図8】従来の電気自動車用駆動装置の構成の一例を概
念的に示すスケルトン図である。
念的に示すスケルトン図である。
【図9】従来の電気自動車用駆動装置の構成の他の例を
概念的に示すスケルトン図である。
概念的に示すスケルトン図である。
2 モータ 3 伝達装置 11,12 ドライブ軸 G1 第1のプラネタリギヤ機構 S1 サンギヤ(第1の歯車要素) C1 キャリア(第2の歯車要素) R1 リングギヤ(第3の歯車要素) G2 第2のプラネタリギヤ機構 S2 サンギヤ(第4の歯車要素) R2 リングギヤ(第5の歯車要素) C2 キャリア(第6の歯車要素) HL ,HR 車両の左右輪
Claims (3)
- 【請求項1】 モータと、 車両の左右輪に各々連結され、一方が前記モータ内を挿
通する一対のドライブ軸と、 該一対のドライブ軸と同軸に配設され、前記モータの回
転を減速して前記一対のドライブ軸に伝達する伝達装置
とを備え、 該伝達装置は、前記モータに連結された第1の歯車要素
と、一方の前記ドライブ軸に連結された第2の歯車要素
と、第3の歯車要素とを有し、前記第1の歯車要素に伝
達されるトルクを増大させて第2の歯車要素に伝達する
とともに、前記第2の歯車要素と第3の歯車要素との間
に逆方向のトルクを伝達する第1のプラネタリギヤ機構
と、該第1のプラネタリギヤ機構の前記第3の歯車要素
に連結された第4の歯車要素と、固定された第5の歯車
要素と、他方の前記ドライブ軸に連結された第6の歯車
要素とを有し、前記第4の歯車要素のトルクの方向を逆
転させて前記第6の歯車要素に伝達する第2のプラネタ
リギヤ機構とから構成されたことを特徴とする電気自動
車用駆動装置。 - 【請求項2】 前記伝達装置は、前記第3の歯車要素に
伝達されるトルクの絶対値が前記第2の歯車要素に伝達
されるトルクの絶対値より大となる第1のプラネタリギ
ヤ機構と、増速機構である第2のプラネタリギヤ機構で
構成された請求項1記載の電気自動車用駆動装置。 - 【請求項3】 前記伝達装置は、前記第3の歯車要素に
伝達されるトルクの絶対値が前記第2の歯車要素に伝達
されるトルクの絶対値より小となる第1のプラネタリギ
ヤ機構と、減速機構である第2のプラネタリギヤ機構で
構成された請求項1記載の電気自動車用駆動装置。
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