JPH05332408A - 電気自動車用変速装置 - Google Patents

電気自動車用変速装置

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JPH05332408A
JPH05332408A JP4157513A JP15751392A JPH05332408A JP H05332408 A JPH05332408 A JP H05332408A JP 4157513 A JP4157513 A JP 4157513A JP 15751392 A JP15751392 A JP 15751392A JP H05332408 A JPH05332408 A JP H05332408A
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clutch
transmission
electric motor
planetary gear
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航一 田中
Kojiro Kuramochi
耕治郎 倉持
Takeji Koide
武治 小出
Kinya Yoshii
欣也 吉井
Eiji Ichioka
英二 市岡
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/0021Transmissions for multiple ratios specially adapted for electric vehicles

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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 径寸法および軸方向寸法を小さく維持しつつ
大きな減速比が得られ且つ効率が高い電気自動車用変速
装置を提供する。 【構成】 第1プラネタリギヤP1および第2プラネタ
リギヤP2が一体に構成された第1遊星歯車装置22お
よび第2遊星歯車装置24を有し、ブレーキBによって
第2サンギヤS2がトランスミッションケース32に固
定された状態で、クラッチK−2によってリングギヤR
が入力軸30に連結されることにより第1速ギヤ段が成
立させられ、クラッチK−1によってキャリヤCが入力
軸30に連結されることにより第2速ギヤ段が成立させ
られるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車用変速装置に
係り、特に、径寸法および軸方向寸法を小さく維持しつ
つ大きな減速比を得られる効率の高い変速装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】複数の変速段を有する変速装置を介して
電動モータの出力を駆動輪に伝達する形式の電気自動車
が提案されているが、このような電気自動車の一種とし
て、車両の幅方向において電動モータおよび差動装置の
軸心と同心に変速装置を配設し、その電動モータの回転
を2種類の減速比で変速して差動装置に伝達するように
したものがある。このような電気自動車においては、そ
の電動モータと変速装置とが車両の幅方向において同心
に配設されるため、それ等を車両の前後方向に配設する
場合に比較して、大きなバッテリーを積載するスペース
や室内空間等を確保する上で都合が良い。米国特許の特
許番号4928227号に記載されている電気自動車は
その一例である。
【0003】ところで、十分な車両走行性能を確保しつ
つ電動モータの小型化を図る上で、前記変速装置の減速
比は大きい方が望ましく、上記米国特許においては、図
19に示すように3つの遊星歯車装置100,102,
および104を有して変速装置が構成されている。ここ
で、遊星歯車装置100は、軸心Oまわりの回転可能に
配設されたサンギヤS1およびキャリヤC1と、そのキ
ャリヤC1に回転可能に配設されてサンギヤS1に噛み
合わされたプラネタリギヤP1とから成り、遊星歯車装
置102は、前記プラネタリギヤP1よりも小径でその
プラネタリギヤP1に一体的に設けられるとともに前記
キャリヤC1に回転可能に配設されたプラネタリギヤP
2と、軸心Oまわりの回転可能に配設されてプラネタリ
ギヤP2に噛み合わされたリングギヤR2とから成り、
遊星歯車装置104は、軸心Oまわりの回転可能に配設
されたサンギヤS3,リングギヤR3,およびキャリヤ
C3と、そのキャリヤC3に回転可能に配設されてサン
ギヤS3およびリングギヤR3に噛み合わされたプラネ
タリギヤP3とから成る。サンギヤS1は入力軸106
を介して電動モータの回転軸に連結され、キャリヤC1
はサンギヤS3に一体的に連結され、キャリヤC3は出
力軸108を介して差動装置に連結され、リングギヤR
3はケース110に連結されている。また、リングギヤ
R2は、並列に配設された一方向クラッチFまたはブレ
ーキBを介してケース110に連結されるとともに、ク
ラッチKを介してキャリヤC3に連結されるようになっ
ている。
【0004】このような変速装置においては、図20に
示すように、前進時には一方向クラッチFの作用により
減速比の大きい第1速ギヤ段が成立させられ、クラッチ
Kが係合制御されることにより第2速ギヤ段が成立させ
られ、電動モータが逆回転させられることにより後進ギ
ヤ段が成立させられる。前進時の第1速ギヤ段でブレー
キBを係合制御すれば、車輪側から電動モータ側への動
力伝達が可能となり、電動モータを発電機としてバッテ
リーを充電できる。上記第1速ギヤ段および第2速ギヤ
段の減速比(=入力軸106の回転速度/出力軸108
の回転速度)i1 ,i2 は、遊星歯車装置100,10
2,104のギヤ比(=サンギヤの歯数ZS /リングギ
ヤの歯数ZR )をそれぞれρ1 ,ρ2 ,ρ3 とすると、
それぞれ次式(1),(2)で表され、例えばρ1 ,ρ
2 ,ρ3 が何れも0.5程度の場合の減速比i1 は9程
度で、減速比i2 は7程度となる。上記遊星歯車装置1
00のリングギヤおよび遊星歯車装置102のサンギヤ
は存在しないが、シングルピニオン型の遊星歯車装置に
おけるサンギヤの歯数ZS ,リングギヤの歯数ZR,プ
ラネタリギヤの歯数ZP は、ZS +2ZP =ZR の関係
が成り立つため、この関係からギヤ比ρ1 ,ρ2 が定め
られ、ρ1 <ρ2 である。
【0005】
【数1】 i1 =(1−ρ1 ・ρ2 )・(1+ρ3 )/ρ1 ・ρ3 ・(1−ρ2 ) ・・・(1) i2 ={1+ρ1 ・(ρ3 −ρ2 −ρ2 ・ρ3 )}/ρ1 ・ρ3 ・(1−ρ2 ) ・・・(2)
【0006】ここで、上記遊星歯車装置104のよう
に、リングギヤR3を固定し、サンギヤS3から入力し
てキャリヤC3から出力する場合、その一つの遊星歯車
装置104の減速比iは(1+ρ3 )/ρ3 で、ギヤ比
ρ3 を小さくする程減速比iは大きくなり、一つの遊星
歯車装置104のみで十分な大きさの減速比iを得るこ
とができるが、サンギヤS3の径寸法には設計上の限界
があるため、ギヤ比ρ3を小さくするためにはリングギ
ヤR3の径寸法を大きくする必要がある。しかし、リン
グギヤR3の径寸法を大きくすると変速装置の径寸法が
大きくなるため、車両搭載上好ましくなく、変速装置の
径寸法を小さく維持しつつ大きな減速比を得るために
は、上記のように複数の遊星歯車装置を軸方向に並べて
変速装置を構成する必要があったのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに3つの遊星歯車装置を並べて変速装置を構成した場
合には、部品点数が多くなって重量が増加するとともに
ギヤの噛合い数が多くて効率が悪くなるため、エネルギ
ー損失が大きく、一充電当たりの走行距離が短くなると
いう不都合がある。また、軸方向寸法が長くなるため、
電動モータと共に変速装置を車両の幅方向に配設しよう
とすると、ドライブシャフトの傾斜角θ(図4参照)が
過大になり、車両搭載が不可となる場合があった。
【0008】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、径寸法および軸方向
寸法を小さく維持しつつ大きな減速比が得られ且つ効率
が高い電気自動車用変速装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、車両の幅方向において電動モータと差
動装置との間にそれ等の軸心と同心に配設され、その電
動モータの回転を2種類の減速比で変速して差動装置に
伝達する電気自動車用変速装置であって、(a)前記軸
心まわりの回転可能に配設された第1サンギヤ,リング
ギヤ,およびキャリヤと、そのキャリヤに回転可能に配
設されて第1サンギヤおよびリングギヤに噛み合わされ
た第1プラネタリギヤとから成る第1遊星歯車装置と、
(b)前記第1サンギヤと異なる径で前記軸心まわりの
回転可能に配設された第2サンギヤと、前記第1プラネ
タリギヤに一体的に設けられて前記キャリヤに回転可能
に配設されるとともにその第2サンギヤに噛み合わされ
た第2プラネタリギヤとから成る第2遊星歯車装置と、
(c)前記キャリヤおよび前記リングギヤを前記電動モ
ータの回転軸に選択的に連結する入力係合手段と、
(d)前記第2サンギヤを位置固定の部材に連結する連
結手段と、(e)前記第1サンギヤから前記差動装置へ
出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】このような変速装置においては、入力係合手段
によってリングギヤが電動モータの回転軸に連結される
ことにより、連結手段により位置固定の部材に連結され
た第2サンギヤを反力要素,第1サンギヤを出力要素と
して第1速ギヤ段が成立させられ、入力係合手段によっ
てキャリヤが電動モータの回転軸に連結されることによ
り、連結手段により位置固定の部材に連結された第2サ
ンギヤを反力要素,第1サンギヤを出力要素として第2
速ギヤ段が成立させられる。第1遊星歯車装置および第
2遊星歯車装置のギヤ比(=サンギヤの歯数/リングギ
ヤの歯数)をそれぞれρ1 ,ρ2 とすると、上記第1速
ギヤ段,第2速ギヤ段の減速比(=入力回転速度/出力
回転速度)i1 ,i2 はそれぞれ次式(3),(4)で
表される。なお、第2遊星歯車装置にはリングギヤが存
在しないが、第2サンギヤの歯数をZS2,第2プラネタ
リギヤの歯数をZP2とすると、リングギヤの歯数は(Z
S2+2ZP2)となり、これから第2遊星歯車装置のギヤ
比ρ2 は求められる。
【0011】
【数2】 i1 =ρ1 ・(1−ρ1 ・ρ2 )/(ρ1 −ρ2 ) ・・・(3) i2 =ρ1 ・(1−ρ2 )/(ρ1 −ρ2 ) ・・・(4)
【0012】ここで、上記ギヤ比ρ1 ,ρ2 は、第1プ
ラネタリギヤおよび第2プラネタリギヤが一体に構成さ
れていることから第1サンギヤおよび第2サンギヤの径
寸法に対応し、両者の径寸法が異なることからρ1 ≠ρ
2 となり、それ等の差が小さい程減速比は大きくなる。
例えばρ1 =0.55,ρ2 =0.515とすると、減
速比i1 ≒11.26となり、減速比i2 ≒7.62と
なる。また、ρ1 <ρ2 、すなわち第1サンギヤよりも
第2サンギヤの方が径寸法が大きい場合には、上記減速
比i1 ,i2 は負となり、入出力の回転方向が互いに逆
向きとなるが、電動モータの回転方向を反対にすること
により前進駆動とすることができる。
【0013】
【発明の効果】このように、本発明の電気自動車用変速
装置によれば、各遊星歯車装置のギヤ比を小さくするこ
となく、言い換えれば変速装置の径寸法を大きくするこ
となく大きな減速比を得ることが可能で、車両走行性能
を損なうことなく電動モータを小型化できる。しかも、
プラネタリギヤが互いに一体的に構成された一対の第1
遊星歯車装置および第2遊星歯車装置によって変速装置
が構成されているため、3つの遊星歯車装置を有する従
来の変速装置に比較して軸方向寸法が短くなり、比較的
幅寸法が狭くて軽量な電気自動車に対しても、ドライブ
シャフトの傾斜角が過大になることなく、電動モータと
共に変速装置を車両の幅方向に配設できるようになる。
また、遊星歯車装置が少なくなった分だけ部品点数や噛
合い数が減少するため、重量が軽減されるとともに効率
が向上し、エネルギー損失が低減されて一充電当たりの
走行距離が長くなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図4において10は電動モータであり、
正逆両方向へ回転駆動されることにより変速装置12,
差動装置14,および一対のドライブシャフト16を介
して駆動輪18を回転駆動する。電動モータ10は、バ
ッテリー等の電源からインバータを介して駆動電力が供
給されることにより回転駆動され、インバータは、図示
しないモータ制御用コンピュータによって駆動電力の周
波数や電圧を変更することにより電動モータ10のトル
ク制御を行うとともに、電動モータ10が強制回転させ
られることにより発生した電力をバッテリーに充電す
る。変速装置12は、車両の幅方向において上記電動モ
ータ10と差動装置14との間に、それ等の軸心Oと同
心に配設されており、電動モータ10の回転を2種類の
減速比で変速して差動装置14に伝達する。差動装置1
4は、複数の傘歯車を有して構成されている。また、ド
ライブシャフト16は等速ジョイントを含んで構成され
ており、路面20からの最低地上高hを確保するために
上記軸心Oに対して傾斜角θだけ傾斜させられている。
【0015】上記変速装置12は、図1に示されている
ように第1遊星歯車装置22および第2遊星歯車装置2
4を備えて構成されており、第1遊星歯車装置22は、
前記軸心Oまわりの回転可能に配設された第1サンギヤ
S1,リングギヤR,およびキャリヤCと、そのキャリ
ヤCに回転可能に配設されて第1サンギヤS1およびリ
ングギヤRに噛み合わされた第1プラネタリギヤP1と
から成り、第2遊星歯車装置24は、上記第1サンギヤ
S1よりも小径で軸心Oまわりの回転可能に配設された
第2サンギヤS2と、第1プラネタリギヤP1に一体的
に設けられて前記キャリヤCに回転可能に配設されると
ともに第2サンギヤS2に噛み合わされた第2プラネタ
リギヤP2とから成る。上記第1サンギヤS1は、出力
手段としての出力軸26を介して前記差動装置14のデ
ィファレンシャルケース28に一体的に連結されてお
り、キャリヤCは、前記電動モータ10の回転軸に直結
された入力軸30にクラッチK−1を介して選択的に連
結されるようになっており、リングギヤRは、クラッチ
K−2を介して入力軸30に選択的に連結されるように
なっており、サンギヤS2は、連結手段としてのブレー
キBを介してトランスミッションケース32に選択的に
連結されるようになっている。上記クラッチK−1およ
びK−2は入力係合手段に相当する。なお、かかる図1
は軸心Oより下半分を省略した骨子図である。
【0016】上記クラッチK−1,K−2およびブレー
キBは、複数の摩擦材を有する多板式のクラッチやブレ
ーキ、或いはバンドブレーキなど、油圧アクチュエータ
によって係合させられる油圧式の摩擦係合装置にて構成
されており、図示しないトランスミッション制御用コン
ピュータによって油圧回路が切り換えられ、各油圧アク
チュエータが選択的に作動させられて上記クラッチK−
1,K−2,およびブレーキBが係合させられることに
より、電動モータ10の回転を2種類の減速比で変速す
る。すなわち、図3に「○」印で示されているように、
クラッチK−2およびブレーキBが係合させられること
により、リングギヤRを入力要素,第2サンギヤS2を
反力要素,第1サンギヤS1を出力要素として第1速ギ
ヤ段が成立させられ、クラッチK−1およびブレーキB
が係合させられることにより、キャリヤCを入力要素,
第2サンギヤS2を反力要素,第1サンギヤS1を出力
要素として第2速ギヤ段が成立させられる。これ等のギ
ヤ段は、電動モータ10が正回転させられる前進時およ
び逆回転させられる後進時において成立させられるが、
後進時には何れか一方のギヤ段のみを用いるようにして
も良い。また、ブレーキBが解放されるか、或いはクラ
ッチK−1およびK−2が共に解放されることにより、
動力伝達を遮断するニュートラルが成立させられる。な
お、クラッチK−1およびK−2を係合させるとともに
ブレーキBを解放すれば、遊星歯車装置22および24
が一体回転させられて入力軸30の回転をそのまま出力
軸26に出力する等速ギヤ段が成立させられるが、十分
な駆動トルクが得られないため本実施例ではこのギヤ段
を使用していない。図2は、かかる変速装置12の共線
図であり、ρ1 =(第1サンギヤS1の歯数/リングギ
ヤRの歯数)であり、δ1 =(第1サンギヤS1の歯数
/第1プラネタリギヤP1の歯数)であり、δ2=(第
2サンギヤS2の歯数/第2プラネタリギヤP2の歯
数)である。
【0017】ここで、第1遊星歯車装置22および第2
遊星歯車装置24のギヤ比(=サンギヤの歯数/リング
ギヤの歯数)をそれぞれρ1 ,ρ2 とすると、上記第1
速ギヤ段,第2速ギヤ段の減速比(=入力軸30の回転
速度Nin/出力軸26の回転速度Nout )i1 ,i2
それぞれ前記(3)式,(4)式で表され、例えばρ1
=0.55,ρ2 =0.515とすると、減速比i1
11.26となり、減速比i2 ≒7.62となる。上記
ギヤ比ρ1 およびρ2 は、第1サンギヤS1よりも第2
サンギヤS2の方が小径で且つプラネタリギヤP1およ
びP2は一体回転させられるためρ1 >ρ2 の関係を有
し、(3)式,(4)式から明らかなようにそれ等の差
(ρ1 −ρ2 )が小さい程、上記減速比i1 ,i2 は大
きくなる。
【0018】このように、本実施例の変速装置12によ
れば、各遊星歯車装置22,24のギヤ比ρ1 ,ρ2
小さくすることなく、言い換えれば変速装置12の径寸
法を大きくすることなく大きな減速比を得ることが可能
で、車両走行性能を損なうことなく電動モータ10を小
型化できる。しかも、プラネタリギヤP1,P2が互い
に一体的に構成された一対の第1遊星歯車装置22およ
び第2遊星歯車装置24によって変速装置12が構成さ
れているため、前記図19に示されているように3つの
遊星歯車装置を有する従来の変速装置に比較して軸方向
寸法が短くなり、比較的幅寸法が狭くて軽量な電気自動
車に対しても、ドライブシャフト16の傾斜角θが過大
になることなく、電動モータ10と共に変速装置12を
車両の幅方向に配設できるようになる。また、遊星歯車
装置が少なくなった分だけ部品点数や噛合い数が減少す
るため、重量が軽減されるとともに効率が向上し、エネ
ルギー損失が低減されて一充電当たりの走行距離が長く
なる。
【0019】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の実施例において上記第1実施例と共通する部
分には同一の符号を付して説明を省略する。図5の変速
装置40は、前記クラッチK−2の代わりに、入力軸3
0の正回転時には一体回転する一方向クラッチFを設け
たもので、この一方向クラッチFおよびクラッチK−1
によって入力係合手段が構成されている。この場合に
は、図6に示されているように、ブレーキBが係合させ
られることにより一方向クラッチFの作用によって前進
時の第1速ギヤ段が成立させられ、その状態でクラッチ
K−1が係合させられることにより前進時の第2速ギヤ
段が成立させられ、その状態で電動モータ10が逆回転
させられることにより後進ギヤ段が成立させられ、ブレ
ーキBを解放することによりニュートラルが成立させら
れる。
【0020】図7の変速装置42は、前記第1実施例の
変速装置12に比較して、入力軸30の正回転時には一
体回転する一方向クラッチFをクラッチK−2と並列に
設けたもので、これ等の一方向クラッチF,クラッチK
−2,およびクラッチK−1によって入力係合手段が構
成されている。この場合には、図8に示されているよう
に、ブレーキBが係合させられることにより一方向クラ
ッチFの作用によって前進時の第1速ギヤ段が成立させ
られ、その状態でクラッチK−1が係合させられること
により前進時の第2速ギヤ段が成立させられ、ブレーキ
Bを解放することによりニュートラルが成立させられ
る。また、電動モータ10が逆回転させられる後進時に
は、クラッチK−2およびブレーキBが係合させられる
ことにより第1速ギヤ段が成立させられ、クラッチK−
1およびブレーキBが係合させられることにより第2速
ギヤ段が成立させられるが、何れか一方のギヤ段のみを
用いるようにしても良い。なお、前進時の第1速ギヤ段
においてクラッチK−2を係合させれば、駆動輪18側
から電動モータ10側への動力伝達が可能となり、電動
モータ10を発電機としてバッテリーを充電できる。
「△」印は、このような発電制御を行う場合の係合作動
を表している。
【0021】図9の変速装置44は、前記第1実施例の
変速装置12に比較して、前記クラッチK−2と入力軸
30との間に、入力軸30の正回転時には一体回転する
一方向クラッチFを直列に設けたもので、一方向クラッ
チF,クラッチK−2,およびクラッチK−1によって
入力係合手段が構成されている。この場合には、図10
に示されているように、クラッチK−2およびブレーキ
Bが係合させられることにより一方向クラッチFの作用
によって前進時の第1速ギヤ段が成立させられ、その状
態でクラッチK−1が係合させられることにより前進時
の第2速ギヤ段が成立させられ、ブレーキBを解放する
かクラッチK−1およびK−2を解放することによりニ
ュートラルが成立させられる。また、クラッチK−1お
よびブレーキBが係合させられた状態で電動モータ10
が逆回転させられることにより後進ギヤ段が成立させら
れる。なお、前進時の第2速ギヤ段ではクラッチK−2
を解放するようにしても良い。
【0022】図11の変速装置46は、前記第1実施例
の変速装置12に比較してブレーキBを廃止し、連結手
段としての連結部材58により第2サンギヤS2をトラ
ンスミッションケース32に一体的に連結したものであ
る。この場合には、図12に示されているように、クラ
ッチK−2が係合させられることにより第1速ギヤ段が
成立させられ、クラッチK−1が係合させられることに
より第2速ギヤ段が成立させられ、クラッチK−1およ
びK−2が共に解放されることによりニュートラルが成
立させられる。また、電動モータ10が逆回転させられ
ることにより、前進時と同様に2種類のギヤ段が成立さ
せられるが、何れか一方のギヤ段のみを用いるようにし
ても良い。
【0023】図13の変速装置48は、上記図11の変
速装置46に比較して、入力軸30の正回転時には一体
回転する一方向クラッチFをクラッチK−2の代わりに
設けたもので、この一方向クラッチFおよびクラッチK
−1によって入力係合手段が構成されている。この場合
には、図14に示されているように、一方向クラッチF
の作用によって前進時の第1速ギヤ段が成立させられ、
その状態でクラッチK−1が係合させられることにより
前進時の第2速ギヤ段が成立させられ、その状態で電動
モータ10が逆回転させられることにより後進ギヤ段が
成立させられる。なお、電動モータ10の出力を零にす
ることにより、ニュートラルやパーキング等が可能とな
る。
【0024】図15の変速装置50は、前記図11の変
速装置46に比較して、入力軸30の正回転時には一体
回転する一方向クラッチFをクラッチK−2と並列に設
けたもので、これ等の一方向クラッチF,クラッチK−
2,およびクラッチK−1によって入力係合手段が構成
されている。この場合には、図16に示されているよう
に、一方向クラッチFの作用によって前進時の第1速ギ
ヤ段が成立させられ、その状態でクラッチK−1が係合
させられることにより前進時の第2速ギヤ段が成立させ
られる。また、電動モータ10が逆回転させられる後進
時には、クラッチK−2が係合させられることにより第
1速ギヤ段が成立させられ、クラッチK−1が係合させ
られることにより第2速ギヤ段が成立させられるが、何
れか一方のギヤ段のみを用いるようにしても良い。な
お、前進時の第1速ギヤ段においてクラッチK−2を係
合させれば、駆動輪18側から電動モータ10側への動
力伝達が可能となり、電動モータ10を発電機としてバ
ッテリーを充電できる。また、電動モータ10の出力を
零にすることにより、ニュートラルやパーキング等が可
能となる。
【0025】図17の変速装置52は、前記図11の変
速装置46に比較して、前記クラッチK−2と入力軸3
0との間に、入力軸30の正回転時には一体回転する一
方向クラッチFを直列に設けたもので、一方向クラッチ
F,クラッチK−2,およびクラッチK−1によって入
力係合手段が構成されている。この場合には、図18に
示されているように、クラッチK−2が係合させられる
ことにより一方向クラッチFの作用によって前進時の第
1速ギヤ段が成立させられ、その状態でクラッチK−1
が係合させられることにより前進時の第2速ギヤ段が成
立させられ、クラッチK−1およびK−2を共に解放す
ることによりニュートラルが成立させられる。また、ク
ラッチK−1が係合させられた状態で電動モータ10が
逆回転させられることにより後進ギヤ段が成立させられ
る。なお、前進時の第2速ギヤ段ではクラッチK−2を
解放するようにしても良い。
【0026】以上、本発明の幾つかの実施例を図面に基
づいて詳細に説明したが、本発明は更に別の態様で実施
することもできる。
【0027】例えば、前記実施例では第1サンギヤS1
より第2サンギヤS2の方が小径で、ギヤ比ρ1 =0.
55,ρ2 =0.515の場合の減速比i1 ,i2 を例
として算出したが、ギヤ比ρ1 ,ρ2 は要求径寸法や必
要な減速比等を考慮して適宜設定され得る。第1サンギ
ヤS1より第2サンギヤS2の方を大径とすることも可
能であるが、その場合にはρ1 <ρ2 となって減速比i
1 ,i2 が負となるため、前記実施例に比較して電動モ
ータ10の逆回転時が前進駆動となる。
【0028】また、前記実施例の差動装置14は複数の
傘歯車を有して構成されていたが、遊星歯車装置等の他
の差動装置を採用することも可能である。
【0029】また、前記実施例では入力軸30が電動モ
ータ10の回転軸に直結されていたが、クラッチにより
接続,遮断できるようにしたりトルクコンバータを設け
たりりすることも可能である。入力軸30が電動モータ
10の回転軸と一体に構成されても良い。
【0030】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電気自動車用変速装置
の骨子図である。
【図2】図1の変速装置の共線図である。
【図3】図1の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立させ
られる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【図4】図1の変速装置が電動モータと同心に電気自動
車の幅方向に配設された状態を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例における変速装置の骨子図
である。
【図6】図5の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立させ
られる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【図7】本発明の更に別の実施例における変速装置の骨
子図である。
【図8】図7の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立させ
られる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【図9】本発明の更に別の実施例における変速装置の骨
子図である。
【図10】図9の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立さ
せられる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【図11】本発明の更に別の実施例における変速装置の
骨子図である。
【図12】図11の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立
させられる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【図13】本発明の更に別の実施例における変速装置の
骨子図である。
【図14】図13の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立
させられる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【図15】本発明の更に別の実施例における変速装置の
骨子図である。
【図16】図15の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立
させられる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【図17】本発明の更に別の実施例における変速装置の
骨子図である。
【図18】図17の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立
させられる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【図19】従来の電気自動車用変速装置の一例を示す骨
子図である。
【図20】図19の変速装置のギヤ段と各ギヤ段が成立
させられる際のクラッチ等の係合状態を示す図である。
【符号の説明】
10:電動モータ 12,40,42,44,46,48,50,52:変
速装置 14:差動装置 22:第1遊星歯車装置 24:第2遊星歯車装置 26:出力軸(出力手段) 58:連結部材(連結手段) K−1,K−2:クラッチ(入力係合手段) F:一方向クラッチ(入力係合手段) B:ブレーキ(連結手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 欣也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 市岡 英二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の幅方向において電動モータおよび
    差動装置の軸心と同心に配設され、該電動モータの回転
    を2種類の減速比で変速して該差動装置に伝達する電気
    自動車用変速装置であって、 前記軸心まわりの回転可能に配設された第1サンギヤ,
    リングギヤ,およびキャリヤと、該キャリヤに回転可能
    に配設されて該第1サンギヤおよびリングギヤに噛み合
    わされた第1プラネタリギヤとから成る第1遊星歯車装
    置と、 前記第1サンギヤと異なる径で前記軸心まわりの回転可
    能に配設された第2サンギヤと、前記第1プラネタリギ
    ヤに一体的に設けられて前記キャリヤに回転可能に配設
    されるとともに該第2サンギヤに噛み合わされた第2プ
    ラネタリギヤとから成る第2遊星歯車装置と、 前記キャリヤおよび前記リングギヤを前記電動モータの
    回転軸に選択的に連結する入力係合手段と、 前記第2サンギヤを位置固定の部材に連結する連結手段
    と、 前記第1サンギヤから前記差動装置へ出力する出力手段
    とを有することを特徴とする電気自動車用変速装置。
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