JP2002048197A - 走行台車 - Google Patents

走行台車

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JP2002048197A
JP2002048197A JP2000236328A JP2000236328A JP2002048197A JP 2002048197 A JP2002048197 A JP 2002048197A JP 2000236328 A JP2000236328 A JP 2000236328A JP 2000236328 A JP2000236328 A JP 2000236328A JP 2002048197 A JP2002048197 A JP 2002048197A
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speed
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traveling
shaft
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Yoji Wada
洋治 和田
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TCM Corp
Original Assignee
TCM Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/0021Transmissions for multiple ratios specially adapted for electric vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右一対の車輪と、これら車輪を回転駆動さ
せる走行用モータとを有する走行台車において、走行用
モータを小型化する。 【解決手段】 左右両車輪15a,15bのアクスルシ
ャフト19a,19bがそれぞれディファレンシャル装
置23の左右一対のサイドギヤ27a,27bに接続さ
れ、ディファレンシャル装置23のリングギヤ41と走
行用モータ40の回転軸31に設けられた駆動歯車42
との間に、歯車式の2段変速型の変速装置43が設けら
れ、変速装置43は1速と2速に切替え可能に構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対の車輪を
走行用モータで回転駆動させることにより走行する走行
台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の走行台車としては例え
ば、図6〜図8に示すように、走行台車1の車体2の前
後両端部には、ハンドル3等の操舵装置を備えた運転室
4が設けられている。また、上記車体2の上部には平坦
な荷台5が設けられており、この荷台5にパレット(荷
物の一例)等を載せて運搬する。さらに、車体2の下部
側には、縦軸心9の周りで旋回自在な複数の旋回体10
が車幅方向(左右方向)に2列かつ車長方向(前後方
向)に6列配設されている。尚、上記各旋回体10は、
ハンドル3の回転操作に連動して、旋回するように構成
されている。
【0003】上記各旋回体10の下面側には上部ブラケ
ット11が連結され、上部ブラケット11の下端には、
横方向軸12を介して下部ブラケット13が上下回動自
在に連結されている。上記上下両ブラケット11,13
間にはシリンダ装置8(サスペンションシリンダ)が設
けられている。上記下部ブラケット13の遊端部には車
輪装置14が設けられている。図9,図10に示すよう
に、上記各車輪装置14は、左右一対の車輪15a,1
5bと、これら車輪15a,15bを回転駆動させる交
流用の走行用モータ17と、上記両車輪15a,15b
の回転速度に差をつけるディファレンシャル装置23
(差動装置)とを有している。上記左右両車輪15a,
15bにはそれぞれ、ハブ18を介して、左右両アクス
ルシャフト19a,19bの外端が連結されている。
【0004】また、上記ディファレンシャル装置23
は、両アクスルシャフト19a,19b間に設けられて
おり、ディファレンシャルケース24と、このディファ
レンシャルケース24にピニオンシャフト25を介して
遊転自在に支持された一対のピニオンギヤ26と、これ
らピニオンギヤ26に噛合する左右一対のサイドギヤ2
7a,27bと、これらサイドギヤ27a,27bと同
一状の軸心としてディファレンシャルケース24に固定
されたリングギヤ28と、このリングギヤ28に噛合さ
れる駆動ピニオン29などから構成されている。
【0005】そして、上記一方のアクスルシャフト19
aの内端が、最終減速機30aを介して、一方のサイド
ギヤ27aに接続されている。同様に、他方のアクスル
シャフト19bの内端が、最終減速機30bを介して、
他方のサイドギヤ27bに接続されている。また、上記
駆動ピニオン29は走行用モータ17の回転軸31に設
けられている。尚、上記アクスルシャフト19a,19
bとディファレンシャル装置23とは、下部ブラケット
13に設けられたアクスルハウジング32内に収納され
ている。また、上記走行用モータ17はアクスルハウジ
ング32に取付けられている。さらに、上記リングギヤ
28にはかさ歯車が用いられている。
【0006】また、図6に示すように、上記車体2に
は、各走行用モータ17へ電力を供給する発電機33
と、この発電機33を作動させるエンジン34とが設け
られている。
【0007】これによると、図9に示すように、各走行
用モータ17の回転は、駆動ピニオン29に歯合するリ
ングギヤ28によって減速され、さらにディファレンシ
ャル装置23を介して両最終減速機30a,30bによ
って減速され、両アクスルシャフト19a,19bに伝
えられる。これにより、走行用モータ17の回転速度が
減速され、両アクスルシャフト19a,19bが回転し
て、各車輪15a,15bが回転し、以って、走行台車
1が走行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、走行台車1を発進させる時、大きなトルク
を必要とするため、出力の大きな走行用モータ17を用
いる必要があり、これに応じて走行用モータ17のサイ
ズが大型化してしまうといった問題があった。
【0009】本発明は、走行用モータを小型化し得る走
行台車を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明は、左右一対の車輪と、これら車輪を回転
駆動させる走行用モータとを有する走行台車において、
左右一方の車輪のアクスルシャフトと他方の車輪のアク
スルシャフトとがディファレンシャル装置の左右一対の
サイドギヤに接続され、上記ディファレンシャル装置の
ディファレンシャルケースに設けられたリングギヤと上
記走行用モータの回転軸に設けられた駆動歯車との間
に、歯車式の変速装置が設けられ、上記変速装置は複数
の変速段数に切替え可能に構成されているものである。
【0011】これによると、走行用モータの回転は、駆
動歯車を介して変速装置に伝えられ、さらに変速装置か
らリングギヤを介してディファレンシャル装置へ伝達
し、ディファレンシャル装置から左右両アクスルシャフ
トへ伝えられる。これにより、両アクスルシャフトと共
に両車輪が回転し、走行台車が走行する。この際、走行
用モータの回転速度は上記変速装置で変速(減速)され
るため、変速比(減速比)に応じて、変速装置から出力
されるトルクが増大する。尚、走行台車の走行状況に応
じて、変速段数を切替えることにより、変速装置から出
力されるトルクと回転速度を調節することができる。
【0012】また、本第2発明は、変速装置は、入力軸
と、入力軸に対して平行に設けられた出力軸と、上記入
力軸に設けられた入力歯車ならびに複数の主変速歯車
と、上記出力軸に設けられかつ上記各主変速歯車に歯合
する複数の副変速歯車と、上記出力軸に設けられかつリ
ングギヤに歯合する出力歯車と、上記各主変速歯車を個
別に入力軸に対して接続離脱させるクラッチとで構成さ
れ、上記入力歯車が走行用モータの駆動歯車に連動する
ように構成されているものである。
【0013】これによると、走行用モータの回転によっ
て、駆動歯車が回転し、入力歯車と共に入力軸が回転す
る。この際、複数の主変速歯車のうちから特定の主変速
歯車を選択してクラッチによって入力軸に接続すること
で、上記入力軸の回転により上記特定の主変速歯車が回
転し、特定の主変速歯車に歯合している副変速歯車が回
転し、この副変速歯車と共に出力軸が回転し、この出力
軸と共に出力歯車が回転してリングギヤが回転する。こ
れにより、上記特定の主変速歯車とこの特定の主変速歯
車に歯合する副変速歯車とのギヤ比に応じて変速比が変
わるため、変速比に応じて、変速装置から出力されるト
ルクと回転速度を調節することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。尚、先に述べた従来のもの
と同一のものについては、同じ番号を付記して説明を省
略する。
【0015】図1に示すように、ディファレンシャル装
置23のディファレンシャルケース24に設けられたリ
ングギヤ41には平歯車が用いられている。また、左右
両アクスルシャフト19a,19bの内端はそれぞれデ
ィファレンシャル装置23のサイドギヤ27a,27b
に接続されており、さらに、両アクスルシャフト19
a,19bの外端はそれぞれ最終減速機64a,64b
を介して車輪15a,15bに接続されている。また、
走行用モータ40の回転軸31には駆動歯車42が設け
られており、この駆動歯車42には平歯車が用いられて
いる。
【0016】上記リングギヤ41と駆動歯車42との間
には、歯車式の2段変速型の変速装置43が設けられて
いる。図1,図2に示すように、上記変速装置43は、
アクスルハウジング32内に回転自在に設けられた入力
軸44と、この入力軸44に対して平行に設けられた出
力軸45と、入力歯車47と、主1速歯車48(主変速
歯車の一例)と、主2速歯車49(主変速歯車の一例)
と、副1速歯車50(副変速歯車の一例)と、副2速歯
車51(副変速歯車の一例)と、出力歯車52と、1速
側クラッチ53と、2速側クラッチ54とを有してい
る。
【0017】上記入力歯車47は入力軸44の一端部に
一体に取付けられている。また、アクスルハウジング3
2内には、上記入力歯車47と駆動歯車42との間に歯
合する連動歯車55が設けられている。上記主1速歯車
48は、入力軸44の他端部に外嵌されており、上記1
速側クラッチ53によって入力軸44に対し接続離脱可
能に構成されている。
【0018】すなわち、図3に示すように、上記1速側
クラッチ53は、油圧を用いた湿式多板クラッチであ
り、クラッチディスク56と、ピストン57と、リター
ンスプリング58等で構成されている。上記クラッチデ
ィスク56は、複数枚のディスクプレート59とフリク
ションプレート60とが交互に組み込まれて構成されて
いる。上記ディスクプレート59は、スプラインを介し
て、主1速歯車48のハブ48aに取付けられている。
また、上記フリクションプレート60は、入力軸44に
設けられたドラム部44aに、スプラインを介して取付
けられている。作動油が、入力軸44の流路61を通っ
て、上記ピストン57とドラム部44aとの隙間に送ら
れることによって、ピストン57が押圧方向A(図3の
実線矢印方向)へ移動し、上記ディスクプレート59と
フリクションプレート60とが互いに圧着し、1速側ク
ラッチ53が繋がった状態になる。これにより、上記主
1速歯車48が入力軸44に接続され、入力軸44の回
転が主1速歯車48に伝達される。また、上記流路61
から供給される作動油の油圧を抜くことにより、ピスト
ン57がリターンスプリング58によって反対方向B
(図3の点線矢印方向)へ押し返され、上記ディスクプ
レート59とフリクションプレート60との間に隙間が
できて、1速側クラッチ53が切れた状態になる。これ
により、入力軸44の回転は主1速歯車48に伝達され
ない。
【0019】さらに、図1に示すように、上記主2速歯
車49は、入力軸44の一端部に外嵌されており、上記
2速側クラッチ54によって入力軸44に対し接続離脱
可能に構成されている。尚、図3に示すように、2速側
クラッチ54は上記1速側クラッチ53と同一に構成さ
れている。また、上記各クラッチ53,54による接続
離脱は、図5に示すように、運転室4内の操作レバー6
3を操作することによって行われる。
【0020】また、図1〜図3に示すように、上記副1
速歯車50は、出力軸45の他端部に一体に取付けら
れ、上記主1速歯車48に歯合している。また、上記副
2速歯車51は、出力軸45の一端部に一体に取付けら
れ、主2速歯車49に歯合している。尚、上記主1速歯
車48と副1速歯車50との変速比(ギヤ比)は主2速
歯車49と副2速歯車51との変速比(ギヤ比)よりも
大きく設定されている。
【0021】さらに、上記出力歯車52は、出力軸45
に一体に取付けられて副1速歯車50と副2速歯車51
との間に位置しており、上記リングギヤ41に歯合して
いる。尚、上記各歯車47〜52,55には平歯車が用
いられている。
【0022】以下、上記構成における作用を説明する。 操作レバー63をニュートラルに切替えることによっ
て、1速側クラッチ53と2速側クラッチ54とが共に
切れた状態になる。したがって、各走行用モータ40の
回転により、駆動歯車42と連動歯車55と入力歯車4
7と入力軸44とが回転するが、上記両クラッチ53,
54が切れているため、上記入力軸44の回転は主1速
歯車48および主2速歯車49に伝達されず、主1速歯
車48および主2速歯車49は停止した状態となる。し
たがって、各走行用モータ40の回転力は各車輪15
a,15bまで伝達されず、各車輪15a,15bは停
止した状態となり、これにより走行台車1はアイドリン
グ状態で停止したままとなる。
【0023】その後、走行台車1を発進させる場合、
操作レバー63を1速に切替えることによって、1速側
クラッチ53が繋がった状態(2速側クラッチ54は切
れたままの状態)になり、主1速歯車48が1速側クラ
ッチ53により入力軸44に接続される。したがって、
各走行用モータ40の回転により、駆動歯車42と連動
歯車55と入力歯車47と入力軸44とが回転する。さ
らに、上記入力軸44の回転により主1速歯車48と副
1速歯車50と出力軸45と出力歯車52とが回転し、
上記出力歯車52の回転によりリングギヤ41が回転
し、ディファレンシャル装置23を介して各車輪15
a,15bが回転する。これにより、走行台車1が発進
する。尚、この際、上記出力軸45の回転にともなっ
て、副2速歯車51と主2速歯車49とが空転する。
【0024】その後、操作レバー63を1速から2速
に切替えることによって、2速側クラッチ54が繋がる
とともに1速側クラッチ53が切れた状態になり、主2
速歯車49が2速側クラッチ54により入力軸44に接
続される。したがって、各走行用モータ40の回転によ
り、駆動歯車42と連動歯車55と入力歯車47と入力
軸44とが回転する。さらに、上記入力軸44の回転に
より主2速歯車49と副2速歯車51と出力軸45と出
力歯車52とが回転し、上記出力歯車52の回転により
リングギヤ41が回転し、ディファレンシャル装置23
を介して各車輪15a,15bが1速の場合よりも高速
で回転する。尚、この際、上記出力軸45の回転にとも
なって、副1速歯車50と主1速歯車48とが空転す
る。
【0025】上記,において、走行用モータ40の
回転速度は変速装置43で変速(減速)されるため、変
速比(減速比)に応じて、変速装置43の出力歯車52
から出力されるトルクが増大する。特に、走行台車1を
発進させる時、大きなトルクを必要とするため、上記
のように操作レバー63を1速に切替え、変速比(減速
比)の大きな主1速歯車48と副1速歯車50とを用い
て走行用モータ40の回転力を車輪15a,15bに伝
達している。これにより、回転速度は低下するが、その
分、大きなトルクが発生する。
【0026】また、走行台車1の走行速度がある程度ま
で上がると、発進時ほど大きなトルクを必要とはしない
ため、上記のように操作レバー63を2速に切替え、
1速よりも変速比(減速比)の小さな主2速歯車49と
副2速歯車51とを用いて走行用モータ40の回転力を
車輪15a,15bに伝達している。これにより、トル
クは減少するが、その分、回転速度が増加する。
【0027】このように、出力の大きな走行用モータを
用いる代わりに、変速装置43を設けたことによって、
大きなトルクを得ることができるため、走行用モータ4
0に低出力の小型のモータを用いることができる。さら
に、1速と2速を切替えることによって、変速比が変わ
るため、変速比に応じて、変速装置43の出力歯車52
から出力されるトルクと回転速度を調節することができ
る。
【0028】尚、直線走行時においては、リングギヤ4
1と共にディファレンシャルケース24と両サイドギヤ
27a,27bとが一体になって回転し、両サイドギヤ
27a,27bから同じ回転数(回転速度)の動力が両
アクスルシャフト19a,19bと最終減速機64a,
64bとを経て車輪15a,15bに伝えられる。
【0029】また、曲線走行時においては、ハンドル3
を回転操作することにより、各旋回体10が旋回し、両
車輪15a,15bが左右方向へ換向する。この際、左
の車輪15aと右の車輪15bとの回転数(回転速度)
が異なるため、両サイドギヤ27a,27bの回転数
(回転速度)の差に応じて、両ピニオンギヤ26が自転
する。尚、走行台車1を後進させる場合は、各走行用モ
ータ40の回転方向を逆方向に切り換えればよい。
【0030】上記実施の形態では、変速装置43を1速
と2速との2段変速に構成しているが、3段変速または
それ以上の多段変速型であってもよい。上記実施の形態
では、運転室4を車体2の前後両端部に設けているが、
前後いずれか片側のみに設けてもよい。
【0031】上記実施の形態では、旋回体10を車幅方
向に2列かつ車長方向に6列の計12個設けているが、
12個以外の複数個または単数個設けてもよい。上記実
施の形態では、走行用モータ40として電動モータを用
い、さらに、発電機33で電力を供給しているが、上記
電動モータの代わりに油圧モータを用い、上記発電機3
3の代わりに油圧ポンプを用いて油圧モータに作動油を
供給してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によると、出力の大
きな走行用モータを用いる代わりに、変速装置を設けた
ことによって、大きなトルクを得ることができるため、
走行用モータに低出力の小型のモータを用いることがで
きる。また、走行台車の走行状況に応じて、変速段数を
切替えることにより、変速装置から出力されるトルクと
回転速度を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における走行台車の車輪装
置の構成を示す平面図である。
【図2】図1におけるX−X矢視図である。
【図3】同、走行台車の車輪装置の変速装置に設けられ
たクラッチの構成を示す図である。
【図4】同、走行台車の車輪装置の側面図である。
【図5】同、走行台車の側面図である。
【図6】従来の走行台車の側面図である。
【図7】同、走行台車の平面図である。
【図8】同、走行台車の車輪装置の側面図である。
【図9】同、走行台車の車輪装置の構成を示す概略平面
図である。
【図10】同、走行台車の車輪装置のディファレンシャル
装置の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 走行台車 15a,15b 車輪 19a,19b アクスルシャフト 23 ディファレンシャル装置 24 ディファレンシャルケース 27a,27b サイドギヤ 31 回転軸 40 走行用モータ 41 リングギヤ 42 駆動歯車 43 変速装置 44 入力軸 45 出力軸 47 入力歯車 48 主1速歯車(主変速歯車) 49 主2速歯車(主変速歯車) 50 副1速歯車(副変速歯車) 51 副2速歯車(副変速歯車) 52 出力歯車 53 1速側クラッチ 54 2速側クラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の車輪と、これら車輪を回転駆
    動させる走行用モータとを有する走行台車において、左
    右一方の車輪のアクスルシャフトと他方の車輪のアクス
    ルシャフトとがディファレンシャル装置の左右一対のサ
    イドギヤに接続され、上記ディファレンシャル装置のデ
    ィファレンシャルケースに設けられたリングギヤと上記
    走行用モータの回転軸に設けられた駆動歯車との間に、
    歯車式の変速装置が設けられ、上記変速装置は複数の変
    速段数に切替え可能に構成されていることを特徴とする
    走行台車。
  2. 【請求項2】 変速装置は、入力軸と、入力軸に対して
    平行に設けられた出力軸と、上記入力軸に設けられた入
    力歯車ならびに複数の主変速歯車と、上記出力軸に設け
    られかつ上記各主変速歯車に歯合する複数の副変速歯車
    と、上記出力軸に設けられかつリングギヤに歯合する出
    力歯車と、上記各主変速歯車を個別に入力軸に対して接
    続離脱させるクラッチとで構成され、上記入力歯車が走
    行用モータの駆動歯車に連動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の走行台車。
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