JP7496875B2 - 電動パワートレイン用ギアボックス - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワートレイン用のギアボックスに関する。
一般的に、本発明は、車両の車軸に組み込まれた電動パワートレインの一部であるギアボックスに適用される。このような電動車軸(または「イーアクスル」)は、前車軸または後車軸であって、パワートレインを受け入れるように適合された車軸本体(または「ハウジング」)を含み、車軸の車輪にトルクを提供するように配置される。「イーアクスル」は、バッテリー式電気自動車、燃料電池、ハイブリッドアプリケーション向けのコンパクトで経済的な電気駆動の解決策である。電気モータ、電子機器、トランスミッションをコンパクトなユニットにまとめ、車軸の長手方向両端に設けられた車輪を直接駆動する。
本発明は、トラック、バス、建設機械などの中型および大型車両、ならびに乗用車に適用可能である。本発明はトラックに関して説明するが、この特定の車種に限定するものではない。実際、本発明の電動パワートレインは、船舶(船、ボートなど)にも使用可能である。
運輸業界は現在、電力を使用して車両を運転するエレクトロモビリティへの移行が進んでいる。エレクトロモビリティは主に、ますます厳しくなる排ガス規制要件と、一部の都市による内燃機関車の禁止に対応するため発展している。
バッテリー、シャーシ、及び空力学的形状のようなその他の大型部品用に可能な限り多くのスペースを確保するため、パワートレインは可能な限りコンパクトでなければならない。
大抵の電気モータは高速・低トルクで、内燃機関は低速・高トルクで動作するのが理想的な動作範囲である。一般的に、坂道発進や高負荷時の発進の車輪のトルク要求を満たすために、比較的高い減速比(通常20~50)が必要である。この減速比は、複数の減速段階により達成可能であるため、スペースが必要である。
固定の速度比を有するギアボックスを使用した場合の課題は、クルーズモードの状態では電気モータが高速かつ低トルクで動作し、そのような状態におけるモータの効率は最適ではないことである。更に、高速時には、トランスミッションのギア、ベアリング、シールリングへの圧力も増加し、トランスミッションの耐久性が低下する。
更に、高速で回転するギアを有するギアボックスは、潤滑の問題を引き起こす。実際に、連続する2つの歯の間のオイルが遠心力によって排出され、噛み合う2つのギアの歯の間で金属同士が接触することで熱が発生し、不可逆的な機械的損傷が起こるため、高速回転するギアは、適切に潤滑されていない可能性がある。
また、一般的に回転数が高いと騒音や振動が発生しやすい。これは、規制の観点および顧客(ドライバーおよび車外の人の両方)にとっても問題になる可能性がある。
これらの不利な点に対して、本発明は、よりコンパクトで頑丈なギアボックスを提案し、いくつかのギア比を提供することによって多くの状態で電気モータのより良い効率の保証を可能にし、より具体的に改善することを目的とする。
既存の解決策は、従来のギアボックスの場合と同様に、2つのギアの3番目のセットを追加して3番目の比を作成することである。この場合、ギアボックスがコンパクトにならず、その結果、車輪間のコンパクトなパッケージングは不可能である。
別の解決策は、ギアボックスの比を上げてクルーズ時でのEモータ速度を下げて、(3番目の)クルーズギアの必要性を抑えることである。しかし、特に大型車両では、最低ギア比では車両を始動するのに十分ではない可能性があるため、発進時の性能に影響を与える可能性がある。
さらに、国際公開第2018/156760号(図3)は、差動アセンブリ232に動作可能に結合されたドライブトレインを含む電動アクスル200を開示している。差動アセンブリ232は、ギアパス230に駆動するように接続されている。第1電気モータ/発電機202は、回転可能なシャフト206に駆動するように接続されている。電動アクスル200は、シャフト206に駆動するように接続されている第2電気モータ/発電機204も含む。第2電気モータ/発電機204および第1電気モータ/発電機202は、互いに並列に配置されている。
シャフト206は、それに回転して取り付けられたセレクタスプライン260を有する。セレクタスリーブ262は、セレクタスプライン260上を摺動し、クラッチ動作によってシャフト224aまたはシャフト224bと係合する。シャフト224a、224bは、シャフト206と同軸の中空の回転可能なシャフトである。シャフト224aもシャフト224bも係合していないとき、セレクタスリーブ262はニュートラルポジションにある。
低速時では、高い比の範囲が望まれる。セレクタスプライン260はシャフト224bに係合される。動力は、モータ/発電機202,204からセレクタスプライン260を介してオーバーランクラッチ266に伝達される。オーバーランクラッチ266は、低車速時に自動的に係合し、動力をシャフト224a、ギアパス230、差動アセンブリ232に伝達し、それにより、動力がホイール244a、244bに伝達する。
高速時では、回生ブレーキのために低い比の範囲が望まれる。セレクタスプライン260はシャフト224aに係合される。回生電力は、ホイール244a、244bからモータ/発電機202,204に伝達される。オーバーランクラッチ266は、中空シャフト224bとの接続を切り離し、ギアパス220、シャフト214およびギアパス212の回転を防止する。
特定の所望の道路速度では、セレクタスリーブ260は、シャフト206からシャフト224bおよびギアパス230を経て差動アセンブリ232から車両のホイール244a、244bに動力が伝達されないニュートラルポジションにあることが可能である。
米国特許出願公開第2019/0078672号は、電気モータ11に稼働するべく接続された4つの電気キャリパブレーキシステム22、31、44、51と、1つのステージギアとを含む電気自動車用の4速トランスアクスル10を開示している。
第1電気キャリパブレーキシステム22は、ロックおよびリリースされた第1遊星ギアにおける第1キャリア17を制御するために使用され、第2電気キャリパブレーキシステム31は、ロックおよびリリースされた第2遊星ギアにおける第2キャリア27を制御するために使用され、第3電気キャリパブレーキシステム44は、ロックおよびリリースされた第4遊星ギアにおける第4キャリア38を制御するために使用され、第4電気キャリパブレーキシステム51は、ロックおよびリリースされた第4遊星ギアにおける第4リングギア39を制御するために使用される。
第1速度比は、第2キャリア27および第4リングギア39がロックされ、第1キャリア17および第4キャリア38が解放されることによって達成される。第2速度比は、第1キャリア17および第4リングギア39がロックされ、第2キャリア27および第4キャリア38が解放されることによって達成される。第3速度比は、第2キャリア27および第4キャリア38がロックされ、第1キャリア17および第4リングギア39が解放されることによって達成される。最終的に、第4速度比は、第1キャリア17および第4キャリア38がロックされ、第2キャリア27および第4リングギア39が解放されることによって達成される。
米国特許第7,819,772号は、第1伝動軸1に接続可能な入力軸anと第2伝動軸である出力軸abとの間においてパワーシフト可能な多段トランスミッションLMGであって、トランスミッションハウジング0内に並列に配置される2つのシャフトラインWS1とWS2と、これらのシャフトライン間における3つの伝達ギアSGと、それぞれサンギアSo、リングギアHoと単一の遊星を有する遊星キャリアPtをそれぞれ備える3つの遊星ギアPGと、複数、好ましくは5つのシフト要素SEとを備えるパワーシフト可能な多段トランスミッションLMGを開示している。5つのみのシフト要素で8つの前進ギア、1つの後退ギアの切り替えが可能である。
ギア要素が2つのシャフトライン上に配置されているため、トランスミッションギアボックスの長さを短くし、インラインアプリケーションだけでなく、フロントクロスアプリケーションにも適している。すべてのシフト要素はオイルを簡単に供給し制御することができる。シフト要素が4つのみの場合も、トランスミッションには5つの段付き前進ギア、1つの後進ギアを有する。ギアトレイン47と58は、有利なハイブリッドドライブラインを得るために電気モータに連結するのに非常に適したギア要素である。
しかし、上記の特許文献は、本発明によるギアボックスの特定の構成を開示していない。
本発明は、請求項1に記載のギアボックスに関する。
本発明により、(モータ軸とプライマリ軸の間で減速するために必要な)第1プライマリギアは、ギアボックス内で動力を受け取るためと、第1セカンダリギアを介してセカンダリ軸に動力を伝達するためとの両方に使用される。これにより、2つのギアセットの代わりに1つのギアのみを追加することによって、クルージングレシオと呼ばれる3番目のギアレシオを作成できる。したがって、スペース、質量、および製造コストを節約可能である。
請求項2から6は、ギアボックスの利点を定義しているが必須ではない。
また、本発明は、請求項7に記載の電動パワートレインに関する。請求項8から12は電動パワートレインの利点を定義しているが必須ではない。
最後に、本発明は、そのような電動パワートレインを含む電気、燃料電池、またはハイブリッド車に関する(請求項13)。
以下、添付図面を参照し、実施例として挙げた本発明の実施形態について、より詳細に説明する。図面について:
本発明によるパワートレインを含む車両の斜視図であり、該パワートレインは、イーアクスルと呼ばれる車両の車軸の1つに統合されている。 図2は、イーアクスルに接合されたパワートレインの斜視図であり、前記パワートレインは、モータトルクを車軸ホイールに伝達するための、本発明の第1の実施形態による第1電気モータおよびギアボックスを備える。 図3は、図2のパワートレインの上面図であり、ギアボックスのギアを示すためにギアボックスケーシングが省略されている。 図4は、第1構成におけるギアボックスの概略図である。 図5は、第2構成におけるギアボックスの概略図である。 図6は、第3構成におけるギアボックスの概略図である。 図7は、第2電気モータのモータトルクを車軸ホイールに伝達するための、イーアクスルの第2ギアボックスの概略図である。 図8は、第2電気モータのモータトルクを車軸ホイールに伝達するための、イーアクスルの第2ギアボックスの概略図である。 図9は、本発明の別の実施形態によるギアボックスの概略図である。 図10は、イーアクスルの一部であるパワートレインのすべての可能な動作モードをまとめた表である。
図1は、電気、燃料電池、またはハイブリッド車である車両、つまり電気エネルギーを動力源として使用する車両を示している。この例では、車両はトラック2であり、2つの車軸、前車軸6および後車軸4を含む。
別の実施形態では、車両は、1つまたは複数の追加の車軸を含む可能性があることは明らかである。
2つの車軸4および6のうちの少なくとも1つは電動式である、すなわち、少なくとも1つの電気モータを含む。この例では、後車軸4のみが電動化されている、つまり車両2が推進車両(後車軸のみが電動化されている)の場合を考える。しかし、本発明は、全輪駆動車および牽引車(前車軸のみが電動化されている)にも適用されることは言うまでもない。
車軸4は、第1電気モータ(または「Eモータ」)EM1および、好ましくは、第2電気モータEM2を含むパワートレイン5を含む。この例では、2つのモータEM1とEM2は同一のモータ、つまり、同じ特性(供給電圧、動作電流、トルク速度特性など)を有する。
電気モータEM1およびEM2は、ACタイプのモーター(同期または非同期)であることが利点である。あるいは、電気モータEM1およびEM2は、DCタイプのモータ(ブラシ付き)でもよい。より一般的には、任意の電気モータが適している。
図の例では、図2に示すように、電気モータEM1とEM2に対して1つずつ、2つのインバーターINV1とINV2が設けられている。
好ましくは、車軸4は、細長い車軸ハウジング(図示せず)を有する。この車軸ハウジングは中空であり、差動装置10を内部に受け入れる中央部と、その中央部分の両側に伸びる2つの側部を有する。2つの側部は、それぞれホイールW1およびW2に接続された出力シャフト42および44を受け入れる(図4参照)。このような車軸ハウジングは既知であるため図示していない。
通常、モータEM1およびEM2は、適切な手段、特にボルト締めによって車軸ハウジングに取り付けられる。そのような固定手段は既知であるため図示していない。あるいは、電気モータEM1およびEM2のハウジングは、車軸ハウジングと一体になっており、両者は一体化している。
第1電気モータEM1および第2電気モータEM2は、車軸4の長手方向軸線X4からオフセットされていることが利点である。
好ましくは、各電気モータEM1およびEM2の回転軸は、車軸4の長手方向軸線X4に平行である。したがって、パワートレイン5は、車軸に対して長手方向の構成にあると言われている。
ギア減速機構を含むギアボックス(またはトランスミッション)G1は、第1電気モータEM1と差動装置10との間に備えられる。ギアボックスG1は、複数の速度比が含まれる。
図4に示すように、ギアボックスG1は、プライマリシャフト20(「入力シャフト」としても知られる)を含み、プライマリシャフト20と伴に回転するように固定(に対する回転が固定)された第1プライマリギア21(「ギアリング」または「ピニオン」としても知られる)と、第2プライマリギア22と、第3プライマリギア23とが、プライマリシャフト20に配置される。
前記ギア21と22と23は、それぞれ異なる(外径)および/または異なる数の歯を有する。通常、ギア21は、ギア23の直径よりも大きく、ギア23は、ギア22の直径よりも大きい。
この例では、第1プライマリギア21は、シャフト20と一体である(すなわち、1つの構成要素として作られている)が、第1プライマリギア21は、締め具、溶接、スプライン、または他の任意の手段を使用して、シャフト20に固定的に取り付け可能である。さらに、第2プライマリギア22と第3プライマリギア23は、この特定の構成において、デフォルトではそれぞれがプライマリシャフト20を中心に回転自在である。
通常、第2プライマリギア22は、第1プライマリギア21と第3プライマリギア23との間に配置される。ただし、他の配置も可能であり、典型的には、1つの代替実施形態において、第3プライマリギア23は、第1と第2プライマリギア21と22との間に配置することができる。
好ましくは、3つのギア21と22と23のみがプライマリシャフト20上に配置される。
また、ギアボックスG1は、セカンダリシャフト30(「出力シャフト」または「カウンターシャフト」としても知られる)を含み、第1プライマリギア21と噛み合い、デフォルトではセカンダリシャフト30を中心に回転自在である第1セカンダリギア31と、第2プライマリギア22と噛み合う第2セカンダリギア32と、第3プライマリギア23と噛み合う第3セカンダリギア33が、セカンダリシャフト30に配置されている。
好ましくは、第2ギア32と第3ギア33は、それぞれ前記セカンダリシャフト30と伴に回転するように固定(に対する回転が固定)されている。この例では、第2ギア32と第3ギア33は、シャフト30と一体である(すなわち、1つの構成要素として作られている)が、締め具、溶接、スプライン、または他の任意の手段を使用して、シャフト30に固定的に取り付け可能である。
通常、第2セカンダリギア32は、第1セカンダリギア31と第3セカンダリギア33との間に配置される。
好ましくは、プライマリシャフト20とセカンダリシャフト30は、それぞれの回転軸に垂直な軸に沿ってオフセットされ、互いに並列に延びる。
また、ギアボックスG1は、第1カップリング部材40(「ギアシフト機構」または「ドッグクラッチ要素」としても知られる)を含み、該第1カップリング部材40は、セカンダリシャフト30に沿って配置され、セカンダリシャフト30と伴に回転するように第1セカンダリギア31に第1カップリング部材40が結合する係合位置(図6参照)と、ギア31をセカンダリシャフト30の周りに自由に回転させるニュートラルポジション(図4および5参照)との間を移動可能である。
これらの図の実施形態では、電気モータEM1およびEM2は、ギアシフトの前、すなわち結合の前に、ギアとシャフトとの間の速度同期を実行するように電気的に制御される。しかし、図示されていない変形例において、ギアボックスG1も、ギアの速度をシャフトの速度と同期させるための少なくとも1つの要素を含む。このような同期要素は既知であるため、本明細書でさらに詳述されない。
また、ギアボックスG1は、第2カップリング部材18を含み、該第2カップリング部材18は、プライマリシャフト20およびセカンダリシャフト30のうちの一方のシャフト、典型的にはシャフト20に沿って配置される。該第2カップリング部材18は、プライマリシャフト20と伴に回転するように第2プライマリギア22に第2カップリング部材18が結合する第1ポジション(図5参照)と、プライマリシャフト20と伴に回転するように第3プライマリギア23に第2カップリング部材18が結合する第2ポジション(図4参照)と、第2および第3プライマリギア22、23がプライマリシャフト20を中心に回転することを妨げないニュートラルポジション(図6参照)との間で移動可能である。
別の実施形態(図示せず)では、第2カップリング部材18は、セカンダリシャフト30に沿って配置することができる。この場合、第2カップリング部材18は、セカンダリシャフト30と伴に回転するように第2セカンダリギア32に第2カップリング部材18が結合する第1ポジションと、セカンダリシャフト30と伴に回転するように第3セカンダリギア33に第2カップリング部材18が結合する第2ポジションと、第2および第3セカンダリギア32、33がセカンダリシャフト30を中心に回転することを妨げないニュートラルポジションとの間で移動可能である。
好ましくは、第1カップリング部材40および第2カップリング部材18の少なくとも1つ(好ましくは、カップリング部材18および40の両方)は、ドッグクラッチである。
図4に示されるように、第1速度比(「EM1ギア1」)は、第1カップリング部材40がニュートラルポジションにあり、且つ、第2カップリング部材18が第1ポジションにあるときに得られる。この構成において、トルクは、一対のギア22と32を介してプライマリシャフト20からセカンダリシャフト30に伝達される。他のギア、すなわち、ギア23と31は、シャフト20と30からそれぞれクラッチが外されている。これは、ギア23の回転速度がシャフト20の回転速度から独立し、ギア31の回転速度がシャフト30の回転速度から独立していることを意味する。言い換えれば、ギア23と31は、シャフト20と30を中心にそれぞれ回転自在である。これは、ギア23と31が不動のままであるという意味ではない。ギア23と31は、シャフト30と20と伴に回転するように固定(に対する回転がそれぞれ固定)されたギア33と21によってそれぞれ回転駆動されている。
図5に示されるように、第1の速度比とは異なる第2速度比(「EM1ギア3」)は、第1カップリング部材40がニュートラルポジションにあり、且つ、第2カップリング部材18が第2ポジションにあるときに得られることが利点である。この構成において、トルクは、一対のギア23と33を介してプライマリシャフト20からセカンダリシャフト30に伝達される。他のギア、すなわち、ギア22と31は、シャフト20と30からそれぞれクラッチが外されている。これは、ギア22の回転速度がシャフト20の回転速度から独立し、ギア31の回転速度がシャフト30の回転速度から独立していることを意味する。言い換えれば、ギア22と31は、シャフト20と30を中心にそれぞれ回転自在である。これは、ギア22と31が不動のままというわけではない。ギア22と31は、シャフト30と20と伴に回転するようにそれぞれ固定(に対する回転がそれぞれ固定)されたギア32と21によってそれぞれ回転駆動されている。
図6に示されるように、第1速度比と第2速度比とは異なる第3速度比(「EM1クルーズギア」)は、第1カップリング部材40が係合位置にあり、且つ、第2カップリング部材18がニュートラルポジションにあるときに得られることが利点である。この構成において、トルクは、一対のギア21と31を介してプライマリシャフト20からセカンダリシャフト30に伝達される。他のギア、すなわち、ギア22と23は、シャフト20からクラッチが外されている。これは、ギア22と23の回転速度がシャフト20の回転速度から独立していることを意味する。言い換えれば、ギア22と23は、シャフト20を中心にそれぞれ回転自在である。これは、ギア22と23が不動のままというわけではない。ギア22と23は、シャフト30と伴に回転するように固定(に対する回転がそれぞれ固定)されたギア32と33によってそれぞれ回転駆動されている。
ギアボックスG1の速度比は、出力ギア34の回転速度とギア16の回転速度との間の商として定義することができる。図の特定の配置では、第1速度比は第2速度比よりも小さく、それ自体は第3速度比(クルーズギア比)よりも小さい。通常、第1速度比は約1:16であり、第2速度比は約1:10であり、第3速度比は約1:7である。
一般的に、第1速度比は低速で、すなわち、車両の始動時に選択することができ、第2速度比は中速で選択することができ、第3速度比は高速で選択することができる。ギアボックスG1の変速比は車速に応じて自動的に変更される。
さらに、カップリング部材18と40の両方がニュートラルポジションにある場合、トルクは、電気モータEM1によって車輪に伝達されない。
したがって、この例では、ギアボックスG1は少なくとも3つの異なる速度比(3速ギアボックス)を有する。ギアボックスG1のプライマリシャフト20には、3速の変速機としては珍しく、3つのギアのみが配置されていることに留意されたい。実際、3速ギアボックスには通常、1つの入力ギア(駆動源に接続される)と、3つの速度比を実現するために異なる直径を有する3つの分配ギア(つまり4速ギア)が配置された入力シャフトが含まれる。これにより、特にトランスミッションの長手方向に非常にコンパクトなギアボックスを可能にする。
別の実施形態(図示せず)では、セカンダリシャフト30に沿って配置された第2セカンダリギア32と第3セカンダリギア33は、デフォルトでは、それぞれ、前記セカンダリシャフトシャフト30を中心に回転自在である。この場合、第3カップリング部材はセカンダリシャフト30に沿って配置され、セカンダリシャフト30と伴に回転するようにセカンダリギア32に第3カップリング部材が結合する第1ポジションと、セカンダリシャフト30と伴に回転するように第3ギア33に第3カップリング部材が結合する第2ポジションと、第2ギア32と第3ギア33がセカンダリシャフト30を中心に回転するニュートラルポジションとの間で移動可能である。第3カップリング部材を有することの利点は、該第3カップリング部材がトルクを伝達しないときにギアセット22、32または23、33に注油する必要がないため、オイルの飛散損失を抑えることである。これにより、ギアの歯の摩耗も減り、ギアボックスG1がより頑丈になる(または耐久性が高まる)。
実際、第3カップリング部材は、トルクを伝達するギアの対(例えば、22と32)のみを使用することを可能にし、トルクを伝達しない他のギア(例えば、23と33)が回転することを回避する。第2カップリング部材18がニュートラルポジションにあるとき、第3カップリング部材もニュートラルポジションに置くことができ、その結果、ギア22と32と23と33のいずれも回転しない。
第4ギア34(「出力ギア」としても知られる)は、セカンダリシャフト30上に配置される。前記第4ギア34は、好ましくは、セカンダリシャフト30と伴に回転するようにそれぞれ固定(に対する回転が固定)されることが利点である。第4ギア34は、差動装置10のクラウンホイール12と噛み合う。
ギア31と32と33と34は、それぞれ異なる(外径)および/または異なる数の歯を有する。一般的には、ギア32は、ギア33の直径よりも大きく、ギア33は、ギア31の直径よりも大きく、ギア31は、ギア34の直径よりも大きい。しかしながら、示されていない他の実施形態では、ギア34の直径は、ギア33の直径よりも大きくなり得る。
この例では、第4ギア34は、第2および第3セカンダリギア32、33の間に軸方向に配置されている。しかしながら、別の実施形態(図示せず)では、第4ギア34は、ギア33の反対側、すなわち、ギア32側に配置することができる。これにより、上記のように、第3カップリング部材のスペースを節約できる。
したがって、セカンダリシャフト30には、ギア31~34の4つのギアのみが配置されている。
図の特定の実施形態では、第1電気モータEM1は、プライマリシャフト20の第1プライマリギア21と噛み合うピニオン16が配置されたモータシャフト(または「ローターシャフト」)14を備える。
通常、ピニオン16は、モータシャフト14と伴に回転するように固定(に対する回転が固定)される。例えば、ピニオン16はシャフト14と一体化することができる。これは、ピニオン16とシャフト14が固有の部品を形成することを意味する。
第2電気モータEM2は、同一または別個のギアボックスを介して、ホイールシャフト42と44とへ追加トルクを提供するように配置される。図の例では、図7に示すように、別のギアボックスG2がある。
実際には、ギアボックスG1とG2は共通のギアステージを共有している。一般的に、セカンダリシャフト(または出力シャフト)30は、ギアボックスG1とG2との両方に共通であり、これにより、アセンブリのサイズを制限することができる(コンパクト化)。次に、電気モータEM1とEM2との両方が同じ差動装置10を共有していることが理解される。換言すれば、電気モータEM1とEM2は、差動装置10のクラウンホイール12を介して駆動トルク(またはモータトルク)をホイールシャフト42と44に伝達するように配置されている。ギアボックスG2は、適切な(または専用の)入力シャフト50を有する。
既知の方法において、差動装置10は、2つのモータEM1とEM2によって伝達された動きを、発生した抵抗トルクに比例して、ホイールハブに連結された出力シャフト42および44に分配する。
一般的には、入力シャフト50と伴に回転するように固定(に対する回転が固定)されている第1入力ギア51と第2入力ギア52と第3入力ギア53が入力シャフト50上に配置されている。この例では、第2入力ギア52および第3入力ギア53は、デフォルトでは入力シャフト50を中心に回転自在である。
第2入力ギア52は、セカンダリシャフト30に取り付けられた第2セカンダリギア32と噛み合い、第3入力ギア53は、第3セカンダリギア33と噛み合う。第1ギアボックスG1の構成とは反対に、第1入力ギア51は、シャフト30に取り付けられた第1セカンダリギア31と噛み合わない。しかしながら、示されていない他の実施形態では、第1入力ギア51は、第1セカンダリギア31と噛み合う可能性がある。この場合、ギアボックスG2はギアボックスG1と同じ構成になる。つまり、3番目の速度比(クルーズ速度比)も提供される。
これらの図の特定の実施形態では、第2電気モータEM2は、入力シャフト50の第1入力ギア51と噛み合うピニオン17が配置されたモータシャフトを備える。
ギアボックスG2は、典型的には第2入力ギア52と第3入力ギア53との間において入力シャフト50に取り付けられたカップリング部材55を含む。該カップリング部材55は、入力シャフト50と伴に回転するように第2入力ギア52にカップリング部材55が結合する第1ポジション(図7を参照:「EM2ギア2」)と、入力シャフト50と伴に回転するように第3入力ギア53にカップリング部材55が結合する第2ポジション(図8参照:「EM2ギヤ4」)と、第2,第3入力ギア52,53が入力シャフト50を中心に回転自在であるニュートラルポジションとの間で移動可能である。
図7に示されるように、第1速度比(「EM2ギア2」)は、カップリング部材40がニュートラルポジションにあり、且つ、カップリング部材55が第1ポジションにあるときに得られることが利点である。この構成では、トルクは、一対のギア52と32を介してシャフト50からセカンダリシャフト30に伝達される。他のギア、すなわちギア53と31は、それぞれ、シャフト50と30からクラッチが外されている。これは、ギア53の回転速度がシャフト50の回転速度から独立しており、ギア31の回転速度がシャフト30の回転速度から独立していることを意味する。換言すれば、ギア53と31は、それぞれシャフト50と30を中心に回転自在である。これは、ギア53と31が不動のままであるいう意味ではない。ギア53と31は、シャフト30とシャフト20と伴に回転するようにそれぞれ固定(に対する回転がそれぞれ固定)されているギア33と21によってそれぞれ回転駆動される。
図8に示されるように、第2速度比(「EM2ギア4」)は、カップリング部材40がニュートラルポジションにあり、且つ、カップリング部材55が第2ポジションにあるときに得られることが利点である。この構成では、トルクは、一対のギア53と33を介してシャフト50からセカンダリシャフト30に伝達される。他のギア、すなわちギア52と31は、それぞれ、シャフト50と30からクラッチが外されている。これは、ギア52の回転速度がシャフト50の回転速度から独立しており、ギア31の回転速度がシャフト30の回転速度から独立していることを意味する。換言すれば、ギア52と31は、それぞれシャフト50と30を中心に回転自在であるが、これは、ギア52と31が固定されたままであるいう意味ではない。ギア52と31は、シャフト30とシャフト20と伴に回転するようにそれぞれ固定(に対する回転がそれぞれ固定)されているギア32と21によってそれぞれ回転駆動される。
また、カップリング部材40と55の両方がそれぞれニュートラルポジションにあるときにニュートラルポイントを得ることができる。
ギアボックスG2の速度比は、出力ギア34の回転速度とギア17の回転速度との間の商として定義することができる。好ましくは、約1:10であるギアボックスG2の第1速度比は、約1:5であるギアボックスG2の第2速度比よりも低い。ギアボックスG2内のギアシフトは、車速に応じて自動的に成されることを理解されたい。
ギアボックスG2は、電気モータEM2からホイールW1およびW2にトルクを伝達することはできないニュートラルポイントを備えた2速ギアボックスである。
別の実施形態では、ギアボックスG2は、固定された減速装置(またはトランスミッション)と置き換えることができる。
別の実施形態(図示せず)では、差動装置10はない。この実施形態では、電気モータEM1は、駆動トルクをホイールW1のみに伝達するように配置され、電気モータEM2は、駆動トルクをホイールW2のみに伝達するように配置されている。そして、各ホイールに適用される回転速度と駆動トルクを独立して制御する。この方法は「トルクベクタリング方式(torque vectoring solution)」と呼ばれる。このような「トルクベクタリング方式」は、各ホイールシャフト42および44に1つずつ、2つのパワートレインを使用することによっても達成される。2つのパワートレインは同一でも異なっていてもよい。この場合、ギアボックスの出力ギアは、ホイールシャフトに配置されたピニオンと直接噛み合う。
好ましくは、電気モータEM1とEM2とならびに関連する伝達要素G1とG2は、車軸ハウジング内に入れられる。あるいは、伝達要素G1とG2は車軸ハウジングの外側にあってもよい。この場合、ハウジングには、電気モータEM1とEM2を組み立てるための標準インターフェースが含まれる。
好ましくは、電気モータEM1とEM2は、シャーシなどの車両の別の部分に取り付けられた少なくとも1つのバッテリーまたは燃料電池などの電源によって電力を供給される。
図9は、本発明の別の実施形態を示す。簡潔にするために、第1の実施形態に対する違いのみを以下に記載する。
この他の実施形態では、2つの電気モータEM1とEM2は、車軸の回転軸X4に対してトラバースするように配置され、これは、各モータEM1とEM2の回転軸が車軸の長手方向に垂直であることを意味する。したがって、パワートレイン5は、車軸に対してトラバース構成にあると言われる。このようなトラバース構成は、長手方向(縦方向)の構成と比較して、縦方向においてコンパクトであるという利点がある。対照的に、縦方向の配置は、横方向の省スペースが求められる。
パワートレインの設計、つまり縦置きまたは横置きかは、その用途によって異なる。
また、クラウンホイール12と出力ギア34は円錐ギア(ベベルギアとも呼ばれる)である。また、第1セカンダリギア31は、第2セカンダリギア32と出力ギア34との間に配置され、ギア32は、ギア31と33との間に配置され、出力ギア34は、一般的に、シャフト30の端部に配置される。この特定の構成は、上記のように、ギア32と33との間に別のカップリング要素(図示せず)を配置するのに特に適している。
その他の部分に関しては、図9に示されているトランスミッションの配置は、図1~8の配置と同一である。
図10は、パワートレイン5が提供するすべての可能な組み合わせを示す。この図で、「クルーズギア」の列は、第1カップリング部材40の結合状態を表す。「クルーズギア」が係合しているとき、第2カップリング部材18(およびもしある場合はカップリング部材55)は好ましくはニュートラルポジションにある。しかし、他の実施形態では、カップリング部材55は、クルーズギアが係合している間、すなわち、第1カップリング部材40が係合状態にある間、第1または第2ポジションにおいて係合することができる。
第2電気モータEM2またはEM1は、ギアチェンジにおける固有の電力損失を完全に補償するように、それぞれ伝達要素G1またはG2のギアチェンジ中に追加の電力を提供するように制御されることが利点である。
好ましくは、ギアボックスG2の伝達比は、ギアボックスG1の伝達比とは異なる。一般的に、G1の第1速度比(「EM1ギア1」)は、G2の第1速度比(「EM2ギア2」)よりも低く、G2の第1速度比(「EM2ギア2」)は、G1の第2速度比(「EM1ギア3」)よりも低く、G1の第2速度比(「EM1ギア3」)は、G2の第2速度比(「EM2ギア4」)よりも低い。G1の第3速度比)または「ギアクルーズ比」は、G2の第2速度比(「EM2ギア4」)よりも低い。
全体として、2つのギアボックスG1とG2は、(変速機の入力としての)EモータEM1のトルクとEモータEM2のトルクとを、一般的には(変速機の出力としての)差動装置を介して、ホイールに選択的に伝達可能な多入力変速機を一緒に形成している。
本発明は、上述及び図示の実施形態に限定されないことを理解されたい。むしろ、当業者であれば、添付の特許請求の範囲内で、多くの変更及び修正がなされ得ることを認識するであろう。一般的に、パワートレイン5は、他のタイプの車両、特に、船舶、軍用エンジン、または建設機械などの車輪のない車両を駆動するために適合され得る。
(付記)
(付記1)
プライマリシャフト(20)であって、該プライマリシャフト(20)と伴に回転するように固定された第1プライマリギア(21)と、第2プライマリギア(22)と、第3プライマリギア(23)とが配置されているプライマリシャフトと、
セカンダリシャフト(30)であって、前記第1プライマリギア(21)と噛み合い、デフォルトでは該セカンダリシャフトを中心に回転自在である第1セカンダリギア(31)と、前記第2プライマリギアと噛み合う第2セカンダリギア(32)と、前記第3プライマリギアと噛み合う第3セカンダリギア(33)とが配置されているセカンダリシャフトと、
前記セカンダリシャフト(30)に沿って配置される第1カップリング部材(40)であって、前記セカンダリシャフト(30)と伴に回転するように第1セカンダリギア(31)に該第1カップリング部材が結合する係合位置(図6)と、前記第1セカンダリギアが前記セカンダリシャフトの周りを回転可能であるニュートラルポジション(図4)との間を移動可能な第1カップリング部材と、
前記プライマリシャフト(20)と前記セカンダリシャフト(30)のうちの一つのシャフト(20)に沿って配置される第2カップリング部材(18)と、
を含み、
前記第2カップリング部材(18)は、前記一つのシャフト(20)と伴に回転するように前記第2ギア(22)と前記第3ギア(23)のうちの一つ(22)に該第2カップリング部材が結合する第1ポジション(図4)と、前記一つのシャフトと伴に回転するように前記第2ギア(22)と前記第3ギア(23)のうちの他方(23)に該第2カップリング部材が結合する第2ポジション(図5)と、第2ギア(22)と第3ギア(23)とが前記一つのシャフトを中心に回転可能であるニュートラルポジション(図6)との間で移動可能である、
電動パワートレイン(5)用のギアボックス(G1)。
(付記2)
前記プライマリシャフト(20)と前記セカンダリシャフト(30)のうちの前記他方のシャフト(30)に沿って配置される前記第2ギアおよび前記第3ギアは、デフォルトでは前記他方のシャフトを中心にそれぞれ回転自在であり、ここで、前記第3カップリング部材は、前記他方のシャフト(30)に沿って配置され、該第3カップリング部材は、前記他方のシャフトと伴に回転するように前記第2ギアと前記第3ギアのうちの一つに該第3カップリング部材が結合する第1ポジションと、前記他方のシャフトと伴に回転するように前記第2ギアと前記第3ギアのうちの他方に該第3カップリング部材が結合する第2ポジションと、前記第2ギアと前記第3ギアが前記他方のシャフトを中心に回転自在であるニュートラルポジションとの間で移動可能である、付記1に記載のギアボックス(G1)。
(付記3)
前記プライマリシャフト(20)と前記セカンダリシャフト(30)のうちの前記他方のシャフト(30)に沿って配置された前記第2ギア(32)と第3ギア(33)は、それぞれ前記他方のシャフトと伴に回転するように固定されている、付記1に記載のギアボックス(G1)。
(付記4)
第1速度比は、前記第1カップリング部材(40)がニュートラルポジションにあり、且つ、前記第2カップリング部材(18)が第1ポジションにあるとき(図4)に得られ、
前記第1の速度比とは異なる第2速度比は、前記第1カップリング部材(40)がニュートラルポジションにあり、且つ、前記第2カップリング部材(18)が第2ポジションにあるとき(図5)に得られ、
前記第1速度比と第2速度比とは異なる第3速度比は、前記第1カップリング部材(40)が前記係合位置にあり、且つ、前記第2カップリング部材(18)が、ニュートラルポジションにあるとき(図6)に得られる、付記1から3のいずれか1項に記載のギアボックス(G1)。
(付記5)
前記プライマリシャフトと前記セカンダリシャフトは、それぞれの回転軸に垂直な軸に沿ってオフセットされ、互いに平行に延びる、付記1から4のいずれか1項に記載のギアボックス(G1)。
(付記6)
第4ギア(34)が前記セカンダリシャフト(30)に配置され、該第4ギアは、好ましくは、前記セカンダリシャフト(30)と伴に回転するように固定される、付記1から5のいずれか1項に記載のギアボックス(G1)。
(付記7)
モータトルクを少なくとも1つの駆動シャフト(42、44)に伝達するために、少なくとも1つの電気モータ(EM1)と、付記1から6のいずれか1項に記載のギアボックス(G1)とを含む車両(2)用の電動パワートレイン(5)。
(付記8)
前記ギアボックス(G1)は、前記モータトルクを2つの前記駆動シャフト(42、44)に分配する差動装置(10)と係合している、付記7に記載の電動パワートレイン(5)。
(付記9)
前記電気モータ(EM1)は、前記プライマリシャフト(20)の第1プライマリギア(21)と噛み合うピニオン(16)が配置されたモータシャフト(14)を含む、付記7または8に記載の電動パワートレイン(5)。
(付記10)
同じギアボックスまたは別のギアボックス(G2)を介して、前記少なくとも1つの駆動シャフト(42、44)に更なるトルクを供給するように配置された、別の電気モータ(EM2)を含む、付記7から9のいずれか1項に記載の電動パワートレイン(5)。
(付記11)
前記別のギアボックス(G2)は可変速度比を有し、前記別のギアボックス(G2)の複数の速度比は、好ましくは、それぞれギアボックス(G1)の速度比と異なる、付記7から10のいずれか1項に記載の電動パワートレイン(5)。
(付記12)
前記2つの電気モータ(EM1、EM2)のそれぞれ2つのギアボックス(G1、G2)は、共通の差動装置(10)に係合している、付記10または11に記載の電動パワートレイン(5)。
(付記13)
付記7から12のいずれか1項に記載の電動パワートレイン(5)を含む、電気またはハイブリッドの車両(2)。

Claims (8)

  1. 車両(2)用の電動パワートレイン(5)であって、
    第1電気モータ(EM1)と、第2電気モータ(EM2)と、少なくとも1つの駆動シャフト(42、44)と、前記第1電気モータ(EM1)のモータトルクを前記少なくとも1つの駆動シャフト(42、44)に伝達するための第1ギアボックス(G1)と、前記第2電気モータ(EM2)のモータトルクを前記少なくとも一つの駆動シャフト(42、44)に伝達するための第2ギアボックス(G2)と、を含み、
    前記第1ギアボックス(G1)と前記第2ギアボックス(G2)の少なくとも一方は、
    プライマリシャフト(20)であって、該プライマリシャフト(20)と伴に回転するように固定された第1プライマリギア(21)と、第2プライマリギア(22)と、第3プライマリギア(23)とが配置されているプライマリシャフトと、
    セカンダリシャフト(30)であって、前記第1プライマリギア(21)と噛み合い、デフォルトでは該セカンダリシャフトを中心に回転自在である第1セカンダリギア(31)と、前記第2プライマリギアと噛み合う第2セカンダリギア(32)と、前記第3プライマリギアと噛み合う第3セカンダリギア(33)とが配置されているセカンダリシャフトと、
    前記セカンダリシャフト(30)に沿って配置される第1カップリング部材(40)であって、前記セカンダリシャフト(30)と伴に回転するように前記第1セカンダリギア(31)に該第1カップリング部材が結合する係合位置と、前記第1セカンダリギアが前記セカンダリシャフトの周りを回転可能であるニュートラルポジションとの間を移動可能な第1カップリング部材と、
    前記プライマリシャフト(20)に沿って配置される第2カップリング部材(18)と、
    前記セカンダリシャフト(30)に沿って配置される第3カップリング部材と、
    を含み、
    前記第2プライマリギア(22)および前記第3プライマリギア(23)は、デフォルトでは前記プライマリシャフト(20)を中心にそれぞれ回転自在であり、
    前記第2セカンダリギア(32)および前記第3セカンダリギア(33)は、デフォルトでは前記セカンダリシャフト(30)を中心にそれぞれ回転自在であり、
    前記第2カップリング部材(18)は、前記プライマリシャフト(20)と伴に回転するように前記第2プライマリギア(22)と前記第3プライマリギア(23)のうちの一つ(22)に該第2カップリング部材が結合する第1ポジションと、前記プライマリシャフトと伴に回転するように前記第2プライマリギア(22)と前記第3プライマリギア(23)のうちの他方(23)に該第2カップリング部材が結合する第2ポジションと、前記第2プライマリギア(22)と前記第3プライマリギア(23)とが前記プライマリシャフトを中心に回転可能であるニュートラルポジションとの間で移動可能であり、
    前記第3カップリング部材は、前記セカンダリシャフト(30)と伴に回転するように前記第2セカンダリギア(32)と前記第3セカンダリギア(33)のうちの一つ(32)に該第3カップリング部材が結合する第1ポジションと、前記セカンダリシャフト(30)と伴に回転するように前記第2セカンダリギア(32)と前記第3セカンダリギア(33)のうちの他方(33)に該第3カップリング部材が結合する第2ポジションと、前記第2セカンダリギア(32)と前記第3セカンダリギア(33)とが前記セカンダリシャフト(30)を中心に回転自在であるニュートラルポジションとの間で移動可能である、
    電動パワートレイン(5)。
  2. 前記第1ギアボックス(G1)と前記第2ギアボックス(G2)の前記少なくとも一方において、
    第1速度比は、前記第1カップリング部材(40)がニュートラルポジションにあり、且つ、前記第2カップリング部材(18)及び前記第3カップリング部材が第1ポジションにあるときに得られ、
    前記第1の速度比とは異なる第2速度比は、前記第1カップリング部材(40)がニュートラルポジションにあり、且つ、前記第2カップリング部材(18)及び前記第3カップリング部材が第2ポジションにあるときに得られ、
    前記第1速度比と第2速度比とは異なる第3速度比は、前記第1カップリング部材(40)が前記係合位置にあり、且つ、前記第2カップリング部材(18)及び前記第3カップリング部材が、ニュートラルポジションにあるときに得られる、請求項1に記載の電動パワートレイン(5)
  3. 前記第1ギアボックス(G1)と前記第2ギアボックス(G2)の前記少なくとも一方において、
    前記プライマリシャフトと前記セカンダリシャフトは、それぞれの回転軸に垂直な軸に沿ってオフセットされ、互いに平行に延びる、請求項1又は2に記載の電動パワートレイン(5)
  4. 前記第1ギアボックス(G1)と前記第2ギアボックス(G2)の前記少なくとも一方において、
    第4ギア(34)が前記セカンダリシャフト(30)に配置され、該第4ギアは、前記セカンダリシャフト(30)と伴に回転するように固定される、請求項1から3のいずれか1項に記載の電動パワートレイン(5)
  5. 前記第1電気モータ(EM1)は、前記プライマリシャフト(20)の前記第1プライマリギア(21)と噛み合うピニオン(16)が配置されたモータシャフト(14)を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の電動パワートレイン(5)。
  6. 前記第2ギアボックス(G2)は可変速度比を有し、前記第2ギアボックス(G2)の複数の速度比は、それぞれ前記第1ギアボックス(G1)の速度比と異なる、請求項1から5のいずれか1項に記載の電動パワートレイン(5)。
  7. 前記第1ギアボックス(G1)及び前記第2ギアボックス(G2)は、共通の差動装置(10)に係合している、請求項1から6のいずれか1項に記載の電動パワートレイン(5)。
  8. 請求項5からのいずれか1項に記載の電動パワートレイン(5)を含む、電気またはハイブリッドの車両(2)。
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