JP2832980B2 - 車両用遊星歯車式変速装置 - Google Patents

車両用遊星歯車式変速装置

Info

Publication number
JP2832980B2
JP2832980B2 JP1026473A JP2647389A JP2832980B2 JP 2832980 B2 JP2832980 B2 JP 2832980B2 JP 1026473 A JP1026473 A JP 1026473A JP 2647389 A JP2647389 A JP 2647389A JP 2832980 B2 JP2832980 B2 JP 2832980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
carrier
clutch
sun gear
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1026473A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02195051A (ja
Inventor
徳行 高橋
政徳 久保
寛 伊藤
昌之 深井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1026473A priority Critical patent/JP2832980B2/ja
Priority to US07/418,259 priority patent/US4963124A/en
Priority to DE3935570A priority patent/DE3935570C2/de
Publication of JPH02195051A publication Critical patent/JPH02195051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2832980B2 publication Critical patent/JP2832980B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/003Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
    • F16H2200/0047Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds the gear ratios comprising five forward speeds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/2002Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
    • F16H2200/201Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with three sets of orbital gears

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車や鉄道車両などの車両において原動
機と駆動輪との間に設けられる遊星歯車式変速装置の改
良に関するものである。
従来の技術 車両においては、予め定められた複数のギヤ段を自動
的に選択するために好適な遊星歯車式変速装置が多用さ
れている。このような遊星歯車式変速装置では、簡単且
つ小型であって、変速比幅を大きくとり得、且つ変速制
御が容易であることが望まれる。
これに対し、特開昭50−90853号公報に記載されてい
るような車両用遊星歯車式変速装置が提供されている。
かかる装置によれば、第1サンギヤ,第1遊星歯車,第
1キャリア,および第1リングギヤを備えたシングルピ
ニオン型の第1遊星歯車装置と、第2サンギヤ,第2遊
星歯車,第2キャリア,および第2リングギヤを備えた
シングルピニオン型の第2遊星歯車装置と、第3サンギ
ヤ,第3遊星歯車,第3キャリア,および第3リングギ
ヤを備えたシングルピニオン型の第3遊星歯車装置とが
3組連ねて配列されており、6つの係合装置を組み合わ
せて作動させることにより、前進5段のギヤ段が得られ
るとともに、比較的幅広い変速比範囲が得られ、且つギ
ヤ段の切換えに際しては、それまでの動力入力経路を切
り離すと同時に次の動力入力経路を連結させるという所
謂入力切換えが不要となり、エンジンの吹き上がりや遊
星歯車のロックが解消されて変速制御が容易となるとい
う特徴がある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の装置においては、入力部材
からの入力トルクが最大となる第1速ギヤ段が成立する
際には、その入力トルクは、第2遊星歯車装置内におい
て最小の径寸法を有するサンギヤに対して入力されるよ
うになっているので、そのサンギヤの耐久性を充分に得
るためには径寸法あるいは歯車寸法を比較的大きくする
ことが必要となることから、装置全体が比較的大型とな
ってしまうという不都合があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであ
り、その目的とするところは、3組のシングルピニオン
型の遊星歯車装置を配列した形式の変速装置において、
幅広い変速比範囲が得られ且つ変速制御が容易であると
同時に、一層小型である車両用遊星歯車式変速装置を提
供することにある。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本発明の要旨とするとこ
ろは、第1サンギヤ,第1遊星歯車を回転可能に支持す
る第1キャリア,および第1リングギヤを備えたシング
ルピニオン型の第1遊星歯車装置と、第2サンギヤ,第
2遊星歯車を回転可能に支持する第2キャリア,および
第2リングギヤを備えたシングルピニオン型の第2遊星
歯車装置と、第3サンギヤ,第3遊星歯車を回転可能に
支持する第3キャリア,および、第3リングギヤを備え
たシングルピニオン型の第3遊星歯車装置とが同じ軸線
上に順次設けられ、入力部材の回転を段階的に変速して
出力部材へ伝達する形式の車両用遊星歯車式変速装置に
おいて、(a)前記第1キャリアと第2リングギアと第
3サンギヤと出力部材とを互いに連結するとともに、前
記第2キャリアと第3リングギヤと互いに連結する一
方、(b)前記第1リングギヤを前記入力部材に選択的
に連結する第1係合装置と、前記第1サンギヤをその入
力部材に選択的に連結する第2係合装置と、その第1サ
ンギヤを前記第2サンギヤに選択的に連結する第3係合
装置と、第1サンギヤを前記第2キャリアおよび第3リ
ングギヤに選択的に連結する第4係合装置と、前記第3
キャリアを位置固定部材に選択的に連結する第5係合装
置と、第2キャリアおよび第3リングギヤをその位置固
定部材に選択的に連結する第6係合装置と、第2サンギ
ヤを位置固定部材に選択的に連結する第7係合装置とを
設けたことにある。
なお、上記第1〜第7係合装置は、それぞれの係合要
素間を適宜連結し、或いはその連結を解除するためのも
ので、従来の車両用自動変速装置においてよく用いられ
ている形式の油圧アクチュエータにより作動させられる
もの、例えば多板式のクラッチや1本または巻付け方向
が反対の2本のバンドを備えたバンドブレーキなど、或
いは一方向にクラッチ等によって構成される。
作 用 このようにすれば、例えば第1,第3,および第5係合装
置によって、第1リングギヤと入力部材との間、第1サ
ンギヤと第2サンギヤとの間、および第3キャリアと位
置固定部材との間が同時に連結されると、最も大きい変
速比の第1速ギヤ段が得られる。第1,第3,および第6係
合装置によって、第1リングギヤと入力部材との間、第
1サンギヤと第2サンギヤとの間、および、第2キャリ
アおよび第3リングギヤと位置固定部材との間が同時に
連結されると、第1速ギヤ段よりも小さい変速比の第2
速ギヤ段が得られる。第1,第3,および第7係合装置によ
って、第1リングギヤと入力部材との間、第1サンギヤ
と第2サンギヤとの間、および第2サンギヤと位置固定
部材との間が同時に連結されると、第2速ギヤ段よりも
小さい変速比の第3速ギヤ段が得られる。第1,第2,およ
び第3係合装置によって、第1リングギヤと入力部材と
の間、第1サンギヤと入力部材との間、および第1サン
ギヤと第2サンギヤとの間が同時に連結されると、第3
速ギヤ段よりも小さい変速比(=1.0)の第4速ギヤ段
が得られる。第2,第4,および第7係合装置によって、第
1サンギヤと入力部材との間、第1サンギヤと第2キャ
リアおよび第3リングギヤとの間、および第2サンギヤ
と位置固定部材との間が同時に連結されると、第4速ギ
ヤ段よりも小さい変速比の第5速ギヤ段が得られる。第
2,第3,および第6係合装置によって、第1サンギヤと入
力部材との間、第1サンギヤと第2サンギヤとの間、お
よび、第2キャリアおよび第3リングギヤと位置固定部
材との間が同時に連結されると、後進ギヤ段が得られ
る。
また、上記第3速ギヤ段は、第1,第4,および第6係合
装置によって、第1リングギヤと入力部材との間、第1
サンギヤと第2キャリアおよび第3リングギヤとの間、
および、第2キャリアおよび第3リングギヤと位置固定
部材との間が同時に連結されることによっても成立させ
られる。その場合には、ギヤ段の切換えを容易にする上
で、第4速ギヤ段は、第1,第2,および第4係合装置によ
って、第1リングギヤと入力部材との間、第1サンギヤ
と入力部材との間、および、第1サンギヤと第2キャリ
アおよび第3リングギヤとの間が同時に連結されること
により成立させられるようにすることが望ましい飯な
お、第4速ギヤ段は、少なくとも第1および第2係合装
置によって第1リングギヤと入力部材との間、および第
1サンギヤと入力部材との間が同時に連結されれば成立
させられる。
また、後進ギヤ段は、第2,第3,および第5係合装置に
よって、第1サンギヤと入力部材との間、第1サンギヤ
と第2サンギヤとの間、および、第3キャリアと位置固
定部材との間が同時に連結されることによっても成立さ
せられる。
発明の効果 上記のように、本発明のよれば、たとえば最も入力ト
ルクが大きい第1速ギヤ段が成立する際にも、その入力
トルクは比較的径寸法の大きい第1リングギヤに対して
入力されるので、充分な耐久性を得るためにサンギヤの
径寸法あるいは歯幅寸法を比較的大きくする必要のあっ
た従来の装置と比べて、装置をより小型とし得るという
効果が得られる。また、本発明によれば、係合装置の選
択的な作動によって前進5段の変速ギヤ段の幅広い変速
比範囲が得られるとともに、変速ギヤ段の切換えに際し
ては所謂入力切換えが必ずしも必要とされず、その切換
え制御が簡単かつ容易となる利点がある。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は、車両用遊星歯車式変速装置(以下、単に変
速装置という)10の構成を示す骨子図である。図におい
て、変速装置10は、車体に取り付けられたトランスミッ
ションケース12内において共通の軸線上に順次配列され
た入力軸14,第1遊星歯車装置16,第2遊星歯車装置18,
第3遊星歯車装置20,および出力歯車22を備えている。
入力軸14は、トルクコンバータ24を介して車両のエンジ
ン26に連結され、出力歯車22は、図示しない差動歯車装
置を介して車両の駆動輪へ連結されるものである。本実
施例では、上記入力軸14および出力歯車22が入力部材お
よび出力部材にそれぞれ対応する。また、トランスミッ
ションケース12は、位置固定部材に対応する。なお、変
速装置10およびトルクコンバータ24は、軸線に対して線
対称に構成されているため、第1図の骨子図において
は、軸線の下側が省略して示されている。
上記第1遊星歯車装置16,第2遊星歯車装置18,および
第3遊星歯車装置20は、それぞれよく知られたシングル
ピニオン型の遊星歯車装置であって、第1遊星歯車装置
16は、第1サンギヤ16s,第1遊星歯車16p,第1キャリア
16c,および第1リングギヤ16rを備えており、第1キャ
リア16cにより回転可能に支持された第1遊星歯車16pは
第1サンギヤ16sと第1リングギヤ16rとの間に位置して
それ等と噛み合わされている。第2遊星歯車装置18は、
第2サンギヤ18s,第2遊星歯車18p,第2キャリア18c,お
よび第2リングギヤ18rを備えており、第2キャリア18c
により回転可能に支持された第2遊星歯車18pは第2サ
ンギヤ18sと第2リングギヤ18rとの間に位置してそれ等
と噛み合わされている。また、第3遊星歯車装置20は、
第3サンギヤ20s,第3遊星歯車20p,第3キャリア20c,お
よび第3リングギヤ20rを備えており、第3キャリア20c
により回転可能に支持された第3遊星歯車20pは第3サ
ンギヤ20sと第3リングギヤ20rとの間に位置してそれ等
と噛み合わされている。
上記変速装置10においては、第1キャリア16cと第2
リングギヤ18rと第3サンギヤ20sの、出力歯車22とが一
体的に連結されているとともに、第2キャリア18cと第
3リングギヤ20rとが一体的に連結されている。また、
第1リングギヤ16rを入力軸14に選択的に連結する第1
クラッチC1と、第1サンギヤ16sを入力軸14に選択的に
連結する第2クラッチC2と、第1サンギヤ16sを第2サ
ンギヤ18sに選択的に連結する第3クラッチC3と、第1
サンギヤ16sを第2キャリア18cおよび第3リングギヤ20
rに選択的に連結する第4クラッチC4と、第3キャリア2
0cをトランスミッションケース12に選択的に連結する第
1ブレーキB1と、第2キャリア18cおよび第3リングギ
ヤ20rをトランスミッションケース12に選択的に連結す
る第2ブレーキB2と、第2サンギヤ18sをトランスミッ
ションケース12に選択的に連結する第3ブレーキB3とが
設けられている。
上記第1クラッチC1,第2クラッチC2,第3クラッチC
3,第4クラッチC4,第1ブレーキB1,第2ブレーキB2,第
3ブレーキB3は、従来の車両用自動変速装置においてよ
く用いられている形式の油圧アクチュエータにより作動
させられるものであり、多板式のクラッチや、一本また
は巻付け方向が反対の2本のバンドを備えたバンドブレ
ーキなどにより構成される。また、第1ブレーキB1と第
3キャリア20cとの間、第2ブレーキB2と第2キャリア1
8c,第3リングギヤ20rとの間、第3ブレーキB3と第2サ
ンギヤ18sとの間には、連結部材が必要に応じて適宜設
けられる。同様に、第1クラッチC1と入力軸14,第1リ
ングギヤ16rとの間、第2クラッチC2と入力軸14,第1サ
ンギヤ16sとの間、第3クラッチC3と第1サンギヤ16s,
第2サンギヤ18sとの間、第4クラッチC4と第1サンギ
ヤ16s,第2キャリア18cとの間、各遊星歯車装置16,18,2
0を構成する各要素の間、第1キャリア16c,第2リング
ギヤ18r,および第3サンギヤ20sと出力歯車22との間に
おいても、必要に応じて連結部材が介在させられ得る。
本実施例では、上記第1クラッチC1,第2クラッチC2,第
3クラッチC3,第4クラッチC4,第1ブレーキB1,第2ブ
レーキB2,第3ブレーキB3が、第1係合装置,第2係合
装置,第3係合装置,第4係合装置,第5係合装置,第
6係合装置,および第7係合装置にそれぞれ対応する。
以上のように構成された変速装置10では、たとえば、
第2図の○印により作動状態が示されているように、前
記第1クラッチC1,第2クラッチC2,第3クラッチC3,第
4クラッチC4,第1ブレーキB1,第2ブレーキB2,第3ブ
レーキB3のうちの2つが油圧アクチュエータによって同
時に作動させられることにより、前進5段、後進1段の
中から所望する変速ギヤ段が成立させられる。かかる第
2図においては、第1遊星歯車装置16のギヤ比ρが0.
3、第2遊星歯車装置18のギヤ比ρが0.341、第3遊星
歯車装置20のギヤ比ρが0.695の場合における各変速
ギヤ段の変速比(入力軸14の回転速度/出力歯車22の回
転速度)が示されている。なお、第1サンギヤ16sの歯
数をZ1s、第1リングギヤ16rの歯数をZ1r、第2サンギ
ヤ18sの歯数をZ2s、第2リングギヤ18rの歯数をZ2r、第
3サンギヤ20sの歯数をZ3s、第3リングギヤ20rの歯数
をZ3rとすると、上記ギヤρはZ1s/Z1r、ギヤ比ρ
Z2s/Z2r、ギヤ比ρはZ3s/Z3rである。
以下、各ギヤ段の作動について説明する。
先ず、第1速ギヤ段の場合には、第1クラッチC1,第
3クラッチC3,および第1ブレーキB1が作動させられる
ことにより、第1リングギヤ16rと入力軸14との間、第
1サンギヤ16sと第2サンギヤ18sとの揚、および第3キ
ャリア20cとトランスミッションケース12との間が同時
に連結される。これにより、入力軸14に入力された動力
は、第1リングギヤ16rから第1遊星歯車16pを介して第
1キャリア16cおよび第1サンギヤ16sへ伝達される。第
1サンギヤ16sへ伝達された動力は、第3クラッチC3,第
2サンギヤ18sから第2遊星歯車18pを介して第2キャリ
ア18cおよび第2リングギヤ18rへ伝達され、さらに第3
リングギヤ20rから第3遊星歯車20pを介して第3サンギ
ヤ20sへ伝達される。このとき、第3キャリア20cは非回
転の状態であるので、第1サンギヤ16s,第2サンギヤ18
s,第2キャリア18c,および第3リングギヤ20rは入力軸1
4と反対の方向へ回転させられる。この結果、第1キャ
リア16cと、第2リングギヤ18r、および第3サンギヤ20
sが入力軸14と同じ方向へ回転させられるので、出力歯
車22は入力軸14に対して同じ正回転方向へ変速比{ρ
+ρ(1+ρ)(1+ρ)}/ρに従って減速
回転させられる。
第2速ギヤ段の場合には、第1クラッチC1,第3クラ
ッチC3,および第2ブレーキB2が作動させられることに
より、第1リングギヤ16rと入力軸14との間、第1サン
ギヤ16sと第2サンギヤ18sとの間、および、第2キャリ
ア18cおよび第3リングギヤ20rとトランスミッションケ
ース12との間が同時に連結される。これにより、入力軸
14に入力された動力は、第1リングギヤ16rから第1遊
星歯車16pを介して第1キャリア16cおよび第1サンギヤ
16sに伝達される。第1サンギヤ16sへ伝達された動力
は、第3クラッチC3および第2サンギヤ18sから第2遊
星歯車18pを介して第2リングギヤ18rに伝達される。こ
のとき、第2キャリア18cは非回転の状態であるので、
第1サンギヤ16sおよび第2サンギヤ18sは入力軸14と反
対の方向へ回転させられる。この結果、第1キャリア16
cおよび第2リングギヤ18rが入力軸14と同じ方向へ回転
させられるので、出力歯車22は入力軸14に対して同じ正
回転方向へ変速比{ρ+ρ(ρ+1)}/ρ
従って減速回転させられる。
第3速ギヤ段の場合には、第1クラッチC1,第3クラ
ッチC3,および第3ブレーキB3が作動させられることに
より、第1リングギヤ16rと入力軸14との間、第1サン
ギヤ16sと第2サンギヤ18sとの間、および第2サンギヤ
18sとトランスミッションケース12との間が同時に連結
される、これにより、入力軸14から入力された動力は、
第1リングギヤ16rから第1遊星歯車16pを介して第1キ
ャリア16に伝達されるので、出力歯車22は入力軸14に対
して同じ正回転方向へ変速比(1+ρ)に従って減速
回転させられる。
第4速ギヤ段の場合には、第1クラッチC1,第2クラ
ッチC2,および第3クラッチC3が作動させられることに
より、第1リングギヤ16rと入力軸14との間、第1サン
ギヤ16sと入力軸14との間、および第1サンギヤ16sと第
2サンギヤ18sとの間が同時に連結される。これによ
り、第1遊星歯車装置16,第2遊星歯車装置18,および第
3遊星歯車装置20の各要素は一体的に回転するので、入
力軸14に入力された動力の全ては、出力歯車22へ伝達さ
れる。したがって、出力歯車22は入力軸14に対して同じ
正回転方向へ変速比[1.0」にて回転させられる。
第5速ギヤ段の場合には、第2クラッチC2,第4クラ
ッチC4,および第3ブレーキB3が作動させられることに
より、第1サンギヤ16sと入力軸14との間、第1サンギ
ヤ16sと第2キャリア18cおよび第3リングギヤ20rとの
間、および第2サンギヤ18sとトランスミッションケー
ス12との間が同時に連結される。これにより、入力軸14
から入力された動力は、第4クラッチC4および第2キャ
リア18cから第2遊星歯車18pを介して第2リングギヤ18
rに伝達される。この結果、第2キャリア18cおよび第2
リングギヤ18rは入力軸14と同じ方向に回転させられる
ので、出力歯車22は入力軸14に対して同じ正回転方向へ
変速比1/(1+ρ)にて増速回転させられる。
後進ギヤ段の場合には、第2クラッチC2,第3クラッ
チC3,および第2ブレーキB2が作動させられることによ
り、第1サンギヤ16sと入力軸14との間、第1サンギヤ1
6sと第2サンギヤ18sとの間、および、第2キャリア18c
および第3リングギヤ20rとトランスミッションケース1
2との間が同時に連結される。これにより、入力軸14か
ら入力された動力は、第2サンギヤ18sから第2遊星歯
車18pを介して第2リングギヤ18rへ伝達される。このと
き、第2キャリア18cは非回転状態であるので、第2リ
ングギヤ18rは入力軸14と反対の方向に回転させられ
る。この結果、出力歯車22は入力軸14に対して逆回転方
向へ回転させられるとともに変速比1/ρにて減速回転
させられる。
なお、前記第3速ギヤ段は、前記第3クラッチC3およ
び第3ブレーキB3の替わりに、第1クラッチC1と共に第
4クラッチC4および第2ブレーキB2を作動させることに
よっても成立させられ、その場合には、ギヤ段の切換え
制御を容易にする上で第4速ギヤ段を第1クラッチC1,
第2クラッチC2,および第4クラッチC4の作動によって
成立させることが望ましい。
このように、本実施例の変速装置10によれば、トルク
コンバータ24の増幅作用によって最も入力トルクが大き
い第1速ギヤ段、および比較的入力トルクが大きい第2
速,第3速ギヤ段が成立する際には、入力軸14からの入
力トルクはいずれも第1リングギヤ16rから入力される
ようになっているので、最も入力トルクが大きい第1速
ギヤ段において比較的径寸法の小さいサンギヤにトルク
が入力されていた従来の装置と比べて、装置を小型に構
成することができる。
また、本実施例によれば、各係合装置の選択的な作動
によって前進5段の変速ギヤ段の幅広い変速比範囲が得
られるとともに、ギヤ段の切換えに際しては、所謂入力
切換えが必ずしも必要のされず、しかも2つ或いは3つ
の係合装置の作動状態を切り換えるためのアクチュエー
タを制御するだけで変速が可能となるのである。
また、本実施例では各遊星歯車装置16,18,20の構成要
素の回転数が何れの変速ギヤ段においても比較的低回転
であるため、優れた耐久性が得られる。例えば、入力軸
14から入力される回転数を「1」とした場合に、前記ギ
ヤ比ρを「0.400」,ρを「0.374」,ρを「0.70
0」とすると、各遊星歯車装置16,18,20の構成要素の回
転数は第1表に示す如くとなり、ρを「0.300」,ρ
を「0.341」,ρを「0.695」とした場合には、各構
成要素の回転数は第2表に示すようになり、ρを「0.
300」,ρを「0.395」,ρを「0.698」とした場合
には、各構成要素の回転数は第3表に示すようになる。
これ等の第1表,第2表および第3表から明らかなよ
うに、一般に高回転となり易い遊星歯車16p,18p,20pに
ついても、第1表の場合の第1速ギヤ段における第1遊
星歯車16pの「2.381」が最大で、何れの構成要素の回転
数も比較的低回転であることが判る。
また、本実施例では最も良く使用される第5速ギヤ段
が第2遊星歯車装置18のみによって成立させられるた
め、良好な動力伝達効率が得られる。
また、本実施例によれば、前記ギヤ比ρ12
が、0.3以上0.7以下程度の範囲内の適切な値を取り得
るため、一層効率的に外形を小さくすることができる。
また、本実施例によれば、全てのギヤ段において動力
循環が発生しないので、充分に高い動力伝達効率が得ら
れる。
また、本実施例によれば、第3サンギヤ20sの軸心を
貫通するシャフトが不要であるので、この点においても
装置を小径とすることができる。
また、本実施例では出力歯車22が設けられて前輪駆動
車両に搭載されるようになっているが、変速装置10の最
も外側において出力されるため、かかる出力歯車22を出
力軸に変更することにより、後輪駆動車両にも容易に対
処することができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の
実施例において前記第1実施例と共通する部分には同一
の符号を付して詳しい説明を省略する。
先ず、第3図の変速装置30は、前記変速装置10に比較
して、第1一方向クラッチF1,第2一方向クラッチF2,第
3一方向クラッチF3,および第4ブレーキB4が新たに設
けられるとともに、前記出力歯車22の替わりに出力部材
として出力軸32が設けられている点が異なるのみで、そ
の他は全く同じである。第1一方向クラッチF1は、前記
第3クラッチC3と並列に第1サンギヤ16sと第2サンギ
ヤ18sとの間に配設され、第1サンギヤ16s側に設けられ
たアウタレースが第2サンギヤ18s側に設けられたイン
ナレースよりも高回転で入力軸14の回転方向と反対の逆
回転方向へ回転(以下、単に逆回転という)させられる
場合、或いはその反対にインナレースがアウタレースよ
りも高回転で入力軸14の回転方向と同じ正回転方向へ回
転(以下、単に正回転という)させられる場合に係合状
態となるもので、上記第3クラッチC3と共に第3係合装
置を構成している。また、第2一方向クラッチF2は、前
記第1ブレーキB1と並列に第3キャリア20cとトランス
ミッションケースの間に配設され、第3キャリア20c側
に設けられたインナレースがトランスミッションケース
12に設けられたアウタレースに対して逆回転させられる
場合に係合状態となるもので、上記第1ブレーキB1と共
に第5係合装置を構成している。
一方、第3一方向クラッチF3および第4ブレーキB4は
互いに直列に連結されて、前記第2ブレーキB2と並列に
第2キャリア18cおよび第3リングギヤ20rとトランスミ
ッションケース12との間に配設されている。第4ブレー
キB4は、前記ブレーキB1,B2,B3と同様の油圧アクチュエ
ータによって作動させられる多板式,或いはバンド式の
ブレーキで、第3一方向クラッチF3とトランスミッショ
ンケース12との間に設けられ、その第3一方向のクラッ
チF3のアウタレースをトランスミッションケース12に選
択的に連結するものである。また、第3一方向クラッチ
F3は、第2キャリア18cおよび第3リングギヤ20r側に設
けられたインナレースがアウタレースに対して逆回転さ
せられる場合に係合状態となるもので、上記第2ブレー
キB2,第4ブレーキB4と共に第6係合装置を構成してい
る。
そして、以上のように構成された変速装置30では、た
とえば、第4図に示されているように第1クラッチC1,
第2クラッチC2,第3クラッチC3,第4クラッチC4,第1
ブレーキB1,第2ブレーキB2,第3ブレーキB3,第4ブレ
ーキB4がそれぞれ作動させられることにより、前進5
段、後進1段の中から所望する変速ギヤ段が成立させら
れる。かかる第4図において、クラッチC1〜C4,および
ブレーキB1〜B4の欄に示されている「○」は、各変速ギ
ヤ段を成立させる際に作動させられる係合装置を表し、
「◎」はエンジンブレーキ時にのみ作動させられる係合
装置を表し、「○」は切換え制御の容易性等の点で作動
させられるが、変速ギヤ段を成立させる上では何等寄与
していない係合装置を表している。また、一方向クラッ
チF1〜F3の欄に示されている「○」は係合状態であるこ
とを表している。
以下、各変速ギヤ段の作動について説明する。
先ず、第1速ギヤ段の場合には、第1クラッチC1が作
動させられることにより、第1リングギヤ16rと入力軸1
4との間が連結される。これにより、入力軸14に入力さ
れた動力は、第1リングギヤ16rから第1遊星歯車16pを
介して第1キャリア16cおよび第1サンギヤ16sへ伝達さ
れ、第1キャリア16cは正回転させられるとともに第1
サンギヤ16sは逆回転させられる。上記第1サンギヤ16s
の回転は第1一方向クラッチF1を介して第2サンギヤ18
sへ伝達され、第2キャリア18cおよび第3リングギヤ20
rを逆回転させるとともに、第2リングギヤ18rを正回転
させる。第3リングギヤ20rが逆回転させられることに
より、第3キャリア20cは逆回転しようとするが、第2
一方向クラッチF2によってトランスミッションケース12
と係合させられ、その回転が阻止される。この結果、第
1キャリア16c,第2リングギヤ18r,および第3サンギヤ
20sに連結された出力軸32は、前記第1実施例と同じ変
速比で正回転方向へ減速回転させられる。
この第1速ギヤ段においては、第2キャリア18cから
第3リングギヤ20rが逆回転させられるが、第4ブレー
キB4が非作動であるため第3一方向クラッチF3が係合状
態となることはなく、その第3一方向クラッチF3は第2
キャリア18cおよび第3リングギヤ20rと共に逆回転させ
られる。また、出力軸32側から回転トルクが入力される
場合には、一方向クラッチF1およびF2の係合状態が解除
されるため、必要に応じて前記第1クラッチC1に加えて
第3クラッチC3および第1ブレーキB1を作動させること
により、エンジンブレーキ状態とすることができる。
第2速ギヤ段の場合には、前記第1クラッチC1に加え
て第4ブレーキB4が作動させられることにより、第1リ
ングギヤ16rと入力軸14との間、および第3一方向クラ
ッチF3とトランスミッションケース12との間が同時に連
結される。これにより、上記第1速ギヤ段の場合に比較
して、前記第2キャリア18cおよび第3リングギヤ20rの
逆回転が第3一方向クラッチF3の係合によって阻止され
るようになり、出力軸32は、前記第1実施例と同じ変速
比で正回転方向へ減速回転させられる。
この第2速ギヤ段においては、第3キャリア20cは正
回転方向へ回転させられるため、第2一方向クラッチF2
は非係合状態となる。また、出力軸32側から回転トルク
が入力される場合には、一方向クラッチF1およびF3の係
合状態が解除されるため、必要に応じて前記第1クラッ
チC1および第4ブレーキB4に加えて、或いは第4ブレー
キB4の替わりに、第3クラッチC3および第2ブレーキ入
力B2を作動させることにより、エンジンブレーキ状態と
することができる。
第3速ギヤ段の場合には、前記第1クラッチC1および
第4ブレーキB4に加えて第4クラッチC4が作動させられ
ることにより、第1リングギヤ16rと入力軸14との間、
第3一方向クラッチF3とトランスミッションケース12と
の間、および、第1サンギヤ16sと第2キャリア18cおよ
び第3リングギヤ20rとの間が同時に連結される。これ
により、上記第2速ギヤ段の場合に比較して、前記第2
キャリア18cおよび第3リングギヤ20rと共に第1サンギ
ヤ16sの回転も阻止されるようになり、出力軸32は、前
記第1実施例と同じ変速比で正回転方向へ減速回転させ
られる。
この第3速ギヤ段においては、第1サンギヤ16sの回
転が停止しているのに対して第2サンギヤ18sは逆回転
させられるため、第1一方向クラッチF1は非係合状態と
なる一方、第2一方向クラッチF2は第2速ギヤ段の場合
と同様に非係合状態のままである。また、出力軸32側か
ら回転トルクが入力される場合には、一方向クラッチF3
の係合状態が解除されるため、必要に応じて前記第1ク
ラッチC1,第4クラッチC4,および第4ブレーキB4に加え
て、或いは第4ブレーキB4の替わりに、第2ブレーキB2
を作動させることにより、エンジンブレーキ状態とする
ことができる。
第4速ギヤ段の場合には、前記第1クラッチC1,第4
クラッチC4,および第4ブレーキB4に加えて第2クラッ
チC2が作動させられることにより、第1リングギヤ16r
と入力軸14との間、第1サンギヤ16sと第2キャリア18c
および第3リングギヤ20cとの間、第3一方向クラッチF
3とトランスミッションケース12との間、および第1サ
ンギヤ16sと入力軸14との間が同時に連結される。これ
により、前記第1実施例の場合と同様に1遊星歯車装置
16,第2遊星歯車装置18,および第3遊星歯車装置20の各
要素は一体的に回転させられ、出力軸32は、正回転方向
へ変速比「1.0」にて回転させられる。
この第4速ギヤ段においては、第1サンギヤ16sおよ
び第2サンギヤ18sは一体的に回転させられるため、第
1一方向クラッチF1は係合状態ではあるが、ギヤ段の成
立には何等寄与していない。また、第2キャリア18c,第
3リングギヤ20r,および第3キャリア20cは正回転させ
られるため、第2一方向クラッチF2および第3一方向ク
ラッチF3は何れも非係合状態となる。このため、第3一
方向クラッチF3のアウタレースとトランスミッションケ
ース12とを連結する第4ブレーキB4は、ギヤ段の成立に
は何等寄与していないこととなり、この第4ブレーキB4
の作動を停止しても差支えないが、第4ブレーキB4を作
動させたままにしておけば第3速ギヤ段と第4速ギヤ段
との間の切換え制御が容易となるのである。第4クラッ
チC4の作動についても、第4速ギヤ段を成立させる上で
は必ずしも必要ないないが、第3速ギヤ段と第4速ギヤ
段との間、或いは第4速ギヤ段と第5速ギヤ段との間の
切換え制御を容易にしたり、動力伝達に直接関与しない
歯車が無駄に回転したり必要以上に高回転となったりす
ることを防止する上で、第4速ギヤ段においても作動さ
せることが望ましい。
第5速ギヤ段の場合には、上記第4速ギヤ段の場合に
比較して、第1クラッチC1の替わりに第4ブレーキB3が
第2クラッチC2,第4クラッチC4,Bおよび第4図ブレー
キB4と共に作動させられることにより、第1サンギヤ16
sと入力軸14との間、第1サンギヤ16sと第2キャリア18
cおよび第3リングギヤ20rとの間、第2サンギヤ18sと
トランシミッションケース12との間、および第3一方向
クラッチF3とトランスミッションケース12との間が同時
に連結される。これにより、入力軸14から入力された動
力は、前記第1実施例の場合と同様に第4クラッチC4お
よび第2キャリア18cから第2遊星歯車18pを介して第2
リングギヤ18rに伝達され、その第2リングギヤ18rに連
結された出力軸32は正回転方向へ増速回転させられる。
この第5速ギヤ段においては、第2サンギヤ18sの回
転が停止される他は全て正回転させられるため、一方向
クラッチF1,F2,およびF3は何れも非係合状態となる、し
たがって、この場合にも第4ブレーキB4は必ずしも作動
させる必要はないが、ギヤ段の切換え制御を容易とする
上で作動させることが望ましい。
後進ギヤ段の場合には、第2クラッチC2,第3クラッ
チC3,および第1ブレーキB1が作動させられることによ
り、第1サンギヤ16sと入力軸14との間、第1サンギヤ1
6sと第2サンギヤ18sとの間、および第3キャリア20cと
トランスミッションケース12との間が同時に連結され
る。これにより、入力軸14から入力された動力は、第2
サンギヤ18sから第2遊星歯車18pを介してその一部は第
2リングギヤ18rおよび出力軸32へ伝達され、他の一部
は第2キャリア18cおよび第3リングギヤ20rから第3遊
星歯車20pを介して第3サンギヤ20sおよび出力軸32に伝
達される。このとき、第3キャリア20cは非回転状態で
あるので、出力軸32は逆回転させられるとともに、変速
比(1+ρ+ρρ)/ρにて減速回転させられ
る。
この後進ギヤ段においては、第1サンギヤ16sおよび
第2サンギヤ18sは第3クラッチC3によって一体的に連
結されているとともに、第3キャリア20cは第1ブレー
キB1によってトランスミッションケース12に連結されて
いるため、一方向クラッチF1,F2は何れも非係合状態で
ある。また、第2キャリア18Cおよび第3リングギヤ20r
は正回転させられるため、第3一方向クラッチF3も非係
合状態である。
このように、本実施例の変速装置30によれば、前記第
1図の変速装置10と同様な効果が得られるのに加えて、
第1速ギヤ段乃至第4速ギヤ段においては、1つのクラ
ッチまたはブレーキの作動状態を切り換えるだけで隣接
する変速ギヤ段に変速することができるため、変速時の
ショックが極めて少なくなるとともに、変速ギヤ段の切
換べ制御が大幅に簡略化されるのである。
なお、出力軸32に替えて出力歯車を用いることができ
ることは勿論である。
また、第5図の変速装置40は、上記第3図の変速装置
30に比較して、第2一方向クラッチF2とトランスミッシ
ョンケース12との間に、油圧アクチュエータによって作
動させられる多板式またはバンド式の第5ブレーキB5を
設けたもので、その第2一方向クラッチF2および前記第
1ブレーキB1と共に第5係合装置が構成されている。そ
して、かかる変速装置40においては、第6図に示されて
いるようにクラッチC1〜C4およびブレーキB1〜B5がそれ
ぞれ作動させられることにより、前進5段、後進1段の
中から所望する変速ギヤ段が成立させられる。この場合
に、新たに設けられた第5ブレーキB5は全ての前進ギヤ
段において作動させられるため、変速ギヤ段の切換え制
御が複雑になることはなく、前記変速装置30の場合と同
様な効果が得られる。第2速ギヤ段乃至第5速ギヤ段に
おいて第5ブレーキB5が作動させられるのは、このよう
に変速ギヤ段の切換え制御を簡略化するためである。
また、この実施例では後進ギヤ段が第2クラッチC2,
第3クラッチC3,および第2ブレーキB2によって成立さ
せられるようになっており、第1図の変速装置10と同じ
変速比が得られる。この時、第3キャリア20cは逆回転
させられるが、第5ブレーキB5が非作動であるため第2
一方向クラッチF2が係合状態となることはなく、その第
2一方向クラッチF2は第3キャリア20cと共に逆回転さ
せられる。
第7図の変速装置50は、上記第5図の変速装置40に比
較して第1ブレーキB1を廃止したもので、第2一方向ク
ラッチF2および第5ブレーキB5のみによって第5係合装
置が構成されている。そして、かかる変速装置50におい
ては、第8図に示されれているようにクラッチC1〜C4お
よびブレーキB2〜B5がそれぞれ作動させられることによ
り、前進5段、後進1段の中から所望する変速ギヤ段が
成立させられ、前記変速装置30,40と同様な効果が得ら
れる。なお、この場合には第1ブレーキB1が廃止された
関係で、第1速ギヤ段においてエンジンブレーキ状態と
することはできない。
以上、本発明の幾つかの実施例を図面に基づいて詳細
に説明したが、本発明はその他の態様にても好適に実施
され得るものである。
たとえば、前述の実施例においては、トルクコンバー
タ24が用いられているが、それに替えて、ロックアップ
クラッチ付トルクコンバータ、フルードカップリング、
磁粉式電磁クラッチ、多板あるいは単板式摩擦クラッチ
などが用いられ得る。
また、前述の各係合装置は、独立に構成されるだけで
なく、たとえば、一方向への移動によって第1クラッチ
C1を係合させ、他方向への移動によって第2クラッチC2
を係合させる共通のピストンを備えることにより、第1
クラッチC1および第2クラッチC2を複数の機能を備えた
単一の係合装置によって構成することもできる。
また、前記第2,第3,第4実施例は係合装置に一方向ク
ラッチを用いたものであるが、この一方向クラッチを用
いる係合装置の種類や配設形態は適宜変更できる。
また、前記第1実施例ではエンジン26およびトルクコ
ンバータ24と反対側に出力歯車22が位置させられている
が、入力軸14を各遊星歯車装置の軸心を貫通させて配設
することにより、出力歯車22をエンジン26およびトルク
コンバータ24側に配置することもできる。他の実施例に
おいても、出力軸32に替えて出力歯車を用いる場合には
同様のことが言える。
また、各遊星歯車装置のギヤ比や各変速ギヤ段の変速
比,ブレーキやクラッチの配設位置,各変速ギヤ段を成
立させるために作動させられる係合装置の種類などは必
要に応じて適宜変更できる。
その他の一々例示はしないが、本発明は当業者の知識
に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である車両用遊星歯車式変速
装置を含む動力伝達装置の要部構成を概略的に示す骨子
図である。第2図は、第1図の実施例の変速ギヤ段とそ
れを成立させるために必要な係合装置との関係を示す図
表である。第3図は本発明の他の実施例の骨子図であ
る。第4図は第3図の実施例の変速ギヤ段とそれを成立
させるために必要な係合装置との関係を示す図表であ
る。第5図は本発明の更に別の実施例の骨子図である。
第6図は第5図の実施例の変速ギヤ段とそれを成立させ
るために必要な係合装置との関係を示す図表である。第
7図は本発明の更に別の実施例の骨子図である。第8図
は第7図の実施例の変速ギヤ段とそれを成立させるため
に必要な係合装置との関係を示す図表である。 10,30,40,50:車両用遊星歯車式変速装置 12:トランスミッションケース(位置固定部材) 14:入力軸(入力部材) 16:第1遊星歯車装置 16s:第1サンギヤ、16p:第1遊星歯車 16c:第1キャリア、16r:第1リングギヤ 18:第2遊星歯車装置 18s:第2サンギヤ、18p:第2遊星歯車 18c:第2キャリア、18r:第2リングギヤ 20:第3遊星歯車装置 20s:第3サンギヤ、20p:第3遊星歯車 20c:第3キャリア、20r:第3リングギヤ 22:出力歯車(出力部材) 32:出力軸(出力部材) C1:第1クラッチ(第1係合装置) C2:第2クラッチ(第2係合装置) C3:第3クラッチ(第3係合装置) F1:第1一方向クラッチ(第3係合装置) C4:第4クラッチ(第4係合装置) B1:第1ブレーキ(第5係合装置) B5:第5ブレーキ(第5係合装置) F2:第2一方向クラッチ(第5係合装置) B2:第2ブレーキ(第6係合装置) B4:第4ブレーキ(第6係合装置) F3:第3一方向クラッチ(第6係合装置) B3:第3ブレーキ(第7係合装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深井 昌之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−88251(JP,A) 特開 昭58−152959(JP,A) 特開 昭60−65942(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 3/44 - 3/78

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1サンギヤ,第1遊星歯車を回転可能に
    支持する第1キャリア,および第1リングギヤを備えた
    シングルピニオン型の第1遊星歯車装置と、第2サンギ
    ヤッ第2遊星歯車を回転可能に支持する第2キャリア,
    および第2リングギヤを備えたシングルピニオン型の第
    2遊星歯車装置と、第3サンギヤ,第3遊星歯車を回転
    可能に支持する第3キャリア,および第3リングギヤを
    備えたシングルピニオン型の第3遊星歯車装置とが同じ
    軸線上に順次設けられ、入力部材の回転を段階的に変速
    して出力部材へ伝達する形式の車両用遊星歯車式変速装
    置において、 前記第1キャリアと第2リングギヤと第3サンギヤと出
    力部材とを互いに連結するとともに、前記第2キャリア
    と第3リングギヤとを互いに連結する一方、 前記第1リングギヤを前記入力部材に選択的に連結する
    第1係合装置と、前記第1サンギヤを該入力部材に選択
    的に連結する第2係合装置と、該第1サンギヤを前記第
    2サンギヤに選択的に連結する第3係合装置と、該第1
    サンギヤを前記第2キャリアおよび第3リングギヤに選
    択的に連結する第4係合装置と、前記第3キャリアを位
    置固定部材に選択的に連結する第5係合装置と、該第2
    キャリアおよび第3リングギヤを該位置固定部材に選択
    的に連結する第6係合装置と、該第2サンギヤを該位置
    固定部材に選択的に連結する第7係合装置とを、設けた ことを特徴とする車両用遊星歯車式変速装置。
JP1026473A 1988-10-26 1989-02-04 車両用遊星歯車式変速装置 Expired - Lifetime JP2832980B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1026473A JP2832980B2 (ja) 1988-10-26 1989-02-04 車両用遊星歯車式変速装置
US07/418,259 US4963124A (en) 1988-10-26 1989-10-06 Planetary gear transmission for motor vehicle
DE3935570A DE3935570C2 (de) 1988-10-26 1989-10-25 Gangwechselgetriebe für Kraftfahrzeuge

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-270150 1988-10-26
JP27015088 1988-10-26
JP1026473A JP2832980B2 (ja) 1988-10-26 1989-02-04 車両用遊星歯車式変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02195051A JPH02195051A (ja) 1990-08-01
JP2832980B2 true JP2832980B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=26364261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1026473A Expired - Lifetime JP2832980B2 (ja) 1988-10-26 1989-02-04 車両用遊星歯車式変速装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4963124A (ja)
JP (1) JP2832980B2 (ja)
DE (1) DE3935570C2 (ja)

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0371651B1 (en) * 1988-11-26 1993-07-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic planetary gear transmission
JP2671463B2 (ja) * 1988-12-07 1997-10-29 トヨタ自動車株式会社 自動変速機用歯車変速装置
US5030186A (en) * 1989-02-03 1991-07-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic transmission
US5120284A (en) * 1989-02-03 1992-06-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic transmission
JP3063092B2 (ja) * 1989-05-10 2000-07-12 トヨタ自動車株式会社 自動変速機用歯車変速装置
DE69016158T2 (de) * 1989-10-27 1995-05-24 Toyota Motor Co Ltd Automatisches Getriebe und Steuerungsverfahren für den Gangwechsel.
US5165308A (en) * 1989-11-04 1992-11-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift control system and method for automatic transmissions
US5203234A (en) * 1989-11-13 1993-04-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic transmission
US5088354A (en) * 1989-11-30 1992-02-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift control system and method for automatic transmissions
JP2775943B2 (ja) * 1989-12-22 1998-07-16 トヨタ自動車株式会社 車両用自動変速機
JP2822527B2 (ja) * 1990-01-19 1998-11-11 トヨタ自動車株式会社 車両用自動変速機
JP2748642B2 (ja) * 1990-03-12 1998-05-13 トヨタ自動車株式会社 自動変速機の制御装置
GB2243196B (en) * 1990-03-28 1994-08-24 Honda Motor Co Ltd Integral-type planetary gear transmission
GB9017921D0 (en) * 1990-08-15 1990-09-26 Massey Ferguson Services Nv Planetary gear units
WO1996007040A1 (en) * 1991-08-16 1996-03-07 Egyed Mark J A variable speed planetary transmission
US5342258A (en) * 1991-08-16 1994-08-30 Motion Sciences Inc. Combinational incrementally variable transmissions and other gearing arrangements allowing maximum kinematic degrees of freedom
US5250011A (en) * 1992-05-04 1993-10-05 Ford Motor Company Multiple speed synchronous automatic transmission for motor vehicles
US5261861A (en) * 1992-06-05 1993-11-16 Ford Motor Company Five-speed transaxle for automotive vehicles
US5261862A (en) * 1992-06-05 1993-11-16 Ford Motor Company Multiple speed transaxle for automotive vehicles
DE4238856C2 (de) * 1992-11-18 1995-01-19 Daimler Benz Ag Gangwechselgetriebe mit drei Planetenräder-Teilgetrieben
US5295924A (en) * 1992-12-07 1994-03-22 Ford Motor Company Multiple speed nonsynchronous automatic transmission for motor vehicles
US5588929A (en) * 1994-11-28 1996-12-31 Chrysler Corporation Four-speed automatic transmission
US5542889A (en) * 1994-12-27 1996-08-06 Ford Motor Company Multiple-speed automatic transmission for a motor vehicle
AU766974B2 (en) * 1999-12-28 2003-10-30 Hyundai Motor Company Power train for automatic transmissions
US6746358B2 (en) * 2002-10-19 2004-06-08 General Motors Corporation Planetary transmissions with three interconnected gear sets and six selectable torque transmitting devices
US6783477B2 (en) * 2002-12-18 2004-08-31 General Motors Corporation Family of six-speed dual-clutch transmissions having three planetary gear sets
WO2013109723A1 (en) 2012-01-19 2013-07-25 Dana Limited Tilting ball variator continuously variable transmission torque vectoring device
CN104204615B (zh) 2012-02-15 2017-10-24 德纳有限公司 传动装置和具有倾斜滚珠变速器无级变速传动装置的传动系
CN104769325A (zh) 2012-09-06 2015-07-08 德纳有限公司 具有连续式或无限式无级变速机构驱动件的变速器
JP6320386B2 (ja) 2012-09-07 2018-05-09 デーナ リミテッド 遊星ギヤセットを含むボール式cvt/ivt
US9353842B2 (en) 2012-09-07 2016-05-31 Dana Limited Ball type CVT with powersplit paths
US9638296B2 (en) 2012-09-07 2017-05-02 Dana Limited Ball type CVT including a direct drive mode
JP6247691B2 (ja) 2012-09-07 2017-12-13 デーナ リミテッド ボール式連続可変トランスミッション/無段可変トランスミッション
US9556943B2 (en) 2012-09-07 2017-01-31 Dana Limited IVT based on a ball-type CVP including powersplit paths
US9599204B2 (en) 2012-09-07 2017-03-21 Dana Limited Ball type CVT with output coupled powerpaths
WO2014078583A1 (en) 2012-11-17 2014-05-22 Dana Limited Continuously variable transmission
WO2014124063A1 (en) 2013-02-08 2014-08-14 Microsoft Corporation Pervasive service providing device-specific updates
JP2016512312A (ja) 2013-03-14 2016-04-25 デーナ リミテッド ボール式連続可変トランスミッション
WO2014159756A2 (en) 2013-03-14 2014-10-02 Dana Limited Continuously variable transmission and an infinitely variable transmission variatory drive
WO2014197711A1 (en) 2013-06-06 2014-12-11 Dana Limited 3-mode front wheel drive and rear wheel drive continuously variable planetary transmission
WO2015073883A1 (en) 2013-11-18 2015-05-21 Dana Limited Infinite variable transmission with planetary gear set
US10088022B2 (en) 2013-11-18 2018-10-02 Dana Limited Torque peak detection and control mechanism for a CVP
US10030594B2 (en) 2015-09-18 2018-07-24 Dana Limited Abuse mode torque limiting control method for a ball-type continuously variable transmission
JP6311730B2 (ja) * 2016-01-26 2018-04-18 トヨタ自動車株式会社 歯車機構

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5090853A (ja) * 1973-12-21 1975-07-21
DE2447581C3 (de) * 1974-10-05 1978-08-03 Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen Planetenrad-Wechselgetriebe, insbesondere für Kraftfahrzeuge
US4205563A (en) * 1975-12-10 1980-06-03 Caterpillar Tractor Co. Variable speed transmission
DE2936969A1 (de) * 1979-09-13 1981-04-02 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Planetenraeder-gangwechselgetriebe mit einem vorschalt- und einem hauptgetriebe fuer fahrzeuge
JPS59117943A (ja) * 1982-12-21 1984-07-07 Aisin Warner Ltd 車両用自動変速機
JPS59113346A (ja) * 1982-12-21 1984-06-30 Aisin Warner Ltd 車両用自動変速機
JPS59222644A (ja) * 1983-05-31 1984-12-14 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の遊星歯車列
US4660439A (en) * 1983-09-08 1987-04-28 Nissan Motor Co., Ltd. Planetary gear train for automatic transmission
JPS6145139A (ja) * 1984-08-06 1986-03-05 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の遊星歯車列
JPS6170252A (ja) * 1984-09-12 1986-04-11 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の遊星歯車列

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02195051A (ja) 1990-08-01
US4963124A (en) 1990-10-16
DE3935570C2 (de) 1994-07-28
DE3935570A1 (de) 1990-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2832980B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2671463B2 (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JPH10502436A (ja) 5速自動変速機
JPH02142949A (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JPS61184270A (ja) オ−トマチツクトランスミツシヨン
JP4016885B2 (ja) 車両用遊星歯車式多段変速機
JP2679121B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2679115B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2671457B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2679119B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2643352B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JPH02107851A (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JPS63297844A (ja) 自動変速機用歯車変速装置
JP2621366B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2679117B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2671451B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
WO2014156204A1 (ja) 車両用自動変速機
JP2629878B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2621372B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2696941B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2679116B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2679122B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2666378B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JPH01320356A (ja) 車両用遊星歯車式変速装置
JP2679118B2 (ja) 車両用遊星歯車式変速装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11