JPH01320356A - 車両用遊星歯車式変速装置 - Google Patents

車両用遊星歯車式変速装置

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JPH01320356A
JPH01320356A JP63150595A JP15059588A JPH01320356A JP H01320356 A JPH01320356 A JP H01320356A JP 63150595 A JP63150595 A JP 63150595A JP 15059588 A JP15059588 A JP 15059588A JP H01320356 A JPH01320356 A JP H01320356A
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JP
Japan
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gear
carrier
ring gear
clutch
sun gear
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Application number
JP63150595A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Asada
壽幸 浅田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車や鉄道車両などの車両において原動機
と駆動輪との間に設けられる遊星歯車式変速装置の改良
に関するものである。
従来技術およびその問題点 車両においては、予め定められた複数のギヤ段を自動的
に選択をするために好適な遊星歯車式変速装置が多用さ
れている。このような遊星歯車式変速装置では、簡単且
つ小型であって、変速比幅を大きくとり得、且つ変速制
御が容易であることが望まれる。
これに対し、たとえば、特公昭51−39306号公報
、特公昭50−32913号公報、特公昭51−301
2号公報に記載されているような車両用遊星歯車式変速
装置が提供されている。これによれば、シングルピニオ
ン型の遊星歯車装置が3組連ねて配列されるので、比較
的構造が簡単になるとともに外形が小型となる特徴があ
る。
しかしながら、上記特公昭51−39306号公報に記
載された車両用遊星歯車式変速装置によれば、前進6速
までのギヤ段が得られるので、充分な変速比幅が得られ
る特徴があるが、変速制御の為に7つの摩擦係合要素お
よび1つの一方向クラッチが用いられるので、油圧アク
チエエータの数が多くなるとともに変速制御が複雑とな
る欠点があった。
また、特公昭50−32913号公報に記載された車両
用遊星歯車式変速装置によれば、前進5速のギヤ段が得
られるとともに、ギヤ段を切り換えるための摩擦係合装
置が6個に減少する。しかし、このような形式の車両用
遊星歯車式変速装置では、第2速から第3速へのギヤ段
の切換えに際して、それまでの動力入力経路を切り離す
と同時に次の動力入力経路を連結させるという所謂入力
切換えが行われるので、制御が微妙となる欠点があった
。すなわち、それまでの動力入力経路を切り離してから
次の動力入力経路を連結させるまでの間に動力伝達の空
白期間が発生するとエンジンが吹き上がり、反対に、そ
の入力切換えの際に一方が解放されるとともに他方が係
合させられる2つの摩擦係合装置が同時に係合させられ
るとトランスミッションのロックおよびそれに起因する
ショックが発生するから、エンジンの吹き上がりおよび
トランスミッションのロックを発生させない微妙な切換
え制御が要求され、円滑な切換え制御を安定的に行うこ
とが困難なのである。
また、特公昭51−3012号公報に記載された車両用
遊星歯車式変速装置によれば、上記の遊星歯車式変速装
置と同様に、前進5速のギヤ段が得られるとともに、摩
擦係合装置が6個となる。
しかし、第1速から第2速への切換えに際しては、′ 
 上記の遊星歯車式変速装置と同様に、所謂入力切換え
が行われる欠点があるとともに、4個の摩擦係合装置を
制御しなければならないため、−層変速制御が複雑とな
る欠点・があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、3組のシングルピニオン型の
遊星歯車装置を配列した形式の変速装置において、前進
5段以上の変速ギヤ段と幅広い変速比範囲が得られ且つ
変速制御が容易な車両用遊星歯車式変速装置を提供する
ことにある。
問題点を解決するための手段 斯る目的を達成するため、本発明の要旨とするところは
、第1サンギヤ、第1遊星歯車を回転可能に支持する第
1キャリヤ、第1リングギヤを備えたシングルピニオン
型の第1遊星歯車装置と、第2サンギヤ、第2遊星歯車
を回転可能に支持する第2キャリヤ、第2リングギヤを
備えたシングルピニオン型の第2遊星歯車装置と、第3
サンギヤ、第3遊星歯車を回転可能に支持する第3キャ
リヤ、第3リングギヤを備えたシングルピニオン型の第
3@星歯車装置とが同じ軸線上に順次設けられ、入力部
材の回転を段階的に変速して出力部材へ伝達する形式の
車両用遊星歯車式変速装置において、(a)前記第2サ
ンギヤと第3サンギヤとを互いに連結し、前記第1リン
グギヤと第2キャリヤと第3リングギヤとを互いに連結
し、前記第1キャリヤと第2リングギヤとを互いに連結
し、前記第3キャリヤと前記出力部材とを互いに連結す
る一方、(ロ)前記第2サンギヤおよび第3サンギヤを
前記入力部材に選択的に連結する第1係合装置と、前記
第1リングギヤ、第2キャリヤ、および第3リングギヤ
を入力部材に選択的に連結する第2係合装置と、前記第
1サンギヤを人力部材に選択的に連結する第3係合装置
と、前記第1リングギヤ、第1キャリヤ、および第3リ
ングギヤを位置固定部材に選択的に連結する第4係合装
置と、前記第1キャリヤおよび第2リングギヤを位置固
定部材に選択的に連結する第5係合装置と、前記第1サ
ンギヤを位置固定部材に選択的に連結する第6係合装置
とを、設けたことにある。
作用 このようにすれば、第1および第4係合装置によって、
入力部材と第2サンギヤおよび第3サンギヤとの間、お
よび、第1リングギヤ、第2キャリヤ、゛および第3リ
ングギヤと位置固定部材との間が同時に連結されると、
最も大きい変速比の第1速ギヤ段が得られる。第1およ
び第5係合装置によって、入力部材と第2サンギヤおよ
び第3サンギヤとの間、および、第1キャリヤおよび第
2リングギヤと位置固定部材との間が同時に連結される
と、第1速ギヤ段よりも小さい変速比の第2速ギヤ段が
得られる。第1および第6係合装置によって、入力部材
と第2サンギヤおよび第3サンギヤとの間、および、第
1サンギヤと位置固定部材との間が同時に連結されると
、第2速ギヤ段よりも小さい変速比の第3速ギヤ段が得
られる。第1および第2係合装置によって、入力部材と
第2サンギヤおよび第3サンギヤとの間、および、入力
部材と第1リングギヤ、第2キャリヤ、および第3リン
グギヤとの間が同時に連結されると、第3速ギヤ段より
も小さい変速比(=1.0)の第4速ギヤ段が得られる
。第2および第6係合装置によって、人力部材と第1リ
ングギヤ、第2キャリヤ、および第3リングギヤとの間
、および、第1サンギヤと位置固定部材との間が同時に
連結されると、第4速ギヤ段よりも小さい変速比の第5
速ギヤ段が得られる。そして、必要であれば、第2およ
び第5係合装置によって、入力部材と第1リングギヤ、
第2キャリヤ、および第3リングギヤとの間、および、
第1キャリヤおよび第2リングギヤと位置固定部材との
間が同時に連結されると、第5速ギヤ段よりも小さい変
速比の第6速ギヤ段が得られる。
また、第3係合装置および第5係合装置によって、入力
部材と第1サンギヤとの間、および、第1キャリヤおよ
び第2リングギヤと位置固定部材との間が同時に連結さ
れると後進ギヤ段が得られる。そして、必要に応じて第
3係合装置および第4係合装置によって、入力部材と第
1サンギヤとの間、および、第1リングギヤ、第2キャ
リヤ、および第3リングギヤと位置固定部材との間が同
時に連結されると、上記後進ギヤ段よりも変速比の大き
い第2の後進ギヤ段が得られる。
発明の効果 したがって、本発明によれば、係合装置の選択的な作動
によって前進5段以上の変速ギヤ段と幅広い変速比範囲
が得られるので、高速走行と発進・登板性能とを両立さ
せることができる。また、ギヤ段の切換えに際しては、
所謂入力切換えが必要とされず、しかも2つの係合装置
の作動状態を切り換えるためのアクチュエータを制御す
るだけで変速が可能となるので、変速制御が極めて容易
となるのである。
なお、上記係合装置は、それが設けられた要素間を選択
的に連結、すなわち適宜係合解除させるものであり、多
板式或いはバンド式のクラッチやブレーキ、一方向クラ
ッチ、或いはそれらの組み合わせにより適宜構成され得
る。また、各係合装置は、独立に構成されるだけでなく
、複数の係合装置が複数の機能を備えた単一の製品によ
り構成される場合もある。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、車両用遊星歯車式変速機10の構成を示す骨
子図である。図において、変速機10は、車体に取り付
けられたトランスミッションケース12内において共通
の軸線上に順次配列された入力軸14、第1′t1足歯
車装置16、第2@星歯車装置18、第3遊星歯車装置
20、および出力軸22を備えている。入力軸14は、
トルクコンバータ24を介して車両のエンジン26に連
結され、出力軸22は、図示しない差動歯車装置を介し
て車両の駆動輪へ連結されるものである。本実施例では
、上′記入力軸14および出力軸22が入力部材および
出力部材にそれぞれ対応する。また、トランスミッショ
ンケース12は、位置固定部材に対応する。なお、変速
機10およびトルクコンバータ24は軸線に対して線対
称に構成されているため、第1図の骨子図において、軸
線の下側が省略して示されている。
上記第1遊星歯車装置16、第2遊星歯車装置18、お
よび第3遊星歯車装置20は、それぞれよく知られたシ
ングルピニオン型の遊星歯車装置を構成している。第1
T!星歯車装置16は、第1サンギヤ16s、第11足
歯車16p、第1キャリヤ16c、第1リングギヤ16
rを備えており、第1キャリヤ16cにより回転可能に
支持された第1遊星歯車16pが第1サンギヤ16sお
よび第1リングギヤ16rの間に位置してそれらと噛み
合わされている。また、第2遊星歯車装置18は、第2
サンギヤ18s1第2遊星歯車18p、第2キャリヤ1
8c1第2リングギヤ18「を備えており、第2キャリ
ヤ18cにより回転可能に支持された第2遊星歯車18
pが第2サンギヤ18sおよび第2リングギヤ18rの
間に位置してそれらと噛み合わされている。そして、第
3遊星歯車装置20は、第3サンギヤ20s、第3遊星
歯車20p、第3キャリヤ20c、第3リングギヤ2O
rを備えており、第3キャリヤ20cにより回転可能に
支持された第3遊星歯車20pが第3サンギヤ20sお
よび第3リングギヤ2Orの間に位置してそれらと噛み
合わされている。
上記変速機lOにおいては、前記第1リングギヤ16r
と第2キャリヤ18cと第3リングギヤ2Orが一体的
に連結され、第2サンギヤ18sと第3サンギヤ20s
とが一体的に連結され、第1キャリヤ16cと第2リン
グギヤ18rとが一体的に連結されている。また、第3
キャリヤ20Cと出力軸22とが一体的に連結されてい
る。
そして、第2サンギヤ18sおよび第3ナンギヤ20s
を入力軸14に選択的に連結する第1クラツチに1と、
第1リングギヤ16r、第2キャリヤ18c、および第
3リングギヤ2Orを入力軸14に′選択的に連結する
第2クラツチに2と、第1サンギヤ16sを入力軸14
に選択的に連結する第3クラツチに3と、第1リングギ
ヤ16r、第2キャリヤ18c、および第3リングギヤ
2゜rをトランスミッションケース12に選択的に連結
する第1ブレーキBlと、第1キャリヤ16cおよび第
2リングギヤ18rをトランスミッションケース12に
選択的に連結する第2ブレーキB2と、第1サンギヤ1
6sをトランスミッションケース12に選択的に連結す
る第3ブレーキB3とが、設けられている。
上記第1クラツチに1、第2クラツチに2、第3クラツ
チに3、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブ
レーキB3は、従来の車両用自動変速機においてよく用
いられている形式の油圧アクチュエータにより作動させ
られるものであり、多板式のクラッチや、1本または巻
き付は方向が反対の2本のバンドブレーキなどにより構
成される。また、第1ブレーキB1と第1リングギヤ1
6ゴ、第2キャリヤ18cまたは第3リングギヤ20r
との間、第2ブレーキB2と第1キャリヤ16cとの間
、或いは第3ブレーキB3と第1サンギヤ16sとの間
には、連結部材が必要に応じて適宜膜けられ得る。同様
に、第1クラツチに1と第2サンギヤ18sとの間、第
2クラツチに2と第2キャリヤ18cとの間、第3クラ
ツチに3と第1サンギヤ16sとの間、各遊星歯車装置
16.18.20を構成する各要素の間、第3キャリヤ
20cと出力軸22との間においても、必要に応じて連
結部材が介在させられ得る。本実施例では、上記第1ク
ラツチに1、第2クラツチに2、第3クラツチに3、第
1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブレーキB3
が、第1係合装置、第2係合装置、第3係合装置、第4
係合装置、第5係合装置、および第6係合装置にそれぞ
れ対応する。
以上のように構成された変速機10では、たとえば、第
2図の○印により作動状態が示されているように、前記
第1クラツチに1、第2クランチに2、第3クラツチに
3、第1ブレーキB1、第2ブレー′キB2、第3ブレ
ーキB3のうちの2っが油圧アクチュエータによって同
時に作動させられることれより所望のギヤ段が成立させ
られるとともに、その2つのうちの一方が他のものに切
り換えられることにより、前進6段・後進2段の変速が
順次行われる。第2図においては、第1遊星歯車装置1
6のギヤ比ρ1が0.268、第2遊星歯車装置18の
ギヤ比ρ2が0.338、第3遊星歯車装置20のギヤ
比ρ3が0.400−の場合における各変速ギヤ段の変
速比(入力軸14の回転速度/出力軸22の回転速度)
が示されている。なお、第1サンギヤ16sの歯数を2
1s%第1リングギヤ16rの歯数をZ Ir、第2サ
ンギヤ18sの歯数を22 t %第2リングギヤ18
rの歯数を22rs第3サンギヤ20sの歯数をZ。、
第3リングギヤ2Orの歯数をZl、、とすると、上記
ギヤ比ρ1はZ、、/Z、、、ギヤ比ρ2はZ 2./
 Z 、、、ギヤ比ρ、はZ s−/ Z 3−である
以下、各ギヤ段の作動について説明する。
先ず、第1速ギヤ段の場合には、第1クラツチKlおよ
び第1ブレーキB1が作動させられることにより、入力
軸14と第2サンギヤ18sおよび第3サンギヤ20s
との間、および、第1リングギヤ16r、第2キャリヤ
18c、および第3− リングギヤ20rとトランスミ
ッションケース12との間が連結される。これにより、
入力軸14に入力された動力は、専ら、第3サンギヤ2
0sから第3遊星歯車20pを介して第3キャリヤ20
Cへ伝達されるので、出力軸22は入力軸14に対して
同じ正回転方向へ変速比(1+ρ、)/ρツにしたがっ
て減速回転させられる。
第2速ギヤ段の場合には、第1クラツチKlおよび第2
ブレシキB2が作動させられることにより、入力軸14
と第2サンギヤ18sおよび第3サンギヤ20sとの間
、および、第1キャリヤ16cおよび第2リングギヤ1
8rとトランスミッション12との間が連結される。こ
れにより、入力軸14から人力された動力の一部は、第
3サンギヤ20sから第3遊星歯車20pを介して第3
キャリヤ20cへ伝達される一方、他の一部は、第2サ
シギヤ18sから第2遊星歯車18pを介して第2キャ
リヤ18cおよび第3リングギヤ20rへ伝達されると
ともに、第3′f1星歯車20pを介して第3キャリヤ
20cへ伝達される。このとき、第1キャリヤ16cお
よび第2リングギヤ18rは非回転の状態であり、第2
キャリヤ18Cおよび第3リングギヤ2Orは入力軸1
4と同じ方向へ回転させられる。この結果、出力軸22
は人力軸14に対して同じ正回転方向へ変速比(1+ρ
2)(1+ρ3)/(ρ3+ρ2(l+ρ、))にした
がって減速回転させられる。
第3速ギヤ段の場合には、第1クラツチに1および第3
ブレーキB3が作動させられることにより、入力軸14
と第2サンギヤ18rおよび第3サンギヤ20sとの間
、および、第1サンギヤ16Sとトランスミッションケ
ース12との間が連結される。これにより、人力軸14
から人力された動力の一部は、第3サンギヤ20sから
第3′f1星歯車20pを介して第3キャリヤ20cへ
伝達される。他の一部は、第2サンギヤ18sから第2
m星歯車18pを介して第2キャリヤ18cに伝達され
る。このようにして第2キャリヤ18cに伝達された動
力の一部は、第1リングギヤ16rから第1遊星歯車1
6pを介して第1キャリヤ16cおよび第2リングギヤ
18rへ伝達され、第2遊星歯車18pを介して再び第
2キャリヤ18cへ戻される。そして、他の一部は、第
3リングギヤ2Orから第3遊星歯車20pを介して第
3キャリヤ20cへ伝達される。このとき、第1サンギ
ヤ16sは非回転状態にあって、第1キャリヤ16cお
よび第2リングギヤ18rが入力軸14と同じ回転方向
に回転させられるとともに、第1リングギヤ16r1第
2キャリヤ18c1および第3リングギヤ2Orも入力
軸14と同じ方向に回転させられるので、出力軸22は
入力軸14に対して同じ正回転方向へ変速比(1十ρ3
)(ρ1+ρ2(1+ρ、))/(ρ2(1+ρυ(l
十ρ、)十ρ1 ρ3)にしたがって減速回転させられ
る。
第4速ギヤ段の場合には、第1クラツチに1および第2
クラツチに2が作動させられることにより、入力軸14
と第2サンギヤ18rおよび第3サンギヤ20sとの間
、および、人力軸14と第1リングギヤ16r、第2キ
ャリヤ18c、および第3リングギヤ2Orとの間が連
結される。これにより、第3N星歯車装置20の第3サ
ンギヤ20sおよび第3リングギヤ2Orは、第1クラ
ツチに1および第2クラツチに2を介して一体的に固定
されるので、第3サンギヤ20S1第3遊星歯車20p
、および第3リングギヤ2Orは一体的に回転する。こ
のため、出力軸22は入力軸14に対して同じ正回転方
向へ変速比1にて回転させられる。
第5速ギヤ段の場合には、第2クラツチに2および第3
ブレーキB3が作動させられることにより、入力軸14
と第1リングギヤ16r、第2キャリヤ18c1および
第3リングギヤ2Orとの間、および、第1サンギヤ1
6sとトランスミッションケース12との間が連結され
る。これにより、入力軸14から入力された動力の一部
は、第3リングギヤ2Orから第3遊星歯車20pを介
して第3キャリヤ20cへ伝達される一方、他の一部は
、第2キャリヤ18cから第2遊星歯車18pを介して
第2リングギヤ18rおよび第1キャリヤ16cへ伝達
された後、第1遊星歯車16p、第1リングギヤ16r
を介して第3リングギヤ2Orへ伝達され、第3遊星歯
車20pを介して第3ギヤリヤ20cに伝達される一方
、第2キャリヤ18cからは第2遊星歯車18pを介し
て第2サンギヤ18sおよび第3サンギヤ20sへ伝達
され、第3遊星歯車20pを介して第3キャリヤ20c
へ伝達される。この結果、第3サンギヤ20sおよび第
3リングギヤ2Orは人力軸14と同じ方向に回転させ
られるので、出力軸22は人力軸14に対して同じ正回
転方向へ変速比(ρ2(1+ρ1)(l+ρ、))/(
ρ、ρ、+ρ2(1+ρ1)(l+ρ3))にて増速回
転させられる。
第6速ギヤ段の場合には、第2クラツチに2および第2
ブレーキB2が作動させられることにより、入力軸14
と第1リングギヤ16r、第2キャリヤ18c、および
第3リングギヤ2Orとの間、およ゛び、第1キャリヤ
16cおよび第2リングギヤ18rとトランスミッショ
ンケース12との間が連結される。これにより、入力軸
14から入力された動力の一部は、第3リングギヤ2O
rから第3遊星歯車20pを介して第3キャリヤ20c
へ伝達される一方、他の一部は、第2キャリヤ18cか
ら第2遊星歯車18pを介して第2サンギヤ18sおよ
び第3サンギヤ20sに伝達され、第3mM歯車20p
を介して第3キャリヤ20cへ伝達される。この状態で
は、第3サンギヤ20sおよび第3リングギヤ2Orは
人力軸14と同じ方向へ回転させられるので、出力軸2
2は人力軸14に対して同じ正回転方向へ変速比ρ2(
l十ρ3)/(ρ3+ρ2(1+ρ、3))にて増速回
転させられる。
後進ギヤ段の場合には、第3クラツチに3および第2ブ
レーキB2が作動させられることにより、人力軸14と
第1サンギヤ16Sとの間、および、第1キャリヤ16
cおよび第2リングギヤ18rとトランスミッションケ
ース12との間が連結される。これにより、入力軸14
から第1サンギヤ16sに入力された動力は、位置固定
の第1キャリヤ16cに支持された第1遊星歯車16p
を介して第1リングギヤ16r1第2キャリヤ18c、
および第3リングギヤ2Orへ伝達される。このように
して伝達された動力の一部は、第3リングギヤ20「か
ら第3遊星歯車20pを介して第3キャリヤ20cへ伝
達される一方、他の一部は第2キャリヤ18cから位置
固定の第2リングギヤ18「と噛み合う第2遊星歯車1
8pを介して第2サンギヤ18sおよび第3サンギヤ2
0sへ伝達され、この第3サンギヤ20sから第3遊星
歯車20pを介して第3キャリヤ20cへ伝達される。
このとき、第3リングギヤ2Orおよび第3サンギヤ2
0sは、入力軸14に対して反対向きに回転させられる
ので、出力軸22は入力軸14に対して逆回転方向へ回
転させられるとともに変速比−(9g(1+ρ:l))
/ρ1(ρ3+ρ2(1+ρ3))にて減速回転させら
れる。
さらに、本実施例では、−i大きな変速比にて車両を後
進させる第2の後進ギヤ段が成立させられ得る。すなわ
ち、第3クラツチに3および第1ブレーキB1が作動さ
せられることにより、入力軸14と第1サンギヤ16s
との間、および、第1リングギヤ16r、第2キャリヤ
18cおよび第3リングギヤ2Orとトランスミッショ
ンケース12との間が連結される。これにより、入力軸
14から第1サンギヤ16sに入力された動力は、第1
遊星歯車16pを介して第1キャリヤ16cおよび第2
リングギヤ18rへ伝達される。このように“第2リン
グギヤ18rへ伝達された動力は、第2遊星歯車18p
を介して第2サンギヤ18sおよび第3サンギヤ20s
とへ伝達される。そして、第3ザンギヤ20sへ伝達さ
れた動力は、第3′ii星歯車20ρを介して第3キャ
リヤ20cへ伝達される。このとき、第3サンギヤ20
sは、入力軸14に対して反対向きに回転させられるの
で、出力軸22は人力軸14に対して逆回転方向へ回転
させられるとともに変速比−ρ2(1+ρ1)(1+ρ
3)/ρ1ρ3にて減速回転させられる。
ここで、上記のように、本実施例の変速機10においで
は前進6段・後進2段の変速ギヤ段を選択できるが、必
要に応じて前進5段・後進1段を選択しても何等差支え
ない。
−F述のように、本実施例の変速機lOによれば、3組
のシングルピニオン型の遊星歯車装置16゜18.20
が共通の軸線上に配列されて構成されているので、比較
的構造が簡単になるとともに外形が小型となるだけでな
く、以下に示す利点がある。
すなわち、3つのクラッチに1、K2、K3、および3
つのブレーキB1、B2、B3から成る合計6つの係合
装置の選択的な作動によって前進5段以上の変速ギヤ段
と幅広い変速比範囲が得られるので、高速走行と発進・
登板性能とを両立させることができる。また、ギヤ段の
切換えに際しては、所謂入力切換えが必要とされず、し
かも2つの係合装置の作動状態を切り換えるためのアク
チュエータを制御するだけで変速が可能となるので、変
速制御が極めて容易となるのである。
また、゛本実施例の変速機10によれば、第1速ギヤ段
乃至第4速ギヤ段の変速比が、エンジンの特性に基づい
て車両用有段変速機の各ギヤ段の変速比として望まれる
等比級数に近い値、たとえば等比級数の90〜95%程
度の値に設定され得る利点がある。
また、本実施例の変速機10によれば、第5速ギヤ段の
変速比が約0.848となるので、ハイギヤ走行時にお
ける加速性が充分に得られる利点がある。因に、従来の
車両用遊星歯車式変速装置における第5速ギヤ段の変速
比は0.68乃至0.74程度であったのである。
また、本実施例の変速110によれば、第2サンギヤ1
8sおよび第3サンギヤ20sが互いに一体的に連結さ
れているので、それら第2サンギヤ18sおよび第3サ
ンギヤ20sを、共通の部材に形成された歯幅の長いロ
ングピニオンにて構成することができ、このような場合
は部品製作工数、部品点数、組付工数が少な(なるとと
もに、軸方向の寸法が小さくなる利点がある。
また、本実施例の変速機lOによれば、出力軸22がト
ランスミッションの非エンジン側の一端に位置しており
、プロペラシャフトを直接接続することが可能な構造と
なっているので、FR重車両おいて好適に用いられるが
、出力軸22を出力歯車に替えることにより、FF車両
にも用いられ得る。
また、本実施例の変速機IOによれば、3つのクラッチ
に1、K2、K3、および3つのブレーキB”1、B2
、B3から成る合計6つの係合装置が、トランスミッシ
ョンのエンジン側端部に集中して配置されるので、トラ
ンスミッションの非エンジン側端部の径寸法が小さくな
る一方、油圧回路が短くなって配管損失および油圧回路
の占める空間が小さくなる利点がある。
また、本実施例の変速[10によれば、第2サンギヤ1
8sおよび第3サンギヤ20sの軸心を貫通ずるシャフ
トが不要であるので、小径となる利点がある。
また、本実施例の変速機10によれば、第1遊星歯車1
6p、第2遊星歯車18P、第3遊星歯車20pの相対
回転速度が比較的低いので、変速機10の高い耐久性が
得られる利点がある。
また、一般にギヤ比ρの値が0あるいはlに近くなると
遊星歯車装置の外形が大きくなるが本実施例のギヤトレ
ーンではギヤ比ρの値が適切なため、変速機10が小型
となる利点がある。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説
明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
第3“図に示す車両用′t1足歯型歯車式変速機におい
ては、出力軸22に替えて出力歯車23が設けられると
ともに、入力軸14が第1サンギヤ16S、第2サンギ
ヤ18s、および第3サンギヤ20sの軸心を貫通させ
られており、エンジン26およびトルクコンバータ24
が出力歯車23側に配設されている。上記変速機30は
、横置きFF車のトランスアクスル内に配設されるが、
この場合には、変速機30から出力された駆動力を左右
の駆動輪へ等しく分配するためにトランスアクスル内に
配設される差動歯車装置28はエンジンルーム内のスペ
ースとの関連によって車両の中央側、すなわち変速機3
0に対して出力歯車23側に配置される。このため、本
実施例においては、差動歯車装置28と出力歯車23と
が近傍に位置できるため、出力歯車23から差動歯車装
置28へ動力を伝達するために変速機30の軸線と平行
に設けるカウンタ軸が不要となる利点がある。また、こ
の他に第3図において、第1クラツチに1、第2クラツ
チに2、第3クラツチに3を出力歯車23とトルクコン
バータ24との間に配設したり、あるいは、出力歯車2
3と噛み合うカウンタ軸を介して差動歯車装置28へ動
力伝達したりしてもよい。
次に、前記変速機10および30において、各係合装置
は、多板クラッチ、バンドブレーキ、および一方向クラ
ッチなどを組み合わせたものにより構成され得るので、
以下に例示する。
たとえば、第4図に示すような互いに直列に接続された
多板クラッチ44および一方向クラッチ46から成る第
1係合装置は、前記第1クラツチに1に替えて用いられ
得る。その一方向クラッチ46は、入力軸14から出力
軸22へ向かう方向のトルク伝達に際しては係合し、反
対向きのトルク伝達に際しては解放させられるように構
成されている。本実施例によれば、車両の第1速ギヤ段
、第2速ギヤ段、第3速ギヤ段、および第4速ギヤ段に
おいて、車両の惰行走行時などにおいて一方向クラッチ
46により逆方向の動力伝達が遮断されるので、降板走
行や惰行走行などにおいてエンジンブレーキ作用がなく
、燃費および車両の静粛性が向上させられる。また、第
1速ギヤ段、第2速ギヤ段、第3速ギヤ段、または第4
速ギヤ段と第5速ギヤ段および第6速ギヤ段との間にお
いて、ギヤ段の切換えに際しては一方向クラッチ46の
係合が自動的に解かれるので、変速タイミングに細かな
調整を必要とせず、変速制御が簡単となる。
また、第1係合装置は、第5図に示すように、直列に接
続された多板クラッチ44および一方向クラッチ46と
それらに並列に設けられたエンジンブレーキ用の多板ク
ラッチ48とから成るものでもよい。このように構成さ
れたものでも前記第1クラツチに1に替えて用いられ得
る。このようにすれば、上記の実施例と同様な作用効果
が得られるのに加えて、多板クラッチ48を選択的に作
動させることにより、降板走行或いは惰行走行などに際
して、エンジンブレーキを必要に応じて作用させること
ができる。
また、第2係合装置は、上記第4図゛或いは第5図に示
すように構成されたものでもよく、前記第2クラツチに
2に替えて用いられ得る。このようにすれば、車両の第
4速ギヤ段、第5速ギヤ段、および第6速ギヤ段走行時
において、上記の実施例と同様の理由により燃費および
静粛性が向上させられる利点がある。
また、第3係合装置は、上記第4固成いは第5図に示す
ように構成されたもの、第6図に示すように直列に接続
された多板クラッチ44および一方向クラッチ46とそ
れらに並列に設けられた一方向クラッチ50とから成る
もの、或いは、第7図に示すような互いに並列に接続さ
れた多板クラッチ44および一方向クラッチ50からな
るものでれよい。このように構成されても前記第3クラ
ツチに3に替えて設けられ得る。上記一方向クラッチ5
0と一方向クラッチ46とは、係合作用の方向が反対に
構成されている。本実施例によれば、車両の後進走行時
において前述の実施例と同様に一方向クラッチ46の解
放作用により燃費および静粛性が向上させられる利点が
ある。また、この第3クラツチに3は、第1クラツチに
1および/または第2クラツチに2と同時に係合させら
れることにより、前記第4速ギヤ段と各要素の連結状態
が異なる他の第4速ギヤ段をそれぞれ成立させることが
できる。このような第1クラツチKlと同時の係合によ
る第4速ギヤ段では、上記と同様に一方向クラッチ46
の解放作用により燃費および静粛性が向上させられる利
点がある。また、第2クラツチに2と同時の係合による
第4速ギヤ段では、一方向クラッチ50の自動的な解放
作用により、燃費および静粛性が向上させられるととも
に、第4速ギヤ段と第5速成いは第6速ギヤ段との間に
おいて変速制御が容易となる。
また、第4係合装置は、前記第4図または第5図に示さ
れるように構成されたもの、第8図に示すように直列に
接続された多板クラッチ44および一方向クラッチ46
と直列に接続された多板クラッチ48および一方向クラ
ッチ50とを並列に接続したもの、第9図に示すように
直列に接続された多板クラッチ44および一方向クラッ
チ50とそれらに並列に設けられた多板クラッチ48と
から成るもの、第10図に示すように回転制動すべき部
材に固定されるドラム56に一本のバンド52aが巻付
けられたバンドブレーキ52、或いは、第11図に示す
ようにドラム56に一対のバンド54aおよび54bが
互いに反対向きに巻付けられたバンドブレーキ54など
でもよい。このように構成されても前記第1ブレーキB
1に替え・て用いられ得る。以下の実施例では、上記一
方向クラッチ46、バンドブレーキ52のバンド52a
、およびバンドブレーキ54の一方のバンド54aは、
゛入力軸14から出力軸22へ動力を伝達する正トルク
伝達時において回転制動すべき部材(本実施例では第1
リングギヤ16「、第2キャリヤ18c、および第3リ
ングギヤ20r)に加えられる反力を受けてそれの回転
を阻止するが、反対方向の回転を許容する係合トルクと
なるように係合方向或いは巻きつけ方向が設定されてい
る。
本実施例においては、出力軸22から入力軸14へ向か
って動力が伝達される状態では、一方向クラッチ46の
解放作用により、上記回転制動すべき部材の反対方向の
回転が許容されてエンジンブレーキ作用が解消され、第
1速ギヤ段走行時の燃費および静粛性が向上させられる
とともに、第1速ギヤ段と他の前進ギヤ段との間におけ
る変速制御が容易となる。また、第1ブレーキBlが第
3クラツチに3とともに作動させられて第2の後進ギヤ
段が選択された場合には、一方向クラッチ50の解放作
用により燃費および静粛性が向上させられる。
また、第5係合装置は、第5図、第8図、第9図、第1
0図、および第11図に示すものでもよく、前記第2ブ
レーキB2に替えて用いられ得る。
本実施例においても、前述の実施例と同様に一方向クラ
ッチ46の解放作用により、第2速ギヤ段走行時の燃費
および静粛性が向上させられるとともに、第2速ギヤ段
と第3速ギヤ段以上の前進ギヤ段との間における変速制
御が容易となる。また、第2ブレーキB2が第2クラツ
チに2または第3クラツチに3とともに作動させられて
第6速ギヤ段または後進ギヤ段が選択された場合には、
前述の実施例と同様に一方向クラッチ50の解放作用に
より燃費および静粛性が向上させられる。
また、第6係合装置は、第5図、第8図、第9図、第1
O図、および第11図に示すものでもよく、前記第3ブ
レーキB3に替えて用いられ得る。
本実施例においても、前述の実施例と同様に一方向クラ
ッチ46の解放作用により、第3速ギヤ段走行時の燃費
および静粛性が向上させられるとともに、第3速ギヤ段
と第4速ギヤ段との間における変速制御が容易となる。
また、第3ブレーキB3が第2゛クラツチに2とともに
作動させられて第5速ギヤ段が選択された場合には、一
方向クラッチ50の解放作用により第5速ギヤ段走行時
の燃費および静粛性が向上させられるとともに、第5速
ギヤ段と第6速ギヤ段との間における変速制御が容易と
なる。
第12図には、第1係合装置、第4係合装置、第5係合
装置、および第6係合装置が他の形式のものに変更され
た変速機10が例示されている。
また、前述の実施例においては、トルクコンバータ24
が用いられているが、それに替えて、ロックアツプクラ
ッチ付トルクコンバータ、フルードカップリング、磁粉
式電磁クラッチ、多板あるいは単板式摩擦クラッチなど
が用いられ得る。
また、前述の実施例においては、第4速ギヤ段が第1ク
ラツチに1および第2クラツチに2の同時連結によって
成立させられていたが、第1クラツチに1、第2クラツ
チに2、第3クラツチに3の少なくとも2つが同時連結
されることにより成立させられてもよい。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である車両用遊星歯車式変
速装置を含む動力伝達装置の要部構成を示す骨子図であ
る。第2図は、第1図の実施例の変速ギヤ段とそれを成
立させるために必要な係合装置との関係を示す図表であ
る。第3図は、本発明の他の実施例を差動歯車装置とと
もに示す骨子図である。第4図乃至第11図は、第1図
の実施例における係合装置の他の例をそれぞれ示す図で
ある。第12図は、第1図の実施例において他の形式の
係合装置が用いられた場合を例示する骨子図である。 10.30:車両用遊星歯車式変速機 12ニドランスミツシヨンケース(位置固定部材)14
:入力軸(入力部材) 16:第1遊星歯車装置 18:第1遊星歯車装置 20:第3遊星歯車装置 22:出力軸(出力部材) 23:出力歯車(出力部材) 16s :第1サンギヤ 16p:第1遊星歯車 16c:第1キャリヤ 16r:第1リングギヤ 18s:第2サンギヤ 18p :第2遊星歯車 18c:第2キャリヤ 18r:第2リングギヤ 20s:第3サンギヤ 20P:第3遊星歯車 20c :第3キャリヤ 20r:第3リングギヤ Kl:第1クラツチ(第1係合装置) K2:第2クラツチ(第2係合装置) Kl第3クラッチ(第3係合装置) B1:第1ブレーキ(第4係合装置) B2:第2ブレーキ(第5係合装置) B3:第3ブレーキ(第6係合装置)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1サンギヤ、第1遊星歯車を回転可能に支持する第1
    キャリヤ、第1リングギヤを備えたシングルピニオン型
    の第1遊星歯車装置と、第2サンギヤ、第2遊星歯車を
    回転可能に支持する第2キャリヤ、第2リングギヤを備
    えたシングルピニオン型の第2遊星歯車装置と、第3サ
    ンギヤ、第3遊星歯車を回転可能に支持する第3キャリ
    ヤ、第3リングギヤを備えたシングルピニオン型の第3
    遊星歯車装置とが同じ軸線上に順次設けられ、入力部材
    の回転を段階的に変速して出力部材へ伝達する形式の車
    両用遊星歯車式変速装置において、前記第2サンギヤと
    第3サンギヤとを互いに連結し、前記第1リングギヤと
    第2キャリヤと第3リングギヤとを互いに連結し、前記
    第1キャリヤと第2リングギヤとを互いに連結し、前記
    第3キャリヤと前記出力部材とを互いに連結する一方、
    前記第2サンギヤおよび第3サンギヤを前記入力部材に
    選択的に連結する第1係合装置と、前記第1リングギヤ
    、第2キャリヤ、および第3リングギヤを該入力部材に
    選択的に連結する第2係合装置と、前記第1サンギヤを
    該入力部材に選択的に連結する第3係合装置と、前記第
    1リングギヤ、第2キャリヤ、および第3リングギヤを
    位置固定部材に選択的に連結する第4係合装置と、前記
    第1キャリヤおよび第2リングギヤを該位置固定部材に
    選択的に連結する第5係合装置と、前記第1サンギヤを
    該位置固定部材に選択的に連結する第6係合装置とを、
    設けた ことを特徴とする車両用遊星歯車式変速装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100802949B1 (ko) * 2006-10-13 2008-02-13 현대자동차주식회사 자동 변속기의 마찰부재 배치구조
KR100802954B1 (ko) * 2006-10-26 2008-02-14 현대자동차주식회사 차량용 자동 변속기의 기어 트레인
JP2012193856A (ja) * 2012-07-09 2012-10-11 Mazda Motor Corp 自動変速機

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