JP2006513376A - 連続可変トランスミッション - Google Patents

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Abstract

【課題】連続可変トランスミッションの提供。
【解決手段】2つの連続可変トランスミッション部はピックオフギアを介して、共有の被駆動装置に連結され、高トルクであっても効率よく動作する全体的な連続可変トランスミッションを提供する。

Description

本発明はギア装置に平行に配置された2つの連続可変トランスミッション部分を含む連続可変トランスミッションに関する。
このようなトランスミッションは、たとえば米国特許第1709346号に公知であり、中央ベベルギアはこれらの装置で駆動されている。中央ベベルギアは各摩擦リングを介して相互作用する。摩擦リングは一つまたは複数の、反対方向に向けられて、入力ベベルギアと軸方向に平行に傾斜した出力ベベルギアを有し、その外部表面は、入力ベベルギアから一定の空間が設けられている。摩擦リングは空隙の一つずつに沿って共有のフレームを介して移動することが可能であり、このために伝達比は入力ベベルギアと出力ベベルギアとの間で連続的に変動することができる。被駆動ベベルギアの被駆動部材のそれぞれは、遊星歯車に連結され、このために入力部ベベルギアにより印加されたトルクは被駆動ベベルギアのそれぞれに分配され、かつ再び遊星歯車を介して印加される。遊星歯車および被駆動ベベルギアの一定のrpmは遊星歯車を連結することで実施される。この配置は、このようなタイプの摩擦式ベベルリングギアおよび他の連続可変トランスミッション(GVT)で生じる問題を解決するものであるが、この問題というのは、高いトルクにおいて連続可変性はスリップを生じるというものである。また、このスリップは高いプレスオン力によってのみその発生を防止できるが、この結果、効率が低下するという問題も同時に孕んでいる。しかしながら主に問題となるのは、製造時に発生するごく小さな誤差あるいは不正確さが表出しないような摩擦の損失を招くことである。
米国特許第1709346号
したがって本発明の目的は、動作上の安全性を提供しながら、高いトルクの損失を低く抑えて伝達することができる連続可変トランスミッションを提供することである。
本発明により提案される解決方法は、ギア装置に平行に配置された少なくとも2つの連続可変トランスミッション部を有し、係るトランスミッションは、それぞれピックオフギアを介して入力部材および出力部材に連結されている2つの連続可変トランスミッション部を有していることを特徴とする。
最も重要なギアとも称されている、ピックオフギアを使用することにより提供される利点は、同じrpmまたは正確に決定されたrpmは、先端技術に見られるように、トランスミッション部のギア部材の1つに実施(enforce)されないということである。かわりに、2つのトランスミッション部はピックオフギアの結果として生じるrpmに、トランスミッションのrpm依存共有部を設ける。こうすることで、本発明の配置により、2つのトランスミッション部を別途に動作させると共に制御することが可能となる。したがって、連続可変トランスミッションを2つの連続可変トランスミッション部に分解することにより生じる利点を活用する。これには、例えば摩擦損失、または、例えば実施されたrpmから生じる制御費用の増加などとトレードオフすることなく、2つのトランスミッション部間のトルクを分配することなどがあげられる。
実際に非対称形であり、かつその結果として2つのトランスミッション部がこれに応じてピックオフギアを介して自由に連結していることにより、設計およびトランスミッションの使用の点で、思いもよらない利点をもたらしている。より具体的には、効率性および制御への要求に関するものであるが、これは遊星歯車部の遊星歯車を連結することにより成される対称性を連結部が示した場合には不可能となる。
一般的に本発明のピックオフギアは、例えば遊星歯車を含むが、この遊星歯車内では、3つのギア・コンポーネント(遊星歯車、太陽ホイール、外部クラウン歯車)のうちの2つが2つのトランスミッション部に連結されて、かつ第3のギア部材は被駆動または駆動ギアとして用いられる。ここで遊星歯車は1つのギア部材として共に用いられるか、あるいは2つのトランスミッション部が差動歯車装置の差動歯車装置部材の1つに連結される差動歯車装置として用いられる。
2つの連続可変トランスミッション部は、ピックオフギアとは反対の側に共有のギア部材を含んでもよい。この共有のギア部材は、共有の入力シャフトまたは共有の出力シャフトであってもよい。より具体的には、双方のトランスミッション部により結合して用いられる2つの連続可変ギアのダイレクトなギア部材であってもよい。たとえば摩擦式ベベルリングギアの場合には、ベベルギアの1つが共有のギア部材として用いられることは適切である。この設計のおかげで、このタイプのトランスミッションは極めて小型であるとともに低コストで製造できるものとなる。これは対応するトランスミッションの構成要素の総数が、構成要素を2重に使用することにより、最小限に抑えられるからである。
本願明細書で用いられている用語「ピックオフギアとは反対の側」が意味するものは、ギア装置内における方向であり、これはトランスミッションを流れる力の流れにより画定されるものであり、ならびにその形状または空間的な状態に必ずしも一致する必要はない。
非常に多くの連続可変トランスミッションは、主トランスミッション面を有し、ここに最も重要な構造的な構成要素が配置される。この構成要素には、入力シャフトおよび出力シャフト、入力ベベルギアおよび出力ベベルギア、あるいは回転対称性を示す同様の部分が含まれ、こうしてこれらがトランスミッション面を画定する。本発明のトランスミッションは特に、コンパクトな構成であるが、これは2つのトランスミッション部の2つの主トランスミッション面が互いに平行であり、2つのトランスミッション部が同様である場合に、特に平坦な連結が達成可能となる。このような態様で設計された本発明のトランスミッションは極めて平坦で、かつ更に極めて高いトルクに従うことが可能である。とりわけ、このようなトランスミッションは、特にディーゼルエンジンを搭載した小型トラックに適している。なぜなら、特に荷台下に適切に取り付けることができる全体的な大きさを有するように、かつ現在のディーゼルエンジンの高いトルクに容易に適合できるように設計されているからである。
さらに他の可変トランスミッション部、より具体的には、クラッチまたはバックギアなどは、少なくとも1つの連続可変トランスミッション部とピックオフギアとの間に設けられてもよい。このような配置により、極めて広い駆動作用(drive bahaviour)を有するトランスミッションを実現することができる。より具体的には、連続的な前進および後進駆動を提供することができる。さらにより具体的には、このようなトランスミッションをトランスミッション自体に、駆動ギアの動作中にトルクが印加されなくとも被駆動ギアが停止するような態様でフィードバックすることも可能である。
本発明は従来技術のトランスミッションに対して、トランスミッション全体の効率を大幅に上げることができるが、連続可変トランスミッションは、それでもなお、かなり高い損失を示す。この損失はより具体的には、例えば、始動後または田舎道または高速道路などの比較的一定の動作状態下で起こる。このような損失を避けるためには、より具体的には、連続可変トランスミッションが必ずしも必要ではないが、有利である動作状態で、連続可変トランスミッションの少なくとも1つの部分がバイパスされていてもよい。このような動作状態下では、大幅に高い損失を有する連続可変トランスミッション部がこのようにバイパスされるため、動作状態下で効率を上げることができる。
さらなる利点、目的および本発明の特性は以下の添付図面に示されたことより明らかになるであろう。
図1に示された連続可変トランスミッションは、1つの入力ベベルギア1と、互いに入力ベベルギア1に連結される2つの出力ベベルギア2、3とを含み、連結は出力ベベルギア2、3のうちのいずれか1つのそれぞれの周りを回転する摩擦リング4、5を介してなされる。摩擦リング4、5をベベルギア1、2、3との間に残された間隙に沿って移動させることによって、トランスミッション部6および7はベベルギア1および2と、1および3それぞれを介して連続的に変動できる。
出力側には、2つのトランスミッション部6、7または、より正確には2つの出力部ベベルギア2、3がピックオフギア8を介して出力部シャフト9に連結されている。図1に示される例示的な実施形態においては、ピックオフギア8は外部クラウン歯車11、遊星歯車12、太陽ホイール13を備えた遊星歯車部を含む。外部クラウン歯車11は他のクラウン歯車14にしっかりと連結されるが、このクラウン歯車は次いでベベルギア3の被駆動シャフト16上に配置されたピニオン15と噛合する。同様に、太陽ホイール13はホイール17にしっかりと連結されて、ホイール17とともに回転し、次いで、ベベルギア2の被駆動シャフト19上に配置されたピニオン18と噛合する。遊星歯車12はさらに被駆動シャフト9に連結されたフレーム20に保持されて、被駆動シャフト9および遊星歯車12Aと共に回転する。ピックオフギア8は従って、ピニオン15、18のrpmおよび駆動ベベルギア2、3のrpmが加えられて、シャフト9の伝達比および摩擦リング4、5の位置に応じて、提供される。伝達比は、摩擦リング4,5が同じ位置に存在するつまり2つの被駆動ベベルギア2,3が同じrpmを有する場合、遊星歯車12がフレーム20内で自体の回転を停止し、かつ外部クラウン歯車11および太陽ホイール13と共に回転するように選択することが好ましい。このようにして特に連続動作中に起こる損失を最小限に抑えることができる。連結器21により、被駆動シャフト9は駆動ベベルギア1に、ダイレクトに、または具体的な実施形態に従って、ステップアップギアを介して連結されてもよい。これによりさらに損失を最小限に抑えることができ、2つのトランスミッション部6、7は、より具体的には高い、または比較的一定の速度でバイパスされてもよい。こういった速度では通常、連続可変トランスミッションの利点をいずれにしろ利用することができないばかりか、このようなタイプの連続可変トランスミッションは不必要な損失をもたらすことになる。
明らかなように、ピックオフギア8は2つのベベルギア2、3のrpmを加えるが、残りはこのベベルギア2、3に印加されるトルクのトルクバランスとして作用する。
図2に示される例示的な実施形態は、図1に示される例示的な実施形態と実質的に対応しており、このため、同様の参照番号および同様の機能を有すると認識される動作構造的な構成要素を繰り返し説明することはない。図1の例示的な実施形態と比較して、図2の例示的な実施形態はさらに、片側に固定クラッチ22を有しており、このクラッチにより、遊星歯車12の回転フレーム20は外部クラウン歯車11に取り付けられる。また他の側には連結器23を有しており、この連結器によりフレーム20と被駆動シャフト9とは固定連結ハウジングに固定されてもよい。ハウジングの詳細については本願明細書には図示していない。第1のクラッチ22は所与の動作状態下で、遊星歯車12の自体の軸上での回転を停止させるように機能する。これにより遊星歯車12を介した損失が避けられ、かつフレーム20およびシャフト9は、外部クラウン歯車11および太陽ホイール13と互いに回転する。第2の連結器23は、遊星歯車12を固定するが、自体の軸の周りを回転することが可能であるように作用する。この配置は、より具体的には、トランスミッションと協働するように設けられるが、外部クラウン歯車および太陽ホイール13は反対方向に回転することが可能であるかまたは、実際に反対方向に回転するような態様で設計される。このことはたとえば、さらに介在したギアを介してまたは、トランスミッション部6、7のうちの少なくとも1つと、ピックオフギア8との間のギア装置内の別途のバックギアを介して実現されてもよい。このような構造であるため、ピックオフギア8は2つのトランスミッション部6、7を介して動作されてもよい。これにより駆動ベベルギア1が回転していてもシャフト9上ではrpmが0になることがある。このような状態において、連結器23はトランスミッションを固定するために用いられてもよい。このような配置であるため、被駆動シャフト9の始動は、単に摩擦リング4、5の移動、またはトランスミッション部6、7を移動することにより容易になされることが可能となる。
図3に示される配置は、また、トランスミッション部6、7が、2つの配置と同様である限り、図1に示される配置と実質的に対応する。図1に示される配置を比較すると、図3での配置のピックオフギア8は、しかしながら、異なる設計である。このため、合致する構成要素の部分およびその機能は、本願明細書では説明を行なわない。
図3に示される連続可変トランスミッションにおいては、被駆動シャフト9は遊星歯車部の外部クラウン歯車24とダイレクトに連結されて、かつ共に回転する。遊星歯車12はさらに、遊星歯車12およびホイール26と共に回転することができるフレーム25に保持される。このホイール26はベベルギア3の被駆動シャフト6上のピニオン15と噛合する。これとは逆に、太陽ホイール13はベベルギア2の被駆動シャフト19上のピニオン18と噛合するホイール17に連結される。これらは図1および2で示された例示的な実施形態と同様である。
図3に示されるトランスミッション8もまたピックオフギアと同様に作用し、2つのトランスミッション部6、7のrpmを加減する。
トランスミッション部6、7に関して、図1ないし図3に示された構造に対応して図4に配置が示される。本質的にトランスミッション8のみが異なる設計を有する。ピックオフギア8はここで、ベベルギア27および28それぞれを介して駆動される。ベベルギア27および28は、ベベルギア3および2のそれぞれの被駆動シャフト16および19のうちの1つに配置される。このためにベベルギア27および28は、ベベルギア29および30のうちの1つと噛合する。次いで、自体の軸上に回転する差動歯車装置の固定ベベルギア31および32と連結される。図4のトランスミッションは駆動されて、ギアホイール10によりそれぞれの回転ベベルギア33および34のジャーナル軸受けに連結される。ついで差動歯車装置、のそれぞれのベベルギア31および32と噛合する。明らかなように、この構造はピックオフギアに対しても同様に設けられる。
図5に示される例示的な実施形態は、基本構造において図4に示される例示的な実施形態と対応しており、このため、ピックオフギア8はここでも差動歯車装置35により実質的に形成される。この装置はベルギア37を介して被駆動ホイール36とともに被駆動シャフト9を駆動する。さらに、被駆動ホイール36はベベルギア38と噛合する。このベベルギアはついで、必要なときには2つのトランスミッション部6、7がバイパスされるように、同期クラッチ39を介して駆動ベベルギア1に連結可能である。さらにこの構造においては、被駆動ベベルギア2、3の被駆動シャフト16、19は同期化されたクラッチ40および41を介して、ベベルギア42、43および44、45にそれぞれ選択的にシフト可能である。次いで差動歯車装置のベベルギアに連結されたベベルギア46および47と噛合する。これらはそれぞれ固定軸の周りを回転する。クラッチ40および41は、したがってトランスミッション部6、7の効率的な回転方向を容易に変化することができる。このため図3ないし図5に示されるトランスミッションは極めて汎用性のある挙動を含む。
摩擦式ベベルリングギア6、7よりむしろ、他の連続可変トランスミッションは、本発明のようなタイプの連続可変トランスミッションのトランスミッション部として有利に用いられることが理解される。図1ないし図5から明らかなように、トランスミッション部6、7はベベルギア軸48、49、50のうちのそれぞれ1つにより画定されているが、互いに対して平行になるように取り付けられており、図面の面に載置される全てのトランスミッション部の面を含んでいる。このような態様で、これらのトランスミッションは全て極めて平坦であり、特にたとえば荷台下にトランスミッション部を設けられることから、トラックまたは小型トラックでの使用に適している。2つのトランスミッション部を用いれば、本発明のトランスミッションは、現代のディーゼルエンジンにより印加される高トルクであっても高効率で動作するため、係る適合性はますます当てはまる。これは2つのトランスミッション部を用いることで、極めて高いプレスオン力の発生を防止することができるからである。
図1ないし図4に示される仕様および例示的な実施形態において既に示されたように、かつ例えば図5で示された例示的な実施形態を参照して説明されたように、トランスミッション全体の特長は、トランスミッション部6、7がピックオフギア8に作用する回転方向の選択により大きく左右される。この点において、回転方向を変化させるバックギアまたはトランスミッション部は、利点の特定の効果を導入するものである。これに代わるものとして図6の例を用いて説明する。トランスミッション部は2つのベベルギア51および52を含み、これらはリング53を介して相互作用する。ベベルギア52は、通常のベベルギア領域(D)の他に、反対方向に回転する領域(R)を有する。例示的な実施形態においてこれは、遊星歯車55の周りを回転する円錐形のリング54により実行される。ついでギアハウジング56内でしっかりと保持され、かつこの内部面はベベルギア52のベベルギアシャフト57上を走行する。このような態様で、円錐形のリング54は、ベベルギア52の残りの部分が回転する方向とは逆の方向に回転する。さらに、ベベルギア52はニュートラル領域(N)を含み、この領域にはリング58を備えるため、ベベルギアシャフト57上に保持されて、自由に回転する。
かかる構造では、摩擦リング53がまずベベルギア52の主領域(D)からニュートラル領域(N)に移動してもよく、円錐形のリング58は主ベベルギア52および摩擦リング53の回転と合致してもよい。摩擦リング53がさらに反対方向に走行する領域(R)の方向に移動されると、もう一方の側の主領域(D)が残り、このためニュートラル領域(N)の回転方向は、反対方向に走行するリング54の方向と合致してもよい。このようにして極めてコンパクトなバックギアが実現される。
図1ないし図6に示されるトランスミッションにおいては、力の流れはまた、反対方向の流れを選択してもよく、これにより出力部材9、10は入力部材として機能することが可能となり、かつ出力ベベルギアとして入力ベベルギアが機能することも可能となることを理解されたい。
本発明のトランスミッションの概略図を示す。 図1にしたがった本発明のトランスミッションのさらなるシフトの可能性を示す図である。 本発明の第2のクラッチを、図1および図2に示された図と同様な図で示す。 本発明の第3のクラッチを示す。 図4に示されたクラッチのさらなるシフトの可能性を示す図である。 図1ないし4に示された実施形態のより具体的な他のトランスミッション部を示す。
符号の説明
1 入力ベベルギア
2 出力ベベルギア
3 出力ベベルギア
4 摩擦リング
5 摩擦リング
6 トランスミッション部
7 トランスミッション部
8 ピックオフギア
9 被駆動シャフト
10 ギアホイール
11 外部クラウン歯車
12 遊星ホイール
13 太陽ホイール
14 クラウン歯車
15 ピニオン
16 被駆動シャフト
17 ホイール
18 ピニオン
19 被駆動シャフト
20 フレーム
21 連結器
22 固定クラッチ
23 連結器
24 外部クラウン歯車
25 フレーム
26 ホイール
27 ベベルギア
28 ベベルギア
29 ベベルギア
30 ベベルギア
31 ベベルギア
32 ベベルギア
33 回転ベベルギア
34 回転ベベルギア
35 差動歯車装置
36 被駆動ホイール
37 ベベルギア
38 ベベルギア
39 同期クラッチ
40 クラッチ
41 クラッチ
42 ベベルギア
43 ベベルギア
44 ベベルギア
45 ベベルギア
46 ベベルギア
47 ベベルギア
48 ベベルギア軸
49 ベベルギア軸
50 ベベルギア軸
51 ベベルギア
52 ベベルギア
53 摩擦リング
54 円錐形リング
55 遊星歯車
56 ギアハウジング
57 ベベルギアシャフト
58 円錐形リング
D ベベルギア領域(主領域)
N ニュートラル領域
R 反対方向に回転する領域



Claims (8)

  1. 連続可変トランスミッションであって、ギア装置に平行に配置された少なくとも2つの連続可変トランスミッション部(6、7)を含み、前記2つの連続可変トランスミッション部(6、7)は、ピックオフギア(8)を介して、入力部材および出力部材(9、10)にそれぞれ連結されることを特徴とする連続可変トランスミッション。
  2. トランスミッションであって、2つの連続可変トランスミッション部(6、7)はピックオフギア(8)とは反対の側に共有のギア部材(1)を含むことを特徴とする請求項1に記載のトランスミッション。
  3. トランスミッションであって、2つの連続可変トランスミッション部(6、7)はそれぞれ、入力シャフト軸(49)と、出力シャフト軸(48、50)とを含み、これらはトランスミッション部の面上に実質的に平行に配置され、トランスミッション部の面は互いに平行に配置されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のトランスミッション。
  4. トランスミッションであって、前記トランスミッション部の2つの面は同一であることを特徴とする請求項3に記載のトランスミッション。
  5. トランスミッションであって、2つのトランスミッション部は共有の入力シャフト(1、49)または共有の出力シャフト(9)を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のトランスミッション。
  6. トランスミッションであって、連続可変トランスミッション部(6、7)の少なくとも1つと、ピックオフギア(8)との間には、さらなる可変トランスミッション部(21、39、40、41)、より具体的には、クラッチまたはバックギアなど、が設けられることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のトランスミッション。
  7. トランスミッションであって、連続可変トランスミッション部(6、7)の少なくとも1つはバイパス(21、39)可能であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のトランスミッション。
  8. トランスミッションであって、ピックオフギア(8)は少なくとも1つの固定可能なギア部材(12、20)を含むことを特徴とする請求項6ないし7のいずれか1つに記載のトランスミッション。



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