JPH08282061A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JPH08282061A JPH08282061A JP7093570A JP9357095A JPH08282061A JP H08282061 A JPH08282061 A JP H08282061A JP 7093570 A JP7093570 A JP 7093570A JP 9357095 A JP9357095 A JP 9357095A JP H08282061 A JPH08282061 A JP H08282061A
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- JP
- Japan
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- thermal head
- cam
- recording paper
- pressurizing
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- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
- B41J25/312—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print pressure adjustment mechanisms, e.g. pressure-on-the paper mechanisms
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルヘッドとプラテンドラムとの間にイ
ンクリボンと記録紙とを圧接挟持して、サーマルヘッド
の発熱によりインクを記録紙に転写するプリンタ装置に
おいて、サーマルヘッドの押圧を適正にして濃度ムラを
なくすこと。 【構成】 サーマルヘッドとプラテンドラムとの間にイ
ンクリボンと記録紙とを圧接挟持して、サーマルヘッド
の発熱によりインクを記録紙に転写するプリンタ装置に
おいて、サーマルヘッドを加圧する複数の加圧装置の少
なくとも１つの位置調整を行う可動手段と、記録紙サイ
ズを検出する検出手段と、該検出手段に基づいて検出さ
れた記録紙サイズにより前記可動手段にて前記加圧装置
の位置調整を行う加圧量自動変更手段とを有する構成。
ンクリボンと記録紙とを圧接挟持して、サーマルヘッド
の発熱によりインクを記録紙に転写するプリンタ装置に
おいて、サーマルヘッドの押圧を適正にして濃度ムラを
なくすこと。 【構成】 サーマルヘッドとプラテンドラムとの間にイ
ンクリボンと記録紙とを圧接挟持して、サーマルヘッド
の発熱によりインクを記録紙に転写するプリンタ装置に
おいて、サーマルヘッドを加圧する複数の加圧装置の少
なくとも１つの位置調整を行う可動手段と、記録紙サイ
ズを検出する検出手段と、該検出手段に基づいて検出さ
れた記録紙サイズにより前記可動手段にて前記加圧装置
の位置調整を行う加圧量自動変更手段とを有する構成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
やテレビジョン受像機からの画像を記録紙に印画するプ
リンタ装置に関する。
やテレビジョン受像機からの画像を記録紙に印画するプ
リンタ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＣＲＴ等の画像をカラーハードコ
ピーするプリンタ装置としてはサーマルヘッドとプラテ
ンドラムの間に、複数色（３ないし４色）が循環塗布さ
れたインクリボンと記録紙を圧接挟持して、該記録紙に
各色を順次重ねて転写し、記録するものである。以下、
この種のプリンタ装置における従来のヘッド加圧量調整
方法について説明する。
ピーするプリンタ装置としてはサーマルヘッドとプラテ
ンドラムの間に、複数色（３ないし４色）が循環塗布さ
れたインクリボンと記録紙を圧接挟持して、該記録紙に
各色を順次重ねて転写し、記録するものである。以下、
この種のプリンタ装置における従来のヘッド加圧量調整
方法について説明する。
【０００３】図７は特開平４−２３２０８７号公報に記
載された、ヘッド加圧量調整部の概略図であり、図７に
おいてサーマルヘッド２０１の後方に背面プレート２０
２が配置されている。この背面プレートの左右にはネジ
穴が形成され、ネジ２０５ａ，ｂが入れられている。こ
のネジの先に帽子状の可動部材２０４ａ，ｂが挿入され
ており、この可動部材にはさらにバネ２０３ａ，ｂが挿
入されていて、サーマルヘッド２０１の背面を加圧する
ように配置されている。従って、左右のネジ２０５ａ，
ｂを調整して背面プレート２０２に対する可動部材２０
４ａ，ｂの位置を調整することで、左右の加圧量を調整
することができる。この方式は左右の加圧量の差を小さ
くする目的で考案されている。
載された、ヘッド加圧量調整部の概略図であり、図７に
おいてサーマルヘッド２０１の後方に背面プレート２０
２が配置されている。この背面プレートの左右にはネジ
穴が形成され、ネジ２０５ａ，ｂが入れられている。こ
のネジの先に帽子状の可動部材２０４ａ，ｂが挿入され
ており、この可動部材にはさらにバネ２０３ａ，ｂが挿
入されていて、サーマルヘッド２０１の背面を加圧する
ように配置されている。従って、左右のネジ２０５ａ，
ｂを調整して背面プレート２０２に対する可動部材２０
４ａ，ｂの位置を調整することで、左右の加圧量を調整
することができる。この方式は左右の加圧量の差を小さ
くする目的で考案されている。
【０００４】図８は他のプリンタ装置のヘッド加圧量の
設定例であり、図８においてサーマルヘッド３０１後方
に背面プレート３０２が配置されており、この背面プレ
ートの左右に貫通穴があけられている。この貫通穴を覆
うように、帽子状の部材３０４ａ，ｂが背面プレート３
０２に固定されており、この内部にはサーマルヘッドを
加圧するためにＴ字型の可動部材３０５ａ，ｂとバネ３
０３ａ，ｂが配置されている。従って、バネ３０３ａ，
ｂの力によりＴ字型可動部材３０５ａ，ｂがサーマルヘ
ッド３０１を加圧する。ただし、本加圧方法は左右のバ
ネ強度を片側（右側）のみ他端（左側）に対して小さく
設定することを特徴としている。このようなバネ圧設定
にしているのは、紙幅が異なる複数の記録紙を片側（左
側）基準で搬送するプリンタ装置においては、紙幅が変
わると左右の接触圧力のバランスが変化するためであ
る。
設定例であり、図８においてサーマルヘッド３０１後方
に背面プレート３０２が配置されており、この背面プレ
ートの左右に貫通穴があけられている。この貫通穴を覆
うように、帽子状の部材３０４ａ，ｂが背面プレート３
０２に固定されており、この内部にはサーマルヘッドを
加圧するためにＴ字型の可動部材３０５ａ，ｂとバネ３
０３ａ，ｂが配置されている。従って、バネ３０３ａ，
ｂの力によりＴ字型可動部材３０５ａ，ｂがサーマルヘ
ッド３０１を加圧する。ただし、本加圧方法は左右のバ
ネ強度を片側（右側）のみ他端（左側）に対して小さく
設定することを特徴としている。このようなバネ圧設定
にしているのは、紙幅が異なる複数の記録紙を片側（左
側）基準で搬送するプリンタ装置においては、紙幅が変
わると左右の接触圧力のバランスが変化するためであ
る。
【０００５】図９にサーマルヘッドとプラテンドラム間
の接触圧力分布の例を示す。横軸は紙幅、縦軸は接触圧
である。サーマルヘッドの幅と同じ特殊サイズ（２４３
ｍｍ）の記録紙では圧力分布は左右均等であるが、サー
マルヘッドより小さい幅のＡ４サイズ（２１０ｍｍ）の
記録紙では基準と反対側（右側）において接触圧力が上
昇する。従って図８の方式は、特殊サイズでも画質の低
下がない程度に、左右のバネ圧のバランスを意図的に変
えることを特徴としている。
の接触圧力分布の例を示す。横軸は紙幅、縦軸は接触圧
である。サーマルヘッドの幅と同じ特殊サイズ（２４３
ｍｍ）の記録紙では圧力分布は左右均等であるが、サー
マルヘッドより小さい幅のＡ４サイズ（２１０ｍｍ）の
記録紙では基準と反対側（右側）において接触圧力が上
昇する。従って図８の方式は、特殊サイズでも画質の低
下がない程度に、左右のバネ圧のバランスを意図的に変
えることを特徴としている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のプリン
タ装置の場合、左右の押し付圧力はネジ等で可動部を調
整して左右の押し圧バランスを決定しており、その方式
の場合一通りの設定にしか調整できず、設定にも時間を
要した。また、複数の紙サイズに対応するために左右の
バネ圧を意図的にずらして設定する方法は、すべての紙
幅に対して適切に接触圧力のバランスを供給することは
困難であった。このため画像の一端がかすれる等の画質
の低下を発生させていた。
タ装置の場合、左右の押し付圧力はネジ等で可動部を調
整して左右の押し圧バランスを決定しており、その方式
の場合一通りの設定にしか調整できず、設定にも時間を
要した。また、複数の紙サイズに対応するために左右の
バネ圧を意図的にずらして設定する方法は、すべての紙
幅に対して適切に接触圧力のバランスを供給することは
困難であった。このため画像の一端がかすれる等の画質
の低下を発生させていた。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載のプリンタ
装置は、サーマルヘッドとプラテンドラムとの間にイン
クリボンと記録紙とを圧接挟持して、サーマルヘッドの
発熱によりインクを記録紙に転写するプリンタ装置にお
いて、前記サーマルヘッドを加圧する複数の加圧装置の
少なくとも一つの位置調整を行う可動手段と、記録紙サ
イズを検出する検出手段と、該検出手段に基づいて検出
された記録紙サイズにより前記可動手段にて前記加圧装
置の位置調整を行う加圧量自動変更手段とを有すること
を特徴とするプリンタ装置である。
装置は、サーマルヘッドとプラテンドラムとの間にイン
クリボンと記録紙とを圧接挟持して、サーマルヘッドの
発熱によりインクを記録紙に転写するプリンタ装置にお
いて、前記サーマルヘッドを加圧する複数の加圧装置の
少なくとも一つの位置調整を行う可動手段と、記録紙サ
イズを検出する検出手段と、該検出手段に基づいて検出
された記録紙サイズにより前記可動手段にて前記加圧装
置の位置調整を行う加圧量自動変更手段とを有すること
を特徴とするプリンタ装置である。
【０００８】請求項２記載のプリンタ装置は、前記加圧
量自動変更手段は、パルスモータにより駆動されるカム
を使用し、パルス数によりカムの回転角度を制御し、前
記加圧装置の位置調整を行うことを特徴とする請求項１
記載のプリンタ装置である。請求項３記載のプリンタ
は、前記加圧量自動変更手段は、前記加圧装置に設けら
れた原点検出用カムにより原点位置を検出することを特
徴とする請求項２記載のプリンタ装置である。
量自動変更手段は、パルスモータにより駆動されるカム
を使用し、パルス数によりカムの回転角度を制御し、前
記加圧装置の位置調整を行うことを特徴とする請求項１
記載のプリンタ装置である。請求項３記載のプリンタ
は、前記加圧量自動変更手段は、前記加圧装置に設けら
れた原点検出用カムにより原点位置を検出することを特
徴とする請求項２記載のプリンタ装置である。
【０００９】請求項４記載のプリンタ装置は、前記可動
手段を設けた加圧装置の圧力と他の加圧装置の圧力とが
一致する時点のカムの回転角度を原点位置とし、プリン
タの未使用時は原点に位置させるように前記加圧量自動
変更手段を制御することを特徴とする請求項２記載のプ
リンタ装置である。
手段を設けた加圧装置の圧力と他の加圧装置の圧力とが
一致する時点のカムの回転角度を原点位置とし、プリン
タの未使用時は原点に位置させるように前記加圧量自動
変更手段を制御することを特徴とする請求項２記載のプ
リンタ装置である。
【００１０】
【作用】請求項１記載の構成によれば、記録紙サイズを
検出し、その検出したサイズに応じて最適なサーマルヘ
ッドの押圧を保持することにより、濃度ムラが防止でき
る。
検出し、その検出したサイズに応じて最適なサーマルヘ
ッドの押圧を保持することにより、濃度ムラが防止でき
る。
【００１１】請求項２記載の構成によれば、パルスモー
タに与えるパルス数を制御することで、カムの回転角度
をどのような角度にも精度良く設定できるので、いかな
るバネ設定も簡単・確実に行える。
タに与えるパルス数を制御することで、カムの回転角度
をどのような角度にも精度良く設定できるので、いかな
るバネ設定も簡単・確実に行える。
【００１２】請求項３記載の構成によれば、カムの原点
位置を設定することにより、その後に行われるバネ圧の
調整を正確に行うことができる。
位置を設定することにより、その後に行われるバネ圧の
調整を正確に行うことができる。
【００１３】請求項４記載の構成によれば、加圧装置の
バネ力の長期使用に伴う劣化状況を個々の圧力装置に依
らず全てを同程度にできるため、長期使用に伴う押圧力
バランスを一定に保持できる。
バネ力の長期使用に伴う劣化状況を個々の圧力装置に依
らず全てを同程度にできるため、長期使用に伴う押圧力
バランスを一定に保持できる。
【００１４】
【実施例】本発明の実施例を図１〜図６に基づいて説明
する。
する。
【００１５】図１〜図３は本発明に関わる一実施例を示
す概略図であり、図１はサーマルヘッド加圧時の正面
図、図２，図３はサーマルヘッド加圧前、後の状態を表
す側面図である。
す概略図であり、図１はサーマルヘッド加圧時の正面
図、図２，図３はサーマルヘッド加圧前、後の状態を表
す側面図である。
【００１６】図１において、サーマルヘッド１０１は図
示しない取付部材により、プリンタ本体に自由度（前後
上下に微量の移動可能）をもって保持されている。ま
た、サーマルヘッド１０１の背面には背面プレート１０
２が配置されており、この背面プレート１０２は図２に
示した支点Ａ位置において、軸を介して本体に支持され
ており、支点Ａを中心に回転可能である。
示しない取付部材により、プリンタ本体に自由度（前後
上下に微量の移動可能）をもって保持されている。ま
た、サーマルヘッド１０１の背面には背面プレート１０
２が配置されており、この背面プレート１０２は図２に
示した支点Ａ位置において、軸を介して本体に支持され
ており、支点Ａを中心に回転可能である。
【００１７】図１に示すごとく、背面プレートには幅方
向（左右）に２カ所の貫通穴があけられている。この貫
通穴のうち左側は従来技術と同様に、帽子状の部材１０
４ｂが背面プレート１０２に固定されており、この内部
にはサーマルヘッド１０１を加圧するために、Ｔ字型の
可動部材１０５ｂとバネ１０３ｂが配置されており、も
う一方の貫通穴には上面の開いた帽子状の部材１０４ａ
が背面プレート１０２に固定されており、その内部には
バネ１０３ａ、バネ押え１０６、Ｔ字型の可動部材１０
５ａが配置されている。
向（左右）に２カ所の貫通穴があけられている。この貫
通穴のうち左側は従来技術と同様に、帽子状の部材１０
４ｂが背面プレート１０２に固定されており、この内部
にはサーマルヘッド１０１を加圧するために、Ｔ字型の
可動部材１０５ｂとバネ１０３ｂが配置されており、も
う一方の貫通穴には上面の開いた帽子状の部材１０４ａ
が背面プレート１０２に固定されており、その内部には
バネ１０３ａ、バネ押え１０６、Ｔ字型の可動部材１０
５ａが配置されている。
【００１８】一方、背面プレート１０２に固定された枠
板１０７に、軸１０９が軸受１１９ａ，ｂを介して支持
されている。軸受１１９ａ，ｂの外側の軸の部分は溝加
工され、Ｅリング１２０ａ，ｂで左右に軸１０９がずれ
ないように止められている。この軸１０９は、同じく背
面プレート１０２上に設置されたバネ制御ステッピング
モータ１１１から、ベルト１１０を介して回転駆動され
る。この軸１０９にバネ制御カム１０８が付けられてお
り、このカムはバネ押え１０６を押えてその位置を制御
し、バネ圧を調整する。なお、このバネ制御カム１０８
は、バネ押え１０６を左右２カ所で安定に押えられるよ
うに２枚に分かれた構造である。
板１０７に、軸１０９が軸受１１９ａ，ｂを介して支持
されている。軸受１１９ａ，ｂの外側の軸の部分は溝加
工され、Ｅリング１２０ａ，ｂで左右に軸１０９がずれ
ないように止められている。この軸１０９は、同じく背
面プレート１０２上に設置されたバネ制御ステッピング
モータ１１１から、ベルト１１０を介して回転駆動され
る。この軸１０９にバネ制御カム１０８が付けられてお
り、このカムはバネ押え１０６を押えてその位置を制御
し、バネ圧を調整する。なお、このバネ制御カム１０８
は、バネ押え１０６を左右２カ所で安定に押えられるよ
うに２枚に分かれた構造である。
【００１９】また、軸１０９には回転角度の原点検出用
カム１１２がついており、枠板１０７にＬ型部材１１８
を介して固定された原点検出用スイッチ１１３をＯＮす
ることで、原点検出が行われる。尚、この原点に対応す
るバネ圧は、他方の可動部材１０５ｂに使用しているバ
ネ１０３ｂのバネ圧と同一にしている。
カム１１２がついており、枠板１０７にＬ型部材１１８
を介して固定された原点検出用スイッチ１１３をＯＮす
ることで、原点検出が行われる。尚、この原点に対応す
るバネ圧は、他方の可動部材１０５ｂに使用しているバ
ネ１０３ｂのバネ圧と同一にしている。
【００２０】図２において、軸１１５はプリンタ本体に
支持されており、図示しないヘッドリフト用ＤＣモータ
によりベルト１２４を介して回転駆動される。これに取
り付けられたヘッドリフトカム１１４ａ，ｂは、ヘッド
加圧前はカムの最短点が背面プレート１０２を押えてい
る。ヘッドリフトカム１１４ａ，ｂが回転するにつれ、
背面プレートも支点Ａを中心に移動し、図３に示すよう
にヘッドリフトカム１１４ａ，ｂの最長点が背面プレー
ト１０２を押えるようになると、サーマルヘッド１０１
がプラテンドラム１２１を加圧する状態となる。なお、
背面プレート１０２は、本体から供給される図示しない
バネ力でヘッドリフトカム１１４ａ，ｂと常に接触する
ように支持される。軸１１５はまた、サーマルヘッド１
０１のアップダウンを検出するために、図１に図示する
ように最長点の位相が１８０度ずれたカムＡ，Ｂ（１１
６ａ，ｂ）がついており、それぞれスイッチＡ，Ｂ（１
１７ａ，ｂ）をＯＮすることで、ヘッドのアップダウン
が検出できるようになっている。
支持されており、図示しないヘッドリフト用ＤＣモータ
によりベルト１２４を介して回転駆動される。これに取
り付けられたヘッドリフトカム１１４ａ，ｂは、ヘッド
加圧前はカムの最短点が背面プレート１０２を押えてい
る。ヘッドリフトカム１１４ａ，ｂが回転するにつれ、
背面プレートも支点Ａを中心に移動し、図３に示すよう
にヘッドリフトカム１１４ａ，ｂの最長点が背面プレー
ト１０２を押えるようになると、サーマルヘッド１０１
がプラテンドラム１２１を加圧する状態となる。なお、
背面プレート１０２は、本体から供給される図示しない
バネ力でヘッドリフトカム１１４ａ，ｂと常に接触する
ように支持される。軸１１５はまた、サーマルヘッド１
０１のアップダウンを検出するために、図１に図示する
ように最長点の位相が１８０度ずれたカムＡ，Ｂ（１１
６ａ，ｂ）がついており、それぞれスイッチＡ，Ｂ（１
１７ａ，ｂ）をＯＮすることで、ヘッドのアップダウン
が検出できるようになっている。
【００２１】図４に示すように、ペーパカセットの側面
には３カ所のスイッチ押え（Ａ，Ｂ，Ｃ）がついてお
り、本体のペーパカセット挿入部側面には、３つの用紙
サイズ検出スイッチ（ＳＷ１〜ＳＷ３）が配置されてい
る。ペーパカセットのスイッチ押えを紙サイズに応じて
設定し、これを本体に挿入することで、ＳＷ１〜ＳＷ３
がＯＮまたはＯＦＦされ、その状態により紙サイズが検
出される。
には３カ所のスイッチ押え（Ａ，Ｂ，Ｃ）がついてお
り、本体のペーパカセット挿入部側面には、３つの用紙
サイズ検出スイッチ（ＳＷ１〜ＳＷ３）が配置されてい
る。ペーパカセットのスイッチ押えを紙サイズに応じて
設定し、これを本体に挿入することで、ＳＷ１〜ＳＷ３
がＯＮまたはＯＦＦされ、その状態により紙サイズが検
出される。
【００２２】図５は本発明の制御回路を示すブロック構
成図であり、制御回路は、各種演算処理を行うＣＰＵ１
５２、プログラム／データを格納するＲＯＭ／ＲＡＭ１
５３、サーマルヘッド１５６を制御するヘッド制御回路
１５４、及び各種モータの制御、スイッチ／センサの状
態を検知するＩ／Ｏポートからなる。１５５は電源ユニ
ットである。１５１は制御基板である。
成図であり、制御回路は、各種演算処理を行うＣＰＵ１
５２、プログラム／データを格納するＲＯＭ／ＲＡＭ１
５３、サーマルヘッド１５６を制御するヘッド制御回路
１５４、及び各種モータの制御、スイッチ／センサの状
態を検知するＩ／Ｏポートからなる。１５５は電源ユニ
ットである。１５１は制御基板である。
【００２３】図５に示すように、ヘッドリフトＤＣモー
タ１５９、バネ制御ステッピングモータ１５８、及びそ
の他のモータはモータドライバを介してＣＰＵが回転を
制御する。ペーパカセットをプリンタ本体に装着するこ
とにより、用紙サイズ検出スイッチ１６２のいずれかが
ＯＮされ、この状態はＩ／Ｏポートを介してＣＰＵに読
み込まれ用紙サイズを認識する。また、サーマルヘッド
の位置を検出するスイッチＡ，Ｂ（１６０，１６１）の
うち、スイッチＡがＯＮされるとサーマルヘッドがプラ
テンドラムに押し付けられた状態を示し、スイッチＢが
ＯＮされるとサーマルヘッドがプラテンドラムから離れ
た状態を認識する。また、バネ制御モータの原点検出ス
イッチ１５７の状態を読み込むことにより、ＣＰＵはバ
ネ制御カムの原点位置を検出する。
タ１５９、バネ制御ステッピングモータ１５８、及びそ
の他のモータはモータドライバを介してＣＰＵが回転を
制御する。ペーパカセットをプリンタ本体に装着するこ
とにより、用紙サイズ検出スイッチ１６２のいずれかが
ＯＮされ、この状態はＩ／Ｏポートを介してＣＰＵに読
み込まれ用紙サイズを認識する。また、サーマルヘッド
の位置を検出するスイッチＡ，Ｂ（１６０，１６１）の
うち、スイッチＡがＯＮされるとサーマルヘッドがプラ
テンドラムに押し付けられた状態を示し、スイッチＢが
ＯＮされるとサーマルヘッドがプラテンドラムから離れ
た状態を認識する。また、バネ制御モータの原点検出ス
イッチ１５７の状態を読み込むことにより、ＣＰＵはバ
ネ制御カムの原点位置を検出する。
【００２４】図６は４色リボンを使用して印字動作を行
う場合のフローチャートである。まず、ＣＰＵ３は、３
つの用紙サイズ検出スイッチの状態を読み込み、その状
態により記録紙サイズを認識する（Ｓ６０１）。次に、
バネ制御ステッピングモータを正転方向に回転させ、回
転開始と同時にバネ制御モータ原点検出スイッチの状態
を絶えず監視する。スイッチがＯＮされればステッピン
グモータを停止させる（Ｓ６０２〜Ｓ６０４）。次に記
録紙サイズにあわせＲＯＭに設定されているパルス数を
出力しあらかじめ定められた角度だけ、ステッピングモ
ータを正転方向に回転させ、記録紙サイズに合ったバネ
圧をセットする。尚、パルス数は使用するカムの大きさ
を考慮して決定する（Ｓ６０５）。
う場合のフローチャートである。まず、ＣＰＵ３は、３
つの用紙サイズ検出スイッチの状態を読み込み、その状
態により記録紙サイズを認識する（Ｓ６０１）。次に、
バネ制御ステッピングモータを正転方向に回転させ、回
転開始と同時にバネ制御モータ原点検出スイッチの状態
を絶えず監視する。スイッチがＯＮされればステッピン
グモータを停止させる（Ｓ６０２〜Ｓ６０４）。次に記
録紙サイズにあわせＲＯＭに設定されているパルス数を
出力しあらかじめ定められた角度だけ、ステッピングモ
ータを正転方向に回転させ、記録紙サイズに合ったバネ
圧をセットする。尚、パルス数は使用するカムの大きさ
を考慮して決定する（Ｓ６０５）。
【００２５】次に、ペーパカセット内の用紙をプリンタ
本体内に給紙する動作を行い（Ｓ６０６）、プリンタは
１色分の印字動作を開始する。まず何色目の印字かを示
すｐを０とした後（Ｓ６０１）、ヘッドリフトＤＣモー
タを正転方向に回転させ、これと同時にヘッド位置検出
スイッチＡを監視し、ＯＮになれば回転を停止する（Ｓ
６０８〜Ｓ６１０）。これによりサーマルヘッドがプラ
テンドラムに押し付けられた状態になる。この状態でヘ
ッド制御回路の動作／プラテンドラムの回転等により、
１色印字処理を行う。印字処理が終了すると、ヘッドリ
フトＤＣモータを正転方向に回転させ、スイッチＢがＯ
Ｎされるとその回転を停止させる（Ｓ６１１〜Ｓ６１
４）。これによりサーマルヘッドがプラテンドラムから
離れた状態になる。
本体内に給紙する動作を行い（Ｓ６０６）、プリンタは
１色分の印字動作を開始する。まず何色目の印字かを示
すｐを０とした後（Ｓ６０１）、ヘッドリフトＤＣモー
タを正転方向に回転させ、これと同時にヘッド位置検出
スイッチＡを監視し、ＯＮになれば回転を停止する（Ｓ
６０８〜Ｓ６１０）。これによりサーマルヘッドがプラ
テンドラムに押し付けられた状態になる。この状態でヘ
ッド制御回路の動作／プラテンドラムの回転等により、
１色印字処理を行う。印字処理が終了すると、ヘッドリ
フトＤＣモータを正転方向に回転させ、スイッチＢがＯ
Ｎされるとその回転を停止させる（Ｓ６１１〜Ｓ６１
４）。これによりサーマルヘッドがプラテンドラムから
離れた状態になる。
【００２６】次に、ｐの値から４色印字動作が終了した
かどうかを判断し、もし終了であれば印字された用紙の
排出動作に移る。終了していなければ次の色の印字動作
の準備を行い、上記の処理を繰り返す（Ｓ６１５〜Ｓ６
１７）。
かどうかを判断し、もし終了であれば印字された用紙の
排出動作に移る。終了していなければ次の色の印字動作
の準備を行い、上記の処理を繰り返す（Ｓ６１５〜Ｓ６
１７）。
【００２７】本実施例の構成によれば、サーマルヘッド
の背面に位置し、ヘッドの加圧部の支持部材である背面
プレート上にバネ制御用モータ及び原点検出スイッチ等
を設けているが、これは部品スペースの節約を促すと共
に、原点検出用スイッチを固定すればスイッチとカムと
の相対位置のずれが少なくできるので正確に原点が検出
できるという利点かある。
の背面に位置し、ヘッドの加圧部の支持部材である背面
プレート上にバネ制御用モータ及び原点検出スイッチ等
を設けているが、これは部品スペースの節約を促すと共
に、原点検出用スイッチを固定すればスイッチとカムと
の相対位置のずれが少なくできるので正確に原点が検出
できるという利点かある。
【００２８】更に背面プレートを別に支持されたカム
（ヘッドリフトカム）で押えて、ヘッドアップダウンを
行う構成と、このカムの取付軸上に別に付けられた２個
のカムが、それぞれ２個のスイッチをＯＮすることで、
それぞれヘッドアップ，ダウンを制御する機構を持つこ
とによって、該サーマルヘッド加圧量自動調整装置を含
んだサーマルヘッド加圧装置全体がプラテンドラムに対
し、容易に押し付け、解除できるので、所望の印字動作
が正確に、かつ、素早く実現できるという利点もある。
（ヘッドリフトカム）で押えて、ヘッドアップダウンを
行う構成と、このカムの取付軸上に別に付けられた２個
のカムが、それぞれ２個のスイッチをＯＮすることで、
それぞれヘッドアップ，ダウンを制御する機構を持つこ
とによって、該サーマルヘッド加圧量自動調整装置を含
んだサーマルヘッド加圧装置全体がプラテンドラムに対
し、容易に押し付け、解除できるので、所望の印字動作
が正確に、かつ、素早く実現できるという利点もある。
【００２９】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、記録サイ
ズを検出し、その検出したサイズに応じて最適なサーマ
ルヘッドの押圧を保持することにより、濃度ムラを防止
し、印画品質の高いプリンタ装置を提供できる。
ズを検出し、その検出したサイズに応じて最適なサーマ
ルヘッドの押圧を保持することにより、濃度ムラを防止
し、印画品質の高いプリンタ装置を提供できる。
【００３０】請求項２記載の発明によれば、パルスモー
タに与えるパルス数を制御することでカムの回転角度を
どのような角度にも精度良く設定できるので、いかなる
バネ設定も簡単・確実に行え、印画品質を安価な構成に
て保持できる。
タに与えるパルス数を制御することでカムの回転角度を
どのような角度にも精度良く設定できるので、いかなる
バネ設定も簡単・確実に行え、印画品質を安価な構成に
て保持できる。
【００３１】請求項３記載の発明によれば、カムの原点
位置を設定することにより、その後に行われるバネ圧の
調整を正確に行うことができ、より正確にサーマルヘッ
ドの押圧を設定できる。
位置を設定することにより、その後に行われるバネ圧の
調整を正確に行うことができ、より正確にサーマルヘッ
ドの押圧を設定できる。
【００３２】請求項４記載の発明によれば、可圧装置の
バネ力の長期使用に伴う劣状況を個々の圧力装置に依ら
ず全てを同程度にできるため長期使用に伴う押圧力バラ
ンスのズレを防ぎ、印画品質を保持できる。
バネ力の長期使用に伴う劣状況を個々の圧力装置に依ら
ず全てを同程度にできるため長期使用に伴う押圧力バラ
ンスのズレを防ぎ、印画品質を保持できる。
【図１】本発明に係るプリンタ装置の実施例を示す正面
図である。
図である。
【図２】図１のプリンタ装置の側面図（ヘッドダウン
前）である。
前）である。
【図３】図１のプリンタ装置の側面図（ヘッドダウン
後）である。
後）である。
【図４】ペーパーサイズ（記録紙サイズ）検出部の詳細
図である。
図である。
【図５】本発明に係るプリンタ装置の制御回路ブロック
図である。
図である。
【図６】本発明に係るプリンタ装置の印字動作手順を表
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図７】従来のプリンタ装置のヘッド押圧機構を示す正
面図である。
面図である。
【図８】他の従来装置のヘッド押圧機構を示す正面図で
ある。
ある。
【図９】ペーパーサイズ（記録紙サイズ）の違いによる
圧力分布の違いを示す図である。
圧力分布の違いを示す図である。
１０１ サーマルヘッド １０２ 背面プレート １０３ａ バネ １０３ｂ バネ １０４ａ 帽子状の部材 １０４ｂ 帽子状の部材 １０５ａ Ｔ字型の可動部材 １０５ｂ Ｔ字型の可動部材 １０６ バネ押え １０７ 枠板 １０８ バネ制御カム １０９ 軸 １１０ ベルト １１１ バネ制御ステッピンクモータ １１２ 原点検出用カム １１３ 原点検出用スイッチ １１４ａ ヘッドソフトカム １１４ｂ ヘッドソフトカム １１５ 軸 １１６ａ カム １１６ｂ カム １１７ａ スイッチ １１７ｂ スイッチ １１８ Ｌ型部材 １１９ａ 軸受 １１９ｂ 軸受 １２０ａ Ｅリング １２０ｂ Ｅリング １２１ プラテンドラム １２４ ベルト １５１ 制御装置 １５２ ＣＰＵ １５３ ＲＯＭ／ＲＡＭ １５４ ヘッド制御回路 １５５ 電源ユニット １５６ サーマルヘッド １５７ バネ制御モータ原点検出スイッチ １５８ バネ制御ステッピンクモータ １５９ ヘッドソフトＤＣモータ １６０ ヘッド位置検出スイッチＡ １６１ ヘッド位置検出スイッチＢ １６２ 用紙サイズ検出スイッチ ２０１ サーマルヘッド ２０２ 背面プレート ２０３ａ バネ ２０３ｂ バネ ２０４ａ 帽子状の可動部材 ２０４ｂ 帽子状の可動部材 ２０５ａ ネジ ２０５ｂ ネジ ３０１ サーマルヘッド ３０２ 背面プレート ３０３ａ バネ ３０３ｂ バネ ３０４ａ 帽子状の部材 ３０４ｂ 帽子状の部材 ３０５ａ Ｔ字型の可動部材 ３０５ｂ Ｔ字型の可動部材
Claims (4)
- 【請求項１】 サーマルヘッドとプラテンドラムとの間
にインクリボンと記録紙とを圧接挟持して、サーマルヘ
ッドの発熱によりインクを記録紙に転写するプリンタ装
置において、前記サーマルヘッドを加圧する複数の加圧
装置の少なくとも一つの位置調整を行う可動手段と、記
録紙サイズを検出する検出手段と、該検出手段に基づい
て検出された記録紙サイズにより前記可動手段にて前記
加圧装置の位置調整を行う加圧量自動変更手段とを有す
ることを特徴とするプリンタ装置。 - 【請求項２】 前記加圧量自動変更手段は、パルスモー
タにより駆動されるカムを使用し、パルス数によりカム
の回転角度を制御し、前記加圧装置の位置調整を行うこ
とを特徴とする請求項１記載のプリンタ装置。 - 【請求項３】 前記加圧量自動変更手段は、前記加圧装
置に設けられた原点検出用カムにより原点位置を検出す
ることを特徴とする請求項２記載のプリンタ装置。 - 【請求項４】 前記可動手段を設けた加圧装置の圧力と
他の加圧装置の圧力とが一致する時点のカムの回転角度
を原点位置とし、プリンタの未使用時は原点に位置させ
るように前記加圧量自動変更手段を制御することを特徴
とする請求項２記載のプリンタ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07093570A JP3089184B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | プリンタ装置 |
| US08/631,807 US5612727A (en) | 1995-04-19 | 1996-04-12 | Printer with printhead pressure adjusting mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07093570A JP3089184B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | プリンタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08282061A true JPH08282061A (ja) | 1996-10-29 |
| JP3089184B2 JP3089184B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=14085922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07093570A Expired - Fee Related JP3089184B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | プリンタ装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5612727A (ja) |
| JP (1) | JP3089184B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6788326B2 (en) | 2002-04-01 | 2004-09-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Thermal printer using recording papers different width-sizes |
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| JP2012210800A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-11-01 | Seiko Instruments Inc | プリンタ |
| JP2013244636A (ja) * | 2012-05-24 | 2013-12-09 | Sato Holdings Corp | プリンター |
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| US6148722A (en) * | 1998-06-08 | 2000-11-21 | Primera Technology, Inc. | Compact disc and recordable compact disc thermal transfer printer |
| US6302601B1 (en) | 1998-06-08 | 2001-10-16 | Primera Technology, Inc. | Substrate carrier and printhead mounting for printer |
| US6266075B1 (en) | 1999-07-08 | 2001-07-24 | Brady Worldwide, Inc. | Printer with memory device for storing platen pressures |
| JP2002283631A (ja) | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Seiko Instruments Inc | サーマルプリンタ |
| US6905198B2 (en) * | 2003-07-24 | 2005-06-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Liquid supply vessel |
| CN100339224C (zh) * | 2003-09-26 | 2007-09-26 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 打印机 |
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| GB201017594D0 (en) * | 2010-10-19 | 2010-12-01 | Domino Printing Sciences Plc | Printing apparatus |
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| EP2776249B1 (en) | 2011-11-07 | 2016-10-12 | ZIH Corp. | Media processing device with enhanced media and ribbon loading and unloading features |
| US9744784B1 (en) | 2016-02-05 | 2017-08-29 | Zih Corp. | Printhead carriers and adapters |
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-
1995
- 1995-04-19 JP JP07093570A patent/JP3089184B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-12 US US08/631,807 patent/US5612727A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3089184B2 (ja) | 2000-09-18 |
| US5612727A (en) | 1997-03-18 |
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