JPH04232087A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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Publication number
JPH04232087A
JPH04232087A JP40922690A JP40922690A JPH04232087A JP H04232087 A JPH04232087 A JP H04232087A JP 40922690 A JP40922690 A JP 40922690A JP 40922690 A JP40922690 A JP 40922690A JP H04232087 A JPH04232087 A JP H04232087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
recording paper
ink sheet
printer device
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP40922690A
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English (en)
Inventor
Shinichi Ueda
上田 愼一
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04232087A publication Critical patent/JPH04232087A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
やテレビジョン受像機等からの画像を記録紙にプリント
するプリンタ装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、CRT等のディスプレイをカラー
ハードコピーするプリンタ装置としては、サーマルヘッ
ドとプラテンローラの間に、複数色が循環順序で塗布さ
れた転写紙(インクシート)と記録紙とを圧接挟持して
、該記録紙に各色を重ねて転写して記録するものがある
【0004】以下、従来のプリンタ装置について説明す
る。
【0005】図11は実開昭62−178168号公報
に記載された従来のプリンタ装置の概略側面図である。
【0006】図11において、フレーム1内にはプラテ
ンローラ2、内部にインクシート3が設けられたインク
カセット4及びサーマルヘッド5が配設されている。プ
ラテンローラ2には記録紙6が巻回されている。一方、
インクシートガイド部材9はサーマルヘッド5の圧接時
のインクシート3のガイドであり、これは、金属板を湾
曲して形成され、サーマルヘッド5をプラテンローラ2
に圧接,離間せしめる左右のレバーに固定されている。 インクシート3には、例えば、イエロー、シアン及びマ
ゼンタ等のインクが所定の順序で循環的に塗布されてお
り、記録時には、このインクシート3及び記録紙6がサ
ーマルヘッド5によってプラテンローラ2に圧接される
。そして、プラテンローラ2が回動すると共に、映像信
号に応じてサーマルヘッド5の図示しない発熱体が発熱
する。この熱によって、インクシート3に塗布されたイ
ンクが昇華して記録紙に転写記録される。
【0007】こうして、第1色目(例えばシアン)の記
録が終了すると、サーマルヘッド5がプラテンローラ2
から離間すると共に、図示しない記録紙搬送手段によっ
て記録紙6を第1色目の記録開始位置と同一位置まで搬
送する。また、インクシート3は第2色目(例えばイエ
ロー)が記録開始位置に来るまで巻取リール7によって
巻取られる。再度、サーマルヘッド5はインクシート3
及び記録紙6をプラテンローラ2に圧接し、映像信号に
基づいて第2色目の転写記録を行う。この後、同様にし
て、第3色目(マゼンダ)の転写記録を行う。記録が終
了すると、サーマルヘッド5はプラテンローラ2から離
間して、二点鎖線にて示す停止位置に戻る。
【0008】図12は特開平1−168472号公報に
記載された従来のプリンタ装置の概略側面図である。
【0009】図12において、インクシート11は供給
側リール12から巻取側リール13へと巻取られる。サ
ーマルヘッド14は、印画時にプラテンローラ15に圧
接され、プラテンローラ15が回転すると共にサーマル
ヘッド14の図示しない発熱体が発熱する。この熱によ
りインクシート11に塗布されたインクが昇華して記録
紙に転写される。ローラ16は、図11に示したプリン
タ装置のガイド部材9に相当するインクシート11のガ
イドであり、これはサーマルヘッド14をプラテンロー
ラ15に圧接、離間させる左右のレバーに固定されてい
る。
【0010】図13はもう一つの他のプリンタ装置を示
す斜視図である。
【0011】図13において、61はベース基板であり
、このベース基板61には、左右のサイドフレーム62
a,62bが立設され、左右のサイドフレーム62a,
62bの間にはサーマルヘッド32が支軸33を中心に
して揺動可能に設けられている。サーマルヘッド32は
、記録紙の搬送方向と垂直な方向に発熱体32aを多数
配列したライン型サーマルヘッドが採用されている。
【0012】さらに詳細に説明すると、サーマルヘッド
32は、左右内側ヘッドレバー51a,51bによって
左右側面から挟持されている。左右の内側ヘッドレバー
51a,51bの一端には、図示しない貫通孔が形成さ
れ、この貫通孔には支軸33が挿入されている。これに
より、内側ヘッドレバー51a,51bは支軸33に回
動自在に取付けられる。左右の内側ヘッドレバー51a
,51bの両脇には左右の外側ヘッドレバー51c,5
1dが配設されている。外側ヘッドレバー51c,51
dの一端には、貫通孔が形成され、この貫通孔に支軸3
3が挿入されることにより、外側ヘッドレバー51c,
51dは支軸33に回動自在に取付けられる。外側ヘッ
ドレバー51c,51dの他端にはレバー34が回動自
在に取付けられている。このレバー34は、駆動レバー
35の一端に回転自在に取付けられている。この駆動レ
バー35の他端には支軸36が固定した状態で取付けら
れ、図示しないモータによってこの支軸36が駆動され
ることにより、サーマルヘッド32を揺動するようにな
っている。左右の外側ヘッドレバー51c,51dには
背面プレート54がサーマルヘッド32の後方に配置す
るように取付けてある。背面プレート54とサーマルヘ
ッド32の間には、左右のばね55a,55bが介挿さ
れており、サーマルヘッド32が図示しないインクシー
ト及び記録紙を介して、サーマルヘッド32とプラテン
ローラ31を確実に密着するようにしている。ローラ8
1は、図11に示したプリンタ装置のガイド部材9に相
当するインクシートのガイドであり、左右の保持部材8
2a,82bによって、左右の内側ヘッドレバー51a
,51bに固定されている。
【0013】尚、サーマルヘッド32の上方の左右には
インクシート色検出素子48,48がその発光部及び受
光部を上方に向けて設けられている。
【0014】図11乃至図13に示したプリンタ装置に
おいては、複数色を順次繰り返して紙の同一箇所に印画
し、カラープリント画像を得るので、供給リール,巻取
リールに対するインクシートガイド部材(インクシート
ガイド部材9,ローラ16,81)の平行度が厳しく要
求される。この理由を図14及び図15を参照して説明
する。
【0015】図14はインクシートガイド部材の傾きに
よるカラー印刷時の色ずれの例を示す説明図である。
【0016】図14において、供給リール,巻取リール
に対してインクシートガイド部材が傾いていた場合は、
インクシートに加えられる張力がインクシートの左右で
異なり、また、印画動作の終了後インクシートと記録紙
が貼付いていることがある。これらの要因で記録紙6が
プラテンローラに対してスリップを起して、一色目の印
刷位置91と二色目92の印刷位置との間に傾き方向の
色ずれa,bが起こり、これに付随して搬送方向の色ず
れc,dを起す。
【0017】図15はこのような傾き方向の色ずれ量と
供給リール,巻取リールに対するインクシートガイド部
材の傾きとの関係を示すグラフであり、縦軸に傾き方向
の色ずれ量を示し、横軸にインクシートガイド部材の傾
きを示している。
【0018】図15において、傾き方向の色ずれ量の絶
対値はインクシートガイド部材の傾きの絶対値が増加す
るとともに2乗的に急激に増加している。
【0019】このため、従来のプリンタ装置においては
、供給リール,巻取リールに対するインクシートガイド
部材の平行度を極力高くしなければならない。しかしな
がら、図11乃至図13に示したプリンタ装置において
は、供給リール,巻取リールに対してインクシートガイ
ド部材が別の部材(図13における内側ヘッドレバー5
1a,51b)に固定されているので、十分な平行度は
得られない。
【0020】また、図11乃至図13に示したプリンタ
装置においては、サーマルヘッドの左右の押圧力の差(
図13に示したプリンタ装置における2本のばね48a
,48bの押圧力の差)を十分小さくしなければならな
い。この理由を図16を参照して説明する。
【0021】図16は傾き方向の色ずれ量とサーマルヘ
ッドの左右の押圧力の差との関係を示すグラフであり、
縦軸に傾き方向の色ずれ量を示し、横軸にサーマルヘッ
ドの左右の押圧力の差を示している。
【0022】図16において、傾き方向の色ずれ量の絶
対値は横軸にサーマルヘッドの左右の押圧力の差の絶対
値が増加するとともに2乗的に増加している。このため
サーマルヘッドの左右の押圧力の差を十分小さくしなけ
ればならない。
【0023】しかしながら、サーマルヘッドは左右別部
品の駆動レバー35,35を介して押圧される構造のた
め、サーマルヘッドとペラテンローラの平行度を得るこ
とが困難で、結果としてサーマルヘッドの左右の押圧力
の差を縮小するのが困難であった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のプリン
タ装置では、供給リール,巻取リールに対するインクシ
ートガイド類の平行度を高めることが困難であるととも
に、サーマルヘッドの左右の押圧力の差を縮小すること
が困難なので、色ずれを縮小することが難しく、画像の
輪郭等の精細さが低下して、画像品位を低下させていた
【0025】そこで本発明は、前記の問題点を除去し、
供給リール,巻取リールに対するインクシートガイド部
材の平行度を得るとともに、サーマルヘッドの左右の押
圧力の差を縮小することができるプリンタ装置の提供を
目的とする。
【0026】[発明の構成]
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
によるプリンタ装置は、前記インクシートガイド部材の
一端及び他端をそれぞれ保持する第1及び第2の保持部
材のうち少なくとも一方をサーマルヘッドに対して位置
調整可能な状態で設けることを特徴とする。
【0028】請求項2に記載の本発明によるプリンタ装
置は、記録紙搬送方向に対して直交する方向に並べられ
た複数のばねのうち少なくとも1つの一端にサーマルヘ
ッドに対して位置調整可能な可動部材を取付けることを
特徴とするプリンタ装置。
【0029】
【作用】この様な構成によれば、第1及び第2の保持部
材のうち少なくとも一方をサーマルヘッドに対して位置
調整することにより、供給リール,巻取リールにたいす
るインクシートガイド部材の高い平行度を得る。また、
ばねに取付けた可動部材の位置調整を行うことにより、
サーマルヘッドの左右の押圧力の差を縮小する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0031】図1は本発明に係るプリンタ装置の一実施
例を示す斜視図である。
【0032】図1において、プリンタ装置101は、図
示しないベース基板に左右のサイドフレーム171a,
171bが立設され、左右のサイドフレーム171a,
171bの間にはサーマルヘッド132が支軸133を
中心にして揺動可能に設けられている。サーマルヘッド
132は、記録紙の搬送方向と垂直な方向に発熱体13
2aを多数配列したライン型サーマルヘッドが採用され
ている。サーマルヘッド132を取付ける内側ヘッドレ
バー151a,151bには、それぞれ独立して角度調
整可能な左右の保持部材102a,102bが設けられ
ている。そして、この保持部材102a,102bは、
ローラ181を左右両端から回動可能に保持している。 また、サーマルヘッド132をプラテンローラ131側
に押圧する左右のばね155a,155bはそれぞれ独
立してサーマルヘッド132に対する位置を調整できる
ように、該ばね155a,155bの一端にそれぞれ可
動部材103a,103bを取付けている。
【0033】図2乃至図5は図1のプリンタ装置の左右
のサイドフレームを取外した状態を示し、図2の背面図
、図3は平面図、図4は底面から見た断面図、図5は側
面図である。
【0034】図2において、サーマルヘッド132はホ
ルダ106に複数のねじ107,107にて取付けられ
ている。ホルダ106の右側面(図2においては左側)
には上下に貫通孔106b,106bが設けられている
。また内側ヘッドレバー151bには、左側面にはピン
251b,251bが設けられており、これらのピン2
51b,251bが貫通孔106b,106bに挿入さ
れている。ホルダ106の左側面(図2においては右側
)には上下に貫通孔106a,106aが設けられてい
る。また内側ヘッドレバー151aには、右側面にはピ
ン251a,251aが設けられており、これらのピン
251a,251aが貫通孔106a,106aに挿入
されている。また、ピン251aの先端には雄ねじが形
成されており、ピン251aの先端にナット252が取
付けられている。このナット252とホルダ106の間
には圧縮ばね253が介挿されており、ホルダ106を
レバー151aに圧着するようになっている。これによ
りホルダ106と内側ヘッドレバー151aとの間のが
たつきを抑制している。また、図示していないが、ホル
ダ106とレバー151cとの間にも同様の機能を持つ
、がたつき制御部材を有している。左右の内側ヘッドレ
バー151a,151bの一端には、図示しない貫通孔
が形成され、この貫通孔には支軸133が挿入されてい
る。これにより、内側ヘッドレバー151a,151b
は支軸133に回動自在に取付けられる。尚、ピン25
1a,251bと貫通孔106a,106bの間には0
.1〜0.01mmの範囲で隙間を持たせており、ホル
ダ106と支軸133の間には微小な自由度がある。左
右の内側ヘッドレバー151a,151bの両脇には、
ワッシャ107a,107bを介して、左右の外側ヘッ
ドレバー151c,151dが配設されている。外側ヘ
ッドレバー151c,151dの一端には、コ字状に折
曲されたコ字部251c,251d、が形成されている
。そして、これらコ字部251c,251dに貫通孔が
形成され、この貫通孔に支軸133が挿入されることに
より、外側ヘッドレバー151c,151dは支軸13
3に回動自在に取付けられる。外側ヘッドレバー151
c,151dの他端にはレバー134が回動自在に取付
けられている。このレバー134は、図1に示すように
、駆動レバー135の一端に回転自在に取付けられ、こ
の駆動レバー135の他端には支軸136が固定した状
態で取付けられ、図示しないモータによってこの支軸1
36が駆動されることにより、サーマルヘッド132を
揺動するようになっている。
【0035】図3において、ホルダ106の上面の左右
にはインクシート色検出素子148,148がその発光
部及び受光部を上方に向けて設けられている。
【0036】図4において、左右の外側ヘッドレバー1
51c,151dには、背面プレート154がサーマル
ヘッド132の後方(図5参照)に配置するように取付
けてある。背面プレート154の左右には貫通孔154
a,154bが形成されている。貫通孔154a,15
4bの内面には雌ねじが形成され、貫通孔154a,5
4bには、ねじ108a,108bが螺入されている。 貫通孔154a,154bから突出したねじ108a,
108bの一端は、帽子状に形成された可動部材103
a,103bの開口部に挿入されている。可動部材10
3a,103bの開口部側には段部203a,203b
が設けれている。可動部材103a,103bはねじ1
08a,108bを調節することにより、背面プレート
154に対する位置(サーマルヘッド132に対する位
置)が調節できるようになっている。一方ホルダ106
の貫通孔154a,154bに対応する位置には、貫通
孔の縁部を起曲して形成したバネ受け206a,206
bが形成されている。可動部材103a,103bの段
部203a,203bとバネ受け206a,206bの
間にはばね155a,155bが介挿されている。
【0037】図6は図1のプリンタ装置の側面図である
【0038】左の軸受け163は、図6に示すように、
所定の部材をリング状に形成したものであり、リングの
中心の開孔部に支軸133が通されている。溝163a
(図4参照)は、軸受け163の外周壁に設けられてお
り、左の軸受け163は、この溝163aを用いて円周
方向に沿って切り欠き172aの上部と嵌合するように
なっている。
【0039】切り欠き172aは、上部が溝163aに
嵌合するように、半円状に形成され、この半円から下方
に向けて所定距離帯状に形成される。さらにその下方は
、切り欠き172aに溝163aが嵌合しやすくするた
めに下方に向かって所定角度広がってから軸受け163
の直径よりも広い帯状に形成されている。切り欠き17
2aに連通する切り欠き173aは、切り欠き172a
の下方の部分と同じ幅の帯状に形成されている。軸受け
163は、切り欠き173aを通って切り欠き72aに
嵌合できるようになっている。
【0040】左右のサイドフレーム171a,171b
(図1参照)の下方にねじどめされる支持プレート17
4の切り起こし部174aは、弾性変形する構造となっ
ている。そしてこの切り起こし部174aは、サイドフ
レーム171aの下部の切り欠き73aに挿入されて、
軸受け163を溝63aが切り欠き172aの上部と嵌
合する位置に、下方から支えることによって固定してい
る。
【0041】一方、図4において、介挿部材109は、
合成樹脂等をリング状に形成したものであり、リングの
中心の開孔部に支軸133が通されている。一方のサイ
ドフレーム171b(図1参照)には貫通孔が形成され
、この貫通孔に介挿部材109の開孔部から突出した支
軸133のが通されている。また、軸受け163と外側
ヘッドレバー151cの間には圧縮ばね110が介挿さ
れており、この圧縮ばね110によって、外側ヘッドレ
バー151dを介挿部材109に圧着することにより、
外側ヘッドレバー151dのがたつきを無くしている。
【0042】図7及び図8は上記ローラ181及びその
周辺の部材を示し、図7は分解斜視図、図8は側面図で
ある。
【0043】図7において、左側の内側ヘッドレバー1
51aの他端には前後(図7では上下)の貫通孔251
a,351aが形成されている。一方左側の保持部材1
02aは、く字状に形成され、一端の右側面にピン20
2aが立設され、このピン202aを貫通孔251aに
挿入することにより、保持部材102aが内側ヘッドレ
バー151aに回動可能に設けられる。保持部材102
a(図8参照)の中間部には扇状の貫通孔302aが形
成され、この扇状の貫通孔302aに左側のねじ402
aが挿入され、このねじ402aが貫通孔351aに螺
入されるようになっている。保持部材102aの他端に
は、貫通孔502aが形成されている。一方ローラ18
1の両端にはピン181a,ピン181bが形成され、
このピン181aが貫通孔502aに挿入されるように
なっている。この181aピンの先端には、図8に示す
ように、止め金182aが取付けられるようになってい
る。尚、左側の内側ヘッドレバー151b,保持部材1
02b,ねじ402b,止め金182bも右側の内側ヘ
ッドレバー151a,保持部材102a,ねじ402a
,止め金182aと同様になっている。
【0044】このような構成によれば、この保持部材1
02a,102bは、ねじ402a,402bを緩める
ことにより、図9の説明図に示す扇状の貫通孔302a
,302bによって規制される範囲で角度調整を行える
状態となる。この状態で保持部材102a,102bの
それぞれ個別に角度調整することにより、供給リール,
巻取リールに対しローラ181を極力平行になるように
してから、ねじ402a,402bを締めて保持部材1
02a,102bを固定する。これにより、供給リール
,巻取リールに対するローラ181の高い平行度を得る
ことができる。一方、可動部材103a,103bは、
ねじ108a,108bを調整することにより、背面プ
レート154に対する位置が調節でき、ばね155a,
155bのホルダ106に対する押圧力を左右個別に調
整できる。これにより、サーマルヘッド132の左右の
押圧力の差が縮小することができる。
【0045】尚、上記実施例では、可動部材を2つ設け
たが1つにしてもよい。また、保持部材102a,10
2bは両方とも角度調整可能になるように構成したが、
一方のみ角度調整可能となるようにしてもよい。保持部
材102a,102bは、ローラ181が平行になるよ
うに調整できるものであれば、角度調整のみならず、ス
ライドなどの別の位置調整方法が可能なものとして構成
してもよい。また、インクシートガイド部材としてはロ
ーラ181を用いたが、図11の従来例に示した金属板
を湾曲して形成したインクシートガイド部材9を用いて
も良い。
【0046】ここで、本実施例のプリンタ装置の全体構
成を第10図の概略側面図を用いて説明する。
【0047】第10図において、プリンタ装置の筐体1
20内の下方には複数枚の記録紙121を積層した状態
で収納可能な給紙ケース122が配設されている。この
給紙ケース122の上方には、印刷が終了した記録紙1
21が送り込まれる排紙ケース23が配設されている。 また、筐体120内には記録部124が設けられており
、記録部124は給紙ケース122から送られた記録紙
121に転写記録するようになっている。
【0048】記録紙121は給紙ローラ125によって
給紙ケース122から引出される。即ち、給紙ケース1
22上部には開口126が形成され、給紙ケース122
底部にはペーパーアッププレート115が設けられてい
る。記録紙121は、レバー116がペーパーアッププ
レート115を持ち上げることによって、開口126の
方向へ持ち上げられ、分離爪127によって上から一枚
ずつ分離される。そして給紙ローラ125により記録紙
121は開口126を介して記録部124に送給される
【0049】給紙ケース122から送給された記録紙1
21は、給紙ガイド128及び切換えガイド129相互
間に与えられ、プラテンローラ131側に案内されるよ
うになっている。給紙ケース122から略水平に搬送さ
れた記録紙121は、給紙ガイド128によって斜め上
方に向きが変えられる。給紙ガイド128のプラテンロ
ーラ131側先端部にはガイドローラ130が設けられ
ており、記録紙121を斜め上方に円滑にガイドするよ
うになっている。プラテンローラ131は、外周が弾性
体で形成された円筒形状であり、支軸119を中心とし
て回転自在である。プラテンローラ131にはボールベ
アリング等の軸受けが設けられており、記録紙121が
摺接した場合でも記録紙121の搬送の負荷にならない
ようになっている。
【0050】このプラテンローラ131に対向する位置
にサーマルヘッド132が配設されるようになっており
、サーマルヘッド132は、ヘッドレバー151に取付
けられている。ヘッドレバー151は、一端側が図示し
ないサイドフレームのプラテンローラ131の下方に設
けられた支軸133を中心にして回転自在となっており
、他端側がレバー134に回転自在に取付けられている
。このレバー134は、支軸135を中心として回転自
在な駆動レバー135に回転自在に取付けられ、図示し
ないモータによって駆動レバー135が回転駆動される
ことにより、サーマルヘッド132を揺動するようにな
っている。サーマルヘッド132とプラテンローラ13
1の間にはインクシート137が配設されている。イン
クシート137は、インクカセット138の2つのリー
ルに巻回され、両リール間の露呈した部分が、サーマル
ヘッド132の移動によってプラテンローラ131に押
圧されるようになっている。また、サーマルヘッド13
2は、記録紙121の供給時には、記録紙121の進行
方向に対して所定角度傾斜させた状態となるように設定
される。インクシート137には3色のインクがインク
シート137の進行方向に順次循環的に塗布されて、3
色の色帯を形成している。これら色帯の間には、色識別
のためのマークが設けられている。
【0051】プラテンローラ131の上方にはキャプス
タン139が回動自在に配設されている。キャプスタン
139は図示しないパルスモータ等により駆動されて、
一定のピッチで回転する。なお、キャプスタン139は
表面を比較的粗く構成して、記録紙121の記録面の裏
面との摩擦を大きくすることにより、記録紙121がず
れることを防止して色ずれの発生を防いでいる。
【0052】このキャプスタン139に対向する位置に
ピンチローラ140が支軸141を中心にして揺動自在
に配設されている。ピンチローラ140は外周が弾性体
で形成された円筒形状であり、軸142を中心として回
動自在である。ピンチローラ140にはボールベアリン
グ等の軸受けが設けられており、記録紙121が摺接し
た場合でも記録紙121の搬送の負荷にならないように
なっている。ピンチローラ140は、記録紙121の供
給時には図示しない直流モータ等によって支軸141を
中心に揺動してキャプスタン139から十分に離間し、
給紙ガイド128及びサーマルヘッド132によって上
方へガイドされた記録紙121をキャプスタン139と
の間に通過させる。また、ピンチローラ140は、記録
紙121を搬送する場合には、支軸141を中心にして
揺動してキャプスタン139の回転軸方向に移動し、記
録紙121をキャプスタン139との間に圧着するよう
になっている。
【0053】ピンチローラ140の上方及びキャプスタ
ン139の上方には、記録紙121を排紙ケース123
方向へ案内する排紙ガイド143,144が配設されて
いる。印刷が終了した記録紙121はこれら排紙ガイド
143,144に案内されて、排紙ローラ145及びピ
ンチローラ146相互間に与えられる。排紙ローラ14
5は図示しないパルスモータ等によって駆動され、記録
紙121を排紙ケース123内に送り込むようになって
いる。
【0054】尚、切換えガイド129は、軸117を中
心に揺動するようになっており、記録紙121がプラテ
ンローラ131側から巻き戻される場合は、記録紙12
1が切換えガイド129と上側リターンガイド118の
間に導かれるようになっている。給紙ケース122の開
口126の上方には下側リターンガイド155が設けら
れており、切換えガイド129と上側リターンガイド1
18の間に導かれた記録紙121をさらに、該下側リタ
ーンガイド155の上側に導くとともに、記録紙121
を給紙ケース122から記録側に供給する際に記録紙を
給紙ガイド128及び切換えガイド129相互間に導く
働きをしている。また、給紙ガイド128の下方には、
記録紙121の先端が搬送されたことを検出する記録紙
検出素子147が設けられている。記録紙検出素子14
7は、発光部と受光部から構成され、記録紙が所定位置
に到達したことを検出して、インクシート137を巻き
取るための制御信号を出力する。サーマルヘッド132
には、インクシート色検出素子148が設けられている
。このインクシート色検出素子148は、発光部と受光
部から構成され、反射板149に対向して設けてあり、
インクシート137の巻取り時に光をインクシート13
7を介して照射して反射板に反射させ、反射した光をイ
ンクシート137を介して受光し、インクシート137
の色識別マークを検出すると、インクシート137の巻
き取りを停止する信号を出力するようになっている。排
紙ガイド143の上側及び排紙ガイド144の下側には
それぞれ記録紙検出素子156の発光部156a,受光
部156bが設けられている。記録紙検出素子156は
、記録紙121の先端が排紙ガイド143,144まで
搬送されたことを検出すると、給紙ローラ125を停止
させるとともに、キャプスタン139及びピンチローラ
140に記録紙121を挾ませる信号を出力するように
している。排紙ガイド144の排紙ケース123側の下
方には、記録紙121の後端が搬送されたことを検出す
る記録紙検出素子150が設けられている。記録紙検出
素子150は、発光部と受光部から構成され、排出時に
記録紙121の後端を検出し、次の記録紙121の印刷
の準備を開始する信号を出力するようになっている。
【0055】このようなプリンタ装置の動作を説明する
と、記録紙121は、まず給紙ケース122内のレバー
116によって給紙ローラ125に押圧され、給紙ロー
ラ125の回転によって開口126から送出され、記録
部124に供給される。給紙ケース122から供給され
た記録紙121は給紙ガイド128及び切換えガイド1
29相互間に与えられ、プラテンローラ131側に案内
される。この時、サーマルヘッド132は、駆動レバー
135が回転駆動されることにより、プラテンローラ1
31に近接する位置に揺動する。そして、プラテンロー
ラ131とサーマルヘッド132の間を通って、記録紙
121は、キャプスタン139とピンチローラ140に
よって圧接挟持され、キャプスタン139とピンチロー
ラ140の回転によって、排紙ケース123側に搬送さ
れる。この後、検出素子156は、記録紙121の先端
を検出すると、図示しない外部回路に検出信号を与える
。これによって、サーマルヘッド132はインクシート
137と記録紙121をプラテンローラ131に対して
圧接挟持する。そして、記録紙121は、キャプスタン
139とピンチローラ140によって圧接挟持された状
態で、キャプスタン139,ピンチローラ140,14
6,排紙ローラ145の回動とともに移動し、信号電力
に応じた発熱体の発熱により一色目のインキが昇華して
画像が転写記録される。一色目の記録が終了すると、サ
ーマルヘッド132は駆動レバー135の回転によりプ
ラテンローラ131から離間され、この間に、キャプス
タン139,ピンチローラ140の回動により再度記録
開始位置に移動する。この場合、切換えガイド129は
軸117を中心に回動して、上側リターンガイド118
と切換えガイド129の間に記録紙121の後端を導く
。この後、第2色,第3色が記録される。第3色の記録
が終了するとサーマルヘッド132はプラテンローラ1
31から離間され、この間に、キャプスタン139,ピ
ンチローラ140の回動により記録紙121が排紙ケー
ス123側へ排出される。
【0056】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、供給
リール,巻取リールに対するインクシートガイド部材の
平行度を得るとともに、サーマルヘッドの左右の押圧力
の差を縮小することができるので、印刷画像の色ずれを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタ装置の一実施例を示す斜
視図。
【図2】図1のプリンタ装置の左右のサイドフレームを
取外した状態の背面図。
【図3】図1のプリンタ装置の左右のサイドフレームを
取外した状態の平面図。
【図4】図1のプリンタ装置の左右のサイドフレームを
取外した状態の底面から見た断面図。
【図5】図1のプリンタ装置の左右のサイドフレームを
取外した状態の側面図。
【図6】図1のプリンタ装置の側面図。
【図7】図1のプリンタ装置のローラ181及びその周
辺の部材の分解斜視図。
【図8】図1のプリンタ装置のローラ181及びその周
辺の部材の側面図。
【図9】図1のプリンタ装置のローラ181及びその周
辺の部材の動作を示す説明図。
【図10】図1のプリンタ装置の全体構成を示す概略側
面図。
【図11】従来のプリンタ装置を示す概略側面図。
【図12】他の従来のプリンタ装置を示す概略側面図。
【図13】もう一つの他の従来のプリンタ装置を示す斜
視図。
【図14】従来のプリンタ装置の傾きによるカラー印刷
時の色ずれの例を示す説明図。
【図15】従来のプリンタ装置における色ずれ量とイン
クシートガイド部材の傾きとの関係を示すグラフ。
【図16】従来のプリンタ装置における色ずれ量とサー
マルヘッドの左右の押圧力の差との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
101  プリンタ装置 131  プラテンローラ 132  サーマルヘッド 181  ローラ 102a,102b  保持部材 103a,103b  可動部材 155a,155b  ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  供給リールより供給され巻取リールに
    よって巻取られるインクシートを、サーマルヘッドと連
    動するインクシートガイド部材によってガイドするプリ
    ンタ装置において、前記インクシートガイド部材の一端
    及び他端をそれぞれ保持する第1及び第2の保持部材の
    うち少なくとも一方を前記サーマルヘッドに対して位置
    調整可能な状態で設けることを特徴とするプリンタ装置
  2. 【請求項2】  記録紙搬送方向に対して直交する方向
    に並べられた複数のばねを用いてサーマルヘッドをプラ
    テンローラの方向に押圧することにより、前記サーマル
    ヘッドと前記プラテンローラとの間に、供給リールより
    供給され巻取リールによって巻取られるインクシートと
    前記記録紙とを圧接挟持するプリンタ装置において、前
    記複数のばねのうち少なくとも1つの一端に前記サーマ
    ルヘッドに対して位置調整可能な可動部材を取付けるこ
    とを特徴とするプリンタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5612727A (en) * 1995-04-19 1997-03-18 Sharp Kabushiki Kaisha Printer with printhead pressure adjusting mechanism
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