JPH08274763A - 遅延時間測定装置 - Google Patents

遅延時間測定装置

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Publication number
JPH08274763A
JPH08274763A JP7100306A JP10030695A JPH08274763A JP H08274763 A JPH08274763 A JP H08274763A JP 7100306 A JP7100306 A JP 7100306A JP 10030695 A JP10030695 A JP 10030695A JP H08274763 A JPH08274763 A JP H08274763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
delay time
measurement
measuring
time measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP7100306A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Otoshi
賢治 大利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
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Publication of JPH08274763A publication Critical patent/JPH08274763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビットエラー測定と同時に遅延時間測定も行
うことができる遅延時間測定装置を提供する。 【構成】 送信側のPRBSパターン発生器1と受信側
のPRBSパターン測定器2にそれぞれANDゲート3
・4を付加し、ANDゲート3・4から出力される測定
開始信号3aと測定停止信号4aとの位相差を時間測定
回路5により測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遅延時間測定装置につ
いてのものであり、特に、デジタル通信網やデジタル通
信装置におけるPRBSパターンによる遅延時間測定装
置についてのものである。
【0002】
【従来の技術】まず、図7により、デジタル通信網やデ
ジタル通信装置を測定器によって遅延時間測定を行う場
合の一例を説明する。図7において、装置51は装置5
3を経由してデジタル通信網56に、また装置52は装
置54を経由してデジタル通信網56にそれぞれ接続さ
れている。そして、装置51と装置52間のデジタル信
号の遅延時間を測定する場合には、装置51の代わりに
装置53に測定器55を接続し、また装置54には装置
52を接続せずにデジタル通信網56へ折り返す測定形
態としている。
【0003】つぎに、従来の遅延時間測定装置を図6に
示す。ここで、遅延時間を測定するためのパターンは連
続する1の中に0を8ビット挿入するもので、フリップ
フロップ11から出力される。フリップフロップ11は
通常1を出力しているが、トリガ信号が与えられると0
を出力する。カウンタ12は、フリップフロップ11の
出力を監視しており、フリップフロップ11から0が出
力されることによって動作を開始し、送信クロックをカ
ウントする。そして、8クロック目にカウンタ12から
プリセット信号が出力され、フリップフロップ11から
はまた1が出力される。この時、時間測定回路13は時
間カウントを開始する。
【0004】こうして出力された連続する1の中の0が
8ビットのパターンは、測定器55からデジタル通信網
56へと出力され、また装置54で折り返されて測定器
55の受信側へと戻ってくる。戻ってきた受信パターン
は、シフトレジスタ14に入力され、シフトレジスタ1
4からは常に受信パターンの最も新しい8ビットが出力
される。
【0005】シフトレジスタ14から出力された受信パ
ターンは、8入力のOR回路15に入力される。そし
て、0が8ビットそろった場合に、OR回路15からは
検出信号15aが出力される。検出信号15aが時間測
定回路13に入力されると、時間カウントを停止し測定
値を保持する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すような構成
では、通常は測定器においてPRBSパターンまたは8
ビットの固定パターンによってビットエラー測定を行
い、デジタル信号が導通しているかどうかのパス試験ま
たはビットエラー率による品質試験を行っている。とこ
ろが、遅延時間測定を行う場合には、特別な遅延時間測
定パターンを使用することから、パス試験や品質試験と
は別途で遅延時間測定を行う必要がある。
【0007】また遅延時間測定をする際に、送信側から
出力されたパターンがどこかで折り返されて受信側に戻
ってくること、そしてそのパターンのエラー率が低いこ
とが条件としているため、あらかじめランダムパターン
等によりビットエラー測定をする必要がある。また、従
来の測定パターンの場合、連続する1の中に挿入した8
ビットの0に1ビットでも誤りがあるとその挿入したパ
ターンによる測定ができなくなるという問題もある。
【0008】この発明は、ビットエラー測定と同時に遅
延時間測定も行う遅延時間測定装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、送信パターンを出力する送信パターン
発生器と、前記送信パターン発生器を構成する内部レジ
スタがすべて1になった場合に測定開始信号を出力する
第1のANDゲートと、受信パターンを受信するパター
ン測定器と、前記パターン測定器を構成する内部レジス
タがすべて1になった場合に測定停止信号を出力する第
2のANDゲートと、前記測定開始信号と前記測定停止
信号の位相差を計る時間測定回路とを備える。また、送
信パターンと受信パターンは、通常はPRBSパターン
が用いられる。
【0010】
【作用】送信側のパターン発生器と受信側のパターン測
定器にそれぞれANDゲートを設け、これらパターン発
生器やパターン測定器の内部レジスタがすべて1になっ
たことを検出して、送信側と受信側のパターンの位相差
を測定することにより、遅延時間を測定する。
【0011】この構成とすることで、ビットエラー測定
と遅延時間測定の切り替えを行う必要がなく、また遅延
時間測定中に発生した障害もビットエラー測定により監
視することができる。
【0012】
【実施例】つぎに、この発明の実施例の遅延時間測定装
置の構成を図1に示す。この遅延時間測定装置は、送信
パターンを発生するPRBSパターン発生器1、受信パ
ターンを受信するPRBSパターン測定器2、ANDゲ
ート3・4、時間測定回路5から構成される。
【0013】つぎに、パターン長が215−1の場合にお
けるPRBSパターン発生器1の構成例を図2に示し、
同じくPRBSパターン測定器2の構成例を図3にそれ
ぞれ示す。PRBSパターン発生器1の内部は、15ビ
ットのシフトレジスタ21と排他的ORゲート22とで
構成されており、発生したパターンをインバータ23で
反転して出力する。また排他的ORゲート22にはシフ
トレジスタ21の14段目と15段目が入力しており、
排他的ORゲート22の出力はシフトレジスタ21の1
段目に戻される。つぎに、排他的ORゲート22の真理
値表を表1に示す。
【0014】
【表1】 上記のシフトレジスタ21を送信クロックで動作させた
場合、215−1ビット長のPRBSパターンがインバー
タ23から出力される。なお、このPRBSパターン発
生器1から発生されるパターンは、215−1ビット長の
パターンであり、その一周期内の、どの15ビットをみ
ても同じパターンは存在しない。つまり1が15ビット
連続する場合も215−1ビット長の中で1回しかないと
いう特徴をもつ。
【0015】また、PRBSパターン測定器2も、上記
と同様な排他的ORゲート32やシフトレジスタ31な
どで構成されており、したがってPRBSパターンを発
生する機能は同様であるが、シフトレジスタ31の入力
をスイッチ33で切り替えて受信パターンを取り込むこ
とができるものである。そして、受信パターンを取り込
んだ後に排他的ORゲート32の出力に切り替えること
により、受信パターン35に同期したPRBSパターン
32aを発生することができる。そして発生したPRB
Sパターン32aと受信パターン35とを排他的ORゲ
ート34で比較することにより、パターン誤り34aを
検出する。
【0016】ANDゲート3は、PRBSパターン発生
器1の内部のレジスタ21がすべて1になった場合に測
定開始信号3aを出力するものである。またANDゲー
ト4は、PRBSパターン測定器2の内部のレジスタ3
1がすべて1になった場合に測定停止信号4aを出力す
るものである。
【0017】つぎに、時間測定回路5の構成例を図4に
示す。ここで、フリップフロップ41は通常はリセット
状態であり、フリップフロップ42とカウンタ43をそ
れぞれリセットしている。またフリップフロップ41
は、送信クロックで測定開始信号をサンプリングしてお
り、ハイレベルのパルスをサンプリングした場合には反
転出力からローレベルが出力されて自らをプリセット
し、また非反転出力がハイレベルに固定される。そし
て、この場合、カウンタ43がリセットを解除されて時
計クロックのカウントを開始する。なお、カウンタ43
は、最大測定時間を1秒間、時計クロックを1MHzと
すると20ビット必要である。また、フリップフロップ
41・42・45は、例えば、日立製作所の74HC7
4を使用することができる。
【0018】次に、1.5M高速デジタル回線の測定を
行う場合の例を説明する。図5に、1.5M高速デジタ
ル回線のフレーム構造を示した。すなわち、1フレーム
は125μS長でかつ193ビットで構成されている。
また先頭にはフレームビットと呼ばれるビットが1ビッ
トあり、その後に伝送したい情報を載せるビットが19
2ビットある。この情報を載せるビットは、タイムスロ
ット(以降TSという)と呼ばれる8ビット単位に分け
られ、1から24の番号が付けられている。
【0019】例えば、TS1をPRBSの215−1で測
定する場合は、PRBSパターンの1周期の時間Tは、
T=125[μs]×((215−1)/8)=512
[ms]となり、この時間が遅延時間測定周期となる。
そして、約512msごとにPRBSパターン発生器1
のシフトレジスタ21がすべて1になり、15入力のA
NDゲート3より測定開始信号3aにハイレベルが出力
される。
【0020】また、PRBSパターン発生器1から送信
されたパターンは受信側に戻ってきており、したがって
PRBSパターン測定器2はこの受信パターンに同期し
てPRBSパターンを発生している。また時間測定回路
5において、フリップフロップ42は受信クロックで測
定停止信号4aをサンプリングしており、512msに
1回、ハイレベルのパルスが入力されると、反転出力が
ローレベルに固定される。この反転出力は、フリップフ
ロップ45において時計クロックでサンプリングされて
出力される。
【0021】上記のフリップフロップ45の出力は、フ
リップフロップ41をリセットし、カウンタ43の出力
をフリップフロップ44でサンプリングする。フリップ
フロップ44は、カウンタ43と同じ20ビットで構成
され、またサンプリングされたカウント値が測定値とし
て用いられる。また、リセットされたフリップフロップ
41では、反転出力からハイレベルが出力され、これに
よりプリセットが解除されて、非反転出力からローレベ
ルが出力される。そしてこのローレベル信号がフリップ
フロップ42をリセットし、またフリップフロップ42
はその非反転出力からローレベルを出力する。このロー
レベルはフリップフロップ45において時計クロックで
サンプリングされて、フリップフロップ41のリセット
を解除する。これでもとの状態に戻り、フリップフロッ
プ41は次の測定開始信号にハイレベルが入力されるの
を待つ。
【0022】
【発明の効果】この発明の遅延時間測定装置によれば、
ビットエラー測定と同時に遅延時間測定を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の遅延時間測定装置の構成を
示した説明図である。
【図2】実施例におけるPRBSパターン発生器の構成
例を示した説明図である。
【図3】実施例におけるPRBSパターン測定器の構成
例を示した説明図である。
【図4】実施例における時間測定回路の構成例を示した
説明図である。
【図5】1.5M高速デジタル回線のフレーム構成の説
明図である。
【図6】従来の遅延時間測定装置の構成の説明図であ
る。
【図7】遅延時間測定を行う場合の説明図である。
【符号の説明】
1 PRBSパターン発生器 2 PRBSパターン測定器 3・4 ANDゲート 5・13 時間測定回路 11・41・42・44・45 フリップフロップ 12・43 カウンタ 14・21・31 シフトレジスタ 15 ORゲート 22・32・34 排他的ORゲート 23 インバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信パターンを出力する送信パターン発
    生器(1) と、 前記送信パターン発生器(1) を構成する内部レジスタが
    すべて1になった場合に測定開始信号(3a)を出力する第
    1のANDゲート(3) と、 受信パターンを受信するパターン測定器(2) と、 前記パターン測定器(2) を構成する内部レジスタがすべ
    て1になった場合に測定停止信号(4a)を出力する第2の
    ANDゲート(4) と、 前記測定開始信号(3a)と前記測定停止信号(4a)の位相差
    を計る時間測定回路(5) とを備えることを特徴とする遅
    延時間測定装置。
  2. 【請求項2】 前記送信パターンと前記受信パターンが
    PRBSパターンであることを特徴とする請求項1記載
    の遅延時間測定装置。
JP7100306A 1995-03-31 1995-03-31 遅延時間測定装置 Pending JPH08274763A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7100306A JPH08274763A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 遅延時間測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7100306A JPH08274763A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 遅延時間測定装置

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Publication Number Publication Date
JPH08274763A true JPH08274763A (ja) 1996-10-18

Family

ID=14270492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7100306A Pending JPH08274763A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 遅延時間測定装置

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JP (1) JPH08274763A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088912A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Hitachi, Ltd. データ再生回路とデータ再生方法
JP2016046748A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 日本放送協会 遅延時間測定装置、遅延時間測定システム及びプログラム
WO2020085022A1 (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 日本電信電話株式会社 通信装置及びレンジング方法

Cited By (3)

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JP2016046748A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 日本放送協会 遅延時間測定装置、遅延時間測定システム及びプログラム
WO2020085022A1 (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 日本電信電話株式会社 通信装置及びレンジング方法

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