JP3429844B2 - モード切り替えインタフェース回路 - Google Patents

モード切り替えインタフェース回路

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JP3429844B2
JP3429844B2 JP08461294A JP8461294A JP3429844B2 JP 3429844 B2 JP3429844 B2 JP 3429844B2 JP 08461294 A JP08461294 A JP 08461294A JP 8461294 A JP8461294 A JP 8461294A JP 3429844 B2 JP3429844 B2 JP 3429844B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、伝送装置におけるユニ
ットごとのパッケージ上のLSI間のインターフェース回
路に関する。 【0002】 【従来の技術】伝送装置においては、データ伝送の同期
をとるために、パッケージ上のLSI間のインタフェース
には、データ伝送の開始を示すイネーブル信号等の状態
信号と、データ転送用のクロック信号とを使用してい
た。このとき、イネーブル信号がクロック信号に同期す
る同期モードを使用する場合と、イネーブル信号がクロ
ック信号に同期しない非同期モードを使用する場合とが
あった。 【0003】また、汎用的なCPUの周辺LSIにおいても、
CPUと直結するためのシリアルインタフェースを有して
いた。一般的には、このインタフェースはデータ伝送の
同期をとるために、イネーブル信号とバーストクロック
を使用していた。 【0004】しかしながら従来使用しているインタフェ
ース回路では、対応できるインタフェースのモードは同
期か非同期かのどちらかに限定されており、両モードに
対応することはできなかった。このため、パッケージ上
に同期モード、および非同期モードのLSIが混在してい
る場合には、それぞれのモードに対応するインターフェ
ース回路が必要となっていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点を解決するためになされたもので、同期モードと
非同期モードの両モードに対応することのできるインタ
ーフェース回路を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明では、第1のR-S
フリップフロップと第1のDフリップフロップからな
り、トリガ信号を入力にもち、クロックが供給される同
期回路と、前記同期回路の出力と前記トリガ信号とを入
力にもち、第2のDフリップフロップの出力が供給され
る選択手段と、データ転送の終了を知らせる第1の転送
終了信号および前記選択手段の出力を入力にもつ第2の
R-Sフリップフロップとを有し、前記第2のDフリップフ
ロップは前記第2のR-Sフリップフロップの出力および
前記クロックを入力にもつことを特徴とする。 【0007】 【0008】 【作用】同期回路において、クロックに非同期のトリガ
信号から、クロックに同期したトリガ信号が生成され
る。セレクタには、クロックに非同期のトリガ信号と、
クロックに同期したトリガ信号とが入力される。さら
に、セレクタにはインタフェース回路のモードに従っ
て、モード選択信号が供給される。インタフェース回路
のモードが同期モードのとき、セレクタからはクロック
に同期したトリガ信号が出力され、イネーブル信号を出
力するタイミングに使用される。インタフェース回路の
モードが非同期モードのとき、セレクタからはクロック
に非同期のトリガ信号が出力され、イネーブル信号を出
力するタイミングに使用される。 【0009】 【実施例】図1は発明の第1の実施例を示すインタフェ
ース回路である。本発明のインタフェース回路は、R-S
フリップフロップ1、セレクタ2、および同期回路3よ
りなる。さらに同期回路3はR-Sフリップフロップ4とD
フリップフロップ5で構成されている。なお、同期回路
3は図1中に点線で囲んで示されている。 【0010】ディスエーブル信号Hの入力は、R-Sフリッ
プフロップ1のR端子に接続される。イネーブルトリガ
信号Cの入力は、同期回路3内のR-Sフリップフロップ4
のS端子に接続されるとともに、セレクタ2の0端子に
接続される。R-Sフリップフロップ4の出力信号Dは、同
期回路3内のDフリップフロップ5のD端子に接続され
る。さらにDフリップフロップ5の出力信号Eは、セレク
タ2の1端子、およびR-Sフリップフロップ4のR端子に
接続される。 【0011】同期用のクロック信号Aの入力は、Dフリッ
プフロップ5のC端子に接続される。さらに、モード選
択信号Bがセレクタ2に入力される。セレクタ2の出力
信号FはR-Sフリップフロップ1のS端子に接続される。R
-Sフリップフロップ1の反転出力にイネーブル信号Gが
得られる。 【0012】図2は本発明の第1の実施例のタイミング
チャートである。図2を参照して第1の実施例の動作を
説明する。なお、このタイミングチャートでは、信号の
遅れは考慮していない。実際の回路動作では遅れが生
じ、各信号のタイミングにはずれが生じている。第2の
実施例以降も同様である。 【0013】まず、イネーブルトリガ信号Cがインター
フェース回路に与えられる。イネーブルトリガ信号Cは
クロック信号Aに非同期の信号である。Hレベルのイネー
ブルトリガ信号CがR-Sフリップフロップ4のS端子に入
力されると、R-Sフリップフロップ4の出力信号DはHレ
ベルとなる。Hレベルの信号DがDフリップフロップ5のD
端子に入力されると、Dフリップフロップ5の出力信号E
は、次のクロック信号Aの立ち上がりでHレベルになる。
Hレベルの信号EがR-Sフリップフロップ4のR端子に入力
されると、R-Sフリップフロップ4の出力信号DはLレベ
ルとなる。Lレベルの信号DがDフリップフロップ5に入
力されるので、次のクロック信号Aの立ち上がりで、Dフ
リップフロップ5の出力信号EはLレベルになる。このよ
うに、信号EはクロックAに同期して出力される。つま
り、同期回路3にクロック信号Aに非同期のトリガ信号
を与えると、同期回路3の出力にはクロック信号Aに同
期したトリガ信号Eが得られることになる。 【0014】セレクタ2の0端子の入力には、クロック
信号Aに非同期のイネーブルトリガ信号Cが与えられる。
セレクタ2の1端子の入力には、クロック信号Aに同期
したトリガ信号Eが与えられる。さらに、セレクタ2に
はモード選択信号Bが与えられる。このモード選択信号B
は、例えば、図示しないスイッチ等により、インタフェ
ース回路のモードに応じて、非同期モードの時にはLレ
ベルの信号が、同期モードの時はHレベルの信号が与え
られるものである。このセレクタ2の出力には、モード
選択信号BがLレベルのとき、0端子からの入力信号の波
形が現われ、モード選択信号BがHレベルのとき、1端子
からの入力信号の波形が現れる。 【0015】図2のタイミングチャートにおいて、最初
はモード選択信号BがLレベルであるときを説明する。モ
ード選択信号BがLレベルであるので、セレクタ2の出力
信号Fには、0端子からの入力であるクロックAに非同期
のトリガ信号Cの波形が現れる。Hレベルの信号FがR-Sフ
リップフロップ1のS端子に入力されると、R-Sフリップ
フロップ1の反転出力であるイネーブル信号GはLレベル
になる。 【0016】インタフェース回路では、一般的にイネー
ブル信号Gはローアクティブで使用されることが多いた
め、反転信号を出力している。イネーブル信号GがLレベ
ルのとき、このインタフェース回路はイネーブル状態で
ある。インタフェース回路がイネーブル状態であると
き、データ転送が可能な状態であり、データ転送が許可
され、クロックにしたがってデータが転送される。 【0017】本発明の実施例では、8ビットのデータ転
送を行なっている。インタフェース回路がイネーブル状
態のときのクロックが転送に有効であるので、イネーブ
ル状態でのクロックを図示しないカウンタ等でカウント
する。このカウント値が所定の値に達すると、8ビット
のデータ転送が完了したとして、連動してディスエーブ
ル信号HにHレベルの信号が入力される。ディスエーブル
信号Hはデータ転送の終了を知らせる信号であり、デー
タ転送が行なわれる間はLレベルで、終了するときにHレ
ベルの信号が入力される。図2のタイミングチャートで
は、データの転送が終了し、R-Sフリップフロップ1のR
端子にHレベルのディスエーブル信号Hが入力されると、
R-Sフリップフロップ1の反転出力であるイネーブル信
号GはHレベルになり、このインタフェース回路はディス
エーブル状態となる。インタフェース回路がディスエー
ブル状態のときは、データの転送は行なわれない。 【0018】次に、図2のタイミングチャートの後半に
示される、モード選択信号BがHレベルのときの動作を説
明する。モード選択信号BがHレベルなので、セレクタ2
の出力信号Fには、1端子からの入力であるクロックAに
同期したトリガ信号Eの波形が現れる。Hレベルの信号F
がR-Sフリップフロップ1のS端子に入力されると、R-S
フリップフロップ1の反転出力であるイネーブル信号G
はLレベルとなり、このインタフェース回路はイネーブ
ル状態となる。 【0019】さらに、前述のように、インタフェース回
路がイネーブル状態のときのクロックを図示しないカウ
ンタ等でカウントし、データ転送が完了すると、ディス
エーブル信号HにHレベルの信号が入力される。Hレベル
の信号Hが、R-SフリップフロップのR端子に与えられる
と、イネーブル信号GはHレベルになり、このインタフェ
ース回路はディスエーブル状態になる。 【0020】以上説明したように、第1の実施例のよう
にインターフェース回路にセレクタを設け、セレクタに
非同期のトリガ信号と同期のトリガ信号と、モード選択
信号とを供給することにより、インタフェース回路の同
期モードと非同期モードを選択でき、一つのインターフ
ェース回路で両モードに対応できる。 【0021】図3は本発明の第2の実施例を示すインタ
ーフェース回路である。第2の実施例のインタフェース
回路は、R-Sフリップフロップ11および12、ANDゲー
ト13および14、セレクタ15および同期回路16か
らなる。さらに、同期回路16はR-Sフリップフロップ
17およびDフリップフロップ18より構成される。 【0022】アウトプット側ディスエーブル信号NはR-S
フリップフロップ11のR端子に接続される。アウトプ
ット側イネーブル信号KはANDゲート13に接続される。
インプット側ディスエーブル信号JはR-Sフリップフロッ
プ12のR端子に接続される。インプット側イネーブル
信号GはANDゲート14に接続される。なお、アウトプッ
ト側、インプット側の区別は、インタフェース回路での
入出力を示すものではない。インタフェース回路は各LS
I上に設けられているものであり、LSI間のデータの転送
はインタフェース回路を介して行なわれる。第2の実施
例ではLSI間の両方向のデータ転送に対応できるインタ
フェース回路を考えている。第2の実施例のインタフェ
ース回路を設けたLSIから、他のLSIにデータ転送される
際に使用するイネーブル信号を生成する側を、ここでは
便宜上アウトプット側と呼ぶ。また、他のLSIから第2
の実施例のインタフェース回路を設けたLSIにデータ転
送される際に使用するイネーブル信号を生成する側をイ
ンプット側と呼ぶ。 【0023】イネーブルトリガ信号Cの入力は、同期回
路16内のR-Sフリップフロップ17のS端子に接続され
るとともに、セレクタ15の0端子に接続される。R-S
フリップフロップ17の出力信号Oは、同期回路16内
のDフリップフロップ18のD端子に接続される。さら
に、Dフリップフロップ18の出力信号Eは、セレクタ1
5の1端子およびR-Sフリップフロップ17のR端子に接
続される。クロック信号Aの入力は、Dフリップフロップ
18のC端子に接続される。モード選択信号Bはセレクタ
15に接続される。 【0024】セレクタ15の出力信号Fは、ANDゲート1
3およびANDゲート14に接続される。ANDゲート13の
出力信号LはR-Sフリップフロップ11のS端子に接続さ
れる。R-Sフリップフロップ11の反転出力にアウトプ
ットイネーブル信号Mが得られる。ANDゲート14の出力
信号HはR-Sフリップフロップ12のS端子に接続され
る。R-Sフリップフロップ12の反転出力にインプット
イネーブル信号Iが得られる。 【0025】図4に第2の実施例のタイミングチャート
を示す。図4を参照して第2の実施例の動作を説明す
る。同期回路16において、クロック信号Aとクロック
信号Aに非同期のイネーブルトリガ信号Cの入力により、
クロックAに同期したトリガ信号Eを出力する動作は第1
の実施例と同様である。さらに、セレクタ15におい
て、モード選択信号Bの入力により、セレクタ15の出
力が決定される動作は第1の実施例と同様である。 【0026】図4のタイミングチャートで、モード選択
信号BがHレベルのときの説明をする。モード選択信号B
がHレベルなので、セレクタ15の出力信号Hにはクロッ
クAに同期したトリガ信号Eの波形が現れる。 【0027】インプット側では、データ転送をする知ら
せであるインプット側イネーブル信号GはHレベルで固定
している。このため、セレクタ15の出力信号Fとイン
プット側イネーブル信号GがANDゲート14に入力され、
論理積をとると、ANDゲート14の出力信号Hには信号F
の波形が現れる。R-Sフリップフロップ12のS端子にH
レベルの信号Hが入力されると、R-Sフリップフロップ1
2の反転出力にLレベルのインプットイネーブル信号Iが
得られ、インタフェース回路はイネーブル状態となる。
このようにインプット側イネーブル信号GがHレベルのと
き、すなわちインタフェース回路がインプット側でのデ
ータ転送をする旨の知らせを受けたときには、インタフ
ェース回路のインプット側はイネーブル状態となり、イ
ンプット側でのデータ転送が可能となる。 【0028】第1の実施例と同様に、イネーブル状態で
はデータが転送される。イネーブル状態でのクロックを
カウントし、データ転送が終了したら、インプット側デ
ィスエーブル信号JがHレベルとなる。これがR-Sフリッ
プフロップ12のR端子に入力されると、R-Sフリップフ
ロップ12の反転出力であるインプットイネーブル信号
IはHレベルとなり、インタフェース回路のインプット側
はディスエーブル状態となる。再び、イネーブルトリガ
信号CにHレベルの信号が与えられると、同様な動作で、
インプットイネーブル信号IはLレベルとなり、インタフ
ェース回路のインプット側はイネーブル状態となる。 【0029】一方、アウトプット側では、まずデータ転
送をする知らせであるアウトプット側イネーブル信号K
がHレベルである。セレクタ15の出力の信号Fとアウト
プット側イネーブル信号KがANDゲート13に入力され、
論理積をとると、ANDゲートの出力信号Lには信号Fの波
形が現れる。R-Sフリップフロップ11のS端子にHレベ
ルの信号Lが入力されると、R-Sフリップフロップ11の
反転出力のアウトプットイネーブル信号MはLレベルとな
り、インタフェース回路のアウトプット側はイネーブル
状態となる。このように、アウトプット側イネーブル信
号KがHレベルのとき、すなわちインタフェース回路がア
ウトプット側でのデータ転送をする旨の知らせを受けた
ときには、インタフェース回路のアウトプット側はイネ
ーブル状態となり、アウトプット側でのデータ転送が可
能となる。データ転送が終了すると、アウトプット側デ
ィスエーブル信号にHレベルの信号が入力され、アウト
プットイネーブル信号MはHレベルになる。 【0030】図4のタイミングチャートにおいて、後半
はアウトプット側イネーブル信号KがLレベルである。ア
ウトプット側イネーブル信号KがLレベルの時には、信号
FがHレベルであるかLレベルであるかにかかわらず、AND
ゲート13の出力信号Lは常にLレベルとなる。R-Sフリ
ップフロップ11のS端子の入力である信号Lが常にLレ
ベルになるので、アウトプットイネーブル信号Mはいっ
たんHレベルでになると、Hレベルのままである。アウト
プットイネーブル信号MがHレベルのとき、インタフェー
ス回路のアウトプット側はディスエーブル状態である。
このように、アウトプット側イネーブル信号KがLレベル
のとき、すなわちインタフェース回路がアウトプット側
でのデータ転送をする旨の知らせを受けていないときに
は、インタフェース回路のアウトプット側はディスエー
ブル状態となり、アウトプット側ではデータは転送され
ない。 【0031】なお、第2の実施例では、図4のタイミン
グチャートの前半は、インタフェース回路はインプット
側もアウトプット側もイネーブル状態でデータ転送さ
れ、後半はインプット側のみイネーブル状態でデータ転
送される。データ転送する知らせであるイネーブル信号
の入力により、アウトプット側のみデータ転送すること
も可能である。さらに、第2の実施例では、モード選択
信号BがHレベルのときのみ説明したが、モード選択信号
BがLレベルのときも同様である。 【0032】このように、第2の実施例のようなインタ
フェース回路では、インタフェース回路が同期モードで
も非同期モードでも対応でき、さらに、LSI間で両方向
にデータを転送する場合と、一方向にのみ転送する場合
とに対応できる。また、ディスエーブル信号およびイネ
ーブル信号の入力、ANDゲートおよびR-Sフリップフロッ
プの組み合わせを増設すれば、さらに多くの場合に対応
できる。 【0033】図5に本発明の第3の実施例のインタフェ
ース回路を示す。第3の実施例のインタフェース回路
は、R-Sフリップフロップ21、セレクタ22、同期回
路23、およびDフリップフロップ26からなる。さら
に同期回路23は、R-Sフリップフロップ24およびDフ
リップフロップ25より構成される。 【0034】ディスエーブル信号Hの入力は、R-Sフリッ
プフロップ21のR端子に接続される。イネーブルトリ
ガ信号Cの入力は、同期回路23内のR-Sフリップフロッ
プ24のS端子に接続されるとともに、セレクタ22の
0端子に接続される。R-Sフリップフロップ24の出力
信号Dは同期回路23内のDフリップフロップ25のD端
子に接続される。さらに、Dフリップフロップ25の出
力信号Eはセレクタ22の1端子、およびR-Sフリップフ
ロップ24のR端子に接続される。 【0035】クロック信号Aの入力はDフリップフロップ
25のC端子に接続されるとともに、Dフリップフロップ
26のC端子に接続される。Dフリップフロップ26の出
力信号Bはセレクタ22に接続される。セレクタ22の
出力信号Fは、R-Sフリップフロップ21のS端子に接続
される。R-Sフリップフロップ21の反転出力にイネー
ブル信号Gが得られ、このイネーブル信号GがさらにDフ
リップフロップ26のD端子に接続される。 【0036】図6は第3の実施例のタイミングチャート
である。図6を参照して第3の実施例の動作を説明す
る。同期回路23において、クロック信号AとクロックA
に非同期のイネーブルトリガ信号Cの入力により、クロ
ックAに同期したトリガ信号Eを出力する動作は第1の実
施例と同様である。さらに、セレクタ22において、信
号Bの入力により、セレクタ22の出力が決定される動
作は第1の実施例と同様である。 【0037】Dフリップフロップ26の出力である信号B
は、モード選択信号として動作する。信号BはDフリップ
フロップのD端子にHレベルの信号が入力され、さらにク
ロックAの立ち上がりがあるときにHレベルとなるので、
はじめはLレベルである。信号BがLレベルなので、セレ
クタ22の出力信号Fにはクロック信号Aに非同期のイネ
ーブルトリガ信号Cの波形が現れる。Hレベルの信号FがR
-Sフリップフロップ21のS端子に入力されると、R-Sフ
リップフロップ21の反転出力のイネーブル信号GはLレ
ベルとなり、インタフェース回路はイネーブル状態とな
る。非同期モードでは、クロック信号Aはインタフェー
ス回路がイネーブル状態の時だけ立ち上がりをもつの
で、Dフリップフロップ26の出力であるモード選択信
号BはLレベルとなる。 【0038】第1の実施例で説明したように、インタフ
ェース回路がイネーブル状態のときのクロックをカウン
トし、データ転送が完了すると、ディスエーブル信号H
にHレベルの信号が入力される。R-Sフリップフロップ2
1のR端子にHレベルの信号Hが入力されるので、R-Sフリ
ップフロップ21の出力であるイネーブル信号GはHレベ
ルとなり、インタフェース回路はディスエーブル状態と
なる。 【0039】イネーブル信号GがLレベルからHレベルに
変化して、クロック信号Aの立ち上がりがあると、Dフリ
ップフロップ26の出力であるモード選択信号Bは、Lレ
ベルからHレベルに変化する。モード選択信号BがHレベ
ルのとき、セレクタ22の出力信号Fには、クロックAに
同期するトリガ信号Eの波形が現れる。Hレベルの信号F
がR-Sフリップフロップ21のS端子に入力されると、R-
Sフリップフロップ21の反転出力であるイネーブル信
号GはLレベルとなり、インタフェース回路はイネーブル
状態となる。イネーブル信号GがLレベルになると、Dフ
リップフロップ26の出力のモード選択信号Bは、次の
クロック信号Aの立ち上がりでLレベルになる。このよう
に同期モードのときにも信号BがLレベルになるので、雑
音等の入力により信号BがHレベルになっても、同期モー
ド、非同期モードの両モードに対応できる。 【0040】さらに、前述のようにインタフェース回路
がイネーブル状態のときのクロックをカウントし、デー
タ転送が完了すると、ディスエーブル信号HにHレベルの
信号が入力される。この信号HがR-Sフリップフロップ2
1のR端子に入力されるとイネーブル信号GはHレベルに
なり、インタフェース回路はディスエーブル状態にな
る。 【0041】以上説明したように第3の実施例のような
構成のインタフェース回路であると、Dフリップフロッ
プ26を設けたことにより、インタフェース回路のモー
ドを自動的に識別でき、同期モードにも非同期モードに
も対応できる。 【0042】図7は本発明の第4の実施例のインタフェ
ース回路である。第4の実施例のインタフェース回路
は、2つのR-Sフリップフロップ31および32、3つ
のANDゲート33、34および35、セレクタ36、同
期回路37、およびDフリップフロップ40からなる。
さらに同期回路37はR-Sフリップフロップ38およびD
フリップフロップ39から構成される。 【0043】アウトプット側ディスエーブル信号NはR-S
フリップフロップ31のR端子に接続される。アウトプ
ット側イネーブル信号KはANDゲート33に接続される。
インプット側ディスエーブル信号JはR-Sフリップフロッ
プ32のR端子に接続される。インプット側イネーブル
信号GはANDゲート34に接続される。アウトプット側、
インプット側の区別は第2の実施例に説明したとおりで
ある。 【0044】イネーブルトリガ信号Cの入力は、同期回
路37内のR-Sフリップフロップ38のS端子に接続され
るとともにセレクタ36の0端子に接続される。R-Sフ
リップフロップ38の出力信号Dは、同期回路37内のD
フリップフロップ39のD端子に接続される。Dフリップ
フロップ39の出力信号Eはセレクタ36の1端子およ
びR-Sフリップフロップ38のR端子に接続される。 【0045】クロック信号Aの入力はDフリップフロップ
39のC端子に接続されるとともに、Dフリップフロップ
40のC端子に接続される。Dフリップフロップ40の出
力信号Bはセレクタ36に接続される。セレクタ36の
出力信号Fは、ANDゲート33およびANDゲート34に接
続される。ANDゲート33の出力信号LはR-Sフリップフ
ロップ31のS端子に接続される。R-Sフリップフロップ
31の反転出力にアウトプットイネーブル信号Mが得ら
れ、さらに得られたアウトプットイネーブル信号MはAND
ゲート35に接続される。ANDゲート34の出力信号Hは
R-Sフリップフロップ32のS端子に接続される。R-Sフ
リップフロップ32の反転出力にインプットイネーブル
信号Iが得られ、さらに得られたインプットイネーブル
信号Iは、ANDゲート35に接続される。ANDゲート35
の出力信号Oは、Dフリップフロップ40のD端子に接続
される。 【0046】図8に第4の実施例のタイミングチャート
を示す。図8を参照して第4の実施例の動作を説明す
る。同期回路37において、クロック信号Aとクロック
信号Aに非同期のイネーブルトリガ信号Cの入力により、
クロック信号Aに同期したトリガ信号Eを出力する動作
は、第1の実施例と同様である。Dフリップフロップ4
0の出力信号Bはモード選択信号として動作し、セレク
タ36において、信号Bの入力により、セレクタ36の
出力が決定される動作は第1の実施例と同様である。 【0047】この実施例では、ANDゲート33で、セレ
クタの出力信号Fとアウトプット側イネーブル信号Kの論
理積をとり、アウトプットイネーブル信号Mの出力のタ
イミングに使用する。また、ANDゲート34で、信号Fと
インプット側イネーブル信号Gの論理積をとり、インプ
ットイネーブル信号Iのタイミングに使用する。 【0048】信号BはDフリップフロップ40のD端子にH
レベルの信号が入力され、さらにクロックAの立ち上が
りがあるときにHレベルとなるので、はじめはLレベルで
ある。信号BがLレベルなので、セレクタ36の出力信号
Fにはクロック信号Aに非同期のイネーブルトリガ信号C
の波形が現れる。また、アウトプット側イネーブル信号
Kもインプット側イネーブル信号GもHレベルであるの
で、ANDゲート33の出力の信号LおよびANDゲート34
の出力の信号Hには、それぞれ信号Fの波形が現れる。R-
Sフリップフロップ31およびR-Sフリップフロップ32
において、Lレベルのアウトプットイネーブル信号Mおよ
びインプットイネーブル信号Iが出力される動作は第2
の実施例と同様である。このとき、インタフェース回路
はアウトプット側もインプット側もイネーブル状態であ
る。 【0049】データ転送が終了すると、インタフェース
回路は、アウトプット側もインプット側もディスエーブ
ル状態になる。このとき、アウトプットイネーブル信号
Mおよびインプットイネーブル信号IはともにHレベルな
ので、ANDゲート35の出力信号OはHレベルとなる。Hレ
ベルの信号OがDフリップフロップ40に入力されると、
次のクロックの立ち上がりで、Dフリップフロップ40
の出力の信号BはHレベルになる。 【0050】図8のタイミングチャートの後半では、ア
ウトプット側イネーブル信号KはLレベル、インプット側
イネーブル信号はHレベルである。第2の実施例と同様
な動作で、Hレベルのアウトプットイネーブル信号Mおよ
びLレベルのインプットイネーブル信号Iが得られる。こ
のとき、インタフェース回路のインプット側はイネーブ
ル状態で、アウトプット側はディスエーブル状態であ
る。 【0051】アウトプットイネーブル信号Mまたはイン
プットイネーブル信号Iの少なくとも一方がLレベルであ
れば、ANDゲート35の出力の信号OはLレベルとなる。
このため、ANDゲート35で論理積をとることにより、
インタフェース回路のインプット側、アウトプット側の
どちらか一方でもイネーブル状態であれば、非同期モー
ドのときもインタフェース回路がイネーブル状態である
ことを認識できる。ここでは、インプットイネーブル信
号IがLレベルであるので、ANDゲート35の出力信号Oは
Lレベルとなる。Lレベルの信号Oが入力され、Dフリップ
フロップ40にクロック信号Aの立ち上がりがあると、D
フリップフロップ40の出力の信号BはLレベルとなる。 【0052】インプット側でのデータ転送が終了し、イ
ンプット側ディスエーブル信号JにHレベルの信号が入力
されると、R-Sフリップフロップ32の出力であるイン
プットイネーブル信号IはHレベルとなり、インタフェー
ス回路のインプット側はディスエーブル状態となる。ア
ウトプットイネーブル信号Mおよびインプットイネーブ
ル信号IがともにHレベルなので、ANDゲート35の出力
信号OはHレベルとなる。 【0053】このように、インタフェース回路が第4の
実施例のような構成であると、インタフェース回路が同
期モードでも非同期モードでも対応でき、さらにLSI間
で両方向にデータを転送する場合と、一方向のみデータ
を転送する場合とに対応できる。また、モードを識別す
る手段を設けているので、インタフェース回路の同期モ
ードと非同期モードを自動切り替えできる。 【0054】 【発明の効果】以上詳細にしたように、本発明のインタ
フェース回路によれば、同期モードと非同期モードの切
り替えを行なうことができるので、両モードに対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例のインタフェース回路 【図2】第1の実施例のタイミングチャート 【図3】第2の実施例のインタフェース回路 【図4】第2の実施例のタイミングチャート 【図5】第3の実施例のインタフェース回路 【図6】第3の実施例のタイミングチャート 【図7】第4の実施例のインタフェース回路 【図8】第4の実施例のタイミングチャート 【符号の説明】 1、4、11、12、17、21、24、31、32、
38 R-Sフリップフロップ 2、15、22、36 セレクタ 3、16、23、37 同期回路 5、18、25、26、39、40 Dフリップフロ
ップ 13、14、33、34、35 ANDゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 25/40 H04L 12/00 H04L 29/00 H04J 3/00 H04L 7/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1のR-Sフリップフロップと第1のDフ
    リップフロップからなり、トリガ信号を入力にもち、ク
    ロックが供給される同期回路と、 前記同期回路の出力と前記トリガ信号とを入力にもち、
    第2のDフリップフロップの出力が供給される選択手段
    と、 データ転送の終了を知らせる第1の転送終了信号および
    前記選択手段の出力を入力にもつ第2のR-Sフリップフ
    ロップとを有し、 前記第2のDフリップフロップは前記第2のR-Sフリップ
    フロップの出力および前記クロックを入力にもつことを
    特徴とするモード切り替えインタフェース回路。
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